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09/05/07 東京セレソンデラックス流れ星稽古場レポ

2009年5月7日(木) 13:00
東京セレソンデラックスの「流れ星」稽古場レポ

前前回の公演、『歌姫』(テレビドラマ化もされましたね)に超感動した管理人ですが、
その東京セレソンデラックスの名作「流れ星」が再演されると聞き、
お稽古場にお邪魔してきました♪

「流れ星」は、企画の段階からうつみ宮土理さんに当てて宅間孝行さん
が書き下ろした(つまり、当て書き)作品。
今回は、全体の通し稽古でなく、途中の一部分の稽古場面を拝見したので
全体的な感想ではないのですが、今回拝見して、各シーンにおける
役柄それぞれの”気持ち”をとっても大切にされてること、これを一番感じました。

その役の気持ちになってみると、どういうテンションになり
どう行動すると思うかという”問いかけ”が
作・演出(&出演)の宅間孝行さんからぽんぽん飛んでいきます。
例えば、日常生活でこういうことが起きたらどう反応すると思う?
自分自身がそうされたらそういう行動するだろうか?みたいな具合です。

また、背中を押されたらどのように体は向くのか、
投げられたら本当にそのように倒れるのだろうか、
話している時のお互いの距離感は適切か、
劇場の大きさを考慮した声の大きさになってるかなどなど、
いかに自然に、さらに面白くなるかというアイデアが
その場でどんどん出てきて取り入れられていくんです。
例えばオーバーリアクションも、
それが”自然な動き”であってはじめて笑いにつながるんですよね。
大泣きするシーンでは、「不細工に泣け」という指示が飛んでました。

そして今日拝見した短いシーンの中で感じた私的ツボが「気持ちの変わり目」。
気持ちがふっと切り替わる瞬間です。
これがとーっても気持ちいい。
うつみ宮土理さん、はじけてる時からふっと気持ちが切り替わる時、
後ろ姿だけで背中から伝わってくるのです。
山田まりやさん、ふっとした時に落とす目の表情が素敵でした。
こうしたツボは、やはり観てる私たちが舞台に感情移入していないと生まれません。
その感情移入できる各キャストの気持ちや動き、しぐさ、そういったポイントを作りこんで
いくことで、あの歌姫の時に感じた「泣き」や「笑い」につながっていくんだなぁと感じました。

ストーリーは、熟年離婚を考える妻が夫の死をきっかけに
1970年代にタイムスリップして人生を見つめ直すというファンタジー作品。
「夫婦の絆」をテーマに、お馬鹿で心やさしい人達が織りなすほろ苦く切ない物語です。
東京公演はシアターサンモールで5月20日から6月14日まで。
9月には名古屋公演、そして10月にかけて大阪公演もございます。
笑いと涙に浸れる舞台と思います。はやく全編みたいっ!
詳細は東京セレソンデラックスの公式HPをどうぞ。


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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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