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2009年01月 アーカイブ

2009年01月06日

09/01/06 新春滝沢革命@帝国劇場

2009年1月6日(火) 13:00
新春滝沢革命
1階中列52番@帝国劇場

滝が文字に!す、すす、すごい!
帝国劇場に滝が流れ落ち、その滝が文字を描く、びっくりした!
最初にみた時ほんとに鳥肌たちました。
滝が文字を描くというか、上から文字が落ちてくるんです。
その文字が水滴なんです。こんなことが可能だなんて。。
(うまく表現できないのがもどかしい・・・)
これがめちゃめちゃ美しくてですね。
ふわっと落ちてきて、はっきりと描かれたと思ったら、
そのままびよーーーんと伸びてステージ下にふわっと消えるんです。
流れ落ちるたびにみとれてました。
こんなのはじめてみた。
「滝沢」とか「LOVE」といった文字をはじめ、イルカの形まで
水滴で描かれるのです。
めちゃめちゃ美しかった。。。

帝劇でここまで水使って表現できるなんて。。
これ以外にも、薄幕使った船の描写や、背景の映像の鮮明さ奥行き感などなど、
美術がすばらしかったです。
音と水の同期、そこにダンスが加わって。。あぁ私の好きなパターン。
音楽もショパンの革命がベースになっているのですが
ちょっと強引なアレンジ感はあるものの気持ちいいです♪

出演は滝沢秀明さんを中心としたジャニーズの方達。
滝沢秀明さんは、最初の宙吊り(低い!観客と握手してるし!)から
はじまって、お芝居、歌、ジャンプ、手品、早替え、お面、そしておじーちゃん役まで
(これ、言われないと滝沢さんって気づかないくらいおじーちゃんだった)大活躍!
ってか、これ1日2公演ってすごい。。
ラストは滝沢さん宙吊りで体についた水滴を客席にばら撒きまくり、
客席キャーキャー(笑) 宙づりも2階席まであがっていって、
ほんとにこのジャニーズの公演のお客さんの楽しませ方はすごいなぁと思いますね。
うまい。

小柄でかわいい山科愛さん、宝塚で娘役されてて先日退団された方ですよね。
G-Rocketsのアクロバットや、黒人の方の回転ジャンプ、
男性アクロバット陣も舞台に華を添えてました。

カーテンコールというか、ラストにショーがあって、
1階席は総立ち。振り付けを一緒にしている方達も多いですが、
ノリノリというよりは、ホノボノした感じで、
観劇前に心配していた男一人でポツンという心配はなく、楽しめました!
客層も幅広かったです(女性が圧倒的に多いですが年齢の幅が広かった)。

ストーリーはなんか壮大な感じ。
でもお芝居云々というよりは、演出!美術!そして滝沢さん!

いやーそれにしてもあの滝の文字、もう一度みたい。。。

以上新年観劇始めのレポでした!
2009年の観劇始めは帝劇と演舞場のマチソワとなりまして、
この滝沢革命が終わったのが16:11。そこから大急ぎで
演舞場に移動して、16:30から、次の観劇レポへ♪

09/01/06 初春花形歌舞伎@新橋演舞場

2009年1月6日(火) 16:30
初春花形歌舞伎
1階16列31番@新橋演舞場

最初の七つ面は、上演時間が20分の演目と
聞いていたので、遅れるわけにはいかないと
帝国劇場から猛ダッシュで新橋演舞場へ。
無事間に合いました。
(イヤホンガイドを借りてトイレにいく余裕もあった♪)

この七つ面を演じるのは市川海老蔵さん。
お面をとった時の目線の流れが綺麗。
美しい。。。男ながらにみとれます。

恋飛脚大和往来は、市川猿弥さんの
落ち着きっぷりがよかった!
中村獅堂さんとのやりとりも見物でしたが、
全体的にちょっと冗長に感じてしまいました。

圧巻は弁天娘女男白浪 白浪五人男
開き直ってからの海老蔵さんの
あの余裕たっぷりの台詞。
めちゃめちゃかっちょいー!
ほれます。
もうぐいぐい引き込まれます。
座り方から煙草を持つ手の動き、その手さばき、所作、素敵!

また、南郷力丸役の中村獅堂さんとの
コンビ具合もいい。花道去る時のやりとりとか楽しいです。

ラストの大詰めなんて、立ち廻りを楽しんでみてたら、
舞台セットがすごいことになるんですね、驚きました。
大回転ではないですか!
セットが半分ひっくりかえるんですよ。
驚きです。
さらにそこからぐおおおおんと上昇。
すごいです。

この演目自体も、ぜひ通しでみてみたい!

すばらしき新年観劇始めでした♪

2009年01月07日

09/01/07 花組芝居 泉鏡花の夜叉ケ池 通し稽古レポ

2009年1月7日(水) 14:00
花組芝居 泉鏡花の夜叉ケ池 通し稽古レポ

花組芝居さんの「泉鏡花の夜叉ケ池」 の通し稽古を
拝見してきました!
今回の公演、4役がダブルキャスト公演なのですが、
今日拝見したのは”武蔵屋組”。
武蔵屋組は、
晃(あきら)が水下きよしさん、
百合が堀越涼さん、
山沢学円が桂憲一さん、
夜叉ケ池の主の白雪姫が山下禎啓さん。

これが”那河岸屋組”になりますと、
晃(あきら)が小林大介さん、
百合が二瓶拓也さん、
山沢学円が秋葉陽司さん、
夜叉ケ池の主の白雪姫が加納幸和さんに。
おおおお、がらりと印象が変わりそう。
どっちもぜひ見比べたいところです!

さらに今回の公演は日替わりゲストも登場(この絡みがとても楽しそう!)、
そして客席が舞台をぐるりと取り囲むという青山円形劇場の
特徴を生かした、客席絡みまくりいじりまくり(!?)の、
まさに花組芝居ワールド!
といった印象でした!これはぜひ本番で味わいたい!

