07/03/19 坂田健史WBA世界フライ級タイトルマッチ@後楽園ホール
2007年3月19日(月) 20:50
坂田健史 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ
立見席@後楽園ホール
学生の時、友人に強引に連れられてきて以来、
十年ぶりの後楽園ホール。立ち見席を買った
んだけど(立見席でも5000円するのです)、
リングサイドの二階席って感じで、オペラグラスは
全然不要。顔や表情までくっきりみえます。
坂田健史選手のメインの世界戦まで、6試合位
前座試合があるんですが、私が会場に着いた6時半の
時点では、3回戦。末永達也選手vs田中慎GO選手。
末永選手、輪島スポーツ所属、と思ってリングサイド
みると、おおおおお、輪島さんだー。スーツきたはりました。
この試合、田中慎GO選手のくねくねしながら挑発するような
シーンが多かったけど、みてて特に嫌な感じはしなくて、
ラウンド終了ごとにお互いタッチするのはいい感じでした。
で、このくねくね君が勝者。
4回戦。大迫亮選手vsチャイチャナウィンディージム選手。
チャイチャナ選手はタイのボクサー。が、見た目的に、ちょっと
おなかまわりがぽっちゃり。。一方、大迫選手、ガタイも大きめで
顔つきがめっちゃこわい。いい意味でかっこよくこわい。
試合もかなり大迫選手の一方的展開。チャイチャナ君、何度も
スリップやら膝がっくりで、とうとう、ダウンももらい、
最終的にレフリーストップ。大迫選手、対等な相手との試合をみてみたい。
5回戦。龍見三太郎選手vs加治木了太選手。
さんたろーって客席の声援が、ずっと私にはがんばろーって聞こえてました。
6回戦。セミファイナル。ここからラウンドガールが登場。
池田光正選手vs瀬藤幹人選手。3,4,5,6回戦とどんどんとレベルが
あがってくる感じで、この6回戦は、攻撃vs防御みたいな感じで、
なかなか見ごたえのある戦いでした。キャラ的にも、
イケメン風vs雑草魂系で、池田選手が負けた後、リング中央で
ふかぶかと礼して泣いてたのにちょっとじ~んと感動。
そしていよいよメインイベント!
坂田健史選手vsロレンソ・パーラ選手。
WBA世界フライ級チャンピオンをかけた戦い。
ここで垂れ幕に注目。
王者との戦いのはずなんですが、「前チャンピオン」になってます。
しかも「前」っていう文字を後からはっつけたようにもみえます。
そうなんです、この前チャンピオン、計量でオーバーしてしまったらしく
その時点で王者剥奪。しかも2kgもオーバーって。。なめてるのかと。。
もう少しオーバーしてたら試合自体成立しなかったようです。
というわけで、王者を剥奪されているので「前チャンピオン」との対決。
場内が暗くなって、テーマ曲とともに坂田選手入場~。
会場内はかなりの盛り上がり。と、リングサイドにカメラマンが集結。。
なんだって思ったら亀田兄弟がきておりました。
続いて前チャンピオン入場~。会場内から大ブーイング。まーこのブーイングは、
計量オーバーというやる気のなさに対してでしょう。
カーン。第1ラウンド。
おおお、坂田選手、攻めてます。さすがに世界戦だけあって、
一つ一つの動きが今までの試合とは違う感じ。無駄がないというか。
パンチがあたると、会場内から拍手と声援とやじが。やじも
面白くて、亀田がみてるぞーとか、笑えるやじもありました。
カーン。第2ラウンド。
お、坂田選手、なんかいい感じで攻めてます。
今日の試合、勝てるんちゃうかなって思いがうまれます。
そして第2ラウンド終了。
カーン。第3ラウンド、あれ、ロレンソ・パーラ選手、椅子から
立ち上がりません。何時間稼ぎしてるねんって思ってみてたら、
レフリーが手を大きく交差してます。。ん? え? ええええ?
坂田選手ガッツポーズ!!
テクニカルノックアウトとの場内アナウンス!
なんじゃそりゃー。ロレンソ・パーラ選手、戦意喪失って
やつでしょうか。計量オーバーといい、このタイミングでの
試合放棄といい、なんやねんー!
3ラウンド14秒TKOってことみたいですが、
ロレンソ・パーラ選手、3ラウンド、椅子から一回も立たず、
試合放棄です。かんがえられへんー。
でも、坂田健史選手世界チャンピオン!!やった!
インタビューの声がめっちゃ嬉しそう!
私まで嬉しくなるくらい。これからずっと防衛し続けてほしいです。
なかなか貴重な世界チャンピオン誕生の瞬間に立ち会えて嬉しかった!
たまにはこういう観戦もいいもんです♪