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2008年01月 アーカイブ

2008年01月06日

08/01/06 NODA MAP キル@シアターコクーン

2008年1月6日(日) 14:00
NODA MAP キル
2階A列27番@シアターコクーン

新年初観劇、キル、いってきました!
言葉遊びが楽しいですねー。
ストーリーは、やっぱり、なんーっとなくぼやーっと
理解している感じで、よくよく考えると、
自分の中で説明がつかなかったりするのですが
あまり深く考えずにみたい私には心地よかったりします。
また、時々ふっといろんなテーマとかストーリーのヒント
が投げかけられて、それについてすこーし考えるのが
楽しかったりするんですよね(考えすぎると混乱してしまう)。

今回、おおぉおぉ!と思ったのが
結髪役の勝村政信さん、いいっ!
声もいいしテンポ感もいい!
そして人形役の高田聖子さん!
このお二人の安定度と台詞のテンポ感が
舞台をひっぱっていたと思います。

そして野田秀樹さん。。。
2幕は圧巻です。あの子供役。。。
おとーたまー!!!
思い出し笑いしてしまう。。。
ほんとに子供でした。。。
体がこれまたやわらかいこと!(前後開脚!)

妻夫木聡さんは、冒頭シーンで、台詞の読み上げ方が、
うーん・・・と思ってしまいましたが、
2幕後半はいい感じでした。でも長台詞や叫ぶ系の台詞になると
ちょっと入り込めない感があったりなかったり。

広末涼子さんは、き、綺麗すぎる。。んだけど、
オペラグラスでみないと、その良さが伝わってこないかも・・と思いました。
また、声、これはあえてずっと高い調子の声で演技されてたんでしょうか。
途中ふっと普通のトーンに戻った時があってそっちはすごく自然だったので。。
私的ヒットポイントは、2幕前半、舞台上手で、椅子で後ろ向きに座ってる
シーンがあるのですが、この時の広末さんの目!
2階からオペラグラスでこの広末さんの目を見た時は
ぐーっときてしまいました。2幕ラストでも、テムジンの
台詞に、うんうんとうなずくような表情にも、実にみとれてしまいました。

音楽もかっちょよくて、つい、アクロバティックな動作(ないです)を期待してしまうノリ。
途中の手紙は、シラノドベルジュラックを思い起こさせ、ラストシーンは、
つい昨日DVDで一気に観た華麗なる一族の最終話を思い出してしまいました。

小道具がいろんなところでいろんな用途に使われていて面白いです。
舟出のシーンで、椅子をあのように使うとはー。

客席との絡みも少しあったり、アドリブ的にみえるシーンもありましたが、
どかーんと伝わってくる感じでなく、たんたんと進む感じ。
今日開演前に会った方が、堤真一さんのテムジンが・・っておっしゃって
たのですが、初演は、テムジン=堤真一さん、シルク=羽野晶紀さんなんですね!
そーれーはー観たかったー。

2008年01月09日

08/01/09 翼をくださいっ!さらばYS-11@銀河劇場

2008年1月9日(水) 19:00
ギンギラ太陽’s
翼をくださいっ!さらばYS-11 呼ばれて東京スペシャル公演
3階C列22番@天王洲銀河劇場

3階3列目だけど舞台が近い!
観やすいですねー。天井も高く全体が見渡せて、
銀河劇場、初の3階でしたがいい劇場ですね。

最初、開演直後、西鉄バスのかぶりものをした
役者さんたちが登場して、なんと強制撮影タイム!?に突入!
みんな携帯をオンに!というアナウンスで、1階席で記念撮影タイムが
はじまり、2階や3階にも西鉄バスのかぶりものをした役者さんたちが!
私も思わずぱちり。面白いですね。

ちなみに私、高校時代仲のよかった友人が
今西鉄バスの運転手してるので、
なんとなく西鉄バス親近感あるんですよね。

強制撮影タイムの後は少し暗転で間があった後
本編スタート!

ほんと、全員がかぶりもの!
かぶりものから顔だけを出している感じなので、
なんというか、役者さんの顔がどかーんと伝わってくるという感じではなく、
声と雰囲気を観る感じ。なので、役者さんを観るというよりは、
キャラクターを観るという感じになるので、
今回は、どの人がよかったー!ってのが特にないです。なんか不思議な感じ。

普通、綺麗だなぁとかかっこいいなぁとかいう印象だと思うんだけど、
頭がかぶりものなので、そのかぶりもののキャラクターがかなり強く、
そういう意味では、役者さんというよりも演目に入り込みやすいのかも
と思いました。かぶりものと衣装でキャラクターが決定づけられる印象で、
でもそこに役者さんの顔つきとか表情も反映されて、かぶりものの
キャラクターが、役者さんの声と表情でよりこうなんというか親しみやすく
リアルに伝わってくるんですよね。

内容はよくできてる!
福岡空港、長崎空港、佐賀空港といった空港の特徴や、
スカイマーク、JAL、ANA、JASいった航空会社の特徴、
スチュワーデスとグランドホステスの関係、
ロイヤルホストとリンガーハット(どちらも九州発)。。
ひよこ。。。
YS-11のたどった運命などなど。

そして雁ノ巣飛行場、太刀洗飛行場という戦時中の地元空港、
さらに、今はこの雁ノ巣飛行場の雁ノ巣さんが、
航空交通管理センターになって。。というのも
実話をもとに今回の公演で追加した部分ということで、
うまい、よくつながってるなぁと。

