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2004年07月 アーカイブ

2004年07月04日

04/07/04 室内楽の夕べ@フェリスホール

2004年7月4日
室内楽の夕べ
@フェリスホール

先月譜めくりをした時のメンバーが
室内楽の夕べという演奏会に出るということで
横浜元町にいってきました。

会社は6時に抜けたんだけど(ちなみに2時出社)
明日から会社の合宿が小田原であって、
その合宿所に前泊することになってたので
「いってらっしゃい」ということで快く
送り出されました(感謝)。

さて、で、会場は元町のフェリスホール。
フェリス女学院の音楽学部の生徒さん達の
演奏会なんですね。会場はまさに女の園。
客席に男性が何人か並んで座っているだけで
舞台の上からみて「あ、メンズだ」って
わかるそうです(笑)。

さて、我が後輩とその友たちが演奏したのは
ショパンのピアノ三重奏の1、4楽章。
音程や息もぴったりあって、前半のとりにふさわしい
演奏でした。1楽章の後にみんな拍手してたので
私もつられてしてしまった(笑)。

ただ会場がとてもよく響くというか低音
がとてももわもわして聞こえにくく、
チェロやピアノの右手底部や左手部分が
ごにょごにょした感じに聞こえてしまい、
はやいパッセージや微妙な音色とかが
伝わってこなくて残念でした。
(これは他の曲でも全体的にそうでした)

でも譜めくりの時に私が感動した1楽章
「G」の部分はやっぱりよかった!
私がここを気にいったのを覚えていてくれて、
思いをこめて弾いてくれたそうです!
嬉しい!

2004年07月10日

04/07/10 PLAY WITHOUT WORDS@シアターコクーン

2004年7月10日(土)
1階A列12番 シアターコクーン 15000円
PLAY WITHOUT WORDS

結構前になにげなくとったチケット。
あまり意味もなくとってたので
「台詞のない舞台」というタイトルの意味さえも深く考えてなかったんですね。
で、幕が上がり、舞台がはじまった時、
「う、このまま最後までいくのか。一言もしゃべらずに?」 と思い、
この舞台を果たして 楽しめるのだろうかという不安を少し感じました。

内容は青年と、召使、お手伝い、フィアンセを めぐる人間関係を
台詞なしで動き(ダンス)や 表情で表現するというもの。
ストーリー上青年は一人なんですが、舞台では その青年を3人の俳優が演じ、
同様に召使 やフィアンセも3人の俳優が演じます。
この3組が演じる三者三様の人間関係も
この演目の魅力の大きなひとつなんでしょう。

この役者さん達が常に踊っているわけなのですが、
あまりにも自然に踊っているので逆にそれが印象に残らず、
私としてはやっぱり
台詞つきでぴしっとしたダンスが入った舞台の方が楽しめるなーと思いました。
そういう意味でもこの演目は、ツウ向けの作品だと思います。
風船もった女の子の「間」や、シャツ姿の男性の意味や、
召使のラジオに貼られたゲイの写真や、
最後の終わり方などいろいろな疑問点も多いし、
あまり伏線みたいなものはなく、
最後の終わり方も、
「休憩後3幕に入ります」とアナウンスされても不思議でない終わり方でした。
席は前から4列目だったので役者の表情も かなりはっきりとわかったのですが、
舞台の床が低く、 しかも床での演技が多いためかなり観づらかったです。

でも一緒に行った舞台好きの友達は 「新鮮で演技がよかった」と気にいってた様子。
私は何も考えずに楽しむ作品が好きなんだなと改めて感じました。
あ、あと結構SEXシーンなどを露骨に表現するのかなとちょっと思っていたのですが、
全然そんなことはなく、そこらへんは結構まともでした。

おすすめ度(1-10)→ 2.5
もう一度観にいきたいか→ 話のネタにはいいかもね

2004年07月24日

04/07/24 桜姫東文章 下の巻@歌舞伎座

2004年7月24日(土)
歌舞伎座 4階幕見席(立見)  700円
桜姫東文章 下の巻

バイクで道を間違え新橋に迷い込んだとき、
歌舞伎座の前を通ったところで「幕見席」の文字がふと目にとまったんです。
すたすたと入っていくとなんと5分後に幕見席のチケットを発売するとのこと。
しかもスーパー歌舞伎で見た右近さん達がでてる。
ということでチケットをゲットし、満席だったので立ち見で1時間半ほど見てきました。
4階席だったので最初ちっちゃーいっとか思ったのですが
(あーやっぱりオペラグラスはいつも持ち歩いておかねば・・)
進むにつれて舞台にのめりこんでいく自分がわかりました。

