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2008年04月 アーカイブ

2008年04月05日

08/04/05 THE DISHWASHERS稽古場レポ@ベニサンピット

2008年4月5日(土) 13:00
SHOW BIZ PLANNING PRODUCE Vol.2
THE DISHWASHERS 皿洗い稼業
ベニサンピット

客席に座っての第一声。「うわっほんとに洗い場だ」と。

ロッカー、トイレ、休憩コーナー、
上の高級レストラン(本当に上に高級レストランがあるように感じます)、
そこからエレベータみたいな装置で降りてくる皿達、
そして洗い場。洗い場のまわりをはじめ、セット内に皿多数。
(合計何枚くらいのお皿があるんだろう。。)
ロッカーやトイレは、その中の空間が派手派手だったり
いろんなものが貼ってあったりして面白いです。

そう、この舞台、高級レストランの下の皿洗い場が舞台なのです。
幸せ、生きがい、価値観、夢、背負ってるもの、考え方などなど、
洗い場で働く5人それぞれの人間模様が、セリフや行動を通して
じーんと伝わってきます。

観ていて、共感するシーンや、逆にその行動はどうかなぁと思っていたら
1幕と2幕で受ける印象が違ってきたり。。。
コメディタッチではなく、メッセージ性の強い感じの舞台に思えました。
でも決して重いという感じではなく(軽いとい感じでもない)、
舞台上の人物達にすっと感情移入して観れる感じです。
そして観終わって、観てる自分自身の夢や生きがいって何かな
なんてことを改めて考えたくなりました
(もしくは誰かと一緒に観てたら、一緒に話したくなる感じ)。

展開も1幕後半からぐっと展開しますが、それ以上に、
登場人物の描かれ方に、いろいろ感じることが多いっ。

新人皿洗いのエメット!
ザコンボイショウ瀬下尚人さん。
思ったことをストレートに口に出して行動に移して、まさに”アクティブ”。
そして、ほんとにそういう過去を歩んできたように感じられるのがさすが!

対象的なのが、この洗い場を切り盛りする役ドレッスラー(田口守さん)。
洗い場を”責任”もって守り、頑固そうな中にやさしさが感じられるドレッスラー。
ふっと見せる背中がため息が、これまた伝わってきます。

老人モス(下馬二五七さん)。
あぁ、モス、あともう少しで。。。ねぇ。。
続けていれば、夢を追っていれば。。。
モスはそのお金で何したんだろうなぁ。。と考えてしまいました。

二幕に登場するバローズ役の三浦孝太さん。
最近どこかで。。と思っていたら、カリフォルニア物語に出てはりましたね!
ドレッスラーとエメットのやりとりと
ドレッスラーとバローズのやりとりの対比も面白いです。

また、通し稽古後、竹邑類さんと出演者の方の話し合いもみてて面白くて、
例えばセットの奥で、二幕ラスト、エメットが階段を上に上がっていく際の
靴音の変化は、変えた後、ほんとに上に登って行くように聴こえました!

出演者4名の方、そして演出の竹邑類さん、から動画メッセージをいただいてます。
ぜひご覧下さい!
竹邑類さんは、先日の宝塚雪組公演「君を愛してる」の振付を担当したりもされてます。

それにしても舞台上の出演者の方のイメージと、こうして直で休憩時間にお話させて
いただく時のイメージってほんとに全然違って新鮮で楽しい!
皆さんも、ぜひ観劇した後に、この動画メッセージ再度見てみて下さいませ♪

 瀬下尚人(せしもなおとさん。THE CONVOY SHOW)さん動画メッセージ
(私の名前を何度も呼んでくださいまして・・撮影しながらすごくうれしかったです 笑)

 田口守さん(新派)動画メッセージ

 三浦孝太さん動画メッセージ

 下馬二五七さん(ザ・スーパーカムパニィ)動画メッセージ

 竹邑類さん(演出)動画メッセージ

 稽古場特別映像
(最後のシーンは、1幕が終わった後のふっと緩んだ役者さん達の表情です♪)

それにしても
先日、TPTの舞台で見たステージとは同じ劇場とは思えないこのセット配置。
すごいですねーベニサンピット。

公演は4月9日から13日まで。ベニサンピット(森下・両国)にて。
作:モーリス・パニッチ 翻訳:吉原豊司 演出:竹邑類
チケットは何枚かでしたらおけぴからご提供できますのでプレイガイドで買えない場合は こちらまでお問い合わせ下さい

p.s. 舞台下手脇にある「え列」の4席。この客席は
   めちゃめちゃ舞台に近いです。熱湯噴射機の噴射や
   お皿の破片が飛んできそう!え列からみた舞台がこちら↓

2008年04月06日

08/04/06 赤と黒@日本青年館

2008年4月6日(日) 15:00
宝塚歌劇団星組 東京特別公演
赤と黒
1階J列41番@日本青年館

公演期間終了直前、前楽、滑り込みで観て参りました。

ジュリアン・ソレル、安蘭けいさん、
美しい。まーさーに美少年。足細い!
エリザやレナール夫人が出会った時の反応、うん、わかります。
(本当の心の声とは別の、つまり演じている)クールなジュリアンの声、好きです。
ちょっと切ない。
でも、考えてそうで、意外に単純っぽい行動なんですねジュリアン。
どうなったらジュリアンは幸せだったのかなんてことを
ふと考えてしまいました。あの後マチルドとうまくいってたらどうなったのか。。

レナール夫人の遠野あすかさん。
バレンシアの女海賊と同じ人とは思えないですー。
うまくいえませんが、人妻っぽい魅力を感じました。

ヴァルノ氏(にしき愛さん)かっこいい!
いい奴じゃないけど、そこまで悪い描かれ方を
されてないので、にくめない。でも最後は。。おぅ。。。

ラ・モール伯爵の萬あきらさん、素晴らしいお父上ぶり。
二幕のマチルドとジュリアンとのシーンは見ごたえありました!
机バンっ!

クロワズノワ侯爵、和涼華さん。2幕登場シーン、マチルドとのダンス、
かっちょいー。でもその後あまり絡んでこなくて残念。マチルドが
あぁなっちゃった後、彼がどういう行動とるのか見たかったのですが。

柚希礼音さん、フーケ役、いいですねー。
コラゾフ公爵の53通りのラブレターシーンも楽しい。
そしてラストのリフト前の一瞬のダンスのきれがかっちょよかったです。

門番、美城れんさん、「時間です」、いい、いいキャラクターだ。
こういうキャラクターは大好き♪ふざけすぎてないのもいいっ♪
喜びながら去っていくその姿もいいっ!私もチップあげたくなる!

1幕、女中のエリザ(稀鳥まりやさん)、展開上、結構なキーマンですが、
公演プログラムでは、一番最後で、メインキャスト一覧にもないんですね。
思わず探してしまいましたですよ。

ジュリアン、バーン、あの展開部分も結構スピーディですよね。
そして一気にラスト。もうひと波乱あるかと思ったんだけどなぁ。
でも終わり方は綺麗でした。

それにしてもこの演目、ラブラブシーンの多いこと!
また、二幕冒頭シーンの衣装は確かに派手だけど、そこだけちょっと浮いてる
ようにも感じてしまいました。なんだろう、セットがあまり華やかじゃ
なかったからだろうか。特に1幕は情景描写の連続みたいな印象で
睡魔も何度か。。二幕、マチルド登場からは面白くなってきたのですが、
でもジュリアン以外の人物同士の絡みがあまりなかったので、そこが
私としてはちょっと物足りなかったなぁと。。

決して華やかな感じではなく、全体的にセットもどちらかというと地味だし、
音楽も、BGM的音楽にセリフを乗せてる感じで、
旋律でぐっと聴かせる感じではないので、なんといいますか、
安蘭けいさんの魅力を堪能する舞台といいましょうか、
ちょっと通好みの舞台なのではないかなと思って観ておりました。

あ、あとですね、”お坊さん”という表現だとどうしても和風な僧侶を
想像してしまうんですが、他の表現ないんですかねぇ。

2008年04月07日

08/04/07 映画館上映特別版「メトロに乗って」試写会@シネラピスタ

2008年4月7日(月) 13:30
音楽座ミュージカル「メトロに乗って」特別完成披露試写会
@デジタルシネマスタジオ(シネラピスタ

昨年12月に観劇して感動した音楽座ミュージカル「地下鉄(メトロ)に乗って」
が映画化!(実際にお客さんの入った生のステージを撮影して映画化したもの)
その完成試写会にいってきました♪

よ、よかった!
この物語の世界に思い切り入り込んでみてました。
二幕、Amour シーン、入り込みすぎて目に涙が・・・

いやね、正直、試写会場に行くまでは、映画化ってどうなんだろうなぁと
思ったりもしておりましたですよ。カメラ数台でカットを変えた感じなのかなぁ・・・・
・・と、思っていたら、違いました!

単なる舞台の録画ではないです。舞台中継とも全然違います。
舞台とはまた違った魅力が満載の「映画になった舞台」でした!

まずオープニングからしてめちゃめちゃかっちょいい!

