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2013年02月 アーカイブ

2013年02月01日

13/02/01 Matilda The Musical@Cambridge Theatre

こんにちは、おけぴロンドン支部特派員のマスギです!
さて、今回は昨年9月と今年2月に観劇した「Matilda The Musical」
のレポートをお届けさせていただきます。
原作は「チャーリーとチョコレート工場」でもお馴染みの
Roald Dahl、映画化もされた作品です。

劇場はCambridge Theatreで最寄り駅はCovent Garden、Leicester Squareも割と近いですね。

外装は至って普通なのですが、中に入るといかにも小学校が舞台らしく、
ショップや壁が教室のようになっています。

写真では伝えきれない細かい部分にもこだわりが見えるので、
是非実際にご自身で見つけてみて下さい。

客席に入ると極彩色のアルファベットのブロックと
無数の本で組み立てられた幻想的な舞台美術が目に入ります。
この光景に客席は子供も大人も歓声をあげて
皆パシャパシャ写真を撮っています。
ええ、私もつられて一枚パチリ。

肝心の舞台の内容ですが、
メインの筋立は小学校での校長とMatilda率いるクラスの対決、
そこに中古車ディーラーである父親の違法取引、
そして図書館で語られるMatildaの空想の物語が
ラストへの伏線として合間に挟まれます。
正直、この空想物語に関しては英語をあまり聞き取れなかったのですが、
影絵・パントマイムなどもあり、
最後には「ああ、そういう意味だったのね」と腑に落ちた感じです。
他のシーンに関してはそもそも子供向けミュージカルという事もあり、
ボディランゲージやダンスの振付などでかなり視覚的に分かりやすく作られた作品だと思います。

全体の見所としては、もうとにかく子役達が素晴らしいの一言です!
今回のMatilda役のChloe Hawthornは御年10歳、
にもかかわらず見事な演技力で舞台を終始引っ張っていきます。
子供のドヤ顔がこんなに可愛いなんて知りませんでした。
他の子役達も、それぞれに個性あふれ、
規律ばかりの学校生活をそのパワーでひっかき回し、校長に反撃します。
大人チームは、ある時は保護者、ある時は病院の先生、ある時は小学校の上級生、
など各々が複数の役を早替えしながら目まぐるしく演じています。
出てくる度に「今度はそう来たか!」と唸りたくなる演じ分けっぷりです。
Trunchbull校長役は女性の役を男性が演じているのですが、
子供達に勝るとも劣らぬはじけっぷりとコミカルさがかなりステキです。
子供達をジャイアントスイングでぶん投げたり、
耳をサイズが変わるまで引っ張ったり、
やっている事は無体なのにどこか憎めない彼の演技は舞台全体に興を添えています。

また、アルファベットボックス、跳び箱やマット、等の
道具を使った舞台が小学校ならではのトリッキーな演出も見物です。
特に二幕冒頭のブランコを使った
アクロバティックな「WHEN I GROW UP」はお見逃しなく!

さて、舞台の最後の曲中で子供達が紙飛行機を飛ばすのですが、
幸運にも一つゲットしました。
開いてみると、劇中の子供の名前と表裏にびっしり書かれた成績表でした。
こういう所にも演出のこだわりが見られますね。

チケットは、昨年9月土曜の昼に観劇した際は前日に、
今年2月金曜夜に観た際は2日前に、一階席を劇場で直接購入しました。
今の所tkts等の割引価格で販売されているのは見た事がありません。
また、客席もかなり混雑していました。
この劇場の二階三階は、舞台に向かってあまりせり出していないのと、
かなり高い印象があるので、
出来れば一階席で小さな子供達の一挙手一投足をつぶさにご覧下さい。
更に更に欲を言うならば、客席の中央通路を出演者がかなり頻繁に使用するので、
中央通路側を予約していただきたいところです。
個人的には客席前方の端よりは、後方で中央通路側の方が面白いと思います。

最後に、フィクションには恋愛要素がつきものですが、
恋愛要素が一つもなくても面白い作品は作れる、
という事をこの作品は証明してくれたと思っています。
日本では他のメジャー作品に比べていまいち知られていない作品ではありますが、
ロンドンに来たら絶対に観ていただきたい作品の一つです。
ちびっ子と大人の本気がぶつかり合うMatilda The Musical、是非ご覧下さい!

それでは今回はこの辺で、Have a nice time at theatre!