何かが配られたり・・・
もしや舞台上に・・・
かわいい下ネタもあったり・・・
合唱!?
あんなことやこんなことも!

ストーリーも、
あれっあれっと思っても、後で大きく包み込まれてつながる感じ。
また、別世界と思っていたら、これまたふっと戻ってきたり、
アドリブのようにも思えるつっこみも随所にあったりで、
その切り替えやテンポ感が楽しいです。

初演は1991年。95年の円形劇場、2003年のグローブ座での公演に続いての再々演。

座長の加納幸和さんが現場日誌で書かれてい

言葉も印象的で、思いがつまってる感じですね。

たっぷりカーテンコールも楽しいっ!

そして、なんと驚くは今回の舞台、開場時間が開演15分前。
さてその理由は!?

毎日変わる日替わりゲストがどの役でどう絡んでいくのかも楽しみポイントです♪
公演は1月12日から青山円形劇場にて

日替わりゲストスケジュールはこちら
花組芝居HP

2009年01月08日

09/01/08 ディア・パーヴロヴィチ@紀伊国屋サザンシアター

2009年1月8日(木) 19:00
ttk ディア・パーヴロヴィチ
8列5番@紀伊国屋サザンシアター

紀伊国屋サザンシアターの舞台が、
体育館のようになっていて、おおおお、
何が起こるんだろうという期待感。

でございましたが、
なんだろう、
とーってもたくさんの人たちが出てるんですが、
セリフのかみ合いというか、間が、
ぶつぶつと切れる感じの印象で、
何をどうしたいかがいまいちよくわからず、
また、次々と人が後ろのステージ後方のドアから入ってきては、出て行くんですが、
出て行く際に、ただ一目散にドアを目指して出て行く感じで、
その間の微妙な間というか、時間が、ちょっとこそばゆい感じ。

最初は、あえて、そういう、堅い、”演技をしている感”を出しているのかなと思い、
ある一瞬で、がらっと切り替わるのかなと思ったりもしたのですが、
そのままのペースで進んだので、あぁこういうお芝居なんだなと。

ラストにちょっと展開があって、そこはいい感じと思いましたが、
それまでがとても冗長に感じまして、休憩なしの2時間は長く感じました。

2009年01月09日

09/01/09 スーザンを探して@シアタークリエ

2009年1月9日(金) 13:30
スーザンを探して
1階17列32番@シアタークリエ

オリジナル版の記録映像や、
事前のプロモーション動画などでみて想像していた
過激な髪、衣装、そしてロック!といったイメージとはちょっと
違ったけど、パンチのきいた舞台でした♪

保坂知寿さん、
語尾をちょっとのばす感じや独特の抑揚と間と話し方。
これを聞くと、あぁ保坂さんだーと。
ちなみにストーリー解説にあった役柄設定の”ごくごく普通の主婦ロバータ”
という感じではなかったです。
”世間を知らない小金持ちの奥様”というイメージかな。

サバサバしていて自由奔放な感じのスーザン真琴つばささん(足細い!)と
スーザン大好きなジェイ、吉野圭吾さん、
この二人、公演回数こなすとどんどんパワーアップしていきそうです。

山路和弘さんが、ちょっとやんわりした感じの
夫役なんですが、この微妙なテンションが楽しくて好き。

ティナの馬場徹さん、いいキャラクター。
このティナがもっと絡んでほしかったですが、
アンサンブルではいろいろご出演でしたね。

お手伝いマリアの藤林美沙さん、楽しい!
訛りもおもしろい!

コング桑田さんは、悪者なんだけど、愛嬌があって怖さがなく、
さらにロバータのあの軽いお盆ぺこんで倒れてしまうのですね。

レスリーの杜けあきさんは、
お上品な感じとの行動のギャップが最初あったのですが、
横山敬さんとの絡みから楽しくなりました。

アンサンブルさんでは、二幕冒頭の網タイツ赤毛の方の歌声、
パンチあって気持ちよかった!

今回のマイヒットキャラクターは、
クリスタル役の小此木麻里さん!
いい味でございます。独特の雰囲気を醸し出しています。
なんとなくうちひしがれた感がたまりませんです。
スーザンとの絡み、もっとみたかった。。

曲は、ブロンディの曲になじみがある人は違うと思いますが、
私はよく知らないので、あまり頭にも残らず、でも、
ラスト近くの歌は気持ちよかったです♪

セットはシンプルなようで、背景の絵とかでがらっと
雰囲気変わったりして、場面転換も多いです。

最初のシーンで浮気なんだかいまいち
よくわからない感じだったこともあり、ラスト
ロバータがあの選択をして、あぁいう展開になったのは、
どうなのかなぁというもやもや感がちとございました。

演奏は、吉野さんの歌に、途中からかぶさる音楽の出だしのタイミングが、
微妙にずれたので、たぶん生なんだろうけど・・・という予想でしたが、
カテコで左袖から演奏者の方がでてきて、おおおお、やはり生だったかと。

2時間30分、休憩20分と、一幕自体はそんなに長くないんだけど、
かなりたっぷりな印象。たぶん初日あけてまだ間もないからかな。
これからぐっとよくなっていくように思います(期待をこめて♪)!