もうこの音楽が素晴らしいんでしょうね。いや、ほんと。
スクリーンに、黒バックに白抜きの文字がダンッダンッて表示される
それだけでなんか、すごく入り込んでしまいまして。。
音楽って素晴らしい~♪

そして1幕冒頭!
あのベッド!
この映像効果がすごい。これ、ステージ上のベッドなんだろうか。
別撮りなのでしょうか。と思ってしまうくらいとっても幻想的。

というわけで、オープニングで確実に心をつかまれてしまいまして、
あとは一気にメトロに乗っての世界に入り込んでいきました。

頻繁にズームインになるので、
例えば額や衣装の汗とかもくっきり見えるんだけど、
そこは、「あぁ生の舞台なんだ」ってのが伝わってきます。
そして、衣装の感じや、指輪、細かな表情やしぐさなどは、
オペラグラスで観る以上にリアルに伝わってきます。

私がいいなーと思ったのが、下手側のカメラさん。
この下手側カメラがクレーンであがっていくように撮影されてるシーンが
いくつかあるのですが、あぁ、あのクレーン台に座って
ぐいーんと持ち上げられる感じで生の舞台観れたら素敵だなぁとか
思ってしまいましたですよ。生の舞台で動く客席ってないですからねぇ。

また、アールヌーボーのあのダンスシーン。ここ、ステージ正面からの
カメラアングルが、素敵!!ここだけ切り取って壁紙に欲しい。

1幕終了時に、15分の休憩が入りました。

そして2幕。いやー、ほんと、いいっ。2幕いいっ。
特に後半 Amour のシーン。このシーン特に好き。

広田勇二さん&秋本みな子さん、そして吉田朋弘さん&井田安寿さん。
この四人の一言一言のセリフ。。。だんなさん、お代は・・
というあのアムール(吉田朋弘さん)が背中見せながら語る一言、かなりぐっときます。
デザイナーという言葉に反応するみち子(秋本みな子さん)
そして階段での二人、コートに肩まわす真次(広田勇二さん)・・・全部いい。。。。

また、アンサンブルさんにもちゃーんとスポットあたっていて、
アンサンブル好きとしても楽しめます!
例えば、生で観てた時には、そこまで気づけなかったのですが、
今日観てたら、あ、お兄ちゃん発見!ってのがたくさんあって嬉しくなります(笑
(お兄ちゃん役の関川慶一さんが、別の役でいろいろ出てるわけですね)
そして、藤田将範さん、演じてる役の幅が広い!主に小沼圭三(弟)役ですが、
それ以外にもいろんなところに全然別の姿でいらっしゃいます。
ぱっとみためでは多分同じ人ってわからない。。。そこに気づくと嬉しいです。あっいた!と。
キャスト表の「○○役 他」の「他」の部分にせまると楽しいです。
女性アンサンブルでは、大川麻里江さんが印象に残りました。
ちょっとした表情とか動きとか雰囲気とかダンスなどなど、
アンサンブルシーンに注目してても楽しめます。
一瞬の表情や輝き、いっぱい発見できます。

あ、そうそう、秋本みな子さんと目があいます(カメラ目線)。
これは、ほんと、劇場でオペラグラスしてて、あ、目があったって思うのと
近い感覚で、この目線、私は好き!

この作品は、DVDで家で観るというよりも、映画館で、
大きなスクリーンでもう一度観たいです。
映画の中には客席の拍手も入ってますが、一緒に拍手したいなー。
上映時間は171分(約3時間。途中1幕と2幕の間に休憩15分)
5月10日から109シネマズで先行ロードショーとのことです。

終わった後、出演者の四名の方から少しご挨拶があって、
その中で印象に残ったコメントをちょっとご紹介しておきます。
この映画版の魅力はこの四名の方のコメントに集約されてます!!

吉田朋弘さん
舞台では感じ取れないような細かい表情や呼吸までが感じられました。

広田勇二さん
大きいスクリーンで見ることができるというのは、
舞台とは違うダイナミズムを感じて、自分達が予想できなかった魅力を感じました。

秋本みな子さん
角度によって、普通だったら正面からみて歌っている人やしゃべっている人の表情しか
みえなかったりする部分が、それを斜めから撮ることで、
その後ろにいる人のその時の表情とかがクローズアップされて、
映像って素晴らしいと思いながら見ていました。

井田安寿さん
ダンスナンバーのシーンでいろんな角度から踊りをみれるのが
映画ならではだなと思って感動しました

★リンク
音楽座ミュージカル「メトロに乗って」映画版公式HP
音楽座ミュージカルのメトロに乗ってのページ(映画版の紹介映像が見れますよ)
音楽座ミュージカルのHP
109シネマズのメトロに乗ってのページ
ソニーのプレスリリース(映画館向デジタルコンテンツ配給事業の第1弾だそうです)
2007/12/14 メトロに乗って 稽古場レポ ( by おけぴスタッフ akki )
2007/12/20 メトロに乗って ゲネプロレポ ( by おけぴスタッフ akki )
2007/12/21 メトロに乗って 初日レポ

08/04/07 滝沢演舞城08@新橋演舞場

2008年4月7日(月) 18:00
滝沢演舞城 '08
1階8列30番@新橋演舞場

先月のドリームボーイズ観劇に続いて、
ジャニーズの舞台、観てきました♪

一幕冒頭、きますねー、どかーん!
まさにエンターテイメントショー!

ワイヤーアクションのスピードが速い!
タッキーこと滝沢秀明さん、びゅんびゅん飛んでます。
G-Rocketsジャパンアクションエンタープライズ
の人たちのアクションも満載!(歌舞伎の宙返りも!)

1幕は、白虎隊での自己紹介シーンから展開して、
滝沢歌舞伎へ!この滝沢歌舞伎、歌舞伎のいろんな演目を
次から次へとみせていくのですが、演目を知ってると
より楽しめると思います!たとえば弁天娘女男白浪などは、
今年の新春浅草歌舞伎で
中村七之助さん、中村獅童さん、中村勘太郎さん、市川亀治郎さん、片岡愛之助さん
の五人だったんですよねー。あー見逃したのは大きい。
今回の滝沢歌舞伎の5人の娘さん、かわいかったです。

それ以外にも、瀧の白糸の水芸や、安珍清姫の大蛇、
次々に変わるお面や、次々に出てくる傘などなど、
次から次へと、どんどんショーが展開する感じ。
映像とセットとアンサンブルの融合も面白いです。

そして、ここで1幕終わりかな、ここで終わりかなと思う
箇所が何箇所がありましたが、いえいえ、がんがん続きまして、
そこまでいっちゃいますか的な感じで幕。
1幕オープニングとラストは見ごたえありました。

2幕は、義経。

タッキー、義経と頼朝の早替りはみてて楽しいです!
気づかなかったりします(笑

この2幕をみてて思ったのは、舞台上に一人残って観客の視線を
一気に一人で集めてそれに応えられるってすごいことなんだなぁと。
そんなことを思いながら滝沢君を見てました。

ちなみにこの2幕の影絵シーン、かなり面白いです!
うさぎ、狼、子供、ゴジラ!?、とってもほほえましい。。
それにしてもよくぱぱぱっと手であの影絵が作れるなぁと。
私もちょっとやってみたくなりましたですよ。

2幕は、花道横で観客とのやりとりも。
滝沢秀明さん、このあたりのやりとりも、いい感じで
力が抜けていてうまい。
力んでるとあの雰囲気は出せないですよね。

2幕後半、殺陣シーンみごたえあります。
ただ、口から吐く血と、ぐぇっとかいう音がなまなましすぎる~。

そしてあのラスト、あああああと思ってたら、
滝沢秀明さん再び登場して、ご挨拶。
この挨拶がとっても好印象でした。
最後あぁしたのも命の大切さをいいたかったと。なるほど。

そしてその後に、彼自身作詞作曲という命をテーマにした歌を歌い、
しゃぼん玉と桜で盛り上がって幕。いい終わり方ですね。

それにしても滝沢秀明さん、でずっぱりであの運動量は半端じゃないですね。
天井まであるセットのてっぺんから、一気に落ちる際のあのひねりの速さも気持ちよかった。
この舞台を1日2公演やったりしてるわけだから、いやはや、すごすぎる。。

客層は幅広いなぁと思いました。若い子からおばーちゃん達まで。

あ、そうそう、終わってから、京本政樹さんの息子さん(京本大我さん)や、
日舞の藤間紫さんのお孫さん(藤間貴彦さん)も出てはったと聞いて、
あぁもっとちゃんと事前にチェックしとけばよかったーと少し後悔。

でも、滝沢演舞城、堪能しました!
ジャニーズの舞台はエンターテイメントショー!演出がとても楽しい!

p.s. 今回、演舞場の地下の休憩コーナーにはじめて行ったのですがここ、綺麗で快適ですね!

2008年04月08日

08/04/08 SEKIGUCHI MICHIKA Spring Live@南青山MANDALA

2008年4月8日(火) 19:30
SEKIGUCHI MICHIKA Spring Live
"Thank you for the music"
@南青山MANDALA

劇団四季ラフィキなどを演じておられた
関口三千香さんのライブに行ってきました♪

場所は南青山のMANDALA。開演時間を19時と
勘違いして18:40頃行ったので、いい席に座れたんですが、
19時を過ぎると、どんどん人があふれてきて、19時半には
ライブ会場は立ち見の方に囲まれてました。

最初はナ~~ツィンゴンニャーという
あのラフィキの歌でライブ幕開け!!
おおおおおおお!サバンナだー!

関口三千香さん、パンチのある歌声で、
聴いてて包まれるようで、こんな近くで感じられて、
とっても贅沢なひとときを過ごせました。私の耳も大喜びです。
曲目も知ってる曲がたくさん。LK、ウィキッド、美女と野獣、ジーザス、などなど。

私はちょうどステージ脇の席だったので、真横から
見て聴いてたのですが、マイクに向かって歌われる唇の動き、
そして表情の気持ちいいこと!

バンドはもちろん生バンドで、
パーカッション2人、ドラム、トロンボーン2人、サックス、ピアノ、ベース
といった構成でしたが、この生バンドがよかった!編曲もうまい!
ライオンキングはほんとライオンキングでした。
特にパーカッションの”トネさん”の叩き方がかっこよくて気持ちよかった!

ラストに、滝沢由佳さんと蔡暁強(ツァイ・シァオチァン)さんがダンサーとして登場!
おおおおお!かっちょいいー!
開演前は、あの狭い空間でどう踊るんだろうって思ってたのですが、
そんなことを忘れさせてくれるくらい、イキイキしたダンス!気持ちいいっ!
もっとみたかった。。。

あっという間の2時間。もっとMC聞きたかったなぁ。

会場のチラシで知ったのですが、蔡暁強さんを応援する公認ファンクラブができるそうです。
入会・年会費無料♪ http://cxq.xii.jp/
チラシを見ると、「ミストフェリーズ役で1100回以上出演」とあって驚き。
1100回はすごいですよ!
彼のミストフェリーズは私もとても好きでした。昔、大阪MBSで、
客席降りの時、一瞬隣に座ってくれたことがありまして、
とっても楽しかったことなぞ思い出してました。

2008年04月10日

08/04/10 レベッカ@シアタークリエ

2008年4月10日(木) 13:30
ミュージカル レベッカ REBECCA
16列28番@シアタークリエ

オープニングの大塚ちひろさんの歌声がいいっ!