終演後に座長の大塚ムネトさんの挨拶があって、
この演目初演の時は、まだ雁ノ巣飛行場が存在したそうです。
また、福岡の震災で公演が中止になった時、
パルコ劇場から声がかかってこの演目の東京公演が決まったとのこと。
このカーテンコールの挨拶もとってもいい感じでした。
他の作品もかなり福岡のローカルネタ満載とのこと。
こういう地方色強い公演っていいですよね。

Wikipedia に書いてあった劇団のキャッチフレーズ
「地元の人にしかわからない芝居」。いいっいいですねこのノリ・・

あ、一点だけいわせてー。福岡空港の第2ターミナルさんの新しい子供(!?)、
青いターミナルのかぶりものが、なんとなく古ぼけて見えてしまったのだけが
ちょっと、ん?って感じでした。

誰が主役ってわけじゃなくて、しっかりした脚本の上に、いろんなストーリーが
ちりばめられてて、戦争の特攻のこととかも盛り込まれ、航空業界のことも
面白くわかりやすく盛り込まれ、セットはとってもシンプルなんですが、
休憩なしの2時間、楽しく観劇できました。

ぜひほかの演目とかも観てみたいです。

2008年01月10日

08/01/10 星組エルアルコン@東京宝塚劇場

2008年1月10日(木) 18:30
宝塚歌劇団 星組
エル・アルコン - 鷹 -
レビュー・オルキス - 蘭の星 -
1階6列46番@東京宝塚劇場

スコット!
スコット役の麻尋しゅんさんに魅せられっぱなしでした。
お美しい~。綺麗な男役!
後半のピンク色の衣装が似合う!
大佐ーっ!

レビューでも麻尋しゅんさんを探してましたが、
後半になってからやっとわかるようになりました♪
で!ブランコに乗って登場する極楽鳥のシーンで
私、銀橋を先頭で歩いていた方、綺麗だなーって思って
みてたんですが、終演後聞いたらそれも麻尋しゅんさんとのこと!
おおおおおお!

レビューの群舞は後ろの方にいらっしゃる時が多く、
またお芝居の殺陣シーンでも、順番的にマスターズの彩海早矢さん
(この方も最初の緑の衣装で目をうばわれた!)の前に袖にはけ
立ち位置も奥の方なので、オペラグラス使って拝見しておりました
(今回は1階6列センターという素晴らしい席だったので、
オペラグラスを使ったのはスコットを観るためだけでした♪)

レビュー最後の大階段の後は、舞台上手の袖のところに
いらっしゃいますよね。立ち姿もお美しい~。
他の観客が真ん中に目線集中してるなか、ずっと右をみておりました。

そんなスコットがもうとってもお気に入りになって、
お芝居の最初にスコットがどういうふうに登場したかを
みたいがためにリピートしたいなぁって思ったり。

そのお芝居ですが、ストーリーは、はっきりいって
よくわかりませんでした。役の名前自体覚えにくいし、
なんかいろんなストーリーがごっちゃになってる感じで、
登場人物の関係図を描いたら盛りだくさんになりそうな感じ。

主役ティリアンの安蘭けいさんと女海賊の遠野あすかさん、
そしてティリアンに父を殺されたルミナスの柚希礼音さんの関係はわかりましたが、
エリザベス、キャプテンブラック、ジェラード、エドウィンなど、
見どころの多い登場人物のユニット(グループ)が多すぎる!(笑)

でも、それぞれの登場人物がかっこよくて、見せ場も多いので
楽しめちゃったりするんですよね。
ラストシーンで、オレンジを持ってた少年ティリアンの天寿光希さん、
いい声だったぁ。。。

お芝居、スクリーンや舞台機構をふんだんに使って、ぽこぽこいろんなところから
人が出てきたり沈んでいったり。。右袖をみてたら左袖にいつのまにか
登場してたり、大好きな小芝居もいろいろあったりで、見どころも多いです。
音楽もゲド戦記や半落ちの音楽家寺嶋民哉さんが担当ということで、
スケールの大きい感じで、映像や演出ともあって、一大スペクタクルという感じでした。
(でもちょーっと盛りだくさんすぎた気がするんですけどねぇ。。)

柚希礼音さん、目線がきた際には、どきーんとしました。色気がある~。
それにしても主役ティリアン、安蘭さんは好演なんですが、ひどい悪役ですよねぇ。
ギルダの遠野あすかさん、声がいい~。また、女海賊を好演!
でですね、いかにも的な音楽が流れ、ギルダがティリアンにベッドに倒されるシーンで、
私の背後から「すみません、すみません」というささやきが。。
このささやき、私にはギルダをベッドに抱きながら倒すティリアンの
心の声みたいに聞こえてしまい、ちょっとこれはねぇ。。。
このタイミングで、遅れてきた人を客席に通しますかねぇ。。。

レビューは、最初登場するラゲララとカトレア、この二人、
安蘭さんと遠野さんだったんですねー!ぜんっぜんわからなかった!

