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2008年12月 アーカイブ

2008年12月01日

08/12/01 レ・ミゼラブル製作発表@帝国劇場

2008年12月1日(月) 13:00
レ・ミゼラブル製作発表
@帝国劇場

2009年のレ・ミゼラブルの製作発表にいってきました。
司会はフジテレビの軽部真一さん。

最初4人のバルジャン登場シーンで、一番最初に入ってきた
橋本さとしさんが、段差につまづいたっと思ったら、
続く3人のバルジャンも次々とつまづき(笑)、楽しい雰囲気。

ジャベールの岡幸二郎さんのコートネタも楽しい!

アンサンブルまで含めて一人一人のキャストの挨拶があるのもいいですね。
軽部真一さんの司会も楽しかったです
やっぱりミュージカルが好きな人の司会はいい。
一方で、記者の方達の質問はよくわからないのも多く。。。。
でもそれをあれこれと面白く回答するキャストの方達はさすがです。
そんな中でも、森公美子さん、楽しすぎです。
お一人お一人の挨拶を聞いてると、このレ・ミゼラブルという演目に
皆さんかなり思いいれと愛をお持ちなんだなーということが伝わってきます。
役者やスタッフの方が、レミゼ以外の現場で、
レ・ミゼラブルのパーカーを着ているもよく目にしますしね。

キャストのご挨拶の後は、歌披露。
神田沙也加さん、藤岡正明さん、坂本真綾さんによるプリュメ街
山崎育三郎さんのカフェソング
知念里奈さんのオンマイオウン

その後は会場のみんなで、
山口琇也さんの指導のもと、
ピープルズソングの大合唱。

下の旋律だけを抜き出して歌ったりも
したのですが、このピープルズソング
下の旋律もいいですねぇ。思わず帰り道に
下の旋律が頭の中に流れました。

菊地美香さんかわいかった。。

最後はアンサンブルの方達によるお見送り
2009年のレミゼは、3月名古屋、4月金沢、松本、仙台、
そして10月11月が東京公演です♪

もし1回しか観れないとしたらどの組み合わせで観ようかしらん
なんてことをあれこれ考えるのも楽しいですね。

2008年12月02日

08/12/02 Livespire 嵐になるまで待って試写会@アキバシアター

2008年12月2日(火) 11:00
演劇集団キャラメルボックス
Livespire企画 嵐になるまで待って 試写会
@アキバシアター

Livespire は、ソニーが取り組むデジタルライブコンテンツ製作・配給サービス。
デジタルシネマ作品として、ライブイベントが与える感動・刺激・快感を映画館で
多くの人に楽しんできてほしいという企画。

その第1弾は音楽座ミュージカルの「メトロに乗って」で、
私も映画版を観たのですが、メトロの時は「映画になった舞台」
という感想を持ったんですね。
今回の"嵐になるまで待って"は、メトロの時とはまたひとあじ違って
「映画館で観た舞台」という印象でした。
単なる記録映像ではもちろんなく、なんというか、カメラが観客目線といいましょうか、
舞台を観ている視線の流れがそのまま自然なカメラワークになっていて、
ズームアップされているところは、まさにオペラグラス状態という感じ。
あー今カメラに入ってない部分がみたいーというストレスが全然なかったです。

もちろん、観客席の生の反応や、その時の役者さんの調子やテンションや間、
そしてステージ上の雨や嵐などの各種効果や鏡や照明のインパクトといったライブ感までは
及びませんが、とはいえ、ほんとに劇場で観てきたといった思いに浸れました。

また、この演目、作品自体、そして出演者の方達の魅力も大きいと思います。
手話が随所にでてきますが、手話が自然に取り入れられていて、特に解説が
なくてもすっと入ってきます。

声優志望のユーリ、渡邊安理さん。
最初の読み合わせシーンからはっと惹かれるものがありましたが、
第二の声を聴いてからの演技はとてもせまってくるものがありました。

雪絵役の温井摩耶さん、耳が聴こえない役なので
よーく思い返すと一言もしゃべってなかったのですが、
手話、表情、ジェスチャー、そして体全体からほんとに伝わってくるものがあり
観終わった後、彼女の声を聴いていたような気分です。

作曲家、波多野祥也役の細見大輔さん。
最初の登場で、うわっかっこいーと思い、
その後の展開で、うわっこわいーという印象に変わり、
最後は彼の思いが痛く突き刺さってくる感じで、好演!

幸吉くん役の土屋裕一さん(*pnish*の方ですね)。
こーきちクンを想うユーリの気持ちが、
ほんとに一途なまでに伝わってきました。
こーきちクンにもらったイルカのペンダントを取りにいくユーリ。あぁぁ。

広瀬教授役の西川浩幸さん。面白い。。
声のトーンと表情がなんともいえずいい感じ。
頼りがいがあるようでないようであるような、そんな感じ。
なんともいい役者さんです。いい味です♪

第二の声、聴こえたらこわいなー。

この演目を劇場で観た方にとっては別の日程をリピートする気分で、
そして観てない方は、まるで劇場で観てきたような気分になれると思いますよ。

ちなみに細見大輔さんと渡邊安理さん出演の
エフエム世田谷の放送バックナンバー&写真がこちらで聴けます♪
http://okepi.net/fm/20080716.asp

08/12/02 文学座 口紅 rouge @東京芸術劇場小2

2008年12月2日(火) 19:00
文学座 口紅 -rouge-
M列13番@東京芸術劇場小ホール2

劇場入ると、古きよき銭湯が舞台上にふわっと浮かんでる感じ。
銭湯の番台を中心としたセットなんですが、
庭や二階、トイレ、玄関や男湯女湯の暖簾の雰囲気、
そしてその暖簾の奥まで感じられるセットで、
このセットを見ただけでちょっとわくわくしてきます。

渡辺徹さん、スリムになられてたんですね!
登場直後、いきなり男湯からブリーフ姿で出てきてでびっくり
しましたが、体系が逆三角形って感じでした。
役柄の設定にぴったりのやんちゃな感じがあってました!
後半の親分シーンはちょっとジーンときます。

そしてこの銭湯の主人が小林勝也さん。
今まで外部の公演で何度か拝見してきましたが、
今日は、なんというか、味があって重みもあって、
存在感もあって、印象に残りました。
(デートシーンはかわいいおじーちゃんでした♪)

最初、このシーン、この子供は誰?という感じで
はじまりますが、そのシーンの意味が後半明らかになります。
それがわかった時、
あ!あっちであの役をされてるのはこっちではこの役!?
みたいに急にぱぱぱっと浮かび上がってきます!
あきな役の松岡依都美さん、綾乃役の金沢映子さん、
そしてモンさん(助川嘉隆)も、あーーーー!と(笑)

やくざ!?(高橋克明さん)とのやりとりの楽しめます。
椅子直すあたりが実にかわいらしい。
孫の吉野実紗さんも、イキイキしててナイス助演。

福沢諭吉の銭湯の話はほんとだったんですね。
帰ってからネットで調べて、おおおおっと。

私も学生時代、住みこみの下宿だったのですが、
お風呂が2日に1回だったので、お風呂がない日は、
先輩と東林間駅近くの銭湯に通っていたのを懐かしく思い出しました。

あとね、観終わった後、麺が食べたくなって、夕食は蕎麦食べました。

脚本は東京セレソンデラックスサタケミキオさんです。
公演は12月12日まで東京芸術劇場小ホール2にて

2008年12月04日

08/12/04 愛と青春の宝塚@コマ劇場

2008年12月4日(木) 16:00
愛と青春の宝塚
17列11番@コマ劇場

コマ劇場、52年の歴史最後の舞台公演。
ドラマ放送を観てDVD買いたいと思っていたこの演目。
観てきました!

