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2009年05月 アーカイブ

2009年05月02日

09/05/02 五月大歌舞伎昼の部@新橋演舞場

2009年5月2日(土) 11:00
五月大歌舞伎 昼の部
@新橋演舞場

昼の部いってまいりました♪
一部金閣寺は、中村吉右衛門さんの松永大膳、ラストはどーん!雄大な悪!
二部の舞踊は、中村福助さんの踊り、美しいです。衣装も素敵。これ、あっという間で楽しい♪
三部らくだは、いー感じで酔っぱらっていく中村吉右衛門さん、もう一度観たい!

金閣寺、市川染五郎さんが素敵な役所です。
特に最後の登場は、実にかっこいい。登場のインパクトも大きい!
雪姫は中村芝雀さんのつま先でねずみを描くシーンの
文楽人形遣いのシーン、ここはイヤホンガイドあるとよりわかると思います。
(ちなみに私はイヤホンガイドしてなかったんですが、一緒に観劇した友人が
イヤホンガイドあってよかったーといっておりました)
この金閣寺、中村福助さん、ワンシーンだけ登場します♪(声が高い♪)

第二部は、最初の猿からの衣装替えにみとれている間に、
いつのまに馬も衣装替え!?白から茶色に!?同じ馬?別の馬!?

第三部は、落語ネタのらくだ。
前半の馬吉(澤村由次郎さん)と中村吉右衛門さんのやりとりが楽しい!
(馬吉の顔がぴたっとくっつくのが面白い)
後半は、中村吉右衛門さんと中村歌昇さんの飲み合いっぷりが楽しいです。

休憩時間、今回は二階で天重を食べました。
(注:しいたけが入ってます →管理人はしいたけが食べれません)。
事前に予約していると、札がたって用意されてるので、
休憩時間にあせる必要もなく、
たっぷりと休憩時間を過ごせるのでオススメですよ。

09/05/02 ひらり、空中分解嘘ッ!?座付作家が捕まっちゃった@中目黒ウッディシアター

2009年5月2日(土) 19:30
ひらり、空中分解
「嘘ッ!?座付作家が捕まっちゃった」
@中目黒ウッディシアター

開演前に配られたチラシをみると
「公演中止のお知らせ」
ん?

劇中、でてくる、ふらり空中散歩のことでした(笑)
開演前から、舞台上で出演者の方達があれこれ
話しているのですが、なんと、そのまま開演。
あの一瞬だけ客席がシーンとしたのが開演の瞬間だったんだろうか。
ここまで開演前と開演後のくぎりがない舞台は珍しい-。

しかも、なんとなくローテンションのままスタート。
何かが起きている様子。

なんと、演出家がある事件に。。
しかも、誰でも陥る可能性のある事件。

その事件をめぐり、
劇団員などがあれこれと話し合っていくんですが、
ほんとにリアルに繰り広げられている臨場感が新鮮でした。

それにしてもなぜ彼は戸塚駅で降りたのか。
その理由とは!?

大波誠さんの冷静なところがいいです。

それにしてもあのビンタは痛そう。
坂本充広さんの(いつもの!?)おいてきぼりな感じが絶妙でした。

2009年05月04日

09/05/04 バンダラコンチャ 相思双愛稽古場レポ

2009年5月4日(月) 14:20
バンダラコンチャ ソロアルバム公演
相思双愛 稽古場レポ

劇団ダンダンブエノ主宰の近藤芳正さんが立ち上げた
ソロ活動ユニット「バンダラコンチャ」の通し稽古を拝見してきました♪

一つの舞台で、別々の二つの物語が交差するように展開するんですが、
対比ポイントがたっくさん存在して、舞台が進むにつれて
観てる気持ちの中でどんどんふわふわとリンクしていくんです。
今と昔、誕生と死、現実と希望、パソコンと原稿用紙、携帯と鈴・・・
これがとっても不思議な感覚♪

そして出演者の4人が4人ともいい持ち味出まくり!
昔と今を象徴するような”病気”を抱えた役所の坂井真紀さんと辺見えみりさんに対し、
近藤芳正さんの表情や動き、榎木孝明さんの飛び抜けたキャラクターが
優しく時には激しく包むように絡み合います。
病気に絡む部分など、重く描くわけでなく、かといって軽く描くわけでもなく、
リアクションや表情で、自然と笑いをとりいれてるのがみてて気持ちいいです。

記憶に触れるセリフや仕草がたくさんあったのですが、一つづつあげてみると

辺見えみりさん:マイナスxマイナス=
坂井真紀さん:はやくんっ!
近藤芳正さん:○-○
榎木孝明さん:セイウチ

それぞれの意味は、ぜひ舞台観て確認してくださいー♪

二つの物語が交差する際の衣装チェンジも見所です。
また、美しく心に染み入ってくる音楽(オリジナル!)もいいっ♪

そして近藤芳正さんのリアクションと”困った顔”にもどうぞご注目下さい。

休憩なしの2時間。
「四十回のまばたき」(作・重松清)
「春は場馬車に乗って」(作・横光利一)
という二つの作品を、倉持裕さん(ペンギンプルペイルパイルズ)と
前川知大さん(イキウメ)がそれぞれ脚本を担当し、
近藤芳正さんと桑原裕子さん(KAKUTA)が構成・演出。
音楽はアルケミスト花れん

