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2011年02月 アーカイブ

2011年02月01日

11/02/01 KOOZ クーザ@原宿ビッグトップ

2011年2月1日(火) 17:30

クーザ公開ゲネプロ観劇!生演奏にノッたホイールオブデス、命綱なし⁉なんと気持ちいいっ!予想外の客席演出にもびっくり。少年の夢的なわかりやすい世界観、衣装、音楽!チョリトスうまいっ!
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2011年02月02日

11/02/02 社長、絶対絶命ですっ!@恵比寿エコー劇場

2011年2月2日(水) 14:00

社長、絶体絶命ですっ!観劇。岩崎大さん演じるお茶目でキザな御曹司が楽しい!秋本奈緒美さん素敵~。藤沢祐里さんの歌声も響く、シンセ生演奏での心温まるコメディミュージカル♪存在は嬉しいけど色々大変な妖精達がツボな公演です
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2011年02月03日

11/02/03 *pnish*プロデュース「黄金仮面」稽古場レポ

2011年2月3日(木)
*pnish*プロデュース『黄金仮面』稽古場レポ

“気軽に観る事ができて、楽しい舞台”
をめざして結成された「*pnish*」(パニッシュ)。
そんな*pnish*プロデュース公演シリーズ最新作
『黄金仮面』の稽古場に潜入してきました!

江戸川乱歩の長編推理小説としておなじみの『黄金仮面』。
華麗に古美術を盗み出す謎の黄金仮面。
事件解決に乗り出すのは、ご存知名探偵、明智小五郎!

明智小五郎を演じるのは小西遼生さん。
佇まいも身のこなしもカッコいい!
声のトーン、台詞回しに説得力大、
小林少年ならずとも憧れてしまうヒーロー明智です。

その小林少年を演じるのが佐藤永典さん。
透明感のある声をお持ちの方です。今回はストーリーテラーの役割もある小林少年。
少年の愛らしさと頭脳明晰、そのバランスがとても魅力的!

今回*pnish*から出演されているのが鷲尾昇さん。
熱く、そしてちょっと抜けていて(失礼・笑)、人間味溢れる波越警部!
鷲尾さんは、お稽古場でもとても優しい眼差しで
共演のみなさんを見つめられてました。

その鷲尾さんと共に若さ溢れるカンパニーをやさしく支えているのが、
声優としてもご活躍されている松野太紀さん。
拝見した場面では、いくつかの役柄を自在に演じておられます、お見事!

熱い方といえば井上優さん。
稽古場の温度もUPしそうなアクションと芝居の熱さです!!


(左が井上優さん。右は鷲尾昇さん)

カンパニーの紅一点!寺崎裕香さん。
眼差しが真っ直ぐで美しい~
後半、かなりハードな芝居が要求される役どころですが、ご期待下さい!

波越警部を囲む記者に扮している皆さんは他にも様々な役柄で登場します。


左から塚本淳也さん、平井浩基さん、鷲尾昇さん、菅野勇城さん、赤澤燈さん


黄金仮面は果たして誰なのか、その正体は?!
原作の持つ謎解き、ストーリー展開の面白さはそのままに
臨場感溢れる舞台ならではの楽しさがいっぱいです!

迫力あるアクションとダイナミックなクライマックスシーンは
ハラハラドキドキの連続で、思い出すだけでワクワクでございます!

と同時に“芝居”の部分も要チェック。
友情、愛情、憧れ、そして正義感。登場人物のキャラクターの
心理描写もとても丁寧に作り上げられていますよ。

演出の西沢栄治さんのリードで、
積極的にアイデアを出し合い、日々進化していく作品、カンパニーの
エネルギーをひしひしと感じる稽古場訪問でした。

通し稽古終了後、小西さんの呼びかけで、黄金仮面ポーズで(?)集合写真!


小西さんのオフショット 爽やか!

