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2006年07月 アーカイブ

2006年07月01日

06/07/01 E Clef演奏会@フィリアホール

2006年7月1日
スタッフとして@フィリアホール
e clef 第6回定期演奏会

学生時代のサークルのOBOGで構成
されている室内楽団体 E Clef。
私も過去何度か、室内楽のピアノ担当で
演奏させてもらったんだけど、今回は
スタッフとしてお手伝い。

リハの時ずっと聞いてたんだけど、最後の曲
「芥川也寸志:弦楽のための三楽章《トリプティーク》 」
が印象に残りました。この曲とっても気持ちいいです。
聞いてても楽しいし、弾いてる方も楽しそう♪ナイス選曲♪

ちなみに今日はスタッフなので曲の間の椅子の配置
とかでお手伝いしたんだけど、あれでも緊張するんですよ。
いや、ほんとに。なにしろ、演奏が終わって、シーンとしてる客席、
椅子配置のスタッフの登場にも客席は注目・・・
しかも、配置の時間が長引いたりすると、客席から
まだーみたいな視線攻撃がやってくる。演奏する時の
緊張とはまた別の緊張が味わえました。

次はまた演奏してみたいなぁ。。

2006年07月02日

06/07/02 アンデルセンプロジェクト白井版@世田谷パブリックシアター

2006年7月2日(日) 14:00
2階A列29番 @ 世田谷パブリックシアター
アンデルセンプロジェクト 白井版

flyfly.jpg

一人芝居は今までちょっと敬遠してたんだけど、
今回観て、一人芝居も面白いなって思いました♪

主に演じるのが、モロッコの青年、作詞家、オペラ座ディレクター。
これらに、あとアンデルセンやその童話の登場人物なども
全部一人で演じているのです。すごい台詞量。そして
変身(衣装替え)の早さは見事♪ え?今舞台袖に
ひっこんだばかりなのに、もう違う衣装で舞台センターに登場!?
とか、木をぐるりと回ったら違う人物に・・みたいな感じで
見ごたえありました。

特に、今回は映像装置の使い方が圧巻。去年にロンドンで観た
舞台美術を基本的に全編CGで作った Woman in the white
は、私的にかなり受けつけられなかったんだけど、今日の舞台
は、最初から使い方がめちゃめちゃ見事。最初のシーンは、
いきなり壁にへばりついて、あれ、どうなってるの??みたいな。。
今だにあのスクリーンの構造がよくわかってませんです。

それ以外にも、階段や童話の説明シーンなど、違和感なく
自然と映像を使っていて、見事でした。犬のシーンは面白い
けど、ちょっと使いすぎちゃいますかね。。

白井さんの一人芝居も、なかなかよかったです。
ただ、その違いが、主に髪の色や衣装でわかった感じなので、
このあたりはルパージュ版で、カナダ訛りの英語とか言い回しとか
の違いが入ると、もっと受け止め方も変わるんでしょね。

あと、音楽も効果的に使ってるなーと思いました。
なにしろ開演前に入場したら、いきなりオケピが
音出ししてますからね(笑)。また、音楽と映像と
演技の同期ってのはみていても気持ちよかったです。

ストーリーや作品の内容や背景などに興味や理解が
ある人はもっと楽しめる作品だと思いますが、
ちょっと知ってる人向けのネタや社会的背景などを絡めたネタが苦手
な私には、ちょっと難しいなと思ってしまい、あまり笑えませんでした。
知らない人にはわかんないよね的なのは苦手なのです。
なんとなくみてても楽しめるシンプルなのが好きなもので。。
そのせいかもしれないけど、特に台詞が続くシーン
で三度ほど睡魔に襲われました。私の隣の人も
後半かなり睡魔に襲われてはりました。

でもほんと映像と舞台の融合は素晴らしかった!
これだけでも一見の価値あります!

2006年07月08日

06/07/08 ウィートーマス@パルコ劇場

2006年7月8日(土)19:00
G列29番@パルコ劇場
ウィートーマス

面白い流れの舞台でした。

最初は木村祐一が関西弁じゃないのにかなり違和感が
ありましたが、途中からそれもあまり気にならなく
なりました。彼、面白いです。動きというか雰囲気
持ってるので、何も話してない時の動きとかみてても面白い。

内容は、猫の首から血だらだら、人間も全身
ばらばらになったり、ピストルで血がびゅーびゅー
でたりとかなりグロい感じですが(首や背骨や内臓とかを
ノコギリでがりがり切ったりするんですよー)、
台詞や演技の軽快さやコミカルさのせいか、
あまり重くないんですよね。これ不思議。

音がちょっとうるさかったけど、舞台の場面転換もスムーズだし、
なかなか面白い2時間休憩無しでした。最後どう締めるのかなぁ
と思っていたら、なーるほどーそうくるのねと。。
ちなみに「ウィートーマス」というのは猫の名前でした。

