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2003年06月 アーカイブ

2003年06月01日

03/06/01 ドントトラストオーバー30@青山劇場

2003年6月1日(日)ソワレ
ドントトラストオーバー30
2階D列20番@青山劇場

ユースケ・サンタマリア
奥菜恵
井上順
ナイロン100℃

今日もこの観劇記録を観てチケットを譲っていただき見て来ました。どんな内容か全く知らずにいったのですが、ジャンルでいえばコメディで内容はタイムスリップ系。ストーリー自体は深く考えない方がいいのかも。6時スタート15分休憩9時半終了と時間はめちゃ長。でも、ユースケ、間がうまい! 後観客への問いかけとかもうまい。笑うポイントが外れてもそのフォローで笑えるところがさすが。しぐさも自然です。ただ、歌はなんかずれてた気が。。一方奥菜恵 は歌がうまい。舞台映えする歌声ですね。あと、秋山菜津子さんも声のとおりがいい。この舞台は、この女性二人の歌声で「ミュージカル」になってると思いました。空中遊泳もすっごく気持ちよさそうで観ていて楽しいし、さすが演劇集団だけあって、仕草や顔の表情が楽しい。特に田淵(?)が好きになりました。ただ、個人的には後ろで演奏しているバンドはどうなのかと。。。

2003年06月05日

03/06/05 海の上のピアニスト@ルテアトル銀座

2003年6月5日(木)初日
海の上のピアニスト
1階2列3番@ルテアトル銀座

市村正親
稲本響(piano)

前々から興味あるなーっと思っていて、でも一人芝居ってどうなんだろうとか思ってたんだけど、ふと急に観たくなって、なんと2日前にヤフオクで5000円で出品されていたチケットを譲っていただきました! しかも初日2列目ピアノの前。最高の席でした。海の上のピアニストは映画も大好きなので、それをどういうふうに演じるのかなーっと思っていたら、いっけんシンプルそうに見える舞台装置が、いい感じの効果を醸し出していてシーンが目に浮かぶような展開。市村さんの語り、絶妙です。笑いもあり、深いシーンもあり、休憩無しで一気に二時間、とても満足感の高い舞台でした。この舞台、一人芝居とはいえ、ピアノの稲本さんはなくてはならない存在ですね。技術もそうですが、曲もいい(自作!)し、音色もいい。タイミングもいいし、本人もかっこいい。ピアノ対決のシーンでの、市村さんとの絡みも面白いし、素敵です。ただ、服装も白でぴしっと決めているかと思えば、靴がなんか、え?って感じに見えたのですが。。観終わってからCD買ってしまいました。うん、いい舞台だった。おすすめ。

2003年06月08日

03/06/08 サンデージャム@マイルスカフェ

2003年6月8日
サンデージャム
@マイルスカフェ

岩田篤格(ts)
渡辺大造(p)
国方暢之介(b)
KAZU(ds)

初心者ジャムが終わる8時頃にいきました。
ピアノの人の弾き方が、いい感じで好きだったけど、
それ以外は、あまり感じるところもなく、ただぼーっと
聞いてました。マスター「マイルス」のトランペットは
音響効果がひどすぎて耳が痛かった。。んー、今回は
クリスマスにいった時と印象は一転して、また来よう
という気が失せちゃったかな。。

2003年06月14日

03/06/14 K-Ballet Company 白鳥の湖@オーチャードホール

2003年6月14日(土)
K-Ballet Company 白鳥の湖
2階7列41番@オーチャードホール

オデット:ヴィヴィアナ・デュランテ
ジークフリード:熊川哲也
ロットバルト(悪魔):スチュアート・キャシディ
オディール:グレタ・ホジキンソン
王妃:天野裕子
家庭教師:サイモン・ライス
ベンノ(王の友人):ジャスティン・マイスナー

