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2011年04月 アーカイブ

2011年04月03日

11/04/03 明治座五月花形歌舞伎記者懇親会レポ

2011年4月3日(日)
明治座五月花形歌舞伎 記者懇親会レポ

なんと16年降りの、明治座での歌舞伎上演です!
凛とした空気の中、金屏風の前に並んだ
(左から)中村七之助さん、市川亀治郎さん、市川染五郎さん、中村勘太郎さん。
4名が揃うとすごい若々しいオーラ!
ノーメイクの七之助さんのお肌がきれいなこと…
勘太郎さんは初の明治座です!

5月3日(火)から27日(金)まで上演の本作。
まずは見所をご紹介しましょう。

<昼の部>

三大名作のひとつ『義経千本桜』より、
両親に等しい初音の鼓を慕う仔孤の姿に人間の親子の愛情を重ねて
描き出した名場面を早替り・宙乗りなど
ケレン味溢れる『川連法眼館』。
亀治郎さんが初めて狐忠信を演じるところがみどころです!

『蝶の道行』は、儚く世を去った男女が蝶の姿となって舞い踊ります
染五郎さんと七之助さんによる夢幻的な踊りがみどころ!

そして『恋飛脚大和往来』より上方和事の名作『封印切』。
初役で勤める勘太郎さんの忠兵衛に、七之助さんの梅川、
染五郎さんの八右衛門というなんとも華やかな顔ぶれ!
公金三百両の封印を次々と切って行くところがみどころ!

<夜の部>

『怪談牡丹灯籠』は、牡丹灯籠を手に現れる女の幽霊、
そして人間の業の恐ろしさを描いた三遊亭円朝の怪談噺を元にした作品。
染五郎さんが新三郎と初役の伴蔵、七之助さんがお露と初役のお峰という
二役を勤めるところがみどころ!

『高坏』は、下駄のタップという趣向が楽しい軽妙洒脱な踊り。
次郎冠者を勘太郎さんが演じます。酔って転げそうになりながらも
巧みに下駄で拍子を取って踊るところが最大の見せ場!勘太郎さん、
この役は二度目ですが、明治座の舞台に上がるのは
4人の中でただ一人初めてでいらっしゃるとのこと。

この日も製作発表中、余震がありました。
3月11日に起きた大震災の
傷跡が癒え切らない中、舞台に立ち続けることへの葛藤を
各々言葉にしていらっしゃいました。

市川染五郎さん>
「果たして本当に夢を見せられているのかを考えました。
それってたいへんなことだな、たいへんな責任であると…
それができて初めてやることを許されるものなのかなって考えました。」

市川亀治郎さん>
「明治座はおじの猿之助のホームグラウンド。猿之助歌舞伎の新作を次々と生み出した場所。
猿之助四十八選の洗い直しができたらなと…その一回目が明治座というのはうれしい。
やるとなった以上はやるしかない!粛々と自分たちのやるべきことをやっていく!」

中村勘太郎さん>
「自分のいる場所で、やるべきことをやって、必要だと思っていただけることを信じて
やります。」父である勘三郎さんの様子を「心を痛めています。昼だったら
表で照明も使わずに何かできるだろう…と言っています。」と報告されていました。

中村七之助さん>
「自分のやるべきことを一生懸命やらなくてはいけないと思います。
被災地が落ち着いたら、自ら足を運んで向こうで舞台を見ていただきたいなと思います。
古代、ヨーロッパでは、悲しんでいる人には喜劇を見せて病気を治したりしていたそうで、
…舞台にはそういうパワーがあると思います。
心の中で迷っていたら自分が死んでしまうと思うので、
一生懸命やっていい役者になって落ち着いてから
被災地の方々に見てもらいたいと思います。」

歌舞伎は生声、生演奏。
マイクも音響も電気を使わずにできるパワーあふれる舞台。
省エネルギーでも、観る人にはたくさんのエネルギーを
届けてくれる明治座五月花形歌舞伎、ぜひご観劇下さい!

<おけぴ講義付観劇会のご案内>
2011年5月23日(月)夜の部(16時公演)

当日ご観劇前(14:45-)に、東大で歌舞伎研究をされていて歌舞伎入門本も執筆されている
古井戸秀夫先生によるわかりやすい歌舞伎講座付きで観劇会を企画いたしました。
歌舞伎初心者の方も、そうでない方も、この機会に、是非ご参加・ご観劇ください。

詳細・お申し込みはこちらから
おけぴ会員限定



おけぴ取材班:nats、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人

2011年04月07日

11/04/07 「おもいのまま」制作発表レポ

2011年4月7日(木)11:00
「おもいのまま」制作発表レポ@あうるすぽっと

石田えりさん、佐野史郎さん、音尾琢真さん(TEAM NACS)、山中崇さんの
実力派キャスト4人が送る新作舞台!

