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2008年05月 アーカイブ

2008年05月01日

08/05/01 踊る職業不安定所@東京芸術劇場

2008年5月1日(木) 19:00
小倉久寛 初ひとり立ち公演
ペーパーエキセントリックシアター
踊る職業不安定所
M列7番@東京芸術劇場小ホール2

劇団SET小倉久寛さんのひとり立ち(!?)公演、
ラスト、ラストのダンスがすごいです!

今回のメインキャストをみてみてくださいよ。

小倉久寛さん
植木豪さん ( PaniCrew )
蘭香レアさん
水野哲也さん ( PaniCrew )
平間壮一さん
鈴木和也さん

踊れるメンバー勢ぞろい!!

蘭香レアさん、足ながいー、綺麗ー、かっこいいー。
まさに「魅」せられるってこういうことかと思ってしまいます。

植木豪さんはブレイクダンス世界大会で優勝した方で
地球ゴージャスHumanity のサル役されてた方です!

PaniCrewは昔何かのテレビでそのパフォーマンスみて
すっごく気になる存在となり、その後いろんな舞台で
PaniCrew の方のお名前拝見してます。
今回友情出演されてる水野哲也さんもPaniCrewの方。
あのオーバーアクションシーン好きです!

そして昨年 Frogs でテル役で拝見した鈴木和也さんもご出演。
あの Frogs の時のトークの司会やつかみの演技、好きでした。。
カケル役の平間壮一さんも今回ご出演。

小倉久寛さんがラスト、この方達と一緒に踊るんですが、
すごい!すごかった!
普通にちょこちょこ踊るってレベルじゃないです。
バリバリ、ノリノリのブレイクダンス!
しかもかなりの長時間、みせてくれはります。
思わず、おおおおおっ!っと声あげて拍手したくなるくらい!
テクニカルな技や見せ場も随所に入っていて、見ごたえ満点!
全員で踊るシーンなどは、小倉さんがどこにいるか一瞬
わからなくなるくらい揃ってるのです!

振付がまたすごく気持ちいいんですよね。
(今回振付は植木豪さん!)
あの天井ぎりぎりのあのジャンプをされた時はドキっとしました。
いやー、ほんとすごかった。

チラシには「某ダンス番組で奇跡の優勝を遂げた」と
紹介されてる小倉久寛さんですが、いろいろ検索してみると、
なんと、昔器械体操されてたり、バク転できたり、運動神経すごい方だったんですね。
しかもあのご年齢であの体力!そのギャップがすごく新鮮で衝撃でした!

この演目自体は、タイトルにもある通り、
小倉さんがいろんな職業をさまようというストーリーもの。
結構ベタな(笑)ショートコントがいくつかという感じです。
途中、日替わりゲストがいきなり登場。今日は南原清隆さんでした。
所長として登場して小倉さんと話をするんですが、うーん、
ちょっと話長かった。。。客席との温度差がちょっとあった気が。。
小倉さんが途中で話切ろうとしてましたが、あそこまで含めて演出だったりして。。

ちなみにこの日替わりゲスト、すごい。。欽ちゃんの日もあるんだ!

最初の小倉さんの劇中前説も楽しかったです。窓の外の・・・気になる!!
雰囲気つかみと独特のテンポ感、いいわー、なんかくせになる感じ。
そしてその後のオープニングダンスもよかった。

でもやっぱりなんといってもラストのあの全員のダンス。
スタンディングオベーションしたいくらいでした。もう一回みたい!

p.s. 踊り終わった後、小倉さんが職業安定所の看板をみてたたずむシーン、
あれほんとは何かセリフあったんでしょうかね。

2008年05月03日

08/05/03 アクトラッシュ@六行会ホール

2008年5月3日(土) 14:00
アクトラッシュ
H列11番@六行会ホール

先日観劇したアクトリーグがとーっても面白かったので
今回はその個人戦ともいえるアクトラッシュ
を観てきました。

アクトリーグやアクトラッシュを観る前は、
演劇バトルって何を競うのーって思ってたんですが、
実際に観てみたらその面白さはすぐにわかります!

