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2007年03月 アーカイブ

2007年03月01日

07/03/01 宝塚月組 パリの空よりも高く@東京宝塚劇場

2007年3月1日(木) 13:30
宝塚月組公演「パリの空よりも高く」「ファンシー・ダンス」
1階17列36番 @ 東京宝塚劇場

花、月、雪、星、宙、一通り観たよーって友人に話してたら
月は何観たのっていわれて「オクラホマ」っていったら、
それは月を観たとは言わないと指摘され。
そうだ、オクラホマはトップコンビいなかったんだ。
というわけで、初月! 行ってきました!

最初、お芝居の前に、いきなりレビューみたいなシーンが
どかーんっとはじまるんですね。これはこれで楽しい♪
はじまりがいいショーってやっぱり気持ちいいもんです。

その後お芝居へとなるんですが、最初のシーンがなんか
かなり説明的で、しょっぱなで盛り上がった気持ちがいささかトーンダウン。

が、のえるさんのお面白さで再びUP!
レオニード上院議員、もっと登場してほしい!
未沙のえるさんのあのお声、表情、お姿、そして間、コミカルな
シーンはほんとにうまい。幕間に隣の方と話してたら、その方、
20年位前に、のえるさんが月組時代に弁護士役ででていた
ミー&マイガールを観て宝塚にはまったというお話を聞き、
そのミーマイをめっちゃ観たくなりました。さすがにDVDとか
はないんでしょうねぇ。ってな感じで話してたら、そのさらにお隣の
おばちゃんもそのミーマイを観てたらしく、涼風真世さんと剣幸さんの
役代わりが♪などと盛り上がっておられました。いいなーみたかったなー。

お芝居は、瀬奈じゅんさんと大空祐飛さんの詐欺師コンビが
エッフェル塔をたてちゃうというドタバタコメディだけど、
この二人が、あまりにも馬鹿すぎるっぽい演出で、
うーん、やりすぎではと思ってしまうくらい。
ちなみにこの大空さん演じる役って、ジュリアンの実の息子???

霧矢大夢さん演じる設計士は、ナイスキャラって感じで
よかったんだけど、後半あまり登場しなくなり、彼には
ミミと結ばれてほしかったなぁ。。と思ったり。

お芝居は、アンサンブル大好きな私としては少々物足りなかったです。
歌が少なくて、またセリフや演技も、メインキャスト以外に
スポットがあたる機会がほとんどない。

彩乃かなみさんのお声、特に歌で合いの手やはもりを「あああ」っと
歌われる時の声がいいっ♪

ショーは、やっぱりみていて気持ちいいですねー。
途中、やったらかっこいいダンスをしはる人がいて、隣の方に
桐生園加さんということを教えてもらったんですが、
その後のシーンで、彼女がどこに出てきたかは把握できず。。
霧矢さんもダンスうまいですねー。気持ちいい。

ただ、今日ショーでちょっと、ん?って思ったのが、群舞の
シーンで、なんかへなっとしたような踊りをされてる方が
いらっしゃって、見ないようにと思っても、どうしても目が
いってしまい。。今まであんまりそういうことなかったので、
ちょっと、あれって感じでした。

これで全組全部観たことになります!やったー。
いや、だからなにって感じなんですが、東京宝塚劇場で
やる公演は、全組毎回一回は観たいなと思うように
なってしまいました。まだ青年館や大劇場には足を
運んだことがないのですが、4月の青年館のA/Lは観たい♪

観劇ノススメ

2007年03月04日

07/03/04 蜘蛛之巣医院@クロスロード

2007年3月4日(日) 14:00
タンバリンプロデュース「蜘蛛之巣医院」
自由席@東放ミュージックカレッジ内「クロスロード」

本日マチソワ観劇の第一弾。

狂言師の和泉家の皆さんがメインキャストで出てはった
んですが、狂言の時とはまったく違うイメージ、
プロレスの時もびっくりしましたが、ミュージカルでも
存在感たっぷりに演じてられて、しかも華があるなぁと。

和泉元彌さんは、衣装変わりまくりで、しかもめっちゃ似合ってる。
その脇をかためる外科医の渡邊文人さんと内科医のいわいのふ健さんが
これまた衣装がお似合いで、ダンスもダイナミックでよかったです。