<おはなし>
とある高級住宅街の一軒家。
周囲もうらやむ優雅な生活を送る夫婦(石田・佐野)の元に、
2人の雑誌記者が(音尾・山中)がやってきます。
近くで起こった連続強盗殺人事件を取材しているという2人。
でもなぜか、夫婦のプライベートな質問をしつこく繰り返し、
さらにはズカズカと家に上がりこんで室内を物色しはじめる始末。
怒る夫と、脅迫者のごとく詰め寄る記者たち。
質問はさらに夫妻のプライベートな部分に踏み込み、
2人が互いに胸の内に秘めていた「秘密」にまで迫っていき。。。

夫婦役を演じる石田えりさんと佐野史郎さんは、実は今回が初めての共演。
お互いの印象を訊いてみると。
「怖い部分とか、エリートっぽい部分とか、多面性がある役者さん。
長丁場なので、お互いの嫌な部分も見えてくると思うんですよ。
『何この人~!』とか、『サイテ~!!』みたいな
(このときの言い方があまりに“嫌そう”なので、他の出演者も苦笑)。
でもそれを乗り越えていける信頼関係をつくりたい」
と石田さん。対して佐野さんは、
「もうすでに嫌な奴だなと思われているのかも..でも、怖いのはこちらですよ!(笑)」
と見事に切り返し、
「もちろん大好きな女優さんだし、ちゃんと向きあって、
何でも受け止めてくれる方だという印象です」
と大人なお答え。

実は以前、佐野さんは石田さんと酒席で一度だけ会ったことがあるそうなのですが、
石田さんはそのことを全然覚えていないようで..ガッカリする佐野さん。

この2人の個性派キャストを脇から固めるのが、若手俳優のお二人。
「映像やスクリーンで見ていた大先輩と一緒に舞台に立たせていただけるのは、
“ビビる”以外の何物でもありません(笑)。
稽古も本番もずっとビクビクしながらやることになると思いますが、
山中くんと一緒にその気持ちを共有しながらがんばっていけたら」(音尾)

「少人数で濃密な稽古ができるのが楽しみです。
以前に演出の飴屋さんの舞台を見て衝撃を受けたので、
飴屋さんの頭の中を、少しでも覗いてみたい」(山中)


左が音尾琢真さん、右が山中崇さん

この物語の構想を思いついたのは、ほかならぬ石田えりさん自身だそう。
「人生の中では“どうしてこんなことが起こるのか”という状況に出会うことがありますけど、
それをどう受け止めて、どうリアクションするかという、
自分自身に残された“自由な部分”によって結果は変わる。
それを視覚的に見せるような物語ができたら面白いと思ったんです」

脚本は、劇団「FINE BERRY」主宰の傍ら、舞台やテレビなどの脚本執筆も行う中島新さん。
石田えりさんのアイデアをもとに中島さんが書き上げた台本には、
これまでの演劇とはちょっと違う、
チャレンジングな“ある仕掛け”があるとのこと!

演出は、演劇だけでなく、音楽や美術など、多彩な表現活動を手がける鬼才・飴屋法水さん。

観客の意表をつく大胆な演出に定評のある飴屋さんですが、
今回の美術や音楽についてはまだ「白紙」だそう。
「舞台初日にやってみて、そこから考えていきたい。
まずはあるものを受け入れて、そこから価値をどう作り出していけるか考えていく」
とのこと。

石田さんをはじめとするキャストのみなさんや飴屋さんが
「おもいのまま」に作りあげる舞台。
どんな驚きを与えてくれるのか、ぜひ劇場で!

公演は、2011年6月30日(木)から7月13日(水)まで、
東京・東池袋のあうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)にて。
その後は、7月15日(金)の愛知・長久手町文化の家から8月10日(水)の
岩手・北上市文化交流センターさくらホール中ホールまで、
全国10ヵ所以上の都市で上演予定。


おけぴ取材班:yasu、ayano 撮影:ayano 監修:おけぴ管理人

2011年04月13日

11/04/13 アンタッチャブル製作発表レポ

2011年4月13日(水)13:00
アンタッチャブル製作発表レポ

松平健さんのちょっと違った一面がみれるかも!?な
”アンタッチャブル”!

アンタッチャブルと言えば、映画でご存じの方も多いと思いますが、
舞台は1930年アメリカ・シカゴ。
禁酒法による暗黒時代を代表するマフィアのボス「アル・カポネ」を
逮捕しようとするアメリカ財務省捜査官たちのチーム「アンタッチャブル」を描いたお話。
ですが、今回は、ちょっぴり違っている様子。

なんとラブコメディ!!
歌あり笑いあり、さらにテーマは「出会い」。

もちろんアル・カポネ役は松平健さん!

「一度頂点に立った者はときには人間に戻りたい…という
気持ちも持っているはず。そういう気持ちを舞台にしたい。
ある人との出会いから展開し、色んな物語がはじまります。」
「かわいいカポネになるのではないかな!?(笑」
と話す松平健さん。

舞台でラブコメディに挑戦するのは初めてとのことで、
「テンポが早く、かぶせかぶせのセリフ(セリフにセリフをかぶせてテンポよく進む)に
なってくるはずだから頑張らなければ。」とそこは新たな挑戦になるご様子です。
ラブとはいってもカーチェイスや馬が出て来るシーンもあるとのこと!

