10/04/30 マウストラップ@俳優座劇場
2010年4月30日(金)18:30
マウストラップ
@俳優座劇場
アガサクリスティ原作の傑作娯楽ミステリー「マウストラップ」
イギリスでは、なんと1952年からずーっといまだロングラン中
その公演回数やなんと二万数千公演!!!
そのマウストラップの、大和田伸也さん演出による日本版を観てきました!
一幕と、二幕で、出演者の描かれ方、見方が
変わってくるのが面白かった!
観てる自分自身も犯人捜しをしたくなります。
なにしろ全員あやしいんですもの!
オープン初日の、とある山荘に泊まりにくる人々。
外は大雪。ラジオから流れる殺人事件のニュース。
一幕は、もう全員が、とにかく怪しい。
その怪しさが時間の経過とともに、
愛おしく、またそれぞれの”個性”に魅力を
感じてくるのが不思議です。
中でも照井裕隆さんのキャラクターはとっても個性的。
落ち着きがなくぴょんぴょん飛び跳ねてたり挙動不審具合がすごいです。
口ずさむ歌声がこれまた素敵で♪さすがミュージカル俳優!
さらに今回の役名もミスサイゴンと同じ”クリス”!
このクリスと、山荘の女将、舞風りらさんとのシーンも見所ですよ!
出演は、綱島郷太郎さん、照井裕隆さん、倉石功さん、こぐれ修さん、
元光GENJIの内海光司さん、
そして元宝塚の女性陣、舞風りらさん、北嶋マミさん、榛名由梨さん。
どの人物もほんとにみんnあやしく思える一幕。
そして事件が起こり、グイグイトトトっと展開する二幕。あいやーなラスト。
途中、予想できそうな展開かと思いきや。。。
ちゃんとそれ以上の展開が用意されてるところがさすがです。
それをわかった上で、もう一度観てみるとより面白そう!!
さて犯人は、誰!?そして。。。
セットもうまくできていて、家の構造のみえない部分も想像できます♪
ところで劇中に出てくる「三匹の盲目のねずみ」、このフレーズ、
なんで私も知ってるんでしょう。。。
この童話、親から読んでもらってたのかなぁ。。
それにしてもすごい歌詞です!!
そして、今回ご観劇される際は、ぜひ俳優座劇場のロビー奥にもご注目下さい。
いえ、ご注目というか、ぜひ一杯お楽しみください!!