例えば今日のアクトラッシュはまず最初

 デスアクト

からスタート。

9人の役者さんたちが、会場のお客さんから与えられたテーマで、
制限時間内で即興でストーリーを作っていき、
その演技力で場を作った人が勝ち残っていくというもの。
もちろん即興なのでセリフがかぶったりもするんだけど、
そこはさすが役者さんたち、即座に軌道修正して、
自分のポジションなどを作りつつ、自分だけ前に出るのではなく、
相手もたてて対話をしつつ、自分を出していくわけです。
俺が俺がになってしまうと、見ててあいたたた・・になってしまうわけで、
そのあたりは、ほんともうセンスになってくるんですが、
このアクトラッシュにエントリーされてる役者さんたちは
そのあたりがしっかりしてるので安心して即興劇を楽しめるんです。
(多分素人の人がやると支離滅裂&ぐだぐだになると思います)

最後は客席の拍手の大きさでどちらが勝つかを決めるんですが、
今日のデスアクトで見事勝ち残ったのはタイソン大屋さん。
私も彼に拍手!ほんといい味出されてました♪

そして今日は、スペシャルマッチ、ミドル級タイトルマッチ挑戦権争奪戦、
ライト級タイトルマッチ、ヘビー級タイトルマッチ、タッグタイトル
という戦いが行われました。

ちなみにミドル級というのは、与えられたテーマに対して、
笑いとシリアス、両方を求められるクラス。
ライト級は、軽く、薄く、不条理、不可思議でもOKな笑いを主体とするクラス、
ヘビー級はシリアスのみで重厚な演技・ストーリーを求められるクラス。

このクラス分けが実にうまい。よく考えられてますねー。
どの戦いも、その場で審査員や客席からお題が出されて、
考える時間もなくいきなりゴングで、3分間でストーリーを
互いに作り出すというものなんですが、
今日一番私がいいなって思ったのがミドル級タイトルマッチ挑戦権争奪戦。

西岡竜一朗さん vs 後藤公太さんの戦い。
与えられたテーマが「日記」。これがうまかった。
バトルではなく、純粋にストーリーとして入り込んでお芝居として楽しかった。
二人の服装もストーリーにあってた感じがします。
最後、あの日記には何が書かれていたのか。とっても気になります。
あの続きがみたいー!

戦いは3分間3本勝負で2本先取したものが勝ちというルールなんだけど、
1本目と2本目でテーマが全然違ったりするので、演じるキャラも全然
違ってきて、そのあたりも、さすがだなぁと感心します。

あと印象に残ったのはライト級の木戸美歩さんの木戸ワールドと
呼ばれる彼女独特の世界。ほんと、まさに彼女の渦に巻き込まれていく感が
みてとれました。ぜひこの渦をぐじゃぐじゃにしてくれる挑戦者の方との
戦いがみてみたいです。

ラストのタッグタイトルは、シアターFのナビゲータでもある小川輝晃さんと勝矢さんに
岩本淳さんと中川素州さんが挑むというもの。
最初はシナリオマッチといって、同じシナリオが事前に渡されていてそれを
演じるというもの(なので即興ではない)だったんだけど、この2チームで
もうまったく違う設定で、小川勝矢チームのうまさを実感しました。
(この審査の審査員コメントが実に的確でした。確かに小川チームは
 その場面以前の背景まで表現してましたね。あの審査員の方(映画監督さんで
したでしょうか)、それ以外にも実に納得するコメントしたはりまして、コメント聞くのも楽しかったです)

そして最後のあの戦い!テーマは「ラスト」
いやー、岩本淳さんのあの最初の「自由契約だ!」
あの言葉でスコーンともっていかれました。そしてその後の「ラストっ!」
あの叫びもタイミングよかった。この時点でかなり岩本チーム有利と
思ったんだけど、その後、絡み合う展開にならなくてちょっと残念。
これも先ほどの審査員の方のコメントが実に的確で、
お互いの対話合戦を私も観たかったです。

