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2010年04月 アーカイブ

2010年04月01日

10/04/01 CLUB SEVEN@銀河劇場

2010年4月1日(木) 19:00
CLUB SEVEN 6th stage
@銀河劇場

初日があまりにも面白かったのでリピートしてきました!

期待通り、いや、期待以上に笑ってきました♪
進化しとりました!

出演者9名が9名ともほんとに魅力的!
個人個人の魅力ももちろんですが、
ペアやトリオ、全体でなど、その組み合わせによって
魅力が大変化、すごいです。演出が素晴らしいです!

まわりの客席の会話を聞いてますと、
たいていお目当ての人がいて来てらっしゃる感じですが、
そのお目当ての人以外でもツボにはまり、
お気に入りになっていく様子がわかりました♪

ちょっとした細かな仕草や動作、セリフまで全部楽しい(笑
初日みて流れがわかっていても、なにしろ、
どのシーンも楽しみなわけですから、ワクワクの連続です♪

中でも今回好きなシーンをあげていくと、

和音美桜さんが歌い、美羽あさひさんと中塚皓平さんが舞う場面。
美しすぎです。めちゃめちゃ素敵なデュエット♪

玉野和紀さんが体格よく歌う前方を、
中塚皓平さんがスケート♪ここ大好き。

瀬下尚人さんの某CM。金額が初日から変わってる!

西村直人さんの釣り人のコイとギターのプレイぶり超楽しい!

原田優一さんの、レミゼ残業物語の盛り上がり!何度でも観たい!
ちなみにそのレミゼ物語で、寝てしまう直前の和音美桜さんが、
プリンのスプーンを拾い直して客席に投げたあの二回目の仕草が超ツボでした!!

原知宏さんの、あのヤリ遣いにはホレボレします。
良知真次さんと中塚皓平が後ろの方でノビノビ楽しそうに
されてる様子も、これまたMYツボだったりするんですね。

美羽あさひさんの、ほんとに多彩すぎる声色とお芝居!
和音美桜さんの、一瞬のポニョ!
日替わりのルールルーのゲストコーナーのアルフォートォォォ(笑
このコーナー、初日の美羽あさひさんの「チーズケーキ!!」も最高でした。
この元宝塚宙組のお二人のいろーんな掛け合いも必見ですよ♪(ゴキブリシーンが大好き)

キャストの皆さんも、ナチュラルハイな感じで、
初日から皆さん若干お痩せになったのではと思ってしまうくらい、
ほんとーにジェットコースター的エンターテイメント。

最後の4月3日4日の土日は、なんと昼夜の二公演!?
まだ観てない人はぜひオススメです!

2010年04月07日

10/04/07 ミュージカルドラキュラ伝説@新国立劇場

2010年4月7日(木)18:30
ミュージカル ドラキュラ伝説
@新国立劇場中ホール

初日観てきました!

シャンパーンラーーーヴ♪シャンパーンラーーーヴ♪
と頭の中で鳴り響いてます♪

冒頭から今井清隆さんの歌声に大魅了♪

光枝明彦さんの名執事!
後半、あの姿月あさとさんとの帰り道の場面が好きです。

超キュートでセクシーなヴァンパイア三人娘♪
なんともいえない小気味いい振付が楽しいです♪♪
(真織由季さん/朝澄けいさん/初嶺麿代さん)

紫城るいさんのかわいい歌声!
そのルーシーにドキドキする杭打ち、アーサー松原剛志さんが熱い!
メイクも熱い!

園岡新太郎さんのリーゼントメフィスト最高です!
めっちゃええ感じですメフィスト!!
髪型もすごいことになっております。
もっと登場してほしい。

そして松平健さんと姿月あさとさんのあのラストシーン!
この二人を取り囲む、光枝さんと
三名のヴァンパイア娘の立ち姿が素敵でした!
脇にいてもほんとうに素敵。光枝さん執事の目には涙も・・・

伯爵、めちゃめちゃ一途です。
あれだけ愛情を注がれたアマンダ。
それを受けたアマンダ。おぉぉぉ。

二幕冒頭の、号外-、号外ー、の声も気持ちよく、
また冒頭とラスト、今井清隆さんと一緒にいらっしゃる
金髪の娘さんが美しかった。。。

宝塚OGの方もたくさんご出演でとっても華やかで、
なんだかメルヘン♪なミュージカルでした♪

ロビーのお花達もすごいです!