ところで、一点わからないことが。見逃しただけかも
しれないんだけど、どうしてあの兄貴は、バスタブに
妹が入る前に、あの猫が妹の猫だったと気づいた
んでしょうか?? そういうシーンありましたっけ?
名札を外に投げるシーンがいきなりきて、あれ、
なんでやばいって思ったの?って思ってしまったので。。

会場出る際、「前のキャストの方がよかったねー」
という声なぞが聞こえておりましたが、今回みるのが
はじめての私は、うーん、確かに、全てのキャストが
ぴたっとはまってたかというと微妙な気もするけど、
これはこれで面白いと思いました。前のと比較して観たいな。

2006年07月20日

06/07/20 熱帯JAZZ楽団@なかのZERO

2006年7月20日(木) 19:00
1階6列22番@なかのZERO大ホール
熱帯JAZZ楽団 10thアルバム発売記念公演

お誘いを受けてみにいってきました。
名前を聞いたことはあったものの、
見るのも聞くのもはじめて。どういうのりか
全然知らなかったんですが、いやーすごかった。

前半は、ジャズやスタンダードやオリジナルの曲とか
だったんだけど、曲間のカルロス管野さんのトークが
面白く、また神保彰さんというドラマーの方の
テクニックにはほれました。前半は皆着席だったんだけど、
40~50代が中心かと思われる客席では、体がのりのり
のおじちゃん達が多くてちょっとびっくりしました。

そして後半、のりが前半以上にパワーアップ。
宮本大路さんの突然のプレゼントコーナーが終わった後は
ダンスタイムーっといったかと思いきや、いきなり客席総立ち。
しかもおじちゃんおばちゃんのりのり。
私はあんまり立ってのりのりとか手拍子とか苦手なので
最初は座って手拍子のマネだけしてたんだけど、
(手拍子とかすると音楽とか舞台に集中できないので・・・)
私のようなタイプには、前の方の席って微妙なのかも。
座ってると、前は全然見えないし。

アンコールから後は、さらにどんどんヒートアップ。
オーディションで選ばれたという3名のソロの人との競演は、
アマチュアとは思えないレベルでびっくり。17歳の帝京の
女子高生のサックスがとてもよかった。。

今日のコンサート、曲のアレンジやのり、構成、パフォーマンスも
もちろん楽しかったんだけど、
やっぱりお客さんののりにもびっくりしました。
こういうコンサート、ほとんど行かないからギャップがすごかった
のかも。今後は後ろの方で観たい(笑)

2006年07月23日

06/07/23 GS近松商店@花園神社

2006年7月23日(日) 19:00
花園神社野外劇 自由席
「GS近松商店」 千秋楽

実は、野外での観劇ってはじめてかも。
今回観て、野外の雰囲気っていいなーと思いました。
少し小雨が降ってたんだけど、そのぱらぱらという音
とか虫の音とか、自然の音なのか効果音なのかわからない位です。

出だし、車やトラック、バイクがびびびーっと登場するシーンはびっくり。
やっぱり出だしがインパクトのある舞台っていい!

多数の役者さんが熱演されてましたが、皆さんそれぞれ
個性があって、その個性をうまーく演出されていて、
とっても楽しめました。時間的には結構長かったのですが、
時間の経過がまったく気にならない楽しい舞台でした!

一番のお気にいりは写真館のおやじさんの
若い嫁さん役の吉田麻起子さん、最高!!!
見た目とそのギャップと演技の迫真さとつかみ所が見事。
退場の時拍手起きてました。私もめちゃ拍手しました。

馬淵さんと光君のどろどろの演技も見ごたえあり、
津村君と光の妹の長嶺さんのやりとりも面白かった。ウィリー最高♪

ただ、この作品、ストーリー的には心中ものなんで
悲しくなっていくんですよね。
最後、後ろの天使の世界みたいなところにいた人達が
殺しあってしまうのは、なんでなのかなーと思ってふと
考えてみたんですが、前半町内で一緒に舞台を作って
いた人たちが、ふとしたことから人間関係のもつれや
仲間外れ、分裂みたいなのに発展してしまうという
ようなことをあらわしていたんでしょうかねー。

場面転換の切り替え、舞台セット、さすがでした。
生の舞台の良さがじんじん伝わってきましたです。

ただ、屋外で休憩はつらいかな・・
でも屋外ならではのビール販売とかお菓子なげたりこういう雰囲気って面白い。
あと、ウチワを配ってはったんだけど、私にはまわってこなかったので、
来年行く時は、最初にちゃんとGETするようにしよ。

