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2009年06月 アーカイブ

2009年06月03日

09/06/03 ミー&マイガール@帝国劇場

2009年6月3日(水) 18:30
ミー&マイガール 初日
帝国劇場

楽しーい♪
帰り道鼻歌全開でございます♪

冒頭、オーケストラのメンバーの皆さんが通路から登場。
トロンボーン遅刻は演出!?

なんてったって井上芳雄さん、楽しい!
カテコでもおっしゃってましたが、
ほんと楽しんで演じ、歌い、踊ってられる感じ。
観てるこっちにもその楽しさが伝わってくる!
一緒にいる舞台上のほかの役者さんにそのノリが
どんどん伝染してるくらいの楽しさです!(もちろん客席にも!)
ジョンおばさんと・・っていい間違えるのはわざとでしたっけ!?
そういったときのタイミングや声の切り替えし、表情がほんと楽しい♪

涼風真世さん。
とーっても素敵です。
声も低音にしびれます。
たたずまいもいい。
気品ある中での、あの大胆な演技。
ビルとマリア公爵夫人のやりとりシーン好きだなぁ。

一幕ラストのランベスウォーク、客席参加での盛り上がり。
オケもノリノリ、指揮者の塩田さんもノリノリです。
休憩後は、オーケストラのメンバーと指揮者の衣装が!

ビルが大好きなサリー(笹本玲奈さん)、いいカップル♪
そしてジョン卿の草刈正雄さんが、ダンディーです!
ジョン卿がサリーのおうちに行くシーンとかすっごくかっこいい!

それにしても観終わった後のこの気分の高揚感はすごいです。
ランベス・ウォークの魔術か。気分はハッピー!
今回は開演前のロビーパフォーマンスを見逃したので、もう一回いっときたい!

2009年06月05日

09/06/05 座☆ⅡE 森のここドコ夢の羽@みゆき館劇場

2009年6月5日(金) 15:00
座☆ⅡE「森のここドコ夢の羽」
@銀座みゆき館劇場

この座☆ⅡEという劇団は、
明治座アカデミーシニアクラスで
同期だった方達が2007年に旗揚げされた劇団。
その年齢、なんと四十五歳から七十うん歳までの方達。
お元気っ!

観ているうちに、ぐいぐいと出演者の個性や
かわいらしさが見えてきて、最後のシーンでは、
真っ白な衣装でのたたずまいにちょっと
見とれてしまいました。

展開も楽しいです。
舞台は、夏の夜の夢の隣の森のお話。
いろんな要素がまじったファンタジー作品。
作は秋之桜子さん、演出は森さゆ里さん。
パック役でSpaceNoid鈴木啓文さんが出演されていたのですが、
ダイナミックな動きが気持ちよかったです。

最後、あの二人に矢がささるのもいいですね。
(ハートマークを最初血と思ってしまった私ですが。笑)

みゆき館劇場は、ステージと客席が近くて
中央通路を花道として使えたりして、
いい劇場ですね。おけぴのオフィスからも近い!

09/06/05 音楽座ミュージカル シャボン玉とんだ宇宙までとんだゲネレポ@赤坂ACTシアター

2009年6月5日(金) 18:30
音楽座ミュージカル
シャボン玉とんだ宇宙までとんだ ゲネレポ
赤坂ACTシアター

1988年に本多劇場にて、音楽座ミュージカルの旗揚げ公演として
上演された「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」。
初演から21年の時を経ての再演のゲネに潜入してまいりました!

まずは今回ゲネを観ての管理人的スリーポイント。

高野菜々さんの気持ちいい関西弁と突き抜ける歌声!
・超楽しい三人の宇宙人!笑いすぎて涙出ました
・脇を支えるキャストの層がめちゃめちゃ厚い!アンサンブル最高!

以下、一緒に観劇したおけぴレポ隊のメンバーの声を交えてのレポです。
レポ隊席からはハンカチタオルを手に、すすり泣きの声が漏れておりました。


まずはチャキチャキの関西弁の主役折口佳代役の高野菜々さん。
口は悪いけどストレートな佳代、この役に
高野さんの透明感ある澄んだ歌声とパンチのある演技がぴったり。
本当に感情移入なしには観てられませんでした
なんとも可愛らしい。
あの小柄な体の中に一体どれだけのエネルギーとパッションがあるのか。
佳代が抱えこんでいる光と闇、どちらの表現も素敵でした。

そして、ドジで素朴な悠あんちゃん(安中淳也さん)。
安中さんのすらりと伸びた手足で踊るダンスは観てて気持ちいいです。

冒頭、オーバーチュア(序曲)が鳴って幕が開くと、
あっという間にミュージカルの世界に引き込まれます。
一幕は、明るくとっても楽しいです。
場面転換が素晴らしく退屈するヒマもありません。
悠あんちゃんが宝塚のレビューを。。という展開なので
特に、シルクハットを使ったダンスシーンはとっても素敵。
コーラスラインや宝塚歌劇のラインダンスの様に綺麗で圧倒されますよ。

二幕は、悠あんちゃんと佳代の純愛です。
ソラ一杯の虹色のシャボン玉のシーンや美しいセット、
迷路を、大道具の移動でうまく作っていたのは、とてもよかったし、
ラストの場面、役者の後姿が中心にむかって光の中に溶け込んでいくような
演出、照明、装置は見事でした。