<あらすじ>
TV中毒で破天荒なWormwood一家に生まれたMatildaは
正義感が強くとても読書好きな5歳の女の子。
しかもちょっとした超能力まで使えてしまう天才児。
教育に無関心な両親の「本なんか読まずにテレビを観ろ!」
という言葉をよそに、毎日図書館へ通い、
司書のPhelpsに自分の創作した物語を語り聴かせる日々を送っていた。
そんな彼女にも小学校へ入学する日がやってくる。
けれども小学校のTrunchbull校長は
「人生の勝者になりたければルールを守れ!」と
学校を厳しすぎる規則でがんじ絡めに支配して、
生徒達に理不尽な罰を与えていた。
Matildaの天才ぶりに気づいたクラスの担任Honey先生は、
Matildaの為の特別カリキュラムを提案するが、
校長は「飛び抜けた才能も個性もこの学校には不要」と切り捨てる。
Matildaの知識に対する好奇心と
それを満たせない彼女の境遇に同情を寄せたHoney先生は
個人的なサポートを始め、
やがて二人は本当の親子のように親密になった。
ある日、ふとした事からMatildaは
Honey先生の父親が早くに謎の死を遂げた事、
そして彼女の父親の死後、
Trunchbull校長が後見人となり全ての家財を奪った事を知る。
先生は校長に巨額の借金を返す為にとても貧しい生活を強いられていたのだ。
彼女のそれまでの不遇な人生は、
奇妙な事に図書館でMatildaが語っていた物語と一致していた。
そこから、先生の父親の死の原因が
校長にあると睨んだMatildaの行動とは・・・!?

そして最新のミュージカル一覧表も更新♪

演目劇場開演時間上演時間
(休憩含)
金額
Billy Eliot-The MusicalVictoria Palace Theatre木&土:14:30~、月~土:19:30~ 約3時間£19.50~£65
The Bodyguard MusicalAdelphi Theatre 水&土:15:00~、月~土:19:30~約2時間20分£20~£67.50
A Chorus LineLondon Palladium Theatre水&土:15:00~、月~土:19:45~約2時間£19.50~£65
Jersey BoysPrince Edward Theatre火&土:14:30~、日:17:00~、火~土:19:30~ 約2時間30分£20~£67.50
Kiss Me, KateOld Vic Theatre水&土:14:30~、月~土:19:30~約2時間45分£11~£58
Disney's The Lion KingLyceum Theatre水&土&日:14:30~、火~土:19:30~約2時間30分£25~£65
Mamma Mia!Novello Theatre木&土:15:00~、月~土:19:45~約2時間35分£15~£67.50
Matilda The MusicalCambridge Theatre水&土:14:30~、日:15:00~、火:19:00,水~土:19:30~約2時間35分£20~£62.50
Les MisérablesQueen's Theatre水&土:14:30~、月~土:19:30~約2時間50分£20~£65
Monty Python's SpamalotPlayhouse Theatre水&土:14:30~、月~土:20:00~約2時間£15~£59.50
The Phantom Of The OperaHer Majesty's Theatre木&土:14:30~、月~土:19:30~約2時間30分£21~£65
Rock Of AgesShaftesbury Theatre土:16:00&20:00~、日:15:30&19:00~、火~金:19:30~約2時間30分 £20
Shrek The MusicalDrury Lane Theatre木&土&日:15:00~、木~土:19:30~約2時間30分£20~£65
Singin' In The RainPalace Theatre水&土:15:00~、月~土:19:30~約2時間30分£15~£65
Thriller Live Lyric Theatre土:16:00&20:00~、日:15:30&19:30~、火~金:19:30~約2時間20分£27.50~£59.50
Top HatAldwych Theatre火&木&土:14:30~、火~土:19:30~約2時間35分£20~£65
Viva ForeverPiccadilly Theatre土:15:00~、金:17:00&20:30~、月~木、土:19:30~約2時間30分£20~£67.50
We Will Rock YouDominion Theatre土:14:30~、月~土:19:30~約2時間45分£32~£64
WickedApollo Victoria Theatre水&土:14:30~、月~土:19:30~約2時間45分£15~£65

おけぴロンドン特派員:マスギ

2013年02月04日

13/02/04 ミュージカル「アンナ・カレーニナ」囲み&公開リハーサルレポ

「アンナ・カレーニナ」囲み取材&公開リハーサルレポート
2013年2月4日18:00


アンナ(一路真輝さん)と最愛の息子セリョージャ(大東リッキーくん)

一路真輝さん主演ミュージカル「アンナ・カレーニナ」ファイナル公演開幕に
先立って行われた囲み取材&公開リハーサルの様子をお伝えします。

原作は言わずと知れたロシアの文豪トルストイの長編作品。
19世紀ロシアの貴族社会での不倫。。。そして。。。
となると、重々しくとってもシリアスなイメージが強いかと思います。
実際、胸が締め付けられるような場面もありますが、でも、
それだけでないのがこの作品の魅力です。

2006年の初演から同役を演じてこられた一路さんの言葉をお借りすると
「今回は演出の鈴木裕美さんとも話したのですが、
これまで原作に忠実にやってきたものを少し“女性目線”を強く
しています。」
とのこと、どのように創り上げられているのか、少しだけ舞台の様子を
ご紹介いたします。

人が出会い、別れ、旅立ち、そして戻ってくる駅、列車を舞台にした幕開け。
先を急ぐ人々の気忙しさ、ちょっと不穏な空気、
そんな人間模様が重なり合うとても印象的なシーンです。