四十回のまばたきは、原作を読んでみたいです。

お稽古場では、ラストシーンを、舞台袖で座って見守る、
坂井真紀さんと榎木孝明さんの表情も印象的でした。

公演は5月9日から17日まで紀伊國屋ホールにて。
その後、兵庫公演(6月3日)、地方公演なども。
詳しくはこちらをご参照下さい。

p.s. バンダラコンチャというのは、作者、演出、役者が一体となった”バンド”のようなグルーブ感を
演劇の中に生み出したいという思いからきてるそうです。

(写真撮影は清水博孝さん。許可を頂いて掲載しておりますので無断転載はご遠慮下さい)

2009年05月06日

09/05/06 五月大歌舞伎 夜の部@新橋演舞場

2009年5月6日(水) 16:00
五月大歌舞伎 夜の部
1階19列9番@新橋演舞場

まずは鬼平犯科帳。
中村吉右衛門さんの生鬼平です!
親分って感じです。
兄の手をさっと切って、カタギになれと。
おおおおおお。かっこえー。
(あの兄の三箇条にも、おおおお)

宿屋の亭主に財布から祝い銭を出す際に
じゃらじゃら落ちてしまって(これは多分ハプニング)、
1枚拾った亭主に、さらにもう1枚ぽんっと!
いいですねーこのあたりの粋さが!

ラスト花道もまぶしさを扇で目でおおいながら
吉右衛門さん、いい笑顔での幕でした。

そしてその後の中村福助さんの一人七役の早替わり!
驚きの早さです!
舞台袖に引っ込んだと思ったら、
髪や衣装、お化粧までがらっと変わってすぐに花道から登場!
といった具合です。
さらに1階客席降りも楽しい!
(客席にいるおじいちゃんをお地蔵さんと思って拝んだり。笑)
その客席降りを先導してる中村芝のぶさんの
女形っぷりが好きな管理人です。
色艶やかなお着物にもうっとり。

夜の部のワイルドな市川染五郎さんにもご注目です。

ちなみにだいたいいつもイヤホンガイド借りるのですが、
今回、最初の鬼平を解説されてた方の言い方の癖というか
イントネーションが私的にはちょと気になって外して観てました。
イヤホンガイド解説者にも相性があるんですね。

2009年05月07日

09/05/07 東京セレソンデラックス流れ星稽古場レポ

2009年5月7日(木) 13:00
東京セレソンデラックスの「流れ星」稽古場レポ

前前回の公演、『歌姫』(テレビドラマ化もされましたね)に超感動した管理人ですが、
その東京セレソンデラックスの名作「流れ星」が再演されると聞き、
お稽古場にお邪魔してきました♪

「流れ星」は、企画の段階からうつみ宮土理さんに当てて宅間孝行さん
が書き下ろした(つまり、当て書き)作品。
今回は、全体の通し稽古でなく、途中の一部分の稽古場面を拝見したので
全体的な感想ではないのですが、今回拝見して、各シーンにおける
役柄それぞれの”気持ち”をとっても大切にされてること、これを一番感じました。

その役の気持ちになってみると、どういうテンションになり
どう行動すると思うかという”問いかけ”が
作・演出(&出演)の宅間孝行さんからぽんぽん飛んでいきます。
例えば、日常生活でこういうことが起きたらどう反応すると思う?
自分自身がそうされたらそういう行動するだろうか?みたいな具合です。

また、背中を押されたらどのように体は向くのか、
投げられたら本当にそのように倒れるのだろうか、
話している時のお互いの距離感は適切か、
劇場の大きさを考慮した声の大きさになってるかなどなど、
いかに自然に、さらに面白くなるかというアイデアが
その場でどんどん出てきて取り入れられていくんです。
例えばオーバーリアクションも、
それが”自然な動き”であってはじめて笑いにつながるんですよね。
大泣きするシーンでは、「不細工に泣け」という指示が飛んでました。

そして今日拝見した短いシーンの中で感じた私的ツボが「気持ちの変わり目」。
気持ちがふっと切り替わる瞬間です。
これがとーっても気持ちいい。
うつみ宮土理さん、はじけてる時からふっと気持ちが切り替わる時、
後ろ姿だけで背中から伝わってくるのです。
山田まりやさん、ふっとした時に落とす目の表情が素敵でした。
こうしたツボは、やはり観てる私たちが舞台に感情移入していないと生まれません。
その感情移入できる各キャストの気持ちや動き、しぐさ、そういったポイントを作りこんで
いくことで、あの歌姫の時に感じた「泣き」や「笑い」につながっていくんだなぁと感じました。

ストーリーは、熟年離婚を考える妻が夫の死をきっかけに
1970年代にタイムスリップして人生を見つめ直すというファンタジー作品。
「夫婦の絆」をテーマに、お馬鹿で心やさしい人達が織りなすほろ苦く切ない物語です。
東京公演はシアターサンモールで5月20日から6月14日まで。
9月には名古屋公演、そして10月にかけて大阪公演もございます。
笑いと涙に浸れる舞台と思います。はやく全編みたいっ!
詳細は東京セレソンデラックスの公式HPをどうぞ。