--- 公演情報 ---

東京公演は2/16(水)~2/20(日)
@全労済ホール/スペース・ゼロ (東京都)

金沢公演は2/26(土)~2/27(日)
@北國新聞赤羽ホール (石川県)

神戸公演は3/5(土)~3/6(日)
@神戸朝日ホール (兵庫県)

公演HPはhttp://www.nelke.co.jp/stage/pnish_ougonkamen/
公演ブログはhttp://goldmask.jugem.jp/



おけぴ稽古場取材班:chiaki 撮影:chiaki 監修:おけぴ管理人

11/02/03 女殺油地獄@ルテアトル銀座

2011年2月3日(木) 18:30

ルテ銀にて女殺油地獄。油まみれで滑りまくりの壮絶な立ち廻り、染五郎さんと亀治郎さんの息もぴたりで動きも軽やか!手に汗握る場面の中の美しい見得にジーン。客席に幸四郎さんがいらして、客席シーンで染五郎さんが絡み、しっしっとあしらう幸四郎さんにうけた!
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2011年02月04日

11/02/04 ZORRO THE MUSICAL@日生劇場

2011年2月4日(金) 13:30

ゾロ観劇。赤い!フラメンコたっぷり!セット豪華!島田歌穂さんさすが♪ゾロ坂本昌行さんがルイサ大塚ちひろさんのお風呂場に侵入する場面が楽しい!TdVをちょっと思い出しました♪
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11/02/04 11人いる!ゲネレポ@あうるすぽっと

2011年2月4日(金)
萩尾望都×スタジオライフ
「11人いる!」(Mチーム)ゲネプロレポ
@あうるすぽっと

「少女漫画の神様」萩尾望都先生の
SF漫画「11人いる!」をスタジオライフが舞台化!

話が展開するごとに、はまっていく舞台です!
最初、11人目を探しながら観ているうちに、
いつのまにかそのことを忘れて一つ一つのエピソードに没頭!
人と人(宇宙人と宇宙人が正しいですね)の関係性の変化に
ぐいぐい引き込まれていきました!

簡単にお話をご紹介しますと、舞台は宇宙大学の入学試験。
外部との接触を断たれた宇宙船「白号(はくごう)」に
男性10人で乗ったはずが11人いる!?
閉鎖された宇宙船の中で、芽生える疑心暗鬼。
「いったい11人目は誰だ!?」
緊迫感と対立、葛藤や仲間割れ、
次々と起こる事件に11人で立ち向かい合ううちに…

主人公は、優れた直感力を持つタダトス・レーン(タダ)役、松本慎也さん。
11人の中では、一番エリートらしいエリート。
あまり感情を表に出さない冷静なタダ。
しかし、内の感情の変化は大きく、熱い一面も。
制作発表で抱負を語っていらっしゃったとおり、
心情の変化を丁寧に演じられているので、
タダの変化がとても伝わってきて、
最後のエピソードはとっても感動的です!

成人した時点で性機能が分化するという、雌雄未分化の完全体(!?)
フロルベリチェリ・フロル役の三上俊さん(写真右)。
出身星ヴェネのしきたりに則った特殊な事情を持つフロル。
タダの周りをチョロチョロするフロルはとってもかわいい♪
タダの言葉を借りるとフロルの性格は「はねっかえり」。
なんと今回、フロルの生尻披露の場面も!?

船戸慎士さん演じるガニガス・ガグトス(通称:ガンガ)のエピソードがいいっ!
ガンガのファンになってしまいました(写真:床で仰向きなのがガンガ)

代々木アニメーション学院の特殊メイク科も協力。
2枚の壁と円形の幕、映像を上手に使った、異なる空間を構成する舞台装置。
空中をつかった仕掛けも見所です!

要所に笑いを入れつつ、
極限状態の受験生にシリアスな問題が次々と発生していきます。
どこまでテストでどこからが11人目の策略なのかわからない!!
若い受験生のぶつかり合いと絆。
帰り道は学園ものを観た後のピュアな気持ちと甘酸っぱい余韻♪
11人目がどんな気持ちで他の10人と過ごしていたかを想像するのも面白いですよ。

上演時間は2時間弱。

--- 配役のご紹介 ---
【Alcor(アルコル)チーム】
タダトス・レーン        山本芳樹
フロルベリチェリ・フロル    及川健
バセスカ            青木隆敏
ソルダム四世ドリカス      仲原裕之
アマゾン・カーナイス      鈴木智久
チャコ・カカ          冨士亮太
ドルフ・タスタ         篠田仁志
トト・ニ            松村泰一郎
ヴィドメニール・ヌーム     林勇輔
ガニガス・ガグトス       船戸慎士
グレン・グロフ         山崎康一
長老ほか            倉本徹

