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10/04/19 あうるすぽっとチェーホフフェスティバル記者会見レポ

2010年4月19日(月) 11:00
チェーホフ生誕150周年
『あうるすぽっと チェーホフ フェスティバル 2010』記者会見レポ
@あうるすぽっと

今年は、ロシアの作家アントン・チェーホフの生誕150年!
「かもめ」「三人姉妹」など、読んだこと、観たことはなくても、
耳にされたことはあるという方も多いと思います。

ちなみに日本は、世界でもチェーホフ作品の上演が一番多い国なんだそうです。
今回は、そんなチェーホフ関連作品をテーマに、
4月から12月にかけて、東池袋のあうるすぽっとにて
チェーホフの戯曲をテキスト通りに演じるだけでなく、
ストレートプレイ、ダンス、古典芸能・・・と、
色々な角度からチェーホフにアプローチする
見ごたえタップリのフェスなんでございます。
本日は、その記者会見に行って参りました♪

会場は、多くのマスコミ陣で賑わい、
世話人の中江利忠さんのご挨拶からはじまり、
豊島区長の高野之夫さん、豊島区芸術顧問の小田島雄志さんもご出席。
そして今回のチェーホフフェスティバルの参加団体の方達がズラリと!

燐光群「現代能楽集 チェーホフ」の作・演出を手掛ける坂手洋二さんは、
「能」を現代劇の中に再生させる“現代能楽集”と銘打った
ユニークな手法で、まったく新しいチェーホフ劇を上演とのこと。
坂手さんの語り口調にすっかり引き込まれた私管理人です。

流山児★事務所「櫻の園」の演出を担当する
千葉哲也さんは、「流山児★事務所でチェーホフ!
そして安奈淳さん!どんな化学反応が起こるかお楽しみに!」

「彼(チェーホフ)の作品の登場人物は普通じゃない人が多い(笑)
そんな普通じゃない人々を、これまたフツーじゃない劇団員が演じる(笑)
そこがまた楽しい」とおっしゃるのは、
現在上演中の、華のん企画プロデュース「チェーホフ短編集1+2」
の演出を手掛ける山崎清介さん。

質疑応答コーナーでは、チェーホフの魅力をお一人お一人が
それぞれの解釈と思い入れを込めてトーク。

「善か悪か?おかしいのか、おかしくないのか?
それが分からないのが魅力かな?」と剣幸さん。

「雑談と哲学のバランスの好さ。雑談から哲学、
哲学から雑談への移行の滑らかさが魅力」と話す中野成樹さん。

登壇者のみなさんの熱いコメントから、
チェーホフの魅力がじわじわと伝わってくる会見でした♪

9組のカンパニーが、あうるすぽっとを舞台に、
チェーホフの作品を、多彩なアプローチで上演する今回のフェスティバル。
それぞれのアーティストがチェーホフ作品をどう解釈して、どう表現するか?
そして、それを観る観客は、それをどう感じるのか?
じっくりとチェーホフに浸れるまたとないチャンスです!
是非、みなさんも自分だけのチェーホフを見つけてくださいね☆

ではその「あうるすぽっとチェーホフフィスティバル2010」
参加ラインナップをご紹介しておきましょう。
4月17日(土)より、第一弾の公演が始まっていますよ♪

▼4月17日(土)〜25日(日)
華のん企画プロデュース「チェーホフ短編集1+2」
演出:山崎清介
出演:竹下明子伊沢磨紀佐藤誓
山口雅義戸谷昌弘ほか

▼8月27日(金)〜29日(日)
M&Oplaysプロデュース 伝統の現在'8「ぷろぽおず」「鎌腹(かまばら)」
「ぷろぽおず」
脚色・森崎一博(アントン・チェーホフ「結婚申込」より) 
演出:茂山正邦
出演:茂山正邦茂山宗彦茂山逸平

▼9月1日(水)〜7日(火)
流山児★事務所「櫻の園」
演出:千葉哲也
出演:安奈淳流山児祥塩野谷正幸
伊藤弘子池下重大町田マリー関谷春子ほか

▼9月13日(月)〜20日(月・祝)
燐光群「現代能楽集 チェーホフ」
作・演出:坂手洋二
出演:剣幸円城寺あや中山マリ
猪熊恒和小山萌子鴨川てんし川中健次郎ほか

▼9月30日(木)〜10月3日(日)
あうるすぽっとプロデュース「長短調(または眺め身近め)」(「かもめ」より)
誤意訳・演出:中野成樹
音楽:大谷能生
振付:KENTARO!!

▼10月9日(土)〜17日(日)
劇団昴「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」
演出:菊池准
出演:一柳みる鳥畑洋人田村真紀
水野龍司西本裕行ほか

▼10月27日(水)〜31日(日)
MODE「かもめ」
構成・演出:松本修
出演:大崎由利子山田美佳小嶋尚樹
斎藤歩中田春介藤井びんほか

▼12月10日(金)〜12日(日)(予定)
あうるすぽっとプロデュース
矢内原美邦ダンス公演「桜の園〜いちご新聞から〜」(仮題)
振付・演出:矢内原美邦

▼12月17日(金)〜18日(土)(予定)
あうるすぽっと+京都府立文化芸術会館+ニットキャップシアター+モノクロームサーカス
共同プロデュース
「チェーホフの御座舞(おざぶ)〜『結婚申込』・『結婚披露宴』〜」
演出:ごまのはえ
振付:坂本公成
出演:佐伯由香アミジロウ高原綾子
市川愛里澤村喜一郎ほか

そして11月3日(水祝)にはシンポジウムも予定されています。
詳細はあうるすぽっとの公式HPにて!


おけぴ取材班:ごまクリーム1号&おけぴ管理人


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名前:山野上 寛
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現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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