2010年04月08日

10/04/08 和音美桜2010ファーストセレクション稽古場レポ

2010年4月8日(木)
和音美桜 2010 ファーストセレクション
リハーサルレポ

和音美桜さんの歌声は、天使のようでした!
安心して歌声に酔えるのって本当に気持ちいい〜です。

いろーんなことに「挑戦」された「CLUB SEVEN」を
終えたばかりの和音美桜さん。
忙しさに拍車がかかっているようで、睡眠時間も「最近3時間で…」と
お疲れ気味なのに、歌うときのあの表情!なんて素敵な表情をするんでしょうね。

高音の伸びやかな歌声は天使が歌っているようです。
圧倒的な歌唱力と語りかけてくるような歌い方。

昨夜、私管理人がドラキュラ伝説初日を観劇したばかりの影響かもしれませんが、
もし、和音さんがヴァンパイア娘で「こちらへおいで♪」なんて歌ったら
私は絶対ついていくと思います(笑)。

今回のコンサートで歌われる曲は、ミュージカルナンバーから、スタンダードジャズ、
POPS、話題のナンバーなど、わーっあの曲が!?というナンバーも♪♪

今日拝見したリハーサルは、本域の歌声ではなく、椅子に座って、
どちらかというと確認的に歌っていく感じだったのですが、
それでも声の魅力は半端なかったです。
伸びる歌声から、口ずさむ感じの歌声、鼻歌な感じの歌声、
どの歌声も本当に素敵♪ ダイレクトに全細胞に浸透する感じ♪♪

ジャズのナンバーでは、わざとジャズっぽく場末な雰囲気で
声色を変えて歌う場面もあり、そんな大人な歌声も素敵♪

そして今回、英語の曲がまた多いこと。
どの年代の方も知っている名曲たちを英語で歌っていらっしゃいます。
歌詞を覚えることに大変苦労されていらっしゃるそうで、
「1曲覚えるのに5日間かかるんですよー!間に合わない〜!」
とあせっておいででした。

Over the Rainbowでは、
和音さんの声のいいとこ取りができますよ♪
のびる高音と、あたたかい声でつぶやくようなところ、
すっきりと歌うところ!
聴いてて心がノってしまいました♪
(購入者特典動画で少しお聴きいただけます)

バンド演奏のミュージシャンの方達は、稲垣次郎さんをはじめ、
全員トップ・スタジオミュージシャンの方達♪
皆さん楽しみながら演奏されている感じ♪♪
和音美桜さんともコミュニケーションを密にとりながら、
どんどん構成が決まっていきます。

歌詞をまだ覚えていらっしゃらない部分を
「ららら〜た〜た〜た〜」と笑いながら歌っていらっしゃいます。

某ミュージカル曲の時には、立ち上がり!
ノったはります♪♪
うぉっ、声の伸びあがりがすごいです。
高音、もうなんて気持ちいい。
曲が進むごとに、どんどん声の調子がよくなっているのを聴いてて実感。

そして「千の風になって」♪
もうなんて心地いいのでしょう。
高音の伸び絶好調でございます。
和音美桜さんご本人もとっても気持ちよく歌われてると思います。
歌い終わった後、
バンドメンバーの方達からも思わず「スゴイ...」の声が。

それにしても終止集中力がすごかったのが印象的でした。
午前中にスタジオに入ってから、度々休憩が入るのですが
思い思いに休憩をとるバンドメンバーをよそに、
和音さんはずーーっと、メモをしたり歌詞を口ずさんだり。

今回のソロコンサートでは、宝塚退団後、初めてのホールコンサート。
和音美桜さんのお声は、ホールで聞くと、さらに包まれて絶対気持ちいいはず。
そして、その歌声の伸びが特に生きるナンバーがございます!これ必聴!!!!