また、宇宙人3人(新木啓介さん、浜崎真美さん、藤田将範さん)
がとってもキュートで歌のうまいことうまいこと~。
人並み外れた技術力が「人間」以上であると物語るかのようで、大変説得力があります。

無条件で相手を想う愛。
未来を信じること、どんな時でも希望を見失わない事。
愛と希望に満ちた作品です。
今の厳しい時代、是非大勢の人に観て貰いたいです。

何度も胸に迫る場面があり、
久し振りに綺麗な涙をおもいっきり流せた作品でした。

帰りの電車の中で、”虹色のシャボン玉 宇宙まで飛ばそう~♪”という歌が頭から離れず、
とっても幸せな気持ちで家に帰ることができました。
顔に笑みがあふれ、優しさのおすそ分けをしたくなりますよ。
夢は叶う・・・きっと叶う・・・こんなメッセージが嬉しい舞台ですね。

音楽座の原点の作品!に携われた嬉しい時間でした


最後に管理人的隠れお気に入りポイントを3点ほど。

・1幕喫茶店シーン、下手側の女子高生達三人の小芝居が楽しい♪
・緑色のお洋服の助手、寺尾(安彦佳津美さん)がさらっと歌う歌声がとーっても気持ちいい♪
・宇宙人の一人、藤田将範さんの声がすんばらしく心地いい、そしてラストシーン若い!

最後に、公演プログラム(音楽座は入り口で無料配布!)を見ておおおっと思ったのが、
喫茶店のマスターの佐藤伸行さんが初演の悠あんちゃんなんですね!
その時の写真も少し紹介されていますよ♪

公演は6月6日から14日まで赤坂ACTシアターにて。
6月27,28日はグリーンホール相模大野。
6月19から21日は、大阪シアターBRAVAでの上演です。
詳しくは音楽座ミュージカルのホームページにて

2009年06月06日

09/06/06 女信長@青山劇場

2009年6月6日(土) 17:00
女信長
2階D列19番@青山劇場

黒木メイサさん。
かっこいい!
殺陣で手を逆さにして受けるしぐさとかがめちゃめちゃきまってます。
低い低音の声とかわいらしい女の子っぽい声の切り替えも楽しい。

その女信長を支えるアッキー中川晃教さん演じる明智光秀。
ポスターやプログラムの髪型とは違った銀髪!
これが素敵!
そして、りりしく響くセリフの声。御意!
二幕での信長と光秀のやりとりはジーンときました。

ジーンといえば、
この舞台、ジーンとくる場面がそれはもう何度も何度もありまして。
二幕では、あともう少しで涙が。。。というところで歌になりまして。
涙モードから聴きますモードにスイッチが変わってしまいましたが。

本能寺!
ここもジーンとくるのです。
そしてその展開。
なるほど、そういうことだったのか!と。
そのために死んでいってしまってる兵の方が・・・と
少し思いつつも、ラストシーンにはまたまたジーン。

信長と、信長が惚れた男浅井長政(河合龍之介さん)との
あのダンスナンバーには、正直かなり驚きましたが(めちゃめちゃ唐突)、
浅井長政の一人芝居楽しかったです。
それ以外にも、
靴下をはかない斎藤道三(石田純一さん)や(よく登場されます)、
中川さんのフロイス篠田光亮さん(楽しい)の指示、面白かったです。
こういう笑いの要素をいいタイミングで入れてくるので、
受けてとしては重くならなくていいんですよね。

ほかにも魅力的なキャストがたくさん!
歴史で学んだ出来事や登場人物がぽこぽこ出てきます。
こういうところから歴史に興味持つっていいですよね。
ラストの天海和尚。そういう説も実際あるんですね。

照明や音楽もどーんときて気持ちいいっです!
二幕後半はオペラグラスなしで全体を楽しんでました。
ほんと殺陣がかっこいー!
公演日程後半になるともっと盛り上がってくるんだろうなぁと思います。

スクリーン映像もセットの一部としてうまく使われてますね。
ただ、二幕冒頭ほか何箇所で使われる馬達がどどどーっと
走ってくる映像、なんか走り方がちょっと変でそこが妙に気になった管理人でした。

出演者が気になり滅多に買わない公演プログラム、
買ってしまった(でも2500円、た、たかくない?)。

2009年06月08日

09/06/08 NINAGAWA十二夜@新橋演舞場

2009年6月8日(月) 11:30
NINAGAWA 十二夜
新橋演舞場

尾上菊之助さんがそれはもう美しくて声もよくて
男装の姫役の時の声の切り替えも楽しい♪
驚いたのが難破シーンの早替り。
めーちゃーくーちゃー速い!
何秒!?