途中、安蘭さんが客席からの呼びかけ(とうこさーん!)に反応するシーン、
これ、毎回違うんでしょうね。いろんな反応みてみたい♪

ロケットはなんかいつもより横に長く感じましたが、これは
6列目で広角で観てるせいだったんだろうなぁ。

最後に。。私の左隣の子連れおばちゃんには参った。。。
お芝居中、もうおばちゃんの方がずっと子供に声だして説明してるんです。
しかもビニール袋に入れたペットボトルをがさがささせて飲ませたり、
つつみがみにつつんだ何かをやたらごそごそさせたり、子供にチラシの束を
渡して、それを子供ががさがさして音たてたり。。。子供は子供で前の席を
がんがんけってるし、よく前の席の方がまんしてたなぁと。。

幕間でよっぽど注意しようかと思ったんですが、さすがにレビューでは
声出さないだろうと思ってたら。。。あまかった。。。
おばちゃんの方の観劇マナーが最悪でした。。これまた音出しすぎ。
もうあくびするわ落ち着きないわ時計みまくるわ
音たてまくるわしゃべりまくるわ紙パックのジュースを最後まで飲もうと
じゅるじゅるして飲み終わった後それをパキパキ折ってビニール袋に
がさがさ入れてかばんの中にぐりぐりするわで、ほんと勘弁ーって感じでした。
ただ、最後の大階段で「綺麗ねぇ」って言ってた時は、
私も「そうねぇ」と心の中で同意しましたけど・・・・

2008年01月12日

08/01/12 雷神不動北山櫻 市川海老蔵五役相勤め申し候@新橋演舞場

2008年1月12日(土) 11:00
通し狂言
雷神不動北山櫻
市川海老蔵五役相勤め申し候
3階1列42番@新橋演舞場

まず、公演名がかっちょいい。
なるかみふどうきたやまざくら。
うーん、いいっ。なんかいい。

雷神不動北山櫻、とにかく三幕目がすごかった!
ちょっとエロチックな鳴神も面白かったけど、
圧巻は立ち廻り。
宙返り、はしご、走り幅跳び宙返り、一斉宙返り、
三升の紋の型(この紋すごく印象に残る)、組み立て体操風の見得。
これらに、附けのカタカタッという音と柝のキーンという音、
これらの音があうあう♪

花道の梯子の一番上にばっと逆さ向いて参った!
って風にきめられた時はほんとーに手が自然に拍手!
そしてステージ上の全員が宙返りして、屋根の上からの見得。
これもめっちゃかっちょいい。

少し暗転の後のラストの不動明王君臨シーンは、
まさにイリュージョン。おおおおおおおおおお!浮いた!
座っていた市川海老蔵さんがそのまま
宙に浮き上がったようにみえました。
このラスト、あっという間に終わって幕。
一瞬、あり?っと思ってしまったくらい。
確かにイリュージョンすごいけど、
その前の立ち廻りがあまりにも迫力あったので、
最新技術じゃなくてローテクでもいいから、
あぁ終わったーって感じで終わってほしかったなぁとちょっと思ったり。

ちなみに一緒に観た方によると、昔この演目をご覧になった時は、
この最後のシーンで、客席の観客が賽銭を舞台上に投げたりしていたそう。
それはすごい。。。

ところで、1幕の最初、海老蔵さんが口上されます。
お話が少しわかりにくいから説明しますとおっしゃって
筋を説明されたのですが(ちょっとつまり気味なのもまたいいですね)、
実際1幕、2幕と、話の大筋はなーんとなく理解できたって感じでした。
でも二幕の「毛抜き」は、な、なんとーって思うと思います(笑)
また、お茶目の海老蔵さんや、100歳とは思えない安倍清行、
海老蔵さんの客席降り!、海老蔵さんの5つの見得など見どころも満載。

そして3幕は、もうそんな1幕2幕がわかってなくても全然OK!
3幕ずっと楽しむために、1幕2幕はうとうとしててもいいって思えるくらい。
とにかく楽しめます

今日初めて演舞場の3階で観たんですが、
3階、全然舞台が遠く感じない。これで4200円。いいっ。
しかも3階B席だとなんと2520円!お得です。

そして3階でみてても海老蔵さんの眼力はすごい!
かっちょいいっ!

また、3階は大向こうさんがいっぱい!
なりったやっ!なりたやっ!んーーなりたやっ!十一代目!
といった掛け声がとっても気持ちいいです♪

ただ、花道の様子や、海老蔵さん達の1階席の客席降り、
これは3階センターからみえないんですよね。。
笑い声がおこったら、めちゃ気になる(笑)

2階ロビーに成田山新勝寺不動明王が置かれていて、
幕間では観客の皆さん撮影したりお祈りしたり。。
私も手あわせてきました♪

余談ですが、終わった後、小雨のふる中、銀座一丁目駅まで歩いて、
ふとダウンのポッケに手をいれると、見覚えのないものが。。
ってか、これ、イヤホンガイドやーん。。。
そのまま演舞場まで引き返してまいりました。
この演目、イヤホンガイドほとんど不要と思うけど、
登場した時、これは誰誰、っていってくれるのはとても嬉しいですね。

2008年01月13日

08/01/13 宝塚月組 A-Rex@日本青年館

2008年1月13日(日) 15:00
宝塚歌劇 月組東京特別公演
A-"R"ex
1階R列32番@日本青年館大ホール

この作品、劇中劇なんですが、途中で見方のモードを変えるとかなり頭が混乱したので、
劇中劇の中のアレックスのストーリーとして構えずに観ましたが、
リピートして、もう一度台詞とかを感じたいなぁと思いました
(明日が千秋楽ですが。。)。間も長めで台詞自体のテンポ感はゆっくりなんですが、
立ち止まって考えたいところ満載。不思議ワールドです。