そして茶風林さん!窓をふくパントマイムが印象に残ってます。
パンフレットみて、ちびまる子ちゃんのおじいちゃんと永沢君って
両方とも同じ声優さんだったんだー(茶風林さん)って知りました。

三宅藤九郎さんは、バンドシーンにいたる直前の表情がゆるむあたりがツボ。
和泉淳子さんのたるさんの若い時役、めっちゃいいっ。もっと出てほしかった。

そして今日のマイヒットは奥沼さん役の加戸佑香利さん。
声もいいしキャラが光ってました。語尾を伸ばすのは癖なんだろうか演出なのだろうか。

ただ、全体的には、歌よりも踊りの方が得意な人たちが多いようにみえたので、
もっどダンスシーンがみたかった。佐野周さんとかもっとみたいっす。

ちなみに、休憩なしの2時間でこの固い椅子はつらい~。
座布団おいてくれる等の配慮が欲しいなぁ。

07/03/04 紫陽花KABUKi@アサヒアートスクエア

2007年3月4日(日) 19:00
紫陽花KABUKi Four Seasons
自由席@アサヒアートスクエア

本日マチソワの第二弾。
稽古場も見せてもらった紫陽花KABUKiの本公演。

春、夏、秋、冬、春という移り変わりの中に、
どことなく、普段忘れてしまった懐かしい思い出というか
郷愁を誘うようなシーンがふわっふわっとでてきて、それが
wayomix さんの衣装と、照明、音楽とかっこよくマッチして
次はどういう踊りでどういう衣装なんだろうと
わくわくしながらの1時間弱。
最初から最後までたっぷり堪能~。
特に男性陣のソロナンバーは圧巻でした。

今回特にわたしの一番好きなシーンが二回目の春、
石岡貢次郎さん、桑原麻希さん、色摩由維さんによる青い衣装と赤い着物の場面。
衣装も素敵だし、表情、目線にも見とれ、ダンスは流れるように美しい~。

カーテンコールから終わった後の出演者の皆さんの表情が
すっごく素敵だったのが印象的だったんだけど、
最後に一度はけてはじきだされてた桑原さんが一番のツボでした。

和太鼓はすごく直に伝わってきますねぇ。
ヴァイオリンの音なども生演奏だったんだけど、
場所が見えにくかったのと、マイクで拾ってたので
生ってきづいてない人意外に多いかも。

あと、かわいさたっぷりの子役の子、
に、2002年生まれかぁ。この文字列からくる衝撃はおっきいなぁ。

次回公演も楽しみにしてまーす。

観劇ノススメ

2007年03月07日

07/03/07 雪まろげ@帝国劇場

2007年3月7日(水) 15:00
雪まろげ 初日
2階E列6番@帝国劇場

入り口でリンゴが配られました。
皮ごとOKって書いてたので帰宅後、丸かじり♪


私、観劇では初、森光子さん!
1幕、2幕、3幕とどんどん面白くなっていって
3幕の最後は、うまい終わり方! 思わず拍手♪
1幕では正直、森さんセリフがフラットで、テンポが独特なので
ちょっと流れがつかめなかったんですが、
2幕の居酒屋のシーンのやりとりで、森さんの雰囲気が好きになり、
3幕ではかなり楽しんでました。今年87歳なんて絶対思えません。
「は~い~~」ってかわいくいいながら膝をちょこんと曲げて
のセリフ、観てるこっちも力が抜けて気持ちいいです。

石田純一さんは、味のある感じで好演。りんごの皮むきも、うまーい。
森口博子さんはレポーターシーンは声もよくておぉぉぉって思って
見入ってしまった。んですが、セリフや身振り手振りや表情から
役柄の感情というのがなんかつかめなかった。。そういう演出?

山田まりやさんは、最初、演技演技してるなって思ったんだけど、
どんどんよくなって、2幕、3幕とすごく好演したはりましたです。
中田喜子さんは、着物が似合ってお美しい!!!