1幕冒頭の彼女の歌声聴いて、あ、この舞台いいかもって思ってしまいました。
やっぱり舞台は最初のつかみ、大事ですね。
実はこのところ、iPod でダンスオブヴァンパイアのCDをよく聴いていて、
1幕最初は、おっサラの声だ!って思ってたんですが、
途中から、サラからこの舞台での彼女の声に印象が変わっていきました。
表情、衣装、フレーズの歌い終わり方、高音!とても素敵♪
カトレア~、私もつつじが好きです~。
仮装パーティシーンは、もうね、うっとりですよ。
去年がどうのとかそういうのどうでもいいです(笑
綺麗ですもん。最初黒髪で登場した時、別人かと思いました。
爪噛む仕草もかわいー。
1幕、丘の上の帽子が、作業用ヘルメットに見えてしまうのは私だけかな。

山口祐一郎さんは、若い!若くみえる。
あのかたまった感じの歌い方や独特の手の動きも、
山口さんならではって感じで楽しめます。
衣装もいろいろバージョンありますしね。
でもお金持ちのわりには、あれ、さっきと同じ衣装なの?って
シーンもあったりして、でも旅行中だからあんまり替え持ってきて
ないのかーと思ったり、でもあんだけお金持ちだったら。。
とか余計なことを考えてしまいました。
今回、山口祐一郎さん、歌い方がやさしいですねー。
また、曲の数がそれほど多くなくそこが残念です。

シルビアさん、いい味だされてますねー。
かーなーりーこの役にぴたりとはまっておられると思います。
ちょっと嫌な役ですが、それをうまーく演じたはります。
なんというか、気持ちよくすっと役を演じてはる感じ。
そうそう、マイクの効果、あまりかけないんですね。
特に1幕は生声っぽく感じました
(1幕でそう感じなかったのは大塚ちひろさんと
山口祐一郎さんと石川禅さんの3人)。二幕は響いてたのだけど。。

石川禅さん、いい役ですねー。なんともいえないやさしい
雰囲気を出されますよね、それでいて紳士!

マキシムのお姉さん(伊東弘美さん)も、キャラクターの出す雰囲気が
すごくいいっ!この方が登場するだけで、ほんわかっと舞台の空気がなごむ感じがします。

吉野圭吾さん、ちょっぴりぃー悪い役、
ノリが軽い(笑)。ソロダンスシーンもあって、いやー、足細くて長い!

また、仮装パーティ用に大塚ちひろさんをドレスアップする時の
クラリス役の河合篤子さんの表情と仕草がいいです!

そしておおお、中村友里子さんだ!キャッツのシラパブ好きでした。

一方で、うーむ、ベンのあの(あえてですよね)外した歌い方は、
私としてちょいと苦手でございまして。。。
また、ヴァン・ホッパー夫人は、ちょっとコミカルな役でもあり美味しい役なんだけど、
どうしても怖い印象を持ってしまって。。歌も少しきつそうでした。

ストーリーは大筋はわかりやすいのですが、一点私としてわからない点が。
二幕、どんどんサスペンスっぽい展開になっていくわけですが、
二幕、沈んでた舟で発見された人がレベッカ?じゃぁ最初に発見された人は誰?

一幕は、この2幕につながるいろいろな伏線シーンや展開が楽しめるのですが、
ベン(治田敦さん)やベアトリス(伊東弘美さん)、
ヴァンホッパー夫人(寿ひずるさん)、ファヴェル(吉野圭吾さん)、
フランク(石川禅さん)などが、2幕では、え?そのくらい?
みたいな登場の仕方でちょっとものたりない感はありました。

でも2幕、ぐん、ぐんぐんって変化していく大塚ちひろさんの
表情はなかなか見ごたえあります。
でもやっぱり1幕の大塚ちひろさんが好きだなぁ。。

セットは比較的シンプルな印象でした(あまり大きく変化しない)。
でも雰囲気ある感じで素敵です。あの最初の幕は、いいですね。
音楽は、シルヴェスター・リーヴァイさんぽいですねー。モーツアルトの
アンサンブルシーンが頭の中をよぎります。
低弦のボッボッボボッボッみたいなところが。
でも、曲、好きです!

ちなみに振付も、モーツァルト!っぽいところも多々。
生オケなんですね。途中、金管の吹き方とか
外し方とかタイミングとかノリで、生なんだろうなぁ
とは思ってましたが、カテコでセット右手から指揮者
が出てきた時には、おおおっそこにいたのかーと。
オケの人たちはどこにいるのでしょう?上手と下手の2階セットの中?

あ、カテコで山口さんつまづいてました。
こういうハプニングもいいですねぇ。

休憩時間、地下でつながってる日比谷シャンテにいってみました。
美味しそう。。。
これ、幕間の時間中(25分間)に食べ終わることは可能なんだろうか。
ブロードウェイみたいにプレシアターメニューとかあるのかな。

この舞台、結構アンサンブルさんにもスポットがあたっていますが、
全体的には、とにかく大塚ちひろさんにSPOTあたりまくりです。
また、これだけのメンバーが揃っていてこの楽曲でこの規模の公演で、
シアタークリエは、正直もったいないと思いました(小さい)。
もっと大きな劇場で、歌声を豪快にスコーンと聞きたいし、
オーケストラも、オケピで堂々と演奏してほしいなぁ。。。などと思ったり。。

リピートしたい?と聞かれれば、6月頃、もう一度観てみたいです。

上演時間:約3時間(途中25分間の休憩あり)

2008年04月11日

08/04/11 アンダーザシー@マーメイドラグーンシアター

2008年4月11日(金) 午後
アンダーザシー UNDER THE SEA
@ディズニーシー マーメイドラグーンシアター

はじめてディズニーシーに行ってきました~。
広いですねー。ほんと、一つの都市ですねぇここは。
舞浜駅降りた瞬間、まさにディズニーワールド♪
頭に耳つけたくなる気持ち、わかります。

そしてショー!楽しい~!

まずはショー「レジェンド・オブ・ミシカ」。

大きな海の部分を使ってのショー。素晴らしいショー。
音楽のノリがいい!これでもかというくらい、舟が出てきます。

そして全体で一つの大きな物語風になってるのがいいですね。
よりショーの世界にひたれます。途中、舟から地上に降りての
パフォーマンスもあるんだけど、これも楽しそうでした
(対岸からだったので、うらやましそうに眺めてました)
噴水とどかーんという火花もタイミングばっちしで気持ちいい♪

ウォーターモービルみたいな乗り物が気持ちよさそう。
水しぶきをあげる様子がかっちょいい!
キャストに手振られたら、振り返したくなりますね。
また、手拍子。いいですねーこの感じ。

舟の上のお姫様たちのあの独特の手の振り方が好きです(笑

約25分間。1日1回。
このショー、あの火山を背景にしてみたらまた格別だろうなー

そしてアンダーザシー!
ディズニーシーでリトルマーメイドのミュージカルがみれるんですね!

リトルマーメイドといえば、昨年ブロードウェイでプレビュー初日を観劇
してきましたが、うーむーという感想だったミュージカル。

このディズニーシー版は、それとは全然違って、こっちの方が
あのリトルマーメイドの世界感が出てました!まずはこの建物に入った途端
うっすらと青い透明なまさに海の底の世界。そう、ここから
もうリトルマーメイドの世界なわけです。素晴らしい~。

いざ劇場に。なんとこの劇場、700人入るそうです!
す、すごい。700人ってシアタークリエより大きいわけです。
そして入場の手際がいい!円形劇場になってるのですが、
その脇の扉から非常に効率よくまったく混乱なく座っていきます。
さきほどのショーをみてすぐこの劇場に来たので、ほぼ先頭で、
真正面の席に座れました。この真正面席、いいっ!

アリエル登場!おおおおお!美しい~。外人さんだー。
Part of your world を英語で歌わはります(録音ですが)。
あの I got twenty のところの発音好きなんですよね。
その後は、日本語のセリフで(録音にあわせた口の動きがスムーズ!)展開。

おっ魔女アースラ登場!おおおおおお、怖い!でかい!
後ろの子供泣いてます。うん、わかるよ、こわいもん。
ブロードウェイのリトルマーメイドもこのくらいの怖さがほしかった!
その後は楽しいナンバー、アンダ・ザ・シー。泣いてた子供も泣きやみました。
楽しいー。いろんな生き物が登場してきて、空中(水中)で優雅に
泳ぎまわります。ぷくーっとふくれるハリセンボンとか、うまいっ!
くるくる回転する風車つきの海老さんが好きです。
ディズニーランドのサイトでちょこっと動画みれます

アリエルの腰にバーが刺さってるのがすこーし痛々しかったりしますが、
このアリエルの尾ひれの動きがすごく気にいりました。欲しいくらいです。
尾ひれのストラップないかなー。あれいいなー。

ショーは15分くらいで、アンダーザシーまでの一部分だけで、
エリックとか出てこないですが、ぜひともフルバージョンやってほしい!

ちなみにこのレポ書いてるのは観てきた翌日ですが、
昨夜の夢にアリエルが出てきました。しかもそのアリエル、
昨日見たアリエル役の方ではなく、別の外人さんで、あぁまた
観に来てしまったよと思ってる私がいるのがなかなか新鮮な観劇夢でした)

ランチは、大きな地球儀のあるレストラン「マゼランズ」にて。
こちらで25周年スペシャルメニューというのをいただきました。
このレストラン、雰囲気が落ち着いててとっても素敵。
スタッフの方もとてもフレンドリーで、またお料理もとても美味しかったです♪

帰りは、ディズニーリゾートラインに乗ってディズニーランド内を一周。
今年オープン予定の、シルクドソレイユ専用劇場が!
おおおお、外観はもうほとんどできあがってるんですねぇ。楽しみです。

あ、25周年記念のニューデイパレード
「ジュビレーション」、15日からだそうです。
そっちも気になる!

