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2006年04月 アーカイブ

2006年04月07日

06/04/07 東海道四谷怪談<南>@シアターコクーン

2006年4月7日(金) 18:30開演
東海道四谷怪談<南番>
1階平場席H列10番 @ シアターコクーン

友人に発売初日にとってもらったチケット。
コクーン歌舞伎、3年前に観て大満足したので
今回も楽しみにしてました。

めちゃめちゃ面白かったです!

はじめての平場席。しかもど真ん中。
友人がお弁当を買ってきてくれてたので、
それを食べながら観劇スタート!
(観劇中も食べていいのです!!!
 でも途中からは食べづらい雰囲気になるよ)

平場は、ちょっと足が痛くなったりするけど
座布団に座って観劇ってなんかいい!

前回のコクーンの時は前半はいまいち
ストーリーがよくわからなかったんだけど、
今回は四谷怪談ということもあり、
とてもすんなり入ってきました。
でも、細かなところを思い出そうとすると、
どうもうまくつながらないところが多い多い。
観劇後パンフレットであらすじを読んだんですが、
それでも混乱するくらい。
特に与茂七がなぜ乞食のかっこに入れ替わったのかとか
なぜ与茂七がとらえられたのかとか・・・・

それにしても中村勘三郎さん、すごいー。
お岩の熱演、見入りました。早替りもすごかった。
伊右衛門もかっこいいけど、
ひ、ひどい奴だ(もちろん役柄上です)。
蚊帳をうばっていくところで、
笑いもおきてたけど、笑えなかったです。
(隣の友人も笑えなかったらしい)

後半はどんどん盛り上がっていって、
水かけまくったり(客席にとびまくってます。
ってか、わざとかけまくってます(笑))
立ち回りも見事。舞台転換も見事。
背景などの美術や効果もすごいですね。
そして客席を巻き込んだお岩の亡霊には
私もびっくりしました。面白い演出です♪

なんか、いいですねー、歌舞伎って。
コクーン歌舞伎は私のような歌舞伎初心者には
歌舞伎に興味を持つほんとにいいきっかけになります。

あー北番みたいー!!!

2006年04月08日

06/04/08 DOWNTOWN FOLLIES@青山円形劇場

2006年4月8日(土) 12:00
F列9番(舞台横最前列)@青山円形劇場
DOWNTOWN FOLLIES vol.4

島田歌穂さん、す、すごい!
演技も歌もほんとに魅せられました。
数多くの引き出しをもってはりますねー!
声、演技、表現力、ほんと多彩♪

舞台最初の出だしでは、う、これって
もしかしてリピータorコアなファン向けの舞台?って
ちょっと思ってしまったんだけど、
「ホンマミーア」からはまってしまいました。
いい、いいですホンマミーア。もう一度観たい。

吉野さん、かっこええー。
私の近くに座っていた女の子をさらっていったシーン
もすごくダイナミックで笑いました。演出もうまい。
玉野さんのタップも見事!北村さんキャラも面白いー。

島田さんの小学生、世界中のメドレーのコント、いいわー、
もういっぺんみたい。

オケピの人もうまかった。バイオリンとか。

もう一度観たいです。いいっ!

2006年04月09日

06/04/09 SEIYA LIVE@代官山NOMAD

2006年4月9日(日) 19:00
自由席@代官山NOMAD \1,600
アコースティックライブ SPRING NIGHT

友達の友達(Seiyaさん)がライブをするというので、
いってきました。久々の代官山。
お洒落な街ですねー。場所は建物3Fの
ライブハウス。ちっちゃい感じでいい感じ。

建物に入って、携帯電話をOFFにするために
ドアの前でごそごそしてると、トイレから綺麗な
女性がでてきた。おおおぉっと思ってみとれて
いると、友達に話しかけた。あら、Seiyaさん本人でした。
モデルもされているそうです。どおりでー。

最初は弾き語りから。ささやくような、ぼぉーっと
力が抜けるような声です。眠りの世界へ導いて
くれるような。高音の声とか時々なんとか波が
でてるようないい気持ちになる。

途中トークが入り、「私の曲、眠くなるので車では
聴かないで下さいね」とのこと! やっぱり!
そう、すごい睡眠効果です。なんとか波が出てるのだろうか。
メラトニンが分泌されるとか。。ほとんど全部の曲で、
途中眠りに落ちそうになりました。