1幕はちょっと間延びした感じがあってストーリーも
フラットでちょっと長いなぁと。登場人物もかなり多い・・と
思うんだけど、チャイナドレスの人とか、他のシーンでも
出てるんだろうか。最初の3人の女子高生は、仲居さんとかに
なってたりするんだろうか。最初のカメラマンの人はその後どこへ・・
うーん、わからん。

セットは結構がしっと作られてたんだけど、
大掛かりな入れ替えのためか、着物の着替えに時間がかかるからか、
暗転がやーたーらー長かったです。

この雪まろげ、物語の設定では、夢子(森光子さん)は何歳の設定なんだろう。
山田まりやさん演じるストリッパーが、石田純一さんへの恋の想いをあきらめて
夢子に恋をゆずるシーンがあるんだけど、物語上は、石田純一さんより
少し上くらいの設定なのかなぁと。でもそんな年齢を感じさせない森光子さんに
今日はパワーをいただけた気がします。観劇最高~。

ただ、1幕やっぱ長いな。。
あと、私も「雪まろげ」をしないように気をつけないとなぁ。

観劇ノススメ

2007年03月09日

07/03/09 倭人の噂@東京芸術劇場

2007年3月9日(金) 19:00
劇団スーパーエキセントリックシアター
倭人の噂
1階R列6番@東京芸術劇場中ホール

めっちゃ楽しかった!
歌あり踊りあり笑いありで、役者さん達の
多彩(多芸)さに感動。特に二幕の殺陣シーンは見事。
舞台のあっちこっちで、アクロバティックな殺陣から
短剣の切り替えしが超かっちょいい茶色い服の方達やら
メインキャストの赤い服着た野崎数馬さんがとても身軽に
アクロバティック演技やハイキックをされてて、思わず、
おぉぉぉぉといってしまいました。
しかも出し惜しみせずこれでもかぁと続けてくれるので
満足感がとてもある。この殺陣もう一度みたい~。

そして数多くの笑いが満載!アドリブや、ブックオフネタや
つっこみやら・・・でもそれが決してメインのストーリーを
ぶちこわしてないところがうまい。ストーリーもよくできてるなぁと。

アンサンブルの歌がいくつかあって、1幕最後の歌は
とても耳に残りました。休憩時間、ロビーに出たら、
まずフンフンと鼻歌うたってる人、話題にしてる人、そして歌ってる二人組がいました!
気持ち、めっちゃわかります。さすがに私は歌うまではいかないけど(笑)

二幕最初の女性アンサンブルのダンスがよくて、またその
ダンスの終わり方が楽しかった。こういう演出、好きです。

主役の久ヶ沢徹さんは演技が楽しくて、セリフやアドリブも面白い。
また、ところどころで、アドリブっぽい演出が入ったりして
そういうのも楽しめます。

ちなみに最後の全員の歌で、久ヶ沢さんと柴田さんだけ
全く歌ってなかったのは何故なんだろう。。何か意味があるのだろうか。

今日のマイヒットはウエタミ役の宮内大さん。
恐縮です、といった演技、そしてあの足と足裏を使った音のダンス。
お見事でござんした。キャラ的にはシュラ役の柴田健児さんのサプライズがツボ♪

最後のテーマの投げかけが自然だし、観終わった後
ほんとに気持ちよくさせてくれる舞台。うん、いい舞台だ~。
アクロバティックなダンスでミュージカルって私の一番好きなタイプかも。
明日スケジュールがあいてたらリピートしたかったです。
劇団SET、お気に入りに追加!

観劇ノススメ

2007年03月11日

07/03/11 三月大歌舞伎 義経千本桜@歌舞伎座

2007年3月11日(日) 16:15
三月大歌舞伎 義経千本桜
2階3列30番@歌舞伎座

四幕目 「木の実」「小金吾討死」
五幕目 「すし屋」
大詰  「川連法眼館・奥庭」

楽しかったー。やっぱりいいなぁ歌舞伎♪
昼の部もみたくなりました。
通し狂言の夜の部なので今日は4幕から。

4幕、お茶屋のおかみ小せん(秀太郎さん)がいい味
だしたはります。そしてこの小せんのだんな、いがみの権太
(片岡仁左衛門さん)がさらにいい味だしてます!しかも関西弁!
やってることはひどいんだけどね。それにしてもこの
小せんと権太はどうやって出会ったのか。。それは
昼の部をみるとわかるんでしょうか??
4幕後半は立ち廻りも見事で、拍子木の音にのった
宙返り、はじめてみる型も多くて、綺麗な型だなぁと
思いながらワクワクしながら観てました。

