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08/01/13 宝塚月組 A-Rex@日本青年館

2008年1月13日(日) 15:00
宝塚歌劇 月組東京特別公演
A-"R"ex
1階R列32番@日本青年館大ホール

この作品、劇中劇なんですが、途中で見方のモードを変えるとかなり頭が混乱したので、
劇中劇の中のアレックスのストーリーとして構えずに観ましたが、
リピートして、もう一度台詞とかを感じたいなぁと思いました
(明日が千秋楽ですが。。)。間も長めで台詞自体のテンポ感はゆっくりなんですが、
立ち止まって考えたいところ満載。不思議ワールドです。

ダンスはなくストレートプレイっぽいと聞いていたんですが、
ショーとしてのダンスはなかったけど歌・踊りもあって、ミュージカルでした♪

アレックス瀬奈じゅんさん、めっちゃ素敵。
お美しい。顔ちっちゃい。衣装が全部似合う。足細い。声が優しい。
どのシーンもほんとに素敵。いい点だらけ。。

ニケの彩乃かなみさん、
翼のついた衣装がとっても似合っていて、
目をぱちっとして、ちょこちょこと飛び回るさまはほんと天使のよう。
そして声がめっちゃいい~。

ラストの瀬奈じゅんさんと彩乃かなみさんのデュエット、
とっても素敵でした。昨日まで僕の背中には翼があった~♪

アテナ役でストーリーテラーでもある出雲綾さん、素晴らしいお声と進行役!
その安定感と、つい”先生!”って呼びたくなるようなキャラクター、いいっ。

キャラクター的にはアリストテレス役の北嶋麻実さんが好きですね。
話し方がいいっ。この演目、コミカルなシーンはほとんどなかったけど、
2幕で、アテナに2幕衣装に着替えなさいみたいにいわれた彼が
「ありゃっ」っていって袖にはけていったあのシーンとか好きです。

クレオパトラ役の麻華りんかさん、歌声素敵ー。
登場シーンの割に、プログラムのキャスト表にクレオパトラがないの
なんでーって思って、プログラムみてたら、今回でご退団なのですか。。
演目的にも、もうこれで私の役目は。。みたいな台詞もありましたね。。
可憐ないい役でございました。

そういえば、その麻華りんかさんがマリア、霧矢大夢さんがジーザスにみえるシーンが
ありました。。。衣装や途中の音楽も、なんかジーザスクライストスーパースターを
思い起こさせる部分が結構あったんですよね。

最後に、なんで、A-"R"ex の R にダブルコーテーションが・・・って思って
調べたら、Rex って国王という意味があるんですねぇ。
a rex 。ひとりの王という意味とアレックスをかけていたのかぁ。。。


皆様からのコメント



いつも楽しく観劇レポを読ませて頂いています。本当に観劇がお好きなんだなと言う、私にとって勉強になる観劇スタイル、これからも楽しみにしています。さて、「ARex」ですが、宝塚ファンの中でも、わかりづらいし、少々敬遠されている帰来がありましたが、ちょっとわかりづらいと言えばそうだったようで・・・。演出の荻田先生は、レビューの演出にしても、「脱宝塚」っぽいことをよくされているかたなので(フィナーレで拍手しづらいとか)今回もそんな意図を感じる公演でした。私はそんな荻田ファンなので、いろいろ考えたいなーと思いながら見ましたが、やっぱりわかりきれなく・・・。管理人さんのコメント読んで、私ももう一度見たかったなと思いました。「今回の公演はみなくても良いかな」という声を私の娘や友人からも聞きましたが、そんなものを払拭したいのかな?荻田先生は。いずれにしても、瀬奈さんファンの私にとっても見応えのある作品でした。



はじめまして、
いつもお世話になっています。
私は、東京初日に観劇しました。
結構、難しい?というか、考えさせられる不思議な芝居でしたね。
あえて、なにも情報を持たず見てみようと思ったので、正直驚きました。
私もリピートしたかったです!
前回の「マジシャンの憂鬱」で瀬奈じゅんさんを見て、
なんてコメディセンスのあるお方なのだろうと思ってたのですが、
今回は、とにかくかっこいい!!
ほんとに素晴らしく衣装が全部似合ってましたねぇ。
着替えてくる度、その姿にため息がでました。
この役も、ビッタシという感じでした。
こういう少ない人数での、心情中心の芝居も良いですね。
テレビなれしているせいか、最近はめっぽう「分かり易さ」を求めすぎていて、
想像力が欠けていたかな(笑)
もともと、想像力をフルに使って、あとあと考えさせられるような
芝居や映画が好きだったんだわーと、思い出させてくれました。
これは、作・演出の荻田浩一さんに感謝ですね。
あと忘れてならないのは、管理人さんもお褒めの出雲綾さん。
ほんとに素晴らしかった~。舞台がグンと引き締まって、
なにかお人柄がにじみ出ているようなおっきなものを感じました。
初日では出雲さんのアドリブでの笑いから始まり、最後の挨拶では思いっきり
寒いギャグ(ごめんなさい)を言ったんですよ。お茶目なお方です(笑)
そして、ラストの瀬奈じゅんさんと彩乃かなみさんのデュエット。素敵でしたね。
最後の歌がいいと気持ちがいい!!ミュージカルはいつもこうあってほしいものです。
また、今年もおけぴ、たくさん使わせていただきます。
今年も宜しくお願いします。



私は初日の7日と9日の2回観ました。
私は正直やはり余り好きではないですね。こういうスタイル。
どうもこの荻田さんとは私の感性が合わないのか、この2年ほどの間で、宝塚で東上した演目は全て、宝塚以外も全部2度は観たと思いますが、好きなのは朝海ひかるの退団後の初舞台だった「PRIMARY COLORS」だけでした。
現在は関西に宝塚ファンの友人がいないため事前の知識もなく観ています。

この作品については劇中劇が何処までなのか良く分からず、混乱してしまいました。
ただ、1度目に観たときは作者(荻田さん)の趣旨が全く分からず(かなり寝てしまったこともあるかもしれませが)、ただ、好きな瀬奈じゅんさんと出雲綾さんと本公演で退団する矢代鴻さんを観ておりました。
でも2度目は、『父が始めた戦争で不本位ながら引き継いだペルシア征服を達成したにも拘らず、何故無謀にもその後インド、更には中国まで、つまり世界征服を目指し戦争を続けたのか』という歴史上の素朴な疑問を作者萩田氏なりに解明したい、そして、その答えは世界征服という強い信念からではなく、ただ、成り行きや惰性とも言うべきペルシアの先の地はどんなであるのかという単純な感情からそのまま突っ走ってしまったのではないかと言うことを言いたかったのではないかと思いました。
つまり、現代も多くの地で続けられている戦争、内戦、テロ、自爆行為などの行為も論理的に説明できるものではなく、時の権力者による意外と単純な征服欲から行なわれているのではないかと言うことを謂わんとしているのではないかと思いました。

そう考えると、何となく自分なりに納得できました。

それにしても、以前からその歌声、演技に力量を感じていた出雲綾さんはいつの間にか組長さんになっていたのには驚きでした。
また、専科の矢代鴻さんの素晴らしい歌声がもうこれで聴かれないと思うととても残念です。

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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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