スピーカーのまん前だったということもあるかも
しれないけれど、エコーというか音に効果が結構
かかっていて、素の声で聴きたいなーと思って
友達に話したら、こういう効果が好きみたいとのこと。
なるほどー。それって私がピアノでペダルを踏みまくりたいのと
似てたりするのだろうか。

Seiya さんの声って、隣に座ってもらって、
マイクを通さずに、ささやくように子守唄に歌ってくれたら
最高に贅沢に心地よく眠れそうな、そんなイメージ。

心地よいひとときでした。その後、バイクで都内某所の
伝統芸能の稽古場へ。この稽古場レポ、近日UP予定です。
お楽しみにー。

2006年04月17日

06/04/17 ザ・隅田川@草月ホール

2006年4月17日(月) 19:00
1階H列48番@草月ホール
花組芝居「ザ・隅田川」

先日、一回観ているので今日は二回目。
前回に観たのとかなり印象が違って、めっちゃよかった!
見所の多さが前回の比ではなかったです。

アドリブや間など、前回から変わっているところは
結構あったものの、大きかったのは私自身の中で役者さんの
キャラがある程度把握できていたからというのと、おおまかな
ストーリーが頭の中に入っていたからだと思います。

まず登場人物のおおまかな把握。

大きく吉田家と入間家の二つの家。
吉田家の松若と入間家の花子が許婚関係。
花子と桜姫は姉妹。
入間家の局の岩藤は、入間家中老の尾上(花子のお気に入り)が嫌い。
お初は尾上の召使。
(今まだよくわかってないのは、パンフにある清玄阿じゃ梨と桜姫の
 「桜姫の前世、白菊丸と恋仲」ってどういう意味?あれは回顧シーンだったの?)

ここまで事前に頭の中あると全然違うかも。
でも、仮にはじめて見る前にこの相関図を知った
としても、いざはじまったら、???だと思うんですね。

やっぱり、一度観て、クエスチョンマークになって、
再度観ると、うーん、これがなんとなくわかってくるんですね。

この関係がわかると、ストーリーの中の綯い交ぜ
(ないまぜ。歌舞伎などで二つ以上の脚本が交差すること)
の面白さや、一人の役者が男役と女役をやってたり、
ある意味早替りだったり、そういう見所が満載で面白いんです。

私ははじめてみた時、最初横道さんや山下さんの
役柄がちんぷんかんぷんだったのですが、
今日二回目をみたら、結構わかった気になってきました。

しかもそれが男方、女方とあるのに、見た目が
シンプルな紋付袴で皆一緒だから、はじめて
みた時は混乱したんだと思います。二回目に
観たときは、それがじょじょにわかりはじめて、
どんどん楽しくなっていったんですね。

そして、役者さんの個性。
それぞれの役者さんの個性や人柄がわかると、
各シーンの面白さが全然違ってくるんですよね。
前回私がみた時は、前半は皆はじめてみる
役者さんばっかりだったので、正直個性がわからず、
とまどってしまったんですが、後半あたりからじょじょに
面白くなってきたんですね。でも(前回観たので)今回は最初から
個性がわかっていたので、清玄あじゃりや、残月、尾上
といったキャラがとーっても楽しめました。

最後のシーンは、あれは何度観ても気持ちいいです。
また、毎回違うっぽいアドリブもめっちゃ面白いです。
桜姫、36歳には絶対みえません!
内輪ネタまでいかないレベルのプチ役者ネタも楽しめます。

でもやっぱり一番のマイヒットは尾上の植本さんですねー。
素晴らしい! 最後の掛け軸もかっちょえー。

そういう意味でリピートしがいがある作品、
というか、リピートすることでその面白さが
とってもよくわかる作品なんだと思いました。

一回目は「よくわからないけど、終わってみれば
なんとなく面白かった」という感想だったんですが、
二回目の今回は大満足!でした。印象変わるもんですねー。

ちなみに今日は開演前トークもあったんですが、結構
内容は面白かったんだけど、皆声が小さくて
ごにょごにょした感じで、皆の声が結構いりまじってて
あまり聞き取れなくて残念でした。。でもダメだしじゃなくて
「良い出し」をして、そこから役者さんそれぞれに合うように
変えていくという井出茂太さんの姿勢、いいなと思いました。