08/04/11 千葉ロッテvs日本ハム@千葉マリンスタジアム

2008年4月11日(金) 18:15
プロ野球公式戦
千葉ロッテマリーンズ vs 北海道日本ハムファイターズ
ピクニックボックス席5番@千葉マリンスタジアム

今日は、ディズニーシーと千葉マリンスタジアムのマチソワ。
我ながら、すごいマチソワですねー。
ディズニーシーの舞浜から千葉マリンスタジアムの海浜幕張までは
快速だと17分。近いです。

さてそんな久々の野球観戦。
今日は職場の同僚たちと、ピクニックボックス席にて観戦。
このピクニックボックス席、いいです!おすすめですよ!

まずいいのは観やすい。
そして座りやすい。
アンド、机つき!
この机が素晴らしくいい。
物食べる時とか、飲み物置く時とかすごく使えます。
しかも横に並んで座る感じではなく、
テーブルを囲んで観戦する感じなので、
話しやすいし、盛り上がりやすい。これはいいっ!
(ちなみに料金は1BOX15000円。
 5人で行って5で割ると1人3000円です)

今日は北海道物産店を球場の外でやっていたのですが
かなり行列ができてました。
また、球場外のライブコーナーでは、お姉さん達による
ダンスパフォーマンスに、子供たちが一緒に踊ってたり、
吉本の芸人さん達のライブ(これは期間限定みたい)が行われてました。
試合開始まで時間があったのでグッズ売り場(球場外に
専用の建物がある)にいったのですが、すごい充実!
帽子の数だけでもすさまじい数あります。

あ、ちなみに私が食べたお弁当はこちら「対戦相手弁当」

さて、いざ試合開始。
始球式は物産店の方。めっちゃ緊張したはります。
プレイボール!

試合は、2-3で負けてしまいましたが、面白かった!
テレビとは全然違う観戦ポイントがたくさん!

例えば守ってる時の、外野の選手の動きや表情、
エラーした後の野手と投手の微妙な空気みたいなのも
伝わってきたりして面白いです。

選手知らなくても、打席がまわってくるたびに注目するので、
あ、この選手いいっていう人がきっと出てきます。
私は、この日芸能誌で話題になってた西岡剛選手、
ベニー・アグバヤニ選手、
投手ではブライアン・シコースキー投手(奪三振!)
ホセ・オーティズ選手の応援歌が楽しい♪
相手チームでは、押さえのMICHEAL投手の投げ方が面白かった!です

三振といえば、このマリンスタジアム、内野をぐるりと取り囲む
大きなアジア最長というリボンビジョン「marines wing vision」
これがすごい。三振をした後に、このビジョンを新幹線がびゅーんと
走り、KKKKKKKと表示されます(これがかっちょいい)。
スポンサーともうまく連携してますね(笑)
それ以外にも、このウイングビジョンには、いろんな文字や情報が
随時表示されるので、みていて気持ちいいです。
(このビジョンは外野席からみたら圧巻だろうなー)

そうそう、ある場面で、一球目外せー外せーって
我々の後ろで叫んでるおっちゃんがいて、
みてたら、一球目ストライク入ってスコーンと打たれてたのがすごかった。
いやー、おっちゃん、すげーと。

球場は大声のこうした声援も楽しいです。外野席は攻撃の時とか、
立ち上がってぴょんぴょんジャンプしてます。これを内野席から
みてるとかわいいです(特に内野自由席の比較的空いてるところで
ぴょんぴょんしてる人たちが実にほほえましくてかわいい→動画みてね

球場、一人で観に来てる方もたくさんいますね。
カップルもいますが、女性同士のペア、ファミリー、
お一人のお兄さん、会社帰りのサラリーマン集団
などいろーんな人たち。

そして売り子の子たちはほとんど女性。ってか女子高生?
わ、わかい!
お目当ての売り子から買ってそこで少し会話できるのを楽しんでる
おじちゃん達や若いにーちゃんも。

試合中にイベントもたくさん。
スポンサーによる靴のプレゼントや、バックスクリーンに映る
カメラに向って目立つ応援をした人に石垣島旅行プレゼントとか、
ホットドッグをバズーカ砲で客席に打ち込んだり(これ、一発
だけじゃなくてもっとやってほしい!)、いろいろ楽しいです。
7回には、風船が飛びまくり。しかもこの風船、あまり飛ばないように
なってるんですね。後ろのBOXの子供たちが飛ばした風船が
我々のBOXにたくさん落ちてきました(笑)

今日は、花火も!(これは金曜日だけみたい。こちらも動画ぜひどうぞ

楽しいのはファウルボール。かなり飛んできます。
しかも取ったらもらえるんですね。
グローブを持ってきてるお客さんもたくさんいて、
ファウルボールを見事キャッチすると、その辺
いったいの客席中拍手がわきあがってすごく盛り上がります。
このあたり、テレビ観戦では味わえない臨場感!

私たちのBOX方向にも3度ほど飛んできまして、
一回は、私の真後ろの子供がワンバウンドしたボールを見事グローブでキャッチ!
また別のボールはサラリーマン達で盛り上がっていた私達の左側のボックス席に
飛び込んでいってました。これ、ぼぉーっとしてるところに
直撃したらかなり痛いだろうなぁ。。。

そうそう、おすすめはこの MARINES MATCH CARD PROGRAM。

これ、スコアシート(自分でつける)、各選手の応援歌、選手一覧、
座席紹介、登録選手(写真付)などが載っているのに加えて、
なんと本日の対戦相手(北海道日本ハムファイターズ)の選手一覧や、
昨日までの試合結果が載っているのです!すげー昨日の試合結果が載っているとは。
これでなんとお値段100円。球場内で買えます。これは買うべき。

千葉マリンスタジアム、東京駅からだと京葉線快速で海浜幕張駅30分。
海浜幕張駅からだと100円のバスが出ててそれだと3分くらいですが
歩いても15分くらいで着けます。帰りは歩いて帰りましたが、
海浜幕張駅、特に混雑もしてなくて、すーっと帰れました。

そして新木場経由でJR京葉線で海浜幕張という行きかたも便利。
これだと、例えば有楽町に勤めてる人は、海浜幕張まで、新木場経由で約40分!
JR総武線だと新宿から各停で55分で幕張本郷駅、そこからバスで10分。

また、車でいきたい場合は、幕張メッセの駐車場は6000台入って
なんと普通車900円。車の人、これはいいかもです。

プロ野球、観劇と違って、プレイボールの時間に間に合わなくても
マリーンズ726チケットというものが!
このチケット、7:26以降、平日ナイター内野自由席に特別価格(1400円)で入場
できるというもの。詳しくは こちらでどうぞ

今日は我々、ピクニックボックス席に座りましたが、
その他、今年から新設のスタンドデッキがこちら↓(中央部)

ちょっと高いプレスシート(11000円,13000円)というのもすごい。
ホームベース真後ろの観戦スペース。
その他、カクテルを飲みながら観戦できるという
バーマジック(3000円)、ウッドデッキのリラックスした観戦が
できるスタンドデッキ(2300円)など、いろんなシートが!
やりますね、マリンスタジアム。詳細はこちら

みてて、楽しそうだなと思ったのは、グラウンドと
ほとんど同じ目線で非常にグラウンドに近い
フィールドウイングシート(4200円)↓緑色の部分

特にどちらかのチームのファンじゃなくても、
この球場の雰囲気、これは楽しい。そしてその後、
きっと、どちらかのチームがテレビや新聞で話題になると
ふっと気になるようになりますよ。

ふらっと会社帰りに野球観戦、おすすめです。

あ、球場、結構冷えます。なので、厚手の何か持って行っとくといいと思います。


最後に動画もUPしてみました!

試合前の様子(ピクニックボックス席はこんな感じ。ウイングビジョンかっこいー!)
   ↓
カツカレー(観戦しながら食べるって格別!)
   ↓
対戦相手弁当(美味しかった!お値段は1000円)
   ↓
球場の様子(フィールド上はなんと盗塁の瞬間。ピクニックボックス席、机の上の籠もいい)
   ↓
花火(近い!!金曜日ナイターだとみれるみたい!)
   ↓
応援の様子(立ち上がってぴょんぴょんしてます)
   ↓
三振の後のウイングビジョンに注目!新幹線が走ってます!

▽コメントをいただいたgreenさんからスタンドデッキのお写真を
いただいたのでご紹介しておきます♪

↓座席と、座席から見たグランドの写真です

▽フィールドウィングシートの写真です(ヘルメットは入口で貸してもらえます)

▽プレスシートの写真です


(※本来プレスシートでは試合進行中の写真撮影は禁止ですが、
今回許可を得て撮影させていただきました)

2008年04月17日

08/04/17 Studio Life 夏の夜の夢 ゲネプロ@シアターサンモール

2008年4月17日(木) 13:30
Studio Life
夏の夜の夢 ゲネプロ(Lunaチーム)
@シアターサンモール

二人の女性、ハーミアとヘレナがいいっ!

ハーミアの岩﨑大さん、JUMP力すごい!
綺麗&パワフル&高い&でかい!いい意味ででかい!
あの段差をひとっとびで超えていったり、
棒をぐるりとまわってのあの回転ジャンプ、気持ちいい!
それでいて美女オーラが出てます♪

そしてヘレナの坂本岳大さん、キャラクターがいいっ!
ハーミアともいいバランス!
表情がたまりませんです。後半、そんなヘレナを
私もいとおしく感じてしまうように。。。
いいキャラクターです。ヘレナ。
ラスト、ディミートリアスと肩を並べて下手側上方でたたずむ
ヘレナの目がうるうるキラキラしてました。
ちょうど私の席がその目線の高さと方向だったので、
どきっとしてしまいましたですよ。


ハーミア(岩﨑大さん)とライサンダー(曽世海司さん)

そしてこの2人の女性に恋する2人の男。
ライサンダーとディミートリアス。

ライサンダーの曽世海司さん、Get down! a-----nd ride on!
あれ、いいっ!まねしたくなる(笑)
パック(倉本徹さん。パックもまた面白い)
が後半マネしたりますが、うんうん、あれはマネしたい。ゲッダウン!(笑
ライサンダー、一途ですね。
そして曽世さんの目や口などの表情の変化はすごいです。

仲原裕之さんは、若い真っ直ぐなディミートリアスを好演。
二幕の、この4人が入り乱れ、そこにパックが絡んでというシーンは
見ごたえあり!!