ダンスはなくストレートプレイっぽいと聞いていたんですが、
ショーとしてのダンスはなかったけど歌・踊りもあって、ミュージカルでした♪

アレックス瀬奈じゅんさん、めっちゃ素敵。
お美しい。顔ちっちゃい。衣装が全部似合う。足細い。声が優しい。
どのシーンもほんとに素敵。いい点だらけ。。

ニケの彩乃かなみさん、
翼のついた衣装がとっても似合っていて、
目をぱちっとして、ちょこちょこと飛び回るさまはほんと天使のよう。
そして声がめっちゃいい~。

ラストの瀬奈じゅんさんと彩乃かなみさんのデュエット、
とっても素敵でした。昨日まで僕の背中には翼があった~♪

アテナ役でストーリーテラーでもある出雲綾さん、素晴らしいお声と進行役!
その安定感と、つい”先生!”って呼びたくなるようなキャラクター、いいっ。

キャラクター的にはアリストテレス役の北嶋麻実さんが好きですね。
話し方がいいっ。この演目、コミカルなシーンはほとんどなかったけど、
2幕で、アテナに2幕衣装に着替えなさいみたいにいわれた彼が
「ありゃっ」っていって袖にはけていったあのシーンとか好きです。

クレオパトラ役の麻華りんかさん、歌声素敵ー。
登場シーンの割に、プログラムのキャスト表にクレオパトラがないの
なんでーって思って、プログラムみてたら、今回でご退団なのですか。。
演目的にも、もうこれで私の役目は。。みたいな台詞もありましたね。。
可憐ないい役でございました。

そういえば、その麻華りんかさんがマリア、霧矢大夢さんがジーザスにみえるシーンが
ありました。。。衣装や途中の音楽も、なんかジーザスクライストスーパースターを
思い起こさせる部分が結構あったんですよね。

最後に、なんで、A-"R"ex の R にダブルコーテーションが・・・って思って
調べたら、Rex って国王という意味があるんですねぇ。
a rex 。ひとりの王という意味とアレックスをかけていたのかぁ。。。

2008年01月14日

08/01/14 東京會舘トークサロンスペシャル井上芳雄vs塩田明弘vs橋本さとし@東京會舘ローズルーム

2008年1月14日(月祝) 11:30
東京會舘トークサロンスペシャル 昼の部
井上芳雄vs塩田明弘vs橋本さとし
14-C@ローズルーム

昨年、島田歌穂さんの One Night Only で井上芳雄さんの
トーク聞いて、面白いッ!と好きになり、ぜひとも彼のトークを
聞いてみたくなり、
本日、なんと管理人人生初のお茶会(っていうんですかね)に参加してきました!
場所は帝国劇場横の東京會舘9階のローズルーム。

まずですね、東京會舘に着いて入り口入ってふと。。。
「男性ってもしかしていない??」
との不安がよぎりました。。
女性であふれかえっております。

で、最初の難関。エレベータ。
このエレベータが行列。
しかも全員100%女性オンリー。

まるで電車の女性専用車両に並ぶ女性の列に
”あえて”並ぼうとしてる男性のよう。。。
階段でいけるなら、たとえ9階でも階段でいきたかった。。
で、到着したら、今度はコートをクロークに預けるところで列。
しかも私が並んだ列はやーたーらー処理が遅かった。。ううむ。

で、会場に入ったら、うぉっ、10人のテーブルが50個以上!
ということは人数にして500人以上!
見渡す限り100%女性!

今回14番テーブルという素晴らしい前方席で、しかもセンター。
この同じテーブルに男性がいらっしゃってかなり救われました。
(退場するまでに結局発見した男性はその他2名のみ!)

ただ、席についてしまったら、そんなことはもうあまり
気にならなくなり、まずはコース料理を堪能。
量は少なめだけど、美味しかった。

で食べ終わったら、テーブルの皆さん、バタバタと外へ。
なるほど、お手洗いですね。
と思って私も一応ではお手洗いへ。。ロビーに出ると、
男性お手洗いは女性お手洗いになってました。
そしてエレベータで1階に降りて下さいと。
このエレベータがこれまたなかなかこないんですよね。
で、ようやく戻って(戻る時テーブルに立てられていた
番号札がなくなってたので一瞬迷ってしまった。
そのくらい会場大きいのです)
しばらくして、会場が暗くなり。。。

バタバタバタバタ!
おおおおっヘリコプターの音が!
そして会場後方にスポットライトが!
井上芳雄さんと橋本さとしさんが登場~。おおおおおお!

テーブル席のお客さんと握手しながら、ゆっくりと
ステージに向って歩いてらっしゃって。。。

まずは井上芳雄さんと橋本さとしさん二人でのトーク。
二人が出会ったシンデレラストーリーの話から。
橋本さとしさんの関西弁、ほんっとに関西人って感じ。
そして井上芳雄さんの、落ち着いた切れ味するどいトーク、
やっぱりめっちゃ面白い。

14番テーブルは、劇場に例えるなら前から6列目センター。
トークがはじまったら皆さん椅子の角度を直角に変更しはじめ。。
な、なるほど。確かに、そうすると正面向けますもんね。
でこの席、ほんとめっちゃ近い。井上芳雄さんもばっちりみえて嬉しい!
ほんっとにスラっとしてて足も細くて、なんというか綺麗。
スーツが似合いますねぇ。。
橋本さとしさんは燕尾服で、昔拝見した時より、かなり恰幅
というかガタイがいいなぁという印象でございました。

