09/01/17 サンプル伝記@こまばアゴラ劇場
2009年1月17日(土) 18:30
サンプル 伝記
自由席@こまばアゴラ劇場
実はこまばアゴラ劇場って行くの、
はじめてでございます。
なんとなく、今日は時間もあったので、
ふと思い立って今日上演していた演目を観てきました。
自由席なのですが、整理券なので、案内いただいたのは5分前。
でもその待ってる間、隣の演劇関係の本に囲まれたミニ図書館みたいな
ところで、ストーブにあたりながら、いろいろ本を手にとって待てるので、
快適な待ち時間でした。
背もたれのある席がよかったんですが、上手端にあいていた
背もたれ席に座れてよかった♪ ちなみに客席ほぼ満員でした。
最初、キャッチボールする3人というシチュエーションからはじまり、
おおお、その方向へいくのか、そうきますか、みたいな展開で、
興味深く観てました、どうなるんだろうというような連続する展開ではなく、
ぽつりぽつりと断片的に明らかになっていくような感じで、
役者さんや演出なども面白いんだけど、
なんかいろいろごちゃごちゃしてる感じで、
少し長く感じた1時間40分(休憩なし)でした。
おもしろいと思ったのはエレベータ。
これ、劇場のステージに備え付け!?
通常ここで舞台上演する際は、このエレベータは、裏で使用
されるものなんですかね。このエレベータがいい味を出していて、
かなり新鮮でした。
あと、あの焼けたような本棚。そして左右の資料室のような空間。
また、レコーダーやマイク、CDプレイヤー等の使い方も面白かった。
でもほんと、記憶って、本人の中でも作り替えられたりしてますもんね。
本人以外が伝記を書くってかなり作られた話になるんだろうなぁと、
また私自身、自分の両親や祖父祖母といった親しい人の人生についても
実はよく知らないのかも・・・といったことを思いながらみておりました。
地面の砂がじゃりじゃり音たてる中で、半平太(吉田亮さん)に対して
踊るように迫る真紀子(中村真生さん)はちょっと笑ってしまうほどすごかったです。
ちなみに、いろんなシーンで観客席のあちこちで、まばらに笑い声が聞こえるのですが、
皆さん、思い思いのところで感じて笑ってる感じ。これもまた新鮮でした。
あ、一点。ラストの方で、
真紀子が、ゼブラの鼻をつまんで、悪魔はここといったのは
どういうこと?? 結構一瞬でよくわからなかったのですが、
何か私、見逃しましたでしょうか。。
こまばアゴラ劇場。
いいですね。
また平日の夜とかにも、ふらりと観に行ってみたいと思います。