そして恋のお相手マリア役には、
花影アリスさんと朝香櫻子さん(Wキャスト)。
マリアは、ブロードウェイを目指す日雇いのショーガール。
作品中、全部で7~8曲の歌がありますが一番うたうのはマリアとのこと。
ショーガールですからお衣装やダンスも楽しみです♪

「全力でがんばりたいと思います。」と花影アリスさん、めちゃめちゃかわいい~。
(花影さんといえば、宝塚宙組ベルばらのミツバチのロケットが忘れられません)
本日の製作発表はお休みだった朝香櫻子さんは、OSKの娘役スターさんです!

特別調査官エリオット・ネス役に貴水博之さん(下の写真右から2番目)
そして、影で糸を引く警察署長役には名高達男さん(下の写真一番左)
アル・カポネの弟でコットンクラブ経営者役に大至さん(下の写真一番右。元お相撲さん!)

『今、こういう時期だからこそ、明るいものを届けたい』
みなさんの思いは一緒だと感じました。
輝く松平健さんの笑顔!!最高です!

昨年、「ドラキュラ伝説」で健さんの執事役がとっても
かわいかった光枝明彦さん、今回はアル・カポネの師としてご出演です♪

さらに、尾上松也さんと荒木健太朗さん(Wキャスト)、
栗原英雄さん、山田幸伸さん、春風ひとみさん、岩渕敏司さん、治田敦さん達もご出演です。

企画の赤坂雅之さん
「被災された方達もご招待して、
楽しい気分になっていただきたいと考えています」とのこと。

新しい人生を歩み始めた男達が激走するアンタッチャブル。
エネルギーと元気をもらえる公演になると思います!
脚本・演出は、LEMON LIVE主宰の斎藤栄作さん。
LEMON LIVE公演では人物の描き方がとっても楽しいので、
今回の豪華キャストがどう描かれるかもお楽しみに!

p.s. 4月25日、都内某所で行われたスタジオに潜入。
そこでは”アンタッチャブル”のオケの録音作業が!
音楽は竹内一宏さん、そして指揮は塩田明弘さんです!
楽しいナンバーから、意味深なナンバー(!?)、変拍子系まで
音楽もたっぷり楽しめそう!マリアの歌はあの曲かな♪


おけぴ取材班:nats、おけぴ管理人

2011年04月15日

11/04/15 伊礼彼方ファーストアルバム「half」制作現場レポ

2011年4月15日(金)
伊礼彼方ファーストアルバム「half」制作現場レポ

伊礼彼方さんのファーストアルバム「half」、本日発売!
その制作現場の様子を見学させていただいたのでレポさせていただきますね。

まず1月のバンドのレコーディングが行われたスタジオの様子をご紹介!

ピアノに向けられた無数のマイク達。

ここから実際にピアニストの方が演奏される音を拾っていくのですが、
一小節、ワンフレーズの音へのこだわりが半端ないです!

こちらはギターブースの様子・・・と思ったら、
伊礼さんがドラマーに扮していました!絵になりますねぇ。

パーカッションは数々のミュージカル公演でご活躍されている長谷川友紀さん♪

本当に楽しそうに気持ちよく演奏されます。

こうして奏でられた音はこちらのコントロールルームに集約。

コントロールルームにいらっしゃるのは
音楽スーパーバイザー&ミュージックディレクター&指揮の塩田明弘さん。
奥のディスプレイに各ブースの様子が映し出されていますね。

ここでチェックされ、まず第1段階のバンドの音入れがなされます。

スタジオは演奏時のプロフェッショナルな緊張感は保ちつつ、
とっても和やかな温かい雰囲気でした。

記念写真も真面目バージョンと面白バージョンを撮ろう!との提案が
誰からともなく発せられ・・・こちらでは真面目バージョンを大公開!
(みなさんの素のキャラクターに近い(?!)
面白バージョンはまた別のところで公開予定!

その後、次なるステップ歌入れ、そしてトラックダウンへと進みます。
歌入れも小さなブースの中で・・・モニター画像でご覧いただきましょう。

狭いブースに、あれ、3人?
メンバーは・・・

ボーカリスト伊礼さんと指揮者の塩田さんと若林さん!?

この魅惑の歌入れ・・・あの曲です。是非CDでお楽しみください。
伊礼さん、いい感じにテンション上ってます↑↑↑

歌入れが終わると、こちらのスタジオではトラックダウンという作業へ進みます。
最終的な音のバランスなどの調整をする作業です。

一曲ずつ丁寧な確認作業を進めるスタジオ内。
ただただ“耳”と“感性”勝負の世界です。
これが本当にすごい。
思わず溜息が出てしまうほどの職人技に感動です。

決して妥協せず、より良いものを求め続けるみなさんです。

その過程では、もちろん伊礼さんも積極的にご自身の世界観、
考え方を伝え、ナンバーが完成に近づきます。

おっ、パソコン?と思いきや。そのキーボードには全く見たことの無い記号が・・・

譜面に立ち戻りつつ、ナマの臨場感、世界観の表現をする、
塩田さんのスタジオワークショット。
劇場でのミュージカル指揮者とはまた違うお姿です。

こうしてミュージシャンのみなさん、エンジニアのみなさん、
制作スタッフのみなさんそして音楽スーパーバイザー&ミュージックディレクターの
塩田明弘さんのサポートで完成した伊礼彼方さんのファーストアルバム。
伊礼さんの、スタッフのみなさんの“想い”が詰まった
渾身の一枚に仕上がっています!

