チケット救済 公演紹介 観劇ノススメ 検索 サイトマップ おけぴネット レポトップ レポ全一覧   

« 2005年11月 | メイン | 2006年01月 »

2005年12月 アーカイブ

2005年12月09日

05/12/09 第130回和泉会@渋谷セルリアンタワー能楽堂

2005年12月9日 (金) 19時開演
渋谷・セルリアンタワー能楽堂
「第130回 和泉会」

久々の狂言。演目(番組)は盆山と花子。

盆山は、以前みた三宅藤九郎さん(和泉元彌のお姉さん)の
イメージが強かったんだけど、今日観た男性の狂言師さん、
また違ったイメージでよかったです。こうして自分の知ってる
演目をいろんな人で観るっていいですよね。狂言って一つの
番組が10分とかそこらへんだから気軽に楽しめます。何
いってるかもだいたいわかるし。

と思ってたら、本日2つ目の番組。これが大曲といわれる
だけあって、めちゃ長い。1時間45分! なので今日は
まず10分くらいの盆山の上演の後、なんといきなり休憩。
そしてこの「花子」をノンストップ上演。

この花子、ストーリーはシンプルなんだけど、途中に踊り
が結構長く入るんですね。見せ場は最後の、男と妻の
やり取り。なかなか笑えますよ。それにしてもこの演目、
演題の「花子(遊女)」が出てこないんですよね~。

最後に少し。今日は雑誌か何かのカメラマンが場内にいて
(しかも二人)。あの焦点があった時の「チチッ」という
音がかーなーりー耳につく。あの音って消せないのかな?
少なくともあれをイヤホンにすべきだと思うんだけど。
パシャっという音は仕方ないとしても、あの電子音は
かなり耳障りでした。静寂がある意味、非日常という
感じで魅力でもあるこの能楽堂、あの電子音はいただけませんでした。

2005年12月11日

05/12/11 片想い・アンコールアワーズ@下北沢mona records

2005年12月11日 (日) 19時開演
下北沢 mona records
「片想い/アンコールアワーズ」

同僚の友人達が出演するというライブにいってきました。
こうしたライブを聴きにいくのはかなり久々。
場所は下北沢のレコード店。会場に入ると、
おおおお、すごい熱気。

前半は、片想いというバンドのライブ。
いろんな楽器が登場して、トークが面白く、
曲によって歌声が変わるのも興味深かったです。
なんか熱い思い、そんな熱気を感じました。

で、後半のアンコールアワーズ。
このバンドはすごい!いい!よすぎます。
まず声がいい。そして歌がいい。そしてギターがうまい。
さらに独特のトークが最高。そしてホームページも面白い。

二人組なんですが、アコースティックギターなんですが、
ほんとにソフトなメロディーと歌声、そして歌詞で聴かせて
くれます。一曲目からファンになりました。好きなのは
曲中に「板橋の喫茶店」という歌詞が出てくる曲。
あれ、もう一回聞きたいなぁ。CD買っておけばよかった。

でこのアンコールアワーズ、なんと今日が東京最後のライブ
だとのこと。その理由が。。。なんとですね、
「東京に大地震がくるから、京都に移住します」
というもの。。。ぬあんと!びっくり。。そういう人は時々
いますが、仕事をやめて、ファン達とも離れ、京都に
いってしまうその行動力にびっくり仰天。でもそれもまた個性。
好きです。応援しますアンコールアワーズ!

2005年12月15日

05/12/15 FAME(早大オムニバス)@四谷区民ホール

2005年12月15日 (木) 18時開演
新宿 四谷区民ホール
早大オムニバス FAME」

7時から新宿で用事があったんだけど、その1時間前に
早大オムニバスのFAMEの公演があるのでという
メールをいただき、お、じゃぁ前半だけでも観ようかな
と思っていってきました。

途中道に迷ったため、少し遅れて到着。
演目は「FAME」。FAME 自体は観た事がなかったので
初FAME。前に観たアイーダがよかったから、今回はどんな
んだろうなーと思っていたんですが、
(前半しか観れなかったけど)面白かった!