20分位の二人のトークの後、ミュージカル指揮者の塩田明弘さん登場!
最初、後ろ向いて、ミスサイゴンのエンジニアの赤い服着ての登場~。
おおおお、のりのりでお茶目~。

ここからは進行役が塩田さんで、橋本さとしさんの関西人的のりのトークと、
井上くんのきらーんと光るトークで、かなり笑わせていただきました。
まさに新年初笑い!って感じ。特に井上君のさりげない一言や
切れ味いいなぁと思うつっこみ、歌う前の一言(この一言がめっちゃいい)
堪能いたしましたです。
特に「全部にゃにゃにゃにゃにゃーになっちゃいますよ」
という、前半の流れを受けての絶妙なつっこみがさらっと
出てくるあたり、めっちゃうけた。。。。

また、塩田さんの企画で、井上芳雄さんと橋本さとこ!さんで
音楽なしの、歌詞だけのミスサイゴンのサンアンドムーン。
二人とも、さすが役者だなぁと。言い終わった後のアハハハハアハハハハ
手つないで走ってるさまにめっちゃうけました。
その後はピアノが入ってのサンアンドムーン♪
そしてブイドイは、なんと塩田明弘さんがメイン!
声楽科ご出身なんですよね。

塩田さんと井上くんとの話で、井上君が、声の調子が
いいなぁって時は塩田さんも長めに伸ばし、井上君が
声の調子がつらいなぁって時は塩田さんもそんな井上君の
調子を感じて短めに切る、そんなことを聞いて、
あぁ生オケってこういうところも素敵だなぁ、
まさにその日その日でベストな作り上げ方って
違うんだろうなぁとライブのよさを改めて感じたり。

そんなこんなであっという間にトークタイム終了。
今井上芳雄さんはウェディングシンガーのお稽古中(塩田さんも)、
橋本さとしさんはベガーズオペラのお稽古中とのこと。

ウェディングシンガーは最後曲流れてたけど、ハッピーエンドの
楽しいブロードウェイミュージカルっぽい感じらしく、
井上君が会場に向ってつっこむシーンとか、ぜひ観てみたくなりました。

ちなみに、ステージの下手にグランドピアノが置いてあって、
歌の時は伴奏を、トークの時は、トークしてる内容の曲を
(例えばレミゼのマリウスがって時はマリウスのナンバーを、
ミスサイゴンのあそこでって会話の時はその曲を弾かはる!)
さらっと弾かれるので、実にタイミングよくわかりやすい!いいっ!
ピアニストは国井雅美さんとのこと。

思い切り笑って、とっても満足な初トークサロン参加でした♪
でもできればケーキとお茶くらいでもう少し安く抑えてくれたら嬉しいなぁ。。
(今回はコース料理込で15000円。。。でも即完売だったようです)

2008年01月16日

08/01/16 寿初春大歌舞伎 助六由縁江戸桜@歌舞伎座

2008年1月16日(水) 18:30
寿初春大歌舞伎
歌舞伎十八番の内
助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
2階4列36番@歌舞伎座

もともと仕事で今日の夜は観劇の予定はなかったんですが、
最後の演目の助六は観たいなっと思ってて、おけぴで譲っていただいて、
いってまいりました♪

歌舞伎ってたいてい16時半はじまりですからねぇ。
普通のサラリーマンよりかなり自由に動いてる私でも
なかなか16:30はじまりってのは厳しいです。

まずは最初に綺麗な衣装を身にまとった花魁達がゆったりと登場。
衣装がほんとに豪華で美しい!!!めっちゃめちゃゴージャス!迫力あります。
これだけ観ててもでもぼぉーっとしてしまうくらい。
しかも動きや台詞、一つ一つのテンポがとってもゆっくりで
イヤホンガイドも、”時間がかかりますね””ただこれだけのことにこれだけの時間をかけて”
と解説する場面が何度もあり、観客の笑いをさそってました(笑)

そうこのゆったりしたテンポ、観てて最初は、うーん、これで2時間か、
寝てしまわないかなって思ってたんですが、
助六(市川團十郎さん)の登場がかっちょよくて、ここからどんどんはまっていきます。
市川団十郎さん、花道ちょっとみずらかったんだけど、傘を手にしての立ち姿、いいっ!
それから助六と髭の意休(市川左團次さん)とのやりとりあたりでますます面白くなって、
助六のお兄ちゃんの曽我十郎(中村梅玉さん)、
梅玉さん、綺麗っ、気持ちいい♪いいっ!
また、次々と登場する脇役の方たちが、うまいっ、楽しいっ!

