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08/12/02 Livespire 嵐になるまで待って試写会@アキバシアター

2008年12月2日(火) 11:00
演劇集団キャラメルボックス
Livespire企画 嵐になるまで待って 試写会
@アキバシアター

Livespire は、ソニーが取り組むデジタルライブコンテンツ製作・配給サービス。
デジタルシネマ作品として、ライブイベントが与える感動・刺激・快感を映画館で
多くの人に楽しんできてほしいという企画。

その第1弾は音楽座ミュージカルの「メトロに乗って」で、
私も映画版を観たのですが、メトロの時は「映画になった舞台」
という感想を持ったんですね。
今回の"嵐になるまで待って"は、メトロの時とはまたひとあじ違って
「映画館で観た舞台」という印象でした。
単なる記録映像ではもちろんなく、なんというか、カメラが観客目線といいましょうか、
舞台を観ている視線の流れがそのまま自然なカメラワークになっていて、
ズームアップされているところは、まさにオペラグラス状態という感じ。
あー今カメラに入ってない部分がみたいーというストレスが全然なかったです。

もちろん、観客席の生の反応や、その時の役者さんの調子やテンションや間、
そしてステージ上の雨や嵐などの各種効果や鏡や照明のインパクトといったライブ感までは
及びませんが、とはいえ、ほんとに劇場で観てきたといった思いに浸れました。

また、この演目、作品自体、そして出演者の方達の魅力も大きいと思います。
手話が随所にでてきますが、手話が自然に取り入れられていて、特に解説が
なくてもすっと入ってきます。

声優志望のユーリ、渡邊安理さん。
最初の読み合わせシーンからはっと惹かれるものがありましたが、
第二の声を聴いてからの演技はとてもせまってくるものがありました。

雪絵役の温井摩耶さん、耳が聴こえない役なので
よーく思い返すと一言もしゃべってなかったのですが、
手話、表情、ジェスチャー、そして体全体からほんとに伝わってくるものがあり
観終わった後、彼女の声を聴いていたような気分です。

作曲家、波多野祥也役の細見大輔さん。
最初の登場で、うわっかっこいーと思い、
その後の展開で、うわっこわいーという印象に変わり、
最後は彼の思いが痛く突き刺さってくる感じで、好演!

幸吉くん役の土屋裕一さん(*pnish*の方ですね)。
こーきちクンを想うユーリの気持ちが、
ほんとに一途なまでに伝わってきました。
こーきちクンにもらったイルカのペンダントを取りにいくユーリ。あぁぁ。

広瀬教授役の西川浩幸さん。面白い。。
声のトーンと表情がなんともいえずいい感じ。
頼りがいがあるようでないようであるような、そんな感じ。
なんともいい役者さんです。いい味です♪

第二の声、聴こえたらこわいなー。

この演目を劇場で観た方にとっては別の日程をリピートする気分で、
そして観てない方は、まるで劇場で観てきたような気分になれると思いますよ。

ちなみに細見大輔さんと渡邊安理さん出演の
エフエム世田谷の放送バックナンバー&写真がこちらで聴けます♪
http://okepi.net/fm/20080716.asp


皆様からのコメント



Livespire 嵐になるまで待って@109シネマズHAT神戸

 舞台を映像にして上映する形が最近ありますね。
音楽座の「メトロに乗って」や、
新感線のゲキ×シネも見ていますし、
シネマ歌舞伎や宝塚の中継も観ていますが、
今回の「嵐になるまで待って」はとても良かったです。

メトロは、もっと引きの映像が多かったように思うのですが、
嵐になるまでは、細かいカット割が単なる舞台中継というのではなくて、舞台とは別のひとつの作品
という印象でした。
色々な劇団を見ていますが、
実は初キャラメルでして、
どんな舞台なんだろうという期待が一杯でした。
キャラメルって青い感じですね。
良い意味なんですけど、
青春!みたいな雰囲気(笑)
印象に残った役者さんは、
達者な西川浩幸さんと、
手話での素晴らしい演技の温井摩耶さん。
手話ってまったくわからないのですが、
彼女の気持ちがとても伝わってきました。

音と光の演出も良かったですね。
次はぜひ、生キャラメルを体験してみたいです。



数年振りにキャラメルを観ました。そこにはキャラメルらしさがしっかりと継続されていました。初めて映像舞台を見ましたが役者さん達の表情をかなりアップで見る事が出来るので、生で芝居を観た時とはまた違うリアル感で、映画とも舞台とも違う表現方法に思えました。

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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