前のアイーダでもそうでしたが、個性的な人が多いんですよね。
前のアイーダでも出ていたメレブ役の方、いい!
そして、声的にはニックの相方の女性。あの声質好きなのです。
そう、声質って傾向ってありますよね。私が好きな声は四季だと
井上ちえさん、東宝系だと高橋由美子さんとか好きなんですが、
なんか脳が快適になる感じで気持ちいいです。四季の佐川さん
(男ですが)の低い声、あの声もかなりひかれますねー。

あと、アンサンブルがいいんですよねー。音や歌はまだまだ
荒削りなところがあるんだけど、若さのパワーというか、
全然飽きさせない何かにあふれてて、見ててとても楽しい。

アイーダの時のラダメスやメレブや黒いダンサーの方たちも
出てるのがすぐわかりました。公演が平日2日だけなので、
なかなか観れないけど、でも次回公演もまたいってみたいと
思います。しかも無料なんですよ。いい!


ちなみにその後半をなぜみなかったかといいますと
(正直なところ、舞台の後半も観たかったのでかなり迷った・・)、
予約してあったセミナー「ALWAYS 三丁目の夕日の
現場はこう作った編」というのに参加するためだったのですが、
これがまた参加してよかったです。VFXディレクターの方と
プロデューサと監督さんのトークだったんですが、監督さん
のお話がとても興味深く、いろいろ考えさせられました。
この映画、先週みて5回も涙してしまったのですが、
いい味出してるのです。で、セットとかどうしてるのか、
とーっても気になってたんですが、あの街のセットはミニチュアを
ベースにして、建物や遠くの人物はほとんどがCG。
そして都電もCGというのはびっくり!
しかも公式ガイドブックをいただいちゃいました。
原作の漫画はあまり好きじゃないけど、映画は◎です!

2005年12月16日

05/12/16 さよなら西湖クン(モダンスイマーズ)@新宿THEATER/TOPS

2005年12月16日 (金) 19時開演
新宿THEATER/TOPS
モダンスイマーズ「さよなら西湖クン」

モダンスイマーズの公演をよくみてるという
元職場の同期に誘われて観劇。場所は前に
種の起源をみた所と一緒。舞台と近くて
いいんだけど、席の間隔がきゅーきゅーで
最終的に通路とかも全部席になるので、一度
座ると出るのは大変。前回も、今回も、
休憩がなかったのはそのせい?

ところでふと思うんですが、今日も前の席の
お兄さんの座高が高かったんだけど、あれって
座席のシートである程度調整できるようになって
ればいいのになーと思うんですよね。そういう劇場
ってないんだろうか。

さて、今日の舞台、草野球の試合を控えた前夜、
高校の野球部の仲間達が当時を振り返りながら
飲み語り遊ぶという感じで進行するんだけど、
(主役!?)の西湖クン(古山憲太郎さん)が
いい味出してます。
この方、私の小学校の時の同級生の浅野君に
そっくりでびっくり。あと、名探偵ホームズ
のホームズに似てる! ぼそぼそっという語り口
がまたなんか魅力を出してますねー。

私があと好きなのはキャプテン。いい!
ノビタ君もMっぽい感じでメガネ飛ばした時はびっくり。

西湖クンがあの部屋に尋ねてきた理由のシーン
ではちょっとうるっときました。でも最後の
シーンでは、もう一押しあると思ったんだけどなー。
ちょっと消化不良かも。

ちなみにこのタイトル、なんでさよなら西湖クンなのー?