以下、多少ネタばれあるかも・・・

メインキャストの組み合わせが4パターンもあるのですが、
今日観てきたのは、
紫吹淳さん、貴城けいさん、大鳥れいさん、紫城るいさん
の組み合わせ。しかもアフタートークつき!

冒頭、ダンス。
おおおおお、宝塚だーっと見惚れていたら、乱入!?
これは本当の乱入かと思いましたが乱入者にしては
綺麗すぎると思いすぐわかりましたが、
スポットライトが当たらなければ本当にそう思ったかも。。

この乱入者がタッチーこと橘伊吹役の貴城けいさん。
試験のシーンで、影山先生が抜擢するシーン、好きなんだけど、
翌朝8時の試験もぜひやってほしかったなぁ。。

この影山先生(関西風のイントネーションで♪)が、石井一孝さん。
いい!
石井一孝さんめちゃめちゃ好演!
この先生にあこがれるのもわかるし、
先生なりのいろんな苦悩も伝わってきたし、
歌声も演技も抜群の安定感。
そして関西弁が、なんかいいのです。イントネーションもあったかい♪
今回の舞台をがしっと引き締められてました。

速水中尉は、本間憲一さん。
目がくりっとして、貴城けいさんと背も同じくらいで、
なんかちょっとかわいい中尉でした。

オサム役の佐藤アツヒロさん。
そう、光GENJIの佐藤くん。
今回の舞台では、めがねを書けた漫画家&医者を目指す学生姿。
そうみえるところがまたすごい。
カーテンコールで、眼鏡をとった時、
一瞬観客がどよめいたのは、
この瞬間に佐藤クンだと気づいた人も多かったということ!?

前半、あっ小林アトムさんっと思ったら
その後はほとんど出てこず。。

二幕は、貴城けいさん&本間憲一さんペアの
デュエットダンス素敵。貴城けいさん美しいです。みとれます。
ダンスもかっこいー。

そして石井一孝さん&紫吹淳さんペア、いい感じっですね。
石井さんは、あの日記をはっとみる場面の影がいいですね。
紫吹淳さんのトップスター的雰囲気も好き♪

セットや各種効果は意外なまでにシンプルな印象。
階段、床とかセットも平面的で。。逆になんというか、
コマ劇場ができた頃のセットや照明や道具ってこういう感じ
だったんだろうなぁという思いに。
個人的には、劇中でまわるコマを使ってほしかったなぁ。。

二晩放送されたドラマを、ミュージカル仕立てでここまで
凝縮したのはすごいと思うけど、断片的につなげてる感じも少々。
ドラマと同じく二夜連続上演とかでたっぷりとというのでも面白かったなぁと思ったり。
下級生の規律を正すシーンはちょいとひっぱりすぎな気も。
二幕はドラマもあり、涙シーンあり、いい感じと思ってたんですが、
最後の終わり方は、兵隊さんが中央に歩いていったのを見て、
あっ終わりなんだと実感。。していたら
お芝居の終演後、カーテンコールがあり、そこで
紫吹さんの挨拶があり、その後6分休憩の後に、プチショーがあって、
佐藤クンのダンスや、石井さんのポーズ(!?)の後、
まわるコマのセリにのっての回転。これはなかなか見ごたえあります!

最後のトークショーは、質問はいまいちだったけど、
それの受け答えは楽しかったです。紫吹淳さんトーク楽しい♪

コマの最後の舞台公演。
決してどかんと華やかな感じではないんだけど、
終わりは前向きな感じで、最後ショーでコマの回転を目にやきつけて、
52年のコマの歴史を名残惜しみつつ
またここに新コマ劇場として再びよみがえるといいなと思いながら
劇場を後にしました。

2008年12月05日

08/12/05 TSミュージカル AKURO 悪路@東京芸術劇場

2008年12月05日(金) 19:00
TSミュージカル
AKURO 悪路 初日
1階J列18番@東京芸術劇場中ホール

初日を観劇してきました!
”おとこっ”な舞台!でした。

これでもかというアクロバットアクション、ダンス、肉体美。
2幕の圧倒的な殺陣シーンは圧巻です。
あれだけ傾斜しているセットで、あのジャンプやあのアクション、すごい。。
そしてこの熱い男達の思いがぐっと伝わってくるんです。

歴史では、大和に抵抗して、退治された鬼という扱いになっている蝦夷。
でもその蝦夷側の話を聞くと。。実は。。。という展開。

この大和側と蝦夷側の間にたつのが安倍高麿(坂元健児さん)。
このまっすぐな男の選んだ道。
熱いです。時々”軽っ”って思ってしまう動きもしますが("道教えて"はうけた 笑)、
熱く、芯の通ったこの男には惚れてしまいますね。
リーダーというものは。。。というシーン、
私的にぐっときてしまいました。

そしてこの安倍高磨を導く謎の若者、アテルイ役の吉野圭吾さん。
大きくて青い影のような存在感、立ち姿、瞳、舞、声に陶酔しました。
このアテルイについては、公式HPのあらすじか公演パンフレットのあらすじを
休憩時間か終演後に読むと、あ、そうなのかもっとわかります。
うん、わかっておいた方がいいと思います。

今回、出演者中、登場人物としての女性は一人、
姫、神田沙也加さん。
透き通る歌声とたたずまいは美しかった、まさに姫でした。

そして白い鹿の精霊の藤森真貴さん。
この白い鹿の舞、美しかったー。見とれました。
毎回登場のたびに鹿が袖を去るその最後の瞬間まで目が離せませんでした。

イサシコ役の駒田一さん、目が印象的。好演!
そして坂上田村麻呂、今拓哉さん、こちらも目が印象的。
この二人、目の奥の思いが見えるようでした。

照明も素敵です。
笑えるシーンもあり、涙拭うシーンもあり、恋愛もあり、
盛りだくさんですが、ストーリー的にも最後まで流れがあって見ごたえありまくりです。
終演後はスタンディングオベーション。

