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2010年11月 アーカイブ

2010年11月01日

10/11/01 吉例顔見世大歌舞伎@新橋演舞場

2010年11月1日(月) 11:00

演舞場昼の部観劇。松本幸四郎さんの爽快な高笑い、気持ちいい大向こうの掛け声、幸四郎さんと菊五郎さんの堂々たる居直りぶり!そしてあの美味しそうで気持ちいいお蕎麦の食べ方!帰り道私の蕎麦食べました♪
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追伸:
休憩時間に、3階に売っていた鯛焼きを食べました!
これ、歌舞伎座で売っていたものより厚さが薄く
カリっとした感じで私好みでした!
休憩時間にぜひオススメです!

10/11/01 家族の写真@俳優座劇場

2010年11月1日(月) 19:00

俳優座劇場で家族の写真観劇。不思議な四人の"家族"のお話。冒頭からあったかい照明にほっこり。イーゴリ以外、プログラムなどの写真と全然違うのも面白い。これもまたひとつの家族の写真!イーゴリ石田圭祐さんの骨太な感じが好きでした♪
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2010年11月03日

10/11/03 宝塚星組「愛と青春の旅だち」@宝塚大劇場 日帰り高速バス遠征レポ

2010年11月3日(水) 11:00
宝塚星組「花の踊り絵巻」「愛と青春の旅だち」@宝塚大劇場
日帰りバス遠征レポ

往復高速バスを使って、日帰り宝塚星組遠征、行ってきました!

新宿を出発したのは午前零時。
少し前に到着したのですが、
VIPラウンジという、予約したら誰でも利用できる
待合室が利用できるのでとても快適に待てました。
(パウダールームは女性で溢れてました)

利用したのは、3列独立シートの高速バス、
快適高速バスVIPライナーのVIPライナー1便(トイレ付)。
席は通路側で6500円(席位置によっては5500円から)。

高速バスは学生の時以来だったのですが、いやー高速バスっ進化してました!
カーテンで仕切られていて
(センター席だとカーテンがない→寝顔を他人に見られるけど500円安くなる)、
シートは低反発素材内臓シートで、フットレストもあってとっても快適。
一言であらわすと、”動くリクライニングカプセル”。
リクライニングシートを倒すタイミングが、
車内アナウンスにあわせて一斉で行われるので、
後ろに気兼ねすることなく思い切り倒せます。
さらに利用者の半分以上は若い女性だったこともあり、車内はとっても静か。
気がついたら大阪駅でした。

オプションでつけた、新阪急ホテルの朝食バイキング(\1500)を
ゆっくりと、おなかいっぱい食べて、さぁ向かうは宝塚大劇場。

梅田駅からだと、宝塚まで急行で約30分。すぐです。

そして、宝塚星組を観劇!
ここからは劇場でつぶやいた生のツイート4連チャン!
まずは前半の和物ショー!

2010年11月3日(水)

星組和物ショー、冒頭からパ~っと華やかで、見惚れてる間に終わりました。娘役の耳がかわいー。そして群舞の時のツツツツツッが速い!これは気持ちいい!
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そして後半、愛と青春の旅だち、あの有名映画のミュージカル版!

2010年11月3日(水)

星組愛と青春の旅だち、涙が四回!一人一人がとても愛おしく描かれていて、一列の整列場面が特に好き。トップコンビはもうドはまり!笑いどころや小芝居も好きだし、衣装もいいし、音楽はあの曲だし、これぞ大好き系ミュージカル!敬礼っ!
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2010年11月3日(水)

ラスト、銀橋で、私の名前が歌詞の最後に歌われるんですよね。はいーいますよーって答えたくなります。東京でも観るぞ~
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2010年11月3日(水)

カウボーイ、水輝涼さんという方なんですね。バーのシーンから明るい害のない(⁉)感じが小芝居に出てて、さらに舞台下手でスポットライト浴びてポーラポーラ歌う場面は最高の息抜き!あの指揮者絡みは東京では塩田明弘さんだー‼
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この水輝涼さんのカウボーイシーンは、ほんとに素敵な息抜きでした!
ちなみに、前夜高速バスでの観劇だったのですが、
一回も眠くならなかったんです!
それだけこのミュージカル、私、ツボでした!
背景の飛行機映像も好きだし、曲もいいし、
各登場人物が愛おしく描かれていて、
特に主役の柚希礼音さんはとにかくかっこいいし、
夢咲ねねさんとの、追いかけっこのような
デュエットダンスも大好きでした♪
凰稀かなめ軍曹には、涙涙です。

こちらは、帰りにパシャリと写した小林一三さん。

そして宝塚大劇場の入口。

さようなら大劇場~。

この日、14:30公演のオネーギンも観たくて
行きの高速バスの中でもずっとおけぴで探してたんですが、完売でみれず、残念。

さて帰りのバスはJR京都駅から。24:00発。
京都駅にもVIPルームがあって、快適に待てました。
外は結構寒いので、この待合室は便利。

帰りのバスは、最上級のロイヤルブルー号(同じくVIPライナーのバス)。
最上級といっても行きのバスに+500円の7000円(6000円の席もある)。
行きの VIPライナー1便より、座席がさらに快適(座席間隔も広い)になります。

この帰りのバスは、行きよりは男性の割合が多く、
心配されたイビキですが、意外にも全然うるさくなく、
途中のパーキングエリアに止まったことも気づかず眠りこみ、
品川に戻ってきました!
(ちなみにパーキングエリアで止まる時はアナウンス一切なし。これもいい)

そして、元気に出社いたしました♪

急遽関西の公演がみたくなったら、
小旅行的日帰りバス遠征、”あり”です!

(高速バスだと、新幹線1往復分の値段で2往復できますし、
なにしろ、11時公演と、その後の夜公演まで観ても
日帰りでいけてしまうのがすごいです。ちなみに女性専用車もありますよ)


(朝もやにたたずむ高速バスVIPライナー1便)

10/11/03 夜想曲 GOLD ゲネレポ@博品館劇場

2010年11月3日(祝)13:00
夜想曲…GOLD ゲネプロレポ

暗い中に浮かび上がる一列のGOLDの椅子が
「まるでコーラスラインみたい」
と思ったら、色とりどりの若者が現れて
本当にオーディションから始まりました!