5幕の舞台はすし屋。この幕が一番のお気に入り!
お里(孝太郎さん)のちゃめっけも楽しい!びびびびびって(笑)
そして若君役の子、あまりにもきりっとして、存在が綺麗だったので
思わずみいってしまいました。この子、まばたきが美しい~♪

以下、ちょっとネタばれ。
権太、いいやつやん! ってか、泣けます。
もっとたっぷりみせてほしい位。ちょっとあっけなかった。
おやっさん、そんなにすぐ刺さんでも・・・・・
ストーリー的には、そうきましたかと。
いや、私も、権太が、涙をすすのせいにしたシーンで、
ん?泣いてるの?って思ったんだけど、
あれが本当の涙と最後に知って、じ~んときました。
義太夫の語りといい、この作品もともと文楽の作品
らしいんだけど、これ、文楽でも観てみたいです。

最後の幕。これ、ちょうどおとついテレビで観てたシーンが
いろいろでてきて、ちょっと嬉しいやらネタばれやら。。
でも狐が欄干をわたるシーンとか、狐の動きやその親子愛には
胸うたれるものがありますね。ただ、この「川連法眼館」の
前半は、ほとんど動きがなかったため、しばし眠りに落ちて
しまいました。この幕、4幕5幕とのつながりってほとんど
ないですよね?? 完全に切れているものなのでしょうか?
でも、狐の親子愛というのは、4幕5幕とつながったテーマですね。

そして最後の最後の奥庭。幸四郎さん登場。
どしっとした存在感はさすがですが、
前みた時も思ったんだですが、幸四郎さん声小さいですよね。
ちなみに、義経って言うところ、つまりながら吉宗って
はっきり言ったような気が・・・

4時15分に開演で終演が8時55分。でも時間の経過なんて
ほとんど感じない楽しい5時間。最初の20分の休憩は、イヤホンガイドの
解説を聞きながら、豆花という底のこしあんがめっちゃうまい
豆乳プリンを食べて過ごす。次の30分の休憩は、3階にのぼって
カレーを食べる。いけますねこれ。意外に量もありました。
次回は珈琲もたのも。
その後は、下に降りて、お土産コーナーを物色したり試食したり。
タイヤキは1月だけだったんですかね。また食べたかったんだけどなぁ。

観劇ノススメ

2007年03月14日

07/03/14 コンタクト@四季劇場秋

2007年3月14日(水) 18:30
劇団四季 コンタクト
2階1列9番@四季劇場 秋

5年ぶりにみたコンタクト。
コンタクトってふれあいってことだったんですねぇ。

5年前の感想とは一転、第三部の
加藤さんと坂田さんが中心となる
黄色いドレスの女がとーってもよかった。

坂田加奈子さん、動きがお美しい~。
ダンスはいうことなく素敵。
セリフは(最後のシーン以外)ないんだけど、
ダンスによる演技ってのをとても感じました。

そして明戸さんのバーテンダー、二部で
夫をやってた人と同一人物とは思えない~。
アンサンブルの人のダンスも気持ちいい。
私も踊りたくなっちゃうくらい(踊れないけど)

一部のブランコのシーンは、ブランコに乗る女が
金髪の外人でびっくりした!
セリフはない役だけど、他の演目にもでてるのでしょうか。
ま、まさか Wicked!? まさかねぇ。

二部は、間がながいですねー。
個人的にパンを運ぶ役の方がいいです。この方、キャスト表
からも誰かわからなかったんですが、三部でもいいキャラしたはりました。

余談ですが、「黄色いドレスの女をしらないか」ってセリフを
聞いたら、すぐに私の脳が「ジェリクルキャッツをしらないか」に
変換してしまい、また、三部の留守電のスピーカーから流れる
カウンセラーの声が、LKのシンバに星となったムファサが語るシーン
がよびおこされ。。。四季の発声法のせいかなぁ。

観劇ノススメ


2007年03月15日

07/03/15 TOMMY@日生劇場

2007年3月15日(木) 14:00
TOMMY トミー
1階J列41番@日生劇場

映像と照明の効果がすごかった。
映像とセットがうまく連動していて、
そこにさらに照明が加わって、光と影をうまく
作り出して、舞台の世界につれていってくれます。
(ただ、セリフがちょっと聞き取りにくい)

そして私としてはモーツァルト以来の観劇となる中川晃教くん。
いいですねー、うん、彼はやっぱりいいわー。
声がいい。演技も好き。
トミーでは、ピンボールを打つ際の動き
とかもすごく伝わってきました。