歌で癒されたい、幸せな気分になりたい、楽しい気分になりたい!
まだ、和音さんの歌声を聞いた事がない方がいたら、
今度のホールコンサートはめちゃめちゃおすすめです!!

大阪公演は4月22日(木)19:00開演でサンケイホールブリーゼにて、
東京公演は5月28日(金)19:00開演で日経ホールにて。
チケットは全席指定 7,000円。

おけぴ経由でチケットをお申し込みいただいた方限定で、
約7分間の稽古場動画をご覧いただけます(パソコンからのみとなります)。
チケットのお申し込みはこちらから

そしておけぴ管理人による和音美桜さんインタビューコーナーはこちら

2010年04月14日

10/04/14 御名残四月大歌舞伎@歌舞伎座

2010年4月14日(水)18:20
御名残四月大歌舞伎
@歌舞伎座

4月末で閉館してしまう歌舞伎座、
その最後の演目をついに観ることができました!

観れてよかったー!

まずは実録先代萩。
中村芝翫さん、中村橋之助さん、中村宜生くん。
という三世代そろっての舞台。
片岡孝太郎さんと、そのお子さんの片岡千之助くんも出演!
宜生くんの千代松と、千之助くんの若君亀千代!
この二人の子役と中村芝翫さんとの掛け合いが
実にかわいらしく、それゆえにぐっとくるんですね。。
さらに松本幸四郎さんが家老片倉小十郎役で出演したりと、
いやほんとにすごい配役ですこと。

そして助六!
まさにこれぞ豪華絢爛!

まずは助六に市川團十郎さん。
揚巻を坂東玉三郎さん!

助六の兄の白酒売に尾上菊五郎さん。
くわんぺら門兵衛が片岡仁左衛門さん!
白玉が中村福助さん。
福山かつぎが坂東三津五郎さんですよ!
意休は市川左團次さん、
そして中村勘三郎さんの股くぐり!
口上は市川海老蔵さん!!

なんたる超豪華、すばらしき配役。
大・堪・能です♪
勘三郎さんの、登場から最後まで歌舞伎座を
大爆笑に包みつつも、最後、
歌舞伎座に別れをつげる花道でのセリフにはジーンときました。

そしてもうなんといっても
揚巻の玉三郎さんから漂う雰囲気にみとれまくりで、
こんなに女形に魅せられたのは初めてかも思ったくらい、
何からなにまでうっとりでした♪♪

2010年04月18日

10/04/18 ローマの休日稽古場レポ

2010年4月18日(日) 12:30
ローマの休日 稽古場レポ

キャスティングめちゃいいです!
ストレートプレイながら、ダンスや音楽も素敵で、
たっぷりと「ローマの休日」ワールドに浸ってきました♪

まず稽古場に入ったとたんに"真実の口"が目に入って来ました!
映画「ローマの休日」に出て来た印象的なシーンが
舞台ならではの見せ方と、
マキノノゾミさんによるテンポ感ある演出で、次々に展開。

「次は何がしたい?」と聞かれて、
「あれ!」と朝海ひかるさん演じるアン王女が答えたのは、そう、ベスパ!
生ベスパです!

バイクに乗るのが今回始めてでいらっしゃるとのことで
ぎこちない感じが、まさにアン王女そのもの!
「ぶぶぶーぶぶーぶー」というバイクの音のぎこちなさと、
背筋をシャンとして乗っている朝海ひかるさんの美しい姿勢が
なんとも可愛らしいです。

朝海ひかるさんが笑顔になると、
見ているこちらも不思議なくらい嬉しくなってしまいます。
まるで逃亡中の本物の王女さまを見ているよう!