オーディションに合格し役を演じる彼らと、その役を解かれた役者達の本音が
劇中劇であるミュージカル「GOLD」とその楽屋をメインに進行します。

人としての悩み妬み嫉み葛藤..
誰しも人は羨ましく、誰しもそれぞれの弱さ・コンプレックスを持っている。
今こそ自分をチェンジする時。
演出家はいいます。
「お前たちにとっていちばん大切なものを探せ」

とにかく“劇中劇での役柄”と“楽屋に戻った役者役”のギャップが凄いのです!
楽屋でのキャラもかなり個性的で衝撃的。
あんなに穏やかな神父様に見えたのに!
あんなに優しい夫に見えたのに!

劇中劇が始まり、単純に男性しか登場しないと思いこんでいたので、
女の子(!)が出てきてまずびっくり!
そしてみんな早口で難解な(哲学的な)台詞をも、立て板に水の如く発します。

その言葉遊び的なセリフが面白い!
いろいろな展開が同時に折り重なっているので
どんどん新しい発見が出てくるんです。
この本を書いている友澤晃一さんは一体どんな脳を持っているんだ!

プログラムに記載の座談会(←これがまた、非常に興味深い内容!)で
脚本・演出の友澤晃一さんが
「この人(キャスト)たちで、新しいもの、今まで見たことがないものを創りたい」と思い
「あるお客様は深いテーマまで分かっていただけると思うし、別のお客様には
(全部はわからないけど)感覚的にはわかるよと受け入れられるかもしれない」
とおっしゃっています。
これはストーリーの本質の部分についてのお話しではありますけれど
観る側は難しく考えず、好みの深度で観ればいいんだよね、と妙に納得しました。

今回、双子の坂本直弥さんと坂本和弥さんが双子役でご出演ですが、
劇中劇では離れ離れで育ったそれぞれのエピソードをお互い逆に演じるという
シチュエーションでもあり、
「26年間双子をやってきて、役とはいえ、自分がどっちかわからなくなったのは初めて」
と直弥さんがおっしゃっています。

両方を同時に理解していくのにとっても集中が必要なので、
プログラムを開演前に購入しておいて
幕間になったら、相関図を確認するのが有効と思いますよ!


坂本直弥さん


坂本和弥さん

また、石井一彰さんと岩崎大(Studio Life)さんが、
今までにない役を演っておられて意外だったのですが、
友澤さんの狙いであったことも座談会で明かされています


石井一彰さん(左)とヨウスケ・クロフォード


岩崎大さん

作品自体はストレートプレイですが、
劇中劇はミュージカルということで「GOLD」のテーマ曲が歌われます。
そーしーてー!日替わりでとびっきりのダンサーゲストが!
(振付は森新吾さん。本日のゲネのゲストダンサーも森新吾さん)
重いテーマのなか、とっても効果的にソロで踊られます。
激しい台詞劇の中だからこそ、このダンスは魅惑的♪♪


森新吾さん

「自分にとっていちばん大切なもの....」
あなたの「GOLD」は何ですか?

脚本・演出:友澤晃一
出演:坂本直弥(ON/OFF),坂本和弥(ON/OFF),水田航生,
石井一彰,ヨウスケ・クロフォード,黒田耕平,小寺利光,原知宏,
咲山類,TAKA,張替慎貴,岩崎大(Studio Life)
日替わりゲスト:東山義久,森新吾,中塚皓平,和田泰右

公演:2010年11月3日〜11月7日 博品館劇場にて


水田航生さん

おけぴ稽古場取材班:rick 写真提供:博品館劇場 監修:おけぴ管理人

2010年11月08日

10/11/08 カーディガン@パルコ劇場

2010年11月8日(月) 19:00

パルコでカーディガン観劇。中井貴一さん、市原隼人さんはじめ各キャストの”マジ”ぶり”ガチ”ぶり、そしてラストの展開が面白かった!ふっと抜ける笑いもたくさん。キムラ緑子さんのキャラが好き♪
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2010年11月09日

10/11/09 こまつ座「水の手紙」「少年口伝隊一九四五」稽古場レポ

2010年11月9日(火)12:00
こまつ座「水の手紙」「少年口伝隊一九四五」稽古場レポ

世界のあちこちの水に、なにかおかしなことがおこっている。
水が病気にかかっているらしい。


吉田紗和子さん

一人一人が、水の思いを読み伝えるメッセンジャーのようで、
水のように流れるように、フォーメーションが変わっていきます。
時には、丸く囲むように、時にはグルグルと渦のように、
そして時には歌い、時には悲しくたたずみ。。。

”水”をテーマに、水と人間との共生が、
とてもわかりやすく、切り口鋭く、
生演奏のヴィオラの調べにのって
ポーン、ポーンっと入り込んできました。

特に宇宙飛行士が地球の奇跡、生命の奇跡を語る場面が好き!
あっという間の45分。


中央は西原康彰さん、ヴィオラ演奏は徳高真奈美さん

今回のこまつ座第91回公演は、前半がこの「水の手紙」。
群読とある通り、たくさんの若者達が、水からの手紙を、
読むというよりは伝えていくのですが、この若い方達は、
新国立劇場演劇研修所の修了生(1期生から3期生)で、
すでにいろいろな舞台でご活躍の方もたくさん!
そう、これから要注目の若い方達なのです!

拝見していて感じたのは、とにかく動きがいい。動く。
ちょっとした動き、目や口など表情の動き、間、
スローモーション、加速、また逆にピタっととまってる様など
とても心地良かったです。
ちなみに通し稽古前も、常に皆さん動きまくってました。

さて2作上演の今回、後半は「少年口伝隊一九四五」。

8月6日、原爆が45秒間かけて降りてきて、
世界が止まった瞬間からの
広島の1日1日の様子が読み描かれていくのですが、
悲しく暗い感じではなく、
そこで生き抜こうとする若者達の行動や想いが
とてもリアルに伝わってくる感じ!

輪転機が使えない新聞社の代わりに、
ニュースを読み伝える花江さんと3人の口伝隊。
彼ら口伝隊が伝える言葉ひとつひとつが、
ものすごくリアルに伝わってくるんです。
刻一刻と変わっていく情勢、そして口伝隊の運命。。。
生演奏のギターの、時を打つような”刻み”や
パラパラと落ちる”音”も、非常に効果的に胸に響いてきました。


左から香原稔彦さん、青木花さん、米川貴久さん、長元洋さん、藤井咲有里さん、

セットは、椅子と小さな紙の模型で、
各出演者は本を持っているのですが、その持っている本を通して、
今の若者が、当時の若者達の想いを、それこそ口伝隊として伝えている、
そんな感覚を覚え、通し稽古が終わった後、思わず拍手を送りました!