【Mizar(ミザール)チーム】
タダトス・レーン        松本慎也
フロルベリチェリ・フロル    三上俊
バセスカ            曽世海司
ソルダム四世ドリカス      関戸博一
アマゾン・カーナイス      堀川剛史
チャコ・カカ          原田洋二郎
ドルフ・タスタ         牧島進一
トト・ニ            神野明人
ヴィドメニール・ヌーム     林勇輔
ガニガス・ガグトス       船戸慎士
グレン・グロフ         山崎康一
長老ほか            倉本徹

東 京:2011年2月5日(土)~28日(月)あうるすぽっと
名古屋:2011年3月19日(土)~20日(日)名鉄ホール
大 阪:2011年3月26日(土)~27日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。

スタジオライフのホームページはこちら

おけぴ制作発表レポもご参考に♪



おけぴ稽古場取材班:nats、ayano 撮影:nats 監修:おけぴ管理人

2011年02月07日

11/02/07 港幸樹トークライブ voice unplugged@新橋演舞場の地下

2011年2月07日(月) 18:30

おコンサート連動企画、港幸樹さんトークライブ笑了。裏話からメーク実演まで、モーツァルトファンにはたまりません!何処だモーツァルトの振付指導付での合唱は圧巻!ゲストの石田佳名子さんの歌声にも鳥肌♪ 13日おコンサートも港さんに観客歌唱指導でご登場頂く予定です!お楽しみに♪
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2011年02月15日

11/02/15 愛と青春の宝塚@青山劇場

2011年2月15日(火) 12:00

青山劇場で愛と青春の宝塚、湖月リュータン最高!ずっと観てたい魅力とオーラ!一幕の軍人シーンは大爆笑、一転二幕でジーン。彩乃かなみさんの役所がまたいいっ♬岡田さんの先生もあってる!ショーではサカケンさんのバク転も!寝不足での観劇でしたがラストの大人なショーまであっという間でした!
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2011年02月16日

11/02/16 黄金仮面ゲネレポ@全労済ホール

2011年2月16日(水)
*pnish*プロデュース『黄金仮面』ゲネレポ
@全労済ホール/スペースゼロ

劇場に入ると、舞台の壁に新聞が!


江戸川乱歩の長編推理小説としておなじみの『黄金仮面』。
華麗に古美術を盗み出す謎の黄金仮面。
事件解決に乗り出すのは、みなさまご存じの明智小五郎。


その明智小五郎を演じるのは、お稽古場で拝見した以上に
素敵でスマートでとってもかっこいい小西遼生さん。
仕草ひとつ目線ひとつとっても雰囲気たっぷり!


この黄金仮面は、*pnish*プロデュース作品で鷲尾昇さんも警部でご出演。


頭脳明晰でかつ愛らしい小林少年役を好演の佐藤永典さん。


寺崎裕香さん演じる不二子の愛の行方にもご注目下さい。後ろは赤澤燈さん。


声優としてもご活躍の松野太紀さん(写真右)と井上優さん(写真左)。
松野さんの超早替わり、井上さんの古風な台詞回しもお楽しみに!


黄金仮面は果たして誰!?正体は?!
原作の持つ謎解き、ストーリー展開の面白さはそのままに
笑える場面も多くて、原作を知らなくても、
たっぷりと楽しめる舞台です。
キャストが10人だけと思えない迫力です!


公演HPはhttp://www.nelke.co.jp/stage/pnish_ougonkamen/
公演ブログはhttp://goldmask.jugem.jp/

11/02/16 ミュージカル座「舞台に立ちたい」稽古場レポ

2011年2月16日(水)13:30
ミュージカル座 ミュージカル「舞台に立ちたい」
(月組:片桐和美/須藤香菜/青島凛)通し稽古レポ

「おもしろかった~!」
通し稽古拝見直後、思わず声に出してしまいました。
1時間50分っていう長さもちょうどよくて、
芝居も歌もバランスよく満足できて
ちょっぴりメルヘンなダンスもいい~。