09/05/07 この森で、天使はバスを降りた@シアタークリエ

2009年5月7日(木) 18:30
ミュージカル
この森で、天使はバスを降りた
@シアタークリエ

出演者がいいです♪

まずは土居裕子さんがもうとっても素敵!
演技、歌声に陶酔です。
もじもじ具合もかわいい。
彼女が夫に向かって言うシーン(気持ちいい)をはじめ役柄的な成長も見所です。

そしてボーイッシュな大塚ちひろさん、安定感ある歌声とキャラクターの剣幸さん、
そして土居裕子さんの三人の声の高さがとってもいいバランスなのです。
そこに藤岡正明さん宮川浩さん田中利花さんの三重奏の叫び♪
(一幕のウォーホー、あの三重奏は気持ちいい)

それぞれの登場人物の強さや弱さが自然に描かれていて、
笑いあり、ほっとする場面ありで、
映画とは違う、そうきましたか!という結末。

山々のセットと食堂のセットがどう転換するかにもご注目です。
あの手紙の山、一つ一つ宛名とか書いてあるんだろうかとか思ってしまいました。
なにしろすごい量です。
音楽も、生演奏で、曲調も手つないで踊り出しそうな感じです♪

そうそう、この舞台を観たおけぴスタッフの吉田君
言っていた言葉をちょっとご紹介。

”「村」の感じを田中利花さんがほとんどお一人で演じきっておられました。見所の一つだと思います。”

これ、ほんとに、そうなんです。
村人の出演者、もっとたくさんいる印象なんですが、
この舞台、出演者7人だけなんですよね。
その村人の代表、田中利花さん、
電話で村中の人とつながりまくってます(笑)

これはリピートしたいっ!

2009年05月09日

09/05/09 きらめく星座@銀河劇場

2009年5月9日(土) 12:30
きらめく星座
@銀河劇場

”落ち込めば落ち込むほど明るく”なる
愛華みれさんの陽気なお母さんがとっても素敵でした。
脇にいる時も、ずーっと目でおっていたくなります。
一幕の”目が座ってる”、バケツ体操(振付は謝珠栄さん)、
正座して懇願する時のあの気迫、二幕冒頭の平和で優しい感じ、いろんな魅力堪能です。

そして木場勝己さんの語る雰囲気、
マドンナ女学生の前田亜季さん、
夫の座をいとめた傷痍軍人役の相島一之さんも印象的でした。

音色や弾き方が心に染み入る生ピアノ(後藤浩明さん♪)や警報の”音”、
「煙草屋の娘」「青空」など多くの歌謡曲なども聴き所。

一幕は笑い所も多く、ラストで熱くなって自然と拍手が起きてました。

シーンごとのカレンダーの日付をよーく見てみると・・・
最後のカレンダーの日付は。。そして旅立つのは。。。

チラシのガスマスクが印象的ですが、
これ、当時は本当に空襲の時つけていたそうですね。

観劇し終わった後に話していて、感じたのが、
戦争を体験した世代には当たり前に思えていたことも、
体験してない世代にはわからないということ。

戦争について自然と考え、もう少し自分で調べてみたいなと思えるきっかけになり、
観劇後にいろいろ語り合える作品と思います。
若い世代の人にも、この作品を観てほしいです。

2009年05月17日

09/05/17 鴨川ホルモー@吉祥寺シアター

2009年5月17日(日) 14:00
鴨川ホルモー
@吉祥寺シアター

一幕、最初はこの舞台のテンポ感に
ちょっととまどいながらの観劇でしたが、
一幕、展開するにつれて、
一人一人の個性がどんどん出てきて、
一幕ラストのあの「奉納の舞」、これがすごかった。

女人禁制の舞!
すごいです。
びっくりした。
これは女人禁制でないとですね(笑)

ノリが楽しくて、
若いっていいなと。
しみじみと感じてしまいました。
若いパワーに満ちあふれている、そんな舞台です。

2幕の”ホルモー”の競技シーンは、
観てる私の方も、なんとなく”オニ”の存在を感じてしまうほどに。
それにしてもすごい競技だ。

秋山奈々さん、公演プログラムと全然イメージが違ってびっくり。
黒い丸眼鏡の奥から客席に送る目線が結構するどくて、ドキっとしますよ。
中川真吾さん、登場の衣装と髪型がかなりインパクトありますが、
その後はもっと強烈になります。これもお楽しみに。でも最後はなじんでみてしまうのが不思議。
主人公、安倍学役の石田卓也さん、
ちょっと不器用な純な感じがすごく出ていて好演!
映画版にもご出演されてるんですね。

映画版も観てみたくなりました♪

私的には札内幸太さんの行動がツボでした(笑)

レナウン娘、楽しい-!!
前方席は、パンツに要注意!