で、トミーの子役の子がまたいい!
つぶらな瞳と表情、そして二幕でみせた声がまたいい。
中川君とのハモリもよかった。二幕最初のお医者さんの
シーンからライブにいたるシーンは、かなりお気に入り。

変態アーニーおじさん(でしたっけ)、
あそこまでプチ脂肪のおなかをさらけださなくても・・・
ローリーは、声も通るし、いいキャラなんだけど、
せっかくだから、生ギターで弾いてほしかったなぁ。
弾きマネってのがとてももったいない。。。
あとは、他の方やアンサンブルの方はあまり印象に残らず。。
高岡早紀さんは私にとってはなかなか意外なキャスティング
だったけど、いい声なのでもうちょっと歌えるといいのになと。

そうだ、一幕最後の方で、客席前方のドアから係員が
出てくるのはちょっと興ざめ。多分客席に飛ぶボール
の行方を回収のために確認するためかなと思ったんだけど、
あんなに監視って感じででてこなくてもって思いました。

中川君(&子役)と、映像&照明を楽しむって思って観にいくといいかも。

観劇ノススメ

2007年03月16日

07/03/16 グッドラック、ハリウッド@紀伊国屋サザンシアター

2007年3月16日(金) 14:00
グッドラック、ハリウッド
15列20番@紀伊国屋サザンシアター

ちょっとネタばれ含みます。

最後のセリフでふわっと心が軽くなる舞台でした。
登場人物は3人だけなんだけど、ベテランの映画監督と
若手の映画監督の、両者の見方を、なんか今の自分に
だぶらせてみたりして、どっちの気持ちもわかる気がしました。
そういう意味でお芝居の内容はとても興味深かったです。

ただ、お芝居お芝居したセリフが続くので(3人ともセリフが
感情を出すというよりは、たんたんと話す系)、途中
睡魔に襲われる場面が何度かありました。でも別にそれが
嫌だとかそういうことはなくて、ちょっと目をとじてまた
あけても、ストーリーについていける、みたいなそんな感じ。

最後、ぱっと後ろにライトがついて、あぁこれは劇中劇というか、
自分自身が映画のストーリーみたいな感じだったのかなぁと。

久世星佳さん、いい声されてますねー。カツゼツもいいし。
眼鏡っこで猫背なままで最後まで通されるとは。でも最後の
ドレスシーン、ちょっとみとれてました。

観劇ノススメ

07/03/16 かぶき座の怪人@全労災ホール

2007年3月16日(金) 19:00
花組芝居 かぶき座の怪人
7列10番@全労災ホール スペースゼロ

しのぶ役の植本潤さん、めっちゃ綺麗!&かわいい!&めっちゃおもろい!
最初の登場から衝撃的でした。お美しい~。
二幕ラストの後ろ姿が、これまたかわいらしい。
なししょったお姿、面白すぎ。なし園って・・・大笑
立ち姿、ふるまい、声、表情、目、瞬き、どれも最高~。
一番印象的なのは目なのかなぁ。まさに乙女って感じ。
そして衣装が登場するたびに変わる変わる。
でまたそれが似合う似合う! 紅白で話題になった系の
裸シーンがあったんだけど、どきっとする位なまなましかったです。
NHKでは放送できないかも(笑)

そしてかぶき座の怪人ちゃんが、予想と全然違って、
すっごいいいキャラなんです。八代進一さん、面白すぎです。
動きといい、仕草といい、ふっと気を抜かせてくれるような、
こんなお化けがいたら会いたい、そんな感じ。
カーテンコールのにやっとした笑顔がこれまたはまります。

今回は金魚蜂絡みのシーンがめちゃめちゃ面白くて、
かなり笑いました。客席も結構笑い声にあふれていて、
こういう客席の笑の連鎖みたいなのもすごく心地よかった。

今回のマイスポットお気に入りキャラは、お化けの存在がわかる堀越涼さん
と有明暁役の大井靖彦さん。堀越さんは、他の人とは少し違った、
なんていうか、今日のマチネに観たグッドラックハリウッド的にいうと
エッジのきいた魅力と面白さがあるんですよねー。
そして、大井さん、水中ダイブのシーン、大爆笑でした。楽しい~。
ストーリーは、なんとここから、意外な方向へと進み、
おおおおおおおっという結末に♪

