08/12/18 音楽座マドモアゼルモーツアルト@東京芸術劇場
2008年12月18日(木) 14:00
音楽座ミュージカル
マドモアゼル・モーツァルト 初日
1階K列16番@東京芸術劇場中ホール
ラスト・テーマのフレーズが頭の中を占拠してます♪
アンサンブルのダンス、振付がほんとに素敵です。
今回の舞台、特に音楽の精霊達が素晴らしいー!
まずはパパゲーナ、片山千穂さん。
1幕前半でモーツァルトのまわりをチョロチョロしているのですが
その動きがとってもかわいらしい。
そして2幕では魔笛で素敵でかわいい安定感あるダンス♪
そしてそのパパゲーナと一緒に気持ちいいダンスを踊るダーメ、伊沢絵里子さん。
この二人の振付、動きみてるだけでも楽しいです!
(私がちょっと気にいってるのが、シカネーダ登場シーンの片足ケンケンで腕前後の振付)
ケルビーノ、大川麻里江さん(ケルビーノは井田安寿さんとダブルキャスト)。
かわいらしい男の子!子供のようで純粋で、舞い降りた天使のようでした♪
スザンナ、宮崎祥子さん!
四季時代によくご覧になった方も多いと思いますが今は音楽座でご活躍。
スザンナ、いろんなシーンに出てきて、しかもかなり縦横無尽に動きまくる
のですが、その動きがかわいい!手や首の角度、小走りの感じ、
このあたりがたまらないのでございます。
ドラベッラ、野田久美子さん。
野田さんもいろんなシーンで登場するのですが、
ぽんぽん弾むようでいて、動きの安定感がすごいというか、
まったくぶれない感じ。指先まで美しいです。
ドンジョバンニのシーンでの、野田久美子さんと
安中淳也さんのダンスシーンは、美しいですよー♪
その他にもたくさんの精霊たちが登場するのですが、
この精霊たちだけでも見所満載なので、オペラグラスで
ロックオンの選択ができず、今回はほとんどオペラグラスなしで観てました。
2幕で女装(!?)してサリエリと会ってからのモーツァルト(高野菜々さん)、
なんかいきなり、観てて気持ちがぐっと入り込みました。
コンスタンツェ(安彦佳津美さん)の心情、このあたりも見所です。
そーしーてー、サリエリ。広田勇二さん。
サリエリの存在感、かなりたっぷり見ごたえあります。
この舞台、サリエリが中心にいるといってもいいかも。
私が一番好きなのは、先ほども書いた、シカネーダー(吉田朋弘さん)の
登場シーンのアンサンブルのノリノリ群舞!大好き!
ラストのあの背景は、いつどうやってあそこに登場したんだろう?
とか
ラスト、モーツァルトはいつあの真ん中に登場したんだろう?
とか、ちょっと再度観てチェックしてみたくなるポイントもたくさん。
それにしても美術が、基本あの球の装置がほとんどなんですが、
あの球をあれしたりこれしたりで見せ方いろいろ変えて、お見事。
あとですね、カーテンコールの後、最後の最後、
高田浩さんとヴァイオリンの方の演奏までどうかお聴きのがしなく!
高田さんのピアノ演奏がとーっても素敵なのです
(劇中でも下手客席に座ると、舞台上手奥で弾いてらっしゃるのが見えます)
プログラムは、入り口で無料で配られますので、ちょっとはやめにいって
劇場の雰囲気にひたりながらプログラムを読み、音楽座ならではのあの
心地よい開演ベルを聴いて観劇にのぞむといいと思います。
あ、終演後は、ロビーにキャストさんがいらっしゃるので、挨拶できますよ♪