10/01/15 ローマの休日制作発表レポ
2010年1月15日(金) 12:00
ローマの休日 制作発表
出演者が3名だけ!のローマの休日の舞台版制作発表に潜入してきました。
このアン王女(朝海ひかるさん)とジョー(吉田栄作さん)、どうですか。
すっごく素敵なんです。映画のイメージを壊さず、
そこから新たなイメージを作ってくれそうな予感満載!
え?出演者3人?
ってまず思いますよね。
脚本の鈴木哲也さんによると、同じく脚本・演出のマキノノゾミさんから、
映画の完成度が高いので、そのままやるのではなく、
せっかく舞台でやるんだったら3人でやるくらいでないと
という話からそうなったそうです。
そのマキノノゾミさん、まず今回のローマの休日の話を書く際、頭の中で、
”実はローマの休日に幻の舞台版があった”という
架空の設定を作られたんだそうです。
つまり、その幻の舞台版が今回の作品だと!!
おおお!そう思うとさらに興味出ます!
出演者3人のキャスティングがお見事。
まずアン王女役の朝海ひかるさん。
スタイルはもちろんのこと、雰囲気がとーっても素敵なんです。
くりんとした瞳で共演者を見つめる目も素敵♪
ちなみに、冒頭、ジョーの家に行くシーンでのやりとりの台本を
喫茶店で読んでいて、ガハガハ笑ってしまったそうです!楽しみだー!
アメリカ人新聞記者ジョー役は吉田栄作さん。
アン王女との出会いシーンが今からとっても楽しみ!
今回の舞台版では、原作者本人の人生をジョー自身に織り交ぜて表現したり
してるとのことで、映画よりもさらに深く
原作者の思いや背景も描かれ、メッセージ性もある作品になってるとおっしゃってました。
そしてジョーの友人でカメラマンのアーヴィング役が小倉久寛さん。
映画でアーヴィングはアン王女をパシャパシャ盗撮してましたね。
映画以上にアーヴィングとアン王女の絡みも多いとのこと、今からワクワクです!
しかも小倉さん、吉田栄作さんと10年来の飲み友達とのことで、
そのあたりも劇中の関係とリンクしてますよね。
原作から膨らました会話やシチュエーション、
さらには濃い人間関係も盛り込んだ新しい要素が加わった
ロマンチックコメディになってるとのこと。
ミュージカルでなく、ストレートプレイなので、
この3人の会話ややりとりを思う存分堪能できますよ!!
数多くの有名なシーンがどう表現されるかは、
舞台ならではの、観客の想像力を刺激した、
あたかもそうみえるような演出を予定されてるとのことです。
盆のない銀河劇場でどうベスパが駆け巡るのか。
免許のない朝海ひかるさんはベスパに乗れるのか。
最後はどのようなエンディングになるのか。
めちゃめちゃ観たくなってます。
公演は4月27日から5月9日まで天王洲銀河劇場にて、
5月12日から16日までシアター・ドラマシティにて。
写真・文章:おけぴ管理人