おけぴ管理人の観劇感激レポ

ミュージカル「ZANNA ザナ」公開稽古レポ ミュージカル「オリバー」ゲネレポ
ミュージカル「アンナ・カレーニナ」囲み&公開リハーサルレポ 「4Stars」制作発表レポ
Google
 


おけぴ管理人が管理している"おけぴ"はこちら。観劇速報は管理人ツイッターから

08/04/07 映画館上映特別版「メトロに乗って」試写会@シネラピスタ

2008年4月7日(月) 13:30
音楽座ミュージカル「メトロに乗って」特別完成披露試写会
@デジタルシネマスタジオ(シネラピスタ

昨年12月に観劇して感動した音楽座ミュージカル「地下鉄(メトロ)に乗って」
が映画化!(実際にお客さんの入った生のステージを撮影して映画化したもの)
その完成試写会にいってきました♪

よ、よかった!
この物語の世界に思い切り入り込んでみてました。
二幕、Amour シーン、入り込みすぎて目に涙が・・・

いやね、正直、試写会場に行くまでは、映画化ってどうなんだろうなぁと
思ったりもしておりましたですよ。カメラ数台でカットを変えた感じなのかなぁ・・・・
・・と、思っていたら、違いました!

単なる舞台の録画ではないです。舞台中継とも全然違います。
舞台とはまた違った魅力が満載の「映画になった舞台」でした!

まずオープニングからしてめちゃめちゃかっちょいい!

もうこの音楽が素晴らしいんでしょうね。いや、ほんと。
スクリーンに、黒バックに白抜きの文字がダンッダンッて表示される
それだけでなんか、すごく入り込んでしまいまして。。
音楽って素晴らしい~♪

そして1幕冒頭!
あのベッド!
この映像効果がすごい。これ、ステージ上のベッドなんだろうか。
別撮りなのでしょうか。と思ってしまうくらいとっても幻想的。

というわけで、オープニングで確実に心をつかまれてしまいまして、
あとは一気にメトロに乗っての世界に入り込んでいきました。

頻繁にズームインになるので、
例えば額や衣装の汗とかもくっきり見えるんだけど、
そこは、「あぁ生の舞台なんだ」ってのが伝わってきます。
そして、衣装の感じや、指輪、細かな表情やしぐさなどは、
オペラグラスで観る以上にリアルに伝わってきます。

私がいいなーと思ったのが、下手側のカメラさん。
この下手側カメラがクレーンであがっていくように撮影されてるシーンが
いくつかあるのですが、あぁ、あのクレーン台に座って
ぐいーんと持ち上げられる感じで生の舞台観れたら素敵だなぁとか
思ってしまいましたですよ。生の舞台で動く客席ってないですからねぇ。

また、アールヌーボーのあのダンスシーン。ここ、ステージ正面からの
カメラアングルが、素敵!!ここだけ切り取って壁紙に欲しい。

1幕終了時に、15分の休憩が入りました。

そして2幕。いやー、ほんと、いいっ。2幕いいっ。
特に後半 Amour のシーン。このシーン特に好き。

広田勇二さん&秋本みな子さん、そして吉田朋弘さん&井田安寿さん。
この四人の一言一言のセリフ。。。だんなさん、お代は・・
というあのアムール(吉田朋弘さん)が背中見せながら語る一言、かなりぐっときます。
デザイナーという言葉に反応するみち子(秋本みな子さん)
そして階段での二人、コートに肩まわす真次(広田勇二さん)・・・全部いい。。。。

また、アンサンブルさんにもちゃーんとスポットあたっていて、
アンサンブル好きとしても楽しめます!
例えば、生で観てた時には、そこまで気づけなかったのですが、
今日観てたら、あ、お兄ちゃん発見!ってのがたくさんあって嬉しくなります(笑
(お兄ちゃん役の関川慶一さんが、別の役でいろいろ出てるわけですね)
そして、藤田将範さん、演じてる役の幅が広い!主に小沼圭三(弟)役ですが、
それ以外にもいろんなところに全然別の姿でいらっしゃいます。
ぱっとみためでは多分同じ人ってわからない。。。そこに気づくと嬉しいです。あっいた!と。
キャスト表の「○○役 他」の「他」の部分にせまると楽しいです。
女性アンサンブルでは、大川麻里江さんが印象に残りました。
ちょっとした表情とか動きとか雰囲気とかダンスなどなど、
アンサンブルシーンに注目してても楽しめます。
一瞬の表情や輝き、いっぱい発見できます。

あ、そうそう、秋本みな子さんと目があいます(カメラ目線)。
これは、ほんと、劇場でオペラグラスしてて、あ、目があったって思うのと
近い感覚で、この目線、私は好き!