楽曲は、半分は出演作品を中心とした至極のミュージカルナンバー。
半分は伊礼さんのルーツでもある沖縄楽曲や
現在の“伊礼彼方”を構築し、泣き笑いを共にしてきた名曲の数々をカバー。
全14曲の集大成!

<収録曲(全14曲)>
01. Too Bad(「絹の靴下~silk stockings~」)
02. So Close (「魔法にかけられて」)  
03. 僕はママの鏡だから(「エリザベート」)
04. ONE SONG GLORY(「RENT」)
05. You'll be in my heart-スペイン語バージョン-(「Tarzan」)
06. 永遠の問いかけ(「Garantido -生きた証-」)
07. 王家に捧げる歌(「The Musical AIDA-アイーダ-」)
08. 青空(THE BLUE HEARTS)
09. 青春の影(チューリップ)
10. 愛してる(米米CLUB)
11. 時の流れに身をまかせ(テレサ・テン)
12. 花-すべての人の心に花を-(喜納昌吉&チャンプルーズ)
13. 島唄~ウチナーグチ・ヴァージョン~(THE BOOM)
14. 糸(中島みゆき)

2011年4月15日発売です!

お求めは一部劇場売店、山野楽器銀座本店、他
東宝ミュージックグランアーツ・オンラインショップ

「half」オフィシャルブログ

<伊礼彼方『half』CD発売記念イベント ミニライヴ&サイン会>
日時:6月1日(水) 18:30start
場所:銀座山野楽器本店 7F イベントスペース“JamSpot” (東京都中央区銀座4-5-6)
伊礼彼方 1stアルバム『harf』を山野楽器各店舗及び
山野楽器 WEB-SHOPPINGにてご購入のお客様に応募はがきを差し上げます。
応募抽選にてイベントにご招待。
応募締切:05月13日消印有効
お問い合わせ:山野楽器イベント係 03-3861-8775



おけぴ取材班:chiaki、おけぴ管理人

11/04/15 ミュージカル「おもひでぽろぽろ」@銀河劇場

2011年4月15日(金) 17:00
ミュージカル「おもひでぽろぽろ」
ゲネプロ&囲み取材レポ@天王洲 銀河劇場

スタジオジブリ作品初の舞台化。しかもミュージカル!

秋田を中心に活動をする「わらび座」と、
おなじく東北の宮城出身&元宝塚雪組トップスターという共通項をもつ
朝海ひかるさんと杜けあきさんの共演。
震災の直後に秋田に入り稽古が始まったそうで、
地に足を付けて誠実に舞台を務めたいという朝海さんの言葉が心に沁みました。

朝海ひかるさん演じるタエ子は東京の銀行に勤めるOLさん。

杜けあきさんが演じるのは、そのタエ子のお母さん。
最近お疲れ気味のタエ子を心配しています。
「さがしておいでタエ子のこたえを~♪」
母性を感じる、深くやさしい歌声でタエ子を「田舎の夏休み」へと送り出します。

ジブリアニメ版では実写?!と見間違えるような緻密な背景画で再現された
山形の自然描写も見所のひとつ。
「今回の舞台の見どころのひとつは自然の力、人間の力」と語る朝海さんの言葉通り、
きらめく自然を役者さんが演じています。幻想的な衣装が素敵です。

そして驚いたのは杜けあきさんの2役目!
立ち姿がすでに「ばっちゃ」(おばあちゃん)。
そして、鶏を・・鶏を・・。
これはぜひ劇場にてお楽しみに!
とにかく杜さん演じる「ばっちゃん」、
キュートです。お茶目すぎます。
楽しんで演じてらっしゃるなーということがとっても伝わってきました。
(下の写真でもばっちゃん元気に踊ってます)

わらび座の若手ホープ三重野葵さんも熱演!

ジブリっぽいでしょ↓

村祭りの獅子舞を指導する姿もかっこいい!和太鼓の音が客席に響く!
そう、この舞台には東北の山村の魅力がいっぱい詰まっているんです。
山形の名産「紅花」を摘むタエ子たち。

ゴム手袋に農作業着姿です。
紅花の畑で踊る朝海さん。可憐です。
顔が小さくて目が大きくて・・
まるで畑に降り立ったバンビのようです。

思い出と一緒に旅をするタエ子はこの東北の自然の中で
「こたえ」をみつけられるのでしょうか。
その「こたえ」はぜひ劇場で探してみてくださいね!