映画「リトルダンサー」(めちゃおすすめ)を観て、最後のシーンにでてきたアダムクーパーに魅せられ、彼が白鳥を演じる AMPの白鳥の湖のDVD(ビデオもある) を買って10回位観て、生の白鳥の湖が観たくなってヤフオク定価GET(A席15000円)で観てきました!白鳥の湖はそのDVDが初めてだったので、私の中では白鳥=男性という図式が出来上がっており、女性の白鳥は違和感がありました(変な話ですが・・)。でも熊川哲也素晴らしい!高いジャンプ力、速い回転力に感動です。王妃は全く踊らないんですね。AMPの王妃は踊りまくってたので意外でした。ってか、私の中では基準が全部AMPの白鳥の湖なので、あれ、王子は自殺をしにいったんじゃないのか、とか劇中劇はない?のとか、なんか話の内容も新鮮で楽しかったです(笑)。湖にいる白鳥の方と、パーティにくる白鳥の方、違うんですね。パーティの方は華があって綺麗でしたが、湖の白鳥は、ベテランの方なのかちょっとお年を召した印象でしたが。。まわりの白鳥の中にいるとかきけされちゃうような。。。か弱い感じという意味ではいいのかも。。でもそんなふうに思ったのは最初だけ。後半はもうとりつかれたように観てました。4幕の最後、いいですねー。あの音楽の盛り上がりと共に気分がとても高まりました。また観たい。

2003年06月15日

03/06/15 李香蘭@四季劇場秋

2003年6月15日(日)初日
李香蘭
2階D列28番@四季劇場秋

李香蘭:野村玲子
川島芳子:濱田めぐみ
李愛蓮:五東由衣
杉本:芝清道
王玉林:道口瑞之

ついにやってきました李香蘭初日。ビデオでしか観たことがなかったので、ずっと生で観たいと思っていたので、結構期待してました。1幕。。。んー、どうもストーリーというより、歴史解説が大部分を締めてます。。それはそれで2幕につながるからいいのですが、短い時間にいろいろな事を表現しすぎるあまり、登場人物の関係をちょっと把握しづらいように思いました。。そして2幕、あの映像は、んー・・・確かに戦争の悲惨さを伝えるためというのはわかるのですが、特攻隊や身投げする人の映像だけを、誰もいない舞台のスクリーンでえんえんと流すのは好きじゃないです。さて、で、役者さんですが、濱田めぐみさん、素晴らしい~。声といい、感じといい、はまり役です。五東さんも声が素晴らしい。その一方、野村玲子さんは声がかなり厳しいように思えました。。台詞の部分などは時たま澄んだ声になっておおおって思うのですが、歌の部分がつらそうです。。。芝さんはいい感じではまってますね。で、道口君!クレイジーフォーユーの時のあのぼぉーっとしたキャラから、このかわりぶり。あまり登場の機会が多くないのが残念ですが気にいりました。終わってみて、もう一回観たいかといわれれば微妙。。李香蘭に焦点を当てたというよりは、歴史認識、歴史解説的な意味合いが強く (特に1幕)、でもその割には全てをさらっと流しすぎで、んー、楽しむ舞台というより、理解する舞台みたいな、そんな感じかなぁ。ミュージカル初めての人を連れて行く演目としてはよくなかったかも。。

2003年06月17日

03/06/17 CHICAGO@赤坂ACTシアター

2003年6月17日(火)
CHICAGO
19列33番@赤坂ACTシアター

5月に映画を観たんだけど、映画の方は、なんだか台詞を歌うというよりは、台詞の後にそれをまた歌にするんかい的な感じで、私としてはいまいち。で、元となったミュージカルを観てみようと思って観てきたのですが。確かに面白いです。横の字幕を見ながらなのでちょっと疲れるけど、笑いもあるし、歌もうまい。オケが舞台上中央に位置されているのも面白いし、演奏ものりのりだったりで楽しい。でも、なんかショーを観てる感じで(まーショーなんだけど・・)、いまいち入り込めない感じでした。なんていうんだろう、キャッツとかエリザベートとか、感動した舞台って独特の世界観があって、それを自分でも共有したいって思うんですね。ただ、 CHICAGO は、なんかせまってくるものとかじーんとくるものとかがなくて、舞台との距離が遠い気がしました(いや、席が遠いとかそういうんじゃなくて。。実際遠かったのかもしれないけど。。)でも舞台としてはいい舞台だったと思う。ただもう一度観るかといわれれば、一回でいいかなっていう、そんな感じ。