それにしても2時間(休憩なし)あっという間です。
アクトラッシュとアクトリーグ、どっちが面白いといわれれば、
うーん、どっちも面白い。しいてあげるならアクトラッシュかな。
誰かに頼ることなく、まさに1対1での演技バトル。
バトルというか、2人で芝居を作り上げていくその感じが
すごく好きです。どんなストーリーにしてくれるんだろうというドキドキ感。

そしてなにげに好きなのがあの司会者の眞邊明人さん(主催者の社長さん!!)
客席からお題を募集する時の雰囲気作りがうまいっ。
そして演技バトル後のぼそっという一言が好き♪
岩本さんと中川さんに対するつっこみ、かなりうけました(笑)
いつかテーマで「プリン」っていってみたい管理人です。

p.s. 登場する役者さんの簡単なプロフィールや、
審査員紹介など、簡単なペラ紙とかあるといいのになーとおもいました。
さらに希望をいえば、ホームページ
戦いの時のお題を出しておいてくれれば、あーあの時のはあの人だったのかと
後からチェックできるので嬉しいです♪

2008年05月05日

08/05/05 五月大歌舞伎@新橋演舞場

2008年5月5日(月) 12:50
五月大歌舞伎
1階14列32番@新橋演舞場

本日、どうしても外せない用事で残念ながら
一幕目を観劇できず、二幕目からの観劇。
(一緒に観劇したIさん、
 一幕目の市川亀治郎さんの女形がとってもよかったと・・
 あぁぁぁぁ、観たかったです。。)

でも!二幕冒頭の中村福助さんの「藤娘」。
綺麗~、かわいい~、背筋~♪

手、指先まで実にしなやか。
小走りの時は、ほんとまさに「ツツツツツーッ」。
中央の大きな藤の木の後ろに隠れたっと思ったら
衣装替えをして登場っ。
特にあの妖精のようなかわいらしい、
目をぱちくりさせたかわいい娘さんで登場した時は
もう目は釘付けでした。まさに藤の精。
にこっとした笑顔がめちゃめちゃチャーミング。
あの瞬間を見逃してはいけません。
思わず、こっちも微笑んでしまいます。

座って後ろにのけぞるお姿も美しい!
最前列上手側の客席には、やたら視線や
誘う仕草がびしびし飛んでましたが、
この藤の精に誘ってもらえた人がうらやましぃーーー。いいなー。

それにしても、改めて感じたのは、なんといいますか、存在感。
この広い新橋演舞場の広いステージ中央で一人、
客席中から飛ぶ観客の「気」を受け止めて、
スコーンと気持ちいい「気」を返してくれる、
そんな「気」のキャッチボールができちゃうような感じの存在感。
これこそ生の醍醐味ですね。

そして市川亀治郎さんと市川染五郎さんの「三社祭」。
お二人の舞、実にリズミカルで、足踏みの音がとっても心地いい。
立ち姿も美しい!ヨッって声をかけたくなる・・・
また、お囃子の太鼓のリズムが実に気持ちよくて、心がウキウキしました♪

連続三本の舞の最後は勢獅子(きおいじし)。
最初に客席も参加しての一本締め。こういう参加大好き♪
獅子の決めポーズがかっこいい!あの振り向き様の絵、いいっ!
尾をぴーんと90度上にたてる決めポーズも美しい!
そして宙返り、人間跳び箱一回転ジャンプ(なんていうんでしょう)
など躍動的な見所、決め所も多くて、まさに粋な演目って感じでございました。

休憩後の三幕目は一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)。
中村吉右衛門さん、すごい、最初と最後、全然違う!あまりにも違って驚いた。
そして弥八役の中村歌昇さんの最初のインパクトもすごかった。。
セットも、いやー、立体的でうまく作ってあるっ!
ただ、珍しく脇の役者さん達がちょっとぎこちなく思えたような。。。
まだ初日あけて日がないからかな。
ラスト、茂兵衛!土俵入りは、しかと見届けました!

