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10/11/29 レ・ミゼラブル制作発表レポ@帝国劇場

2010年11月29日(月)12:30
帝劇開場100周年記念公演
「レ・ミゼラブル」2011年公演制作発表レポ@帝国劇場

冒頭、1985年のロンドン版オリジナル演出での上演は
今回が最後ということが発表されて、どよめきの中はじまった制作発表。

このことはキャストの方達にも知らされていなかったようで、
岡幸二郎さんが、こみ上げる涙をこらえながらの
「一度神様にお返した役に新しい命を吹き込みたい」というお言葉や

山口祐一郎さんの「レ・ミゼラブルは仕事というより人生そのもの」
という言葉がとても印象に残りました。


左から山口祐一郎さん、別所哲也さん、吉原光夫さん、今井清隆さん

レ・ミゼラブルのストーリーを超簡単に説明すると、
パンや食器を盗んで逃げるジャン・バルジャンと、追いかける警官ジャベールの話です。
(と書いたらいろんな人から怒られそうですが、
この二人を中心に、いろんな登場人物が出てきて、その描かれ方が素晴らしいんです)

今回の2011年でそのジャン・バルジャン役を務めるのは、こちらの4名。
元四季でシンバやムファサを演じていた吉原光夫さんは
今年32歳!帝国劇場初登場でジャンバルジャン!
お一人お一人とっても個性豊かなバルジャンさん達でございます♪

ジャベール役はこちらの4名。
「(ジャベール役は)夢でした!」と話すのは
アンサンブルキャストから、今回ジャベール役を射止めたKENTAROさん。


左からKENTAROさん、今拓哉さん、岡幸二郎さん、石川禅さん

今回のレミゼから初めて参加される方の緊張、
長く携わってきた方の作品への並々ならぬ愛情が伝わる言葉の数々。
なお、各キャストインタビューの詳細は公式HPのこのページにこれでもかというくらい
アップされていますので、ぜひ公式HPをご覧下さい!

「自分の人生がレミゼラブルと共に動いている気がする」と話す
知念里奈さんは、コゼット、エポニーヌと演じてこられて、
今回ファンテーヌ役。会見後の囲み取材で森久美子さんから
「次はマダムテナルディエ!?」とつっこまれてました。

また、宝塚宙組時代から管理人も大好きだった和音美桜さんが
今回ファンテーヌ役でご出演!なのがスーパー楽しみでございます。
あの透き通る歌声がはやく聴きたいです♪


ファンテーヌ(和音美桜さん、知念里奈さん) ※新妻聖子さんはお稽古中でご欠席

コゼット、エポニーヌ、マリウスにも新キャストが続続。


コゼット(前列左から神田沙也加さん、中山エミリさん、稲田みづ紀さん、折井理子さん)

エポニーヌ(後列左から平田愛咲さん、Jenniferさん) ※笹本玲奈さんはお稽古中でご欠席

マリウス(後列左から山崎育三郎さん、原田優一さん、野島直人さん)

インタビューで、多くの方が用いていた言葉、「人生」と「夢」、
そして溢れる思いは作品への「愛」そのもの。
これはそのまま「レ・ミゼラブル」という作品を表すキーワードでもありますよね。

別所哲也さんをはじめ、やはり多くの方から聞かれた
「集大成」という言葉も印象的でした。
役者として、一人の人間としての経験の全てをぶつけて、
この作品のメッセージを伝える!という並々ならぬ決意を感じました!

そして、作品に対する思いだけでなく、
帝国劇場という場所についてのお話される方も多くいらっしゃいました。
今井清隆さんの「帝劇自体が大切な場所。
東宝現代劇時代地下6階の稽古場でレッスンをしながら、
いつか帝劇の舞台に立ちたいと思っていた。役者生命の全てをかけて頑張りたい」
という言葉の重さ。
森公美子さんの「帝劇の重みを感じながら、
100周年に『レ・ミゼラブル』で出演出来ることがうれしい」という思い。
山口祐一郎さんの「帝劇に住所変更しました」(笑)。


マダムテナルディエ(後列左側から森久美子さん、阿知波悟美さん)

テナルディエ(後列左側から三波豊和さん、駒田一さん)

そして「大好きでいつも通っていた帝劇」という上原理生さん。


アンジョルラス(上原理生さん)。※阿部よしつぐさんは公演中でご欠席

楽曲披露一曲目は、
新バルジャンの吉原光夫さんによる「独白」。
まだバルジャンという役を作り上げている過程ですが、と仰っていましたが、
力強く伸びやかな歌声!

続いて、初参加のコゼット役中山エミリさん、エポニーヌ役平田愛咲さん、
アンジョルラスから役を替えて来年はマリウス役の原田優一さんによる、
初々しさに溢れた「プリュメ街」。レミゼは本当にいい曲ばかりですよね。

そして!最後は、この日のためのスペシャルバージョンの「民衆の歌」!
"列にはい〜れよ〜、われらの〜みか〜たに〜♪"
これは圧巻!
アンジョルラス役の上原理生さんをリーダーに男女アンサンブルのみなさん、
最後はプリンシパルキャストのみなさんも加わって熱く、
力強い”民衆の歌”、素晴らしかったです!

帝劇初登場と仰っていた上原さんですが、
「ラマルクの死」からの「民衆の歌」。堂々としたリーダーの風格!
昨年東京藝術大学の声楽科を卒業されたばかりの注目アンジョです!

今回から新たにご出演のキャストさんも多数いらっしゃいます。
レ・ミゼラブルは、アンサンブルの一人一人まで本当に細かく丁寧に
演出された群像劇。あの場面で出てたあの役の方は、この場面では
どこにいる、ということまで、観れば観るほど見所満載です。
(役としては登場しない前半にも、コゼット、マリウス、
 エポニーヌやアンジョルラス役の方達がいろんな役で出ています。ぜひ見つけてみて!
 例えばアンジョルラス役の方は、最後の結婚式ではウエイターをしてますよ♪)


次回おコンサートに出演の武井基治さん(中央)は司教/レーグルに!

同じく次回おコンサートご出演の宇部洋之さんはフイイ役に!
"列に入れよ"で列に入る時震えたそうです♪ 右は同じくフイイ役の鎌田誠樹さん

2011年の「レ・ミゼラブル」、オリジナルバージョンでの演出は今回が最後!
公演は2010年4月12日から6月12日まで
来年100周年を迎える帝国劇場にて。
お見逃しなくっ!


手にとろうとしたマイクがスルーされてしまった山口祐一郎さん

おけぴ取材班:chiaki、おけぴ管理人  撮影:おけぴ管理人


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名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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