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06/07/02 アンデルセンプロジェクト白井版@世田谷パブリックシアター

2006年7月2日(日) 14:00
2階A列29番 @ 世田谷パブリックシアター
アンデルセンプロジェクト 白井版

flyfly.jpg

一人芝居は今までちょっと敬遠してたんだけど、
今回観て、一人芝居も面白いなって思いました♪

主に演じるのが、モロッコの青年、作詞家、オペラ座ディレクター。
これらに、あとアンデルセンやその童話の登場人物なども
全部一人で演じているのです。すごい台詞量。そして
変身(衣装替え)の早さは見事♪ え?今舞台袖に
ひっこんだばかりなのに、もう違う衣装で舞台センターに登場!?
とか、木をぐるりと回ったら違う人物に・・みたいな感じで
見ごたえありました。

特に、今回は映像装置の使い方が圧巻。去年にロンドンで観た
舞台美術を基本的に全編CGで作った Woman in the white
は、私的にかなり受けつけられなかったんだけど、今日の舞台
は、最初から使い方がめちゃめちゃ見事。最初のシーンは、
いきなり壁にへばりついて、あれ、どうなってるの??みたいな。。
今だにあのスクリーンの構造がよくわかってませんです。

それ以外にも、階段や童話の説明シーンなど、違和感なく
自然と映像を使っていて、見事でした。犬のシーンは面白い
けど、ちょっと使いすぎちゃいますかね。。

白井さんの一人芝居も、なかなかよかったです。
ただ、その違いが、主に髪の色や衣装でわかった感じなので、
このあたりはルパージュ版で、カナダ訛りの英語とか言い回しとか
の違いが入ると、もっと受け止め方も変わるんでしょね。

あと、音楽も効果的に使ってるなーと思いました。
なにしろ開演前に入場したら、いきなりオケピが
音出ししてますからね(笑)。また、音楽と映像と
演技の同期ってのはみていても気持ちよかったです。

ストーリーや作品の内容や背景などに興味や理解が
ある人はもっと楽しめる作品だと思いますが、
ちょっと知ってる人向けのネタや社会的背景などを絡めたネタが苦手
な私には、ちょっと難しいなと思ってしまい、あまり笑えませんでした。
知らない人にはわかんないよね的なのは苦手なのです。
なんとなくみてても楽しめるシンプルなのが好きなもので。。
そのせいかもしれないけど、特に台詞が続くシーン
で三度ほど睡魔に襲われました。私の隣の人も
後半かなり睡魔に襲われてはりました。

でもほんと映像と舞台の融合は素晴らしかった!
これだけでも一見の価値あります!


皆様からのコメント



私はオリジナルのルパージュ版を見てきました。
TOKYOバージョンでは作詞家がカナダのもう1つの
公用語のフランス語と英語を相手によって使い分け、
ディレクターは勿論フランス語、モロッコの彼は
始終無言で顔もパーカのフードで隠してました。

本当にあの映像の美しさ見事さは素晴らしかったですね!
シルク・ドゥ・ソレイユの「KA」という作品を
演出されたそうですが、それを見たくなりました。
以下ネタバレですが・・・

あの童話のドリアーダだけは確信は持てませんが
他の人がやっていたように思います。
あの幕開けは7列目でみててもびっくりしましたが、
スクリーンの下が15%位、ドレスの裾を引きずるように
手前に張り出している様です。
終演後にトークショーがあったのですが、白井さんが
「彼は見るたびに順番や内容をごっそり変えるので
もう見ない!!」とプレッシャーでいっぱいいっぱい
だったのが印象的でした。白井版も見たかったな。

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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