それにしてもこの舞台、キャスティングが秀逸です。

アメリカ人新聞記者ジョー:吉田栄作さん
アン王女:朝海ひかるさん
カメラマンのアーヴィング役:小倉久寛さん

朝海さん、見た目はもちろん、負けん気が強くて世間知らずの
アン王女をほんとうに可愛らしく演じていらっしゃいます。
そして企みつつも、アン王女に惹かれるジョー。
吉田栄作さんの優しいまなざしがぴったり!
カジュアルで親近感を感じる空気をまとっていらっしゃるハンサムな
新聞記者役がすばらしく似合っています!

大使館を抜け出してちょっと興奮気味なアン王女が、
初めてたばこを吸うシーンで「ええ、いいみたいっ!」と
強がって平気そうに振る舞うシーンはmyツボです。
何度もみたい(笑)

一番笑ってしまったのは、小倉さん演じるカメラマン、アーヴィング
の激しい!?デュエットダンスシーン。
一つの見せ場となっている、この船上のダンスシーンでは
アーヴィングが得意のダンスを披露してくれます。
すさまじいデュエットダンスです。どうぞお楽しみに(笑)

そのアーヴィングが踊る横でジョー尾とアン王女が踊り出すんですが、
これがまた実にたのしそうで、軽やか!
2曲目は、夢の残り時間が短いことを惜しむように2人が踊ります。
吉田さんはカンペキな8頭身ですね〜。
朝海さんと並んだときの2人のシルエットは
ためいきが出てしまうくらいキレイでした♪

ジョーの気持ちの変化に気づきながらも見守るアーヴィング。
アーヴィング小倉さん、常にちょっと困ったようなお顔がキュートでいいっ!


(チラシを撮ってみました)

この作品、キャストは3人だけというのは素晴らしいアイデアだと思いました!
舞台セットの色彩をはじめ、雰囲気、臨場感満点。
どのシーンも本当に素敵で、
あの映画のあのシーンが、生で、すぐそこで展開してる実感を味わえますよ!

「世紀を超え 愛され続けている最高傑作映画「ローマの休日」が
3人芝居として日本初のストレートプレイとして舞台に登場。」


制作発表の時のお写真より

公演は4月27日から5月9日まで、天王洲 銀河劇場にて。
大阪公演は、シアター・ドラマシティにて5月12日から16日まで。

吉田さん朝海さん小倉さんの3名が出演された
4/14エフエム世田谷のオンエア内容がノーカット版でお聞きいただけます♪


おけぴ稽古場取材班:ごまクリーム2号&おけぴ管理人

2010年04月19日

10/04/19 あうるすぽっとチェーホフフェスティバル記者会見レポ

2010年4月19日(月) 11:00
チェーホフ生誕150周年
『あうるすぽっと チェーホフ フェスティバル 2010』記者会見レポ
@あうるすぽっと

今年は、ロシアの作家アントン・チェーホフの生誕150年!
「かもめ」「三人姉妹」など、読んだこと、観たことはなくても、
耳にされたことはあるという方も多いと思います。

ちなみに日本は、世界でもチェーホフ作品の上演が一番多い国なんだそうです。
今回は、そんなチェーホフ関連作品をテーマに、
4月から12月にかけて、東池袋のあうるすぽっとにて
チェーホフの戯曲をテキスト通りに演じるだけでなく、
ストレートプレイ、ダンス、古典芸能・・・と、
色々な角度からチェーホフにアプローチする
見ごたえタップリのフェスなんでございます。
本日は、その記者会見に行って参りました♪

会場は、多くのマスコミ陣で賑わい、
世話人の中江利忠さんのご挨拶からはじまり、
豊島区長の高野之夫さん、豊島区芸術顧問の小田島雄志さんもご出席。
そして今回のチェーホフフェスティバルの参加団体の方達がズラリと!