そしてこちらも二役で抜群の存在感の尾上菊五郎さん。
雰囲気というかオーラからして観ていて気持ちいいです。
捨助(ステスケ)と丸尾坊太夫(マルオボウダユウ)という
対照的なニ役を演じているのも面白いです。
それにしてもネーミングも楽しいですね。
(ステスケは原作ではフェステ、マルオボウダユウは原作ではマルヴォーリオです)

とっても面白かったのが
麻阿(マア)役の市川亀治郎さん。
目と唇の動きが特徴的で、ちょっとしたしぐさや表情で
客席からどっと笑いがおきたりしますのでお見逃しなく!
いやーそれにしても亀治郎さんはみてて気持ちがいいっ!
私もちょっと麻阿に惹かれてしまった。。。

中村時蔵さんの織笛姫もお美しい。
菊之助さん、亀治郎さん、時蔵さん演じる三人の姫はほんとに綺麗で魅力的です。

場面転換も多く、舞台背景全面を使った美術も見ごたえあり。
チェンバロの音色も染み入ります♪
衣装や美術、音楽、演出に、驚き、笑い、楽しい要素が満載の舞台。

そんなに歌舞伎歌舞伎してなくて
(大向こうさんの声が全然飛ばないんですね)
でも、演劇というよりかは歌舞伎な感じで、
しかも演目はシェイクスピアで。。と、
そのあたりのバランスが非常に面白いです。
冒頭のシーンとか、好きですとても。

ちなみに今回は”控えめな”イヤホンガイドですが、
要所要所でポイントをついたフォローがナイスでした。

2009年06月15日

09/06/15 ゼブラ@シアタークリエ

2009年6月15日(月) 14:00
ゼブラ
シアタークリエ

家族ってなんかいいなぁと、
実家で過ごした遠い日をなんとなく思い出す
(両親とも私はまだおかげさまで健在ですが)
心あたたまる、いい舞台でした。

斉藤由貴さん、星野真里さん、山崎静代さん、大沢あかねさん
演じる四姉妹の雰囲気がとってもいいんです。
特に急遽次女役になられた星野真里さん、いいです!
終盤の背中をぴんっとはっての郷愁シーン、
このシーン、とっても好きです。
和田ひろこさんのお母さんぶりがまたいいんです。
セットも雰囲気満点。

そして今井ゆうぞうさんのキャラクターがめっちゃ楽しい!!
(おかあさんといっしょの10代目の歌のお兄さんです!)

電話の受話器の向こうの声があぁいうふうに客席に聞こえてくるのも面白い♪

カラテカの矢部太郎さんといい、面白いキャスティングです(笑)

作品のモチーフは向田邦子さんの「阿修羅のごとく」。
作・演出には劇団ONEOR8の田村孝裕さん。
客席が笑い声に満ち溢れるシーンも多く、
観終わった後ふっとやさしい気持ちになれますよ。

そして帰り道はあのテーマ曲が頭の中をぐるぐると!!

さてこの「ゼブラ」というタイトルですが、
そこにも次女が絡んできます。
そういう意味でも次女役の星野真里さん、凛とした演技が本当によかった!
柿沼兄(村杉蝉之介さん)とのシーンは、
まさかっと、ドキっとしましたですよ♪

公演は6月29日まで。

2009年06月16日

09/06/16 スタジオライフ LILIESゲネレポ@紀伊國屋ホール

2009年6月16日(火) 14:00
劇団スタジオライフ
LILIES ゲネプロレポ
紀伊國屋ホール

【お知らせ】
FM@OKEPIで新納慎也さんと松本慎也さんをゲストに迎えた
オンエアのノーカット版がお聞きいただけます♪

客席入ると、ホールの舞台一面が独特の雰囲気。
高さを感じる立体的な作りです。
そして牢獄の扉の音がゴーーーーンと響き渡り。。

囚人達が刑務所の中でシモンのために演じる劇(劇中劇)を中心に
展開するのですが、観ているうちに、どんどんはまりこんでいきます!

ビロドー司教に嘘の告白をされて40年以上囚人としていきているシモン。
まずは舞台冒頭、このビロドー司教と晩年のシモンが登場します。

そしてこのビロドーとシモン、そしてヴェリエの若い時を囚人達が演じていきます。
(SOURCE(サルサ)チームではビロドー司教が河内喜一朗さん、晩年シモンが重松収さん。
若い時のビロドー役が奥田努さん、若い時のシモン役が岩﨑大さん、
ヴァリエが村上幸平さん。この組み合わせが日によってなんと3パターン!!)

ビロドー司教はなぜ嘘の告白をしたのか。
赤い手帳とは。
浮かび上がってくる真実。
後半のビロドー司教の独白シーンは必見です。

囚人達が男性役、女性役、母親役などを全て演じるのですが、
劇中劇という設定でありながら、囚人達の体当たりの想いが伝わってきます。
キスシーン、バスタブシーン、ドキッとしつつも
相手を想い、愛するその深さが伝わってきますよ。

劇中劇という設定なので、舞台転換なども、囚人達自ら行います。
そしてこの転換の間などに流れる音楽が素晴らしい。
私の大好きなクライスラーの前奏曲とアレグロなども♪
(私は個人的にミシミシと勝手に呼んでる曲ですが(出だしがミシミシなので)♪)

観終わった後、もう一度最初からみたくなりますよ。
このメインキャストの組み合わせが、FEUチーム、SOURCEチーム、TERREチームで
がらっと変わりますので、見比べるとまた全然違ってみえてきそうです。