そして、この2つの公演の間に、日替わりのゲストトークコーナーがあります。
登場するのはこまつ座にゆかりのある方達ばかり。
初日のすまけいさんからはじまり、
麻実れいさん、白石加代子さん、熊谷真実さん、
井上芳雄さん、石原さとみさん、小曽根真さん、
神野三鈴さん、高畑淳子さん、佐藤B作さん、
辻萬長さん、剣幸さん、木場勝己さん、
土居裕子さん、藤原竜也さん、大竹しのぶさん!!
毎日聞きたい。。。
詳しいゲストスケジュールはこまつ座ホームページでご確認下さい!

今年4月に永眠された井上ひさしさんの追悼公演。
井上ひさしさんの一言一言を耳でしっかりと受け止められる2作です。
演出は栗山民也さん。
出演は敬称略で、
青木花岡野真那美河合杏南熊坂理恵子滝香織辻村優子藤井咲有里
吉田紗和子吉田妙子渡辺樹里
宇井晴雄金成均窪田壮史香原稔彦西原康彰竹田桂
長元洋西村壮悟山本悠生米川貴久
ヴィオラ演奏:徳高真奈美
ギター演奏:宮下祥子

公演は11月12日(金)から21日(日)まで、紀伊國屋サザンシアターにて。
私は初日に観て参ります!


おけぴ稽古場取材班:おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人

10/11/09 モーツァルト@帝国劇場

2010年11月9日(火) 17:45

モーツアルト冒頭から鳥肌ジンジン、リーヴァイ最高!吉野シカネーダ楽し~!香寿さんの歌声陶酔♬やんちゃな井上ヴォルフガング声量すばらしいっ!プラター公園のダンス楽しい!アマデかわいい!一幕でした
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2010年11月9日(火) 17:45

そしていま、帰り道に口ずさむのは高橋ナンネールの歌なんですよね♪心に響きます。そしてアマデの前傾姿勢がやっぱり好きな私です。昼公演はカテコでアマデが一言しゃべったと聞いて、うらやましいー!でも夜もいい笑顔でした!
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2010年11月11日

10/11/11 アンナ・カレーニナ製作発表レポ

2010年11月11日(木) 13:00
アンナ・カレーニナ製作発表レポ

出演者が舞台衣装を着て登場!
一気にアンナ・カレーニナの世界にひきこまれた製作発表。

激しい愛に生きる美しい女性アンナ・カレーニナ役には、
本作で本格的な舞台復帰となる一路真輝さんと、
エリザベートを終えたばかりの瀬奈じゅんさん。


左が瀬奈さん、右が一路さん

共にエリザベートとアンナを演じることになり、
お互いに運命を感じているとおっしゃっる一路さんと瀬奈さん。
今回のアンナ・カレーニナは、このお二人の豪華Wキャストでの公演です。

今日の製作発表には、
アンナの夫役の山路和弘さんと
若き陸軍士官ヴロンスキー役の伊礼彼方さん、
そして演出家の鈴木裕美さんも登壇。
鈴木裕美さんも仰っていましたが、
4名が並ぶと本当に綺麗!

山路和弘さん、ダンディ!
山路さん演じるカレーニンが、
息子セリョージャを想い、妻アンナを想い、
やり直しを提案する、あの包容力と涙の場面も見所です。

製作発表では、出演者同士の掛け合い、
つっこみが実にいい感じで、
息のあったカンパニーになる予感大!

伊礼彼方さん、一つ一つのコメントが面白すぎです。
ヴロンスキーは、小説では"歳の割にはハゲている"そうで、
そんなトークをされる時の言い方が実にあったかみがあるんですよね。

「運命の人に出会うまでは、
ヴロンスキー風に言えば『過ちを繰り返している』んですよね。
でも、そんな過ちとか、失礼な話ですよ。
なので、僕は毎回運命だと思って付き合ってきましたけれども。
いや、もう何をこんなところで暴露しているんでしょう僕は。
山路さんあと繋いでください」と話す伊礼さん。

それを受けて、
「無理だろっ!え〜、私はそろそろいいかなと(笑)。
運命の恋とかそういうのは、もうこの年なんでいいです、はい」
とおっしゃる山路さんでした。


演出の鈴木裕美さんも突っ伏して爆笑

楽曲披露では、
瀬奈じゅんさん&伊礼彼方さんの
『Waiting for You(待ち焦がれて)』
瀬奈さんの声がとても可愛らしく、高音が綺麗に伸び、
そこに伊礼さんの低音ボイスが重なり、
綺麗なハーモニーに酔いしれました♪
”まちこがーれーてーたー♪♪”

そして!
一路真輝さんのセリョージャ。
最愛の息子を想って歌うナンバーです。
これは本当にすごかった。
あつかった。
歌声、伸びまくりでした!

一路さんの歌声と瀬奈さんの歌声を聴いていて、
一路さんには、激しさの中にも"静"なるものがあり、
瀬奈さんの歌声には、生来の"動"(陽)があるように感じました♪
このお二人がWキャストで演じるアンナ・カレーニナ。
お二人それぞれの声質的な面からも、
まったく違うアンナが観れると思います!

とてもシリアスな作品で、心理的にもやりがいがあり、
新しい挑戦になると思います、と話す瀬奈さん。

私生活で出産という体験を経た一路さんは、
初演と再演では自分自身の環境も大きく変わり、
アンナに感情移入がしやすくなった反面、
あるコンサートのリハで、
劇中のセリョージャを歌われた時に
涙が止まらなくなってしまったというエピソードをお話され、
役者は実生活を切り離して、、
役と真正面から向き合わなくてはいけないのだとという
コメントをされたのが印象的でした。

「幸福な家庭は皆同じように似ているが、
不幸な家庭はそれぞれにその不幸の様を異にしているものだ。」
という冒頭ではじまる、ロシアの文豪トルストイ原作の「アンナ・カレーニナ」。
ロシアでは、一生に3回以上は読み返すと言われるほど愛されている恋愛悲劇です。
2006年、チケットを求めて長蛇の列ができた日本初演。
あれから4年、シアタークリエにて待望の再演!

切なくぐっと響いてくる旋律満載の哀しく美しいミュージカルです。
重い部分だけでなく、コミカルな場面や歌、ダンスも楽しめますよ。
アンナと列車事故で出会ったロシア高官ヴロンスキーの激しい愛、
アンナの義理の妹キティ(遠野あすかさん)と、
キティを慕う純朴な青年レイヴィン(葛山信吾さん)の穏やかな愛。
二組のカップルがたどる対照的な運命とは!?

