おけぴ管理人の観劇感激レポ

ミュージカル「ZANNA ザナ」公開稽古レポ ミュージカル「オリバー」ゲネレポ
ミュージカル「アンナ・カレーニナ」囲み&公開リハーサルレポ 「4Stars」制作発表レポ
Google
 


おけぴ管理人が管理している"おけぴ"はこちら。観劇速報は管理人ツイッターから

09/01/16 UKオペラ歌劇ジュリオ・チェーザレ@新宿バルト9

2009年1月16日(金) 16:30
UKオペラ 歌劇ジュリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)
F-03@新宿バルト9

これぞブラボー、これぞスタンディングオベーション!!!
帰り道、頭の中で、メロディーと振り付けがグルグルグルグル♪
素晴らしかったです。ずっと余韻に浸っていたいくらいです。

興奮の観劇レポ出だしとなりましたが、今回鑑賞してきたのは
イギリスのグラインドボーン音楽祭で上演された作品を
日本の映画館で観れるというUKオペラ@Cinema
幕間に15分、10分の休憩があり、合計4時間半。
これがですね、冒頭すこしこっくりしてしまいましたが(不覚!)、
その後はまったく眠くならず、魅了されまくっておりました。
最後は、あー終わらないでーもっと聴かせて欲しい!と。

3幕のあのクレオパトラの振り付けと歌声と表情をみてしまうとですね、
もう一度観たい!と思ってしまいますよ。
実際の劇場での客席の笑い声も入っていてめちゃめちゃ楽しい!

と、すばらしきポイント満載ですが、
一幕は、まず冒頭のチェーザレ閣下が登場してその声を
聞いた時の、な、ななななんと!
チェーザレ閣下(ジュリアスシーザー。男役)がメゾ・ソプラノ!!
サラ・コノリーさん!
そう、女性です!
見た目は素敵な紳士なのですが、こ、これはすごい!
宝塚でいうところのまさに男役トップスター!かっこいい!
でさらに歌声に陶酔。魔笛の夜の女王のアリアのような、あの
ハッハッハッハッというあの怒濤のフレーズ、そして歌声のトリル!
がいたるところに!すばらしいーー!

そしてその後クレオパトラ登場!
ダニエル・デ・ニースさん。
この方がまたすばらしすぃ!忘れられないくらい素敵。
歌えて、踊れて、表情がよくて演技もできて、綺麗!
ズームアップすると腕とか意外にがっしりされてるのですが、
全体のプロポーションがよくて、うっとりしてしまいます。
また、やんちゃな感じの演技も楽しいですが、
相手を魅了するしぐさや歌声に、私、魅了されまくりました。
特にあの3人のダンス、楽しすぎです。

そして一幕後半は、コルネリア(アンゲリカ・キルヒシュラーガーさん)
とセスト(アンゲリカ・キルヒシュラーガーさん)親子のデュエットに陶酔。
こちらもアンゲリカ・キルヒシュラーガーさんは女性ですが息子役なのですね。

二幕は、さらに見所満載。チェーザレ閣下と生ヴァイオリン演奏の掛け合いはすごい。
チェーザレが歌ったフレーズをヴァイオリンがその歌詞のように弾くんです。楽しい!
あれだけたっぷりみせてくれて大満足なのに、もう一度みたいと思うんですよね。
息子セストのソロもすばらしかった。
ここで美術効果がいいなと思った私です、あの後方でくるくる回転してる波のバー(?)。
この波が、静かな時、荒れ狂う時、輝いた時など、そのシーンに応じて、波の動きや色が
変化するんですよね。これがとてもいい効果でございました。

ちなみに二幕のこのあたりになりますと、映像の下に出てる字幕、
あまりみなくなってきます。というのも、ストーリーは結構わかりやすいですし、
結構同じセリフを繰り返すので、なんとなくわかったような気になったりもするんですよね。

そーしーてー感動の三幕!
クレオパトラ最高-!!
あの侍女二人を従えて踊るダンスシーン、あのシーンをもう一度!
V字ピースサインで歌い終わった後のあの客席の熱気、
スクリーンを超えて伝わってきました。
ブラボーという声もたくさん聞こえましたが、
そう、これぞブラボーです!
音楽、振り付け、ダンス、表情!ハハハハハの機関銃!
すばらしい-!腰ふりふり、服チャッチャ、髪ぽっぽ♪
ノリが悪い私が足動かしたくなりました。
そしてクレオパトラ、あの服がまた似合ってるのです。
緑色の、宮廷に使える若い貴族男子のような服と、あの髪。。素敵です。

その他の出演者の方達も本当に魅力的で、
ワイルドな悪役を好演していたアキッラ(クリストファー・モールトマンさん)
片手宙返りまでできてしまうトロメーオ王(クリストフ・デュモーさん)、
この二人が最後左右に登場してしまう演出も楽しいです。
(ところでこのラストパーティシーンでニレーノ(ラシド・ベン・アブデスラムさん)
が意味ありげに一瞬傘もって上手にはけたのはなぜでしょう??)

