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2004年08月 アーカイブ

2004年08月08日

04/08/08 ジーザスクライストスーパースター ジャポネスクバージョン@四季劇場秋

2004年8月8日(日) 初日
四季劇場秋 2階1列10番 9,450円
ジーザスクライストスーパースター
ジャポネスクバージョン

ジーザス・クライスト:柳瀬大輔
イスカリオテのユダ:吉原光夫
マグダラのマリア:井上智恵
カヤパ(大司教):高井 治
アンナス(カヤパの義父):喜納兼徳
司祭1:長 裕二
司祭2:増田守人
司祭3:小林克人
シモン(使徒):高 栄彬
ペテロ(使徒):賀山祐介
ピラト(ローマの総督):村 俊英
ヘロデ王:大塚 俊

この演目は、
2年ほど前にエルサレム版をみてそこそこ面白かった記憶があるのだが、
その時からずっとジャポネスク版には興味があった。

しかも初日。
先輩が初日2階1列目のチケットをとっておいてくれた。素晴らしい~。
この演目、舞台装置はとてもシンプルで、
白を貴重としたシンプルな四角い舞台と可動式大八車が数台。
これらをうまく使って演出している。
まず出だしのダンスがよい!
出だしがいいミュージカルは最高です。
全員が顔に歌舞伎役者っぽい塗りをしてるんだけど、
その塗化粧とあの和の要素を取り入れた気持ちいいダンス、
そして和楽器をうまく取り入れた音楽、全てが印象に残りました。
よい。よいです。
ジャポネスクバージョンとても気にいりました。

役者もいい感じです。
特に私のお気に入りの井上智恵さんがでてたのですごく嬉しかった。
ただ、歌い方はちょっと保坂さんを意識されてた感じに思えました。
でも高音部はさすが、あの声大好きです。
ペテロとマリアのかけあいの部分、うっとりでございました。。
その他ジーザスの柳瀬さん、大司教、そしてそしてあのソールガールズ。
いやー、いいですねーソールガールズ。
ユダが最後の方で歌う曲のバックで素晴らしいコーラスを披露してくれるソールガールズ。
健在でした。
今回はなんと茶坊主3人組でしたが、とても気持ちいい高音。
あれを聞くためだけにもう一度いきたいくらい。
「傷つけてっ、ごめんなっさいっ」!この声が頭をよぎります。。
そうそう、あとはヘロデ王のシーン、
下村さんじゃなかったんですが、なかなかいい感じでした。
でもやっぱり下村さんのヘロデがみたいなー。
で、このシーン、おいらんが二人いてうぉ、綺麗っとかおもってよくみたら、男??、
そう男性の方なんですねーどうやら。
今回気になったのは、男性の高音部の音がちょっと耳につくくらい大きかった点。
これは多分技術的な問題だと思うんだけど、
後半は若干ましになりました。
あとは シモンの声かな(永久にあなたを・・って歌う部分)、
うーん、この部分先ほどの技術的な部分と声質的な部分があいまって私的にはちょっと・・・
でも全体的な満足度はすこぶる高いです。
そうそう、最後帰りの電車で
「大司教がユダを問い詰めるシーン、
 司祭の持ってる棒の先がマイクになってるの、わかった?」
と言われたのですが、そうだー、前その事を聞いていたのにすっかり忘れてました。
次こそは確認したいと思います。

おすすめ度(1-10)→ 8.5
もう一度観にいきたいか→ もっと長くやって~。もう一度いきたいー。

2004年08月21日

04/08/21 Blast!@オーチャードホール

2004年8月21日(土)
オーチャードホール 3階3列39番 7,000円
Blast!