加納幸和さんは、九重八重子になりきってますね。
八重子にみんながほれるの、なんかすごくよくわかる。
うん、ほれちゃうと思う。
「努力という鍵を使わなければ才能という扉は開きません」
というシーンもいいシーンだ。
私まではげまされてる感じです。

約3時間という大作でしたが、
それぞれの役者さんに全員スポットが当たるように
なっていて、見所満載、おおいに笑い、
そして心温まる舞台でした♪

観劇ノススメ

2007年03月19日

07/03/19 坂田健史WBA世界フライ級タイトルマッチ@後楽園ホール

2007年3月19日(月) 20:50
坂田健史 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ
立見席@後楽園ホール

学生の時、友人に強引に連れられてきて以来、
十年ぶりの後楽園ホール。立ち見席を買った
んだけど(立見席でも5000円するのです)、
リングサイドの二階席って感じで、オペラグラスは
全然不要。顔や表情までくっきりみえます。

坂田健史選手のメインの世界戦まで、6試合位
前座試合があるんですが、私が会場に着いた6時半の
時点では、3回戦。末永達也選手vs田中慎GO選手。
末永選手、輪島スポーツ所属、と思ってリングサイド
みると、おおおおお、輪島さんだー。スーツきたはりました。
この試合、田中慎GO選手のくねくねしながら挑発するような
シーンが多かったけど、みてて特に嫌な感じはしなくて、
ラウンド終了ごとにお互いタッチするのはいい感じでした。
で、このくねくね君が勝者。

4回戦。大迫亮選手vsチャイチャナウィンディージム選手。
チャイチャナ選手はタイのボクサー。が、見た目的に、ちょっと
おなかまわりがぽっちゃり。。一方、大迫選手、ガタイも大きめで
顔つきがめっちゃこわい。いい意味でかっこよくこわい。
試合もかなり大迫選手の一方的展開。チャイチャナ君、何度も
スリップやら膝がっくりで、とうとう、ダウンももらい、
最終的にレフリーストップ。大迫選手、対等な相手との試合をみてみたい。

5回戦。龍見三太郎選手vs加治木了太選手。
さんたろーって客席の声援が、ずっと私にはがんばろーって聞こえてました。

6回戦。セミファイナル。ここからラウンドガールが登場。
池田光正選手vs瀬藤幹人選手。3,4,5,6回戦とどんどんとレベルが
あがってくる感じで、この6回戦は、攻撃vs防御みたいな感じで、
なかなか見ごたえのある戦いでした。キャラ的にも、
イケメン風vs雑草魂系で、池田選手が負けた後、リング中央で
ふかぶかと礼して泣いてたのにちょっとじ~んと感動。

そしていよいよメインイベント!
坂田健史選手vsロレンソ・パーラ選手。
WBA世界フライ級チャンピオンをかけた戦い。
ここで垂れ幕に注目。
王者との戦いのはずなんですが、「前チャンピオン」になってます。
しかも「前」っていう文字を後からはっつけたようにもみえます。

そうなんです、この前チャンピオン、計量でオーバーしてしまったらしく
その時点で王者剥奪。しかも2kgもオーバーって。。なめてるのかと。。
もう少しオーバーしてたら試合自体成立しなかったようです。
というわけで、王者を剥奪されているので「前チャンピオン」との対決。

場内が暗くなって、テーマ曲とともに坂田選手入場~。
会場内はかなりの盛り上がり。と、リングサイドにカメラマンが集結。。
なんだって思ったら亀田兄弟がきておりました。
続いて前チャンピオン入場~。会場内から大ブーイング。まーこのブーイングは、
計量オーバーというやる気のなさに対してでしょう。

カーン。第1ラウンド。
おおお、坂田選手、攻めてます。さすがに世界戦だけあって、
一つ一つの動きが今までの試合とは違う感じ。無駄がないというか。
パンチがあたると、会場内から拍手と声援とやじが。やじも
面白くて、亀田がみてるぞーとか、笑えるやじもありました。

カーン。第2ラウンド。
お、坂田選手、なんかいい感じで攻めてます。
今日の試合、勝てるんちゃうかなって思いがうまれます。
そして第2ラウンド終了。

カーン。第3ラウンド、あれ、ロレンソ・パーラ選手、椅子から
立ち上がりません。何時間稼ぎしてるねんって思ってみてたら、
レフリーが手を大きく交差してます。。ん? え? ええええ?
坂田選手ガッツポーズ!!