公演は4/16-29まで天王洲 銀河劇場にて


このシーン好き♪左は小タエの石丸椎菜さん

<おまけ>
ロビーではアニメ版で美術監督を担当した男鹿和雄さんの原画を展示中。
この絵たち、必見です。筆のタッチから色使いまで、みればみるほどすごいですよ。
今回のミュージカルのために描き下ろされた美しい紅花畑の画にも注目です。
カフェコーナーには今回の舞台にちなんだオリジナルドリンクも♪


おけぴ取材班:mami、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人

2011年04月18日

11/04/18 スウィーニートッド公開稽古レポ

2011年4月18日(水)
ミュージカル「スウィーニー・トッド」公開稽古&囲み取材レポ

現代ミュージカル界の巨星スティーブン・ソンドハイムによる
トニー賞8部門受賞(1979年)の傑作ブロードウェイミュージカル「スウィーニー・トッド」。
2007年の日本公演はsold outとなった舞台が再演決定!

チラシにも"ミュージカル・スリラー"とあるように、
ちょっと怖い雰囲気の物語ですが、
その中になんとも言えないユーモアがちりばめられているミュージカルなのです。
ジョニー・デップ主演のティム・バートン版映画をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

今回拝見したのは、オープニングの一場面。
憎悪に燃えるスウィーニー(市村正親さん)の表情!
心の痛みを苦しげに絞り出すような声も顔も凄い迫力です!

大竹しのぶさん演じるのは、ロンドンで一番まずいと評判のパイ屋を営むラヴェット夫人。
おそろしい行為とは裏腹に何故か可愛くお茶目な役所。

下の写真中央のキムラ緑子さんはラヴェット夫人にまとわりつき、
忌わしい言葉を投げかけ続ける謎の女役。物語のキーパーソン!
今回公開されたオープニングナンバーでも不吉な叫び声が稽古場に響いていました。
向かって右手は「踊る大捜査線」スリーアミーゴスでお馴染み斉藤暁さん。

スウィーニーの娘ジョアンナ役のソニンさん。ものすごくスタイルがいいっ、美しいっ!
ソニンさんは2007年公演のジョアンナ役をきっかけに、
その後ミスサイゴンやレントなど話題のミュージカルにたくさん出演されるようになりましたね。

そんなジョアンナに恋する若い水夫アンソニーには田代万里生さん。
田代さんは今回、初参加組。
この二人の若いカップルが物語に温かみと救いを与えます。

オープニング第一声は吉田純也さん。
セット上部には、帽子とお髭が似合う、タ―ピン役の安崎求さん。

武田真治さんはラヴェット夫人を慕う少年トバイアス。
彼の行動がスウィーニーたちの運命を大きく動かします!

阿部裕さんの力強い歌声♪

公開稽古後のインタビューでの大竹しのぶさん。
お気に入りのシーンは1幕最後のスウィーニーとのデュエットとのこと。
「不気味でおどろおどろしいのに何故かワルツでイェーイ楽しーい!って感じなんです。」
と可愛らしく語っておられました。

作品の見どころは?という質問に
「生きる激しさ。生に対する激しい欲求!」
と熱くこたえながらも
「でも(ご本人は)家では子供とダラーっとしてます」とお茶目な市村さん。

インタビュー中も市村さんと大竹さんの息がぴったりで、
そして、出演者舞台にかける想い、情熱が熱く伝わってくるお稽古場でした。

<おはなし>
物語の舞台は18世紀末・産業革命期のロンドン。
妻子と幸せに暮らしていた理髪師スウィーニー・トッドは
美しい妻に横恋慕したタ―ピン判事にはめられ無実の罪で流刑に処される。
長い年月を耐え忍び、若い水夫アンソニーに助けられロンドンに戻ったスウィーニー。
しかし妻は既に自殺し娘ジョアンナはあのタ―ピンに養育されていた。
憎悪に燃えるスウィーニーはロンドンで一番まずいパイ屋の女主人ラヴェット夫人の店に間借りをして理髪店を再開。
彼の正体を知る人間を次々にかみそりであの世に送りながら復讐の機会を狙う。
そしてスウィーニーの犯行が進むと共になぜかラヴェット夫人のパイの味が評判を呼ぶようになる・・。

演出は宮本亜門さん。
「これでも生きる、まだ生きるぞ!という『生きる』エネルギーがある作品。
ミュージカルって歌も踊りもあるけどドラマを出していくもの。
いまこの時期に改めて生きているってすごいなと実感させてもらっている。人間のエネルギーってすごい」
と話されてました。

公演は2011年5月14日(土)~6月5日(日)まで東京・青山劇場にて上演。
さらに6月~7月はツアー公演も。
公式HPはこちら

暗く美しく、同時にどこか楽しいソンドハイムの楽曲を実力派キャストで聴けるのが楽しみ!


おけぴ稽古場取材班:mamiko、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人

2011年04月20日

11/04/20 Underground Paradeゲネレポ@シアタークリエ

2011年4月20日(水)
Underground Paradeゲネプロレポ

- Sketches with Body and Music -
とチラシにあるように
ニューヨークの地下鉄で生きる人々の日常や心の中を歌・音にのせて、
身体をつかって表現していくShow。

登場人物は歌い続けるピアノ詩人、ギターの弾き語り、
世界中で音を採取する女、売れないデザイナー、盲目の女、赤ん坊を抱いた母親…
終始歌う歌う踊る歌う!