終演後に来日中のミシェル・マルク・ブシャールさんが、
ロビーで、目の動き、体の動きが美しいとおっしゃってましたが、
確かに、演じている役柄(劇中の役柄)の心情が、目や体の動きから
伝わってきます。これ、本当の役者さんがまず囚人役を演じていて、
その囚人がさらに劇中の役柄を演じている構造なのですが、
観ていると、この人物の気持ちは、どの気持ちなんだろうっと
不思議な二重構造みたいな楽しさが味わえます。

新納慎也さんは、
バスタブのシーンで、みじめで切なくなり、
脚本家はなんて女心(!?)がわかるんだろうと思われたとのこと。
(FEUチームで)シモンを演じている時には、
自分はなんてちっぽけなんだと、これからちゃんと
恋愛していこうと思います!とおっしゃってました。

確かに、この舞台を観終わった帰り道、愛することについて
考えたくなるような、そんなきっかけになると思います。

休憩なしの2時間25分。
東京公演は6月17日から7月12日まで。
神戸公演は7月18日と19日。
詳細は公式HPにて。

09/06/16 大久保公園シアターパーク歌舞伎町フェスタオープニングセレモニーレポ

2009年6月16日(火) 17:30
大久保公園 シアターパーク 歌舞伎町フェスタ
オープニングセレモニーレポ

新宿コマ劇場の裏手ちょっといったところにある
新宿大久保公園
その公園内に巨大テントによる立派な劇場がどーん!

中の客席は、傾斜も結構あって、
パイプ椅子ですが、雨音も風流な空間です。

ここで6月から8月まで開催される
歌舞伎町フェスタ2009。
今日はその出場団体の紹介イベントにいってきました。

まずは東京ギンガ堂の「新宿パラダイス」。
終戦直後に新宿でマーケットを作った親分と力道山を中心とした音楽劇です。
6月19日から28日まで。

7月4日は和泉元彌さんらによる
「狂言&室町歌謡と現代歌謡コンサート」。
新宿にちなんだ演目を上演されるとのことです。

7月8日9日は門戸龍治ショー。

漫才協会の「特選東京漫才」は7月10日と11日。
60組120人くらいご出演されるそうです。

そして7月16日から27日は
ドラマ・ステーションJAPANの「瞼の母ラプソディ」。
大衆演劇のホープ、15歳と17歳の松川兄弟
まず挨拶がかわいくて、目がとても綺麗でした。

そしてラスト7月29日から8月31日までが
吉本興業「やりすぎフェスタ2009」。
NONSTYLEしずるはんにゃフルーツポンチオリエンタルラジオ
座長として出演されます。

っとまさに盛りだくさんのテント劇場。
この企画は、新宿区が推進する安心して楽しめるまちづくり
「歌舞伎町ルネッサンス」の一環とのことで、
新宿区の中山弘子区長さんのご挨拶もありました。

出演する団体のつながりが、いまひとつわからなかったのですが、
何かこう全体に一貫するテーマみたいなものがあれば
とてもいい企画だなーと思います。

2009年06月17日

09/06/17 Musical COCO 稽古場レポ

2009年6月17日(水)
Musical COCO 稽古場レポ

Musical COCO の稽古場にお伺いしてきました。

稽古場に入ると、すごいオーラ!!
鳳蘭さんと湖月わたるさんのお二人のシーン。

同じシーンが繰り返されても、ずっと観ていたい!

っと、ちょっと興奮気味のレポ冒頭となりましたが、
鳳蘭さんと湖月わたるさんのお二人のシーンはどれも必見です。

そして今日は鈴木綜馬さんとのシーンが少しだけあったのですが、
舞台全体に漂う雰囲気が出演者全員で見事に共有されていて、
一つ一つのやりとりをじっくり安心して堪能することができるんですよね。
改めてすごいキャスト陣だと実感。

ここに岡幸二郎さん、大澄賢也さん、今陽子さんをはじめとした豪華メンバーが
絡んでくるとなると、これはもう俄然ワクワクして参ります。

下の写真は休憩中の綜馬さんのご様子。声も素敵です♪
鈴木綜馬さんのブログにこの時の写真がUPされてました

鳳蘭さん演じるココシャネルは、
15年間の仕事のブランクを経て晩年に復帰するんですが、
その情熱とパワーには圧倒されますね。
(Musical COCO の舞台は主にこの復帰前からはじまります)

「あなた、化粧していないの!?」
とココシャネル(鳳蘭さん)がノエル(湖月わたるさん)に香水を渡すシーン、
香水を手にしたノエルの表情がいいっ♪

ちなみに管理人がなにげに楽しみにしているのが、
ココシャネルとノエルの出会いシーンです。
(この場面は台本で読んだだけで実際のシーンは見ていないのですが..)

演出・翻訳・訳詞はG2さん。
役柄の心情などをはじめ、丁寧にソフトに演出されてました。

台本を拝見したところ、半分くらいセリフ、半分が歌といった感じでしょうか。
ミュージカルナンバーは21曲。
今日拝見した場面では、歌声が染み入るような優しく美しい旋律が中心でしたが、
聴かせる歌から楽しい歌!!まで、いろいろ満喫できそうです♪
(もちろん生バンド!)