今日は特に二幕目の三本の舞がよかった♪
しかも、今日5月5日は、演舞場前に11時に神輿がきてたんですってね。
あーーーー、悔やまれるー。そういえば駅のトイレで、担ぎ手さんが
ずらっと並んでいてたなぁと。。

今日も客席から、屋号の掛け声がたっくさん飛んでましたが、
素晴らしく気持ちいい声質とタイミングの掛け声から、
何を言ってるかわからない掛け声、少し恥ずかしがってるような掛け声、
がなり調子の掛け声などなど、いろんな掛け声も楽しめました♪
あの掛け声、タイミングと勢いがびたーっとあうと聞いてるこっちも
とーっても盛り上がって気持ちいい!!

2008年05月07日

08/05/07 ルドルフ ザ・ラスト・キス@帝国劇場

2008年5月7日(水) 18:30
ルドルフ Rudolf The Last Kiss
1階N列54番@帝国劇場

まだ曲が頭の中でぐるんぐるんまわってます。
やっぱり曲がいいっ♪
先週オケ練見学でいいっと思った曲はやっぱりよかった!
帰り道も今もずーっと頭の中でランダム再生されてます。
ドラムのリズム感が気持ちいいです♪

今回、浦井健治さんがすっごくよかった。
あの不思議な存在感、いいっ!
実は一番最初の登場、ぱっとみ、新納慎也さん?って思ったんだけど、
オペラグラスで確認すると、あー浦井君だーと。
かっこいいし、メイク、衣装もすっごく似合ってる。
舞台中央でバババッくるりっと一人で舞うシーンが
何度もあり、ダイナミック&美しかった・・・みとれます。。
舞台袖(主に下手)でたたずんでるシーンの表情や、
娼婦の館(マダムヴォルフの館!?)でのあの存在感っ!

ルドルフ役の井上芳雄さんは、王子(皇太子)。。。王子だ~。
余裕で演じておられる感じ。安心して楽しめます。
マイクトラブルもありましたが、一瞬生声が聴こえたりして
これはこれで嬉しい♪その後の演説シーンも見事。
ぐっと聴衆をひきつける力をお持ちです。
カテコでの笑顔も楽しい。

マリー役の笹本玲奈さん、凛としていて綺麗。
歌声がもっと伝わってくればよかったなぁと(これはマイク調整のせいかと)。
でも1幕ラストは鳥肌たちました♪
そして後ろ向きでたたたっと去っていくあの走り方が好きです♪
香寿たつきさんとの絡みもいい感じ。

新納慎也さん、かっこいい。けど一幕、ほんと一瞬のご登場。
でもそれでも存在感出すところがさすが。
首相の岡幸二郎さんは、二幕で悪役好演♪
ステファニーはメイク&衣装ばっちしだけど、
セリフや歌の妙なアクセントというか言い回しが気になってしまい。。
皇帝フランツヨーゼフは、エリザベートの鈴木綜馬さんのイメージが
強すぎて、最後までいまひとつ入り込めませんでした。。残念。
もう1回観たらまた印象変わるかも。

アンサンブルの振付、いい!ダイナミックな躍動的ダンス!
あ、ただ、一点、あの二幕階段シーンで、笹本玲奈さんのぐっとくるシーンの後
(あの階段、どうしても観戦スタンドに見えてしまう)
「ご乗車下さい~」のセリフが、うわずった感じで違和感が。。。
あそこはすっと締めてほしかったですー。