東京公演は12月25日から2月6日までシアタークリエにて。
その後、新潟、兵庫、名古屋、大阪で上演されます。詳細は公式HPにて


おけぴ取材班:maika,MK,akiko,eriko,tb,azumi,おけぴ管理人 写真:おけぴ管理人

10/11/11 ファントム@赤坂ACTシアター

2010年11月11日(木) 19:00

ファントム、音楽劇的第三幕がよかった!特に仮面の下を見せてからの展開は、音響・照明も効果的で、大沢ファントムが美しくてゾクゾク。樹里カルロッタは衝撃の展開、大沢ファントムと篠井キャリエールの階段場面がいい!
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2010年11月12日

10/11/12 こまつ座「水の手紙」「少年口伝隊一九四五」@紀伊國屋サザンシアター

2010年11月12日(金) 19:00

こまつ座初日観劇。ゲストトークはすまけいさん。今日来て本当によかったと思える”語り”が聞けました!そして少年口伝隊、ギターに押されるように、メッセージがズンっと胸に響いてきました。若者達による井上ひさしさんのまっすぐな描写とメッセージ、ぜひ劇場にて!
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2010年11月14日

10/11/14 扉座 新浄瑠璃 朝右衛門 ブロガー会見レポ

2010年11月14日(日) 13:00
扉座 新浄瑠璃 朝右衛門 ブロガー会見レポ

いつも楽しい企画をされる扉座のブロガー会見にいってきました♪
会場に入ると座員さん達と参加者がわいわいと交流。
そしてはじまったブロガー会見。
なんとアメトーク風!!
このなんともいえない柔らかさが好きです(笑

今回の扉座新作は「朝右衛門」。
原作の「首切り朝」、1972-76まで週刊現代に連載された時代劇漫画なのですが、
海外でもとても人気の漫画なのです!

漫画を読むとわかりますが、死刑になった犯罪者の首を斬る朝右衛門が
メインというよりは、その死刑になった犯罪者の方に焦点をあてて
描かれていて、今回の舞台もそうしたいくつかの犯罪者のエピソードを
大きな一つの流れにして描かれたそう。

↓会見では笑顔でとっても穏やかな朝右衛門役の岡森諦さん♪

描かれるエピソードには、すっごくいい話も詰まってるんですと、
お気に入りの”コピー”を披露する犬飼淳治さん。

また、中原三千代さんが、急遽”土壇場”を語るワンシーンをみせてくださったのですが、
扉座アメトークの世界から、一気に朝右衛門の世界へ!
老婆のすごみを体感しました。

そして去年の新浄瑠璃百鬼丸を上演された時もそうでしたが、
今回も舞台上で座員さんが生演奏されています♪

こうした舞台上の楽器に加え、
今回最大の見所は、今までの扉座和物の集大成がみれる
ラストの浄瑠璃の場面!(ここ本当にすごそうです)
作・演出=横内謙介さんの会心作「朝右衛門」。
公演は12月1日から5日まで、紀伊國屋ホールにて。


(左が横内謙介さん。右は司会の山中崇史さん)

また、厚木シアタープロジェクトネクストステップ第1回公演として
11月27日28日は厚木市文化会館小ホールでも公演があります♪
詳しくは扉座ホームページにてご確認下さい!


おまけ:会見にきてたお子さんも朝右衛門の漫画に、はまってる!

2010年11月15日

10/11/15 心をつなぐ夢そして未来へコンサートリハレポ

2010年11月15日(月) 17:30
心をつなぐ 夢 そして未来へ コンサート リハレポ

明日、東京芸術劇場大ホールで開催される
コンサートの、岡幸二郎さんと和音美桜さんの
オケ合わせを見学してきました。

明日の本番はおそらくマイクが入ると思いますが、
今日のお稽古はマイクなしの生歌でした♪
結構大きな編成のオーケストラなのですが、
岡さんの太い歌声と、和音さんの透き通る歌声は、突き抜けます!

まずはレ・ミゼラブルのあのナンバー!
岡幸二郎さんの太い声が伸びる、伸びる、伸びる!!

続いて、和音美桜さんが、エリザベートからあの曲!
高音の声に鳥肌です。なんて美しいの!なんて笑顔が素敵なの!

そして、再び岡幸二郎さんが歌うのは、ミュージカル「***」。
(何の曲かはぜひお楽しみに!)
これがまたとーっても曲なのですよ♪

さらに、この後お二人のデュエットまで!
岡さんの太い声と、天使のような和音さんの歌声ってほんとにあう!

今日はオケあわせということで、指揮者の坂本和彦さんが
岡さん和音さんと、オーケストラの各パートとの間で、
タイミングなどの調整をしつつお稽古は進行。
あっという間の1時間でした。

その後の秋元順子さんの歌あわせも拝見したのですが、
「愛のままで・・・」、これはいい曲だ~♪
そして秋元順子さんもとってもにこやかでいい感じの方でした!

明日(11/16 18:30より)の本番が楽しみです!


おけぴ稽古場取材班:haya、おけぴ管理人

2010年11月16日

10/11/16 MATSUぼっちゲネレポ@ラフォーレミュージアム原宿

2010年11月16日(火) 15:00
『MATSUぼっち ~ラフォーレ前までみんな一緒だったのに…~』
ゲネレポ@ラフォーレミュージアム原宿

EXILEメンバー、Performerとして活躍中のMATSUさんが
ひとり芝居に挑戦する「MATSUぼっち」。

ストーリーは、修学旅行中にラフォーレ前でみんなとはぐれてしまった学生、
「松くん」の不思議な旅を軸に展開させてゆくオムニバスショー。

真っ白な靴下とピカピカのローファーがまぶしい松くん。
松高の学生さんのよう!
田舎者だと思われないように、レジで待つ姿勢がおもしろいっ!

ダンス、芝居、映像、パペット、落語、オカリナ演奏、
ひとりコント、読み聞かせなど
1か月半の稽古で多方面に初挑戦をしたMATSUさん。

まっちゃんせんせいが読み聞かせをしてくれます。
赤ずきんちゃんでクスリ。
このときのMATSUさんのお声がいい~のです。

クレイアニメのキャラクターをMATSUさんが
自作する映像なんかも流れます。
完成作品はなかなかシュールでした。

一番驚いたのが、この落語。
そして今日、一番お似合いと思った衣装がこの和服!
ラーメン屋の店主という設定で、オリジナル落語でしたが、
むしろ、MATSUさんが古典落語に体当たりで挑戦している様子を
みてみたい気持ちになりました。
額に光る汗に好感。

もちろん、ダンスもあります!