3人のミュージカル女優の10年に渡る友情と人生の変遷を
1時間50分ノンストップで歌い踊り芝居するミュージカル・コメディ。
語弊を恐れずに言えば、濃い~いガールズトークの中に
歌と踊りが入ってくる感じです!
そーれーがー、観ててめっちゃ笑えて泣けるんです、深いんです。

今日拝見したのは月組さんでしたが、
当て書き!?って思うくらいのキャラの完成度。
いえ、これはお三方の素!?(笑)
見応えたっぷり!あっという間の1時間50分。

みゆき(片桐和美さん)のおねーさんっぷり!
みゆきの表情、言葉は何故こんなにも心にしみ込んでくるのでしょう。
お声のトーンがなんともいえません。
3人同級生の役なんですが、同い年なのにおねーさん役になっちゃう人、いるいる!
危なっかしい妹を両脇に挟んで歩く、
努力家でしっかりものの姉な感じ。
後半、みゆきの歌で涙涙涙。
もう一度、聞きたいです。

ナナ(青島凛さん)のつっこみと間、最高!
才能あるのにナイーブ過ぎて実力発揮できないあの感じとスタイルの良さ。
なんでしょう目が離せないあぶなっかしさ。
ナナの表情みているだけで、吹き出しそうになります。
この作品全体に言えますが、
本人達まったく面白いこと言っているつもりはないのですが、
脇できいていると可笑しくてたまらないガールズトーク。
とくにナナのトークはたまりません…そんな感じです。
美しくて、面白い、たまりません青島さん。

そして、いづみ(須藤香菜さん)。
深く考えるのが苦手な天才肌。
奔放で楽天的。このいづみの”のーてんき”な性格に救われるシーンもあれば、
思わず叱りたくなるシーンもあって。。
きょとんとした表情で立っている姿がツボ。
そんないづみが歌を歌いあげるシーンでは表情が一転、
須藤さんの歌声が稽古場いっぱいに響いて、耳が大喜び!
歌声の迫力がすごい!ストーリーにグッと説得力が増す瞬間。
いいですよねー圧倒的な歌唱力に射抜かれる気持ち良さ!

舞台を目指している人は大いに影響を受けること間違いない、この作品。
(実際、青島凛さんはこの作品を観て、ミュージカル座に入ったそうです)

拝見してみると、「わたしの人生をどう生きるか」って毎日のように考えている
すべての人の心をくすぐります!おすすめです!

いかにもありそうなお話ですが、
ドラマの進め方の巧みさと3人の女優さんのうまさで満足度大保証です。

作曲・編曲・音楽監督  山口琇也さん
脚本・作詞・演出・振付 ハマナカトオルさん

今回お稽古場で見学したのは月組のお三方でしたが、この公演、
月組(須藤香菜さん、片桐和美さん、青島凛さん)、
星組(中山理沙さん、本坊綾子さん、わたりあずささん)、
空組(田宮華苗さん、清水彩花さん、神郡英恵さん)と
3組のパターンでお楽しみいただけます♪
是非、劇場でこのおもしろさにはまってきてください!

最後にこの日取材させていただいた
月組キャストの皆さんからの動画メッセージをいただきました!

2011年2月22日(火)~27日(日)
ミュージカル「舞台に立ちたい」@シアター風姿花伝にて(目白)
公演詳細はこちら


三人のケンカシーン、こんだけ真剣にケンカされたら気持ちいい!?

おけぴ稽古場取材班:nats, ayano 撮影:ayano 監修:おけぴ管理人

2011年02月18日

11/02/18 コールポーターガラコンサート@日本橋三井ホール

2011年2月18日(金) 18:30

日本橋三井ホールにてコールポーターガラコン鑑賞。治田敦さんの進行&解説がいいっ!鈴木ほのかさんのLet's Do It最高♪ 和音さんと岡さんのSo In Love♪ラストの岡さんのナンバーの歌い上げ!そして皆さん衣装が素敵!
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2011年02月19日

11/02/19 宝塚雪組「ロミオとジュリエット」@東京宝塚劇場

2011年2月19日(土) 11:30

雪組ロミオとジュリエット感激!楽曲演出最高♪音月ロミオにキュン。目線が美しい未涼ベンヴォーリオ♪ 乳母沙央くらまさんが今回ツボ!フィナーレで愛のダンサー大湖せしるさんと二人舞うお姿もいい~っ!
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2011年02月20日