オーベロン王の石飛幸治さん、この王の存在感と安定感!
そして女王ティターニアの林勇輔さん、歌声の伸びが気持ちいい♪

ヒポリタ役の松本慎也さんは、いやー、綺麗。
足首が綺麗!後ろ姿がきれい!美しい女性がそこにいました。
今回の公演、キャスト2チームでの公演なのですが、
今日見たのはLunaチーム、そしてもう一つの
Dianaチームの方では、ハーミアが松本慎也さんに、
そしてこのヒポリタ役が岩﨑大さんになるんですね!
これはまた違った感じになって面白そうです。

妖精4人(加藤陽平さん、三上俊さん、吉田隆太さん、冨士亮太さん)
の衣装や振付も楽しい。
そしてこの妖精の中に、ひときわチャーミングで綺麗でかっこいい妖精が。。
名前を豆の花という。。。三上俊さん!
アドルフに告ぐで由季江役だった方ですね!
髪型と衣装がまた本当によくお似合いで。。必見です(下の写真一番左)。


休憩入れて合計3時間。まさにシェイクスピアの夏の夜の夢の世界に
ひたれる3時間です。夏の夜の夢、読んだこと・観たことなくても、
今回の Studio Life の夏の夜の夢、
キャラたちがはっきりしていて、また笑いどころも多く、
とってもわかりやすいです。Studio Life を今まで見たことない人でも
この作品観て、あ、この人・・って興味持つ役者さんきっとたくさん
出てくるんじゃないかなと。そういう意味でもおすすめの作品。

ちなみにシアターサンモールはI列から段差になってて、
H列とI列の間に通路がありますが、この公演、
このH列とI列の間の通路を役者さんがたくさん通ります。
なので、I列とかかなりおいしくて観やすいかもです。

あ、オープニングの星のライトの動きがとーっても綺麗だったんですが、
あれ、どうやって動かしてるんでしょうね?
あの星の綺麗さに、私は一瞬にしてふっと夏の夜の夢の世界に入っていけました。


Dianaチームの松本慎也さんハーミア(左)と山本芳樹さんライサンダー(右)

※舞台写真の掲載は、関係者の許可を頂いていますので、無断引用・転載はご遠慮ください。

2008年04月20日

08/04/20 情熱のパソドブレ@そごう劇場

2008年4月20日(日) 13:00
情熱のパソドブレ
1階P列2番@そごう劇場

★東京公演 2008/11/19-20 詳細はこちら。チケットはこちら


大阪遠征してきました♪
そごう劇場、綺麗~。
しかも最後列のP列でも観やすい。

さて、先日のパーティで歌声を聞かせていただいていた
この公演、本番、拝見してきました!

椿火呂花さん綺麗!立ち姿が美しい~。
寿依千さん、最初の登場美しい!
田渕法明さん、かわいい。牛よかった!
立ともみさん、りりしい!そして二役さすが!声が通る♪
チャーリー西尾さん、いい声してはります。

鞍富真一先生の音楽はいいですねー。
これ、生オケで聞いてみたいなぁ。もっと迫力出るだろうなぁ。

ヴァイオリンの生演奏は、演奏がセリフにかぶって
すごくセリフが聞き辛くなったりする場面が多かったのが残念。

ヴァイオリンの音や歌声は、ほんと地の音や声に近い感じで
聴こえてきたので、もうちょっとマイク効果で響かせて欲しかった
なぁと思ったり。

衣装いい!特に椿火呂花さんはいろんな衣装を
着はるのですが、どれも似合う!私はあの肩にパットが入った衣装が好き♪
そして立ともみさんの二役もよかった。あの最初の髭おじさん、
後から登場した役と同じ人が演じてるって気づいてない人もいるのでは。。

ストーリーはわかりやすい筋だけど、
ラストシーンで、おおお、そうなるのねーと。友情ものですね。
いやー、それにしても、校長先生、孤独に耐えるためとはいえ、かわいそすぎだー。
しかもエミリオ、一生だまってようって思ってたなんて。おぅぅ。。。
ルイスがエミリオに、ラファエロに言ってしまったことを伝えたシーン、
私、エミリオが怒るんじゃないだろうかってドキドキしてしまいましたですよ。

ルイスの田渕法明さんは、走り方かわいいですねぇ。
若くてかわいくて一生懸命な内弟子ルイス、よかったです。
そうそう、牛の動きは綺麗だった。。一瞬寿さんかと思ってしまったくらい。
ストーリー的には田渕君のキャラをもう少し深くみせてほしかったなぁ。

フィナーレがありました!椿火呂花さん、ギンギラです!
スパンコールです!似合います!5年間のブランクなんて感じさせません!
東京公演、お待ちしてます♪

2008年04月22日

08/04/22 SEMPO@新国立劇場

2008年4月22日(火) 14:00 千秋楽
ミュージカル SEMPO - 日本のシンドラー 杉原千畝物語 -
B席2階2列63番@新国立劇場中劇場

一幕LAST!杉原千畝役の吉川晃司さんの光と影、全身鳥肌でした!
いやーもうね、1幕途中で彼が登場した時から、
彼のセリフの太く低く甘い声にいいって思ってたんですが、
この1幕LAST、机に座るSEMPO(千畝)。
歌う少し前、照明が少し暗くなった感じがして、
あぁここで暗転かなと思ってたらですよ、
座りながら歌い始めはりまして、
これがめっぽう素敵な歌声で、
おおお、SEMPO立ち上がった!と思ったら
メロディーがまた突き抜けたような旋律になって
こういわゆるミュージカルやオペラやそういう歌い方じゃない、
なんというか特に語尾の独特な歌い方(くぅぅぅっとか、るぅぅぅっとか、らぁぁっとか)
が、とてもかっこよく聴こえましたです。

聴いてる私も思わず姿勢を直してしまいまして、
まずは顔にじーんと鳥肌たって、
最後は全身でじーんと感動しておりました。

独唱後は、もうそれはそれはもう客席中から割れんばかりの拍手。
そして一幕終了。
すばらしい、すばらしい終わり方。
Wicked の Defying Gravity と同じような感じの終わり方。

幕間、ロビーではこの劇中挿入歌「光と影」のCDを販売中。
1250円(確か)。多分500円だったら即買いしてました。
で、かなり迷ったけど、家に帰ってから iTunes で買おうと思って
とりあえず休憩時間はロビーで流れる光と影に陶酔してました。

二幕は、一幕前半の少しせわしない展開とは一転、
一つのシーンをじっくりみせる感じ。
秘書グッシェさんが手をあげてあぁいう行動した瞬間に思わず涙。

ラストは、うん、やっぱりそうするかなという終わり方で、
全体的な印象としては Wicked をはじめて見た時に感じた感想に近い。
つまり1幕終了の方が感動が大きかった。

二幕、グッシェのシーンはぐっときたけど、それ以外の展開は
少しあさーくひろーくという感じで、もっと上演時間長くてもいいから
人間関係をもう少し深く掘り下げてほしかったなぁと。。
それぞれの存在が独立してて、そんなにからみあわなくて。。
なので、ストーリーに陶酔というよりは、役者と歌に陶酔って感じでございました。

とにかくこの舞台、吉川晃司さんが主演ですが、
それ以外の出演者に歌える実力派が多い!

SEMPOの妻役の森奈みはるさん。
急遽降板になった愛華みれさんのかわりとのことですが、
SEMPOを支えるしっかりした妻役を好演。歌声も台詞の声もいいっ。
エバ(彩輝なおさん)のお母さん役の井料瑠美さん。
1幕冒頭の彼女の歌声は素敵すぎる!オープニングのつかみばっちしです!!
ニシュリの泉見洋平さん、やっぱこの方の甘い声好き。もっと歌ってー。
今拓哉さんも好演。全体的に演技の間が長め?
徳垣友子さんはすらっとしたダンスで魅せてくれはります。
斉藤レイさん、グレース美香さんとの3人のシーンもいいっ。
子供役の池田祐見子さんも表情豊かで印象度大!
SEMPOの秘書グッシェ役の田村雄一は雰囲気最高~。元四季の方なんですね。
SEMPOの妻の妹節子役の辛島小恵さんもいいっ!
泉見さんと辛島さんが出てると、ニシュリと節子、くっつかないかなぁとか思ってしまいますね
(レミゼのマリウスとコゼットね)。
いやーそれにしてもほんと歌える方だらけ。素晴らしい。
しかもいろんなジャンルが集結してる感じで、
それがいろんな国が登場するこのミュージカルならではって感じでもあっていいです。

セットはシンプル。というか中央部に小さな二階建の建物がぽつんとある感じ。
なんだけど、照明や仕掛けやらでうまーく演出したはりました。
(汽車のシーンはやたら凝ってましたね~)

一幕、台詞を歌うシーンとかで、響きすぎなのか、
台詞が聞き取れない場面があって残念でした。

あ、指揮者の方!めっちゃ腕がしなやか!
二幕、SEMPOと指揮者とピアノの三角形。
私の客席位置からはSEMPOと指揮者だけがみえてるのですが、
あの指揮者の方の腕のしなやかさがなんか気持ちよかったです。
この曲のピアノ、音色きつめですよね。キンキンピアノ。あえてでしょうか。
その直後の曲ではやさしい音色なのに。

今日は千秋楽ということで、カテコが何回もありました。
客席からとぶ「こーじぃぃーっ」という掛け声がなんか新鮮。

帰宅後、iTunes で 光と影を購入♪(200円)
でもなんか劇場で聴いてたのとはちょっと違う。
(といいつつ今日はずーっとリピートで聴いてます)
できればライブ録音&拍手付のが聴きたいー!
であればDVD買えってことですかねぇ。。。

上演時間:約2時間半(うち休憩15分)

08/04/22 ラマンチャの男@帝国劇場

2008年4月22日(火) 18:00
ラマンチャの男
2階C列55番@帝国劇場

数年ぶりに観ました。ラマンチャの男。
実はこのラマンチャの男、
私が人生初めて観たミュージカルなんです。

今でもよく覚えてます。
私中学生。
母親に連れられて行った確か梅田の飛天(今の梅田芸術劇場)。
松本幸四郎さん主演。

観終わって飛天の前の横断歩道渡りながら、
私「ストーリーわからへんかってんけど」
母親「お母さんもようわからへん」
私「ミュージカルって難しいねんな」
母親「そやなー」