09/01/09 グワィニャオン 池田屋・裏@東京芸術劇場

2009年1月9日(金) 19:00
グワィニャオン 池田屋・裏
G列2番@東京芸術劇場小ホール1

”池田屋・裏”というタイトルの通り、
ステージ上に、”池田屋”とその裏のおうちが
なんと2棟前後に立っていて、奥行き感のあるセット!でした。

稽古場で拝見していたオープニングが結構ざっくりと
CUTされていて、でも、音楽にのったテンポ感あるオープニングになってました。
水崎綾女さん、二段です♪かわいい♪

途中コミカルさも交えつつ、人情に厚く展開する感じがいいですね。
近藤(西村大佑さん)と宮部(咲野俊介さん)の
掛け合いは見応えありました。

ラストのこまちおどりシーンで、組み合いをしている
関田豊枝さんと宮崎重信さん、美しい。
見事でございました。
野村勇さん、ロリコン好き好演♪
池上リョヲマさん、声がいい♪

最初とラストのテンポ感躍動感がとてもいいので、
途中がもうちょっと短くなるといいなぁなんて思いました。

観劇後、数日たって、まだセリフのイントネーションが
頭にこびりついてます♪

2009年01月11日

09/01/11 風が強く吹いている@ルテアトル銀座

2009年1月11日(日) 18:00
アトリエダンカンプロデュース
風が強く吹いている
9列18番@ルテアトル銀座

毎年正月、箱根駅伝は楽しみに観ているのですが、
その箱根駅伝のお話が舞台になるということで、
どういうふうに”走る”んだろう、またどんなドラマが
あるんだろうと、楽しみにいってきました。

まず今回主演のD-BOYS和田正人さん、
なんと、実際に箱根駅伝に、しかも駅伝部主将として出場経験が!
公演プログラムの”ランニング指導”にも和田正人って書いてありました。
この和田さんが熱演、快走!!
最初の双子(高木万平さんと高木心平さん)の混乱シーンからいい演技!
(公演プログラムの、次に襷を渡す人への一言がおもしろい)

クイズ王キング、瀧川英次さん、おもしろい!御意(笑)
声のトーンとテンションが楽しいです。微妙な間がツボ!
マネージャー役の近野成美さんもいい味出してますね。
マンガ大好き王子、松本慎也(StudioLife)さんの役所も楽しい。
黒人ムサ、デイビット矢野さん、日本語ペラペラで最初びっくりしますが、
この留学生という設定がストーリー展開にもいきてくるんですね。

黄川田将也さん演じるハイジが中心となり、
皆で箱根駅伝を目指すというストーリーなんですが、
その中にある、いろいろなドラマが熱いです。
こういう熱いドラマ好きです♪
カケル(和田正人さん)が榊(荒木宏文さん)との
あの語りのシーンは、みててぐっと目頭があつくなるものがありました。

電波少年でヒッチハイクしていた伊藤高史さん、
こんなに背高かったんですね!
大家さん花王おさむさんの二役は、最初、なに、実は
大家さん解説者だったのか!と勘違いしてしまったけど、
この演じ分けもよかったです。

あの竹青荘がほんとになんか居心地よさそうで、
私も学生時代最初の2年間は、襖で仕切られたような
住み込みの下宿に住んでいたので、あの時一緒だった先輩達を
懐かしく思い出しながら観てました。

それにしてもまさかルー*ラン*ーでくるとは(笑)

今日は終演後にアフタートークがありまして、
瀧川英次さんの司会、
いじられまくりでおもしろかったです。

2009年01月13日

09/01/13 花組芝居 泉鏡花の夜叉ヶ池@青山円形劇場

2009年1月13日(火) 19:00
花組芝居 泉鏡花の夜叉ヶ池
Aブロック47番@青山円形劇場

今回の舞台、開場時間がなんと開演15分前。
客席に座り、舞台がはじまったらその理由がわかりました。
そこ(!)にいらっしゃったんですね!
話すと外に声もれるでしょうし、
じっと、シーンとして待機されてるんでしょうか。
客席の声とかも聞こえてるんでしょうね。

この夜叉ヶ池、先日稽古場で通し稽古を拝見
していたのですが、生の舞台、本番の盛り上がりはすごかったです!
客席いじりにより面白さ倍増で、
日替わりゲスト(今日は劇団鹿殺しの方達!)の二度にわたる登場で
これまた盛り上がり(意外にたっぷり演じてくださいます!)、
それでいて本編自体の見所満載盛りだくさんで、あっという間の2時間でした。

今日観たのは、武蔵屋組(下記4人がダブルキャストなのです)。
晃役が水下きよしさん(頼れるアニキ!という感じ!)
百合が堀越涼さん(反応がかわいいっ)
山沢学円が桂憲一さん(好演!桂さんの若い時の演技観てみたい!)
白雪姫が山下禎啓さん(白雪姫シーン楽しいですよ)

最初、晃・百合・山沢学円の3人のお芝居は、
どちらかというと”静”な感じでスタートしますが、
そこから、ぐわん、ぐわんと動きが出て、
最初のゲスト登場のあたりから、お?お?という展開、
コイとカニでテンションもヒートアップ、
文箱登場で、異次元ワールドへ突入。
お客さん数名が舞台上に上がったり、踊ったり、
記念撮影したり・・・そして客席絡みの大合唱♪
最前列、もしくは通路側に座っている方、
連れて行かれるかもしれませんよ(笑

いやー、それにしても観ていてぐいぐい引き込まれていくのですが、
時々よくわからない方向にいっちゃったりして、
でもその後すぐに本筋に戻るんですが、その”戻り方”が好きです。
(ゲストによるフリー演技(!?)の後、どう本編に戻すのかなと思っていたら、
 一瞬で戻った!すごい!さすがです!)

客いじりは、しょっぱなの”夕顔”が楽しいです。
その後もこの夕顔の方、かなり集中的にいじられますよね。
そしてお客さん数名を舞台にあげての白雪姫のシーン。
今日はサラリーマンの男性の方も舞台上に上げられていて、
その方の下の名前で**ちゃんと出演者の方達が呼ぶのが
かわいくて楽しかった!

キャストさんの中では、万年姥役の谷山知宏さんの
メイク、動き、声がいい!あの歩き方もいいっ!