2006年04月27日

06/04/27 靴を探して@シアターグリーン

2006年4月27日(木) 19:00
1階C-15 @ 池袋シアターグリーン
「靴を探して」 椿組

オケピのチラシ掲載サービスで、チケットプレゼントで、
当選者に連絡したら、1枚でいいので、もう1枚をどなたかに
ということだったので、わたくしめがいってまいりました。

で、ホールに入ったら、後ろから「ここ、違うと思います」
という当選者の方の声。ん? 舞台をみると、
「第1回  起業講座 ・・・」
と白板に書かれているではないですか。た、確かに。。
起業を目指している人のためのセミナー会場っぽい。
会場間違えたか・・と思い、いったんホールを出る。
でもここ以外ないよなーと思って係員にきくとやっぱここでした(笑)

ストーリーは、舞台上の白板通り、外資系の営業で成功したという
女性による起業塾という形で進行。その生徒や先生、その家族達
がからみながら、それぞれに自分のいきつくべき道を模索するという内容。

まず、役者さんが、すごくいい! うまいっというかどの人も味があって個性的。
いろいろな性格を見事に演技していて、観てて時間の経過を感じさせ
られなかったです。休憩無しなのにお尻も痛くないし。
(この劇場、新しいのか、椅子は座りやすかった。

役者さんがいい人達ばかりだと、いい演技がより引き立つんですよねー。
娘役の人といとこ役の人が、中でもかーなーりーよかった。やりとりも
面白かったし。今風の若者の様子、自然にうまく、こう引き込まれます。

でも、作品中のストーリー、どうやって自分の行きたい道を見つけるか。
それって皆悩む道ですよね。私も2年くらい前はすごく悩んでました。
本読んだり語学学校いったり旅行いったりいろいろ舞台みたり習い事したり、
いろんなものに触れてみたんだけど、自然に熱中してるもの、それが
やりたいものにつながって今にいたってます。それは、まわりの刺激
があったり、人との出会いであったり、ふとした友人との食事の中の
なにげない一言だったり。。。そういうきっかけが積み重なって・・って
感じと思います。って、なんか舞台の感想からずれちゃった。。。。

でもそういうことを考えながら舞台みてました。
ある意味12人の優しい日本人的ないろんなタイプの生徒を
うまく演出しているなと思いました。でもサブストーリーがついてる
のはその中の一部の人。他の人のサブストーリーも観てみたナー
と思わせられます。

衣装の切り替え(毎週土曜の講義ごとに衣装がちゃんと変わる)、
舞台の椅子の切り替えなどによる場面転換、それらがぱぱぱっと
いい感じで演じられてて、袖の椅子に待機してる役者さんもなんか
自然で、うまいなーっと思いました。次回公演もみてみたいです♪

最後、終わり方が、「これで終わりなのかなぁ」というもう一押しを
期待させつつ終わりなのかなと思わせる感じだったんだけど、
それもまー余韻を残すということでいいのかなと思ったり。
もっと観てたい、そんな舞台でした。

2006年04月28日

06/04/28 草迷宮@こまばエミナース

2006年4月28日(金)
18:30 @ こまばエミナースホール
幻想燈音楽劇 「草迷宮」 2006年版
演劇実験室 万有引力

不思議な世界でしたー。
出だしのインパクトはびっくりしましたねー。
あぁいう出だし、好きです。どかーんとくる感じ。

最初ホールに入って、なんか人形が中央にあって、
怖~って感じの雰囲気だったんだけど、
舞台は、全然怖いという感じではなく、
なんといいますか、独特の世界でした。

ストーリーは、私、ほとんど把握できてません。
途中出てきた操り人形の兄弟の話とか、あの3人組は
何だったのかとか、手鞠の存在とかが
私の頭の中では????。

でも、役者さんの動きとか、好きなんですよね。
奇怪な動きや、操り人形的なダンス、あれとても好きです。

終わり方もめっちゃ不思議でした。
ほとんどのお客さんも終わったってわかってなかったと思います。
非常等がついてもまだ拍手ならなかったですから。。

休憩無しの1時間半。結構長いように感じたけど、楽しめました。
でも、いやー、ほんと不思議な舞台でした。
ただ、なんか好きなんですこういう舞台。
どういったらいいかよくわからないんだけど・・・・

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