この観劇で、私の中ではミュージカル=難しい=面白くない
という意識ができあがったのでした。
先日塩田明弘さんにインタビューした際、塩田さんは中3で
ラマンチャの男を観て、芝居と音楽の融合する素晴らしさに感動
したとおっしゃっていたので、人にもよるのかなぁ。いや、でも
塩田さんは(いい意味で)ちょっと特殊な気もする。。

さてそのラマンチャ。実は私2002年に再び観てるんですが、
その時は演技に感動したんです。

そして今回!今回は音楽がよかった。今だに頭をぐるぐるまわってます。
あの旋律は頭に残りますねぇ。オープニング、塩田さんがステージ上で
舞台左右後方の奥のオーケストラピットに向って振るあの序曲は
ミュージカルの出だしのつかみとしてはすごくいいっ。

そして今日の舞台は、アルドンサ役の松たか子さんがよかった!
表情、目、声、演技、いいっ!ほんとアルドンサになっちゃってる感じ。
ラスト、あの赤い衣装で頑張ってやってきた感がまた私の胸をつきまして。。
アルドンサにキュン♪

松本幸四郎さんは、
もう、ラマンチャそのものではないかという感じ。役に確かにあってる。ってかあいすぎてるくらい。
ただ、セリフが、歌舞伎の時もそうでしたが、ぼそぼそとつぶやく感じで、しかもちょこっと
歌舞伎チックに話されるので、二階席まではちょっと正直聴きづらく、しかも眠くなる抑揚。。。
で多分幸四郎さんにあわせた調整になってるからか、他の方の声もマイク小さめ。
歌も、地声に近い感じでの響き。

で思ったのが、このラマンチャ、シアタークリエくらいのキャパで観たいなと。
今クリエでやっているレベッカ、あれを帝国劇場に。。。大きいか。。
そんなことを思いながら観ておりました。

それにしても出演者が多い!
二階から降りてくるあの兵士役の人はあの役だけなんですね。
サンチョは見た目はまり役だけど、歌声がちょっとつらかった。。

男子トイレがご年配のおじさま方で行列。
そう、客席ほとんど年配のかたたち。
この作品、年配の方にはやっぱり好評ということかぁ。
年配の方達はリピータが多いのだろうか、それとも初見の人が多いのだろうか。。

見果てぬ夢かぁ、今の私にはあんまり伝わってこないなぁ。。
演出自体が苦手なのかも。相性の問題と思いますが。。
もうちょっと歳いってからみるとまた印象変わったりするんだろうか。
その頃はラマンチャも世代交代してたりして。。。

大好評だったという韓国版のラマンチャ、観てみたかったなぁ。。

あ、ちなみに今日1111回公演だったみたいです。
でもそんなアナウンス全然なかったよー

2008年04月23日

08/04/23 DIAMOND☆DOGS -SWAN- ゲネプロ@博品館劇場

2008年4月23日(水) 14:00
DIAMOND☆DOGS -SWAN- ゲネプロ
博品館劇場

最初の登場シーン、かっこいー!!チャイナ風!
絶対遅刻しないほうがいいです。
この冒頭シーンのダンス、次々展開、とてもかっこいいです!
音楽はベースは白鳥の湖ですが、ノリよく編曲されていて、
セリフは一切ないけど、もう次のシーンどうくるのかなとか、
コミカルなシーンとか、ダイナミックなシーンとかがうまーく構成されてて、
衣装がまたダンスを美しく魅せる!
照明と音楽も同期して気持ちいい!

森新吾さんの見せ場がすごくたくさんあります。
コミカルだったり、美しかったり、かっこよかったり。。
表情の変化も楽しい♪(客席降り、どきっとしました)。
私的には二幕の黒で決めた彼のソロダンスシーンが一番好き!
すごくキレがある!みててとっても気持ちいいです。
できることなら巻き戻して何度も観たいくらい
(だから舞台には通っちゃうんですよね♪)


今回の舞台、- SWAN - とある通り、白鳥の湖がベース。
綺麗、美しいです。
宝塚の娘役さんのひらひら衣装が大好きな私ですが、
今日の彼らのひらひら衣装もいいっ。美しいのですよ。

二幕の「ACT Story (演劇)」は、それまでとは一転、
ストーリーのある演技になります。そのストーリーの中で
タップやダンス、お笑い!?などが!

この ACT Story、東山義久さんの魅力というかオーラーがずばんずばんでてました。
東山さんは、前半の SWAN ではキレのある鋭くダイナミックなダンスを
踊られていた印象でしたが、この ACT Story では実にソフトな印象。
髪型も変わり、一幕と二幕、違う人みたい!
ACT Story はラストのベッドのシーンの東山さんと森さんのやりとりも見所です。
(東山さんはレミゼのアンジョルラス役でご存知の人も多いと思います)

DIAMOND☆DOGSはDANCER 五名(東山義久さん、森新吾さん、
小寺利光さん、原知宏さん、中塚皓平さん)と
SINGER 二名(咲山類さん、TAKAさん)という構成。

↓↓小寺利光さん、原知宏さんの二人でのダンスシーン、速い!
どっちも目で追いたいんだけど、追いつかないくらい。

↓↓中塚皓平さんと東山さんのこのリフト!おおおお!

全体的にDIAMOND☆DOGSの七人一人一人へのスポット満載なので、
きっとお気に入りの人が一人、いや、二人、三人とできるはず。
SINGER のお二人、若いっ。応援したくなります。

公演プログラム、最後のページ、
SWANのイメージがどこかへ飛んでいってしまいますが、楽しいです(笑

DIAMOND☆DOGS -SWAN-
公演は4月29日まで博品館劇場にて♪
公演詳細はこちら
上演時間:約2時間(途中休憩あり)

リンク:
 DIAMOND☆DOGSオフィシャルサイト
 東山義久さん公式HP
 森新吾さんのブログ order26
 小寺利光さん公式HP
 原知宏さんのブログ ハラトモワールド

2008年04月25日

08/04/25 空中ブランコ@東京芸術劇場

2008年4月25日(金) 19:00
空中ブランコ
1階T列16番@東京芸術劇場中ホール

雨上がり決死隊の宮迫博之さんと佐藤江梨子さんの二人がどーんと
うつったチラシが観劇前は印象的だったこの公演、
実は坂元健児さんが大活躍でございました。

その坂元さん、もうオープニングから怒りまくってます(笑)
本気モードかと思うくらい。
サーカスの舞台裏でしばらく展開したところで、
がらっと場面が変わり。。。宮迫さん登場。

おおお、宮迫さん登場でちょっと舞台上の雰囲気が変わった。
客席もなんか、ほんわかっと和んだ感じ。
このあたりの雰囲気を作のはさすがですね。

佐藤江梨子さん、終始やる気レスな感じがいい感じ。
妖艶なオーラといいますか、かもしだす魅力がすごい。
ラストのあの中央上部の輪に乗った彼女には思わず注視!

宮迫博之さんは、いい声したはりますね。
そして、もう、なんといっても間が最高。切り替えもうまい。

一幕は、おおお、そ、そこで終わりますかーというところで終了。

二幕は、伊良部医師(宮迫さんの役)がサーカスをひっかきまわして
サーカス団の問題点をどんどん露呈させていく課程がなかなか痛快。
欲を言えば、各問題点ごとにいい感じのストーリーがあるのでそれを
もう少し深くみせてほしかったけど、そこまでは限られた生の舞台では
難しいところですよね。
ってか、伏線多すぎません!?司会とか外人とか手品姉妹とか。。

でも、坂元さんが春樹(永山たかしさん)に頭をぺこっとたたいたシーンには
ぐっときてしまいましたです。

高橋由美子さん、最初登場シーン、おぉぉぉ、という衣装でご登場♪
その後も、独り言シーンなど、演技はもうさすがです。
高橋由美子さんの演技や声の音量やバランス、声質、仕草、大好きでございます。

二幕で客席をまわったピエロ役の吉田メタルさん、
あの客席降りはいいっ!最後プードルも見事!その後「あ・・・」って思う前にプシュっ。
尾藤イサオさん、登場シーンでいきなりあのジャグリング。自然にうまい。。
そして最近いろんな舞台でよく拝見します G-Rockets さん。
最初のシーンで登場したあの大きな車輪の中に入ってのパフォーマンス。
すごい、気持ちいい。四季の夢醒めのあの車輪がレベルアップした感じ!

二幕ラストシーンは、坂元健児さんの空中ブランコの動きが綺麗!
(左側のキャッチャー内田(今奈良孝行さん)のブランコ乗りも自然な感じですごい!)
あれ、もっとよーくみたかった!暗転のタイミング、もう少し伸ばしてー!
できれば暗転なしで!(それは無理な注文というのはわかっておりますが・・)

でもその後のサーカスシーンが楽しいです!
坂元健児さんと宮迫博之さんのあの三つの輪も見事!拍手!

ロビーの花の数もすごいです!しかも花じゃないものもあったり♪
休憩時間、ぼぉーっと眺めてるだけであっという間。

上演時間:約2時間半(途中15分休憩)
東京芸術劇場中ホール
東京公演は5月5日まで。その後全国公演。

2008年04月26日

08/04/26 ハリジャン@シアタートラム

2008年4月26日(土) 14:00
イノセントスフィア ハリジャン
シアタートラム

ラストの尾上松録さんの叫びがすごい。
まさに魂の叫び!