美しい舞台美術は松井るみさん

この美しい景色が音楽に乗って回り出すと、いよいよ物語の始まりです。
少し不安をかき立てるように畳み掛ける旋律と回り続ける盆。
運命の大きな流れに翻弄される人々のドラマの世界に引き込まれます♪


厳格な夫カレーニン(山路和弘さん)と貞淑な妻アンナ

厳格で人からどう見られるか、体裁を重んじるロシア高官カレーニンとの
結婚生活にむなしさを感じていたアンナは若き陸軍士官ヴロンスキーと
運命的に出会い“恋”を知るのです。


恋のきらめき♪アンナとヴロンスキー(伊礼彼方さん)

イタリアへ駆け落ちするヴロンスキーとアンナ、恋の喜び溢れる
自然と笑顔になってしまうシーンです。初恋のトキメキです!
極寒のロシアと色調の違うイタリアンな空気も【光】を感じさせます。
このシーンを見ていると、ロシア、貴族、不倫・・・といえども
アンナもヴロンスキーもただ恋に落ちただけだったのかな。
そんなことも感じます。(もちろん子供がいたりと確かに道ならぬものでは
あったでしょうが。)

その一方で、夫のもとに残した最愛の息子セリョージャへの思い、
罪の意識はアンナの【闇】となり彼女は徐々に精神のバランスを失っていく。。。
という展開です。

アンナやヴロンスキーだけでなく、ファイナル公演、全体を見て強く感じたのは
彼らを取り巻く人々ひとりひとりがより人間味豊かな血の通ったキャラクターとして
舞台上を生きていることです。


描かれているのは人間模様!
葛山信吾さん、一路真輝さん、井之上隆志さん、遠野あすかさん、伊礼彼方さん

本当に妹アンナ思いの陽気な兄・スティーバ(井之上隆志さん)の
自由な恋愛論と生き方には思わず笑ってしまい、
アンナとヴロンスキーカップルと対照的に描かれるカップル、
恋に恋するキュートなキティ(遠野あすかさん)の朗らかさに救われ、
そんなキティに思いを寄せる青年レイヴィン(葛山信吾さん)は
ネガティブだけど愛すべき存在。
そしてアンナを好奇の目で見るロシア社交界の象徴ともいえる
ベッツイ(春風ひとみさん)たちも、もしかしたら近くにいそうな人々だったりして。

そして、カレーニン(山路和弘さん)だって朝から晩まで眉間にしわを寄せて
暮らしていたわけではなく、彼なりの思いを持っていたのだろうなと思わせます。

それぞれのキャラクターの人生もより深く創り上げられていて、
より見ごたえのあるミュージカルドラマになっています。

初めての方はもちろん、初演、再演をご覧になった方も、
“アンナの世界が帰ってきた”の懐かしさと同時にファイナルにして
“新生”な「アンナ・カレーニナ」をご覧いただきたいですね。

【囲み取材より】

作品の重厚感とはうらはらに(笑)終始和やかな囲み会見より、

--前回はダブルキャストでしたがとの質問に

「アンナカレーニナという作品を客観的に見ることができすごく
良い経験でした。」と答える一路さんに、すかさず・・・


「客観的に見て、僕は大丈夫だったでしょうか・・・。」

「そういうネガティブな感じ、役にピッタリですよね(笑)」

「ネガティブっていうか。考えちゃうんですよね(笑)」(葛山さん)

--アンナとヴロンスキーについては

「今回はディスカッションを重ね、アンナとヴロンスキーの関係も
密度が濃くなっています。」(一路さん)


「はい、今回濃いめです(笑)」

確かに!!出会い、惹かれあい、結ばれて・・・倦怠・・・丁寧かつ
情熱的に描かれています。←こうご期待ですよ♪

--最後に、一路さんより

「全身全霊で素敵な作品を作り、お客様にご満足いただけるような
舞台にしたいと思っております。是非見にいらしてください!」

ファイナル公演、お見逃しなく!

<公演情報>
東京公演:2013年2月5日~17日 ルテアトル銀座 by PARCO
大阪公演:2013年3月2日、3日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
名古屋公演:2013年3月16日、17日 名鉄ホール

<スタッフ>
原作:レフ・ニコライビッチ・トルストイ
脚本・作詞:ピーター・ケロッグ
音楽:ダン・レヴィーン
修辞・訳詞:小池修一郎
演出:鈴木裕美
音楽監督:塩田明弘
振付:前田清実
美術:松井るみ
照明:中川隆一
音響:本間俊哉
衣装:有村淳
ヘアメイク:宮内宏明
オーケストレーション:ダン・レヴィーン
音楽アレンジ:沢田完

<キャスト>
一路真輝
伊礼彼方
葛山信吾
遠野あすか
春風ひとみ
井之上隆志
山路和弘

清水詩音
大東リッキー

乾あきお、ひのあらた、高橋広司、岡田誠、石井一彰
福麻むつ美、伽藍琳、木村晶子、宮 菜穂子、七瀬りりこ

公演公式HP


おけぴ取材班:chiaki 監修:おけぴ管理人

2013年02月07日

13/02/07 新国立劇場バレエ団「ジゼル」稽古場レポート

2013年2月7日11:30
新国立劇場バレエ団「ジゼル」稽古場レポート

19世紀ロマンティック・バレエの不朽の名作と謳われる「ジゼル」。
7年ぶりの上演を控えた新国立劇場バレエ団の稽古場の様子をレポートいたします。


ジゼル(米沢唯さん)に魅了されました!