中川晃教さんの自己紹介時には帽子にご注目。

キレイに歌おうとかかっこよく歌おうとかじゃなくて、
「歌そのもの」な中川さん。
奏でる音楽、語りかけるような歌声が、まるで、その場で
メロディや歌詞が生まれているかのようです。
衣装がお似合い!!

彩吹真央さん、歌も踊りも大活躍!!
中川さんとのデュエットもたくさんで見所満載です。
さらにム○を持ってアニマルなダンスシーンも!
そして彩吹さん演じる"ニコ"が貼ったり剥がしている
ポスターの標語も個人的にツボでした。

藤岡正明さん、ド…ドレッドヘア!
シンガー藤岡さんを満喫です☆
何を歌っても上手い!
骨太な声が中川さんの声と凄く合います♪
ご本人がこれまたとっても楽しそう!

岡千絵さん、気持ちいいー歌声とチャーミングな存在感。
売れない服をみんなが着てジーヘイを励ますシーンがポップで可愛い!
そして、cautionのテープのくずを腰に巻きつけるところがお気に入りです♪
あなたにとってゴミだって私には価値があるっ!こういうの好きです!

電気の消えた車内で、キャンドルを分け合って、
暗闇で「ありがとう」「ありがとう」と交し合う声の温かさ。
このシーンも大好きです。

上の写真の一番右手、大貫勇輔さんのダンスにはついつい目が行きます。
スタイルよし、顔よし、何より動きが大きくてキレイ!

しなやかな筋肉が美しい佐藤洋介さん。
春が来て、重いコートを脱ぎ捨て真っ白なコスチュームに!
光であり、芽吹きであり、希望を感じました。

そしてこの公演で振付を担当されている
原田薫さん、港ゆりかさん、YOSHIEさんは皆さんご出演されています。

"私を泣かせてください"の場面で、原田薫さんと彩吹真央さんが
シンクロするダンスシーンにはグっときますよ!

港ゆりかさん、小柄ながらキレのあるダンス!
こちらは実に印象的なシーン↓

YOSHIEさん、女性であんなにキレッキレで個性的なダンスができるのって観たことない!

登場人物たちの衣装のお洒落さも、今回とっても大きな見所と思います。
お衣装担当は屋島裕樹さん。
この衣装がツボに入っちゃう人、きっと多いと思います!

構成・演出・訳詞は、東宝最年少で女性初のプロデューサとなった小林香さん。
アンダーグラウンドという、地下だから見えるものがあったり、
闇だからこそ聴こえる音があったり。
地下、闇、光、春の日差しと前向きになれる作品です。

レベルの高い個性のぶつかり合い、
お互いへのリスペクトがすっごく伝わってきて、
それが観ていてたまらなく清々しい気持ちになりました。

2011年4月20日から24日までのわずか5日間だけの公演。
公式HPはこちら。ロングランしてほしい~!


おけぴ取材班:chiaki、おけぴ管理人  撮影:おけぴ管理人

2011年04月26日

11/04/26 プロ野球千葉ロッテvsオリックスバファローズ観戦レポ@QVCマリンフィールド

2011年4月26日(火) 13:00
プロ野球公式戦
千葉ロッテマリーンズ vs オリックスバファローズ観戦レポ
(3塁側フィールドウィングシート)
@QVCマリンフィールド(今年から球場名が変わりました)

東日本大震災の影響により、2011年のプロ野球は18日遅れで開幕となりました。
本日は、野球大好きなおけぴスタッフ米山がレポートさせていただきます。

今年の野球初観戦は千葉ロッテマリーンズ vs オリックスバファローズ。
4月中はナイター自粛ということで、平日ながらデーゲームでの開催です。

昨年日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ。
今年の注目は荻野貴司選手。

まあ一度、球場で彼の走る姿を見てください。
とにかくめちゃくちゃ足が速い!
ルーキーイヤーの昨年は開幕から抜群の脚力を生かして大活躍。
足の怪我で5月に戦線離脱してしまいましたが、
わずか46試合で25盗塁という驚異的な数字を残しました。
今年からショートにコンバート(守備位置を変更)。
どこからでも点の取れる強力マリンガン打線は今年も健在です。

張りつめたお尻と太ももに注目。この筋肉が俊足を生み出します!


こちらも俊足、トップバッター岡田幸文選手↓

このゆとりのある構え!元メジャーの貫録十分な井口資仁選手

美しすぎる打撃フォームにカメラも釘づけの福浦和也選手

どことなく愛嬌のある、存在感抜群のキムテギュン選手

9番を打たせるのはもったいない!今江敏晃選手


一方のバファローズ、注目はやはりT-岡田選手。 昨年は「ノーステップ打法」で大ブレイクし、見事本塁打王を獲得しました。

これがうわさの「ノーステップ打法」

グラウンドでもひと際目を引く、非常に華のある選手です

T-岡田選手に加え、坂口選手、後藤選手、イスンヨプ選手
といった左の強打者が打線を引っ張ります。

走攻守すべてがトップレベルの切り込み隊長、坂口智隆選手

小柄ながらパンチ力のある打撃が魅力の後藤光尊選手

今年こそ復活に期待。イスンヨプ選手(彼も打撃フォームがきれい!)