燐光群「現代能楽集 チェーホフ」の作・演出を手掛ける坂手洋二さんは、
「能」を現代劇の中に再生させる“現代能楽集”と銘打った
ユニークな手法で、まったく新しいチェーホフ劇を上演とのこと。
坂手さんの語り口調にすっかり引き込まれた私管理人です。

流山児★事務所「櫻の園」の演出を担当する
千葉哲也さんは、「流山児★事務所でチェーホフ!
そして安奈淳さん!どんな化学反応が起こるかお楽しみに!」

「彼(チェーホフ)の作品の登場人物は普通じゃない人が多い(笑)
そんな普通じゃない人々を、これまたフツーじゃない劇団員が演じる(笑)
そこがまた楽しい」とおっしゃるのは、
現在上演中の、華のん企画プロデュース「チェーホフ短編集1+2」
の演出を手掛ける山崎清介さん。

質疑応答コーナーでは、チェーホフの魅力をお一人お一人が
それぞれの解釈と思い入れを込めてトーク。

「善か悪か?おかしいのか、おかしくないのか?
それが分からないのが魅力かな?」と剣幸さん。

「雑談と哲学のバランスの好さ。雑談から哲学、
哲学から雑談への移行の滑らかさが魅力」と話す中野成樹さん。

登壇者のみなさんの熱いコメントから、
チェーホフの魅力がじわじわと伝わってくる会見でした♪

9組のカンパニーが、あうるすぽっとを舞台に、
チェーホフの作品を、多彩なアプローチで上演する今回のフェスティバル。
それぞれのアーティストがチェーホフ作品をどう解釈して、どう表現するか?
そして、それを観る観客は、それをどう感じるのか?
じっくりとチェーホフに浸れるまたとないチャンスです!
是非、みなさんも自分だけのチェーホフを見つけてくださいね☆

ではその「あうるすぽっとチェーホフフィスティバル2010」
参加ラインナップをご紹介しておきましょう。
4月17日(土)より、第一弾の公演が始まっていますよ♪

▼4月17日(土)〜25日(日)
華のん企画プロデュース「チェーホフ短編集1+2」
演出:山崎清介
出演:竹下明子伊沢磨紀佐藤誓
山口雅義戸谷昌弘ほか

▼8月27日(金)〜29日(日)
M&Oplaysプロデュース 伝統の現在'8「ぷろぽおず」「鎌腹(かまばら)」
「ぷろぽおず」
脚色・森崎一博(アントン・チェーホフ「結婚申込」より) 
演出:茂山正邦
出演:茂山正邦茂山宗彦茂山逸平

▼9月1日(水)〜7日(火)
流山児★事務所「櫻の園」
演出:千葉哲也
出演:安奈淳流山児祥塩野谷正幸
伊藤弘子池下重大町田マリー関谷春子ほか

▼9月13日(月)〜20日(月・祝)
燐光群「現代能楽集 チェーホフ」
作・演出:坂手洋二
出演:剣幸円城寺あや中山マリ
猪熊恒和小山萌子鴨川てんし川中健次郎ほか

▼9月30日(木)〜10月3日(日)
あうるすぽっとプロデュース「長短調(または眺め身近め)」(「かもめ」より)
誤意訳・演出:中野成樹
音楽:大谷能生
振付:KENTARO!!

▼10月9日(土)〜17日(日)
劇団昴「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」
演出:菊池准
出演:一柳みる鳥畑洋人田村真紀
水野龍司西本裕行ほか

▼10月27日(水)〜31日(日)
MODE「かもめ」
構成・演出:松本修
出演:大崎由利子山田美佳小嶋尚樹
斎藤歩中田春介藤井びんほか

▼12月10日(金)〜12日(日)(予定)
あうるすぽっとプロデュース
矢内原美邦ダンス公演「桜の園〜いちご新聞から〜」(仮題)
振付・演出:矢内原美邦

▼12月17日(金)〜18日(土)(予定)
あうるすぽっと+京都府立文化芸術会館+ニットキャップシアター+モノクロームサーカス
共同プロデュース
「チェーホフの御座舞(おざぶ)〜『結婚申込』・『結婚披露宴』〜」
演出:ごまのはえ
振付:坂本公成
出演:佐伯由香アミジロウ高原綾子
市川愛里澤村喜一郎ほか

そして11月3日(水祝)にはシンポジウムも予定されています。
詳細はあうるすぽっとの公式HPにて!


