04/07/30 42nd street@東京厚生年金会館
2004年7月30日(金)
東京厚生年金会館 1階5列43番 12,500円
42nd street
夏にブロードウェイで観ようかどうか迷って、
結局その時もう日本公演のチケットとってたしいいやと思って観なかった演目。
1幕が終わった時は、ちょっと期待外れかと思わされたのですが、
終わってみればよかったです!
ストーリーはシンプルで、
オーディションにきた女性がブロードウェイの主役を射止めるというものなんだけど
うーん、ストーリーに工夫や伏線はほとんど観られず、
そういう意味ではほんとに「タップ」でみせる演目ですね。
すごいのは出演者のほとんどがタップができて歌えること。
ハイヒールのタップってやりにくくないのかなー。
でも二幕のこれでもかこれでもかタップは、みていて気持ちよかったです。
ただ!今回前から3列目だったんですが、
厚生年金会館の舞台、舞台上にライトが置いてあって
私の位置からはタップダンスをしている足首以下が全く見えない。
これはかなり面白さ半減です。
ペギーのタップを音でしか楽しめないんです。
なので1階だったら10列以降、それか2階席の方がいいのかもしれません。
カーテンコールのタップダンスもまたまたよかったです。
で最後カーテンコールが終わった後、
私の足がふとオケピに自然と向かったのですが、
後からどんどんオケピのまわりに観客が集まってきて、
指揮者が手拍子を促したりして、
カーテンコール後の一曲はとっても盛り上がりました。
あぁいうのはとても楽しい。終わりよければ全てよしですからね。
歌の方はといえば、ペギーは歌も踊りもよかったです!
マーシュもよかったのですが、
うーん、ブロードウェイの控えっぽい感じを正直受けたかな。
アンサンブルやオケピも。
全体の統一感や音楽にあってなかったり、
コミカルな部分がなんかあいたたたって感じだったり。
あと、タップダンスの際に
床をひっかく「キキーッ」って音がかなり大きくて嫌でした(これは調整のせいかな)。
オケピの音と歌のバランスもオケピの音が大きすぎだったし。
でも、終わった後曲がふと頭に残り、
最後のダンスシーンが気持ちよくて頭に残ってるので、
いいミュージカルだったと思います。
おすすめ度(1-10)→ 7.0
もう一度観にいきたいか→ ブロードウェイメンバーでもう一度観てみたいな