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08/12/04 愛と青春の宝塚@コマ劇場

2008年12月4日(木) 16:00
愛と青春の宝塚
17列11番@コマ劇場

コマ劇場、52年の歴史最後の舞台公演。
ドラマ放送を観てDVD買いたいと思っていたこの演目。
観てきました!

以下、多少ネタばれあるかも・・・

メインキャストの組み合わせが4パターンもあるのですが、
今日観てきたのは、
紫吹淳さん、貴城けいさん、大鳥れいさん、紫城るいさん
の組み合わせ。しかもアフタートークつき!

冒頭、ダンス。
おおおおお、宝塚だーっと見惚れていたら、乱入!?
これは本当の乱入かと思いましたが乱入者にしては
綺麗すぎると思いすぐわかりましたが、
スポットライトが当たらなければ本当にそう思ったかも。。

この乱入者がタッチーこと橘伊吹役の貴城けいさん。
試験のシーンで、影山先生が抜擢するシーン、好きなんだけど、
翌朝8時の試験もぜひやってほしかったなぁ。。

この影山先生(関西風のイントネーションで♪)が、石井一孝さん。
いい!
石井一孝さんめちゃめちゃ好演!
この先生にあこがれるのもわかるし、
先生なりのいろんな苦悩も伝わってきたし、
歌声も演技も抜群の安定感。
そして関西弁が、なんかいいのです。イントネーションもあったかい♪
今回の舞台をがしっと引き締められてました。

速水中尉は、本間憲一さん。
目がくりっとして、貴城けいさんと背も同じくらいで、
なんかちょっとかわいい中尉でした。

オサム役の佐藤アツヒロさん。
そう、光GENJIの佐藤くん。
今回の舞台では、めがねを書けた漫画家&医者を目指す学生姿。
そうみえるところがまたすごい。
カーテンコールで、眼鏡をとった時、
一瞬観客がどよめいたのは、
この瞬間に佐藤クンだと気づいた人も多かったということ!?

前半、あっ小林アトムさんっと思ったら
その後はほとんど出てこず。。

二幕は、貴城けいさん&本間憲一さんペアの
デュエットダンス素敵。貴城けいさん美しいです。みとれます。
ダンスもかっこいー。

そして石井一孝さん&紫吹淳さんペア、いい感じっですね。
石井さんは、あの日記をはっとみる場面の影がいいですね。
紫吹淳さんのトップスター的雰囲気も好き♪

セットや各種効果は意外なまでにシンプルな印象。
階段、床とかセットも平面的で。。逆になんというか、
コマ劇場ができた頃のセットや照明や道具ってこういう感じ
だったんだろうなぁという思いに。
個人的には、劇中でまわるコマを使ってほしかったなぁ。。

二晩放送されたドラマを、ミュージカル仕立てでここまで
凝縮したのはすごいと思うけど、断片的につなげてる感じも少々。
ドラマと同じく二夜連続上演とかでたっぷりとというのでも面白かったなぁと思ったり。
下級生の規律を正すシーンはちょいとひっぱりすぎな気も。
二幕はドラマもあり、涙シーンあり、いい感じと思ってたんですが、
最後の終わり方は、兵隊さんが中央に歩いていったのを見て、
あっ終わりなんだと実感。。していたら
お芝居の終演後、カーテンコールがあり、そこで
紫吹さんの挨拶があり、その後6分休憩の後に、プチショーがあって、
佐藤クンのダンスや、石井さんのポーズ(!?)の後、
まわるコマのセリにのっての回転。これはなかなか見ごたえあります!

最後のトークショーは、質問はいまいちだったけど、
それの受け答えは楽しかったです。紫吹淳さんトーク楽しい♪

コマの最後の舞台公演。
決してどかんと華やかな感じではないんだけど、
終わりは前向きな感じで、最後ショーでコマの回転を目にやきつけて、
52年のコマの歴史を名残惜しみつつ
またここに新コマ劇場として再びよみがえるといいなと思いながら
劇場を後にしました。


皆様からのコメント



私は、湖月・貴城・大鳥・映美 さんの回を観て来ました。
管理人さんのご指摘の通り”抜粋”の感がありましたが、結構楽しめました。
但し、戦争を知らない者として、もう少し時代背景の説明台詞があったらな?と思いました。
戦争に向かいつつある中で橘家の没落は普通にあったことなのか? とか、当時の”すき焼き”が贅沢だったのか否か? とか、裏方さん達にも赤紙が来て徴兵され舞台進行が困難になったのか?とか・・・
戦中戦後の悲惨さを描くことによって、その中でも夢を忘れずに生き抜いて舞台を守ってこられた宝塚関係者の方々のお気持ちが、より浮き上がって来るのではないかと思いました。

石井さんとの並び、紫吹さんならokでしょうが、湖月さんとでは、湖月さんがタッパもあり男らし過ぎて(笑)
湖月さんが”はにかむ姿”など、可愛いんだか、笑えるんだか、怖いんだか・・・アッ! 失言でした(笑)
しかしトップスターとして真ん中に立ち皆んなを率いる姿は流石で、演技などしなくとも身についているから、とても自然でした!
出演者の皆さんも”同じ釜の飯”を食べた方達とあって、空気が一緒で、合わせなくとも合うといいますか・・・
下級生の方も宝塚の舞台でお顔は何となく判るものの、あの厚化粧をしてくれたら、もっとはっきり判るのに、化粧が薄くて判らないなんて・・・と、自分でも笑ってしまいました。
小学生の頃、汀夏子さんの「星影の人」他をあの劇場に観に行ったことを懐かしく思い出しました。(場所柄、ちょっと怖かった・・・)



まだ観劇していませんが楽しみです!
石井さんの後援会に入っています。ご感想で褒めていただけてうれしいです。関西弁に苦戦されていました!でも情熱的でがんばりやの石井さんですから最後は自信に満ちたブログをUPされていました。まだまだツアーは続きますから石井さんのブログでも公演中の話題がてんこ盛りなことでしょう(^^
http://www.kazutakaishii.com/blog/

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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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