ブロードウェイでこの演目が上演されたのは1969年。
マイフェアレディのアラン・ジェイ・ラーナーが台本・作詞
恋の手ほどき”で有名なアンドレ・プレヴィンが作曲。
振付はコーラスラインのマイケル・ベネット
そして主人公ココシャネルには、名女優キャサリンヘップバーン
という豪華キャスティングでの上演でした。
その時は、なんとココシャネル本人も舞台をご覧になったそうです。

そこから40年の時を経て、鳳蘭さんでの上演です。
失敗もバネに、美しく強く生きたココシャネル。
鳳蘭さん演じるココからは、強い芯と女性の自立への思いを強く感じました。
こんなシャネルの生き方に憧れる人もいるのではないでしょうか。
ココシャネル、鳳蘭さんをぜひみてほしいです。

劇中に出てくるかどうかはわからないのですが、
ココシャネルの残した有名な言葉で、
管理人が印象的に思ったのを最後に少しご紹介しておきますね。

美しさは女性の「武器」であり、
装いは「知恵」であり、
謙虚さは「エレガント」である。

20歳の顔は、自然の贈り物。
50歳の顔は、あなたの功績。

女は40を過ぎて始めておもしろくなる。

上演予定時間は、2時間40分
ルテアトル銀座で、7月6日から20日までの上演です。
(その後は、神奈川、浜松、岩手、福井、兵庫、鹿児島公演など)
公式HPはこちら

09/06/17 Swanky Rider ホーンテッドアパート@中野ザ・ポケット

2009年6月17日(水) 19:30
Swanky Rider 第12回公演
ホーンテッドアパート
中野ザ・ポケット

中野ザ・ポケット、はじめて行ってまいりました。
中野駅南口で、駅員さんに方向を聞いて向ったものの
迷ってしまい、お弁当屋さんで教えてもらって
さらに迷い、今度は歩いてたおばちゃんに聞いたら
「となりよ」といわれて、みたら、ありました!
よかったー、間に合った。。はじめて行く方ぜひ
地図持参をオススメします。

ホーンテッドアパート、
チラシの印象からちょっとホラーな感じかなと
思っていたんですが、心あったまるハートウォーミングなお話でした。

奇怪な噂があるアパートのお話です。
私も霊媒師や、誰かが乗り移った!とかいうのも信じられない方なのですが、
”幽霊の立場から”こういう現象をみてみると、
受け止める印象が全然変わって来るんですね。
あぁこやつわかってないなー、今そこに死んでしまったあの人がいて
声かけてるのにー、疑うなーとか思ってしまうのです(笑)

霊媒師役のかねこあずみさん、
当初の怪しい感じから、応援したくなる人柄に変化していく様子が楽しいです。

主人公良子(大寺祐恵さん)の落ち込みをみてると、生きてるうちにこそ
いろいろと優しくしとかないとなっと改めて思った舞台でした。

2009年06月22日

09/06/22 ダーティー・マネー稽古場レポ

2009年6月22日(日) 17:00
SHOW BIZ PLANNING
ダーティーマネー稽古場レポ

ダーティーマネーの稽古場にお伺いしてきました。
三浦浩一さん、三浦孝太さん親子初共演!
冒頭の、三浦浩一さんの
薄汚れた部屋での"薄汚れた"演技にご注目です。

そこにやってくるメッセンジャーボーイ、三浦孝太さん。
一直線な若者役で、とーってもイキイキされてます!!

劇中、壁のボードに「お金」のマークを描く際に、
¥マークを書いてたので(舞台設定はアメリカ)
$(ドル)でしょーと、休憩時間に笑いながらつっこまれてました。
(ご本人は「¥」が「半」のようになっていたので笑われたと思われてたそうです)

そして、管理人的ポイントが、田中敦子さん!
そう!
イノセンスや攻殻機動隊草薙素子の声の方なのです!
しびれます!
声だけでなくご本人も素敵なのです♪
姿勢もかっこいい!
そしてなんといっても声の質と抑揚がとーっても気持ちいい♪
例えばアン・スコット(今回の役名)の
「バスターミナル」
という言葉一つとってもうっとりでございます♪♪
アンスコット「悪かったわ」
許せます♪

その妹、スーザン・スコット役が福圓美里さん。
かわいらしく、何するかわからない妹(笑
福圓さんも声優さんとしてもご活躍の方です♪
動きや表情が、小悪魔みたいにかわいいです。

この女性二人の絡み方が、いいテンポ感を出していて、
この女性たちと男性陣がどう絡んでいくのか、それは乞うご期待。
大熙さんの登場(!?)から
タイトルの”ダーティーマネー”の真相があぶりだされていきます。
刑事役の田口守さん、カマイタチ隈本吉成さんの役どころも面白い。
なんとカマイタチはスーザンに!?

三浦浩一さん演じるタイロン・パワーが、
三浦孝太さん演じるジェイミー・マックリーンに対して
「若い頃のオレにそっくりだな」
というようなセリフがあって、
そりゃそうだと多分つっこみたくなると思いますよ(笑)

人生とかけて、オナラと解く。その心は?

演出は、竹邑類さん。

最後に集合写真をパチリ!
後列左から大熙さん、隈本吉成さん、三浦孝太さん、田口守さん。
前列左から田中敦子さん、三浦浩一さん、福圓美里さん。

そして強引に動画一言!いただきましたっ!!
ありがとうございます<(_ _)>

最後、セットどーーん!
みせちゃっていいのかな・・・・
でもこれ見て本番美術観たい人出てきてほしいから公開!