この日は一幕の稽古が行われていましたが、ダンスのワクワク感と
芝居の濃さがとても印象的でした。
(この日はジゼル:米沢唯さん、アルベルト:厚地康雄さん)

可憐なジゼルと貴族のアルベルトの恋・・・思わぬ展開の先にある
“愛の奇跡”を描くこの作品はダンスも音楽も本当にロマンティック♪

ただ、実際にはとてもハードなダンスの連続。
みなさんの息づかいの激しさと作品の優雅さのギャップに驚きの
連続でもありました!

でも、やっぱりキラキラの恋心や思わぬ展開への突っ込みなど、
気がつくとジゼルに感情移入し、作品の世界に引き込まれてしまいます。
(みなさんお稽古着なのに不思議なくらい!!)

~物語~
舞台は中世ドイツの農村。
美しい村娘ジゼルに恋する二人の若者、アルベルトとハンス。
貴族の身分を隠し農夫ロイスとして逢いにくるアルベルトとジゼルは
互いに惹かれあうようになります。

こちらはジゼルがカミツレの花占いをする場面です。
芳しくない結果に落ち込むジゼルを励ますアルベルト。


ジゼル(米沢唯さん)とアルベルト(厚地康雄さん)

米沢さんのジゼルの魅力は透明感!
軽やかで可憐なジゼルにはアルベルトならずとも惹かれてしまいます。
厚地さんのアルベルトはお写真をご覧いただくと一目瞭然、素敵です(笑)。
本番では身分を隠すために農夫の服をまとっての登場なので見た目のイメージは
変わるかと思いますが、その身体からは溢れ出す“貴族オーラ”!!

そんなアルベルトの励ましで、この通り!
幸せな愛の語らいの始まりです♪


恋のキラキラ感溢れるシーンです。

そうなると心穏やかでないのがもう一人の若者、森番のハンス。
アルベルトの秘密を告げ、二人に割って入ります。


ジゼル(米沢さん)、ハンス(輪島拓也さん)、アルベルト(厚地さん)

「目を覚ますんだ、ジゼル」と、言葉が“見えて”きそうなくらいの熱演です!
先ほどの花占いのシーンでも「どうしたんだい?」というキャプションを
つけたくなるほど、言葉なしで豊かな感情表現がされています。


厚地さんとデズモンド・ケリー先生

そんな作品創りのご指導をされているのがこちらのデズモンド・ケリー先生。
この表情、心臓が弱いジゼルを心配した母親がジゼルを連れて帰ろうと
する場面で、引き離されるアルベルトの「なぜ?」の表情です。
先生はこの後もジゼルになったり、アルベルトの従者になったり、実際に
動きながら伝えていくのですが、その瞬間ごとに役が乗り移るかのような
演技力に思わず唸ってしまいました。
そしてしっかりとその要求に応えていくダンサーのみなさん。
その過程で、物語がより一層いきいきと見えてきます。

さて、物語に話を戻すと!
ジゼルが住む村に立ち寄ったバチルド姫との場面。
バチルド姫の美しい衣装に見とれ思わず触れてしまうジゼル。
その姿に親しみを覚えたバチルドは、婚約者がいるというジゼルに
宝石の首飾りをプレゼント!


「私にも婚約者がいるのよ!」バチルド姫(湯川麻美子さん)

美しい首飾り!もちろんジゼルは喜ぶのですが。。。実はこのバチルド姫は。。。
見ていてまさに「え?」な展開!!
バチルドの婚約者こそ、アルベルトだったのです!!

恋人の裏切り、その衝撃で錯乱状態になるジゼル、ここからのダンスは
まるで楽しかった夢の中をさまよっているように始まり、次第に激しさを増します。
ジゼルの絶望と狂気を目の当たりにして、あまりの迫力に
思わず息をするのを忘れてしまうほどでした!


楽しかった思い出の世界へ

制止する母親ベルタ(西川貴子さん)、ハンスの手をすり抜け

ジゼルは息絶えてしまうのです。
というところで、一幕終了。


狂気のジゼルを切ない表情で見つめるアルベルト

この日は一幕のみを見せていただいた取材班ですが、
「アルベルト、切ない表情をされていますが・・・そもそも婚約者たなんて。
あなたのジゼルへの愛って貴族のお戯れだったの?!?!」
そんな心の声が幕間に劇場に溢れそうな展開です。
が!そこからは二幕のお楽しみ♪

二幕は打って変わって、とても幻想的な精霊ウィリたちの世界が描かれるのです。
そんな二幕の舞台写真をご紹介いたします!イメージ、膨らみましたか?