おけぴ取材班:ごまクリーム1号&おけぴ管理人

2010年04月23日

10/04/23 真部裕 Borderless@HAKUJU HALL

2010年4月23日(金)19:00
真部裕 Borderless
@HAKUJU HALL

モリー先生との火曜日を観に行った時、とーっても
素敵にヴァイオリンを弾かれていた真部さん、
コンサートがとても面白いという情報を入手し、
とても見たくなり、聴きたくなり、行って参りました!!

めちゃめちゃ楽しかった!
ヴァイオリンのコンサートがこんなに楽しいなんて!

真部裕さん、多彩すぎです。
弾きながら、いろんな外国語(!?)をしゃべり、
また演奏する楽器も、ヴァイオリンからベースまで。
しかもそのベースの音を奏でている電子ヴァイオリンは、
どこか地方都市で安く購入されたというトークがまた面白い。
トーク内容が本当に等身大で、会場もうけまくり。
ノリが若くて面白いんです!

顔も多彩です。そしてなによりテクニックもすごい!
自作曲からジャズまで幅広く、アレンジ、アドリブもたくさん。
共演者の方のテクニックがまたすごくて、
ピアノの榊原大さんもかっこよすぎだし、
パーカッションの大石真理恵さんの
マリンバのナンバーにも圧倒されました。
なにより楽しかったのはあの冬ソナも出たあの曲(笑)

そして真部さん自作の曲!
しかもその曲を作った情景を演奏前に
解説してくれるのでより入りこめるんですね。
NYの地下鉄で金出せといわれたという出来事をベースに
作られた「BACK MY MONEY」。最後にやっぱり金返してと
言いに行った時に出た言葉だそうですが、なんという行動力!

行動力といえば、真部さん、
特に事務所には所属されていないらしく、
今回のご自身の全国ツアーも、
ご自身でホールを予約されて、メンバーも車で移動したとか!

この雰囲気というか楽しさ、
これはやっぱり実際会場で聴かないと味わえないかも。

アンコールも楽しくて、終演後、迷わずCD購入。
特典DVDもついていて、そこに収録されてた映像がまた楽しくて。

次回コンサートもぜひ行きたいです!
すごかった!

2010年04月27日

10/04/27 30-DELUX スペースウォーズゲネレポ

2010年4月27日(火)10:30
30-DELUX 電撃チョモランマ隊MIX
『スペース・ウォーズ』公開ゲネレポ
@世田谷区民会館

アクションコメディーを得意とする演劇ユニット“30-DELUX”と、
ストリートダンス界をリードするダンスユニット“電撃チョモランマ隊”の
豪華合同企画♪

ストーリーは、貸しスタジオに3組のグループの
ダブルブッキングならぬトリプルブッキング(!)
による場所取り=スペース・ウォーズ!!

始まるやいなや、ダンス、そして殺陣の圧倒的なパフォーマンス!
早くも目が釘付けです!

圧巻のダンス、そして殺陣の余韻に浸っていると、
次々と始まるコント。

さっきまでダンスパフォーマンスを披露していた
電撃チョモランマ隊のメンバーがいつの間にか芸人さんになってます(笑)
あんなクールなストリートダンスをしていたのに。。
今はもう芸人さんにしか見えない(笑)
しかもクスクスと笑える小ネタが満載のコントの数々♪

30-DELUXタイソン大屋さん・清水順二さんを中心に、
電撃チョモランマ隊U-SAKUさん、OH-SEさん、Q-TAROさん、EBATO さん。
紅二点の折井あゆみさん、JuNGLE さん。
森大さん。天野博一さん、
そして、平間壮一さんのきれまくりのダンス!
("話し方教室に通う彼"の平間壮一さんの演技も超楽しい♪)

さらに大阪・名古屋公演では桜塚やっくん、福岡公演では芋洗坂係長も登場しますョ☆

管理人的には、剣道部ならぬ“パン道部”(笑)のコントがツボ!(笑
サムライ魂・・ではなく“パン魂”!
竹刀・・ではなくパンを携え(!)、戦います(笑)
フランスパン、ドイツパン、そして日本代表にはコッペパン!!
宮本武蔵もびっくりのコッペパン二刀流の必殺技は必見(必笑?)!!