カネで世論を操ろうとする体制派に
徒手空拳の戦いを挑む、うらぶれ私立探偵のお話です。
ユーモアーたっぷりのブラックコメディー。
公演は6月30日から7月5日まで。
銀座みゆき館劇場にて!

おまけ。さて何をしてるんでしょうか?

2009年06月23日

09/06/23 ミュージカル座 赤ひげ 稽古場レポ

2009年6月23日(火)
ミュージカル座 赤ひげ 稽古場レポ

ミュージカル座の新作時代劇ミュージカル、
宝田明さんの俳優生活55周年記念作品
「赤ひげ」の稽古場のお伺いしてきました!
(本レポ最後宝田明さんと松原剛志さんのミニ対談動画も)

お稽古場に入ると、そこは、皆さん浴衣!
”和”の雰囲気満載、まさに”七夕”(ちなみに公演千秋楽が七夕)。

今日は一幕のお稽古を拝見してきたのですが、
まずは赤ひげ宝田明さんの存在感、
大きさ、温かさに加えて、渋さが素敵!

その赤ひげに最初は反発しつつも、次第に惹かれていく
若き医師保本(やすもと)役の松原剛志さん。

松原さんは、タイタニックで聴いた No Moon がもう気持ちよすぎて
身体に染み入る歌声がいまだに忘れられないのですが、
その気持ちよさが再びここに♪♪
優しくて美しくて、歌声に身体がふんわりと包まれる感覚になります♪♪

今回の作品のミュージカルナンバーは全24曲♪
お芝居と歌がちょうどいいバランスで入ってるように思いました。
宝田明さん、松原剛志さんのソロナンバーはもちろん、
デュエットからアンサンブルの歌までたっぷり楽しめます。

民衆群像劇なので、赤ひげと保本が触れ合う多くの人たちの
生き様や様子が心情まで含めて丁寧に描かれていて、見所聴き所がたっぷり。

例えば一幕では高野絹也さんと青島凛さん(★組では狩俣咲子さん)のシーンもいいっ!

赤ひげと保本の各シーンはどれも目が離せません。
特に反発気味だった若い保本が赤ひげとはじめて出会い、
そこから次第に惹かれていく一幕の保本の変化は見所です。

稽古場の雰囲気は下の写真のような感じです。
写真右手の机には、演出のハマナカトオルさん。
そして手前の椅子に座っているのは、出番待ちの松原剛志さんです。

帰り際、バス停の所で松原さんと立ち話させていただいたことを少しご紹介。
松原さん、昔引越しのアルバイトをしていた時に、
新築で土足厳禁の養生(傷つかないように床に貼られたカバー)の上に
土足で乗ってしまい、先輩にガツンと怒られた事があったそうです。
怒られた時は”なんだよっ”と、今回の保本のように反発していたものの、
しばらくして、こうして怒ってくれる人のありがたさに気づかれたとのこと。

20歳前後の若い時ってちょっととんがっていたりする時期、確かにありますよね。
そんな時、こういう赤ひげ先生のような人と出会い、ガツンとされると、
人間的に一まわりも二まわりも成長していくんだと思います。
そしてまた逆に赤ひげ先生のように、
ガツンと言うところは言える人でもありたいですよね。
(私はなかなかそうできないんですが・・)

そういう意味でも、若い人にも、赤ひげ先生世代(!?)の方にも、
幅広い世代の方にぜひ観てほしいなと思える作品です。

気になるショットを3つほどご紹介しちゃいましょう。




赤ひげに差し出しているのはさて何でしょうか?


そしてお待たせいたしました、宝田明さんと松原剛志さんのミニ対談!

最後に集合写真を撮る"直前"のショットを少し公開。
このショットの”直後”の写真は多分この後ミュージカル座HPにUPされる..はず・・

公演は7月2日から七夕の7月7日まで、シアター1010にて。

「保本、でかけるぞっ、ついてこい!」
「はいっ!」

2009年06月24日

09/06/24 三ツ星キッチン TOMORROW@赤坂レッドシアター

2009年6月24日(水) 19:00
三ツ星キッチン
TOMORROW
@赤坂レッドシアター

上條恒さん、KAZZさん、伊藤俊彦さんの
3名を中心に結成されたミュージカルカンパニー
三ツ星キッチン」の旗揚げ公演初日を観に行ってきました。

赤坂レッドシアターの階段を降りると、ロビーには
何やら少し怪しげな格好の眼鏡の先生(!?)が!
劇中の人物とはまるで別人の上條恒さん!?
にこやかにお客さんを迎えられてました。
ぴっちりと腰まで上げた赤いおズボンが印象的です(笑

ストーリーは、恩師の訃報に集まった演劇部の同期5人の
女性達を中心に展開するお話なんですが、
その彼女達よりさらに中心に位置してるのが高田安男KAZZさん)。
冒頭の超挙動不審な強烈な印象から、
そのキャラクターにじょじょにひかれていき、
最後はあったかい気持ちにさせられてしまう
そんな人柄を持つ高田安男
さいごに雷興しを出してくるあたりがまたなんともいいっ。
高田安男ショーも必見です!(衣装もインパクト大!)