夜の森は精霊ウィリたちの世界!

アルベルトに迫る危機、そのときジゼルが取った行動は。
テクニック、スタミナともに一流が求められるダンスで綴られる
素敵な愛の奇跡が描かれ、また一幕とは違った美しさ満載とのこと!
かなり楽しみです!

さて、ここまでドラマチックなストーリー展開をご紹介してまいりましたが、
バレエ的見どころもたっぷりございますよ!


ブドウの収穫を祝う村人たちの祭りでの村人のパ・ド・ドゥ(竹田仁美さんと八幡顕光さん)
 

本当に一つひとつの場面が美しい!!

美しいダンスに真実の愛の物語、美術・衣装・照明、そして東京交響楽団による生演奏が加わっての「ジゼル」。
是非、劇場で愛の奇跡を見届けましょう。

<公演情報>
2013年2月17日~24日@新国立劇場オペラパレス

<キャスト>
【2/17(日)2:00・24(日)2:00】
ジゼル:長田佳世 / アルベルト:菅野英男
【2/20(水)7:00・22日(金)7:00】
ジゼル:ダリア・クリメントヴァ(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)
アルベルト:ワディム・ムンタギロフ(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)
【2/23(土)2:00】
ジゼル:米沢 唯 / アルベルト:厚地康雄

その他キャストはこちらからご確認ください!

<スタッフ>
芸術監督:デヴィッド・ビントレー
音楽:アドルフ・アダン
振付:ジャン・コラリ/ジュール・ペロー/マリウス・プティパ
改訂振付:コンスタンチン・セルゲーエフ
指揮:井田勝大
管弦楽:東京交響楽団

公演HP


おけぴ取材班&撮影:chiaki 監修:おけぴ管理人 舞台写真撮影:瀬戸秀美 

2013年02月08日

13/02/08 ミュージカル「オリバー」ゲネレポ@渋谷大和田伝承ホール

2013年2月8日(金)14:00
ミュージカル「オリバー」ゲネレポ
@渋谷区文化総合センター・大和田伝承ホール

“ミュージカルを通して自分にしかない、光るものを見つけてほしい”
という想いで設立された “JOY Kids' Theater” PRESENTS の
ミュージカル「オリバー」。

イギリスの大作家・チャールズ・ディケンズの長編小説
「オリバー・ツイスト」のミュージカル版で、初演はなんと1960年!
(マークレスターがオリバーを演じた1968年の映画版をご覧になった方も多いのでは!)
DULL-COLORED POP主宰の若手演出家・谷賢一さんの翻訳&演出での上演です♪

舞台は19世紀のイギリス・ロンドン。
孤児院で、粗末な食事にお腹をすかせている孤児の一人・オリバー。
一方でロンドンの裏社会に生きる窃盗団の一人・ドジャー。

このオリバー役とドジャー役はWキャストで、
拝見した回はGREEN CASTで、
オリバーは の風間美海さん(小5)、ドジャーはShunさん(中3)。
もう一方の YELLOW CAST はオリバーを黒岩花蓮さん(小2!)、
ドジャーを影山実奈さん(小6)が演じます。
このオリバーとドジャーが出会う場面も見所です!
その二人で探しているものはなんと・・・・


左はGREEN CASTのドジャー役・Shunさん、右はオリバー役・風間美海さん


オリバーとドジャーとアンサンブルは子供達が演じますが、
子供ミュージカルというわけではないんです。
大人役には経験豊富な実力派キャストが集結していて見応え十分!

まずは孤児院を運営する、このワケありな二人♪
オープニングナンバーから伝承ホールに歌い上げ系の声が響き渡ります!
(レミゼやサイゴン等多くのミュージカルでご活躍の梶雅人さんと
劇団四季出身でカルロッタやポット夫人を演じられていた岩本潤子さん!)


この二人に、たった一杯のお粥のおかわりを求めたばっかりに、
身売り(!!)に出されてしまうオリバー!!(かわいそすぎる!!)


身売りに出された先は、なんと棺桶屋!
この棺桶屋のサワベリー夫婦が港幸樹さん(歌唱指導も港さん♪)と蔵重美恵さん♪
これまた歌ウマな二人!!!


そこから巡り巡って出会うってしまうのがこちら!
怪しいオーラ全開の“フェイギン”!
フェイギン役は鹿志村篤臣さん!
すってこ~~~い~と、
厚く太いビブラートで、歌い上げるフェイギン!


さらに!いかにもな悪い奴登場!
見た目も名前も怖い、ビルサイクス。
演じるのは萬浪大輔さん。
裏社会の仕事請負人みたいな風貌で、雰囲気満点!


二幕、予想外の事態が巡り起こり・・・・


真ん中はオリバー風間美海さん。右は心温まるブラウンロー・荒井志郎さん


運命的な展開を迎えます。


(ナンシー役・武田優子さん、後半のキーパーソン!)


この実力派の大人達に支えられて、
のびのびと演じている子供達のかわいいこと!
思い切り転ぶ様や、満面の笑顔、
そしてどきりとする切ない歌声にキュンとしたりも!