尾上松録さんは、もう登場からインパクト大。
すごいメイクです。そして不気味な存在。。
エビスという役柄になりきったはります。
歌舞伎の要素はないんだけど、
ラストの存在感はさすがですね。立ち姿もきまってる。

そのラストのエビスの叫びはすごかったんだけど、
冒頭のあの恋人達に対するエビスの行動があまりにもひどく、
そんな君に叫ばれても・・・という思いが。。。
後半のストーリーは彼自身が作り出した火種ではなかったので
納得がいったのですが、あのレイプは彼自身が火種を作ったわけですよね。

恋人、院長、やくざ、牧師、看護士、障害者といった登場人物に
絡む出来事がたくさん登場して、どの出来事も意味を持ってると
思えるんだけど、その意味は観てる観客に考えさせられる感じで、
ちょっとその小さなストーリーの量が多く、私の頭では許容量オーバー気味。

障害者達の反逆行為も、なんか極端な感じで、いまいちよく理解できず。。。
???な部分が多くて。。。

ただ、私には???だった部分、ちゃんと全部意味がある気がするんですよね。
そういう意味では、アフタートークで解説聞いてみたかった。

前半はちょっと時間の経過を意識してしまいましたが、
後半は、それまでのことをあまり深くややこしく考えないよう
頭をリセットして、あのラストシーンを堪能しました。

舞台セットは不思議なオブジェを中心に比較的シンプルな感じだけど、
うまく配置・構成されてるなーと思えるセット。
ちなみにいろいろ効果音使われてたのに、
なぜ病室の扉の音だけガラガラ音がなかったのかな?
(やたらこの病室の扉をあけるシーンが多くて逆に気になった)

最後、あの車椅子の役者さん、なんて名前なのかなーと
思ってキャスト表見たんですが、わからず。
キャスト表に役どころ書いてほしいなー。

08/04/26 新宿芸能社 銀座通りのデカプリオ@シアターブラッツ

2008年4月26日(土) 18:00
新宿芸能社 銀座通りのデカプリオ
自由席@シアターブラッツ

先日、インタビューさせていただいた羽原大介さん主催の
劇団「新宿芸能社」の公演を観てきました。

最初のダンス、倉貫匡弘さん、いいですねー!
テンポ感とキレがある!&イケメン!
この小さなステージをいっぱいに使ってのダンス♪
出だしのオープニングのつかみ、いいです。

ステージ上は舞台セットは基本なしなんだけど、
小道具や、役者のいろいろなパフォーマンスは満載で
自然と、酒屋の背景とか理髪店の看板とかが目に浮かぶ感じ。

最初、絹子(中川絵美さん)の三河屋での
ポジションがわからなかったんだけど、途中で判明してなるほどーっと。
その他、商店街でのいろんな小さなストーリーが登場するんだけど、
ちゃーんと後でフォローされてるのがいいです。

全体を通して「ゴミ」が一つのテーマになってて、
ゴミや掃除にまつわる話がいろいろ出てきます。
デカプリオという名前も、そういうところから来ていたのかぁと。。

ヒロインの本名陽子さんは、プログラム見てびっくり、
なんと、アニメ映画「耳をすませば」の月島雫の声を
担当されてたんですね!しかもレミゼのコゼット役もされている!
この舞台では、登場から綺麗なお姉さんオーラが出ていて、
女優さんとしても素敵な方ですね。

三河屋の主人、及川いぞうさん、この方が舞台上に
いると安定感が増して雰囲気がよくなりますねぇ。

劇中、役者さん一人一人に一芸をさせたりするのですが、
うけてもうけなくてもこれが楽しい。結構笑いました♪

そして後半のお祭りシーン。いろんなショーが楽しめます!
エアー三味線、あのシーン好きだなぁ。女性陣の浴衣姿も素敵です。
男性陣のあのフンドシパフォーマンス、そしてその後の・・・・も!
みなさんいい体してます。

休憩なしの1時間45分、手拍子も交えて気軽に楽しくみれる舞台ですが、
マナブ(倉貫匡弘さん)はあの後三河屋をどう切り盛りしていくのか、
ススム(ゆかわたかしさん)が提案していたあの案はあの後どうなったのか。。
康子先生(本名陽子さん)はあの後・・・
なんてことや、チェーン店、商店街、地域コミュニティ・・といったことを考えつつ、
あぁまず部屋の掃除しなくちゃなぁと思いながら帰路につく私でございました。

2008年04月27日

08/04/27 HAKANA@明治座

2008年4月27日(日) 11:00
HAKANA 千秋楽
2階正面5列32番@明治座

まず明治座入ってびっくりしたのがいつもとの客層の違い。
なんといいますか、20-30代の男性が多い。
しかも、ロビーやトイレで、顔見知り同士の挨拶の声が
結構聞こえたりして、かなり大きな輪が存在するのかなーと思ったり。
「8回目だよー」とか大声で話してる声も聞こえてきました。
と思ったら、結構ご年配の方もいらっしゃったり、
私の前の列には子連れ。しかもお母さんと子供4人!
(さすがに制御できてませんでした)

さて、そんな感じで観劇スタートしたHAKANA千秋楽。

ホリヒロシさんの人形が美しかった。。
ホリヒロシさん、写真が古風で整ったお顔立ちですよね)
ちりりーん、ちりりーん。。。
表情がみえるようでした。

観劇前に、いろいろニュースとかで見た時は、
結構エロチックなシーンが強調されてましたが、
今日観劇してみて、私としては特にそういう印象は受けず。
ニュースとかだとやっぱりそういうキャッチーな部分を
強調することになっちゃうんですねー。
本来の見所じゃない部分を強調して、興味をひかせる。。。
でもまぁそれで注目して劇場に足を運ぶ人が増えて。。
ということになればそういうのもありなんですかねぇ。。。

藤本美貴さんは綺麗。可憐。お美しい。
舞台でも映える方ですね。
最初のシーンはどきっとします。
笑い声シーンとかは自然で好きです。

大口兼悟さんは鈴次郎のキャラを好演。
声が少しかすれてたのが残念でしたが、役柄にあってました!

よかったのが青鬼!!(山本亨さん)
まず山本亨さんの声がいいし、
キャラクターもいい(物まねまでする!)、
そして設定もいい。
この青鬼、ようはストーリーテラーですよね。
青鬼ではじまり青鬼で終わります。
二幕、崩れていく鈴次郎に対し、
青鬼が物語の外部から気持ちを表現する
シーンなどはちょっとぐっときてしまいました。

そしてもう一匹の鬼。この赤鬼が、
なんとレイザーラモンの住谷正樹さん。
途中、ものまねを指示されるシーンでフォーッが
出ましたが、それ以外では真面目に(!?)赤鬼を好演。
セリフがちょっと説明的というか棒読み調の部分も
ありましたが、またぜひ舞台に出てきてほしいなと思える方ですね。
一方の相方さんは、うーん、赤鬼と王様のコントは
面白かったけど、そのまま、コントの相手という感じでした。

その他いくつか箇条書きで

・花売りの渚あきさん、いい声~。でもあの役柄の位置づけいまいちわからず
片岡サチって、汐風幸さんが改名された名前だったんですね!
松澤一之さん、坊主好演。雰囲気をきゅっとしめはりますね。
・登場人物で一番うーんと思ってしまったのがゾロ政。声も演技も軽い。
 あえてあそこまで軽くした演出なんですかねぇ。。。

ちなみに最後の方、鈴次郎がHAKANAをアカネ、アカネって
呼んでるように聞こえたんですが、これはハカナの聞き間違い?

最後、カーテンコールではなんと全員挨拶!
三味線と太夫の方までご挨拶。

ストーリー的には私好みです!リピートしたいくらい。
今回キャストが、なんというかテレビ的なキャストって印象だったので
ぜひ演技派、魅せる派、のキャストさん達でも観てみたいって思える作品でした。

08/04/27 モダンスイマーズ夜光ホテル稽古場レポ

2008年4月27日(日) 16:00
モダンスイマーズ 夜光ホテル 稽古場レポ

今日はモダンスイマーズさんの稽古場にお邪魔してきました♪
お稽古は、とあるシーンから始まったのですが、
この舞台中盤のあるシーンを私なんの予備知識もなく拝見したのですが、
みはじめて1分くらいで、私の心はスポっと緊迫したホテルの一室の空気に
飲み込まれました。
すごい、ほんと一瞬でこのビジネスホテルの206号室(だったかな)の
独特の空気に包み込まれます。

そんな今回の出演者はモダンスイマーズの
西條義将(にしじょうよしまさ)さん
津村知与支(つむらのりよし)さん
古山憲太郎(ふるやまけんたろう)さん
小椋毅(おぐらたけし)さん
の4人と、萩原聖人(はぎわらまさと)さんの5人舞台。

昨年、舞台版東京タワー(泣きました)に感激した方も多いと思います。
萩原聖人さん主演で、マドロス役の津村知与支さんが非常に印象的でしたが、
この舞台版東京タワーの脚本もモダンスイマーズの蓬莱竜太さんだったんですよね。
今回の萩原さんご出演は、そういうところからのつながりから実現したようです。
お稽古場は、いい意味で緊張感のある感じの雰囲気で、作・演出の蓬莱竜太さんからは、動き出しのタイミングや座り位置、感情、小道具を持ち帰るタイミングなどの指示があり、それを皆で話し合いながら作り上げていっている感じでした。
また、例えば、セリフカットの指示があり、もう一度やってみると、
確かにテンポ感がすごくいい感じに。おおお。
そして今日はある小道具を使ったシーンでの距離感や感情、
仕草などをかなり念入りに演出されてました。

そして最後に通し稽古を拝見!
細かな内容はネタばれになるので避けますが、私的な見所を一言コメントで書いてみますと。。

萩原聖人さん:言葉に説得力があってついていきたくなる感じの危険な魅力をもった兄貴。
西條義将さん:あぁ巻き込まれて。。あの後果たして。。行っちゃう?
津村知与支さん:しゃべりまくりです&雰囲気を一瞬で変えはります。
古山憲太郎さん:い、いきなりそんな&口数少ないですが"うめっ"が頭に残る
小椋毅さん:あぁツッキー。。まさか。。。後日談が知りたい

萩原さんが中心にいて、津村さんが軽妙に笑いといいテンポ感を作り出し、
西條さんが動きを出し、小椋さんがドラマを作り、古山さんが緊張感を作り、
五人が絡み合うホテルでの一夜はあっという間(上演時間は休憩なし約1時間半)です。

そうそう、今回の舞台、下北沢OFF・OFFシアターという劇場なんですがなんと定員70名。ということは、めちゃめちゃ舞台と近い。
今日私が稽古場で観ていた距離より多分近いです。
ぜひこの間近な距離で役者さん達の目線や声や行動を体感してみてほしい!
萩原聖人さんやモダンスイマーズの方達を、この至近距離で堪能できるのはとっても贅沢な観劇になると思います!
5人全員の感情や行動が"気"となって客席にびしびし飛んできますよ!