前にきた時も、ポスター見て「ふーん」と思って
特に行こうとは思ってなかったんだけど、
知人が急遽都合が悪くなって引き取り手に困っていたので、
どんなものなのかなーと思って行ってきました。

この舞台、個人的に面白かったのは2箇所。
二人の打楽器が技をこれでもかこれでもかと披露して、
最後は二人で掛け合いながら楽しく面白く表現する部分と、
打楽器奏者が次々でてきて舞台が暗転、
スティック部分が蛍光色に光ってその光をうまーく利用したパフォーマンス。
この2箇所は次々に技が繰り広げられて、舞台装置の使い方もうまく、
うきうきしながら見てました。

ただ、それ以外の部分は、うーん、ちょっと印象が薄いかも。
金管楽器も打楽器と同様にいろいろ動きを取り入れながら演奏したり、
高度な技術を見せてくれるんだけど、
確かにうまいと思うんだけど、パフォーマンスとしての魅力はどうかなーと。。。。
また、アンサンブルダンスチームの皆さんは、
バトンそこそこ、アクロバットそこそこ、旗?そこそこと、
どれもそこそこのパフォーマンスかなと。。。
どこかで見たようなパフォーマンスのちょっと簡単そうなバージョンみたいな。
いや、失礼。
ただ、オリジナリティさがあまりみれなかったのが残念。。

最後、カーテンコールが終わった後、
演奏したまま客席をぞろぞろ通って、ロビーにでていくのはいいんだけど、
これだと真っ先にロビーにでたお客さんしか楽しめないと思うんですよねー。
これだったら舞台でそのままやってもらった方がいいような気も。
ただ、ロビーパフォーマンスが終わった後、
気軽にサインとか握手とか一緒に写真をとったりしてたのはなかなかいいなと思った。

おすすめ度(1-10)→ 4.5
もう一度観にいきたいか→ 一回で満足だなー

2004年08月26日

04/08/26 キャバレー@東京国際フォーラム

2004年8月26日(木)
東京国際フォーラム C 1階5列25番 12,000円
キャバレー

前RENTを観にいった時、
チラシをみてそこまで面白そうとは思わなかったんだけど、
いい席がとれるとのことだったので申し込んでしまった公演。

正直な感想としては、
今日私の体調が悪かったせいもあるかもしれないけど
「どよーんとしててずしーんと重いミュージカル」でした。
ナチス時代のベルリンのキャバレーを舞台に、
アメリカから小説を書きにきたという青年とキャバレーのショウガールとの恋や、
初老の大家とユダヤ人との恋などを中心に繰り広げられる舞台。
雰囲気は「シカゴ」にかなり似てました。
ううむ、私はこの雰囲気苦手かも。。。。
個人的には、ストーリーや内容に深みが感じられませんでした。
また、進行的にもちょっと勢いがないようにも思えましたね。
歌は基本的にピンで歌う部分が多いんだけど、
ショウガールの人の歌以外は今いちぴんとこず。。
大家やユダヤ人の人の歌も結構あるんだけど、うーん、伝わってこない。
演技の方では、進行役を努めるキャバレーのMCの男性は結構よかった。
2階観客席に向かって「S席を買えない貧民共!」っていってたのは受けた(笑)。
でもそれ以外は。。。うーん、 いまいち。
でも舞台2階にいるオケピの人も舞台上で踊ってたり、
舞台がはじまる前から俳優が客席をうろうろしてて観客と会話してたり
(キャバレーって雰囲気だからかな)、そういうのは新鮮でした。
でも曲は頭に残らなかったなー。
そして、印象的だったのは最後の終わり方。
ん?終わり?みたいな感じで客席からしばらく拍手は全く起きず、
私もしばらく ぼぉーっとしてました。
その時の雰囲気がなんかすごくどーんと重かったので、客席をたつ腰も重かった。
なんなんでしょうあの重さは。。。。
でもこの舞台、演じる俳優の力量でかなり印象が変わるような気もします。
そういう意味では超一線級の俳優という感じがしなかったのが残念だったところかも。

おすすめ度(1-10)→ 3.5
もう一度観にいきたいか→ あんまり好きじゃないのでもういい

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