2009年05月19日

09/05/19 劇団スタジオライフ LILIES製作発表レポ

2009年5月19日(火) 13:00
劇団スタジオライフ LILIES 製作発表レポ

劇団スタジオライフ「LILIES(リリーズ)」の製作発表にいってきました♪

スタジオライフの代表作とも評されているこの作品。
2003年の紀伊国屋ホールでの公演の際は、当日券を購入するために
並んだお客さんの人数が、ホールの記録を塗り替えたそうです。

その作品が、今回東京と神戸で
客演4名を迎えての再演です。
まずは強烈な個性がとっても魅力的な新納慎也さん。
スタジオライフへの客演はトーマの心臓、オズに続き三回目の新納慎也さん。
仮面ライダー555をはじめ、舞台・ドラマ等でご活躍の村上幸平さん。
ミュージカルを中心に、歌手、俳優、表現者としても幅広く活動されているカサノボー晃さん(今回は母親役!)
探偵物語をはじめ、数多くのドラマや映画で重厚な演技を披露されている重松収さん。
そして、スタジオライフのメンバーの方達がご出演です。

嘘の告白をされて牢屋で40年以上の日々を過ごしているシモン。
(シモンは新納慎也さん/岩崎大さん/仲原裕之さんのトリプルキャスト)。
このシモンが、嘘をつかれた相手の神父を呼び出すところから舞台ははじまります。
当時の役を牢屋仲間が演じる、真実を求める劇中劇、さらに劇中劇中劇。
女性役も含めて全ての劇中の役を全て牢獄の男性が演じるのですが、
ここが”女性役も男性が演じる”スタジオライフとまさにぴったり。

演出の倉田淳さんによると、
嘘がたくさん充満しているんだけど、決してセリフ通りの気持ちではなく
話してる言葉の裏側がメビウスの輪のように何層にもねじれていて、
そうしたバランスの中から真実が浮上した時の衝撃はものすごいものがあるとのこと。
この”真実が浮上した時の衝撃”、これをぜひ劇場で味わってみたい管理人です。

ちなみに新納慎也さんによると、
倉田さんという演出家は、役者が嘘をつけない演出家なんだそうです。
テクニックとか、だいたいこんな感じとかでやると、すぐにばれてしまうので、
心から演じないといけないし、それが好きなんですとおっしゃっていたのが印象的でした。
稽古場で「あっまた(倉田さんに)嘘がばれてしまった・・」と思ってる日々だそうです。
余談ですが、インタビューに答えられる新納慎也さんの表情(芯のあるやさしい目)と、
指先の動き(キレがよくて、その動きが気持ちとリンクしてる感じ)が素敵でしたっ。

キャスト皆さんのお話を聞いていて、決して明るく面白いという内容ではないけれど、
見終わった後に、心の中に残るものが大きい作品のように感じました。
「LILIES」
人間は、嘘をつかないと生きてはいけない。。
人間がいくら嘘をついても、つききれないものがある。
劇が続くうちにみえてくるものとは。
ほろびゆくもの、かよわきものへの繊細な愛情が伝わる作品です。
東京公演は、6月17日から7月12日まで紀伊国屋ホールにて。
神戸公演は、7月18日から7月19日まで新神戸オリエンタル劇場にて。

会場には、中央にどーんとユリのお花がありました。
そう、LILIES のユリですね。
このユリの花は、
フラワーアーティストの東信さんからのもので、
テーマは「悲劇的なユリを眺めて」。
この公演タイトル LILIES に込められたその意味とは!?

2009年05月20日

09/05/20 東京セレソンDX 流れ星ゲネレポ

2009年5月20日(水) 13:00
東京セレソンデラックス 流れ星 ゲネレポ
シアターサンモール(新宿御苑)

ラスト、涙、涙、涙(3回泣きました)。
そして胸が、ジーーーーーーンと熱くなるんですよね。
そして見終わった後は、ほんわかとした優しさに包まれます。

素晴らしい舞台でした!!!
脚本がいい。
そして宅間孝行さんの演技がこれまたいい!
やられました。

終演後の宅間さんインタビューで
「夫が妻に見せたくなる作品」
とおっしゃっていて、た、たしかにそうなのかもと男性としては思ったり。
俺がいいたいのはこれなんだよっと、この舞台をみてくれ
と言う男性が続出する気がいたします(笑)
ぜひ夫婦やカップルでみてほしい作品でございます!

うつみ宮土理さん演じる夏子の気持ちの変化、
ラストシーンの心情は客席と一体化してます!!
彼女の思いと客席で観てる観客の思いが一緒になってる感じなんです。
これがまた気持ちいい。

山田まりやさんは、後半どんどん味が出てきます!
いい魔法使いだ。。。あのラスト近くの、宅間孝行さんと山田まりやさんの
やりとり、好きだなぁ。。ほんといいシーンだ。。

登場人物掛け合いも、笑って、泣けて、楽しいですが、
個性的な劇団員の方達の絡み方がこれまたとっても素敵なスパイスになってます。

ラストシーンの流れ星、ぜひお見逃しなく!!

笑って、笑って、泣いて、感動します。
6月中旬まで上演してるので、
普段演劇をあまり観ない”彼”とか”ご主人”とかをぜひ誘って観劇してみてください!

”純愛”です

もう一回観たい!