♪愛すべき未来へ をオカリナで演奏。
最後は、EXILEの他メンバーがセリフの中に出てきたり。
「何もかもが初めてだった」とフリートークで語ったMATSUさん。

今まできっとみたことがないようなMATSUさんの意外な一面を、
たーっぷりとご堪能いただける公演です。

公演は2010年11月16日(火)から21日(日)まで
ラフォーレミュージアム原宿にて。



おけぴ稽古場取材班:nats 監修:おけぴ管理人

10/11/16 心をつなぐ 夢 そして未来へコンサート@東京芸術劇場大ホール

2010年11月16日(火) 18:30

芸劇コンサート、前日ほぼ徹夜なのに全く眠くならず、オペラから秋元さん、そして和音美桜さんの柔らかな高音、岡幸二郎さんのスターズに大興奮!鳥肌ピンピン!岡さんすごすぎ!歌い終わった後の客席の拍手の勢いが半端なかったです。そして最後のチェスのアンセムもいい曲♪ 心地良い3時間でした
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2010年11月19日

10/11/19 Musical COCO 稽古場レポ

2010年11月19日(金) 16:00
Musical COCO 稽古場レポ

COCO、初演も観てますが、今回の再演、
初演時からますます磨きがかかっているのを
目の当たりにしてきました!

まずはガブリエルシャネル、愛称"COCO"を演じる鳳蘭さん。
COCOが乗り移っております。

その存在感に圧倒されると共に、
コミカルなお芝居で見せる表情はスーパーチャーミング!

そして今回ノエル役でご出演の彩吹真央さん。
COCOをみつめる視線と声がいいっ♪
COCOに憧れ、そして自身の生き方を模索している女性ノエル。
天才COCOと、このノエルの対比がこのミュージカルの一つの見所です。

ショーのシーンのポージングがカッコイイ!

新聞記者でノエルの恋人でもあるジョルジュを演じるのは大澄賢也さん。
お髭が渋い!
迷うノエルに対して確固たる価値観を持ったジョルジュ。
ちょっと強引なところもありつつも、
ノエルを見つめる視線が力強く魅力的です。


ガシッ

オフショット。右は演出のG2さん

新進気鋭のデザイナーセバスチャンを演じる岡幸二郎さんは
初演のあの衝撃をそのままに(笑)さらにパワーアップ!
お稽古場でも強烈なキャラクターで、
出てきた瞬間に感情を爆発させるセバスチャン。
登場すると場の空気がガラリと変わります。
よくしゃべるセバスチャンの緩急織り交ぜた台詞のリズムが小気味いい!
(セバスチャン、動きもめちゃ速い!カメラで追い切れないっ)

COCOを支える二人の人物、代理人グレフ(鈴木綜馬さん)と
アシスタントのピグノル(今陽子さん)。
COCOに振り回されつつもそばで支える、愛情豊かで魅力的な二人!
今陽子さんはその明るい人柄で稽古場のムードメーカー!

鈴木綜馬さんはソフトな声と紳士的な身のこなしで
素敵に格調高い感じがいいっ!

アンサンブルの皆さんも芝居に歌にダンスに、
いろいろな場面で大活躍!
何気ないシーンでのフォーメーションにもぜひご注目下さい。

また、今日のお稽古で何度も繰り返されているのが
COCOとお父さんの場面。
お父さん役の後藤晋良さん。とっても素敵な歌声♪
このナンバーの中で遂次変化するお父さんの心の動き、
またそれを受けたCOCOの変化、
歌い終わる最後の瞬間まで見逃さずにご堪能下さい。

20世紀を代表するファッションデザイナー
ガブリエル・シャネル(愛称COCO)の後半の半生を描いたこのミュージカル。
2009年の日本初上演の好評を受けはやくも今年12月の再演です。

初演と同じく音楽は生演奏!
衣装の華やかさやその見せ方、ショーシーンもぜひお楽しみに!

最後に、いまいちど管理人的に魅力を語るとするならば、
尋常じゃない規格外の才能にあふれたCOCOの強さと孤独。
そのCOCOを演じる鳳蘭さんが、とにかくすごいのです。
公式HPで植本潤さんがコメントしてる言葉を借りると、
まさに”女帝降臨。この鳳蘭を観ずしてどの鳳蘭を観る!?”です。

鳳蘭さんがCOCOを演じるこの説得力!
そして、COCOに強く憧れるノエルが選んだ人生とは。
ぜひお見逃し無く!

公演は12月3日から19日までルテアトル銀座にて。
(その後、大阪が1月9日と10日、西宮が1月12日。詳細は公式HPをCHECK)


おけぴ稽古場取材班:chiaki,おけぴ管理人  撮影:おけぴ管理人

2010年11月20日

10/11/20 宝塚花組メランコリック・ジゴロ@神奈川県民ホール

2010年11月20日(土) 12:00

神奈川県民ホールで宝塚花組感激。コメディ大好き!一人一人みどころたっぷりに描かれていてほんわかします!キメと抜きの演出がとっても楽しい♪あの展開も好き!レビューは脚の動きが美しいー。ロケット前の動きも気持ちいい!ラストは階段五段でも雰囲気満点でした!
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2010年11月21日

10/11/21 メリー・ウィドウ@日生劇場

2010年11月21日(日) 15:00

日生メリーウィドウ、日本語でわかりやすくコミカルで楽しいオペレッタ♬ただ、隣のじーちゃんが有名な歌の所で必ずハミング、私の周りの人は、あのじーちゃんの生フンフンの音の方が大きかったはず。鎌田誠樹さんのニェーグシュ最高でした!表情豊かな岩田元さんも発見!
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2010年11月23日

10/11/23 取り立てやお春@明治座

2010年11月23日(火) 17:00

明治座取り立てやお春。マキノノゾミさんの喜劇。ヒルといわれた後の黒木瞳さんの溜息にキュン。二幕のあの後ろ姿の色っぽさ!石黒賢さん弥七好演。錦織一清さんコメディうまい。バラバラにみえた一幕が二幕で繋がります。波野久里子さんのラストシーンが好き。最後は踊り歌うフィナーレも♪
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2010年11月26日

10/11/26 宝塚星組愛と青春の旅だち@東京宝塚劇場

2010年11月26日(金)

宝塚星組東京公演観劇、愛と青春の旅だち、あの映画の初ミュージカル化。各人物の描かれ方、音楽、衣装、演出、好きです!最後の生徒一列盆回転場面、教官のサングラス外した時の目線がツボ!そしてヘイヘイポーラの水輝さん最高!絡まれる指揮者は塩田さん♪
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10/11/26 スタジオライフ「11人いる!」制作発表レポ

2010年11月26日(金)13:00
劇団スタジオライフ
『11人いる!』&萩尾望都原画展 制作発表レポ

25周年を迎えたイケメン劇団、スタジオライフ。
来年2月5日から始まる舞台はなんと
SF漫画「11人いる!」の舞台化!
原作は萩尾望都先生でございます。

なんと登場人物はみんな宇宙人!
登場人(?)物の中には性別が決まっていないフロルベリチェリ・フロル
(Wキャスト:及川健さん/三上俊さん)がいたり、
王様(Wキャスト:青木隆敏さん/曽世海司さん)がいたり、
ヌーがいたり、石頭がいたり…。
かーなーり、ユニークでございます。
これはめっちゃおもしろそうです!!