歴史は、勝った方の都合のいいように史実化されている、
一方的な情報を鵜呑みにしちゃだめなんだ、といったことを感じ、
一方で、田村麻呂やその命令に従う家来たちを見て
自分自身の信じる道なんてものを考えながら、
圧倒された熱いアクションや舞い、そして歌に、
帰り道、ふともう一度観たくなってしまう、そんな舞台でした。

ロビーに出たあたりから、
「生まれ変わり 死に変わり~」という部分が頭の中で
再生され、今でもまだ流れてます♪

2008年12月06日

08/12/06 扉座 人生のクライマックス@紀伊國屋ホール

2008年12月6日(土) 19:00
扉座
人生のクライマックス
T列9番@紀伊國屋ホール

有馬自由さん演じる日比野氏建築部岡田さんの、
貸倉庫にこっそり保管していたブランド物コレクションの紹介シーン、
面白すぎて涙が出ました。でもその後の、
服は誰かと出会うために着る。。。というようなくだり、
またこの岡田さんの思いみたいなものが伝わってきて、
人と人のつながりというのは、お金が絡む組織の下では、
なかなか難しいもんだよなぁと思ったり。。。

しつつも、演劇集団キャラメルボックス
岡田達也さん演じる”瀬古利一”。
えーんえーんという泣く瀬古。
面白すぎです。そしてあの目つき!
岡田さん、すごい役者だ。。
今年はじめに、ちいさき神のつくりし子ら
で、
全編手話で会話する岡田さんをみて圧倒されたあの演技とは、
またぜんっぜん違う岡田さんの魅力。素敵です♪
ちなみに頭打ったシーン、一瞬嘘かなと思ってしまったんですが、
そう思った自分を反省。瀬古は反省したんですね。すみません<(_ _)>

レアル・コンサルタンツの岡森諦さん、いい味出してます。
チームレアルコンサルタンツのメンバー、めっちゃ面白いです。
サッカーにたとえまくるのをはじめとして、その行動、言動、姿勢、切り替え、楽しい。
悪いことは自分一人でやると儲かるけど、チームでやると楽しい
というセリフ、共感しそうになってしまいました。
事務員のおばちゃんカモ(中原三千代さん)、こういうおばちゃん大好き!

また、金融公社の清水(犬飼淳治さん)のはじけっぷりも楽しい(笑)
岡田さん(有馬自由さん)と娘(栗原奈美さん)のやりとりも楽しい。

時事ネタも満載。各場面描写がうまくて、お茶の間が次のシーンでは市の建築部に。
ほんとセットの使い方が見事でした!場面転換も気持ちよかった。

ラスト、春日課長(伴美奈子さん)のあの展開はめちゃめちゃ急展開!
岡田さんもびっくりですね。でもこのシーンみながら、親のことをふと考えたり・・・

人生、どこでどんなクライマックスがあるかわからないですよね。

p.s.入り口で配られるパンフ、ぜひぜひ中開いてみてください。写真おもろすぎです。

2008年12月09日

08/12/09 ACT LEAGUE 日本シリーズ最終戦@スタジオアルタ

2008年12月9日(火) 19:00
ACT LEAGUE 日本シリーズ最終戦
関東リーグ優勝チーム vs 関西リーグ優勝チーム
@スタジオアルタ

今回で3回目となるアクトリーグ観劇。
会場のお客さんからお題をもらって、そのお題を元に
3分間x4話のストーリーを”アドリブ”で演じるというすごい企画。

で、このお芝居がただ演じるだけじゃなくて、審査員の審査を元に
毎回ポイントを記録していて、今日は、その1年間のポイントを元にした
関東リーグと関西リーグの優勝チームが対決するという日本シリーズなのです。
しかも、この日本シリーズの様子がフジテレビで12/27(土) 25:40-26:40 に放送されるそうです。

今回この日本シリーズ最終戦で対決したのは関東第1位のカルツというチームと
関西第一位のフィクションズというチーム。
放送前なので、詳しいことはかかないですが、
アドリブ劇というのが信じられないくらい、
結構観てて入り込めるんです。しかも時々セリフが
かぶったり、変な間があったりするんですが
そのドキドキ感もまた楽しいんですね。

収録されていて、12月27日に放送されるようなので、
結果などは書かないようにしようと思いますが、
審査員の審査も納得です。

2チームによる試合形式なんですが、どっちか先に
演じるかというので、その順番を決めるのもこれまた即興芝居。
両チームから一人づつ選出し、お客さんからその場で出されたお題で
この二人で即興劇を演じ、審査員から多く票をGETできた方が勝ちというルール。

さて2試合づつ行われた対決ですが、詳しくは放送をみていただくとして、
笑わせていただきました!面白かった!

監督さんがこれまたキャラクターがあって面白いんです。
フィクションズの監督さんのオカモト國ヒコさんの、
あの無言で指でジェスチャーで指図する感じとか、
2回戦での戦略、これは観てて面白かった!
またそれに答えた役者の方もさすが!

途中、小川輝晃さん、木戸美歩さん、後藤公太さんによる、
お客さんをステージ上に連れてきてそのお客さんに絡んだ即興芝居も
あったんですね、いろいろ考えますねー。面白いです。
(観客席もドキドキですね)

また、司会の眞邉明人さんの客席のお題めぐりも楽しいです。
私はいつかもし指されることがあったら「プリン」と言ってみたい。

ちなみに、観終わって私はすごく明太子が食べたくなりました。ご飯に乗せて。

3分間。この時間設定がまたいいんでしょうね。

2008年12月10日

08/12/10 クリスマス・ギャングスター稽古場レポ

2008年12月10日(水) 15:00
ぱるエンタープライズ
クリスマスギャングスター 稽古場

都内某所での、ぱるエンタープライズさんの
お稽古場にお邪魔してきました。
チラシを見て予想していた人数より、お、多い!
(役柄も多く、さらにAキャスト・Bキャストと組み合わせも変わるんです)

クリスマスイブに、
見知らぬ男から紙袋を渡される。
中には拳銃!?
こんなシーンから物語はスタート。

金策に失敗してどよーんと落ち込んでる米田基さんと、
元気のいいカップルの掛け合いが楽しいです。

で銀行強盗をすることになるのですが、
ここで、今回の一件、そう、最初に拳銃を渡していった男が
なぜ拳銃を持っていたかが明らかに。。
な、なんと。。。えーーー。。
その理由にちょっと関係あるシーン↓

でここからその時銀行にいたいろんな人が
絡んでくるんですが、青森から出てきた子、いい♪
ズーク♪

そして女子高生二人の小芝居がめっちゃ楽しい。
ジャスコ♪



あることをやりとげた後のポーズ(笑


この寝てる人は!?