2009年05月22日

09/05/22 その受話器はロバの耳 場あたりレポ

2009年5月22日(金) 15:00
青年座 その受話器はロバの耳 場あたりレポ
本多劇場

23日から本多劇場で上演される
青年座の「その受話器はロバの耳」の
場あたり(テクニカルリハーサル)を見学してきました。

舞台監督さんの進行で、役者さんのステージへの入りや出の
タイミングや、導線、照明の当て方、当たり具合、暗転の際に
早替えが間に合うかどうかなどを確認していきます。
そして演出の須藤黄英さんから、
セットの中でのセリフを言いだすタイミング(階段降りきってからとか)や、
立ち位置、ステージからはける時の音など、最終的な細かい調整が入ります。

今回の稽古場見学は、
おけぴレポ隊も一緒に見学したのですが、下記レポ隊のレポでお届けします♪

演目そのもののストーリーを追うのは本番を観劇する明後日に取っておいて
今日は舞台最終チェックの空気を直に感じながらの見学でした。
舞台上の進行はもとより、それに対して飛ぶ指示やコメントを漏れ聞いたり
舞台監督さんの台本周りを眺めつつ拝見。

少しずつ止めながら役者さんの動きや出ハケと照明、
音楽などを合わせて確認していく作業なのですが、
いつも見ている舞台はもちろん役者さんしかいませんが、
この舞台を作るのに本当に大勢のスタッフの方が支えているんだなぁ
ということを身をもって実感。

ちょっとした立ち位置や体の向き、音楽のタイミング、
照明の角度などこれだけこだわっているんですね~。
頭ではわかっていたつもりでも実際にその様子を目にするともう
「はは~っ!参りました!」ってひれ伏したくなりました。

そして舞台に立つ役者さんの段取りの多いこと
今回は皆さん舞台中央の「アコーディオン式扉」にかなり苦戦の模様(※下記写真)。
開けにくかったり閉めにくかったり、
裏から開ける指が目立ってホラーになったり
それをすぐに直しにかかる大道具さんの仕事振りがまたプロなんだなぁ。
普段観劇している時には、「なんか段取りっぽい」などと時々いじわるを言う私ですが、
段取りじゃないように見せるのは大変なことなんだなぁと。
そこが役者さんの技量なんでしょうね。


(青い扉の開閉を確認。客席中央左側が演出の須藤さん)

本番を見るのがとっても楽しみです
ストーリーも面白いし、「方言」がキーになってるところもあって
笑えるところもたくさんありそうです♪

公演は5月31日まで、本多劇場にて。

2009年05月23日

09/05/23 劇団四季春のめざめ@自由劇場

2009年5月23日(土) 13:00
劇団四季 春のめざめ
四季自由劇場

ブロードウェイで観てとっても興奮した SPRING AWAKENING。
楽しみにしていた四季による日本公演、観てきました♪

天井がどーんと高いステージ、
そのステージを取り囲む絵画、
シーンごとに照明にポっと照らされていきます。
このセットはとても雰囲気が好き。

オリジナルのCDをずーっと聴いていたので、
”ブラーブラーブラー”が”ギャーギャーギャー”になったのには
ちょっと抵抗があったのですが、
楽曲の持つパワーがすごく伝わってきました。
懐からの心のマイク取り出しパフォーマンスや
(ちょっと出しにくそうだったけど)、
飛んだり跳ねたりといったアクションなどなど、
重いテーマや暗いシーンを跳ね飛ばしてしまうほどの
パワーを感じますよ。

メルヒオールの柿澤勇人さんがとてもいい♪かっこいいー。
厂原時也さんモリッツは、私の頭の中にあったイメージと違ったんですが
逆に新鮮なモリッツでした!
そしてゲオルグの白瀬英典さんの歌声がすんばらしい!
ライオンキングのシンバ全開のような歌声の気持ちよさ♪必聴です。

そして、いろいろ言われている一幕の某シーンより、
二幕のハンシェン(南晶人さん)の某濃厚シーンが
私にはとても衝撃でした。

いろんなキャストで観てみたい作品です♪

2009年05月24日

09/05/24 DIAMOND DOGS2009 SAMBA NIGHT ゲネレポ

2009年5月24日(日)
DIAMOND DOGS 2009
SAMBA NIGHT ゲネレポ

ダンス、歌、芝居、その表現方法や見せ方がうまくて観ててとーっても楽しい。
音楽、照明、衣装をはじめ、客席巻き込んだ楽しい仕掛けも満載で、
メンバー一人一人の魅力がたっぷりつまった、あっという間の2時間でした。

今回のレポは、
私おけぴ管理人とおけぴレポ隊隊員の感想をごちゃまぜにしておk
この舞台の魅力をどーーーーーんっとお届けします!

