06/07/08 ウィートーマス@パルコ劇場
2006年7月8日(土)19:00
G列29番@パルコ劇場
ウィートーマス
面白い流れの舞台でした。
最初は木村祐一が関西弁じゃないのにかなり違和感が
ありましたが、途中からそれもあまり気にならなく
なりました。彼、面白いです。動きというか雰囲気
持ってるので、何も話してない時の動きとかみてても面白い。
内容は、猫の首から血だらだら、人間も全身
ばらばらになったり、ピストルで血がびゅーびゅー
でたりとかなりグロい感じですが(首や背骨や内臓とかを
ノコギリでがりがり切ったりするんですよー)、
台詞や演技の軽快さやコミカルさのせいか、
あまり重くないんですよね。これ不思議。
音がちょっとうるさかったけど、舞台の場面転換もスムーズだし、
なかなか面白い2時間休憩無しでした。最後どう締めるのかなぁ
と思っていたら、なーるほどーそうくるのねと。。
ちなみに「ウィートーマス」というのは猫の名前でした。
ところで、一点わからないことが。見逃しただけかも
しれないんだけど、どうしてあの兄貴は、バスタブに
妹が入る前に、あの猫が妹の猫だったと気づいた
んでしょうか?? そういうシーンありましたっけ?
名札を外に投げるシーンがいきなりきて、あれ、
なんでやばいって思ったの?って思ってしまったので。。
会場出る際、「前のキャストの方がよかったねー」
という声なぞが聞こえておりましたが、今回みるのが
はじめての私は、うーん、確かに、全てのキャストが
ぴたっとはまってたかというと微妙な気もするけど、
これはこれで面白いと思いました。前のと比較して観たいな。
難しい問題を軽いタッチで描いていたので、良かったと思います。あれをそのまま見せられたら見れないですからね。。
でも、あんなに軽くしたらお客さんは考えてくれるんだろうか、ただのココメディと思ってしまうんじゃないか・・なんて考えてみてました。
兄は、もともと妹の猫と分かって連れてきてるのだと思いました。でも、兄はそれがばれてしまうことを直前まで気付かないぬけている人なのではないのかと思いました。名札を隠す時点ではばれないようにと思っていると思いますが、次のことまでは考えていないのでは・・。あくまで私の推測です。
もうちょっと心理描写がでていても良かったんじゃないかなぁ?なんて思う役者さんもいましたが、楽しめました^^
いい2時間だったと思います(・∀・)♪♪
コメントありがとうございました。
なるほど、兄はもともと妹の猫ってわかってたのかー!
>>あんなに軽くしたらお客さんは考えてくれるんだろうか
私は軽く流してしまったお客さんの一人でした。
観終わった後に、舞台のストーリーのことを考えようとか、
そういうことは思わず、こういう舞台もいいねーと
さらりと流してました。そういう意味では
観易くてよかったようにも思いますし、確かに
演出によっては全然違ってくるんでしょうね。