今日のお稽古は途中までだったんですが、
あの後どういう展開になるのか、気になります。
設定は2008年12月24日。
公演はクリスマスイブに開幕。

お稽古終了後に、川添七美さん、坂口沙由理さん、中野小百合さん
から動画メッセージをいただきました♪ 途中の"間"が楽しいです(笑

旬なネタもとりいれられた
村橋明郎さんの新作。
稽古場日誌はこちら
12月24日から28日まで池袋の東京芸術劇場小ホール2にて。

2008年12月11日

08/12/11 空の定義@俳優座劇場

2008年12月11日(木) 19:00
俳優座劇場プロデュース vol.79
空の定義
1階7列17番@俳優座劇場

俳優座劇場プロデュースの公演の初日、観てきました。
なんと初日二日目はハーフチケットデー!(半額の2800円!)なのです。

まず劇場に入った瞬間、
ステージ上の絵画喫茶店の雰囲気にすーっと呑み込まれました。
セットが素敵です!
俳優座劇場のロビーの雰囲気からなんかつながってる感じ。

舞台の時代設定は現代なのですが、
都会からちょっと離れた街で、どことなくレトロな雰囲気。
でも”タスポ”とかいう言葉が出てくるとなんかとっても新鮮です(笑)

仕事、出産、親、自分のしたいこと、結婚、再婚、安保闘争、絵、抽象画、集合、ベン図!!
そんなキーワードが頭の中にふわふわと浮かんできました。
ラストは、タイトルにもある「空」にふわーっとつつまれてストンと落ちてくるよう。

夫役の浅野雅博さん(文学座。先日こまつ座闇に咲く花でも"医者"でしたね)

妻役の松永玲子さん(ナイロン100℃)の
お医者さん夫婦のキャラクター的バランスが面白いのですが、
特に私はこの松永玲子さん演じる暁子のある前半の言葉に
ちょっとぐっと考えさせられるものがありまして、
日々の仕事に忙殺され、自分がしたいと思ってる免疫の研究ができない。。
みたいなセリフなのですが、お医者さんでもそう思うのかぁと思って
自分自身を振り返ったりしながら観てました。

でも、ほんと、松永玲子さんの暁子、よかった。
娘として、妻として、母として、医者として、研究者として。。。。
そんな暁子の思いがぐさっと伝わってきました。
でなんかちょっとした言動やしぐさにとても惹かれるんです。
(解剖が好きだったってのもおもろいっ♪)

坂崎さん役の中嶋しゅうさん、喫茶に入ってきた時の
不思議な雰囲気と松永さんとの掛け合い、そしてラストのあの展開で、
印象がじょじょに変わっていくんですよね。
たばこをコンコンとする仕草がとっても印象的です。

名取幸政さんと塩屋洋子さん、
この二人の演じる役は、最初そうなのかなと思いつつ、
でも・・・・ん?・・・・あ・・・・・あらま・・おぉぉぉ・・と展開。
後半の見所でございます。

そーしーてー先日の青年座フユヒコで後妻を好演されていた
津田真澄さんのおばちゃんぶりも楽しかった!
塾の宿題の集合問題を教えてもらうシーン、ここから絵につながり、
そしてこのお話全体につながってるんですよね。

それにしてもこの無料パンフレット(無料でここまで掲載してくれると嬉しい!)の
津田真澄さんと杉山文雄さんの写真、
劇中のイメージと全然違うー!
両名ともあんなキャラを演じる人とは思えないお写真でございます(笑)

青年座文学座民藝、 ナイロン100℃グリングM・Tプロジェクト
の役者さん達の共演も見所です。

脚本はグリングの青木豪さん(新作!)演出は、青年座の黒岩亮さん。
公演は12月20日まで六本木の俳優座劇場にて。

2008年12月13日

08/12/13 宙組パラダイスプリンス/ダンシングフォーユー@東京宝塚劇場

2008年12月13日(土) 11:00
宝塚歌劇団 宙組
パラダイス・プリンス/ダンシング フォー・ユー
B席2階16列63番@東京宝塚劇場

行こう行こうと思っていてなかなか行けなかった宙組公演、
行ってきました♪
今回は宝塚劇場2階最後列。
2階は、群舞の動きがみえて楽しいですがオペラグラスは必須ですね。

まずはお芝居「パラダイス・プリンス」。
ラストの映像のアニメと一緒に踊るシーン楽しいっ!
群舞大好き♪

ラルフ・ブラウン、北翔海莉さん、インパクトありまくりの登場!
登場すると舞台の雰囲気が、ぱぁーーっと明るくなります♪
オタクぶりの動きがこれまた楽しい!髪型も楽しい。

対して、しぶくてかっこいーのがアンソニーの蘭寿とむさん。いい声♪
でもいかにも悪役的な演出のわりには、別に悪役というわけではないんですよね。

大和悠河さん、スチュワートかっこいー!!!
2階最後列からみても、お顔ちっちゃくて美しいです。
キャサリン(陽月華さん)の絵をみて感想述べるシーンとかさりげなくていい感じ
(こういうシーン好きなのです)

そーしーてー!和音美桜さん。
今回の公演が最後ということでとってもとっても悲しい管理人でございまして、
この公演かなり和音美桜さんの歌声を楽しみにしてたのですが、
う、うたが少ない。。
しかも歌の大部分が「ダダダダダダダダー」。
酔っ払いシーンでの絡みとかもちょっととげのある役で、
綺麗にかわいく観たかったなーと完璧ファンモードな感想に
なっておりますが、でもエトワールで素晴らしい歌声堪能できて幸せ♪
次1階席で観る時は、下手側で観たいなと思います!
後半のショーでの北翔さんとのデュエットシーンでは
Second Life を思い出してうっとり聴いてました♪

そのSecond Life で印象に残っていて同じく今回で退団される八雲美佳さん。
キャサリンのルームメイトシーンでの愛嬌のあるちょい悪風な感じや、
後半のショーでのいろいろ表情変化させながらのダンス♪
退団残念です。

今、前楽のチケットは持っているのですが、
それまでにもう一回観たいなと思ってます。

p.s. 結構音楽頭に残る。。。(ジャンプも)
ダンシン、ダンシン、ダンシンッッッッッフォーッッッッユッ!