11/02/20 ろくでなし啄木@天王洲 銀河劇場

2011年2月20日(日) 18:00

ろくでなし啄木、表と裏と上から描いたような演出。最後の啄木藤原竜也さんの締め方が好き。出演者三人だけなのに、しかもそれを銀河の箱で等身大に演じていて三階席からもノーオペラで堪能できました。勘太郎さんの動きは実に気持ちいい!2時間45分
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2011年02月22日

11/02/22 ELECTRIC CITY製作発表レポ

2011年2月22日(火)12:30
ELECTRIC CITY(エレクトリックシティ)製作発表レポ

ジャズ/HIPHOPをベースにさまざまなダンスを融合させ、
ストーリー性のあるエンターテイメントを表現する
NYダンス集団「THE MOVEMENT」と
元宝塚歌劇団星組トップ男役の湖月わたるさんがスーパーコラボレーション!

製作発表での10分間のダンスパフォーマンス披露、
これがとにかくすごかった!!
最初の動きから目が離せませんでした。
重力が感じられないスローモーション...
そこだけ時間軸が違うかのような錯覚...
5人の男性の中で迫力負けしない湖月さんの存在感にクラクラ。
ダンサーの中に伸びるしなやかでダイナミックな湖月さんの身体!
このミックスは面白い!

「THE MOVEMENT」はTAKAHIROさんとANGEL FELICIANOさんが
中心となっているプロダンサー集団。
マドンナのヨーロッパツアーに参加するなど
世界的に活躍するNY在住日本人ダンサー/振付師のTAKAHIROさん。
「情熱大陸」や「天才たけしの誰でもピカソ」などでも
フィーチャーされているのでご存じの方も多いはず。
そんなTAKAHIROさんの熱いダンスは、リズムにのるというより、
もはや、リズムそのものです!(下写真の中央)

実は、2010年夏に行われたTAKAHIROさんプロデュース公演
「SIX DOORS」を観た湖月わたるさんが「私も次回公演に参加したい!」と
直談判したことから実現した今回の「ELECTRIC CITY」。
湖月さんは、2010年秋、公演の合間をぬって自らNYに渡り
HIPHOP/ストリートダンスの特訓をされたそうで、
特訓中のストイックさにTAKAHIROさんもANGELさんも惚れ込んでしまったそう。


(左から湖月わたるさん、TAKAHIROさん、ANGELさん)

「もう、筋肉痛で大変でした。
でも、『SIX DOORS』を観させていただいて、
私の中にあったNYへの憧れやダンスへの思いが駆け巡ってきて。」
「このチームの一員として参加できることが幸せです!」と湖月さん。

特訓中、TAKAHIROさんから「湖月スタイルでいいんです!」と言われて、
「自分のスタイルとは何なのだろう?」と、
自分を見つめ直すきっかににもなったことを語る
湖月さんの中で新しい挑戦に向かう熱いエネルギーが
沸々していることがビシビシと伝わって来ました!

終始、湖月さんや、他メンバーを気遣っていたのが印象的なTAKAHIROさんは、
「僕は、日本にNYを見せるし、NYに日本を見せる。
ストリートパフォーマンス、HIP HOP、エンターテイメント!
NYナウを、今回持ってきます!」と意気込み十分。

ANGELさんも、
「日本にくるのは、THE MOVEMENTにとって本当に夢だったんだ!
今回、NYからもってくるものは、
本当にアメイジング(驚くような・素晴らしい・見事な)で
楽しいものになるよ!」と熱い!

10分のパフォーマンスで、これだけの満足感!
TAKAHIROさん、ANGELさんら THE MOVEMENTチームと
湖月わたるさんの海を越えた信頼関係をみせてもらったような熱い製作発表。
こちらで当日のUSTREAMでの中継内容がみれます♪

演劇的ともいえるステージ、本番どうなるのか「ELECTRIC CITY」!!
湖月さんの中の沸々しているエネルギーが爆破する瞬間を是非劇場で、ご覧下さい!