また来年観にいきたい作品ができました。

2006年07月29日

06/07/29 脳みそぐちゃぐちゃ人間@本多劇場

2006年7月29日(土) 20:00
N列19番 @ 本多劇場
毛皮族 「脳みそぐちゃぐちゃ人間」

前に知人が「最近注目でおすすめの劇団が毛皮族」
と言っていたこともあり、楽しみにしてました。
どんな劇団でどういうメンバーでどんな作品かは
何も知らずに出かけたんですが、劇場に入るなり、
どでかいミラーボールのような半球と巨大なセットで
ただものではない雰囲気を感じました。

いざはじまると。。舞台後方からお坊さんに扮した
女性達がじゃんじゃん降りてきて、下ネタが入った
コミカルな演技を繰り広げていたと思ったら、いつのまにか
別のストーリーに入ってました。これ、最後にプログラム見て
気づいたんですが、4部構成なんですね。途中までどうつながって
るんだってずっと思ってました。特にアッコちゃんからエモンシュタイン博士
は結構自然につながってたような気がするのですが・・

個人的には、能なし人間アッコちゃんがとても好き。
アッコちゃん役の町田マリーさんの声やしゃべり方が
クレヨンしんちゃんに聞こえてしょうがなかったんだけど、
展開も面白くて、もう一度観たい。ヤバイコさいこー。

ただ、その後の第2部のエモンシュタイン博士のお話は、
ちょっとくどかった・・・ また、歌と踊りが入ってきて
曲や振り付けや歌もとても好きなんだけど、江本さんの
ソロボーカルはちょっと音程が微妙・・・

その後の戦争の話は・・・・うーん、どうなんでしょ。

でも、全員で踊って歌うシーンはとても楽しくて、こういうの好き!
しかも劇場出た後も頭にずっと残ってました♪

役者さんは2人以外みな女性なんだけど、皆さんお綺麗で、
しかも、エロネタやらも歌詞や演技にふんだんに取り入れ
られていて、途中ニップレスのダンスとかもあったりして、
ギャップがあって面白いなと思いました。

また、観客席に男性が多かったのもちょっとびっくり。
ただ、観客の乗りはいまいちというか、拍手もまばらな感じ。
感じ的には、立ち上がってのりのりになる人がいてもおかしくない
舞台に思えたんだけど(でも個人的には皆座ってる方が好きだけど)。

最後、カーテンコールの後、舞台上でグッズ紹介やクイズタイム
があったりして楽しかったです。
DVDを買うまではいかないけど、次の公演もいってみたいです。

2006年07月31日

06/07/31 ダンスオブヴァンパイア@帝国劇場

2006年7月31日(月) 13:30
1階O列3番@帝国劇場
ダンスオブヴァンパイア

ついに、やっとこさ、観てきました!
平日、しかも月曜マチネとあって、
男性の姿はまったく見えず。。
トイレですれ違った人くらいでした。

以下、ネタばれ含みますので観てない人は
みないで下さいませ。。

一幕が終わった時には、消化不良感が高かった
のですが、二幕では個々の演技や歌を楽しめるようになり、
最後も終わり方がいまいちよくわからないと思う暇なく
ヴァンパイア達のダンスからカーテンコールに
がんがん展開するあたり、結果的に満足
させられちゃいました。うまいなぁ。。。

役者さんはほんとに素晴らしい。

まず、市村さん。さりげないしぐさが最高です♪
台詞も一番聞き取りやすかった。剣持さんは、部分的に
声がかすれるのが残念だったんですが、あれってもしかして
PA的な問題なのかな。
入浴シーンは、男性としては双眼鏡を覗いてると
ちょっといけないことをしてる気になり裸眼で見てました。
浦井君は、あの役があってるなって感じで
市村さんとのコンビ、よかったです。
山口さんはさすがの存在感。ただ声にエコーが
かかりすぎで、時々割れてて音量が大きすぎなのが残念でした。

絶賛は、ヴァンパイアの息子ヘルベルトの吉野圭吾さん!
やっぱ好きですこの方。多彩すぎます。
声がいつもとちょっと違うように思えたので、
最初吉野さんってわかりませんでした。

そして、召使(?)クコールの駒田さん、最高です!
これ、すごい演技力だと思いました。
台詞や歌がほとんどないのが残念なくらい。
でも休憩中にレミゼ少し歌ってくれてました♪

ただ、サラのお父さん役の佐藤正宏氏、
この方、レミゼの時も思ったんですが、
歌がひどすぎます。。。あと演技も個人的に苦手・・・

また、一幕の最初のアンサンブルのシーンは
ともに台詞がとっても聞き取りにくい。。。
また、PAのせいか、台詞や歌声が割れたり
響きすぎたり・・・うーん。二幕の夢のシーン(?)も
音響がひどすぎて耳が痛かったです。

でも、おすすめかといわれれば、そこは微妙だけど、
また観てもいいかなと思える作品でした♪

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