そして神主代理の北沢洋さん、いい味!
大井靖彦さんの、かにーーーーも楽しいです♪

最後終わった後の余韻もいいです。
あの鐘が元の場所に戻る瞬間がここちいい。

那河岸屋でもみたくなりますし、日替わりゲスト、
そして日替わり観客!バージョンもぜひ観たくなりました。
おもしろい!

2009年01月15日

09/01/15 ネオロマンスステージ 遙かなる時空の中で 朧草紙

2009年1月15日(木) 19:00
ネオロマンス ステージ
遙かなる時空の中で 朧草紙
A席2階5列4番@サンシャイン劇場

1幕は、登場人物のキャラクターや名前が少しこんがらがり、
そうこう思っているうちに休憩となってしまったのですが、
2幕は、わからないなりにも展開がわかり、
キャラクターの個性がわかってくると楽しくなってきます♪

それにしても、みなさん、かっこええですなー。
かっこいい中にも笑いや奥ゆかしさがあったりしておもしろいです。
惨魏を演じていた中村英司さん、楽しい♪
地の白虎、寿里さん、美しい♪
小天狗、やまだまいこさん、無垢♪
龍神の神子、はねゆりさん、かわゆい♪

1幕で原作の漫画を持ったシーンとかありましたが、
時々、わからない笑いが起きていたのは原作を知ってる人
ならではの笑いなのかな。
でもこの独特の世界観、楽しかったです。

衣装がまたいい感じで、魅力UPさせる衣装ですね。
ステージセットは、かなりシンプルな感じなんですが、
逆に衣装、光、音などが際だつのでこういうのもありなんだなぁと。

照明の模様がいろいろ意味をもった感じで。
結界で縛られてる様子とかもよく出てました。

あ、ひとつ。アクラム(汐崎アイルさん)が
シリン(小野麻亜矢さん)と一緒にステージ後方にはける際、
身をかがめて後方階段を普通に下りてるのが
みえてしまったのがちょっと悲しかった。。
これは2階席ならではですかね。

お芝居終了後に、歌つきのショーがはじまり
若い女の子達でいっぱいの客席がもしやスタンディングに!
と一瞬不安になりましたが、座ったままでした。ほっ。

退場時に、ハイタッチの列ってのがあって、その列に
並ぶと劇場の出口から出る際、一部の出演者と
ハイタッチができるというもの。これ、いい♪

2009年01月16日

09/01/16 UKオペラ歌劇ジュリオ・チェーザレ@新宿バルト9

2009年1月16日(金) 16:30
UKオペラ 歌劇ジュリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)
F-03@新宿バルト9

これぞブラボー、これぞスタンディングオベーション!!!
帰り道、頭の中で、メロディーと振り付けがグルグルグルグル♪
素晴らしかったです。ずっと余韻に浸っていたいくらいです。

興奮の観劇レポ出だしとなりましたが、今回鑑賞してきたのは
イギリスのグラインドボーン音楽祭で上演された作品を
日本の映画館で観れるというUKオペラ@Cinema
幕間に15分、10分の休憩があり、合計4時間半。
これがですね、冒頭すこしこっくりしてしまいましたが(不覚!)、
その後はまったく眠くならず、魅了されまくっておりました。
最後は、あー終わらないでーもっと聴かせて欲しい!と。

3幕のあのクレオパトラの振り付けと歌声と表情をみてしまうとですね、
もう一度観たい!と思ってしまいますよ。
実際の劇場での客席の笑い声も入っていてめちゃめちゃ楽しい!

と、すばらしきポイント満載ですが、
一幕は、まず冒頭のチェーザレ閣下が登場してその声を
聞いた時の、な、ななななんと!
チェーザレ閣下(ジュリアスシーザー。男役)がメゾ・ソプラノ!!
サラ・コノリーさん!
そう、女性です!
見た目は素敵な紳士なのですが、こ、これはすごい!
宝塚でいうところのまさに男役トップスター!かっこいい!
でさらに歌声に陶酔。魔笛の夜の女王のアリアのような、あの
ハッハッハッハッというあの怒濤のフレーズ、そして歌声のトリル!
がいたるところに!すばらしいーー!

そしてその後クレオパトラ登場!
ダニエル・デ・ニースさん。
この方がまたすばらしすぃ!忘れられないくらい素敵。
歌えて、踊れて、表情がよくて演技もできて、綺麗!
ズームアップすると腕とか意外にがっしりされてるのですが、
全体のプロポーションがよくて、うっとりしてしまいます。
また、やんちゃな感じの演技も楽しいですが、
相手を魅了するしぐさや歌声に、私、魅了されまくりました。
特にあの3人のダンス、楽しすぎです。

そして一幕後半は、コルネリア(アンゲリカ・キルヒシュラーガーさん)
とセスト(アンゲリカ・キルヒシュラーガーさん)親子のデュエットに陶酔。
こちらもアンゲリカ・キルヒシュラーガーさんは女性ですが息子役なのですね。

二幕は、さらに見所満載。チェーザレ閣下と生ヴァイオリン演奏の掛け合いはすごい。
チェーザレが歌ったフレーズをヴァイオリンがその歌詞のように弾くんです。楽しい!
あれだけたっぷりみせてくれて大満足なのに、もう一度みたいと思うんですよね。
息子セストのソロもすばらしかった。
ここで美術効果がいいなと思った私です、あの後方でくるくる回転してる波のバー(?)。
この波が、静かな時、荒れ狂う時、輝いた時など、そのシーンに応じて、波の動きや色が
変化するんですよね。これがとてもいい効果でございました。

ちなみに二幕のこのあたりになりますと、映像の下に出てる字幕、
あまりみなくなってきます。というのも、ストーリーは結構わかりやすいですし、
結構同じセリフを繰り返すので、なんとなくわかったような気になったりもするんですよね。