第1幕は、オープニングから一気に疾走するようなナンバーの連続。
真剣な表情でカッコよくきめるダンス、時折り見せる笑顔に何度もドキッ!
ストーリー仕立ての展開になっているんですが、
忍び込む、見つかりそうになる、ドジをふむ、仲間割れをするなどなど、
さまざまな状況がダンスのみで表現され、体って雄弁だなぁ~と感心しますよ。

東山義久さんと中塚皓平さんのどこか中性的な雰囲気を醸し出している妖艶なダンス。
腕の動きにもご注目です。男性なのに美しいとは羨ましい☆
森新吾さんの身軽さとスピード感あるブレイクダンスは、やんちゃな印象でかわいい♪
小寺利光さんの楽しいキャラクターも見所です。
コミカルとシリアスの演技の切り替えが上手いっ。
そしてかっこいいダンスから三枚目なお芝居まで素敵にこなす原知宏さん。
泥棒集団の5人のシーンでは、衣裳の色がそれぞれの個性に合わせてありました。

音楽はサンバ、タンゴ、ヒップホップ、ジャズなどなど、
サンバのリズムのスピーディな動きのダンスも見応えタップリ!
咲山類さんとTAKAさんのラップ調の曲もカッコイイし、
アレンジも次々変わり、気持ちもウキウキしてきます。
一緒に動き出したくなる楽しさです。
生演奏や、客席とかけあいもあって、まさにカーニバル。
サンバといっても、DIAMOND☆DOGS風の味付けですから、
音楽もダンスもいろんな味が楽しめます♪
一幕の結末は見てのお楽しみ。

第2幕は物語。
7人みんながお芝居していて、キャラ設定がとっても楽しい♪
兄弟のシンジとレイという名前はシンゴとルイ!?
そして原知宏さん、面白いっ!ナイス方言!
兄弟愛、絆、友情、愛と平和…
短い中にいろいろなメッセージが組み込まれていて
最後のレイが歌うSongの歌詞が心に響いてきました♪
TAKAさん&さんの歌声も心地よいハーモニーです♪

ショータイムではライヴ感覚で会場全体で楽しめる演出!
間違いなく楽しいです。

客席通路も取り込んだ演出や、毎回どうなるのか楽しみなアドリブ場面などなど、
リピートしたくなる“お楽しみ”な仕掛けも満載。
楽しくて笑いにあふれていて、最後に心にやさしく響くものがあって、
舞台を観にきたみんなをHAPPYな気分にさせるエンターテイメントショー!
公演日程終盤に行くに連れて、小芝居も増えてくるんだろうなぁと予想できるので、
終盤にもう一度みたくなると思います。

メンバーそれぞれが別の舞台で力をつけ、
DIAMOND☆DOGSに戻ってグレードアップしていく…。
7人揃ってのステージは、メンバーの絆を感じさせてくれて、やっぱり素敵!カッコイイ!です。

ゲネ終了後に流れたアナウンスでは、本番を前に更なる直しによる進化も施されるとのこと!
公演本番、益々とっても楽しみです!

公演は5月31日まで、銀座博品館劇場にて。

2009年05月27日

09/05/27 ミーアンドマイガールオケ練稽古場レポ

2009年5月27日(水)
ミーアンドマイガール オケ練稽古場レポ

6月3日に初日を迎えるミーアンドマイガールの
オケ練&歌あわせを見学してきました♪

今回のミーマイは3年ぶりの再演ですが、
オーケストラの演奏を聴いてるだけで、
そのシーンがどんどん目に浮かんでくるんです♪
聴いてる私のつま先もぴょこぴょこ動いてしまうんですが、
演奏されている方も、体が左右にリズミカルに動いておられます♪
めちゃめちゃ楽しい!

指揮者の塩田明弘さんの指示を聞いていると、
「エキゾチックに」「メルヘンチックに」といった言葉での表現や、
「顔が深刻になってる!もっと楽しく!」といったノリ的な指示まで、
より楽しく、より美しくなるように、ハーモニーの和音一つ一つにまでこだわって、
どんどん音楽が作られていきます。
その作り上げられていくスピードがこれがまたすさまじく速いっ!

↓塩田さんからの動画メッセージです♪

今回のパーカッションも、管理人が大好きな小出じろうさんと長谷川友紀さん♪
そして、長谷川友紀さんの妹さんの長谷川麻紀さんも!!!
このパーカッションブースがとってもカラフルなのでございます。
近づくと、色とりどりの唐辛子やフルーツ、フライパンがぶら下がっていますよ。
とあるシーンで実際にフライパンを長谷川さんが!

このように作品の雰囲気に合わせた細やかな演出もなされているのですね。
休憩時間にぜひオーケストラピットをチェックしてみましょう♪

前回に引き続き、開演前のロビーパフォーマンスも予定されてるとのこと、
まだミーマイを観てない人も、一度観ると、その楽しさにはまり、
きっとリピートしたくなりますよ。そしてオケのノリもぜひご堪能下さい!
どうぞお楽しみに!

そして!
オケ練の後は歌あわせ!
ここからはおけぴレポ隊のCさんにバトンタッチ!

オーケストラのみなさんがいくつかのナンバーをおさらいしている間に
続々とキャストさんが登場。ストレッチなど身体をほぐしています。
井上芳雄さんも、じーっとオケの方を見ながらやわらかくストレッチされてます。
軽やかな音楽にのせて身体もよくほぐれていそうです。
オケの演奏が終わるとキャストさんが拍手したりして、じょじょにヒートアップ。
キャストさんの発声練習をはさみ、いよいよオケ合わせ(歌合せ?)スタート!