そして一見、バラバラに見えるコントですが、実はつながっているんです!
贅沢に、秋谷深月さん、大塚竜也さん、鹿目由紀さん、
ますもとたくやさん、松本哲也さんの作家5名による
本公演初オムニバス作品に仕上がっているショトストーリーコント♪

ダンス・殺陣・コント、そしてまたダンス。。
目まぐるしく展開する毛色の違うパフォーマンスの数々が、新鮮で飽きさせません。
そして、それぞれのショートストーリーが、
最後には一つになって迎える圧巻のラスト。
必見は、何と言ってもメンバー全員による、あのラストのたっぷりのダンス!!

最高にクールでカッコイイです♪

ゲネ終了後に、動画メッセージをいただきました♪

「汗と涙と笑いと汗!」の熱いステージ。
観たら元気になる舞台です!

東京公演:5月19日(水)から5月23日(日)まで、シアターサンモールにて。
大阪公演:5月28日(金)から30日(日)までABCホールにて。
名古屋公演:6月4日(金)から6日(日)までテレピアホールにて。
福岡公演:6月12日(土)・13日(日)で西鉄ホールにて。


おけぴ取材班:ごまクリーム1号&おけぴ管理人

2010年04月30日

10/04/30 ローマの休日@銀河劇場

2010年4月30日(金)14:00
ローマの休日
@銀河劇場

たーっぷり浸ってきました!
なんてあたたかく描かれてるんでしょう。
名画『ローマの休日』の、あの世界がすぐそこに広がっています。

一幕、朝海ひかるさん演じるアン王女が夢を語る場面で、
私はもう目頭がぐっと熱くなり、
二幕某シーンでは、優しく、包まれるような涙が流れました。
"ありがとう"という言葉ひとつにも気品が溢れているのです。

お衣装は、ウエストをポイントにマークしたロングのフレアスカートに
おなじみの開襟ブラウス&スカーフ姿♪
そして当時大流行したヘップバーンカット!
めちゃめちゃ似合われております。
キュンとしまくりでございます。

ジョー(吉田栄作さん)とアン王女のやり取りは最高にキュート!
小倉久寛さんの小芝居も堪能♪
何種類の声!?と思ってしまう川下大洋さんの十人十色の声色もすごい!

随所に流れる音楽も雰囲気を盛り上げ、
ベスパシーンやラストシーンでのあの映像効果!
ベスパシーンは、みているこっちもドキドキするリアル感。
セットや衣装、ジェラート、ベスパの色彩も注目です!

演出はマキノノゾミさん。
ロマンチックコメディとしてのテンポ感を保ちつつ、
分かり易く、たっぷりと、そして予想以上に感情豊かに描かれていますよ♪

アン王女の記者会見時の衣装がずっと目に焼き付いてます!


そして、ここまでは30日に観劇しての感想ですが、
ここからは、ゲネプロ終了時の、記者会見レポをお届けします。

見どころのひとつの舞台装置について、
「“真実の口”がお気に入り!
先日、実際にローマに行って見て来ましたが、本物そっくり!」
と朝海さん。ちゃんと実物大に作ってあるそうですよ。
「自分(ジョー)のアパートが、ほんとうに居心地がよくて(笑)」と吉田さん。
小倉さんも、「セットはみんな好きなんですが、
ジョーの部屋の窓から見える景色がこれまた良いんですよ~」と絶賛!

そして、舞台上でもスイスイと走り回るおなじみべスパ。
このベスパ、舞台用に排気ガスが出ないようになっているそうです。
「朝海さんの運転にみんな心配していたんです(笑)」と小倉さん。
「さっきも、両脇にあるスクリーンに
ぶつかりそうになってしまって(笑)」と苦笑いの朝海さん。

ロングスカートをひらひらさせながら、
楽しそうにローマの街を走り回るお姿は、ぜひ生でみとれてください!

