11/04/15 ミュージカル「おもひでぽろぽろ」@銀河劇場
2011年4月15日(金) 17:00
ミュージカル「おもひでぽろぽろ」
ゲネプロ&囲み取材レポ@天王洲 銀河劇場
スタジオジブリ作品初の舞台化。しかもミュージカル!
秋田を中心に活動をする「わらび座」と、
おなじく東北の宮城出身&元宝塚雪組トップスターという共通項をもつ
朝海ひかるさんと杜けあきさんの共演。
震災の直後に秋田に入り稽古が始まったそうで、
地に足を付けて誠実に舞台を務めたいという朝海さんの言葉が心に沁みました。
朝海ひかるさん演じるタエ子は東京の銀行に勤めるOLさん。
杜けあきさんが演じるのは、そのタエ子のお母さん。
最近お疲れ気味のタエ子を心配しています。
「さがしておいでタエ子のこたえを~♪」
母性を感じる、深くやさしい歌声でタエ子を「田舎の夏休み」へと送り出します。
ジブリアニメ版では実写?!と見間違えるような緻密な背景画で再現された
山形の自然描写も見所のひとつ。
「今回の舞台の見どころのひとつは自然の力、人間の力」と語る朝海さんの言葉通り、
きらめく自然を役者さんが演じています。幻想的な衣装が素敵です。
そして驚いたのは杜けあきさんの2役目!
立ち姿がすでに「ばっちゃ」(おばあちゃん)。
そして、鶏を・・鶏を・・。
これはぜひ劇場にてお楽しみに!
とにかく杜さん演じる「ばっちゃん」、
キュートです。お茶目すぎます。
楽しんで演じてらっしゃるなーということがとっても伝わってきました。
(下の写真でもばっちゃん元気に踊ってます)
ジブリっぽいでしょ↓
村祭りの獅子舞を指導する姿もかっこいい!和太鼓の音が客席に響く!
そう、この舞台には東北の山村の魅力がいっぱい詰まっているんです。
山形の名産「紅花」を摘むタエ子たち。
ゴム手袋に農作業着姿です。
紅花の畑で踊る朝海さん。可憐です。
顔が小さくて目が大きくて・・
まるで畑に降り立ったバンビのようです。
思い出と一緒に旅をするタエ子はこの東北の自然の中で
「こたえ」をみつけられるのでしょうか。
その「こたえ」はぜひ劇場で探してみてくださいね!
このシーン好き♪左は小タエの石丸椎菜さん
<おまけ>
ロビーではアニメ版で美術監督を担当した男鹿和雄さんの原画を展示中。
この絵たち、必見です。筆のタッチから色使いまで、みればみるほどすごいですよ。
今回のミュージカルのために描き下ろされた美しい紅花畑の画にも注目です。
カフェコーナーには今回の舞台にちなんだオリジナルドリンクも♪
おけぴ取材班:mami、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人