公演は2011年4月19日から2011年4月20まで東京国際フォーラム・ホールCにて。
2011年4月22日は名古屋市芸術創造センター、
2011年4月26日から2011年4月27日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。

詳細は梅田芸術劇場のHPにて
http://www.umegei.com/schedule/20/index.html




おけぴ取材班:ayano、nats 撮影:nats 監修:おけぴ管理人

11/02/22 舞台に立ちたい@シアター風姿花伝

2011年2月22日(火) 19:00

"舞台に立ちたい"月組初日観劇。シアター風姿花伝、ステージ近いっ!笑い、泣き、友情と迫力の女同士の喧嘩まで、三人出ずっぱりのミュージカル。須藤香菜さんの表情一変した突き抜ける歌声気持ちいい!舞台に立ちたい人もそうでない人も必見♬
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2011年02月23日

11/02/23 眠狂四郎無頼控@東京国際フォーラム

2011年2月23日(水) 17:30

眠狂四郎無頼控。いやーGACKTは美しい。「ふっ」と優しく鼻に抜ける音と目線と着流し。男ですが生太ももが見えるとドキっ。立ち廻りと映像音響照明の同期は気持ちいい。たっぷりの3時間半。美しい。田中健さんにも拍手!
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2011年02月24日

11/02/24 G.G.R制作発表レポ

2011年2月24日(木)
『G.G.R(グレンギャリー・グレン・ロス)』制作発表レポ

2011年6月に天王洲・銀河劇場にて上演される
「GGRグレンギャリー・グレン・ロス」の制作発表へお邪魔してまいりました。

GGRは、成功と昇進を夢見て、不動産業界を舞台に
顧客の争奪戦にしのぎを削る男たちの物語!

この日登壇された演出の青山真治さん、
そしてW主演の石丸幹二さん、坂東三津五郎さん。

まず、この作品への意気込みを

映画監督としてご活躍されている青山真治さん、この作品が舞台初演出!!
「汗かいています。冷や汗です(笑)
こうして天才二人をお迎えして、しかも映画監督である自分が舞台の演出。
胸を借りるつもりで、今の時代、目の前にある危機を力の限り表現したいと思います!」

ミュージカル界の貴公子・石丸幹二さん
「冷や汗つながりでいくと(笑)、
この作品は、舞台上常に2、3人が登場し言葉だけでやり合います!
互いに冷や汗をかかせながら、
そして観ているお客様にも冷や汗をかいていただきながら進みます!
こういった芝居は初めてなので、また一つ芸が磨かれればと思っています。」

歌舞伎界の名優にして、実に30年ぶりの翻訳劇挑戦という坂東三津五郎さん

「お話をいただいたとき、まず『こんなに背が低くて足の短いアメリカ人いるのだろうかと(笑)』。
よく伺うとカッコいい役でなく、中年の悲哀を感じさせる役ということで、
それなら出来るかとお引き受けいたしました。
青山さんとも石丸さんとも初顔合わせ、思わぬ化学反応が起き、
自分がまだ気付いていない自分に気付けたら嬉しいです。」


青山さんがお二人を起用した理由は・・・

「石丸さんの舞台を拝見していて、“音”に魅了されました。
常に素晴らしい台詞を素晴らしい音で発する。
この世で最も美しいもののひとつだと思います。
“あの音を出せる人”と何かしたい、何なら一緒に暮らしてもいい(笑)、
と思うほどほれ込んでおります。

三津五郎さんはやはりご出演の歌舞伎「馬盗人」や昨秋のテレビドラマを見て、
軽妙でひょうきんなのだけれど、そこはかとないペーソスが漂う。
この方にしか出来ますまいっ!
こちらもまた何なら自宅に押しかけても良い!くらいのファンです!」

ともに惚れこんだお二人との作品作り、
青山さんの中には緊張されつつもワクワクが溢れていました。

お二人の役、ともに不動産のセールスマンですが、果たしてどんな男なのか。

石丸さん(演じるのはローマ)
「野心家ですね。
演じるには、普段は隠すような面を出していく必要があるので覚悟がいりますね。
これまではどちらかというと、夢の中に生きているような役が多かったので(笑)、
人を欺くような役に正面からぶつかるにあたり、役を、自分を見つめなおす作業がいりますね。楽しみでもあります。」