2008年12月17日

08/12/17 夢をかなえるゾウ@品川ステラボウル

2008年12月17日(水) 13:00
夢をかなえるゾウ
@品川ステラボウル

私、この原作本は本屋で立ち読みをした程度だったんですが、
関西弁のゾウ ガネーシャを、小松政夫さん。
小松政夫さん、しぐさや間がさすが。ほんわか♪楽しいです♪
結構アドリブでしゃべってる気もしますが(笑)

主演のゲン(二階堂智さん)の彼女役の
初音映莉子さんが、美しい~。
特に映像の中の彼女が綺麗でございました。。

弟役が中河内雅貴さん。かっこいー。
でもあんまり出番がなくてちょっと寂しい。

そして会社員の後輩二人のでこぼこコンビが面白かった。
このちっちゃい方の方はどなたでしょうか?
(WEBにキャスト表が出てないってのはどうなんでしょう・・)
おっきい方が兼崎健太郎さん。
バーのマスターの冠徹弥さんは、メタルマクベスの王専属シンガー冠くん!?!!!!
このバーマスターとでこぼこ後輩コンビのライブシーンが
すごくはじけてて楽しかったです(兼崎健太郎さんの壊れ具合がおもろい)。

また、会社の先輩役に、先日アクトリーグで観たばかりの勝矢さんが出ていて、
こうして最近他の舞台で観たばかりの役者さんがすぐ後に別の舞台に出ているのをみると、
ちょっと感動してなぜか嬉しくなりますね。

あと、この舞台、劇中オーディションシーンに
日替わりゲストが登場するのですが、今日はその中のお一人が時任三郎さんでした。

自転車を使ったパフォーマンスや、G-Rocketsの半澤友美さんと
齋藤久美子さんが出演されていて、カーテンのパフォーマンスや
アクロバットなどはさすがでした。
でも舞台が左右にすっごく広いわりには、そこを使っていたのは自転車の方
だけというのがなんとももったいないなーと思ったり。

ちょっと前半の展開がまったりしてる部分もあったり、
タップシーンなど、途中のアンサンブルシーンが結構唐突でちょっと流れが切れる感じに思えましたが、
背景スクリーンに映像をうつしての美術効果はいい感じ。

とりあえず今から靴でも磨きますかね♪

2008年12月18日

08/12/18 音楽座マドモアゼルモーツアルト@東京芸術劇場

2008年12月18日(木) 14:00
音楽座ミュージカル
マドモアゼル・モーツァルト 初日
1階K列16番@東京芸術劇場中ホール

ラスト・テーマのフレーズが頭の中を占拠してます♪
アンサンブルのダンス、振付がほんとに素敵です。

今回の舞台、特に音楽の精霊達が素晴らしいー!

まずはパパゲーナ、片山千穂さん。
1幕前半でモーツァルトのまわりをチョロチョロしているのですが
その動きがとってもかわいらしい。
そして2幕では魔笛で素敵でかわいい安定感あるダンス♪
そしてそのパパゲーナと一緒に気持ちいいダンスを踊るダーメ、伊沢絵里子さん。
この二人の振付、動きみてるだけでも楽しいです!
(私がちょっと気にいってるのが、シカネーダ登場シーンの片足ケンケンで腕前後の振付)

ケルビーノ、大川麻里江さん(ケルビーノは井田安寿さんとダブルキャスト)。
かわいらしい男の子!子供のようで純粋で、舞い降りた天使のようでした♪

スザンナ、宮崎祥子さん!
四季時代によくご覧になった方も多いと思いますが今は音楽座でご活躍。
スザンナ、いろんなシーンに出てきて、しかもかなり縦横無尽に動きまくる
のですが、その動きがかわいい!手や首の角度、小走りの感じ、
このあたりがたまらないのでございます。

ドラベッラ、野田久美子さん。
野田さんもいろんなシーンで登場するのですが、
ぽんぽん弾むようでいて、動きの安定感がすごいというか、
まったくぶれない感じ。指先まで美しいです。

ドンジョバンニのシーンでの、野田久美子さんと
安中淳也さんのダンスシーンは、美しいですよー♪

その他にもたくさんの精霊たちが登場するのですが、
この精霊たちだけでも見所満載なので、オペラグラスで
ロックオンの選択ができず、今回はほとんどオペラグラスなしで観てました。

2幕で女装(!?)してサリエリと会ってからのモーツァルト(高野菜々さん)、
なんかいきなり、観てて気持ちがぐっと入り込みました。
コンスタンツェ(安彦佳津美さん)の心情、このあたりも見所です。
そーしーてー、サリエリ。広田勇二さん。
サリエリの存在感、かなりたっぷり見ごたえあります。
この舞台、サリエリが中心にいるといってもいいかも。

私が一番好きなのは、先ほども書いた、シカネーダー(吉田朋弘さん)の
登場シーンのアンサンブルのノリノリ群舞!大好き!

ラストのあの背景は、いつどうやってあそこに登場したんだろう?
とか
ラスト、モーツァルトはいつあの真ん中に登場したんだろう?
とか、ちょっと再度観てチェックしてみたくなるポイントもたくさん。
それにしても美術が、基本あの球の装置がほとんどなんですが、
あの球をあれしたりこれしたりで見せ方いろいろ変えて、お見事。

あとですね、カーテンコールの後、最後の最後、
高田浩さんとヴァイオリンの方の演奏までどうかお聴きのがしなく!
高田さんのピアノ演奏がとーっても素敵なのです
(劇中でも下手客席に座ると、舞台上手奥で弾いてらっしゃるのが見えます)

プログラムは、入り口で無料で配られますので、ちょっとはやめにいって
劇場の雰囲気にひたりながらプログラムを読み、音楽座ならではのあの
心地よい開演ベルを聴いて観劇にのぞむといいと思います。

あ、終演後は、ロビーにキャストさんがいらっしゃるので、挨拶できますよ♪

08/12/18 グワィニャオン番外池田屋裏稽古場レポ

2008年12月18日(木) 19:00
グワィニャオン 番外 池田屋・裏 稽古場レポ
@都内某所

西村太佑さん主宰のグワィニャオンの年明け公演の
お稽古場にお伺いしてきました♪

この舞台、新撰組が乗り込んだ池田屋の”裏のおうち”のお話。
裏のおうちも大変だったという設定がまずおもしろい(笑)

今日拝見したのは、全体の中でまさにオープニングの部分。
たくさんの出演者が登場するのですが、表情にIMPACTの
ある方が多い!とっても印象に残ります。後ろの脇の方にいる方
とかでも表情が楽しい♪

プログラムにも、
パーカッション指導、ボディパフォーマンス指導、ジャンベ指導、殺陣指導とあり、
今日みたオープニングだけでも、笑いあり踊りあり殺陣ありでした!
インタビュー動画でもおっしゃってますが、女性陣のパフォーマンスも見所です!