今日で新宿での上映ラストですが、この後イクスピアリや川崎など
ではこれからの上映のようです(詳しくはこちら)。
この作品、ぜーひーおすすめです。
リピートでもう一度最初から観たい!


皆様からのコメント



私も行ってきました~♪
すごい作品でした。
小学生の娘と行ったのですが、
4時間半という長い時間飽きさせることない内容でした。
特にクレオパトラ役の方の美声は
人間のものとは思えないようなすばらしい声でした。
まるで外国の劇場でみているかのような気になってしまいました。



劇場では良く見えない表情までみえて、映画館なので集中して楽しめました。
キャストの皆さんも華があってびったりでした。
オペラと言っても昔のミュージカル風で、
ジュリアスシーザー、クレオパトラとお話を知らなくてもわかりやすい内容です。
昔のヨーロッパの貴族はこういったのを見てたんだ。と思うと、今と変わらないですね。
カルメン、ヘンゼルとグレーテル、フィガロの結婚 と交代での上映ですが、他のオペラも見たくなりました。
特にカルメンは初めて見たオペラで有名な曲も多いので、次のチャンスはぜひ見に行きたいです。



私も見てきました!小さいシアターは満席でした。

ええっ!?主役のチェーザレ、女性だったのですか?サラ、って女性みたいな名前ね、と思いましたが、普通に高いテナーの男性だと!息子役の方も女性だったんだ!全然気付かなかった…


でも、衣装も舞台装飾も演出も、私のオペラに対する固定観念を良い意味でぶち破ってくれた、素晴らしい舞台でした!
私は特に、クレオパトラの軍服(男装?)が好きです。お風呂シーンも(笑)

機会があったら、カルメンや他の舞台も観たいです。上質な時間を過ごせました!



映画でオペラ?しかも、長い・・。
って思ってましたが、素晴らしいですね~。
こういう形でのオペラ鑑賞もあり!です。

映画ならではですが、役者さん達の表情がはっきり分かり
オペラの迫力を感じれました。
肩肘張らず、気楽に鑑賞出来るのも良いです。

もう一回ちゃんと見てみたいと思います。
そして、他のUKオペラも見てみたいです。
追記:新宿バルト9お勧めですよ~。



私も見てきました。
クレオパトラ役の方がとても魅力的でよかったです。
衣装も何回か変わりましたが、ご本人も衣装もとても素敵でした。
悪役のアキッラ役の方も歌うととても格好よかったです。
オペラはまったくの素人ですが、本当に楽しくて面白かったので、オペラもいいものだなと~。
他の作品も見てみたいと思いました。




UKオペラ、とても素晴らしかったです!4時間超の長丁場を前列ではツライかなと思い、かなりの早めに出向いたのですが、小さい劇場のためか、前寄りの席になってしまいました(汗)ですが、時間を感じさせないほど没頭して楽しむことができました。オペラ歌手というと役柄に関わらず体格の良い方が多く動きも少なかったりしますが、クレオパトラを始め出演者はプロポーションもよくお美しくてアップになっても素敵♪ビジュアル的に大満足だし、ダンスもミュージカルばりにお上手だなあと思いました。歌や音楽も生舞台かという位に迫力があって、映画の中の観客達と一緒に拍手をしたくなりました。最後のご挨拶で敵役が殺された時の無残な姿で登場、敵を討ったはずの青年がビクビクしてる様子が面白かったです。



長丁場のオペラ映画、ということで、ちょっと「決意(覚悟?)」をもって臨んだのですが、ほとんど2時間くらいにしか感じませんでした。途中からは、画面と自分がシンクロしてきて、スクリーンに身を委ねていて、心地よくって!
ヘンデルは数多くのオペラを書いているのに私は1度も聴いたことがなく、これもUKオペラならではの楽しみでした。馴染みのあるイタリーのオペラと違って、やはり曲調が「バロック」してましたね。最初の10分くらいは戸惑いましたが、そのうち、あの端正な節回し(?)とリフレインが癖になってきます。
しかも、現代的な要素が冒険的に織り込まれていますから、これは確かに会場の観客は興奮するはずです。的確なカメラワークと忠実な音響が、それを最大級に再現していたオペラシネマでした。



オペラは敷居が高くて観たことがなかったのですが、
映画館だったので、気軽に観れました。
ただ、あまりにも気軽過ぎて、隣の人ががさがさとポップコーン食べていたり、反対の隣のカップルはお酒を飲んでいて、交替で数回、トイレに行ったのには…でした。

オペラ自体は、えー4時間もって思ったのですが、途中寝ることもなく、とても楽しめました。

当然ですが、歌もうまくて、しっかりと作ってあり、
観たーって感じでした。

でも、おしりは痛かった。

コメントを書き込む

お名前:
ホームページ: (なければ空欄で構いません)
コメント:

コメントの掲載について

コメントは内容を確認した上で反映されますので多少お時間がかかります。内容によっては、通知することなくコメントを受け付けないことがあります。ご了承ください。なお、もしエラーになるようでしたら直接 cs@okepi.jp にコメントをメールいただけると嬉しいです。










最近の観劇レポ

観劇レポ全一覧

おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

おけぴはこちら

RSS

送料
早見表