ローニャイ(砂川直人さん)、あなたはさくっとまぁ・・・・(行動ね)
ブラット・フィッシュ(三谷六九さん)は登場多くてなかなかおいしい役。

セットは、盆、まわりまくりで、背景や美術も多彩でいいです!
だけど、だけどね、
特に1幕、これ、センターブロックの観客のみを
対象として考えたようなセットになってません?
今回はN列54番という上手側のブロックの端っこでしたが、ここもS席です。
例えば1幕で、左右から壁が左右三分の1くらいせり出して、
その後ろ側でアンサンブルがかっこいいダンスを
踊るシーンとか、そのアンサンブルの中央の人がちらちら見える感じで
右半分はまったく見えないのです。このあたりはセット面で考えてもらうか、
もしくは客席のクラスをSじゃなくてAとかにしてほしいです。
1幕はS席の端よりも、A席センターブロックの方がいいかもと思ってしまいますです。

2幕はそういうセットはなくなり、またシーン的な見所も多くなり、
ストーリーの展開もすっと入ってきますが、
1幕は、なんというか寄り道しながらさささーって展開しちゃう感じで
いまいちストーリーにも入り込めませんでした。二人の出会いとかも
もーっとみせてほしかったなぁと。。。あれでそこまでの恋に・・・
セリフも、ちょっと強引に詰め込んで話したり歌ってるように思える部分も多々。。

そして、残念なのがセリフや歌詞が非常に聞き取りづらかった。
オケとキャストマイクのバランスですかね。
岡さんの声はスコーンと響いてきたんだけどなぁ。。
例えば2幕ラスト、ルドルフとマリーが中央にいて、メインキャストが
交差しながら語り継いでいく場面、何をいってるか全く聞き取れない。。
ここはぜひとも聞き逃したくないところだと思ったんですが。。。

といろいろ書きましたが、この世界感は好きです。
エリザベートを観たことない人がこの作品観たらどう思うか
の感想聞いてみたいところ。

今年後半は、エリザベートの全国縦断公演ですし、
その前にこのルドルフ観て、ルドルフに陶酔しておくと、
よりエリザベートに入り込めていいと思います。

カテコで塩田明弘さんが左手で観客を煽りますが、
あのように煽られるとふっと気持ちが軽くなって
より大きな音で拍手しちゃいますね♪
あの煽り演出は好きです。カテコの曲もいいっ!
歌詞が綺麗にバランスよく乗ったCDでたら買います。

マイクのバランスが丁度よくなってセリフがすっと聞き取れる
ようになった頃に、リピートしまーす♪
照明も綺麗だったので、オケピも見える2階席もいいかも。

上演時間:約3時間ちょっと(途中休憩25分くらい)

5/27 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階G列センター)
5/17 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階E列サブセンター)
5/7 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(1階N列端)
4/28 おけぴ管理人 ルドルフオケ練潜入レポ♪

劇場近辺のオススメ情報♪

2008年05月09日

08/05/09 モダンスイマーズ 夜光ホテル@下北沢OFFOFFシアター

2008年5月9日(金) 19:30
モダンスイマーズ 夜光ホテル
C列7番@下北沢OFFOFFシアター

近い!
客席から舞台めちゃ近いです。
ホテル内アナウンスがはじまった瞬間、
ほんとにホテルの一室の空間って感じになります。
(なのでちょっとでも遅れてくると、目立ちます)
客席70人の劇場、というよりも
75人入ったシングルの部屋という感じの一体感。

あっ
という間の1時間半でした。
ほんとに客席とステージが近いので、
セリフがびしびし響いてきて、
私をみて私に話しかけられてるような嬉しい錯覚に陥ります。

例えばなお(なあ?なぁ?なぉ?なお?)(津村知与支さん)
ツッキー(小椋毅さん)が
やりあっているシーンでは、ステージ上にぴーんと
張り詰めた緊張感が。。そしてその同じ緊張感が客席にも
伝わってきて、まさにこれぞ生のステージの一体感。

そしてこのはりつめた後に、ふっと抜いた演出が入ったり
するのですが、そのタイミングが実にうまい。
そしてこのふっと抜ける瞬間、客席のそこらかしこで、
姿勢をなおしたりする仕草が見受けられます。

やとわれの功(西條義将さん)が、
とーってもいい味出したはりました!和み系です。
いや、ほんと6人全員がそれぞれの持ち味出しまくりです。
ひろ(古山憲太郎さん)、全然セリフないですが、あのアクションは怖い!
ラストのあのかじる音、あんなに響くんですね!
そしてラストのけんちゃん(萩原聖人さん)の語りも伝わってくる。。

あ、そのけんちゃんとなおの例のシーン。
稽古場で見た時からがらっと変わってました!
うん、今日の方がいい!