桜姫の坂東玉三郎、よい!面白い!最高!満足度も高い!
最後幕がひいた際、私はもう終わったんだなと思って出ようとしたら
係の人が「まだ幕終わってないですよ」といってくださって助かったー。
舞台ががらりと変わり少し立ち回りっぽいのもあったりして、
最後はちゃんと主役人がご挨拶されるんですね。
左右の桜の絵も綺麗でした。
1幕たった700円、これまたいきたいです!
幕見席に外人が多いのにも驚きました(4分の1位は外人)。

おすすめ度(1-10)→ 7.0
もう一度観にいきたいか→ またいきたい

2004年07月25日

04/07/25 宝塚歌劇 宙組公演「ファントム」@宝塚劇場

2004年7月25日(日)
宝塚劇場 1階4列15番 8,000円
宝塚歌劇 宙組公演「ファントム」

宝塚のファントム、すでに全公演チケット完売。
その人気の理由がわかる舞台でした。
劇団四季や海外でアンドリューロイドウェーバー(ALW)版の
オペラ座の怪人は何度か観たんだけど、
宝塚のファントムはストーリーの筋がしっかりしていて、
しかもファントムの生い立ちも明らかになり、泣き所もあって、
私はコピット版気に入りました!
例のシーンでは会場からすすり泣く女性の声多数。
確かに、いいシーンだ。
でも悲しいなーこのストーリー。

ファントムの和央ようか、はまり役って感じでした。
苦悩 見せつつクールなファントム。
後半生い立ちが明らかになった後は
なぜか少し見方が変わったのも面白かったです。
唯一気にいらないのは音楽かなー。
ALWよりもストーリーは好きだし、 劇中劇のオペラ作品も面白いし、
宝塚版の方が私は好きなんだけど、 音楽が頭に残らない。。
ドレミファソミソ~(だったっけ)と歌う曲
(ソラシドレシレだろ~っと私の絶対音感が叫んでおりましたが)とか。
ファントムの声、あのドレミファソの曲を教える部分だけ
ちょっと下手に聴こえたんですが。。あれはなぜだろう。。
クリスティーヌ役の花總まり、顔ちっちゃい!そして綺麗!
彼女のあの声質はめっちゃ好きです。ずっと聞いてたい。
2幕最後のラインダンスもとっても綺麗でした。

あ、そうそう、幕に書いてあったファントムのロゴ。
Phantom の a と n の間に どうしても「i」が入っているように見えてしまう
→Phaintom。私だけかなそんな人。

おすすめ度(1-10)→ 8.5
もう一度観にいきたいか→ 今度は2階席で観てみたいな。

2004年07月30日

04/07/30 42nd street@東京厚生年金会館

2004年7月30日(金)
東京厚生年金会館 1階5列43番 12,500円
42nd street

夏にブロードウェイで観ようかどうか迷って、
結局その時もう日本公演のチケットとってたしいいやと思って観なかった演目。

1幕が終わった時は、ちょっと期待外れかと思わされたのですが、
終わってみればよかったです!
ストーリーはシンプルで、
オーディションにきた女性がブロードウェイの主役を射止めるというものなんだけど
うーん、ストーリーに工夫や伏線はほとんど観られず、
そういう意味ではほんとに「タップ」でみせる演目ですね。
すごいのは出演者のほとんどがタップができて歌えること。
ハイヒールのタップってやりにくくないのかなー。

でも二幕のこれでもかこれでもかタップは、みていて気持ちよかったです。
ただ!今回前から3列目だったんですが、
厚生年金会館の舞台、舞台上にライトが置いてあって
私の位置からはタップダンスをしている足首以下が全く見えない。
これはかなり面白さ半減です。
ペギーのタップを音でしか楽しめないんです。
なので1階だったら10列以降、それか2階席の方がいいのかもしれません。
カーテンコールのタップダンスもまたまたよかったです。

で最後カーテンコールが終わった後、
私の足がふとオケピに自然と向かったのですが、
後からどんどんオケピのまわりに観客が集まってきて、
指揮者が手拍子を促したりして、
カーテンコール後の一曲はとっても盛り上がりました。
あぁいうのはとても楽しい。終わりよければ全てよしですからね。
歌の方はといえば、ペギーは歌も踊りもよかったです!
マーシュもよかったのですが、
うーん、ブロードウェイの控えっぽい感じを正直受けたかな。
アンサンブルやオケピも。
全体の統一感や音楽にあってなかったり、
コミカルな部分がなんかあいたたたって感じだったり。
あと、タップダンスの際に
床をひっかく「キキーッ」って音がかなり大きくて嫌でした(これは調整のせいかな)。
オケピの音と歌のバランスもオケピの音が大きすぎだったし。
でも、終わった後曲がふと頭に残り、
最後のダンスシーンが気持ちよくて頭に残ってるので、
いいミュージカルだったと思います。

おすすめ度(1-10)→ 7.0
もう一度観にいきたいか→ ブロードウェイメンバーでもう一度観てみたいな

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