『ローマの休日』の“良さ”と今回の舞台の“見どころ”については
「みなさん大好きな映画ですよね。
そのイメージを崩さずに、スタッフ一同やってきました。
映画より、人物像がより一層深まっているところが魅力」と吉田さん。
「舞台ならではの息遣いを会場で感じていただきたいです!
その時の感情を大切に演じたい」と朝海さん。
また、「ローマに旅行に行った感じを味わって頂けると思います」
と、自信たっぷりに語ってくださいました♪

小倉さんは、「この立派なお腹は、もちろん中に詰め物をいれていますよ~(笑)」
と、一同の笑いを誘いつつ、
「素敵なストーリーですから、負けないように演じたいです」
と、その意気込みを聞かせてくれました。

プライベートでも仲が良いという吉田さんと小倉さん。
「舞台でも、それを発揮しないとね」と話す小倉さん。
お二人のあの絶妙な間に発揮されておりました!!

出演者三人のストレートプレイですが、音楽、ダンス、セット、映像、声、小物などなど
見所満載、見応えたっぷり、世界観に浸りまくれる、舞台版「ローマの休日」。
東京公演は、5月9日(日)まで、天王洲の銀河劇場にて。
大阪公演は、5月12日(水)から16日(日)までシアター・ドラマシティにて。

p.s. あの"卵"に、なんともなんとも切なく愛おしくなった私です

10/04/30 マウストラップ@俳優座劇場

2010年4月30日(金)18:30
マウストラップ
@俳優座劇場

アガサクリスティ原作の傑作娯楽ミステリー「マウストラップ」
イギリスでは、なんと1952年からずーっといまだロングラン中
その公演回数やなんと二万数千公演!!!

そのマウストラップの、大和田伸也さん演出による日本版を観てきました!

一幕と、二幕で、出演者の描かれ方、見方が
変わってくるのが面白かった!
観てる自分自身も犯人捜しをしたくなります。
なにしろ全員あやしいんですもの!

オープン初日の、とある山荘に泊まりにくる人々。
外は大雪。ラジオから流れる殺人事件のニュース。
一幕は、もう全員が、とにかく怪しい。
その怪しさが時間の経過とともに、
愛おしく、またそれぞれの”個性”に魅力を
感じてくるのが不思議です。

中でも照井裕隆さんのキャラクターはとっても個性的。
落ち着きがなくぴょんぴょん飛び跳ねてたり挙動不審具合がすごいです。
口ずさむ歌声がこれまた素敵で♪さすがミュージカル俳優!
さらに今回の役名もミスサイゴンと同じ”クリス”!
このクリスと、山荘の女将、舞風りらさんとのシーンも見所ですよ!

出演は、綱島郷太郎さん、照井裕隆さん、倉石功さん、こぐれ修さん、
光GENJI内海光司さん、
そして元宝塚の女性陣、舞風りらさん、北嶋マミさん、榛名由梨さん。

どの人物もほんとにみんnあやしく思える一幕。
そして事件が起こり、グイグイトトトっと展開する二幕。あいやーなラスト。
途中、予想できそうな展開かと思いきや。。。
ちゃんとそれ以上の展開が用意されてるところがさすがです。
それをわかった上で、もう一度観てみるとより面白そう!!

さて犯人は、誰!?そして。。。

セットもうまくできていて、家の構造のみえない部分も想像できます♪

ところで劇中に出てくる「三匹の盲目のねずみ」、このフレーズ、
なんで私も知ってるんでしょう。。。
この童話、親から読んでもらってたのかなぁ。。
それにしてもすごい歌詞です!!

そして、今回ご観劇される際は、ぜひ俳優座劇場のロビー奥にもご注目下さい。
いえ、ご注目というか、ぜひ一杯お楽しみください!!

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