今日はこのオープニングの西村太佑さんの演出風景を
3時間ほど見学していたのですが、感情の表現の仕方、登場の仕方・タイミング、
セリフの抑揚、観客が目にいくポイントなどいろいろな視点から、わかりやすく演出されていて、
キャスティングを変えてみたり、セリフを追加したり、
さらには!水崎綾女さんのセリフを全部関西弁バージョンでやってみようか!とか
(これを全部即効で関西弁にした水崎さんもすごい。関西弁心地いい♪)、
表情が非常に豊かな潘めぐみさんの魅力をどんどん高める演出などなど、楽しんで見学してました
(おとーさーん!あのセリフすっごくよかった♪)

また、新撰組の方達の雰囲気が回を重ねるごとに
どんどん楽しくなっていくんですねー。
休憩時間も、皆さんそれぞれお稽古に集中されているのですが、
中でも関田豊枝さんのダイナミックなACTIONのお稽古は
何度も何度もリピートでみれて嬉しかったです。

お稽古終了後、動画メッセージをいただきました!
(楽しい雰囲気が伝わります。池上リョヲマさんのつっこみが面白いです(笑))

ちなみに、グワィニャオンというのは、「怪鳥音」、
ブルース・リーのアチョー!という雄たけびのことだそうです。

公演は、1月8日から12日まで、池袋の東京芸術劇場小ホール1にて。

2008年12月19日

08/12/19 ミュージカル テニスの王子様@日本青年館

2008年12月19日(金) 19:00
テニスの王子様 The Treasure Match 四天宝寺 feat.氷帝
1階N列27番@日本青年館

ついに観てきました。
初テニミュ。

舞台上にコート!
このコートに登場する爽やかな選手たち!

今回は、大阪の四天宝寺(してんほうじ)と東京の青学(せいがく)との戦いがメイン。
出演者は全員男性。女性は一人もいなくて、
また浮いた話(恋愛話)なども一切なし!
ほんとテニスの試合が全てという舞台なのでございます。
最初、どの人がどの人か全然わからなかったんですが、
”試合”をすると、その選手にSPOTがあたるので、
ひとりひとりの個性がわかってくるんですね。

でですね、この”試合”の見せ方。これが楽しい。ってか、うまい!
ボールの動きを照明でみせ、音楽がまた気持ちよく、
そしてなにより、選手のフォームが気持ちいい!
撃ち方がかっこいいのでございますよ。
シュパっ!
思わずきゅんとなってしまいそうな気持ちがわかります。
ラケットくるくるもかっこいい。

観客席はまさに応援席。
コートも、ネットの位置が左右だったり前後だったりで、
見方も変わって飽きないです。しかも舞台転換をする人の
衣装のユニフォームがこれまた白いコートスタッフみたいな感じなので
まったく気にならないし。

また、びっくりしたのが客席での拍手の大きさ。
でかい!そして手拍子も揃ってる!
そしてマナーがめちゃめちゃよかった。。
静寂シーンはほんとに、しーーーーーーん。
客席降りも何回かあるんですが、客席からキャストに
向けられる視線がかわいい。

結構笑いネタもあり、試合の中にもドラマ満載で、
セリフにも独特の世界感があるんですが、
それもまた楽しく、いや、でも、ほんと、一度
みてみると、こんな舞台もあるんだーと思うと思います。

それにしても、完璧に負けていたのに
たった一球で大逆転なんてまったく予想しなかったっす。

そして最後のあの試合のあの結末。
映像効果も楽しく、スモークもばりばり、アクションもあって、
結末は、おおおおお、そうきたかー。

歌、ダンスもあるけど、そこはなんていうんでしょう、
自分が好きな選手を応援する気持ち、そんな感じで
”観戦”すればとっても楽しくみれると思います♪

また、各学校に*代目ってのがあるんですね。
どのくらいのペースで代替わりしてるんだろうとか、
今一番人気は誰なんだろうとか、この作品にはまるのって
最初にアニメからなのかな。それともミュージカルからなのかな
とかいろいろ興味がわいてきました。

そして今日数名だけ登場していた氷帝(ひょうてい)の選手達が
クール&硬派な感じでかっこよく。。。こうして、次の公演(試合)も観よう・・
という感じではまっていくんだろうなぁ。。と。

チケットは5600円とミュージカルにしては高くない方と思いましたが、
休憩時間にプログラム買おうかなと思って
ロビーに出たら1800円。うーん、高い。。
宝塚の日本青年館公演のプログラムは800円。
800円なら即買。1000円ならよければ買う。
1200円ならそこそこよければ買う。
でも1500円以上はちょっと悩んでします管理人でありました。

ってか、日本青年館の1階席センターブロック後方。
前の席ともろかぶりで結構みにくい。
二階、もしくはサイドの方がみやすいのかしらん。

ミュージカル・テニスの王子様。
略してテニミュ。
客席には男性もちらほらといます(ほとんど若い女性ですが)。
機会があればぜひー

2008年12月21日

08/12/21 中野ブロンディーズ@新国立劇場

2008年12月21日(日) 13:00
中野ブロンディーズ
D1列13番@新国立劇場小ホール

前回は初演時の初日に観劇したこともあり、
観客席のノリはそこまでではなかったんですが、
今回は、もうボンボン持っている方や、
ペンライト持ってる方もいて、拍手や手拍子もたくさん!
でも一般人の私(笑)も楽しくてあっという間の2時間でした。

それにしても今年3月の公演を年内に再演とは、すごいですねぇ。

初演とは主役の方が変わって今回はAKINAさん。
声いいですねー♪ 並ぶと意外に小柄なのにびっくりします。

今回も、中島愛子さん、うさ役、好演。
途中マイクトラブルもあったようですが、コミカルな動きが楽しい。

G-Rockets小林由佳さん、
アクロバットは、客席からも、おぉぉぉというどよめきが。
ハイキックも、高いっ!
エフエム世田谷でオンエアでの写真みると
かわいい感じの方なんですが、
舞台では体育会系お姉さんでしたっ!

黒木マリナさん、衣装が似合う似合うっ!

たくませいこさん、プログラム、若いっ!
舞台上ではおばーちゃんを好演です。

漫画、アニメ、RPGなどのオタクネタがかなり随所に
セリフに取り入れられていて、会場からも知ってる人にはわかる系の
笑いもおきてました。うん、こういうコアなネタはわからなくても楽しいです。

ガラスの鉄仮面なんてどうでもいい。。
みたいなセリフの時はちょっとジーンときてしまいました。

ラストのチアシーンは、かなり楽しいです。
ってか、ほんとのチアの大会みてるみたい。
劇中のチアが嘘じゃないことに感動します。
そして、ラストで一緒にちゃんと踊ってるうさちゃん♪

ちなみにこの”うさ”が本番で引き起こすトラブルが
解決するまでの時間が思った以上に長くて、
初演を見てわかってても、ドキドキしてしまいましたですよ。

あ、冒頭で登場した青いシャツを中に入れた方はどなたが
演じているんでしょう??