また、今日は皆さんTシャツ&ジャージでしたが、
本番どういう衣装になるのかも楽しみです。
ちなみに津村さんは今日の衣装のままでかなりすごみがありました。

公演は5月3日から6月1日までの一ヶ月間ずっと下北沢にて
ロングラン(スイム?)公演♪1公演70席限定!
しーかーもー、13,14,15,16日の4日程のマチネは
過去の公演の上映会を行うとのこと。こちらは自由席で前売1000円!
一般発売していない貴重な映像での上映、私も西湖くんもう一度観てみたいです。

5月13日(火)15:00 「由希」(2003年)
5月14日(水)15:00 「さよなら西湖くん」(2005)
5月15日(木) 15:00 「ゆきてかえらず -稲上荘の寄るべない日々-」(2006)
5月16日(金)15:00 「赤木五兄弟」(2006)

ちなみに、おけぴで現在ネット配信中の
エフエム世田谷のゲストコーナー 世田谷クリップ
の4月16日オンエアのゲストがモダンスイマーズの蓬莱竜太さんと古山憲太郎さん。
作品の紹介や作品の意図や、お二人からみた萩原聖人さんといったコメントも。
ぜひ聴いてみてね♪

2008年04月28日

08/04/28 ルドルフ オケ練習見学レポ

2008年4月28日(月) 16:00(-20:00)
ルドルフ オーケストラ稽古場潜入レポ

帝国劇場でラ・マンチャの男が終わった塩田明弘さんと合流して、
5月6日から帝国劇場で上演される「ルドルフ」のオーケストラ練習の
稽古場を訪問してきました。

15時過ぎにラ・マンチャの公演が終了して、我々おけぴ取材班は
指揮者の塩田明弘さんと合流。とっても早足の塩田さん、
帝劇地下のローソンで好物の照り焼きエッグチキンサンドを買われて
そこからすぐにタクシーで都内某稽古場へ。
(せっかく買ったサンドイッチをタクシーに忘れてきてしまうハプニングも・・)
なんと、ラ・マンチャの終演後から30分後の15時40分には稽古場の指揮台に立っていました。

「ルドルフ」のみの演奏者の方達は、既にこの日13時から稽古されていますが、
「ラ・マンチャの男」と「ルドルフ」をかけもちされてる奏者の方は、
塩田さん同様、この時点で合流。皆さん、大変ですね…。
本番終了後、1時間もしないうちに、別の作品のお稽古…この事実に驚きました。

そして稽古場入ってびっくりしたのがその人数。めちゃめちゃ多い。
クラシックコンサートのオーケストラ編成かと思ってしまうくらい多い!
オーケストラのリハーサルでは、レギュラーの演奏者に加えて
エキストラの演奏者も参加するので、
例えば2名で演奏する楽器のパートがあるとすると、
リハーサルでは3~4名という倍に近い人数で演奏をしているのです。
「ルドルフ」のオーケストラは24人編成ですが、
お稽古場は人と楽器と機材(音響さんなど
スタッフの方たちも複数入られてます)でギッシリ!!!
実際、何人の人が稽古場にいるんでしょう!
オーケストラ関係だけでこれだけの人数が関わってるんだなぁと驚きました。

この日は、歌合わせ(役者さんとオーケストラの合わせ稽古)前の
オーケストラ練習最終日ということで、一気に集中力を高め、
次々と楽曲のチェックを進めていく塩田さん。
学生時代は一応オーケストラに所属していた私管理人、
ミュージカルのオーケストラ練習の見学というのははじめてだったのですが、
今日の稽古は、緊張感とスピード感が半端じゃなかったです!

塩田さんは、頭の回転がすごく速い!
あと、見てて聴いてて思ったのが、無駄な時間というのがない感じ。
決断が早いのです。気持ちいいくらい。
限られた時間の中で確実に音楽を作り上げていく指揮者の塩田さん、
そしてそのスピードにちゃんとついていく演奏者の方達に、
プロの凄さを垣間みました。

指揮者として緊張感を出しビシッとしめるところはしめ、
それでいて、ユーモアもあって、雰囲気作りもうまい。
塩田さんに笑顔が出ると、なんというか場が和む感じがします。
ノリノリの曲の時は塩田さんもノリノリだし、曲中ここぞという
決めどころは表情も指揮棒もピッタリと決まっていてかっちょいい。

また、塩田さんは指揮しながら台詞を言ったり歌ったりもします。
1人で何役もこなす塩田さん(笑)、まるで劇中の登場人物が
憑依したかのような迫真の演技!!
歌や台詞のタイミングがぴたーっと気持ちよくあうのも
ミュージカルの、生オケならではの醍醐味ですもんね。
オケの演奏と共に塩田さんの台詞や歌を聴いて、
この作品の世界にすこーし触れた気がしてワクワクしてしまいました。

さてこのルドルフの楽曲達、各パートのソロフレーズも聞かせどころがたくさん!
しかも旋律がすごくかっこいい!
オーボエソロ、フルートソロ、ヴァイオリンソロが
語り継いでいく感じだったり、またある曲はエレキギターが
もうギュインギュインに聴かせてくれたりします。

私が今回聴いててすごく気にいったのが「Only Love」と「The Steps To Tomorrow」♪
「Only Love」は一幕ラストの曲でしょうか。
普通、私ミュージカルの曲は、観劇前に聴いてもあまり曲自身を
好きになることって少ないんですが、この「Only Love」は
一回通しを聴いて気になり、二回目聴いてもうとーっても大好きになりました。

2幕も本当に素敵な曲がたくさん。
特にドラムとパーカッション、そしてギターがめちゃめちゃかっこいい
「The Steps To Tomorrow」。鳥肌級!
ドラム(小出じろうさん)がフィルインする部分を塩田さんが細かに指示して、
その後の演奏を聞くと、もうスーパーかっちょよくなってたりして
やっぱりプロの方の演奏ってすごいなーと感心してしまいました。

そしてパーカッションの長谷川友紀さん。
「The Steps To Tomorrow」では
鐘とティンパニの演奏をふんだんに聴かせてくれます。

長谷川さんは、昔、四季の壁抜け男を観た時、なんて気持ちいいパーカッション!
なんて幸せそうで楽しそうな叩き方をされるんだーっ!!
て思って印象に残ってたんですが、その後もいろいろな舞台で拝見しております。
で、今回おけぴ取材班の見学位置がそのパーカッションエリアの隣だったのですが、
長谷川さん、本当に気持ちいい叩き方をされます。
ティンパニを叩く時のスティックと腕の動きや叩き終わった後の体の動きがかっこいいのです。
休憩中、長谷川さんの後ろから塩田さんを撮影してた時、
こっち向かれて笑顔で背伸びしてカメラの視界に入ろうとされるあたりも
なんともいえずチャーミングな方でございます。

オケの方達、今回はオーケストラピットの中に入っちゃうんでしょうか。
ぜひとも叩いているところを見て目でも味わいたいって思ってしまいます♪

この興奮を動画でお伝えできないのが残念ですが、
ぜひ本番で堪能してくださいませ。
という私もオケだけの演奏でしか聴いてないのですが、
今日聴いた曲に井上芳雄さんや笹本玲奈さんの歌声が入ると思うと
初日がとーっても待ち遠しくて楽しみです!!

さて、ここで一緒に取材したおけぴスタッフ akki の感想もご紹介♪
(彼女の記憶力には本当に脱帽します。そして彼女は見方が深い!私は浅い・・・なぁと)


オケ練というのは、きっと塩田さんとオーケストラの方との
方向合わせの場でもあるんでしょうね。
塩田さんが、
「ここはプロイセンと敵対することを表しているから、
アクセントとスラーをより明確に弾き分けて」
「ベタッと演奏するんじゃなくて歌うように」
「緊迫感を保ちながら少しずつボルテージを高めて」
というような要求が出ると、次の演奏では素人の私でも分かるくらいの大きな変化が!
こうしてよりシーンや登場人物の心情にあった音楽が作り出されていくんですねぇ。
役者さんの演技や演出家の要望がさらに加わって、初日の幕が上がった時には、
このお稽古場で聞いたものから、より一層進化しているのでしょうね。
音だけに集中して聞くことのできるオケ練では、いかにひとつひとつの音の奏で方が
メロディの印象を変えるかを体感できました。

トータルで40曲近くあるそうですが、この日のオケ練でさらったのは20曲弱でしょうか。
それぞれの楽器に聞かせどころがあり、曲調も様々、そしてドラマティック!
休憩時間も入れてですがのべ5時間にわたる練習中に、塩田さんがオーケストラの方たちに
出された指示が、「もっと重厚な感じで」「もっとワイルドでエロティックな表現がほしいんだよね」
「グルーヴ感を出したい」etc.…1つの作品?って思ってしまうくらい。
とても優雅な曲(ワルツなど)もありますし、ギターがギュインギュインいっちゃうような
かなり激しい曲もありますし、ノリのいい曲も。
特に私が興奮したのは「A Better Life」…だったでしょうか。
オケのテンションがMAXって感じで、ギターが効いていて、
ドラムやパーカッションもかっこよく、しびれましたっ!
あとは、2幕の楽曲で、ファーストヴァイオリン、セカンドヴァイオリン、
ヴィオラ…が語り合うように音を重ねる曲があるのですが、これまた素敵でしたね?!

「ルドルフ」の音楽、バラエティに富んでいて、劇場で生で聞くのが本当に楽しみ。
そこに、歌詞がついて、実力派のキャストの皆さんが演じ、歌う…。
開幕が楽しみです!
さてさて…何回観ようかしら?♪と既に複数観劇、決定です!!!

★参考リンク

5/27 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階G列センター)
5/17 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階E列サブセンター)
5/7 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(1階N列端)
 ・ミュージカル ルドルフ公式HP
 ・おけぴ管理人の塩田明弘さんインタビュー
 ・塩田明弘さんのメールマガジン「シオタクター」

※写真掲載は関係者の許可をいただいていますので、無断引用・転載はご遠慮ください

劇場近辺のオススメ情報♪


About 2008年04月

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