今回特に私が魅せられたのは、母親登場のシーンで、舞台上手で
すこーし斜め下を向いてじっと座ってる揚巻役の中村福助さん。
どきっとするぐらいとーーってもかわいい!綺麗!美しい!
オペラグラス無しで伝わってくるこの可憐なオーラはなんなんだと!
思ってオペラグラスで観て福助さんであることを再確認したりしてましたが
歩き方といい、振り向き方といい、好きになりそうでした。
このときめきをブロマイドにして欲しい!って思ったくらいです。

また、この演目からうまれたという流行語「こりゃまたなーーんてこったい」
って台詞が何度も出てきて、とっても面白いです。
十郎と助六のやりとりも面白いし、そこに通人の中村東蔵さんが股下の”凱旋門”を通る場面の
現代の流行事情をとりいれた演出も、おっぱっぴーやそんなの関係ねぇ
どんだけぇーや花粉症マスクやら出てきて、会場爆笑。

ラストは、え?ここで終わり?みたいなところで終わりましたが、
これ、ストーリーを追わずに、ショーとして観るとほんとに楽しい。またぜひみたいです。

先日の演舞場の市川海老蔵さん、そして今日の歌舞伎座と今月は歌舞伎2本目。
どっちも新年のはじめっぽい演目でいいっ!
浅草の新春浅草歌舞伎と国立劇場の初春歌舞伎も観たくなって来た今日この頃です。
さらには大阪松竹座の壽初春大歌舞伎まで足を伸ばせれば最高。。ですけどね。

あ、ホームページの配役にはなかったんだけど、花魁役の中央にいらっしゃった中村芝のぶさん、
やっぱり見た目も声もお美しい!素敵!イヤホンガイドよ、教えてくれてありがとうー!

ちなみに助六寿司ってこの演目の助六なんですってね。
稲荷寿司の油揚の揚と、巻寿司の巻で、揚巻、で、助六。ほぉぉぉぉ。

そして今日も、後ろでずっと携帯のバイブ音、左前方ではずっと
携帯をチェックしてるおばちゃん。。。どうも時計代わりに見てたっぽい。
そのカパって閉める音だけでも迷惑なんですよね、やめてー。

2008年01月17日

08/01/17 メディアモノガタリ@ザスズナリ

2008年1月17日(木) 19:30
三条会
メディア モノガタリ
I列2番@ザ・スズナリ

事前知識無しで、急遽お誘いを受けての観劇。

80年代90年代の山口百恵や小室哲哉、森高千里、globe
などの曲が流れる中で、ギリシャ悲劇「メディア」が語られるという舞台。
セットは非常にシンプル。。学校にあるような机とライト。。。
それと舞台後方に1時間のカウントダウンのタイマー。

最初の出だしは、つかみがいいなって思いましたが、
その後は、よくわからない行動が繰り返されることを見るのが
苦手な私にとっては、前半はちょっとついていけず。。
例えば一本一本のライトをかちゃかちゃ叩いていく部分とか。
おそらく何かしら意味はあると思うのですが、それがわからないので、
なんなの?なんで繰り返すの?って思ってしまうのです。。

まわりの役者さんについては、素っぽい部分と演じてる部分が
時々見てて交差したり、台詞が聞き取りにくかったりもありましたが、
後半、音楽にあわせて振りをつけながら語る部分や、
膨大な台詞量のラストの語りはなかなか見ごたえがありました。

こういうお芝居もあるんだなぁと思った久々のスズナリでした。

2008年01月20日

08/01/20 宝塚月組HOLLYWOOD LOVER@日本青年館

2008年1月20日(日) 15:00
宝塚月組 ハリウッドラバー HOLLOYWOOD LOVER
1階J列48番@日本青年館大ホール

お芝居の後にちょこっとあるショーが
かっちょよかった!
お芝居の後で、お芝居で全然笑わなかったカマラ(美夢ひまりさん)
とかレイ(越乃リュウさん)が笑顔で踊ってるのをみると、
後味もよくなるってもんですね!
私の中ではどうしてもカップルに見えなかったモニカ(涼城まりなさん)も、
ショーではめっちゃかっちょよかった。

この舞台、美術が好きです。。
スタジオとローズの部屋がさっと変わるあたり、素敵。
最後の夕日も。。。背景一面の夕日と祐飛・・とか思いながら観ておりました。

撮影シーンと映像のスクリーンシーンのシンクロもなかなか見事。
ちょっとみててシンクロのタイミングにどきどきしますが、
ぴたーっとあったらとっても気持ちいい。

それにしても大空祐飛さん、かっちょいい。
そしてラスト、ダニエルのバーで写真をもった時、ぐっときました。
今回で月組が最後で花組へ組替えとのこと。
チャオという台詞にそういう思いも入ってたりするんですかねぇ。。

そして、リチャード(遼河はるひさん)のローズに対する愛。。
おぉぉぉ。。。切ない。。そんなに想ってたとは・・・
最初は、リチャード、なんてやっちゃなどと思いながらみてましたが、
後半は、リチャード、そこまでローズのことを。。。と。。。
ローズのことを考えるともうまわり見えなくなっちゃうんでしょうね。。
そして最後、飛行機、なんと。。。。。。。
その前のレイハドソン(越乃リユウさん)とのやりとりシーン、
もう一度観たら、かなりぐっときてしまう気がします。。

ちなみに途中、下手でステーファーノ・リチャード・レイのシーン、
やたら台詞の間が長く。。。ん?と思っちゃったんですが、
いつもこんなに長いんでしょうかね。。。

2008年01月23日

08/01/23 ミュージカル座トラブルショー稽古場レポ

2008年1月23日(水)15:00
ミュージカル座「トラブルショー」稽古場訪問レポ
@埼玉県某所

2006年のトラブルショー初演を観て、涙が出るほど大笑いしたことを
とってもよく覚えてまして、次回公演の際はぜひ稽古場にお邪魔したいと思って
お願いしたところ、快くOKをいただきまして、行って来ました!
今回拝見したのは1幕のお稽古。この舞台、1幕と2幕で見所が
がらっとかわって、特に2幕に笑いどころが詰まりまくっているのですが、
今日は1幕のいくつかのシーンをみせていただいたのでその様子を少しご紹介しますね。
レポ最後には、キャストの方達からの動画コメントもありますのでぜひ見てみて下さいね。
あ、あと実は今回、公演プログラムに、おけぴ管理人が登場しています(詳しくはラストをみてね)
では以下、文章はおけぴスタッフ akki のレポにてお届けしまーす♪