オケ合わせ初日ということで、まずはメンバー紹介から始まります。
「この作品ではオーケストラのメンバーさんもキャストの一員です!」との思いから、
プレイヤーのみなさんや音響スタッフさんなどお一人ずつ紹介されます。
とても温かい雰囲気!
3年前の公演をご覧になった方はご存知でしょうが、
オーケストラピットのせり上がりやプレイヤーさんの衣装チェンジなどオケも“見所”満載です。

その後ジャッキー(貴城けいさん)、ジェラルド(本間憲一さん)を中心としたナンバー
「ヘアフォードの週末」からスタート♪
最初はオーケストラの音を聞くことに重点を置いて一曲通します
(大きな道具やアクションはエアで(笑))。
それを踏まえ、オーケストラ、キャストそれぞれ気になったポイントをチェックして、
二回目はアクション(リフトなど)もしっかり入れての通し。
このような稽古が曲毎に丁寧に行われます。

<各ナンバー毎の印象>

M2「ヘアフォードの週末
ワクワクが高まります!
みんなが乗り込む車がバラバラになってスーツケースになったりという楽しい展開!
そしてみんなが噂している男は・・・と、期待させますね!
ビルを「足が長いの」と歌うジャッキー(貴城けいさん)、貴城さんもとーっても美しいおみ足です。

ちなみにこの「ヘアフォードの週末」はとても心地よいビート感のあるナンバーですが、
作品作りという視点で印象的だったことがあります。
観ている側はドラムが刻むビートに乗ってノリノリでスウィング→楽しい!
なのですが、キャストのアクションは必ずしもそのリズムではないのです。
つまり奏でられる音楽に合わせながらも、異なるピッチで歩いてるんですね。
逆にリズムに合わせてみんなが歩いていたらそれはそれで奇妙ですよね。
それがなんとも自然に見え、なおかつ音楽にもマッチしたみなさんのアクション。
楽しいシーンのその裏にはみなさんの高度な技術があるのだなぁと感じました。

M3「私さえ良ければ
ジェラルド(本間憲一さん)とジャッキー(貴城けいさん)のコミカルなやりとりがなんとも楽しいです。
欲しいものは必ず手に入れるわ!というジャッキーの気合が気持ちいいナンバーです。

M4「弁護士におまかせ
これはもう振付が最高です。
高貴なみなさんがとってもキュートな振りで見せてくれます。
特に弁護士パーチェスター(武岡淳一さん)、ジョン卿(草刈正雄さん)、
バターズビー卿(阿部裕さん)が並んで
「ホップしましょ♪ステップしましょ♪ジャンプしましょ♪」
とぴょんぴょん飛び跳ねるところは最高に可愛いです。
その後、同じようにパーチェスターが「では私が!」
と名乗り出るシーンが何度かあります。
その時はマリア公爵夫人(涼風真世さん)
にバッサリ却下されるのですが、
そのタイミング、バッサリ感がサイコーです(笑)!

ところで、このナンバーの途中でガラッと気分が変わるところがあります。
ここで音楽監督さんからの言葉
「オケのみなさん、しっかり指揮者を見てね!」
「指揮を見てね」でないところがポイントです(笑)
雰囲気の変わり目での塩田さんの顔がイイ!!
これが噂のカラダ全体で音楽を表現するってことですねー!
塩田さん。まさか顔芸まで・・(笑)

そしていよいよタイトルソング!

M5「ミーアンドマイガール
聴きどころ、見どころ満載!
ビル(井上芳雄さん)サリー(笹本玲奈さん)の張りがあってしっかり芯の強い歌声、
そしてなんといってもタップ!二人の息の合ったところがキュンとします。
茶目っ気たっぷりなやり取り、真っ直ぐな愛情、
ビルとサリーの関係がこの一曲でしっかりと伝わりますね。
ミュージカルの魅力がいっぱい詰まったナンバーですね!

M7「その気になればできること
ジャッキーがビルをかなり積極的に誘うこのナンバー!
ジャッキーに翻弄されるビルがとってもキュートです。

M8「この手にとって
所狭しと走り回るビルとサリー、
次第にみんなを巻き込んで大騒ぎ!
ビルがサリーをお姫様抱っこしてくるくると回ったり、
ビルがリフトされたり
(気づいたら井上さんの体が担ぎ上げられていました!かなり高い位置ですよね!)
幸せな気分に包まれて、自然と笑みがこぼれてしまうナンバーです。


稽古場ならでは!だったのが、
大きなセットや舞台袖が無く視界がクリアなため、
どこからでも指揮者を見ることが出来るという点。
音を聞いて歌いだすとどうしても僅かながらもタイムラグが生じるため、
稽古場でしっかりと指揮者を見て、
歌いだしのキッカケなどの感覚を掴んでおき、
本番もその感覚を大切にする。
僅かなタイムラグも出来る限り解消しようという熱い思いが伝わってきました。
陰コーラスなども細かな気配りがなされていますよ!

「最強のハッピーミュージカル」、
このキャッチコピーに偽りなく楽しい気分で稽古場を後にしました。
自然と「ミーアンドマイガール」が頭の中でリピートリピート♪
以前見たときの楽しさを思い起こさせ、
そして更なる期待がふくらむ、そんな稽古場見学でした♪

【パフパフ情報】
ミーマイの開演前のパフォーマンスで注目は下手
(舞台向かって左)から2番目の女性です!
パフパフとなる楽器をもっているのですが、これが鳴った時はオケでは聴けない、
面白い合の手が入るそうなので、ご覧になった時に要チェック!