2005年12月17日

05/12/17 くるみ割り人形@メルパルクホール

2005年12月17日 (土) 18時開演
1階15列42番@メルパルクホール
Fairy-Ballet「くるみ割り人形」

まず会場、子供連れが多い!ってかめっちゃ多い!
あとはバレエやってます系の方々。お姉さま方も
背筋がぴんっとはった方が多かったです。だから
なのかもしれませんが、私の前の席に座ってた女性の
座高がやたらたっかい(泣)。舞台中央が全然見えず。。
うーん、やっぱり椅子の高さは調整できてほしい。。。

くるみ割り人形は、学生時代にオーケストラで
ハープパートをピアノで演奏したことは何度かあるので
曲の流れは結構わかってるんだけど、観劇は2度目。
しかも前回はマシューボーン。
今回は初のまともなくるみ割りかなと思いきや、
1幕はファミリーバレエという感じのユニークな演出でした。
というか、舞台上の子供の数が多い!ってか多すぎる!
バレエ教室の生徒さんたちなのね多分。

ただ、私自身は子役大好きなので、大歓迎!
緊張してカチコチになってたり、目線が定まって
なかったり、そういうのは全然OKです。かわいいし。

でも、今回の舞台に限らず、子役で一気にさめてしまうポイントが
二点ございます。。
 1.振り付けをちゃんと覚えてなくて横の子を常に見て踊る子
 2.明らかに踊りがずれてる子

で、今日は。。やはりいらっしゃいました。アンサンブルって
一人でもそういう子がいると、逆にすごく目立つんですよね。。
ちなみにアンサンブルでは、子供でない方も常にずれてる方が
いらっしゃって、かなり気になったりしてました。

なので休憩の時はちょっとブルーだったんですが、後半二幕、
花のワルツあたりからはかーなーりーよかったです!
なにがよかったって、プリマの下村由理恵さん。素晴らしい!
軸がまったくぶれてなくて、きりりとしたバレエ。惹かれます。
ほんとよかった。

その後のカーテンコールの演出は、いやー、楽しい!
あれはうまいなー。あぁいうの大好き(笑)
終わってみれば、満足の公演でした!
明日のニーナ・カプツォーヴァの二幕も観たいなー。

2005年12月26日

05/12/26 慶應義塾EKO@鎌倉芸術館

2005年12月26日 (月) 18時30分開演
自由席@鎌倉芸術館大ホール
慶應義塾アインクライネスオーケストラ
第14回定期演奏会

学生時代に所属していたサークルの
定期演奏会に久々に行ってきました。
浮間舟渡から駆けつけのため、未完成
には間に合わなかったけど、運命は聴けました。

じゃじゃじゃじゃーんではじまるこの運命。
難しそうですよねこの曲。弦も管も。でも
そんな一生懸命さが伝わってきました。

プロオケじゃないので、音程や多少のミスは
御愛嬌。そんな中にきらりと光る部分をみつけたり
するとなかなか幸せになれます。

演奏会後のレセプションにも顔を出したんだけど、
皆ほんとに楽しそうでした。パートごとに世代を
超えたつながりがあって、あぁいいなーと。。

ちなみに私は「ピアノパート」でした。そう、そんな
パートがあったんですねー(今はない。というか
私の代(二代目)で最後)。もともと室内楽から
スタートしたオケなので、先輩がピアノパートで
入っていたので、私も室内楽をしてみたいと
思って入部したんです。で、2年生の時、
第2回定期演奏会で、ソリストとしてシューマンの
ピアノ協奏曲を弾く機会を皆からもらいまして、
その時はほんとに1年間毎日4時間以上練習してました。
CDも、シューマンのピアコンはピアニスト30人分
くらい聴きました。大好きなのはツィメルマンの。
音色はラドゥルプーが最高でした。で、余談ですが、
定演の前の学園祭でも演奏したのですが、その時、
1楽章のカデンツァで足がつったんです。あまりにも
高速にカデンツァにつっこんでしまいまして。。。
その後、心配するお客さん達の見守る中、1分くらい
足をもみもみした後、左足でペダルを踏んで、
弾き切りました。なかなか貴重なハプニングでしょ?

About 2005年12月

2005年12月にブログ「おけぴ管理人の観劇感激レポ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2005年11月です。

次のアーカイブは2006年01月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

このブログのフィードを取得
[フィードとは]