中野ブロードウェイのお店「ブロンド」、
舞台後方に移動してましたね。前回観劇時はこのブロンドの
登場の仕方がかなり気になったんですが、今日は照明効果もあって自然でございました。

p.s. 帰りに電車の中でプログラム観てたら、
前の女性が怪しげにこちらを。。
チア衣装の女の子達が表紙の本を電車で読む。。
キャストを確認したいの・・という言い訳なんて
伝わるはずもなく、そっとかばんにプログラムをしまいました。

2008年12月22日

08/12/22 東京サイゴンボーイズ Live Show@THE DOORS

2008年12月22日(月) 19:00
東京サイゴンボーイズ Live Show
@初台 THE DOORS

かつて、初台に5年も住んでいたにも関わらず、
結局一回も行かなかった駅前の THE DOORS
にはじめて行ってきました。
こんな初台の駅前の地下に、二階席まである
ライブハウスがあったんですね。

入り口でドリンク代(ALL300円!)を払い入場。
おおおお、満員!

サイゴンボーイズのメンバーは
川口竜也さん
橋本好弘さん
石川剛さん
小森創介さん。

おひとりおひとりの個性が楽しめる舞台でした。
川口さんのローラースケート&くるくる回転!
橋本さんのダンス!
石川さんのジョン!
小森さん(声優もされている!)のノートルダムの鐘!

平均年齢**歳とはむぁったく思えない!
ブイドイ(プログラムでは誤植でブルドイ(笑))、
出だしのコーラス、3人であの厚みが出るのはすごい!

クリスマス前ということで、サンタの衣装に扮した
クリスマスメドレーもよかった♪小森さんがトナカイに扮した
赤鼻のトナカイの演出も面白かった!

バンドも生バンドで、キーボードは
サイゴンの稽古場ピアニストもされてる知野根倫子さん。
でもこの生バンドに加えて、出演者の方達自身もいろいろな
パーカッションを演奏して盛り上げます。多彩だ。。

衣装もこっていて、飴の入った袋を客席にばらまいたり、
パフォーマンスも楽しく、
もーちょっとトークを聞きたかったですが、
ミュージカル、POPS、クリスマス、思い出の曲
など盛りだくさんの全30曲!!満喫しました!

p.s. 私、風邪の後遺症で、左耳が聴こえない状態(急性中耳炎?)での観劇だったのが残念で。。
皆さんもお体大切に。。風邪、特にインフルエンザになると観劇どころではありませんからねぇ。

2008年12月27日

08/12/27 宝塚宙組パラダイスプリンス/ダンシングフォーユー@東京宝塚劇場

2008年12月27日(土) 11:00
宝塚歌劇 宙組公演
パラダイスプリンス/ダンシング・フォー・ユー 前楽
B席2階13列62番

本日は宙組に浸るデーに致しました♪
まずは11時の前楽、行って参りました。
完全同一キャスト公演を1日に2回みるのは、
私の観劇人生史上、実ははじめてでございます。

今まで同一公演を2回連続で観たのは、
確かキャッツの名古屋遠征(夜みて翌日昼みた)、
四季のハムレットのマチソワ(ただし下村さんと石丸さんでキャストが違う)
の2回だけだったように思います。
その記念すべき初同一公演同一キャストマチソワが
宙組公演の和音美桜さんの退団公演の前楽・千秋楽
というのは、思い出になってとっても嬉しい♪

同じ日に2回みるってなんかとっても贅沢。
1回目みて、あ、このシーンいいなって思ったら
数時間後にもう一回みれるわけですからね。

まず前楽はB席。B席ですが、3500円でこれだけ
たっぷり楽しめるのは素敵です。
2階席だと群舞のフォーメーションも楽しめますし♪

エトワールの和音美桜さん、
客席からの拍手がでかい!
気持ちいい!
うーまーれーるーーーーー!
この「る」の高音が素晴らしいです。

お芝居の方は、蘭寿とむさんの「痛い」のセリフを
本人が言わなかった!面白い。。。
ここ、毎回アドリブとかで違うんでしょうか?

また、北翔海莉さんの登場の仕方が、パワーアップしてました。
大和悠河さんに「なにてれてるの?」とつっこまれてはりました。
休憩時間にまわりの方たちが「みっちゃんが・・みっちゃんが・・」
というのを聞いていて思うのですが、私、宝塚の生徒さんをなかなか愛称で
呼ぶのに照れてしまうのですが、
北翔海莉さんはみっちゃんと呼びたいです。
みっちゃん楽しすぎでございます(笑)

ショーのロケットのときのミツバチっぽい衣装と、
緑のひらひら衣装の顔の上の羽根、あと、
ちょっとつっかかったようなスキップなようでスキップでない
あのステップが好きでございます。楽しい!

あ、あと、今回ちょっとびっくりしたのですが、
男性のおひとり観劇が意外に多かったです(私含めて)。

さて次はいよいよ感動と興奮の千秋楽レポへ!

08/12/27 宝塚宙組千秋楽 パラダイスプリンス/ダンシング・フォー・ユー@東京宝塚劇場

2008年12月27日(土) 15:30
宝塚歌劇 宙組公演
パラダイスプリンス/ダンシング・フォー・ユー 千秋楽
S席2階4列55番

宙組千秋楽、行ってきました!
千秋楽の後、なんと、予定外で、流れで
お見送りまでしてきました!

まずは千秋楽公演。
北翔海莉さんのあの席につくシーン、普通に歩いて席に!
直後に「台本通りですけど」というセリフ。おもしろすぎる!!
その後、大和悠河さんにお願いされて北翔さんが歌ったのが
宇宙戦艦大和の替え歌!!宙!大和!うまいーっ!

千秋楽は、なんか小芝居系もパワーアップしていて、
スパイの決めポーズや、蘭寿とむさんの「痛い」シーン、などなど
もう上手側下手側どっちも見たい!ってシーンの続出でした。
下手をオペラで見てて、上手で笑いがおきると、あああああぁって思ってしまいます。

そして、ショーでは、退団される方が胸に花飾りをつけて踊ってられました!
これはいい!退団者6名がどこにいるかがすぐにわかります!
中でも和音美桜さんは、ひときわ大きなお花をつけていたので、
すぐにわかりました。
シャバダバ。。。ダダダダダダ。。。
歌が少ないのがひじょーーーーーに寂しいですが、
この歌い終わった後の客席の割れんばかりの拍手、
これは客席で一緒に拍手していると感動ものです。
この臨場感はやはり客席でないと味わえへんです。