テクニカルノックアウトとの場内アナウンス!
なんじゃそりゃー。ロレンソ・パーラ選手、戦意喪失って
やつでしょうか。計量オーバーといい、このタイミングでの
試合放棄といい、なんやねんー!
3ラウンド14秒TKOってことみたいですが、
ロレンソ・パーラ選手、3ラウンド、椅子から一回も立たず、
試合放棄です。かんがえられへんー。


でも、坂田健史選手世界チャンピオン!!やった!
インタビューの声がめっちゃ嬉しそう!
私まで嬉しくなるくらい。これからずっと防衛し続けてほしいです。

なかなか貴重な世界チャンピオン誕生の瞬間に立ち会えて嬉しかった!
たまにはこういう観戦もいいもんです♪

2007年03月21日

07/03/21 神奈川フィルハーモニー管弦楽団@神奈川県立音楽堂

2007年3月21日(水・祝) 15:00
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
シュナイト音楽堂シリーズVol.10
9列33番@神奈川県立音楽堂

指揮:ハンス=マルティン・シュナイト

 レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア
 ラヴェル/クープランの墓
 ベートーヴェン/交響曲第2番 ニ長調作品36

久々のクラシックコンサート鑑賞。
ミュージカルと一緒で、コンサートも、最初の音の出だしで、
その日の印象ってかなり決まるなぁと実感。
今日一曲目のレスピーギ。最初の出だしが実に気持ちよかった。
弦による美しい和音の旋律。
その中でもひときわ音が伝わってくるのが、
コンマスの石田泰尚さんと、コントラバスの一番手前で弾いてた方!
私の座席が上手側前方だったからもあるかもしれませんが、
このお二人は、弾き方もみていて気持ちいい。
茶髪ピアスで自分にプレッシャーをかけてるとおっしゃってた石田さんは、
その見た目以上に、繊細で美しいメロディー。いや、ほんとに。
弾いてない時のヴァイオリンの持ち方とか、うぉ、そう持つのー
みたいな感じにみえるんだけど、そこからさっと弾きはじめるのが自然で、
しかも動きがみていてとても気持ちいい。一方のコントラバスの方は、
それに呼応するように、低弦の響きをたっぷりと歌われていて、うーん、いい。
クラシックコンサートなんだけど、ビジュアル的にも楽しいってのはすごい。
そしてこの2人、弾き終わり方がまた気持ちいいんですよね。
最後まで音を大事にするってのが伝わってきます。

そしてラストのベートーヴェン!これはすごかった。
1楽章が終わった時、楽章間だけど拍手したくなった。
誰も手たたかなかったので恥ずかしがりの私は手たたけなかったけど、
欧米人だったら拍手してたんちゃうかな。
一楽章の最後の石田さんの盛り上がりはすごかった。じーんって鳥肌たっちゃいましたから。

ベートーヴェンでは、石田さんの隣で弾いている女性が、
これまた弾き方がしおらかでみてて気持ちいい。
直接的な音ははっきりときこえてくるわけではないんだけど、
優しい音色を感じました。

ベートーヴェンは、最初から最後まで睡魔がこなくて、
最後まで堪能~。最終楽章は終わって欲しくないなーって
おもっちゃったくらい。決して有名な曲じゃないし、
ベートーヴェンって個人的にはあまり好きな方じゃないんだけど、
ここまで聴きごたえある交響曲の演奏って久々かも。
指揮者のシュナイトさんも、座りながら振ってはるんですが、
時々ふっと立ち上がったり、表情がこれまた豊かで、
指先で振ってる感じ。カーテンコールでも、コンマスの隣の女性を
ちょっと前に出そうとしたり、ちょっとおちゃめさがみえたりして
ファンになりました♪
ベートーヴェンは弦も管もすっごくよかった。リピートしたいくらい。
こういう素晴らしいコンサートってアンコールは不要ですね。
ほんとにいい演奏会でした!