ミュージカル座さんには何度かお邪魔していて、 おけぴスタッフの顔を覚えてくださってる方もいるのですが…なんなんでしょう ね、この緊張感。 ここのところ、お稽古場やゲネプロに、 取材という形でうかがうケースが増えてきているのですが、まだまだ慣れないで すね。 でも、スペシャルな空間に足を踏み入れる…そのドキドキ感は、 忘れたくないなって思っていたりもします♪

「トラブルショー」は今回、再演となります。
2006年10月にシアター1010にて初演され、竹本敏彰さんの作品としては第3弾となります。
前回も好評だったこの作品に、新たなキャストを迎えての上演です。

お稽古場にうかがったのが、開幕約1ヶ月前(稽古場レポまでに時間が経ってしまってごめんなさい!)ということもあって、とても細やかな芝居部分の調整が行われていました。
最初に見させていただいたのは…劇作家・田辺一星(菊地まさはるさん)の悪夢のシーン。現実でも周りにあーだこーだと言われて、パニックになっている田辺が見る夢のシーンです。田辺の味方は、演出助手の玉木太郎(Wキャスト 中本吉成さん・谷口浩久さん)だけ。
何かに追われる夢って見たことありませんか?朝、起きてみるとすっごい嫌な汗をかいていたりして(笑)。朝からブルーになりますよね。経験…ありますよ、あります…。ちなみに、大量の真っ白い原稿に最後は飲み込まれる夢…でした(苦笑)。
でも…なんでこのシーンって…楽しいんでしょう~(爆)!もちろん、デフォルメされてるし、面白おかしく作ってるからなんだけれど、思わず自分の体験と重ねて、クククッ…と笑わずにはいられません。
でも、田辺にとっては真剣そのもの、死活問題!当事者にとっては笑えないことでも、部外者として見ると…楽しいですねぇ~(笑)。竹本さんもミュージカル座のHPの公演ページに『是非、主人公に感情移入などせず、あくまでも端から見てください。(笑)』とおっしゃってます。
この舞台は『端から見る』…これ、ポイントかも!

その後は、劇中劇のお稽古シーン~1幕ラストまで。劇中劇もよくできてるんですよ。他の芝居で観たことがあるような~みたいな設定…かもしれませんね。
劇中劇のお稽古が終わると…舞台裏のドタバタ開始~!
作曲家が歌詞を変える、数小節長くする、キーを変える…きっと作曲家本人はよかれと思ってやっているんでしょうけど、役者にとっては混乱の元。もうそれぞれが大パニックに(笑)。
このシーンを竹本さんは念入りにチェックされてましたね。『今日は初日、数時間後にもう幕が開く』という、現場にとっては危機的状態!ってことを頭に入れて、シチュエーションに慣れないようにということを話されてました。

すごく面白いな~って思ったのが、台詞のニュアンスのチェック!
きっと、竹本さんの頭の中にこの役者さんがこう動いてくれたら面白いだろうなっていう絵があるんでしょうね。例えば「またですか?」っていう一つの台詞にしても、抑揚の付け方や程度でいろんなニュアンスが生まれてきますよね。
それを、「7回目くらいの変更って感じで」と添えて(この細かい設定自体に思わず笑っちゃう)、自分で台詞を言ってみて、役者にも言わせてみる…それを数回繰り返すことで、竹本さんと役者さんとでニュアンスを共有していくんです。
ここだけじゃなくて、別な役者さんの「自分、いっぱいいっぱいです。」っていうのも、竹本さん的に細かいニュアンスの要望があって、何度も繰り返していました。
一つの台詞を違う形で、何度も聞けるなんてなかなかないことなんですが、今回、そういう経験をして、同じ台詞でもこんなに違って聞こえるものなんだなぁって感心しちゃいましたよ。

お稽古場見学は、「さ~て、初日の幕は開くのか?」というところで終了~!
おけぴスタッフも、「えっ?どうなるの?どうなるの?」と。
2幕が観たい~っ!果たしてあのドタバタがあの後どうなるのか!!!!!
う~ん、知らないでいると…ムズムズします(笑)。

普段は観客として客席から出来上がった表に出てくるものだけを観ている私たち。
この「トラブルショー」は、舞台の裏側をのぞけるチャンスですよ~。しかも…トラブル尽くしの裏側を、傍観者として笑って見ていていいという、ある意味、とってもスペシャルな疑似体験!(笑)

「トラブルショー」の登場人物は実に多彩。大物俳優・女優にアングラ俳優、正統派女優にトレンディー俳優にアクション俳優…思わずどんなキャスティングやねん!ってツッコミ入れたくなります。そこに、劇場主でありスポンサーでもある人物の愛人まで出演者に名を連ね、子役出身の女優にはステージママまでついてくるし…。まともなのは…実は劇作家の田辺だけ?みたいな…。
これ、キャストのキャラの濃さを見るだけでも、か~な~り、面白いと思いますよ。ツボキャラ探しも面白いかも~!

自分たちのいる舞台の世界を題材にして、笑いをたくさん詰め込んだ作品を作り上げた竹本さんにちょっとお話をうかがってみました♪

Q.トラブルショーはどんな話ですか?