さて試合のほうですが、マリーンズの先発は昨年プレーオフで
大車輪の活躍を見せたエース成瀬善久投手。
対するバファローズは、昨年巨人から移籍して
9勝と見事復活した木佐貫洋投手が先発。開幕投手の投げ合いとなりました。

腕が体の前を通って上がってくる、成瀬投手独特のフォーム
今日はストレートの調子はいま一つだったそうですが、スライダーがびしばし決まります。

ベンチ前で投球練習する木佐貫投手

試合が動いたのは4回表、バファローズの攻撃。
ワンアウトからT-岡田選手がライトオーバーのヒットで出塁。
北川選手アウトの後、インスンヨプ選手の打球はフェンス直撃の大きな当たり!
T-岡田選手激走!ホームへ突っ込みます!!!

惜しくも本塁タッチアウトとなりましたが、
スタンドからは「よく走ったぞ!岡田!!!」
というあたたかい声援が飛んでおりました。

ピンチの裏にはチャンスあり。4回裏、マリーンズの強力打線が爆発します!
大松選手がセンター前ヒットで出塁。

そしてキムテギュン選手、先制のタイムリーツーベース!

フォアボールとエラーで満塁となったあと、岡田選手、俊足をとばして内野安打!
押し出しでさらに1点追加後、サブロー選手がとどめのタイムリーヒット!

この回一気に5得点。マリンガン打線、本領発揮です!

マリーンズは7回にも今江選手がタイムリーヒットを放ち、
バッファローズを突き放します。

結局9回を一人で投げ切った成瀬投手。
被安打6無失点、12奪三振の快投で、2戦連続の完封勝利。
対オリックス戦はなんと10連勝!
頼れるエースの見事なピッチングと強力打線の集中打で6対0、
マリーンズ完勝のゲームでした。

成瀬投手、今年も大車輪の活躍を期待しています!

<おまけ>

球場併設のマリーンズミュージアム。懐かしい写真・ポスターが展示してあります。

こちら懐かしのリー兄弟。
左がレロン・リー(兄)、右がレオン・リー(弟)。
弟レオンは対戦相手のオリックスの監督をしていたこともあります。

このほか、伊良部投手の衝撃写真も!興味ある方はぜひ球場へ足を運んでみてください。


おけぴ取材班&撮影:チーム米山  監修:おけぴ管理人

2011年04月27日

11/04/27 コクーン歌舞伎「盟三五大切」製作発表レポ

2011年4月27日(水)
渋谷・コクーン歌舞伎 第12弾
「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」製作発表記者会見レポ

Bunkamura設備改修工事で約半年間休館する前の大トリ公演ともなる
第12弾公演「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」。
製作発表出席の出演者は(右から)
演出の串田和美さん、尾上菊之助さん、中村橋之助さん、中村勘太郎さん、中村国生(くにお)さん。

演出は串田和美さん。
「コクーン歌舞伎はスタッフを始め歌舞伎の俳優さんが、
歌舞伎って何だろうという想いを持って取り組んでいる。
古典を保存し守るだけではない、その想いに触れるとワクワクして創作意欲が湧く。
今回は菊之助さんの初参加が感激」
と熱く語り、今回取り上げる南北作品に対して
「近代的な筋が全然通っていなくて、めちゃくちゃ。
でも、人間そんなに筋を通して生きているわけではない変な生き物。
南北の中に何が眠っていたのか、何を考えて生きていたのかな、と。
演出プランは秘密。いっぱい考えて稽古場には全部忘れて行こうと思います」
といたずらっぽく語る串田さん。

<おはなし>
売れっ子芸者・小万(尾上菊之助)と夫の三五郎(中村勘太郎)は
三五郎の父の旧主・不破数右衛門に討ち入り資金を渡すため、大金を必要としている。
小万に惚れ込んでいる浪人・薩摩源五兵衛を騙して百両を巻き上げるが、
裏切られたことを知った源五兵衛は復讐の鬼となり三五郎の仲間5人を惨殺。
命からがら逃げ出した2人だがついに居所をつきとめられ小万も源五兵衛の手にかかる。
さらに三五郎が手に入れた百両は皮肉にも源五兵衛のもとへ。
やがて、そもそもこの悲劇の始まりは些細な行き違いだったことが明らかになる・・。

先日、日本芸術院賞を受賞された中村橋之助さんは
5月の「たいこどんどん」に引き続き2カ月連続のコクーン登場。
尾上菊之助さん演じる売れっ子芸者の"小万"について
「薫るような匂うような綺麗さ。こんないい女と一緒にいられて鼻高々というかハッピーというか・・騙され甲斐がある」と絶賛。