クラシックコンサートって、ストーリーを追わなくていいから、
美しいBGMとして聞きながら、考え事などをしながら楽しんだり、
美しい旋律ではメロディーを楽しみ、静かなシーンでは、子守唄として
眠っちゃってもいいわけだし、贅沢な時間が過ごせるので好きです。
もちろん、演奏が心地よいことが大前提なんですけどね♪

2007年03月31日

07/03/31 東京腸捻転@明治安田生命ホール

2007年3月31日(土) 14:00
お笑いLIVE革命 !! 東京腸捻転 #24 ~猛虎伏草 !!~
P列2番@新宿・明治安田生命ホール

久々のお笑い。年度末最後の日に笑いで終わるってのもいいですねー。
明治安田生命ホール、はじめて入ったんだけど、こんな新宿駅前の
オフィスビルの地下に劇場があったとは。。。

東京腸捻転、私も誘われた時、実はよく知らなかったんだけど、
テレビ朝日のバラエティ番組「完売劇場」が主宰する
お笑いライブのことで、今日もDVD用のためか、
テレビカメラが数台入ってました。

私はもともと新喜劇が大好きで、大阪にいた時は
いっつも週末はテレビで新喜劇見るのが楽しみだったんですが、
今日はよしもとの芸人さんは出てなくて、名前を聞いたことが
あるのも劇団ひとりだけで、でもチケット即日完売だし、
どんなんだろうと思ってわくわくしながらいってきました。
会場、いやー、やっぱり女性多いですねー。男性はちらほら。

一応関西人ですので、ちょっと率直な感想などを。。。。

まず最初は胃拡張軍団から。

■ キングオブコメディ
校長先生ネタ、面白い! 黙祷と、松下!に爆笑。
鼻くそはちょっとひっぱりすぎかな。
■ 島田夫妻
カンツォーネ、テレビでみたことある~。
オペラコントです。ネタ自体はすごくベタなんですね。
逆に素人漫才っぽいのを売りにしてるのかなぁ。
みてる方がちょっと緊張してしまう感じも・・・
でも旦那さんの方は声もいいし、芸がある気がします。
誰かがつっこんでた「ウェディングケーキの上にのっかってる人形みたい」
がすっごくツボにはまっちゃいました
■ ラバーガール
電報ネタ。うまい! 間も最高~。今日の中で一番好きかも。
展開がちゃーんと考えられていてテンポもよくて
めっちゃ面白かった。
でも全員のトークタイムの時とかのしゃべりって
全然印象違っておとなしいんですねぇ。このフリートークの時
とかに、場数を踏んだ差とか出るんでしょうねぇ。その点劇団ひとり
とかは、フリートークの話題の振り方とかしゃべり方もうまかったです。
■ THE MAN
庭師の一人コント。途中からのストーリー展開はなかなか。
■ イワイガワ
結婚式スピーチコント。おもしろーい。おおっとって感じのあの反り返り、
まねしたくなりますね(笑) いいキャラだ~。

続いて口内炎軍団(ニューウェーブ)

■柳原可奈子(太田プロダクション)
接客ネタ。面白いけど、ちょっとひっぱりすぎな気も。。
■EE男(ワタナベエンターテインメント
福田さんのものまねはしない方がよかったのでは・・

そしていよいよ登場、腸捻転軍団。

■ シャカ
多重人格者はお見事!
■ ダーリンハニー
電車ネタ。おもしろーい。こういう好きなことをとことん
つきつめる系のネタって大好き。急ブレーキの音、
そしてあの山の手線のドア押し込みジェスチャー、面白い!!
■ 劇団ひとり
有名な戦争中の像の花子の話。そうきますか。。
シリアスな語り調で、どう笑いにつなげるかと思って、少し期待したんだけど、
3分の2ほどは誰も笑えない花子の話を語るのみなんですね。
で、毒じゃないりんごを食べて花子が太っていくというあたりで
笑いがではじめるんだけど、うーん、ネタとしてどうよ。最後重いし。。
ただ、フリートークではさすが、うまい。
■ ホーム・チーム
ゲームネタ。うまい、すごい、おもろかった! 他のネタもっとみたい!!
■ 東京ダイナマイト
おおしろーい。特に後半のエクササイズしながらのあの動きと声、
お、おもしろすぎです。いいー。

というわけで、かなり笑いまくりの2時間でした。
さすが即日完売。うん、わかります。だっておもろいもん。
やっぱりお笑いっていい。なんか元気くれます。

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