さらに、代々木アニメーション学院の協力を得て、
特殊メイク&CGを駆使した演出になるとのことで、
一体誰がどんな特殊メイクで出てくるのでしょう!?

舞台は宇宙。簡単にあらすじをご紹介しますと、
登場人物は11人(?)の宇宙生命体。
宇宙大学の入学試験の最終テスト。
学部との接触を断たれた宇宙船で
10人が53日間の宇宙飛行を成し遂げるというものだった。
非常信号の発信ボタンを押して外部と接触を取れば、
生命は保証されるが、連帯責任で全員が不合格となる。
しかし、宇宙船・白号(ハク号)には10人のはずが、なぜか11人いたっ!?
スタートから謎を抱え、閉鎖された宇宙船で次々起こる不可解な出来事。
それぞれに生まれる不安、疑い、対立、反目、友情…
受験生たちの試されるときが始まった。

中学生のときにSFにはまり、
以来、SF作品の構想をあたためていたという萩尾先生。
白号の中で繰り広げられるぶつかり合い、
お互いに向き合うことによって
自分を見つけていく過程がみどころのひとつとのこと。

「自分の負を受け入れて、相手の負も許すことが大事だと思うんです。」と萩尾先生。
「人の生きて行く道がかいてある作品な気がします」
「11人目の設定がたいへんおもしろい!この11人目がどんな気持ちでずーっと
いたのだろうと考えてみると、とても楽しい!」と倉田淳さん。


(右手が萩尾先生、左手が脚本・演出の倉田淳さん)

タダトス・レーン役の山本芳樹さんは
役の設定が「若い」ということにとても
プレッシャーを感じている!?ご様子。
「なるべく、若くいたいなーと(笑)」

同役ダブルキャストの松本慎也さんは、
「密室の中の極限状態にある宇宙人同士のぶつかり合いを
楽しんで欲しいし、関係性と心情を丁寧に演じたい。」

1975年に発表された原作「11人いる!」の魅力が
半端ではないと力説した曽世海司さん。
「SF作品のおもしろいところが全部つまっている」
「この密室劇がスタジオライフの一つの事件になるといいな。」とコメント。
また、劇中では王様役に挑戦とのことで、
過去演じてきた中で一番、位の高い役。
「ついに、王様までのぼりつめたかと思う(笑)」
ともコメントされていました♪

SFとはいうものの、
アバ○ーみたいな宇宙宇宙している雰囲気ではなく、
むしろ宇宙人なのに、とっても人間らしいドラマが
つまった作品の予感が。
そんなところにも期待感大です♪

チラシも面白い→クリック

--- 配役のご紹介 ---
【Alcor(アルコル)チーム】
タダトス・レーン        山本芳樹
フロルベリチェリ・フロル    及川健
バセスカ            青木隆敏
ソルダム四世ドリカス      仲原裕之
アマゾン・カーナイス      鈴木智久
チャコ・カカ          冨士亮太
ドルフ・タスタ         篠田仁志
トト・ニ            松村泰一郎
ヴィドメニール・ヌーム     林勇輔
ガニガス・ガグトス       船戸慎士
グレン・グロフ         山崎康一
長老ほか            倉本徹

【Mizar(ミザール)チーム】
タダトス・レーン        松本慎也
フロルベリチェリ・フロル    三上俊
バセスカ            曽世海司
ソルダム四世ドリカス      関戸博一
アマゾン・カーナイス      堀川剛史
チャコ・カカ          原田洋二郎
ドルフ・タスタ         牧島進一
トト・ニ            神野明人
ヴィドメニール・ヌーム     林勇輔
ガニガス・ガグトス       船戸慎士
グレン・グロフ         山崎康一
長老ほか            倉本徹

公演は2月5日から28日まで東池袋のあうるすぽっとにて、
3月19日と20日は名鉄ホール、
3月26日と27日は梅田芸術劇場シアタードラマシティにて上演。
詳細はスタジオライフのホームページをチェック!

また、萩尾望都さんの原画展が12月22日から2011年1月3日まで名古屋栄三越にて、
1月24日から3月13日まで福岡アジア美術館にて開催されます。
”スタジオライフコーナー”も登場、公演で使用された衣装も展示予定!



おけぴ取材班:nats 監修:おけぴ管理人

2010年11月27日

10/11/27 スイセイミュージカルFAME@銀河劇場

2010年11月27日(土) 19:00

銀河劇場でFAME観劇。ダンスシーンが楽しい青春群像劇。生オケです。前田美波里先生と川島なお美先生(髪超綺麗)が綺麗!随所に入る渡辺直美さんのコネタはちと長いけど掴みはさすが。カテコは客席でみな一緒にFAMEジャンプ!
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2010年11月28日

10/11/28 トシ・カプチーノのNYエンタメセミナー@新宿花伝舎

2010年11月28日(日) 19:00

新宿でトシカプチーノさんのトークライブに。ブロードウェイの今や、裏側も垣間見ることができて楽しいひと時でした。また今回初めて話された過去のお話も、お人柄が知れて聞けてよかった。明日ブロードウェイ初日の巨額の制作費作スパイダーマンのレポ楽しみにしてます!
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2010年11月29日

10/11/29 レ・ミゼラブル制作発表レポ@帝国劇場

2010年11月29日(月)12:30
帝劇開場100周年記念公演
「レ・ミゼラブル」2011年公演制作発表レポ@帝国劇場

冒頭、1985年のロンドン版オリジナル演出での上演は
今回が最後ということが発表されて、どよめきの中はじまった制作発表。

このことはキャストの方達にも知らされていなかったようで、
岡幸二郎さんが、こみ上げる涙をこらえながらの
「一度神様にお返した役に新しい命を吹き込みたい」というお言葉や

