07/03/11 三月大歌舞伎 義経千本桜@歌舞伎座
2007年3月11日(日) 16:15
三月大歌舞伎 義経千本桜
2階3列30番@歌舞伎座
四幕目 「木の実」「小金吾討死」
五幕目 「すし屋」
大詰 「川連法眼館・奥庭」
楽しかったー。やっぱりいいなぁ歌舞伎♪
昼の部もみたくなりました。
通し狂言の夜の部なので今日は4幕から。
4幕、お茶屋のおかみ小せん(秀太郎さん)がいい味
だしたはります。そしてこの小せんのだんな、いがみの権太
(片岡仁左衛門さん)がさらにいい味だしてます!しかも関西弁!
やってることはひどいんだけどね。それにしてもこの
小せんと権太はどうやって出会ったのか。。それは
昼の部をみるとわかるんでしょうか??
4幕後半は立ち廻りも見事で、拍子木の音にのった
宙返り、はじめてみる型も多くて、綺麗な型だなぁと
思いながらワクワクしながら観てました。
5幕の舞台はすし屋。この幕が一番のお気に入り!
お里(孝太郎さん)のちゃめっけも楽しい!びびびびびって(笑)
そして若君役の子、あまりにもきりっとして、存在が綺麗だったので
思わずみいってしまいました。この子、まばたきが美しい~♪
以下、ちょっとネタばれ。
権太、いいやつやん! ってか、泣けます。
もっとたっぷりみせてほしい位。ちょっとあっけなかった。
おやっさん、そんなにすぐ刺さんでも・・・・・
ストーリー的には、そうきましたかと。
いや、私も、権太が、涙をすすのせいにしたシーンで、
ん?泣いてるの?って思ったんだけど、
あれが本当の涙と最後に知って、じ~んときました。
義太夫の語りといい、この作品もともと文楽の作品
らしいんだけど、これ、文楽でも観てみたいです。
最後の幕。これ、ちょうどおとついテレビで観てたシーンが
いろいろでてきて、ちょっと嬉しいやらネタばれやら。。
でも狐が欄干をわたるシーンとか、狐の動きやその親子愛には
胸うたれるものがありますね。ただ、この「川連法眼館」の
前半は、ほとんど動きがなかったため、しばし眠りに落ちて
しまいました。この幕、4幕5幕とのつながりってほとんど
ないですよね?? 完全に切れているものなのでしょうか?
でも、狐の親子愛というのは、4幕5幕とつながったテーマですね。
そして最後の最後の奥庭。幸四郎さん登場。
どしっとした存在感はさすがですが、
前みた時も思ったんだですが、幸四郎さん声小さいですよね。
ちなみに、義経って言うところ、つまりながら吉宗って
はっきり言ったような気が・・・
4時15分に開演で終演が8時55分。でも時間の経過なんて
ほとんど感じない楽しい5時間。最初の20分の休憩は、イヤホンガイドの
解説を聞きながら、豆花という底のこしあんがめっちゃうまい
豆乳プリンを食べて過ごす。次の30分の休憩は、3階にのぼって
カレーを食べる。いけますねこれ。意外に量もありました。
次回は珈琲もたのも。
その後は、下に降りて、お土産コーナーを物色したり試食したり。
タイヤキは1月だけだったんですかね。また食べたかったんだけどなぁ。
>タイヤキは1月だけだったんですかね。また食べたかったんだけどなぁ。
こんばんは、お初カキコです。
紅白のお餅が入ったタイヤキですよね?
それでしたら、3階にございますよぉ♪
早く買わないと売り切れる場合もありますよねー。
わたしなど、何も知らないで、
1月には、帰りに買おうと思っていたら、もう店終い・・・。
2月には、食事を終えてから買おうとしたら、
本当に目の前で(前の人で)売り切れ。
で、今月は、やっと買えました!(笑)
歌舞伎座に着いて、食事の予約をして、荷物をロッカーに
預けてから、直ぐに買ってしまいました。
アツアツをほおばりました♪
・・・失礼しました。
コメントありがとうございます。
なんと!3階でしたか!
そうそう、そのタイヤキですー!
次回はぜひあのたいやき君、GETしたいと思います♪
初めまして。
4,5幕目の権太よかったですね。
>小せんと権太はどうやって出会ったのか
15の年に遊女をしていた小せんと客として出会ったようです。
当時としてはませてるってほどでもないのかな?
そしてすぐ子どもができてしまって…ってことらしいので、
権太、ヤンパパなんですね。
歌舞伎座の1階のお土産物売り場に人形焼コーナーがありますが、
あの奥にDVDや本を売っていて、
そこに歌舞伎絵本がありまして『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』が置いてあります。
この絵本、多少芝居と違う部分もありますが絵がすごく綺麗で歌舞伎チックだし、
お話全体も見通しやすくなっています。
鯛焼き、私も好きです。
mayaさん、小せんと権太の出会い、ありがとうございました!
しっかりものの小せん、子供ができたから結婚したのかな。
それとも好きあってなんだろうか。なんか気になります(笑)
歌舞伎絵本、次回ぜひチェックしたいと思います!