コクーン歌舞伎初登場の尾上菊之助さんは
「初演からほぼ欠かさず見ているコクーン歌舞伎は劇場全体が大きな熱いエネルギーを持って渦巻いているよう。
自分がやっている歌舞伎というものは何なのかということを考えさせられる。
まっさらな気持ちで小万という役を務めたい」
と決意を語っておられました。

三年ぶりに参加の中村勘太郎さんは
「(コクーン歌舞伎に)出ていない間はすごくさみしかった。
13年前の「盟三五大切」が初めてのコクーン歌舞伎。
稽古の間は(父である勘三郎さんに)怒鳴られっぱなし。
見かねた串田さんが仲裁に入ってくれるほど。
本番中も耳元で"下手くそ"、と囁かれた。
楽日はトイレにこもって泣きました。今回はリベンジ!の気持ちでやりたい」
と壮絶ながら微笑ましい(!?)エピソードを披露。

さらに
「前回は橋之助兄さんにフォローしてもらったので
(前回の自分と同じ役を務める)国生を助けたいと思います」と優しいひとこと。

その中村国生さんは、今年高校生になったばかりという中村橋之助さんのご長男。
もちろん初コクーン。
会見中も緊張気味の面持ちだった国生さんですが、マイクを持つと
「先輩のみなさんと一緒に憧れのコクーン歌舞伎を出来て嬉しい。
高校生になったのでこれからもっと頑張っていきたい」と
しっかりと話されてました。

橋之助さんは、国生さんが生まれる前から上演を重ねてきたコクーン歌舞伎に
今回、親子揃ってのご登場。
囲み取材では
「勘太郎が国生の面倒をよく見てくれているので、
代わりに今年2月に生まれた勘太郎の長男が大きくなったら
芝居以外のことをどんどん教えていこうかと・・」
と取材陣の笑いを誘ってました。

コクーン歌舞伎の中心として活躍してきた勘三郎さんが休演する中、
チームを引っ張る立場となった橋之助さん、初参加の菊之助さん、国生さん、
そして父の当たり役に挑戦し続ける勘太郎さんと、
今年の渋谷も熱い風が吹きそうです!
早く稽古に入りたくて待ちきれない、
という様子が伝わってくる製作発表でした♪

<作品概要>
「盟三五大切」は四世鶴屋南北による言わば「忠臣蔵・外伝」。
さらに「四谷怪談」の後日譚にもあたります。
忠臣蔵の世界を背景にしながらも、生身の人間として浪士を描き、
背後にある人間の闇の部分に焦点を当てた南北らしい作品です。

公演は2011年6月6日(月)~27日(月)までシアターコクーンにて
出演:中村橋之助尾上菊之助中村勘太郎坂東彌十郎片岡亀蔵笹野高史坂東新悟中村国生
公式HPはこちら

「盟三五大切」のチケットをおけぴネットで探す



おけぴ取材班:mamiko、おけぴ管理人  撮影:おけぴ管理人

11/04/27 舞台「スマートモテリーマン講座VOL.2」製作発表レポ

2011年4月27日(水)12:30
舞台「スマートモテリーマン講座VOL.2」開講決定!!製作発表レポ

リアルに臭い製作発表は初めてでした。
ご本人のマイクが一番臭いと思いますが…
おもしろすぎました。

製作発表がUstreamで全世界に中継されていましたので
まずは、ハイライトをどうぞ!

リクルート発刊のフリーマガジン『R25』で連載していた
「スマートモテリーマン講座」でクスッと笑ったことがある方、
多いのではないでしょうか?

モテるサラリーマンになるための仕草や行動を解説する様子が
妙におもしろいこのコラムが昨年舞台化されて大反響。
今年はVOL.2を上演とのこと!

会見がUstreamで全世界に公開されるためハイテンションの
モテリーマン(=モテるサラリーマン)役、安田顕さん(TEAM NACS)。
最初からお顔が半笑いだったのですが、まさかの。。。会見中に放屁!

脚本・演出は、現在最も活躍するお笑い作家の福田雄一さん。
VOL.1の稽古場を振り返って
「稽古を積めばつむほど、僕の大好きな気持ち悪いところを
(安田さんが)ガンガン出して来てくれるので、
僕としては天国のような稽古場でしたね。」と。

2枚目から3枚目まで幅広くこなすイケメン賀来賢人さん(主人公サラリーマン)には、
登場ひとこと目に「ほんと、あんた最低だな」と言われたものの反省もせず、さらに放屁。

直後、ヒロイン岡本玲さんの顔をのぞき”女性に嫌がられる”というモテリーマンに
あってはならない展開へ。

モテリーマンにこんな適役はいないと確信。

「とにかく、この変態のお二人についていって三人目の変態に
なれればなと。楽しみたいと思います。」と語った賀来さんが一番大人でした。
本番、非常にたのしみっ!!

日程:2011年10月12日(水)~19日(水)
場所:天王洲銀河劇場
出演:賀来賢人岡本玲川久保拓司ラバーガール飛永翼/大水洋介)、ブラボーカンパニー安田顕
公式ホームページ
チケット一般発売日:2011年7月16日(土)10:00



おけぴ取材班&撮影:nats 監修:おけぴ管理人

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