赤いバラをどうぞ~♪(全部買ってあげたい・・)

“Consider Yourself(気楽にやれよ)”や
“Oom-Pah-Pha(ウンパッパ♪)”をはじめ
楽曲数は序曲入れると23曲!

“オリバー”という名前だけは聞いたことがあるけど、
実は観たことがないというミュージカルファンの方も多いのでは!
(実は私管理人もそうでした)

公演は渋谷の大和田伝承ホールで2/11(月)まで!
ぜひこの機会にご観劇下さいませ!

<上演時間>
約2時間半(休憩15分含)

<出演>
~Greenチーム&Yellowチーム両方出演
鹿志村篤臣/岩本潤子/萬浪大輔/武田優子
蔵重美恵/梶雅人/荒井志郎/港幸樹/尾崎宇内/井上みなみ

~Greenチーム
オリバー:風間美海(小5)
ドジャー:Shun(中3)
友納麻鈴(中1)/ほか

~Yellowチーム
オリバー:黒岩花蓮(小2)
ドジャー:影山実奈(小6)
松本琉花(小4)/ほか

<スタッフ>
脚本・作詞・作曲:ライオネル・バート
翻訳・演出:谷賢一
歌唱指導:港幸樹

<公演HP>
ミュージカル「オリバー」公式HP


かわいぃ~っ

※一部キャストさんはお稽古着です。本番衣裳をお楽しみに!



おけぴ取材班&撮影:おけぴ管理人

2013年02月10日

13/02/10 「3150万秒と、少し」稽古場レポ

2013年2月10日 13:30
「3150万秒と、少し」稽古場レポート

イギリスの小説「New Year's Day」に着想を得た”生きる”ことを
ストレートに問う舞台「3150万秒と、少し」の熱気あふれるお稽古場へ
お邪魔してまいりました。
 


悠也(相葉裕樹さん)と直人(小澤亮太さん)が駆け抜ける”3150万秒と、少し”

クラスの仲間とのスキー旅行で雪崩に巻き込まれ、たった二人生き残った
悠也と直人。
なぜ生き残ったのか、それを問い続ける1年=3150万秒と少し。
大人と子供のちょうどその間にいる17歳の少年二人がその時間を駆け抜けます!

死を決意し岬へ向かう直人へ悠也がある提案をします。
「やることやって、一年後、岬で一緒に死のう」
悠也のリストにある突拍子もないこと、たとえば“派手な格好をして大声で歌う”、
“新聞の一面に載る”など!!を実行していきます。

悠也のリストにあることを実行しながら、彼らは一歩ずつ一年後のゴールに
向かっていきます。
やりたい放題にみえる悠也のその行動に秘められた意味が明かされたとき、
それまでの景色、出来事の見え方がガラリと変わります。


このシーンの意味は是非劇場で!

17歳の二人がゴール=死を定めて進む姿というと重~い舞台と思われる
かもしれませんが、一歩ずつ進む彼らの姿は不思議なくらい美しく、
力強く映ります。


仲間たちや先生との当たり前の日常、青春です!

当たり前が当たり前でなくなったことの大きさ、二人の揺れ動く感情で
丁寧に描かれています。

さらに物語のメッセージ性だけでなく、エンタテイメントとしても魅力いっぱい!
クラスメイトや周囲の人々と大活躍する共演者のみなさんも、
スキー旅行の滑走シーンでのアクロバットやダンスなど大活躍!
迫力満点です♪
冒頭の楽しくキャッキャした感じ、躍動感あふれるシーンからの
落差など演劇的な効果もばっちり!

二人を支えようとする大人たちもたくさん登場します。
学校関係者やカウンセラー、そして彼らの家族。
様々な問題を含みながらも時は進み続けます。
(たくさんのキャラクターが登場するのですが、
ほぼ4人の役者さんが演じ分けているというのも見どころ!)


八十田勇一さんと津田健次郎さん

こちらは劇中で心身ともにタフさが求められる相葉さんと小澤さんのオフ(?)ショット。
役を離れていますが、それでも真剣そのもの!


小澤さんと相葉さん

悠也は資産家の息子で問題児、直人は母親と妹とつましく暮らす優等生、
それぞれの役の掘り下げはもちろんですが、
事故の前はほとんど話したこともなかった二人の関係の変化というのも
非常に大きなテーマです。

“3150万秒と、少し”経ったときの彼らの決断は。。。
是非、劇場で見届けていただきたいのです!
そして、ラストシーンの演出も乞うご期待です!

相葉さんの張りのある声と悠也のちょっと尖がったキャラクター、
小澤さんのソフトな声と直人の優しいキャラクター
それぞれぴったりで、タイプの違う二人の声の相性も抜群です!

悠也と直人が問い続ける「生きる」ということ、もし自分だったらと
考えてしまうこともありますが、気付くと二人のちっちゃな笑顔や大きな笑顔に
力をもらっている自分がいました。
二人と一緒に“3150万秒と、少し”の時間を駆け抜けましょう!