ストーリー的には、この続編をみたいところです。

一ヶ月のロングラン公演@下北沢OFFOFFシアター

2008年05月15日

08/05/15 越路吹雪物語@日生劇場

2008年5月15日(木) 12:00
越路吹雪物語
1階D列@日生劇場

宝塚出身の越路吹雪さんの生前のご活躍を知らない私ですが、
池畑慎之介ピーター)さんを通して、
越路吹雪さんの魅力がどーんと伝わってくる、感動的な舞台でした。

客席はご年配の方達が中心でしたが、若い方が観ても
楽しめます!笑いあり、涙ありです!

ラストのコンサートシーンは、越路吹雪さんファンには
たまらないでしょうねー。実際、終わった後、客席で涙を
ぬぐってるおばあちゃんとかも多数お見かけしました。いい光景だ。。

愛の賛歌の歌詞誕生シーン(岩谷時子さん訳詞)、好きなシーンです!
このシーンへの草刈正雄さんのあの持って行きかたもうまい演出ですね。

高畑淳子さん演じる岩谷時子さん、調べれば調べるほどすごい方です。
ザ・ピーナッツ恋のバカンス」や加山雄三君といつまでも」等の作詞も岩谷時子さん。
そーしーて、ミュージカル「ミス・サイゴン」の訳詞も岩谷時子さん!
高畑淳子さんの岩谷時子役、時子の魅力がすごく伝わってくる感じでいいっ!
ナフタリン、かなりうけました。面白い!またその言い方もうまいっ!
朝コーヒーネタとかも楽しい♪

この舞台、セット、照明も、シンプルに美しいです。
そしてその分衣装がとーっても映えます。

一幕最初の池畑慎之介さんの乙女な感じ、楽しい!
後ろ向いての小走り、かわいい♪
ベロって舌出す仕草がとってもチャーミング。時子とのタッグもいいっ!
初めてのソロシーンで、扇子の先っちょが飛んでいったのはハプニング?
そしてパリからかえってきたシックな衣装もよかったですが、
ラストのコンサートシーン(結構たっぷりと歌って魅せてくれはります!)の
青、赤の衣装がまたよく似合う!
男性?女性?関係ないって感じです。越路吹雪さんがそこにいる感覚でした。

草刈正雄さんもいい味出してますね。高畑淳子さんとともに、
ストーリーテラー的な役割も担ってはります。
登場とともに衣装もいろいろ変えられて、うーん、ダンディ~♪
そしてこの草刈正雄さんの眞木役、その役の息子が!!!
その名前を聞いて、客席からは、あぁあぁおぉおぉとのどよめきが。
二幕最初のピアノ生演奏も素敵です。高畑さんの歌声も素敵です♪

越路吹雪さん、岩谷時子さんにぴーんと来る人にはぜひ観て欲しい舞台です!

08/05/15 眠れぬ夜の電波ハイジャック通し稽古

2008年5月15日(木) 19:00
水木英昭プロデュース
眠れぬ夜の電波ハイジャック~銀座でLAZY MIDNIGHT~ 通し稽古
@都内某所

今日は水木英昭プロデュースさんの稽古場に
お邪魔してきました♪ (公式HPはこちら)
今回舞台はテレビ局の番組制作現場!
笑いあり、ジーンとくるシーンあり、殺陣満載、
歌有りダンス有りマジック有りで
観終わった時の満足感がすごかった。