女性陣一人一人が、自分の人生のドラマをショー的にみせて行くのですが、
人気ママさん役の真樹めぐみさん(声心地よくて表情がとってもかわいい)や、
自動車への飛び蹴りがかっこいい真織由季さん(”ほれてまうやろ”ってセリフがいいです)をはじめ
一人一人の歌も堪能でき、
劇中劇の形で、男性陣がこれまたいろいろな役で絡んでいくので(犬役も!?)、
見所満載です。

脚本・演出が上條恒さんで、
構成が伊藤俊彦さん、
音楽がKAZZさん、
公演プログラムに載っているこのお三方のカンパニー誕生話も楽しいです。
KAZZさん作曲の音楽がこれまたとってもいいんです♪
(ちなみに音楽も生演奏♪)

なんといっても高田安男、必見です!

上演時間は2時間ちょっと(休憩なし)
公演は28日日曜日まで!

2009年06月25日

09/06/25 EVIL DEAD THE MUSICAL 死霊のはらわた@サンシャイン劇場

2009年6月25日(木) 20:00
EVIL DEAD THE MUSICAL
- 死霊のはらわた -
サンシャイン劇場

楽しかったー!
チラシの印象から、怖い怖い系かと予想していたんですが、
かーなーりーコメディ感満載です。
斬ったり刺したり撃ったり、血もブシャーってなったりと
かなり”赤い色(血ね)”がたくさん登場するんですが、
(最前列の方、ポンチョきてるようにみえたんですが、血しぶき防御用!?)
舞台全体を通して”POP”な感じのゾンビコメディミュージカル!
楽しくて笑えます!
後半のゾンビ復活の歌・ダンスなんて振付もとーっても楽しい!

機材トラブルで開演が1時間押したんですが、
開演と同時に客席から拍手が起きて、
ちょっとアメリカっぽい感じのノリに感動。
その後も、客席の反応がかなりストレートで
こういう雰囲気は客席に一体感があって楽しいです!

キャストもよかった。
主人公アッシュは諸星和己さん。
舞台で拝見するのははじめてなんですが、
70年生まれとは思えないくらい若い!!!
動きのキレもあって、歌声もよくて、コメディ的なノリがまた楽しい!

そのお相手役の高橋由美子さんがこれまたお若くてかわいい!
この二人の出会いの某スーパーでのデュエット曲は必聴です!面白い!
まさかこんな楽しいナンバーがあるとはまったく予想してなかった!
しかもミラーボール付!!

そしてアッシュの妹役に大和田美帆さん。
おとなしい本が好きな前半のシェリルと
ゾンビになってしまった後のシェリルの差が
激しすぎて衝撃を受けてしまったくらい!
地面の蓋あけて小刻みに笑い叫ぶシェリル、最高ー!
お声がまたいいんです♪

スコットの上山竜司さん(RUN&GUN)と(あの去り際のジャンプが好き!)と
お相手役の瀬戸カトリーヌさんとのノリノリカップル。
と思ってたら、瀬戸カトリーヌさん、なんと二役!

同じく二役されてるのが右近健一さん(劇団☆新感線)。
その二役ネタもでてきます♪これがまた面白い(笑

最初ぜんぜんしゃべらせてもらえないエド役に森本亮治さん。
(実はかなり見せ場がございます!)
そしてアクロバット満載の死霊に、G-Rockets
斎藤久美子さん、関根あすかさん、吉浜愛梨さん。
この死霊3人のメイクと動きがかわいらしくて好きです♪

私は映画観てないんですが、映画をみていたら、
より楽しめる部分もいろいろ詰まってると思います。
(そういうセリフやネタが随所にありました)
でもみてなくても全然楽しめます!

また、ミュージカルって、いきなり歌い始めるところに抵抗を持つ人も
いると思うんですが(昔の私がそうでした)、歌おうとするとすかさず
「ここで歌うんかい」みたいなつっこみが入るのは楽しい!
ゆっくりと、心の準備して下さい的にミラーボールが降りてきたり
(このミラーボール、上下動しながら回転するんですがこれ私結構好き!)
舞台転換の間の客席降りなど、間延びする部分が全然なくて、
あっという間の2時間(途中休憩15分)でした。

公演は7月5日まで。
池袋のサンシャイン劇場にて。
(ちなみにサンシャイン劇場には、有楽町線の東池袋駅がオススメです)

2009年06月27日

09/06/27 宝塚宙組 薔薇に降る雨/Amour それは...@東京宝塚劇場

2009年6月27日(土) 11:00
宝塚宙組 薔薇に降る雨/Amour それは...
1階13列40番@東京宝塚劇場

大和悠河さん陽月華さんのトップコンビさよなら公演。
これはやはり観ておきたい・・
ということで、
久々の東京宝塚劇場、行ってまいりました。

大和悠河さん、ほんとにお美しいです。
ホテルステラマリス(この作品で宝塚が好きになりました)で、
はじめて舞台で観た時の美しさの衝撃は
今でも覚えております(確か黄緑色のスーツでしたでしょうか)。
また、黎明の風の時の轟悠さんとのデュエットダンスは
思い出してもうっとりします。
そんなことを思い出しながら、うっとりとみとれつつ観劇しておりました。

そして陽月華さん。
星組の愛するには短すぎるの時の、
陽月華さんのダンスと髪型は今だに脳裏に焼きついてます。
また、少し切ない感じでそよ風のように伝わってくるセリフの声が大好きです。

今日のお芝居は、最後、この二人の港のシーン、ジーンときました。
でも!ラスト、ラストに舞台袖にはけるってのはどうなのー!