こ、これは一体?!?!

<公演情報>
2013年2月15日~24日@天王洲・銀河劇場

<出演>
相葉裕樹/小澤亮太/美山加恋

青柳塁斗/タモト清嵐/佐藤永典/小原春香/酒井瞳(アイドリング!!!)/池田光咲/秋元龍太朗
柳原聖(カルマライン)/西原亜希

津田健次郎/斉藤レイ/小林美江/八十田勇一

<スタッフ>
原作:ラルフ・ブラウン
脚本・演出:藤井清美
美術:升平香織
振付:山中陽子 ( G-Rockets )

<あらすじ>
高校2年の春休み。クラスの仲間とのスキー旅行。
見渡す限りの雪景色。
はしゃぐクラスメイトたちの嬉しそうな顔、顔、顔。
だが、その幸せを突然の雪崩が一瞬にして、奪ってしまった。
先生、生徒10人が命を落とし、生き残ったのはたった2人。
偶然にも生きていたのは、普段は口をきいたこともない、
資産家の息子で問題児・悠也と、
母や妹と共につましく暮らす優等生・直人だった。

「良かった」という言葉は空しく、
2人には"生き残ってしまった"という想いしかない。
この想いは誰にも理解されない・・・岬へ行く、と言い出す直人。
そこから落ちたら、生きて帰れない。
そこへ悠也はある提案をする。

<公演HP>
「3150万秒と、少し」公演HPはこちら


おけぴレポ隊:chiaki 監修:おけぴ管理人 写真:宮川舞子

13/02/10 DIAMOND☆DOGS「MOON LIGHT」@博品館劇場

2013年2月10日(日)14:00
DIAMOND☆DOGS
「MOON LIGHT」ゲネプロレポ@博品館劇場

2003年4月、博品館劇場にて鮮烈なデビューを飾って以来、
ダンス公演のみならず、ミュージカル、ライブ、そして2011年はメジャーデビューと、
さまざまなステージを展開し輝き続ける DIAMOND☆DOGS(D☆D)。

そのD☆DのValentine Show が2年ぶりに博品館劇場に帰ってきます!!

今回のテーマは、“月”、そして“街”。

タイトルは“MOON LIGHT”(月光)!

優しい光、幻想的な光、ポップな光、ドラマチックな光・・・
世界の街を背景に、いろんな月光に照らされて浮かび上がるD☆Dの歌とダンス。

音楽は、ベートーベンの「月光」(ミ#ソ#ド #ソ#ドミ #ソ#ドミ #ソ#ドミ....♪)の曲を
モチーフとして、音楽監督のTAKAさんが独自のサウンドで生みだしたオリジナル楽曲♪
(月光の二楽章のポップな展開もお楽しみに!)

構成&演出&振付はD☆Dメンバー自身!
まるでメンバーそれぞれが光の粒子のように、
歌い、舞い、跳び、絡み、交差し、
色とりどりの色彩で光輝き、客席を優しく包み込みます!!!
撮影しながらゲネを拝見していてめっちゃ美しい~っ!と叫びたくなりました。


そして!
第二部は一転!ライブ!!生バンドです!!


歌!


ダンス!


そして!!!
一幕とは180度真逆のイメージな魅力も炸裂する
↓↓楽しすぎるダンスバトル↓↓

あれ、写真がちっちゃい?
このシーンはぜひ劇場で思い切り楽しんでください!
(しかもこの場面かーなーりーたっぷり!楽しすぎます!)

客席降りあり、日替わり場面あり、そしてトークタイムも!!
(トークタイムの後のナンバー大好き!!)


トークタイムときたところで、本レポでも
DIAMOND☆DOGSの各メンバーをご紹介しておきますね!


東山義久さん(美しきリーダー!)

森新吾さん(躍動美!)

小寺利光さん(TAP美!)

中塚皓平さん(美舞!)

和田泰右さん(俊敏美!)

TAKAさん[左]、咲山類さん[右](W美声!)

公演は2月10日~2月17日まで、博品館劇場にて。
12日は終演後アフタートークが、
そして14日は昼夜ともにヴァレンタインデースペシャルカーテンコール!
上演時間は約2時間(休憩もあります)、あっという間です!
DIAMOND☆DOGSが放つ MOON LIGHT を浴びてきてくださいませ!!

公演詳細はこちら


おけぴ取材班&撮影:おけぴ管理人

13/02/10 ミュージカル「ZANNAザナ~a musical fairy tale~」稽古場レポート

2013年2月10日18:00
ミュージカル「ZANNAザナ~a musical fairy tale~」稽古場レポート

大変!観劇後も「ZANNA」の魔法が解けません!


メチャメチャ楽しい!!!

ポップでキュート、とってもカラフルなミュージカル「ZANNAザナ~a musical fairy tale~」!
ZANNA旋風の巻き起こりそうな予感大のお稽古場の様子をお伝えいたします!