三津五郎さん(演じるのはレヴィーン)
「さえない中年なのだけれど、色気がある。
取り残されていくことに抗って必死なところが可笑しくもあり、
愛おしくもある。そんな男ですね。わかるんですよ、その感じ。
僕なんかも、必死で携帯電話の使い方を覚えたのに、もう次のものが出ている・・・(悲哀・笑)、
そんな必死の可笑しさを感じてほしいです。」

青山さんからは
「ローマは言葉で柔らかく人を騙す。
そんな彼がいよいよ追い詰められた時にどんな人間性が出るか。
レヴィーンは口八丁手八丁で軽妙に振舞うが、それが結局自分の首を絞めていく。
そんな男たちです。」

他にも、今井朋彦さん、大鷹明良さん、加藤虎ノ介さん、テイ龍進さん、坂東八大さんといった
個性的な男性キャスト7人が織り成す、男たちのドラマ。

このように、この日登壇されたお三方の化学反応を想像するだけでも
ワクワク感が高まりますが、この戯曲がこれまたスゴイ!

◆GGRここがスゴイ その1

“作:デヴィッド・マメット” 【カッコいい男の世界を見せてくれそう・・・】
彼は現代アメリカを代表する劇作家であると同時に
「アンタッチャブル」などの映画脚本などでも知られています。

◆GGRここがスゴイ その2

“ピューリッツァー賞受賞”【アメリカの生活を描写した“卓越した”作品!!】
マメットの数多くの戯曲の中でも、
この「グレンギャリー・グレン・ロス」は最高傑作といわれ、
1984年にこの作品でピューリッツアー賞※を受賞しています。

◆GGRここがスゴイ その3

“豪華キャストによる映画化” 【渋くてセクシーな男たちの予感UPUP!】
1992年にはアル・パチーノ、ジャック・レモン、ケビン・スペイシーという
豪華キャストで映画化もされています。(邦題「摩天楼を夢見て」)

※ピューリッツアー賞とは・・・
「アメリカ」に関わるものが対象となり、
文学と戯曲もアメリカの生活を描写したもののみを対象とする。
もちろん、その作者もアメリカ人でなければならない。
ただし、ジャーナリズム部門はあくまでも「アメリカの新聞」にのることだけが条件であり、
そのため日本人も写真部門では海外の新聞社に取り上げられ、
実際に受賞している。(From wikipedia)
ミュージカルファンの皆さんには、RENTが受賞したことでも有名な賞ですね。

働く男たちの生き残りをかけた最後の賭け・・・もがく男の人生と孤独の物語。
今、私たちにどのように映り、そして何を感じるのか。

HPやフライヤーをご覧になった皆さんはおわかりと思いますが・・・
ちょっと大人なトーンの色調。本当に渋い男の魅力が炸裂です!!

青山真治監督が撮ったスポットCMもこのフライヤーのメイキング映像となっていておしゃれ度高いです!

作品公式ホームページはこちら

<東京公演>
 2011年6月10日~19日 天王洲 銀座劇場
<北九州公演>
 2011年6月22日 北九州芸術劇場 中劇場
<兵庫公演>
 2011年6月25日~26日 兵庫県芸術文化センター 阪急中ホール

GGR、覚え方は・・・G限界 Gギリギリ Rルール無用!

<おまけ>

青山監督が挙げられた芝居の面白さに「完成しないこと」という言葉がありました。
(青山さんは、映画監督として「EUREKAユリイカ」で国際舞台に名を轟かせ、
その後小説家としても三島由紀夫賞を受賞されています)
映画を撮り、完成した瞬間、終わりが訪れる。その時に襲ってくる“退屈”。
それに対して舞台には完成はない。
Progress(進歩。向上。前進。発展。)であり続ける面白さがある。
逆に言うと、毎日が完成なのかもしれない。
そうやって、毎公演、みんなを巻き込んでの高揚感を味わいたいとのこと。
まさに「未完の美」ですね♪


おけぴ取材班:chiaki、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人

2011年02月27日

11/02/27 こまつ座「日本人のへそ」稽古場レポ

2011年2月27日(日)
井上ひさし追悼ファイナル こまつ座第九十三回公演
「日本人のへそ」通し稽古レポ

歌・踊りたっぷりで笑い満載、印象に残るシーンが多すぎ楽しすぎ!
シーンの数、衣装の数、靴の数、登場人物の数もすごい!
ほぼ暗転なしで、一幕だけでなんと21の場面数、
お祭り騒ぎのミュージカルな一幕。
打って変わった二幕の展開、さらにさらにの大展開!

