09/01/23 劇団四季 アルデールまたは聖女@自由劇場
2009年1月23日(金) 18:30
アルデールと聖女
A席1階15列18番@劇団四季自由劇場
今から55年前に劇団四季が旗揚げ公演として上演した演目。
そんなに昔の演目ということは、結構古くさい感じなのかなと
思ったりしていたんですが、これ、55年前、1954年に
上演したというのってすごいかも・・・と思いました。
今日観てた感じも、なんというか、その55年前の公演を
まさに観てるような(当時知らないですけどね)、そんな
風にも思えて、浸ることができました(昔くささがいい感じで出てた!)。
最初は独特の発生法になじむまでに少し時間がかかりますが、
そんな1幕は40分で終了。休憩後の二幕は、登場人物間の人間関係が
いろいろでてきて、最後の幕切れは、あぁぁぁぁ。
チラシの裏にも書いてありましたが、結構笑えるところがあったり、
動きも面白かったりするのですが、語られるセリフには今の時代にも
通じるような、ふと考えさせられるセリフも入っていて、
なかなかいい演目じゃないですか!
伯爵(味方隆司さん)- 伯爵夫人(野村玲子さん)-男爵(栗原英雄さん)
の三人の関係と動きとセリフ、見所です。
私的には木村花代さんが出演されていたのが嬉しい誤算(チラシには名前なかったので)。
笑うことのない役でしたが、久々に木村花代さんがみれて嬉しかったです♪
事前に配役表みると、あぁ、アルデールって出てこないんだなぁとか思っちゃいますよね。
なので、いくらドアをコンコンしても、でこないんだよなぁって思ってしまう。
間はかなりゆったりめ。
レオンっレオンっの斉藤昭子さんが登場してから最後に一気に動きますね。
将軍(志村要さん)が下女(団こと葉さん)の体をさわるのが
かなり遠慮がちなのも、当時の社会情勢などを考えての演出(!?)だったりするのでしょうか。
あと、田邊真也さんと木村花代さんのキスシーンがやたら木村さんの体がそってたのも、
当時の頃の演出と同じということなんでしょうかね。
あ、気になったのはマイク。
ステージの中央ちょっと左側の位置にたってしゃべられている時の
聞こえ方がとっても変な感じ。これ、ステージで音拾ってるんですかね。
まさかこの聞こえ方まで当時を再現!?
ちなみにこの旗揚げ公演の時のメンバーってどういうメンバーだったのでしょう。
なんとなく気になりました。その時のメンバー名知りたいなぁ。。