蘭寿とむさんは、シリアスとコミカルの切り替えが
ほんと自然でうまい!そして美を感じるかっこよさが素敵です。

さて今回のお芝居、しんみりシーンからいきなりコメディ調に切り替わったり
曲調が天と地ほど変わるので、時々、観てて置いていかれていた私です。
また、アンサンブルの歌は結構あるんですが、
ソロナンバーはかなり少ない印象で、ミュージカルという感じがあまりしなくて、
照明や、振付、セットも、どちらかというとモノトーンというかシンプルな感じでした。

一方でショーは、群舞のフォーメーションや動き、衣装、楽しい~♪
蘭寿とむさんの銀橋での手話の手振りのついた歌、たーっぷり堪能!もう一度観たい!
また、北翔海莉さんの歌、花影アリスさんの歌、
華やかなロケット、ラストのデュエットダンスなど見所もたっぷり。
たださよならっぽい演出があまり感じられなかったのがちょっと残念。
でも最後の大階段、上から金銀パラパラ落ちてくると、ジーンとしてしまいました。

そういえば途中大階段の登場の仕方にびっくり。
めちゃ高い!っと思っていたら、そこからぎゅいーんと移動。かっこいー。

今回の公演で10名も退団されるんですね。
会計士の七帆ひかるさんも、ご退団なんですね。
逆転裁判のエッジワース役、もうみれないんですねぇ。。

p.s. 開演前の携帯や前のめりの注意アナウンスがとても新鮮でした。変わりました?

09/06/27 東京ギンガ堂 新宿パラダイス@大久保公園シアターパーク

2009年6月27日(土) 19:00
東京ギンガ堂 新宿パラダイス
@新宿大久保公園 シアターパーク

新宿大久保公園にテントが!
なんとここが劇場になり、
その名もシアターパークに。

舞台は、戦後すぐの新宿のお話。
焼け野原にマーケットをたてた
尾津の親分、尾津喜之助(大谷朗さん)を中心とした人情話。
実在の人物が実名で登場し、
しかもその舞台と同じ新宿の地で上演。
戦後、まさにこの場所でこういうことが行われていたんだなぁ
という思いにひたれました。

テント劇場なんですが、
空調や客席の見安さなどもしっかりしています。

力道山役の丸山厚人さんが、いい!
力を感じます。
バイクも登場!
雨まで!!

音楽劇なので、楽しいパフォーマンスもあり、
そしてテント劇場ならではの、
舞台後方の公園スペースまでを
たっぷり使った演出で、楽しかったです。
串間保さんによる前座もいいですね。

一人で観るよりかは、戦後を知ってる、
両親や祖父母たちとみたい、そんな舞台と思います。

今日は晴れてましたが、雨の日の観劇でもまたあいそうですね。

2009年06月29日

09/06/29 だんじゅり祭 vol5稽古場レポ

2009年6月29日(月) 17:00
だんじゅり祭 VOL5 ~Our Great Mother 稽古場レポ

瀬下尚人さんと立川談慶さんの
だんじゅり祭の通し稽古を拝見してきました♪

瀬下さんと談慶さん、とーっても楽しそうでしょ。
この楽しさが観てる方にどんどん波及してくるんです。
どこまでが脚本でどこまでがアドリブかまったく読めません。
話がどんどん脱線しているようで、筋が通っているところがすごいです。
戻ってきた時が気持ちいい。その筋も、これがまたよくできている!
BGMがまた効果的で、思わず感動してしまった管理人であります。

さらに、今日の通し稽古では、客席絡み(スタッフ絡み)シーンも。
こうした場面、今日だけなのか本番もあるのか想像できないところが更に楽しいです。

やんちゃな二人の悪ガキのようでいて、
かと思えば大人の魅力も!


これは何のお話でしょう!?この写真からわかったらすごい。

ここからめちゃめちゃ面白いシーンに突入する”直前”の1ショット。
このシーンの”設定”がまず面白い。かなり新鮮でした(笑)

ネタや笑いどころは、はじめての方でもほんとに楽しめる内容で、
この舞台みると、CONVOY SHOW瀬下尚人さんと落語の立川談慶さんという
(本来の!?別の!?)お姿にますます興味出ますよ。

開演直後の映像は必見ですので決してご遅刻されませぬように。
(稽古場で観ててツボにはまりました笑)
ちなみに当日ロビーにて、開演1時間前から、昔の公演の冒頭映像等を流しているとのこと。
ぜひはやめに来場されて、この必見映像達をお楽しみ下さい!

お稽古場の雰囲気を少しご紹介↓

この二匹は!?(笑)

通し稽古直前の談慶さん。
この直後、瀬下尚人さんに「今寝てたでしょ?」と突っ込まれてました(笑

最後に瀬下さんと談慶さんから動画メッセージをいただきました♪

公演は7月2日から5日まで。労音大久保会館にて
(だんじゅり祭長野上田公演も7月10日に上演)

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