そーしーてー!和音美桜さんのエトワール!
めちゃめちゃ素晴らしかった!
客席とステージの一体感に全身鳥肌たちました。
まずはエトワールで階段降りてきた時の客席からのスーパー拍手!
そしてその後のあの客席の静寂!すごい静寂です。
今まで味わったことのない静寂の中、和音美桜さんの
透き通る歌声が劇場中、そして体中に響き渡ってきました。
そしてその後階段降りきっての一礼。
ここでもまた割れんばかりの拍手!
下手袖に、はけきるその瞬間まで、
客席の方をみていた和音美桜さんのお顔が忘れられません。

そしてこのショーが終わった後、組長さんが出てきて、
退団者6名の経歴やメッセージを読み上げられたのですが、
こういう演出もいいですね。

今回退団される八雲美佳さんのメッセージ、
Second Life で悪役と女装に挑戦されたというようなことを
おっしゃっていたのですが、私はもうあの悪役と女装が
めちゃめちゃ気に入って八雲美佳さん=悪役&女装という
イメージになってしまっていたくらいなのである意味驚きでした。

和音美桜さんのメッセージ、好きだった公演と役というところのひとつに、
「エトワールすべて」という言葉になんかじーんときました。
和音美桜さんの全てのエトワールをつなげたDVD出して欲しい。。

組長さんからの紹介の後、ひとりひとり大階段を降りてきての
ご挨拶、これがまた感動的なのです。組からと、同期からの花を
受取り、ご挨拶。和音美桜さんの挨拶、表情が
ほんとに印象的で、和音美桜さんのメッセージを
もっともっとききたーいと心から思いました。

また、今回退団されるお一人、夏大海さん、
ショーで、目に涙をためながら踊られていたのが印象的でした。
そして鮎瀬美都さん、お芝居で、現代風なノリの
女の子を好演していて、何という方だろう?と思った矢先だったのに。

今回は、お芝居、ショーを通して、客席からは、涙、嗚咽も
聞こえてきました。ほんとにあたたかくつつまれた、
素晴らしい千秋楽、観ることができて私は幸せでございました。

でその幸せ気分に包まれて、劇場を出ると、
東京宝塚劇場の前の道に、ずらっとファンの方の列が。。
こ、これはもしやお見送り。
しかも今日退団された方のお見送り!?
それは見たいかも。。
まったく防寒対策をしていなかった私ですが(結果翌日風邪ひきました)、
背伸びをしながら待っていたら、前にいらした
宙組公演ほぼ全て見ているというおばさまが
声をかけてくださいまして、いろいろお話できて、
楽しく待つことができました。

そのうち前の列に白いおそろいの服をかぶったかたたちが。。
おおおお、この方たちは和音美桜さんの会の方っぽい!
しかも男性が多い!

退団される方が楽屋口から出てきて、まず会の方が声をそろえて
メッセージ、その後、退団される方がご挨拶されて、前の道を
ゆっくりと帝国ホテルの方に向かって歩かれます。

この時のファンの方達のマナーがいいんですねー。
自分のファンの人だけでなく、全員に拍手。うん、気持ちいい。
そして後ろの方の人も見えるように前の方の人は屈んでくれて。。
また撮影もOKなんですね。カメラを持っていなかった私は
目に焼き付けて参りました。

和音美桜さん、とーっても綺麗でかわいらしかったです。

というわけで、11時から21時近くまで、約10時間、
たーーーーーーーーーーーーーーっぷりと浸った1日でした♪

2008年12月30日

08/12/30 ミスティックリズム&ブラヴィッシーモ!@ディズニーシー

2008年12月30日(火) 17:15
ミスティックリズム&ブラヴィッシーモ!@ディズニーシー

今年ラストの観劇(?)納めは、ディズニーシー
久々のディズニーシー、行って参りました。
めっちゃ混んでるのかなと思いきや、
さすがの年末の夕暮れ時、入り口には列もなく、
すすーっと入れました。

まったくノープランで行ったディズニーシーでございますが、
時間的に見れるものも限られてると思い、取り急ぎ、
ミスティックリズムインディジョーンズ→食事→ヴラヴィッシーモ
というコースをその場で計画。

まずは、ミスティックリズムハンガーステージ
ジャングルに住む精霊と動物たちによる幻想的なダンスと空中バレエ
という謳い文句にひかれて、はじまる30分前に到着したら、
そこそこ人が並んでたので、そのまま待ってみることに。
でも後から考えれば15分前くらいでもよかったのかなもなと。
入場口が左手と右手にわかれてるんですが、今回左手側から
入ったのですが、そうすると自然に下手側に座ることになるので、
この舞台の感じだと、右手側から入った方がよかったかも。
舞台は、水を使ったダンスというイメージで、猿のびよんびよん
とした動きや火の精霊の身体能力(木登りがすごい!)、
水しぶきが飛び散る空中ブランコと、なかなか楽しかったですが、
キャストさんのダンスのレベルに結構差がある印象だったのがちょっと残念。
カーテンコールのキャストさんの笑顔が素敵でした。
ワニ、ライオンなどの被り物系の動きは本物っぽかった!

その後はインディジョーンズ。
ファストパスという存在を知らず、
150分待という列に並ぶも、90分くらいで乗れました。
がったんごっとん。。。
前後に揺さぶられて。。。うおっと思ってる間に終了~。

そして20:05からショー。
ヴラヴィッシーモメディテレーニアンハーバー
これが素晴らしかった。
最初の噴水のショーから実に優雅。
音楽(この音楽がまた気持ちいい)と同期して、
ゆらゆらとやさしくゆれたり交差したり、
なんか水自身が意識を持っているよう。
で水の女王登場みたいなのがご登場。おおおお!
続いて火。
ハーバーのいたるところで火の玉が水中からしゅぽっと
打ち上げられるんですが、この火の玉の動きがまるで
アクロバットのよう!
水中から打ち上げられた後、塊になって、
その後くるくるって回転したり、ふわっと消えたり、
ファイアーアクロバット!これ大好き!
その後巨神兵のような赤い鉄のかたまりのような
物体が湖からゴゴゴと登場。
す、すごい。。。あの動きがすごい。
しかも目が光ってる!
今にも崩れ落ちそうな感じがどこか物悲しい。
そして火の精と水の精が近づき。。。
おおおおおおおおおおお。
水、照明、花火、光、火、噴火、音楽、煙・・・
それらが見事に同期して、ストーリーを作り
あげてるんですよね。素晴らしい。
素晴らしいショーでした。

で終わった直後に「docomo」のアナウンスと広告点灯。
すごい。。一瞬で現実に戻る。
私の近くにいた女子高生が
「私ドコモで良かったー」
といってた会話がいまいちよくわからず(笑)。

その後は花火。
どーーーーーーーーーーん。
ちょうど先週、友人宅から花火をみたけど、
この花火は、ショーに比べたら余韻という感じですね。

とにかくショー素晴らしかった!

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