そーしーてー感動の三幕!
クレオパトラ最高-!!
あの侍女二人を従えて踊るダンスシーン、あのシーンをもう一度!
V字ピースサインで歌い終わった後のあの客席の熱気、
スクリーンを超えて伝わってきました。
ブラボーという声もたくさん聞こえましたが、
そう、これぞブラボーです!
音楽、振り付け、ダンス、表情!ハハハハハの機関銃!
すばらしい-!腰ふりふり、服チャッチャ、髪ぽっぽ♪
ノリが悪い私が足動かしたくなりました。
そしてクレオパトラ、あの服がまた似合ってるのです。
緑色の、宮廷に使える若い貴族男子のような服と、あの髪。。素敵です。

その他の出演者の方達も本当に魅力的で、
ワイルドな悪役を好演していたアキッラ(クリストファー・モールトマンさん)
片手宙返りまでできてしまうトロメーオ王(クリストフ・デュモーさん)、
この二人が最後左右に登場してしまう演出も楽しいです。
(ところでこのラストパーティシーンでニレーノ(ラシド・ベン・アブデスラムさん)
が意味ありげに一瞬傘もって上手にはけたのはなぜでしょう??)

今日で新宿での上映ラストですが、この後イクスピアリや川崎など
ではこれからの上映のようです(詳しくはこちら)。
この作品、ぜーひーおすすめです。
リピートでもう一度最初から観たい!

2009年01月17日

09/01/17 サンプル伝記@こまばアゴラ劇場

2009年1月17日(土) 18:30
サンプル 伝記
自由席@こまばアゴラ劇場

実はこまばアゴラ劇場って行くの、
はじめてでございます。
なんとなく、今日は時間もあったので、
ふと思い立って今日上演していた演目を観てきました。

自由席なのですが、整理券なので、案内いただいたのは5分前。
でもその待ってる間、隣の演劇関係の本に囲まれたミニ図書館みたいな
ところで、ストーブにあたりながら、いろいろ本を手にとって待てるので、
快適な待ち時間でした。

背もたれのある席がよかったんですが、上手端にあいていた
背もたれ席に座れてよかった♪ ちなみに客席ほぼ満員でした。

最初、キャッチボールする3人というシチュエーションからはじまり、
おおお、その方向へいくのか、そうきますか、みたいな展開で、
興味深く観てました、どうなるんだろうというような連続する展開ではなく、
ぽつりぽつりと断片的に明らかになっていくような感じで、
役者さんや演出なども面白いんだけど、
なんかいろいろごちゃごちゃしてる感じで、
少し長く感じた1時間40分(休憩なし)でした。

おもしろいと思ったのはエレベータ。
これ、劇場のステージに備え付け!?
通常ここで舞台上演する際は、このエレベータは、裏で使用
されるものなんですかね。このエレベータがいい味を出していて、
かなり新鮮でした。

あと、あの焼けたような本棚。そして左右の資料室のような空間。
また、レコーダーやマイク、CDプレイヤー等の使い方も面白かった。

でもほんと、記憶って、本人の中でも作り替えられたりしてますもんね。
本人以外が伝記を書くってかなり作られた話になるんだろうなぁと、
また私自身、自分の両親や祖父祖母といった親しい人の人生についても
実はよく知らないのかも・・・といったことを思いながらみておりました。

地面の砂がじゃりじゃり音たてる中で、半平太(吉田亮さん)に対して
踊るように迫る真紀子(中村真生さん)はちょっと笑ってしまうほどすごかったです。
ちなみに、いろんなシーンで観客席のあちこちで、まばらに笑い声が聞こえるのですが、
皆さん、思い思いのところで感じて笑ってる感じ。これもまた新鮮でした。

あ、一点。ラストの方で、
真紀子が、ゼブラの鼻をつまんで、悪魔はここといったのは
どういうこと?? 結構一瞬でよくわからなかったのですが、
何か私、見逃しましたでしょうか。。

こまばアゴラ劇場。
いいですね。
また平日の夜とかにも、ふらりと観に行ってみたいと思います。

2009年01月21日

09/01/21 URASUJI III 寵愛@下北沢ザスズナリ

2009年1月21日(水) 14:00
URASUJI III 寵愛 ゲネレポ
@下北沢 ザ・スズナリ

ステージが近い!
ノリが熱い!
このステージ幅での立ち回りや前転は迫力あります!
特に岩崎大さん(Studio Life)の前転が
ダイナミックで綺麗でみとれてしまう前転でした。

西大后の深沢敦さんのド迫力!

ん?あの小道具は何だろう?と思ったらマイクだったり、
また歌うシーン(結構盛りだくさん)でマイクを使って
歌うのも楽しいです。

適度な下ネタもおもろいです。
2時間みっちり、独特の熱い世界観が楽しめました♪

ちなみに二胡の生演奏も楽しめますが、ラストのショーシーンで
後ろでヴァイオリン弾いてた方、この方二胡の方と同じですよね?

幼い溥儀を、”フギフギ”というのがなんかとってもかわいくて
なにげに一番印象に残ってます♪

2009年01月23日

09/01/23 劇団四季 アルデールまたは聖女@自由劇場

2009年1月23日(金) 18:30
アルデールと聖女
A席1階15列18番@劇団四季自由劇場

今から55年前に劇団四季が旗揚げ公演として上演した演目。
そんなに昔の演目ということは、結構古くさい感じなのかなと
思ったりしていたんですが、これ、55年前、1954年に
上演したというのってすごいかも・・・と思いました。
今日観てた感じも、なんというか、その55年前の公演を
まさに観てるような(当時知らないですけどね)、そんな
風にも思えて、浸ることができました(昔くささがいい感じで出てた!)。

最初は独特の発生法になじむまでに少し時間がかかりますが、
そんな1幕は40分で終了。休憩後の二幕は、登場人物間の人間関係が
いろいろでてきて、最後の幕切れは、あぁぁぁぁ。

チラシの裏にも書いてありましたが、結構笑えるところがあったり、
動きも面白かったりするのですが、語られるセリフには今の時代にも
通じるような、ふと考えさせられるセリフも入っていて、
なかなかいい演目じゃないですか!