「glee」や「ハイスクールミュージカル」などティーンが主役のポップな
海外ドラマやミュージカル好きに超オススメの作品です♪

先日の稽古場公開(おけぴレポはこちら)に続き、
初の衣裳付通し稽古が行われました!

同性同士のカップルが当然というハーツビルの街、
魔法の力を持つ高校生ザナは今日も朝から恋のおせっかい?!
いえいえ失礼(笑)、恋のキューピッドに大忙し!

そんな幕開きのナンバー♪EXTRA LOVEから、作品の魅力炸裂です♪
まず目に飛び込んできた衣装やウィッグを身につけたキャストの
みなさんのカラフルな姿にワクワクがいきなり最高潮!
(と思いきや、そこからさらにぐんぐんUPしちゃうんですけどね・笑)

キャラクターのひとりひとりが本当にキュートでチャーミング!
思いっきりアメリカンで17歳なキャラクターたちなのですが、不思議なくらい
違和感なしっ!


写真左より田中 ロウマさん、上木彩矢さん、高垣彩陽さん、Spiさん
千葉直生さん、岡田亮輔さん、東山光明さん、渡部豪太さん

それはきっと・・・キャストのみなさんがキャラの濃さに“負けてない”から!

それともそれも全部ザナの魔法?!

そんな風に感じさせるのは、ザナ役の田中 ロウマさんがこの方をおいて
他に思いつかないくらいこの役にぴったりだからです!
仲よしの小鳥のシンディとの会話も可愛い!Fly Fly Fly~!!
for Love, Love, Love~


ザナのキラキラ感!そしてフォーマルなみなさんも素敵♪

転校生スティーブ役の渡部豪太さんはキラッキラの瞳と表情豊かなお芝居で
目が離せません。初恋の瑞々しさに思わずニヤニヤしてしまいます。

学校一の人気者、チェス部のエース・マイク役の東山光明さんは優しい歌声が
とっても印象的。まっすぐな眼差し、説得力十分の学校のスーパースター!


ロバータ(上木さん)とケイト(高垣さん)と・・・

優等生で"女子メカ牛チーム"のキャプテンケイト役の高垣彩陽さんは
初ミュージカルというのが信じられないくらいの堂々の存在感です。
高音が気持ちよ~く伸びやかです!!

恋に悩むロバータには上木彩矢さん!パンチのきいたカッコよさ、
恋に夢中なコミカルさが魅力のロバータです。

マイペースなアーヴィンにはSpiさん。
もう、このアーヴィンがたまりませんっ!
対談の動画中でも話題になっていますが(笑)、アーヴィンが一言発するたびに
腹筋鍛えられます!!
そしてアーヴィンといえば、凸凹名コンビ、いつも見事なカットインをみせる
千葉直生さん演じるキャンディ♪
プロム委員などを務めるなかなかの野心家!このアーヴィンとキャンディ、
めちゃめちゃいそうな二人なんですよね。

そして、校内ラジオDJタンク役には岡田亮輔さん!軽やかでオチャメさんです!
もう、こんな岡田さん見たことないです!
幕開きの第一声からお聴き逃しなくっ。

ここまでご紹介したのはみなさんのメインの役柄!
ナント、ロウマさん以外のほとんどのみなさんはあんな役からこんな役まで、
休む間もなく入れ代わり立ち代わり登場!
そんなジェットコースターのような勢いも作品の魅力です。
(舞台上もかなりの勢いですが、裏もそりゃスゴイことに!!)

みなさんのツボキャラクター、一人や二人じゃないはずっ!
あそこのあのキャラが~なんて、観劇後も話題は尽きることないでしょう♪


キュン!

気になるミュージカルナンバーもまさに捨て曲なしの名曲ぞろい!
歌いまくり&踊りまくりの楽しさに包まれ、
そして、最高に素敵なメッセージが届けられるミュージカル「ZANNA」!
公演はなんと6日間10公演!!!!!
みなさん、乗り遅れないでくださいね~♪

帰り道ミュージカルナンバーが頭を巡り、イントロダクションにある
「そして、真実の愛は、解けない魔法だということに!」
この言葉を思い出して、思わず笑顔になってしまう。
ザナの魔法は、ミュージカルの魔法でもあるんだな♪
そんな幸せな気持ちにさせてくれる作品です。
そしてその楽しさの中でふと、既成概念や枠に一人一人を押し込めることに
窮屈さを感じて“枠取っ払ってみようかな”そんなことを感じました♪

“世界のどのプロダクションにも引けをとらない素晴らしいキャスト”という
演出の小林香さんの言葉に完全同意!の稽古場取材でした!
初の衣裳付通し稽古を経て、ここから一週間いい感じに加速して
シアタークリエに「ZANNA」初お目見えとなりそうです!

みなさん一緒に日比谷の街に「ZANNA」旋風を巻き起こしましょう♪

<公演情報>
2013年2月18日~23日@シアタークリエ
公式ホームページはこちら


ちょっとハードな場面もいかが?笑


おけぴ取材班:chiaki 監修:おけぴ管理人 写真提供:東宝演劇部

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