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09/01/25 宝塚雪組 忘れ雪@日本青年館

2009年1月25日(日) 15:00
宝塚歌劇団 雪組 東京特別公演
忘れ雪
A席2階F列30番@日本青年館大ホール

色みといい、マフラーといい、笑顔といい、
冬ソナのようなイメージにひかれ(冬ソナ大好きです♪)、
日本青年館、いってまいりました。

舞台中央の一希(音月桂さん)登場シーン、
すごい、イリュージョンみたい。さささーってアンサンブルの人が
一回りして去っていったらそこに、ふわっと一希が現れました。
音月桂さん、かっこいー。なんか、あったかい感じです。
声や歌声も、低めで優しい感じ。
親友の鳴海(凰稀かなめさん)との友情もいい感じ♪

ずっと一途に思い続けた深雪(舞羽美海さん)を忘れていた
一希だけど、忘れていたところからの、深雪のアタックが
すごい強引なんだけど(あなたにロックオン!って感じですね)、
今度は逆に、その後、一希の深雪へのストレートな熱い思いが、
歌や表情、お芝居から伝わってきました。

原作が現代で舞台の設定も現代なので、携帯電話とか出てくるし、
場所設定も渋谷だか世田谷だかみたいな感じなので、結構身近なんですが、
描かれる世界は、身近なところから、なんとなく地下へ潜っていく感じというか・・
一幕では、なかなか微笑ましい感じであったんですが、
そこからちょっといろんな登場人物の愛情が変な感じにねじれていって、
二幕の展開にちょっとびっくりしてしまいましたです。
そ、そうきますか。

一幕を見終わった時と二幕見終わった時の印象が違いました。
一幕は、鼓笛隊シーンとか楽しくて(中央の大太鼓回転技やあのバチの動作かっこいい)、
また音月さんも混じってのロケット、
看護師(蓮城まことさん)が口ずさむ歌など、楽しい感じでみれたんですが、
二幕は、そ、そこまでしますかという暴力シーンや、
えーーーーーーっという展開に、ちょっとびっくりいたしまして、
さらにラストの、一年後の、なんとなくさわやかに描かれてる感じが、
どうも受け入れられず、そ、それでいいのかぁぁぁと。。。。

十字架シーンの描写や、心電図の照明、映像の使い方など結構面白くて、
音楽、歌の旋律とか結構すきなんですけどね。
二幕の展開と描写が、後味が重かったです。
二幕は全部ショーにしてほしかったくらい。

p.s. 今日二階席でみてたんですが、私の近くの人でもいたんですが、
一階前方席(下手!)でも、上演中に携帯チェックしてる人がいたりして、
2階まですっごく液晶の明かりが目につきました。
この演目、静かなシーンや全体的に暗め、それも真っ暗なシーンとか
結構多いということもあるとは思うんですが、上演中携帯チェックはやめてー!


皆様からのコメント



こんばんは。偶然ですが、私も同じ回を2階F列で観てました。
私のすぐ近くの方がずっとゴソゴソして携帯チェックしていたので
気が散って困りました・・・
名作!という作品ではないと思いますが(それなりに楽しみましたが)
それがなければもう少し入り込んで楽しめたのではないかと
思うと残念です。

開演中に携帯いじったりするのは本当に止めて欲しいですよね。



管理人さんのコメントを見てから観劇したので、ある程度は覚悟をしていたのですが、原作?脚本?のためか、2幕の余りの展開に、え-----っや、それでいいのかぁぁぁ、の正体がわかり感動さえしてしまいました。
年のせいか涙腺の弱くなっている私は、たいがいの講演で涙を流すのですが、今回は泣くになけませんでした。
桂ちゃんが、さわやかな気持ちになりたい方、是非また観に来てくださいと話しておりましたが、さわやかになれませんでした。
しかし13歳の娘はよかったと申しておりました。
桂ちゃんがでしょ?と尋ねると、もちろん桂ちゃんはかわいい!でもストーリーもよかった。というので子供にはこれでよいわけかと少し反省しました。
とはいえ、桂ちゃんのなんて、かわいくて、すがすがしい笑顔、(よっ日本一!)そして耳障りのよい歌の数々。
桂ちゃんオンステージ!としては、とても楽しめました。
でも空席が目立ち、当日券の販売もしており、作品を吟味してあげないと桂ちゃんがかわいそうな気がしました。
これは、上の方たちにご検討いただくことですが・・・・



宝塚には珍しい日本の現代劇でした。かわいい犬が出てくるシーンは気持ちも和み笑いも誘い良かったと思いました。
しかし設定が現代というのに何だか昭和初期?のような描かれ方に違和感を感じたのは私だけでしょうか?たとえば親友の鳴海は大金持ちの坊ちゃんでプレイボーイという設定ですが、今の20代の青年はあのような服装は絶対無いし、「彼女」を小指を立てて表現する人は見たことがありません。凰稀かなめさんは本当に格好良くて実はファンなのですが、今回の役に関しては演出家の意図が現実にふさわしくないのが残念です。むしろどこか外国の出来事なら違和感なく見られたと思います。また全体に表現がストレートで短絡的でした。もう少し抑えた演技も日本の現代劇には訴えるものがあると思います。演出と脚本に一考を。現代劇を宝塚がするのは難しいのかもしれませんね。生徒さんの努力には敬意を表します。これからも頑張って下さいね。

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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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