A.いわゆるバックステージ物で、こけら落としを成功させたいというプロデューサーの下、決まった作家が次々倒れ、3人目に来たのがうだつの上がらない田辺という作家。この仕事を、助手の玉木と一緒に様々な困難を乗り越え、果たして初日の幕は上がるのか、無事終えることができるのか?!といった様子を描いたドタバタコメディですね。


Q.再演についていかがですか?

A.初演が好評で、再演させていただけることになりましたが、キャストが変わるとさらに雰囲気も変わってきます。だから、役の面白さをキャストを通じて引き出せるようにしながら、稽古でどんどん台詞を変えていくと(笑)。キャストを困らせている状態ですが、非常に面白くなっているんじゃないでしょうか。


Q.トラブルショーを作られたきっかけは?

A.この作品中ではいろんなトラブルが起こりますが、そのエピソードっていうのは、僕の20年の舞台人生の中で、見たり聞いたり経験したり…っていうことが使われています。自分の目の前で起こったことがほとんど。その場ではしかめっ面しながら、影ではネタ帳に書いておいたと(笑)。エピソードを厳選して一つの作品に仕上げたので、皆さんに楽しんでいただけると思いますよ。




トラブル続出の舞台の裏側を描いた作品ですが、どこもかしこも、クスクスッ、クククッって笑える作品に仕上がっていると思います。何にも考えずに、目の前で起こるドタバタを楽しんじゃいたいですね!
見終わった後、素直に「あ~、楽しかった!」で終われるコメディっていいですよね!日ごろの鬱憤晴らしに劇場に笑いとパワーをもらいに行ってみてはいかがでしょうか!

キャストの方達からの楽しい動画メッセージもぜひご覧下さい!


※左から田中利花さん、真樹めぐみさん、山形ユキオさん、菊地まさはるさん、中本吉成さん ※田中利花さんが最初大笑いしてるのは「大浦みずきっていいそうになっちゃった」っていったはります。この動画コメント、座談会の後に収録したのですが、田中利花さんのトークがほんとーに面白くて、その一部を公演プログラム購入者用特設ページからご覧いただける予定です♪
※左から川田真由美さん、深沢美貴子さん、梅沢明恵さん、北村がくさん、青島凛さん、尾花宏行さん

★ ミュージカル座「トラブルショー」
2/21(金)~2/25(月)全8公演 THEATRE1010
出演:菊地まさはる中本吉成谷口浩久上條恒田中利花山形ユキオ真樹めぐみ北村がく
※月組・星組の一部ダブルキャストによる上演

■ ミュージカル座ホームページ
 組別スケジュールなどはこちらでご確認ください。

p.s.今回、「トラブルショー」のパンフレットの中の座談会コーナーを、おけぴ管理人が担当させていただきました。なんと!パンフをお買い上げの方にしか見られないスペシャルページもネット上にご用意!「トラブルショー」を観に行かれたら、ぜひパンフレットもお手にとってみてくださいね。

そしてそのパンフレットを、この稽古場レポをご覧いただいてご応募いただいた方の中から抽選で10名様にプレゼント!(締め切り:2/19。当選発表2/20。受け取りは公演期間中、劇場でとなります♪) ご希望の方は、稽古場レポの感想とお名前を明記の上 support@okepi.jpまでご応募下さいませ。

最後に、前回公演の時の舞台写真を何枚か掲載OKいただきましたのでご紹介しておきますね




(撮影:新居政裕さん)

2008年01月31日

08/01/31 雪女@Asakusa Little Theatre

2008年1月31日(木) 17:00
雪女
自由席@Asakusa Little Theatre

浅草に新しくできた小劇場。
つくばエクスプレスの浅草駅を出て六区通り沿い。

客席数わずか30席。
この劇場で、2月から5月まで
「雪女」「占い」「遅刻」という3つの演目が
交互に上演されるとのこと。
今日観てきたのは「雪女」。

二人舞台。女と男。
とにかくステージが近い。

ふっとした笑いもあったりするけど、
最初、落下シーンから始まってその後はホテルの一室で展開。
なぜホテルの一室に舞台が変わったかは、
みているうちにじょじょにわかってゆき、
ラストで、そうだよねと。。。
最後の夢。。。
あの後のことを考えると。。
悲しいですねやはり。。

黒いカーテン、照明も綺麗でした。
またステージの段差の使い方もうまい。

途中、少しSEXシーンなどもありますが、
そんなにいやらしい感じではないけど(見えはしない)、
でもドキっとするシーンもあり、そのあたりが「大人の」
というところなのかも。チラシもちょっとドキっとしますしね。

流山児・事務所の女優、伊藤弘子さん、ドキっとする振る舞い。
襲う直井おさむさんから逃げるシーンは、かわいらしくもあり、
少し女神っぽくもあり、最後のコート姿はとてもかっこよかった。

とにかくステージと客席が本当に近いので、役者さんの表情や台詞、しぐさ
など、細かなところまで全部伝わってくる感じです。見ごたえあります。

約50分の上演時間、仕事帰りにこういう舞台を観てってのもいいなと思いました。

ちなみに最初の開演アナウンス、
このアナウンスをしたお兄さんが去り際、
思い切り壁に頭をごつんとやってましたが、これはネタ!?
いや、ほんとに痛そうだったので多分マジだろうなぁ(笑)

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