2003年06月22日

03/06/22 東京笑い者カーニバル@Zepp東京

2003年6月22日(日)
東京笑い者カーニバル
4列37番@Zepp東京

1時から始まると聞いていたので、2時間くらいかなーと思って行ったら、なんと終わってみれば9時過ぎ。なんじゃそりゃーってくらい長かったです。でも、あっという間。というのも、この笑い者カーニバル、1組4分で次々とお笑い芸人がでてくるのです。しかもこれがなかなか面白い。私が気にいったのは、火災報知器。あと、GO-JAP。この GO-JAP が最高なんです。スーツ姿のおじさん3人組が舞台に登場したと思ったら、人事部をテーマにした替え歌をうたい始めて、これがめっちゃくちゃ面白い!ぜひこの人達の舞台を観にいきたいと思いましたー!いやー、それにしても、1時~9時で休憩が4:30-5:00の30分というのもすごいわ。。

2003年06月26日

03/06/26 コクーン歌舞伎@シアターコクーン

2003年6月26日(木)
コクーン歌舞伎
2階D列8番@シアターコクーン

中村勘九郎
中村扇雀
中村橋之助
坂東弥十郎
中村獅童
中村七之助
笹野高史

すごい!めっちゃいい!なんか最高!歌舞伎は、今までスーパー歌舞伎しか観たこと無くて、あれほどアクロバティックなのは他にいは無いだろうし、うーん、どうだろ面白いかなーって思って観にいったんですが、めちゃよかった!まずロビーに入ったら、なにやら役者さんたちがえっさほいさと会場内を歩き回っていたり芸をしてたり。。。なんか楽しい雰囲気。
席が2階の奥だったこともあり、1幕が始まった時は、中村獅童の声が聴こえにくいなって思い、またあんまり動きがなさそうだったので、これを3時間観るのはちょっとつらいのかもしれんとか思ったんです。
が! 笹野さんが登場するあたりから面白くなってきて、池での戦いのシーンあたりでのめりこみはじめ、2幕の追手との戦いのシーンではもう感動感激、これでもかーというくらいの盛り上がりに震えてしまいました(アクロバティックな動きも満載)。
そして最後、なんと舞台の後が全部開いて、そこからパトカーが入ってきた時には思わず拍手! しかもそのパトカーから監督の方がでてきました(これは千秋楽だけ?)そしてそのパトカーの後ろをよくみると、なんと大勢のファンの方達がうじゃうじゃいるではありませんか(ほんとの外なんですね)。役者さんも、追手から逃げる途中、舞台後ろから外に飛び出してファンの前をだだーっと駆け抜けてまた舞台に戻ってきたりしてすごい盛り上がり。幕がおりた後、カーテンコールはあるのかなーと思っていたら、なんとこれがめちゃめちゃめちゃめちゃすごい!まず、普通のカーテンコールの後、2回目のカーテンコールで、中村獅童がテープを投げる仕草をしたら、舞台左右から、大きなテープがどーんと客席に投げ込まれ、舞台の上から金銀の紙吹雪が一斉にふってきました! そして、役者さんが舞台から降りて客席をまわりはじめたと思ったら、なんと勘九郎が2階席にも上がってきて、私の真横までいらっしゃいました!(触ってしまいました)。そして私の横から、一階席に向かって紙吹雪をどばーっと手で投げられて、また戻っていかれました。すごい盛り上がりなんですほんとに。役者さんの胴上げとか、挨拶とかもあったりして、最後は大阪風三本締めで終わるあたりなんか、なんかすごく粋。この感動が伝えきれないくらい。そして、この三本締めで終わってからがさらにすごい。舞台後方の扉がまた開いたと思ったら、なんとファンの方達が舞台に誘導されてくるではありませんか。と同時に、なんと1階席の方達も舞台にあがりはじめてます! すごい!すごいことになってます。役者さんと観客が一体化してしまってます。この状態が15分くらい続いて。。ってか、いいのかこれはって思うくらい。。。でも、ここまでほんっとーに満足して帰ろうと思ったのは初めてです。
最後、帰り際、やはり千秋楽ということもあり、芸能人の方をちらほら見かけました。そうそう、1幕で、役者さんが花道を通る時に、一瞬立ち止まって目があってたお客さん、ダチョウ倶楽部の上島さんでした。あとは、出口のところに、三田寛子がいました。奥さんなんですよね。こうやって最後は奥様方が出口で見送られているんですねー。勘九郎の他の演目を観てみたくなりました。
勘九郎、橋之助はほんとに惚れ惚れしますね。かっこい。また、獅童もオーラがあってピンポンのドラゴンとは全く違った魅力(あたりまえだけど)。七之助はとても美しい!
とにかくすさまじく満足度の高い舞台でした!
あ、屋号を叫ぶタイミング、あれって決まってるんでしょうか?

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