伯爵(味方隆司さん)- 伯爵夫人(野村玲子さん)-男爵(栗原英雄さん)
の三人の関係と動きとセリフ、見所です。

私的には木村花代さんが出演されていたのが嬉しい誤算(チラシには名前なかったので)。
笑うことのない役でしたが、久々に木村花代さんがみれて嬉しかったです♪

事前に配役表みると、あぁ、アルデールって出てこないんだなぁとか思っちゃいますよね。
なので、いくらドアをコンコンしても、でこないんだよなぁって思ってしまう。

間はかなりゆったりめ。
レオンっレオンっの斉藤昭子さんが登場してから最後に一気に動きますね。
将軍(志村要さん)が下女(団こと葉さん)の体をさわるのが
かなり遠慮がちなのも、当時の社会情勢などを考えての演出(!?)だったりするのでしょうか。
あと、田邊真也さんと木村花代さんのキスシーンがやたら木村さんの体がそってたのも、
当時の頃の演出と同じということなんでしょうかね。

あ、気になったのはマイク。
ステージの中央ちょっと左側の位置にたってしゃべられている時の
聞こえ方がとっても変な感じ。これ、ステージで音拾ってるんですかね。
まさかこの聞こえ方まで当時を再現!?

ちなみにこの旗揚げ公演の時のメンバーってどういうメンバーだったのでしょう。
なんとなく気になりました。その時のメンバー名知りたいなぁ。。

2009年01月24日

09/01/24 宝塚月組夢の浮橋/アパショナード@東京宝塚劇場

2009年1月24日(土) 11:00
宝塚歌劇団 月組
夢の浮橋 / アパショナード
1階16列26番@東京宝塚劇場

ショー、アパショナード、めっちゃ楽しい!
ショー演出は藤井大介さん。
宙組のFANTASISTAのショーの演出されてた方ですね!
(あのショーめちゃめちゃ好きだったのでお名前覚えました)

ショーオープニングの白いダンサーの方達の、
あの反対側向いてひょっと足をあげる動きが好き!
そして瀬奈じゅんさんのあの超BIGな衣装!
その衣装がバババババ!と左右に裂けるなるあのシーンに思わず
おぉっと口から出てしまったくらい。
次から次へと展開するんですが、まったく飽きなくて、
もう楽しくて楽しくてあっという間にラスト。

ロケットのシーンの前に、大きな階段を左上から、
斜めにダンサー達が降りてくるのが、とっても新鮮で美しかったです。
さらにロケットしてる前でダンスされるのも新鮮だし、
花道にずらっと組んでならぶのも圧巻で壮観!
花道での男役の女装披露(!?)シーンも楽しいし、音楽もいいし、ノリもいい!
霧矢大夢さんの吸血鬼(!?)シーンも注目だし
瀬奈じゅんさん霧矢大夢さんのデュエットシーンもうっとり、
群舞も美しいし、次から次へとがらっと変わる衣装も新鮮!
このショーはリピートしたーい♪

さてお次はお芝居(実際の順番的にはお芝居が最初でその後ショー)。

和物です!
和物だと、ちょっと後方席になると、娘役の方達、髪型がどれも同じようで
顔の区別がつけにくくて、しかも登場人物がめちゃめちゃ多く、
さらに系図が入り組みまくっていて、おまけに呼び方がいろいろあって、
(匂宮(におうのみや)=兵部卿宮=宮様とか)
でややこしいのが、登場人物の名前が数字+宮とか君とかだと私の頭、
混乱するんです(女一の宮、二の宮、四の宮、女三の宮、五の宮とか。。)

でも、おーっきな流れは把握できるので、この舞台がかもしだす世界に没頭できました!
美術、音楽もいいのです!
振り付け(最初の方の、階段上で左右斜めに伸び伸びと踊ってるお遣いの人達が楽しい♪)や、
お祭りシーンでの白い衣装の群舞など、見所もたくさん。

匂宮(瀬奈じゅんさん)は、まさにプレイボーイ!
一方で対象的な薫(霧矢大夢さん)の魅力もこれまた素敵。クールガイって感じ。
二の宮(遼河はるひさん)と紅梅の中の君(蘭乃はなさん)のシーンも好き!
あ、先日退団された和音美桜さんの妹さん、琴音和葉さん、
巫女さん役でしたよね!ちょうど下手側で観れて聴けて幸せ。これから楽しみです!

このお芝居は、リピートしていろいろ再確認したい作品!
(人気でなかなかチケットとれないけど・・・)

夢の浮橋 あんど アパショナード。どっちもいい!

2009年01月25日

09/01/25 宝塚雪組 忘れ雪@日本青年館

2009年1月25日(日) 15:00
宝塚歌劇団 雪組 東京特別公演
忘れ雪
A席2階F列30番@日本青年館大ホール

色みといい、マフラーといい、笑顔といい、
冬ソナのようなイメージにひかれ(冬ソナ大好きです♪)、
日本青年館、いってまいりました。

舞台中央の一希(音月桂さん)登場シーン、
すごい、イリュージョンみたい。さささーってアンサンブルの人が
一回りして去っていったらそこに、ふわっと一希が現れました。
音月桂さん、かっこいー。なんか、あったかい感じです。
声や歌声も、低めで優しい感じ。
親友の鳴海(凰稀かなめさん)との友情もいい感じ♪

ずっと一途に思い続けた深雪(舞羽美海さん)を忘れていた
一希だけど、忘れていたところからの、深雪のアタックが
すごい強引なんだけど(あなたにロックオン!って感じですね)、
今度は逆に、その後、一希の深雪へのストレートな熱い思いが、
歌や表情、お芝居から伝わってきました。