お伺いした時ちょうど休憩時間で、
宮本大誠さんと白土直子さんが、結構大きな声で世間話をされてたので、
なにげなく撮影の準備しながら、聞き流していたのですが、
ん?と思う言葉が出てきて、ふとよくよく注意して聴いていたら、
お二人のシーンの稽古でしたー♪いや~、とっても自然で(笑

そしていよいよ通し稽古を拝見♪
冒頭の高嶺ふぶきさん登場シーンで、
下手から現れはった瞬間、ぴりっと空気が変わりました。
私がお茶と椅子もっていかないといけないような雰囲気を感じましたです。

そこにゆるーい感じの山本崇史さん(PaniCrew)登場。
AD役なんですが、山本崇史さんのキャラクターが楽しいっ!いいっ!
緊張感と弛緩の絶妙なハーモニー♪
もちろん山本崇史さんのパフォーマンスもありますよ。
「出て行った!」(笑)に対するつっこみも楽しい。

締めるところは締まり、ゆるいところはゆるく、
その転換とバランスがとってもい感じ。
ボケとつっこみもかなり満載で、笑えます!楽しいです。

ストーリー的にもテンポ感がよくて、
展開とキャスティングが絶妙なので最後まであっという間。

今日の通し稽古では衣装が入っていなかったのですが、
本番ではどう表現されるのか(特にラストシーン)とても楽しみ!

白土直子さんの存在が途中の展開を飽きさせなくしてて、
しかも歌うまいー。あのお二人は、なるほど、だからあぁいう靴なんだ。

そして高嶺ふぶきさんのいろんな魅力がみれます!
ダンス、歌、お芝居、かーなーりー堪能しまくれます。
さらに随所にマジックも♪
そして途中のプロモーションビデオ映像、凝ってる!
本番どう映るんだろう。。。。気になります。。。

休憩なしの約2時間、あっという間です。
一人一人のキャストが本当に魅力的。

ラスト、おおおおお、おおおおお。
とだけいっておきましょう。
殺陣シーンは目が離せません!

この通し稽古の様子をダイジェストの1分間ビデオお見せしちゃいます!
山本崇史さんのパフォーマンスも一部公開!
動画ラストの高嶺ふぶきさんの「パシンッ!」は、めっちゃ痛そう~!


そして通し稽古の後にメインキャストの方達から一言づつ動画いただきました♪

宮本大誠さん

高嶺ふぶきさん (取材の音声よくなくてすみません)

曾我泰久さん

白土直子さん(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)

山本崇史さん(PaniCrew)

水木英昭さん(脚本・演出・出演)


公演は2008年5月28日(水)から6月2日(月)まで銀座博品館劇場にて。

眠れぬ夜の電波ハイジャック~銀座でLAZY MIDNIGHT~
原作:松田環
脚本:水木英昭
演出:水木英昭 佐藤浩之
詳細はこちら

※写真掲載は関係者の許可をいただいていますので、無断引用・転載はご遠慮ください

2008年05月16日

08/05/16 東海道四谷怪談@新橋演舞場

2008年5月16日(金) 16:30
東海道四谷怪談
1階13列28番@新橋演舞場

一幕はまさに序章。小さなストーリーがたくさん。
ちょっと登場人物でこんがらがりますが、
この1幕はいろんな役者さんが楽しめる感じですね。
それにしても忠臣蔵の裏ストーリーになっていたとは。
このあたりはイヤホンガイドの解説、めっちゃいいです。
イヤホンガイドおすすめです。

そして本格的展開は、この1幕ラストから2幕!
そういう意味では16:30に間に合わない観客の方たちでも、
2幕からでも充分についていけて楽しめます。

この2幕からがいわゆる四谷怪談、お岩さんです。
今回お岩さん役に中村福助さん。

お岩さん、かわいそすぎです。けなげです。
お歯黒シーン、髪梳きシーンは、ぜひオペラグラスで観たかった(忘れた)。
で、びっくりしたのが、かなり重いシーンの中に、笑いを出すような演出があったこと。
観てる方の気持ちとしては、確かにこの笑いでふっと軽くなるんだけど、
声に出して笑っていいものかどうかにはちょっと抵抗持ってしまいました。
また、この笑いのせいか、その後も、笑いをとるお岩さん的な印象を
ちょっと引きずってしまいましたです。。