山口祐一郎さんの「レ・ミゼラブルは仕事というより人生そのもの」
という言葉がとても印象に残りました。


左から山口祐一郎さん、別所哲也さん、吉原光夫さん、今井清隆さん

レ・ミゼラブルのストーリーを超簡単に説明すると、
パンや食器を盗んで逃げるジャン・バルジャンと、追いかける警官ジャベールの話です。
(と書いたらいろんな人から怒られそうですが、
この二人を中心に、いろんな登場人物が出てきて、その描かれ方が素晴らしいんです)

今回の2011年でそのジャン・バルジャン役を務めるのは、こちらの4名。
元四季でシンバやムファサを演じていた吉原光夫さんは
今年32歳!帝国劇場初登場でジャンバルジャン!
お一人お一人とっても個性豊かなバルジャンさん達でございます♪

ジャベール役はこちらの4名。
「(ジャベール役は)夢でした!」と話すのは
アンサンブルキャストから、今回ジャベール役を射止めたKENTAROさん。


左からKENTAROさん、今拓哉さん、岡幸二郎さん、石川禅さん

今回のレミゼから初めて参加される方の緊張、
長く携わってきた方の作品への並々ならぬ愛情が伝わる言葉の数々。
なお、各キャストインタビューの詳細は公式HPのこのページにこれでもかというくらい
アップされていますので、ぜひ公式HPをご覧下さい!

「自分の人生がレミゼラブルと共に動いている気がする」と話す
知念里奈さんは、コゼット、エポニーヌと演じてこられて、
今回ファンテーヌ役。会見後の囲み取材で森久美子さんから
「次はマダムテナルディエ!?」とつっこまれてました。

また、宝塚宙組時代から管理人も大好きだった和音美桜さんが
今回ファンテーヌ役でご出演!なのがスーパー楽しみでございます。
あの透き通る歌声がはやく聴きたいです♪


ファンテーヌ(和音美桜さん、知念里奈さん) ※新妻聖子さんはお稽古中でご欠席

コゼット、エポニーヌ、マリウスにも新キャストが続続。


コゼット(前列左から神田沙也加さん、中山エミリさん、稲田みづ紀さん、折井理子さん)

エポニーヌ(後列左から平田愛咲さん、Jenniferさん) ※笹本玲奈さんはお稽古中でご欠席

マリウス(後列左から山崎育三郎さん、原田優一さん、野島直人さん)

インタビューで、多くの方が用いていた言葉、「人生」と「夢」、
そして溢れる思いは作品への「愛」そのもの。
これはそのまま「レ・ミゼラブル」という作品を表すキーワードでもありますよね。

別所哲也さんをはじめ、やはり多くの方から聞かれた
「集大成」という言葉も印象的でした。
役者として、一人の人間としての経験の全てをぶつけて、
この作品のメッセージを伝える!という並々ならぬ決意を感じました!

そして、作品に対する思いだけでなく、
帝国劇場という場所についてのお話される方も多くいらっしゃいました。
今井清隆さんの「帝劇自体が大切な場所。
東宝現代劇時代地下6階の稽古場でレッスンをしながら、
いつか帝劇の舞台に立ちたいと思っていた。役者生命の全てをかけて頑張りたい」
という言葉の重さ。
森公美子さんの「帝劇の重みを感じながら、
100周年に『レ・ミゼラブル』で出演出来ることがうれしい」という思い。
山口祐一郎さんの「帝劇に住所変更しました」(笑)。


マダムテナルディエ(後列左側から森久美子さん、阿知波悟美さん)

テナルディエ(後列左側から三波豊和さん、駒田一さん)

そして「大好きでいつも通っていた帝劇」という上原理生さん。


アンジョルラス(上原理生さん)。※阿部よしつぐさんは公演中でご欠席

楽曲披露一曲目は、
新バルジャンの吉原光夫さんによる「独白」。
まだバルジャンという役を作り上げている過程ですが、と仰っていましたが、
力強く伸びやかな歌声!

続いて、初参加のコゼット役中山エミリさん、エポニーヌ役平田愛咲さん、
アンジョルラスから役を替えて来年はマリウス役の原田優一さんによる、
初々しさに溢れた「プリュメ街」。レミゼは本当にいい曲ばかりですよね。

そして!最後は、この日のためのスペシャルバージョンの「民衆の歌」!
"列にはい〜れよ〜、われらの〜みか〜たに〜♪"
これは圧巻!
アンジョルラス役の上原理生さんをリーダーに男女アンサンブルのみなさん、
最後はプリンシパルキャストのみなさんも加わって熱く、
力強い”民衆の歌”、素晴らしかったです!

帝劇初登場と仰っていた上原さんですが、
「ラマルクの死」からの「民衆の歌」。堂々としたリーダーの風格!
昨年東京藝術大学の声楽科を卒業されたばかりの注目アンジョです!

今回から新たにご出演のキャストさんも多数いらっしゃいます。
レ・ミゼラブルは、アンサンブルの一人一人まで本当に細かく丁寧に
演出された群像劇。あの場面で出てたあの役の方は、この場面では
どこにいる、ということまで、観れば観るほど見所満載です。
(役としては登場しない前半にも、コゼット、マリウス、
 エポニーヌやアンジョルラス役の方達がいろんな役で出ています。ぜひ見つけてみて!
 例えばアンジョルラス役の方は、最後の結婚式ではウエイターをしてますよ♪)


次回おコンサートに出演の武井基治さん(中央)は司教/レーグルに!

同じく次回おコンサートご出演の宇部洋之さんはフイイ役に!
"列に入れよ"で列に入る時震えたそうです♪ 右は同じくフイイ役の鎌田誠樹さん

2011年の「レ・ミゼラブル」、オリジナルバージョンでの演出は今回が最後!
公演は2010年4月12日から6月12日まで
来年100周年を迎える帝国劇場にて。
お見逃しなくっ!


手にとろうとしたマイクがスルーされてしまった山口祐一郎さん

おけぴ取材班:chiaki、おけぴ管理人  撮影:おけぴ管理人

10/11/29 NANTA来日イベントレポ

2010年11月29日(月)13:00
韓国発パフォーマンス『NANTA』
来日イベントレポ@池袋サンシャインシティ噴水広場

本場韓国で観たときのワクワク感が一気によみがえりましたっ!
やっぱりたのしいぞNANTA♪

舞台は厨房。
タタタン、タタタンという包丁とまな板の音、
わかりやすくコミカルなストーリーと表情豊かな出演者たち。

(料理長役のコ・チャンファンさん、
会場を盛り上げるがほんっとーにお上手。)

韓国語も日本語も使わないのに、
大人も子供もゲラゲラ笑っているくらい
レベルの高い”ノンヴァーバル(非言語)パフォーマンス”です。
よくある、リズムとビートだけのショーではなくて
厨房をステージとしながら、
お話自体が楽しくて飽きさせないあたりが絶妙!
ご想像のとおり、厨房にある道具という道具が楽器になります♪

息をのむような激しいパフォーマンス(カンフーや皿投げも)が
入ったかと思うと次の瞬間笑わせてくれる。
このテンポ感はブロードウェイも含め、世界で愛されるのも頷けます。
そして、欧米のショーでジョークに置いて行かれる方も安心。
笑いの感性もとっても近いです!
(これ、結構大事だったりしますよね)

「18時までに結婚式の料理を準備しろ!」
支配人からの突然の指示に大慌てで調理を始めるコックたち。
張り切り料理長、
タフで豪快なセクシーガイ、
料理下手で勘違いの激しい女性コック、
その日に入ったばかりの使えない下っ端アシスタント
そんな5人が繰り広げるドタバタコメディ。
突然ステージにあげられて一緒に料理を
つくったり、味見したりなんてこともあるかも!?

