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08/01/06 NODA MAP キル@シアターコクーン

2008年1月6日(日) 14:00
NODA MAP キル
2階A列27番@シアターコクーン

新年初観劇、キル、いってきました!
言葉遊びが楽しいですねー。
ストーリーは、やっぱり、なんーっとなくぼやーっと
理解している感じで、よくよく考えると、
自分の中で説明がつかなかったりするのですが
あまり深く考えずにみたい私には心地よかったりします。
また、時々ふっといろんなテーマとかストーリーのヒント
が投げかけられて、それについてすこーし考えるのが
楽しかったりするんですよね(考えすぎると混乱してしまう)。

今回、おおぉおぉ!と思ったのが
結髪役の勝村政信さん、いいっ!
声もいいしテンポ感もいい!
そして人形役の高田聖子さん!
このお二人の安定度と台詞のテンポ感が
舞台をひっぱっていたと思います。

そして野田秀樹さん。。。
2幕は圧巻です。あの子供役。。。
おとーたまー!!!
思い出し笑いしてしまう。。。
ほんとに子供でした。。。
体がこれまたやわらかいこと!(前後開脚!)

妻夫木聡さんは、冒頭シーンで、台詞の読み上げ方が、
うーん・・・と思ってしまいましたが、
2幕後半はいい感じでした。でも長台詞や叫ぶ系の台詞になると
ちょっと入り込めない感があったりなかったり。

広末涼子さんは、き、綺麗すぎる。。んだけど、
オペラグラスでみないと、その良さが伝わってこないかも・・と思いました。
また、声、これはあえてずっと高い調子の声で演技されてたんでしょうか。
途中ふっと普通のトーンに戻った時があってそっちはすごく自然だったので。。
私的ヒットポイントは、2幕前半、舞台上手で、椅子で後ろ向きに座ってる
シーンがあるのですが、この時の広末さんの目!
2階からオペラグラスでこの広末さんの目を見た時は
ぐーっときてしまいました。2幕ラストでも、テムジンの
台詞に、うんうんとうなずくような表情にも、実にみとれてしまいました。

音楽もかっちょよくて、つい、アクロバティックな動作(ないです)を期待してしまうノリ。
途中の手紙は、シラノドベルジュラックを思い起こさせ、ラストシーンは、
つい昨日DVDで一気に観た華麗なる一族の最終話を思い出してしまいました。

小道具がいろんなところでいろんな用途に使われていて面白いです。
舟出のシーンで、椅子をあのように使うとはー。

客席との絡みも少しあったり、アドリブ的にみえるシーンもありましたが、
どかーんと伝わってくる感じでなく、たんたんと進む感じ。
今日開演前に会った方が、堤真一さんのテムジンが・・っておっしゃって
たのですが、初演は、テムジン=堤真一さん、シルク=羽野晶紀さんなんですね!
そーれーはー観たかったー。


皆様からのコメント



いつも管理人さんの観劇観劇レポ楽しみににさせていただいてます。
広末涼子さん、綺麗でしたね。
今回はとにかく彼女に期待していました。
何年か前、つかこうへいの芝居で広末を見たとき、けっこう感動しましたので。
どんどんいい役者になるとおもいました。
広末のスタイル・顔・声(私は今回の高めの凛とした声好きです)いい!。
勝村さんもとってもよかった。
妻夫木聡さんは、素敵すぎて悪人には。見えません。
芝居自体、私は、以前の「キル」(私の見たのはたしか、堤真一と深津絵里?だったような。)の方がインパクトあったかなあ。なにはともあれ野田秀樹の才能は、スゴイです。



私は新年3日に観劇しました。
「キル」は初めて観たので、堤真一さんのときと比較は出来ませんが、私は初舞台としての妻夫木クンは頑張っていたと思います。
堤真一さんは一昨年の「タンゴ冬の終わりに」と昨年「写楽考」を観ましたが、余りインパクトがなかったので、私は将来性を買って妻夫木クンの方に一票(笑)。

広末さんの台詞のときのやや甲高い声ですが、どうも野田さんの芝居ではそれを要求されるということを知人から聴きました。
ただ、一昨年12月に上演された「ロープ」での宮沢りえさんはそんなでもなかったような記憶ですし、昨年「THE BEE」での秋山奈津子さんは作品も特殊だったからかも知れませんが、勿論まったくなかったですので、何処まで信憑性があるかは不明ですが。。。

私はこの「キル」の発想の素晴らしさにやはり野田さんの才能を感じました。
最初、ミシンが出てきたときはどうなるのだろうといぶかしげにみておりましたが、制服で世界を征服する、世界地図が何と型紙だった、ちょっとした台詞にヒントが隠されていたりなど本当の意味の言葉遊びに野田ワールドの素晴らしさにずっぽりひたりました。
その中で、勝村さんと高田聖子さん、出場は少ないでしたが小林勝也さんは本当に縦横無人な活躍でしたね。
実は、私は5日に「ペテン師と詐欺師」の初日を観劇しましたが、その中で昨年3月の初演では出演していた高田さんが出てなく(キルに出ていたので出演できなかったのですね。)、彼女の芸達者ぶりを遺憾なく感じました。
私は、楽近くにもう一度観劇予定ですので、初代イケメンの妻夫木クンの舞台人としての成長ぶりを見たいと思います。



こんにちは。
堤さんと深津さんの「キル」よかったですよ!
(WOWOW観劇ですが・・・)



コメントありがとうございました!
レスが遅くなってしまって失礼いたしました。

usamikさん、ほんと野田秀樹さんの才能、
パワー、すごいですよね。圧倒されます。。

海燕さん、勝村さんと高田聖子さん、大活躍でしたね!

gamzatti さん、ブログ拝見しました!
エルアルコンの感想面白かったです。
来週リピート予定なのでますます楽しみです。

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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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