10/11/30 マルグリット製作発表レポ
2010年11月30日(火)14:00
マルグリット製作発表レポ
深紅のドレスで登場の藤原紀香さん。
素晴らしきプロポーションと微笑み♪
瞳輝く田代万里生さんと、
貫禄たっぷりの西城秀樹さん、
劇中、三角関係に陥る3人による
マルグリット製作発表会見にいってまいりました。
オペラ「椿姫」をベースに、第二次世界大戦下のパリが舞台。
ドイツ人将軍のオットー(西城秀樹さん)から寵愛されている
ナイトクラブの元歌姫マルグリット(藤原紀香さん)が、
ピアノ弾きの青年アルマン(田代万里生さん)と許されぬ恋に落ちてしまうお話です。
脚本は、レ・ミゼラブル、ミス・サイゴンなどでおなじみの
アラン・ブーブリルさんとクロード=ミッシェル・シェーンベルクさんコンビ。
演出は、昨年のマルグリット日本初演に引き続きジョナサン・ケントさん。
音楽は、シェルブールの雨傘で有名なミシェル・ルグランさん。
このミシェル・ルグランの音楽が実に素晴らしい♪
中でも今回の制作発表でも歌われたチャイナ・ドールは、出だしから
実に切なく胸に響いてくる感じで、ググググググっと
気持ちが高まっていく感じでとってもドラマティック♪
その"チャイナ・ドール"を、今日は、
田代万里生さんのピアノ弾き語りに乗せて藤原紀香さんが歌われたのですが、
藤原紀香さんの出だしの歌声がとっても素敵でした♪
歌い方、表情、そして田代万里生さんと交差する視線も
実にいい感じで雰囲気たっぷりで、うっとり。
また田代万里生さんのピアノの音色が実に切なく優しいこと!
そして万里生さんのまっすぐ誠実で切なく胸に響く歌声♪
またまたうっとり。。。してる間に曲終了。
もっと聴きたかった。。。
「情熱なしには語れない、心を奪い去られるようなラブストーリー。
自分を犠牲にしてまで愛を貫く女性を演じたい」と話す藤原紀香さん。
昨年この作品でミュージカルデビューした田代万里生さんは、
「僕の人生を確実に変えた作品。初演以上のアルマンをお届けしたい」
そして「自分の中のオットーを出せるようにしたい」と話す西城秀樹さん。
共演者について聞かれた藤原紀香さんが
「スイートな万里生さんと、セクシー秀樹さんと..」と言いかけたところで、
西城秀樹さんから「ヒデキカンゲキ!」が飛び出す一幕も。
"音楽はもちろん、美術、照明も素晴らしく、一瞬一瞬が絵ハガキのような作品"
(by 田代万里生さん)
セットや衣装もロンドンから持ってきているとのことで、
衣装にも、オリジナルキャストのタグがついたりしているそうです。
公演は2011年3月11日から28日まで赤坂ACTシアターにて、
4月6日から10日まで、梅田芸術劇場メインホールにて上演。
「"感激"はもうすぐ還暦です」と笑いをとった後、「笑うとこじゃない!」とオットーになる西城秀樹さん
おけぴ稽古場取材班:おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人