原作が現代で舞台の設定も現代なので、携帯電話とか出てくるし、
場所設定も渋谷だか世田谷だかみたいな感じなので、結構身近なんですが、
描かれる世界は、身近なところから、なんとなく地下へ潜っていく感じというか・・
一幕では、なかなか微笑ましい感じであったんですが、
そこからちょっといろんな登場人物の愛情が変な感じにねじれていって、
二幕の展開にちょっとびっくりしてしまいましたです。
そ、そうきますか。

一幕を見終わった時と二幕見終わった時の印象が違いました。
一幕は、鼓笛隊シーンとか楽しくて(中央の大太鼓回転技やあのバチの動作かっこいい)、
また音月さんも混じってのロケット、
看護師(蓮城まことさん)が口ずさむ歌など、楽しい感じでみれたんですが、
二幕は、そ、そこまでしますかという暴力シーンや、
えーーーーーーっという展開に、ちょっとびっくりいたしまして、
さらにラストの、一年後の、なんとなくさわやかに描かれてる感じが、
どうも受け入れられず、そ、それでいいのかぁぁぁと。。。。

十字架シーンの描写や、心電図の照明、映像の使い方など結構面白くて、
音楽、歌の旋律とか結構すきなんですけどね。
二幕の展開と描写が、後味が重かったです。
二幕は全部ショーにしてほしかったくらい。

p.s. 今日二階席でみてたんですが、私の近くの人でもいたんですが、
一階前方席(下手!)でも、上演中に携帯チェックしてる人がいたりして、
2階まですっごく液晶の明かりが目につきました。
この演目、静かなシーンや全体的に暗め、それも真っ暗なシーンとか
結構多いということもあるとは思うんですが、上演中携帯チェックはやめてー!

2009年01月26日

09/01/26 新春浅草歌舞伎@浅草公会堂

2009年1月26日(月) 15:30
新春浅草歌舞伎
2階ぬ列20番@浅草公会堂

最初に口上(ご挨拶)があるのですが、本日の口上は中村七之助さん。
結構長いご挨拶なのですが、親しみが持てる感じのしゃべり口調で、
応援したくなりました♪ こういう口上もいいものですね。

今日の演目は、一本刀土俵入と京鹿子娘道成寺。
いずれも前に観たことのある演目なので、思い出しながら
見比べつつ、楽しんで観てきました。

一本刀土俵入は、中村勘太郎さんの茂兵衛、
10年後のお姿、振る舞いが立派!素敵です。
ラストの桜のシーンでは、うるっとした目とお声に
じーんときてしまいました。そしてお声が勘三郎さんに
そっくりでこれまたびっくり。さすが親子でございます。
お蔦(市川亀治郎さん)は、語尾をわざと
早口でしゃべる部分の明快な発音が気持ちいい♪
あ、茂平の頭突きでお蔦が思い出すシーンがすきです。

京鹿子娘道成寺は、中村七之助さんの舞を堪能。
ステージ上で、一瞬で変わる衣装チェンジも見所です。
鞠(まり)をもてあそぶ感じの舞や、しゃがんだりのけぞったりと
いろいろなポーズが楽しめるのですが、これ、着物の中の足は
どうなっているんだろうなぁと。。きっと普通だとかなりつらい姿勢ですよね。
ラストは、鐘の上にのっての幕。

両作品とも、動きが比較的ゆっくりな作品でしたが、ゆったりたっぷり楽しめました。
特に京鹿子娘道成寺は、三味線や太鼓の軽快な演奏や技術も楽しく、
いろんな方の白拍子花子を観てみたいなと思いました
(ちなみに私が前回拝見したのは坂田藤十郎さん)

セットは結構しっかり作ってあるのですが、
一本刀土俵入のラストで盆が回転するように
セットがまわるんですが、あれはステージは回転
してないですよね。どうやってまわってるんでしょう。。

イヤホンガイドは、京鹿子娘道成寺で活躍♪
一本刀土俵入は、セリフ自体もわかりやすいので、
はじまってすぐに、イヤホンガイド外して両耳で
聞いてました(イヤホンガイドしてる時って、
あのイヤホン外した瞬間の”閉塞解除感”がいつも新鮮です)

2009年01月27日

09/01/27 劇団四季 ライオンキング@四季劇場春

2009年1月27日(火) 18:30
劇団四季 ライオンキング
1階O列28番@四季劇場春

久々の四季劇場春でしたが、見やすい!
今回O列センターブロック端での観劇でしたが、
持って行ったオペラグラス、一回も使わずでした。

さて久々のライオンキング。
大満喫!!
今でもシャドウランドが頭の中をぐるぐるぐるぐる♪

ライオンキングは、日本ほか、イギリス、アメリカでも
観劇していて、数えたところこれで11回目なのですが、
雌ライオンのダンスは、全体的な統率感や風情や動きがそろっていて、
(たまたま海外でみた時の雌ライオン達が主張的だったのかもしれませんが)、
四季の雌ライオン達が大好きであります。
今日も雌ライオン達のダンス・動き、よかったです♪
あのマントのような布を効果的に使いますよね。
体をくねくねとくねらせた動きも好きです。

前回観劇時から、お?という演出の変化もぽこぽこありました。
ティモンとプンヴァのやりとり、スカーの行動、背景美術も?
前回観劇から結構間があいてるので、私の記憶違いかもしれませんが。

今日は印象に残るキャストも多数!
一番はシェンジ(雌ハイエナ)の高島田薫さん。
声の通り、歌声、動き、そして、セリフの間とトーンが最高です。
すばらしい。。。。意識的にあけられてるであろうあの”間”が素敵!