1969年にテアトル・エコーへ書き下ろされた、
井上ひさしさんにとっても初の長編戯曲とも言える「日本人のへそ」。
井上さんのエッセンスがギュギュッと凝縮されていて、
3時間の上演時間があっという間、
観終わった後、語りたくなるツボ満載でございます!

出演者のみなさんも新劇、小劇場、ミュージカル、ピアニスト
いろんなジャンルから多才で多彩な顔ぶれ。


なんて多彩な演出!

お話は、東北の田舎娘が集団就職で上京し、
職と男を渡り歩き、天下に成り上がるヘレン天津の一代記が中心となりますが、
とにかく小ネタが満載も満載、大満載!


石丸幹二さんと笹本玲奈さん。この二人の歌声、本当に素敵!

ヘレンを演じる笹本玲奈さん。
今までに観たことのない笹本玲奈さんの衝撃キャラクターオンパレード!
それがどの役もはまっていて、
這い上がるぞというエネルギーがとにかくすごいんです。
声色、表情、とりわけ目つきにもご注目ください♪

あどけなさの残る可愛らしい少女から美しく色気を醸し出す大人の女性に、
まさにヘレンの人生を華麗に生き抜いています(下の写真も笹本さん)。

そしてヘレンの人生に関る人々を演じるみなさんも様々な役で登場!
中でも石丸幹二さんの化け方(失礼・笑)にはみなさん驚かれるのではないでしょうか。

こんな石丸さん見たこと無いっ!いいっ!


後方が石丸幹二さん、手前は笹本玲奈さん、かわいい!

登場する毎にハッとさせられるのが、山崎一さん。
お堅い役からあんなこんな役まで・・・幅が広い!

辻萬長さんの駅名長台詞は圧巻!まわりの役者さん達の振付も楽しい~っ!

何をしてしまったのか!?


左から笹本玲奈さん、石丸幹二さん、たかお鷹さん、古川龍太さん、辻萬長さん

とにかくキャストは八面六臂の大活躍!
各キャラクターの違いがすごすぎです。
すさまじいテンポ感。語りたい場面満載。


左から吉村直さん、植本潤さん、古川龍太さん、右手前が久保酎吉さん

左から笹本玲奈さん、明星真由美さん、山崎一さん
高畑こと美さん、町田マリーさん、小曽根真さん、今泉由香さん

小曽根真さんが、まさに”ピアノで演技”されてます!
(音の連打がとっても心地いい~♪)

井上ひさしさんの言葉が、
栗山民也さんの演出で、
小曽根真さんのオリジナル音楽&生演奏(ピアニストとしてご出演)で
謝珠栄さんの振付によるダンスにのって、
軽やかに、ロマンティックに、ノー天気(!?)に展開。

その心地よいスピード感とわかりやすさは、
やっぱり台詞(芝居)、音楽、ダンス(動き)が
カチッとかみ合った井上音楽劇の魅力!
浅草の町の場は、とてもリズミカルでパワフルでソウルフル!

ここでご紹介した写真は、ほんのほんの一部です。
あのシーンもこのシーンも活気に溢れ、あっという間の3時間です。
観て感じるままに楽しんじゃってください!

戯曲、そして時代の持つエネルギーとそれを表現するキャスト、スタッフのエネルギーが
一体となって押し寄せてくる、まさに芝居の醍醐味が味わえる作品です!

公演は2011年3月8日から27日まで、渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて。
詳細はこまつ座HPをご参照下さい。

また、FM世田谷で放送された
たかお鷹さん、 小曽根真さん、 植本潤さん出演の回の
オンエアがこちらでノーカットでお聞きいただけます♪

そして笹本玲奈さんへのおけぴ管理人直撃インタビューもUP



!?



おけぴ稽古場取材班:chiaki、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人

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