この作品は、DVDで家で観るというよりも、映画館で、
大きなスクリーンでもう一度観たいです。
映画の中には客席の拍手も入ってますが、一緒に拍手したいなー。
上映時間は171分(約3時間。途中1幕と2幕の間に休憩15分)
5月10日から109シネマズで先行ロードショーとのことです。

終わった後、出演者の四名の方から少しご挨拶があって、
その中で印象に残ったコメントをちょっとご紹介しておきます。
この映画版の魅力はこの四名の方のコメントに集約されてます!!

吉田朋弘さん
舞台では感じ取れないような細かい表情や呼吸までが感じられました。

広田勇二さん
大きいスクリーンで見ることができるというのは、
舞台とは違うダイナミズムを感じて、自分達が予想できなかった魅力を感じました。

秋本みな子さん
角度によって、普通だったら正面からみて歌っている人やしゃべっている人の表情しか
みえなかったりする部分が、それを斜めから撮ることで、
その後ろにいる人のその時の表情とかがクローズアップされて、
映像って素晴らしいと思いながら見ていました。

井田安寿さん
ダンスナンバーのシーンでいろんな角度から踊りをみれるのが
映画ならではだなと思って感動しました

★リンク
音楽座ミュージカル「メトロに乗って」映画版公式HP
音楽座ミュージカルのメトロに乗ってのページ(映画版の紹介映像が見れますよ)
音楽座ミュージカルのHP
109シネマズのメトロに乗ってのページ
ソニーのプレスリリース(映画館向デジタルコンテンツ配給事業の第1弾だそうです)
2007/12/14 メトロに乗って 稽古場レポ ( by おけぴスタッフ akki )
2007/12/20 メトロに乗って ゲネプロレポ ( by おけぴスタッフ akki )
2007/12/21 メトロに乗って 初日レポ


皆様からのコメント



素敵なレポを、ありがとうございます。
とても感動した作品だったので、映像になるとどうなるのか心配でもあり楽しみでもあり・・・でした。
生の舞台の空気を感じながら、新たな魅力に出会えるようで、今から5月の上映が待ち遠しいです。
皆に、オススメして回ります♪



舞台を数台のカメラで撮ったものかと思ったら、
レポを読むとそんな単純なものではないんですね!
舞台を映像化するのは大変難しいもので、
例えば顔のアップになるとそれだけで強調の意味を持ってしまいます。
場面場面の本質をしっかりと理解した上でのカメラワークが必要になってきます。
今回の「メトロに乗って」は舞台に負けない迫力を映像で表現していたようですね。
私もぜひ映画館で観てみたいです。



観劇レポを拝見しまして、
絶対見に行きたいな、と思いました。

劇場でも観ているので、
映像はあんまり……と思っていたのですが、
アールヌーボーのシーンや
アンサンブルの方々にもスポットが当たっているとのことで、
俄然興味が湧いてしまいました。

いつもわかりやすい感想ありがとうございます。
毎回参考にさせていただいてます。



レポ、ありがとうございます。

芸劇で観て、観たりない!と思ってた作品なので、
映画で観るのを楽しみに待ってる所、このレポでますます楽しみになりました。

あと1ヶ月の辛抱ですね。



レポ、ありがとうございます。
この舞台を昨年観に行き、物凄く感動し、この作品が
自分にとって特別なものになったので、
こういう形で再度観る事ができるという機会ができて
嬉しく思っています。

単なる映像での記録ではなく、あらたなものとして
完成度も高いようですね。
一日も早く、観たい!と、思ってしまいました。



楽しみが広がってきました!!
舞台でも映画でもない新しい芸術になるのかもしれませんね(^_-)-☆



私は、この作品を2度も見てしまいました。
1回目は試写会で。
2回目はお金を払って息子(大学生)と一緒に見ました。
何度見ても感動して涙が抑えきれませんでした。
素晴らしい感動作だと思います。

コメントを書き込む

お名前:
ホームページ: (なければ空欄で構いません)
コメント:

コメントの掲載について

コメントは内容を確認した上で反映されますので多少お時間がかかります。内容によっては、通知することなくコメントを受け付けないことがあります。ご了承ください。なお、もしエラーになるようでしたら直接 cs@okepi.jp にコメントをメールいただけると嬉しいです。










最近の観劇レポ

観劇レポ全一覧

おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

おけぴはこちら

RSS

送料
早見表