2009年05月28日

09/05/28 炎の人稽古場レポ

2009年5月28日(木)
炎の人」稽古場レポ

市村正親さん主演「炎の人」の稽古場にお伺いしてきました。

市村正親さんが、激しい炎のように生きたゴッホの一生を演じます。

まずはゴッホが画家に目覚める前の第一場。
ゴッホって最初は宣教師だったんですね。
緊張感ある感じで始まる場面ですが、その雰囲気と、
キャストお一人お一人が役柄にかなり入り込んでるのが
稽古場の空気で伝わってきました。
そしてゴッホ市村さん登場。
パンを包んでいた紙をそっとはがして、
床の上で描き始めるシーン、
市村さんでなくまさにゴッホがそこにいるようでした。

市村正親さん、休憩時間のお声もしぶくて素敵です♪

休憩後は、少し飛んで第三場から。
少し重い雰囲気の第一場から一転、
セットも明るさもがらりと変わって場面はある画材屋さん。
動きがかなり出てきます。
冒頭スタジオライフの荒木健太朗さん登場。
ちょっと軽めのいい役どころです。
そして益岡徹さん登場。しぶい!いい!
ゴッホとのこの益岡さん演じるゴーガンの関係は見所ですよ。

そこにゴッホの弟役、今井朋彦さん登場。
おおおお、キャスティングがいいっ!
そしてこの心地よい緊張感。
ほんとに当時の画材屋さんでのやりとりがそこで再現されてるかのよう。
ここからゴッホが愛した女性を演じる荻野目慶子さんがどう絡んでいくのかは
本番の楽しみにとっておこうと思います。

演出は栗山民也さん。
役者さんの近くまでいって、身振り手振りをはじめ、
倒れ方などの動きを自らで表現されていて、
わかりやすく演出されていました。

今日観たシーンの続きがみたくてうずうずしております。
第四場からは、ゴッホの人生の最後までが描かれていきます。
37歳で生涯を終えたゴッホ。
続きは劇場でしっかりと見届けたいと思います!

公演は6月12日から天王洲銀河劇場にて。
出演:
市村正親
益岡徹 荻野目慶子
原康義 さとうこうじ 渚あき 斉藤直樹 荒木健太朗 野口俊丞 保可南
中嶋しゅう 大鷹明良 今井朋彦 銀粉蝶

2009年05月30日

09/05/30 HELLO KITTY BLACK WONDER@サンリオピューロランド

2009年5月30日(土)
HELLO KITTY BLACK WONDER
@サンリオピューロランド

HELLO KITTY BLACK WONDER という香港で大人気という
RPG型アトラクションを体験してきました。
入り口でランタンを渡されるのですが、
そのランタンを最初指令マシンにかざすと、
自分だけの「シンボル」が付与されます。
このシンボルを元に、キティちゃんを助けるための
パスワードを探していくのですが、
このシンボルが何種類かあるので、
他のグループと探す内容が異なってくるわけですな。

このRPG、最後の間違い探しが楽しかったです。
こういうリアルな空間での間違い探しはいいですね。
お子さんと一緒にぜひオススメです。

そして、二度目の観劇を楽しみにしていた
ハローキティとオズの魔法の国
上演5分前にいったら満席で立見席も終了とのご案内。あちゃー。

そこで、サンリオキャラクターボートライドにのってみました。
結構列ができてたんですが、お一人さんお二人さんはこちらへということで
優先いただいて、さくっと乗れました。
したら、これが楽しい!
10分間、ボートにのってゆったり、たっぷりサンリオのキャラクター達に浸れます。
しかも結構ボートもアップダウンがあって、楽しいです。
最後の扉はわくわくしますよ!

締めは、シュガーバニーズのショーで、シロウサクロウサを満喫。
最後に映像で笹本玲奈さんも登場。いい声♪
やっぱりシロウサかわいー。
後ろ姿のむちむち具合もキュートです♪

2009年05月31日

09/05/31 青年座その受話器はロバの耳@本多劇場

2009年5月31日(日) 14:00
青年座 その受話器はロバの耳
@本多劇場

お稽古場、場あたりとお伺いしてきたこの公演の
本番、それも千秋楽を拝見してまいりました。

やっぱりお客さんが入ると客席の熱気が変わります!
そして役者さんの気合の入り方も違う!

ストーリー全部わかってるんですが、
今までお稽古場でみてきたよりも、
”より”楽しめました。

女関係がぐだぐだなんだけど、憎めない、
室長(綱島郷太郎さん)の演技が、かなりヒートアップ。

三田村(五十嵐明さん)の雰囲気もいい。
ちょっと共感したくなる感じ。

津田真澄さん!
いつもこの方言を話しているかのようなはまり具合!
そしてあの告白の意外性!
おそるべし。

皆が”嘘”や”だまっていたこと”を告白した後、
ふわっと気持ちが軽くなったような感じがとても印象的です。

ただ、告白にも、言ってすっきりする告白と、
言わなくていい告白、言い方に気をつけないといけない告白があるよねぇ
といったことをしみじみと感じながら観ていた管理人でございました。

おもしろかったっちぃ!

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