「確かに日本にはないね~楽しいー!!」
これ、後ろの席にいらした親子の会話♪
特に子供さんには観て欲しい舞台!
生の舞台の「迫力」と「楽しさ」を味わうには
二重丸の90分間ですし、
ライトで笑える本物の舞台が観たかった!という大人にもぴったり。

唯一の女性キャストは『NANTA』史上初となる日本人、岩本柚香さん。
おキレイですねー。
 

イベントのラストはこんな感じ♪
タッカタッカタッカタッカタッカ

ヒートアップ、
タカタカタカタ カカカカ カカカカ カカカカ すごい早さ!!

フィニーッシュ 決めポーーーズ!
本番は本物のキャベツを切ります…そう、刃は本物だっ

ショーを終えて汗だくのみなさん。

料理長役のコ・チャンファンさん(右から二番目)は
「3月までに更に練習を重ね、
最高のパフォーマンスを東京で披露します!」と意気込みを語った。
パフォーマンス中は変な顔ばっかりの料理長、
本当はイケメンなのに↓

~~~韓国パフォーマンス『NANTA』公演概要~~~

●公演日:
 <大阪>2011年3月18日(金)~20日(日)※全4ステージ
 <東京>2011年3月24日(木)~27日(日)※全6ステージ
●会場:
 <大阪>サンケイホールブリーゼ
 <東京>サンシャイン劇場
●入場料:
 <大阪>S席 \6,800/A席 \5,000他(税込/前売・当日共通)
 <東京>全席指定\6,800(税込/前売・当日共通)
●公式HP http://www.nanta.jp/


おけぴ取材班&撮影:nats 監修:おけぴ管理人

2010年11月30日

10/11/30 マルグリット製作発表レポ

2010年11月30日(火)14:00
マルグリット製作発表レポ

深紅のドレスで登場の藤原紀香さん。
素晴らしきプロポーションと微笑み♪

瞳輝く田代万里生さんと、
貫禄たっぷりの西城秀樹さん、
劇中、三角関係に陥る3人による
マルグリット製作発表会見にいってまいりました。

オペラ「椿姫」をベースに、第二次世界大戦下のパリが舞台。
ドイツ人将軍のオットー(西城秀樹さん)から寵愛されている
ナイトクラブの元歌姫マルグリット(藤原紀香さん)が、
ピアノ弾きの青年アルマン(田代万里生さん)と許されぬ恋に落ちてしまうお話です。

脚本は、レ・ミゼラブル、ミス・サイゴンなどでおなじみの
アラン・ブーブリルさんとクロード=ミッシェル・シェーンベルクさんコンビ。
演出は、昨年のマルグリット日本初演に引き続きジョナサン・ケントさん。
音楽は、シェルブールの雨傘で有名なミシェル・ルグランさん。

このミシェル・ルグランの音楽が実に素晴らしい♪
中でも今回の制作発表でも歌われたチャイナ・ドールは、出だしから
実に切なく胸に響いてくる感じで、ググググググっと
気持ちが高まっていく感じでとってもドラマティック♪

その"チャイナ・ドール"を、今日は、
田代万里生さんのピアノ弾き語りに乗せて藤原紀香さんが歌われたのですが、
藤原紀香さんの出だしの歌声がとっても素敵でした♪
歌い方、表情、そして田代万里生さんと交差する視線も
実にいい感じで雰囲気たっぷりで、うっとり。

また田代万里生さんのピアノの音色が実に切なく優しいこと!
そして万里生さんのまっすぐ誠実で切なく胸に響く歌声♪
またまたうっとり。。。してる間に曲終了。
もっと聴きたかった。。。

「情熱なしには語れない、心を奪い去られるようなラブストーリー。
自分を犠牲にしてまで愛を貫く女性を演じたい」と話す藤原紀香さん。

昨年この作品でミュージカルデビューした田代万里生さんは、
「僕の人生を確実に変えた作品。初演以上のアルマンをお届けしたい」

そして「自分の中のオットーを出せるようにしたい」と話す西城秀樹さん。

共演者について聞かれた藤原紀香さんが
「スイートな万里生さんと、セクシー秀樹さんと..」と言いかけたところで、
西城秀樹さんから「ヒデキカンゲキ!」が飛び出す一幕も。

"音楽はもちろん、美術、照明も素晴らしく、一瞬一瞬が絵ハガキのような作品"
(by 田代万里生さん)
セットや衣装もロンドンから持ってきているとのことで、
衣装にも、オリジナルキャストのタグがついたりしているそうです。

公演は2011年3月11日から28日まで赤坂ACTシアターにて、
4月6日から10日まで、梅田芸術劇場メインホールにて上演。


「"感激"はもうすぐ還暦です」と笑いをとった後、「笑うとこじゃない!」とオットーになる西城秀樹さん

おけぴ稽古場取材班:おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人

10/11/30 モーツァルト@帝国劇場

2010年11月30日(火) 17:45

山崎&涼風でモーツァルト観劇。育三郎クンは全身から感情が湧き出てる感じでいいっ!特に二幕、モーツァルトの混乱から星から降る金の流れはブラボー!魔笛を受け取った瞬間のアマデの表情も最高。カテコで山崎さんの頬マイク経由でアマデのかわいい声を聞けたのも嬉しかった
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2010年11月30日(火) 17:45

余談。今日は一幕大司教の館の場面でアンサンブルさん達の豊かすぎる表情をずっと楽しんでました。あとね、ラスト、アマデの小箱が舞台後方に移動する際、スタッフさんの黒い手であの音楽の泉の小箱の蓋が閉められるのが見えてしまうのが悲しいでございます
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About 2010年11月

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