04/08/26 キャバレー@東京国際フォーラム
2004年8月26日(木)
東京国際フォーラム C 1階5列25番 12,000円
キャバレー
前RENTを観にいった時、
チラシをみてそこまで面白そうとは思わなかったんだけど、
いい席がとれるとのことだったので申し込んでしまった公演。
正直な感想としては、
今日私の体調が悪かったせいもあるかもしれないけど
「どよーんとしててずしーんと重いミュージカル」でした。
ナチス時代のベルリンのキャバレーを舞台に、
アメリカから小説を書きにきたという青年とキャバレーのショウガールとの恋や、
初老の大家とユダヤ人との恋などを中心に繰り広げられる舞台。
雰囲気は「シカゴ」にかなり似てました。
ううむ、私はこの雰囲気苦手かも。。。。
個人的には、ストーリーや内容に深みが感じられませんでした。
また、進行的にもちょっと勢いがないようにも思えましたね。
歌は基本的にピンで歌う部分が多いんだけど、
ショウガールの人の歌以外は今いちぴんとこず。。
大家やユダヤ人の人の歌も結構あるんだけど、うーん、伝わってこない。
演技の方では、進行役を努めるキャバレーのMCの男性は結構よかった。
2階観客席に向かって「S席を買えない貧民共!」っていってたのは受けた(笑)。
でもそれ以外は。。。うーん、 いまいち。
でも舞台2階にいるオケピの人も舞台上で踊ってたり、
舞台がはじまる前から俳優が客席をうろうろしてて観客と会話してたり
(キャバレーって雰囲気だからかな)、そういうのは新鮮でした。
でも曲は頭に残らなかったなー。
そして、印象的だったのは最後の終わり方。
ん?終わり?みたいな感じで客席からしばらく拍手は全く起きず、
私もしばらく ぼぉーっとしてました。
その時の雰囲気がなんかすごくどーんと重かったので、客席をたつ腰も重かった。
なんなんでしょうあの重さは。。。。
でもこの舞台、演じる俳優の力量でかなり印象が変わるような気もします。
そういう意味では超一線級の俳優という感じがしなかったのが残念だったところかも。
おすすめ度(1-10)→ 3.5
もう一度観にいきたいか→ あんまり好きじゃないのでもういい