ティモン(藤川和彦さん)とプンヴァ(福島武臣さん)、いいコンビでした♪
スカーの渋谷智也さん、渋い
お父さんライオンムファサは劉昌明さん。威厳ある感じで深い声も素敵。
ナラ(田村圭さん)は登場の時の立ち姿や、
手がだらんとしてたのが気になったんですがシャドウランドは鳥肌。
シンバの飯村和也さん、身体能力が高い!勢いを感じます。

ただ、アンサンブルの中に、ちょっと調和がずれて感じられてしまったのが残念。
そして、2幕で私が大好きな”ほたる”のシーン。あそこはうっとりするように飛んでほしいです。

ハイエナダンスは楽しかった-。お一人背がぐんっと大きい方はどなたでしょう。

今回は、ライオンキング初めてという友人を連れて行ったのですが、
1階通路側席で、冒頭のサークルオブライフの客席登場シーンで驚き、
ハイエナの客席登場シーンでハイエナに突然振り向かれてすごく驚いてました。
いや、ほんとよくできてる作品と思います。またリピートしたいです。

2009年01月28日

09/01/28 セメント金魚 Call Me!漬物売ってんだ~!!@笹塚ファクトリー

2009年1月28日(水) 19:30
セメント金魚 Call Me!漬物売ってんだ~!!
自由席@笹塚ファクトリー

久々の笹塚ファクトリー。
観劇前に、一緒に観る友人達と近くで
一杯飲んでからの観劇。こういう観劇もいいものです♪

ストーリー展開や、ギャグは結構ベタな感じなんだけど、
その一生懸命さが楽しくて、後半にはぐっときます。
替え歌シーンは振り付きで楽しいです♪

ただ、展開や笑いがちょっと型にはまってる気もして、
先がよめる感じの時も多く、
もちょっとテンポ感があればなぁと思ったりもしました。

でも、会社内の不和とかって、ほんと些細なことから、
またちょっとした気遣いから発生したりするもんだよなぁ
なんてことを感じさせるような内容で、そんなことを
考えながら観てました。

村井麻友美さん、あー、チョーヤ梅酒のCMに出てる方!
ということは、村井国夫さんの娘さん!?
おおおお!とちょっと感動しました。

2009年01月29日

09/01/29 自転車キンクリートSTORE 29時@THEATER/TOPS

2009年1月29日(木) 19:00
自転車キンクリートSTORE 29時
L列3番@THEATER/TOPS

こういうラスト好き-。
え?と気持ちが翻弄されて、
でも、すとんと落ちてくる感じ。
うーん、いいなーこういう展開は。

途中の恋愛系トークは、好きになる云々、
告白するされる云々、一番大好き云々、
そして結婚して云々と、
幅広い年齢層の方達が見て聞いて楽しめる感じの軽妙な恋愛トーク!

4人4様の恋愛模様、妄想模様、つっこみあい、
分析仕合など、楽しみどころも満載です♪

舞台設定は友人(?)の結婚式のためにばたばたと準備している
女性のお部屋での話なんですが、その女性(歌川椎子さん)と、
そこに集った男性3人のキャラクターが面白い!

主人公の敷石さん(歌川椎子さん)は、
40半ばで男の人とつきあったことがないという設定。
そして、他人にしか興味が持てない、感情を持てない、など、
ちょっと恋愛に斜めな感じの男性3人なんですが、
この男性3人が、個性的キャラなんだけど、誇張されすぎずに
自然な感じで楽しめるのです。

櫻井智也さん。
熱い男役。この役、テンションとか間とか
結構ポイントの高い役と思うんですが、つっこみ方、ノリ、よかった!!
なんか愛されるキャラクターでした。

横堀悦夫さん、翻弄されました!その展開は予想してなかった(笑)
塩田貞治さん、携帯着信受けた(笑)
歌川椎子さん、動き表情行動雰囲気出まくり!
あの頭抱えてしゃがみこむ姿勢がなにげに気にいりました♪

休憩なしの2時間ちょっと。
普通のラブストーリーとは違って、ちょっと斜めにみた感じの恋愛劇。
そこが面白いです。

携帯のメアド交換とか、表情とか、話し方、笑い方、素っぽかったり、
アドリブ?って思わせられたりするんだけど、
でもほんと自然に展開していくんですよね。楽しかったー。

ところで、あの下手側にある時計、ちゃんと時間変わってるんですが、
暗転中にどうやって針進めてるんでしょう?時計交換してる?

p.s. FM@OKEPI で出演者のラジオ出演のオンエアが聴けます♪

2009年01月30日

09/01/30 スーザンを探して@シアタークリエ

2009年1月30日(金) 18:00
スーザンを探して
18列22番@シアタークリエ

二回目観てきました。
パワーアップしてました♪
特に二幕がいいですね。
歌もダンスも堪能、
細かな遊びに加えて、
各キャストさんがより役柄に入り込んでる感じ♪

香寿たつきさんスーザンは、ちょっぴり大人っぽい小悪魔のよう。
ジェイの吉野圭吾さんも魅力たっぷり。ってか若い!
コング桑田さんも追い立てる感がでてきてる!
杜けあきさんも、前回観劇時とイメージ変わっていいキャラクターに!
馬場徹さんのおかま役ティナがこれまた可愛いです。
自分のことをティナという時の表情と声が頭に焼き付いて。。
クリスタル小此木麻里さんのへなーっとした感じも大好きであります。
アンサンブルの方達のダンスのキレと歌のパンチも見所です。

マリア藤林美沙さんのノリは
今回2回目の観劇で一番のお気に入りです♪ブレイク!って感じ。

保坂知寿さんと山路和弘さん、
前回観劇時よりはロバータの行動にちょっとわかるような部分も。
ただ、ティナのお店で代金を払ってないのが前回同様気になってしまう・・
細かいところではございますが。。

ラストは、なんと本日スペシャルカーテンコール。
出演者の方から、チョコレートが配られました。
後方席でもいらしてくださって。。感激。

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