あとは、蚊帳まで奪った伊右衛門(中村吉右衛門さん)が花道から退場していく際の拍手。
これは拍手したくないように思うところだったのですが、パラパラと客席からは拍手。
こういう時の拍手は、特にマナーとかルールとかはないんですかね。
基本観客の自主性でOKなのでしょうか。

そういえば、今日は、大向こうさんも少なかったです。
大向こうさんはタイミングと声質がかっちょいい人が叫べば
見得も数倍かっちょよくなりますよね。

今日は一幕と二幕の間の休憩時間におそば食べてみました。
すぐ出てきておすすめです。そてい二幕と三幕の間には最中アイス、お気に入りです♪
ちなみに荷物は地下のロッカーコーナーが比較的すいてました(しかも安い!)。

三幕は盛りだくさん!
仕掛けもなかなか楽しい!中村福助さんの早替わり
戸板返し提灯抜け髪梳き仏壇返しなどの他、短いですが立ち廻りも。

そしてラストシーンの中村福助さんが娘役で登場♪
この娘役の福助さん、かわいいです。
その登場の意図に関する解説はイヤホンガイドの解説に納得。
(ちなみに一番最初のお岩(福助さん)花道登場のシーンもめーっちゃかわいいです。目くりくりです)

最後は口上。おおおお、いい締め!
歌舞伎はじめての人でも楽しめます♪

2008年05月17日

08/05/17 ルドルフ Rudolf The Last Kiss@帝国劇場

2008年5月17日(土) 12:30
ミュージカル ルドルフ Rudolf The Last Kiss
2階E列45番@帝国劇場

二階からのルドルフ、照明が綺麗!
ステージに落ちる照明、馬車シーンで流れる照明、
横に走ってた馬車が歌詞と共にぐるっと、それにともなって照明も、おおおお!
ふわっと集まってくるスポットライト、汽車の煙、
ぜひ一度は二階席からの観劇おすすめです。

そして!2階席はオーケストラピットが見えるのもいい!
指揮者の塩田明弘さんのノリノリ具合♪
観客の動かせない身体を代わりに表現してくれている感じ。
そして、塩田さんの左手がぴっと立つと同時に
パーカッションがどーん、このあたりの視覚も楽しいです♪
ドラム、スネア、本当に気持ちいい。曲最高~!
またもや頭の中ぐるぐるまわってます。

ファイファー、浦井健治さん、やっぱりいい役だー。
彼の歌うメロディーがまた素敵。そしてあのお辞儀が好きです。
1幕、後ろで大きく口開けて上手側にはける部分、
前回は見切れてて見えてませんでした。
そういえば、前回みえないーって思ってた
1幕の男性アンサンブルのステージ後方でのダンス、なくなりました?あれ?

井上芳雄さん、ほんと、なんて素敵な役者さんなのでしょう。
皇太子の気品さ、そして高音部のあたたかい包まれるように響く歌声も好き!

マリーの笹本玲奈さん、一幕ラストの「愛してる それだけ(Only Love)」、
今日は聴いてて、最初顔に鳥肌がたって、全身に広がっていきました。
いいっ曲も歌声も最高!SEMPOの時みたいににぜーひー幕間でCD売ってほしい。

そしてこの二人のデュエット曲がまた素敵!
CD出して。ほんとぜひ出して。

ラリッシュの香寿たつきさんの歌声や演技も見とれます。
1幕そのラリッシュ、マリー、女性アンサンブルシーンの曲や振付好き!
(曲は、M06の「美しき戦争」でしょうか?買い物シーンの曲です)

岡幸二郎さんは光ってますねぇ。悪役なのに、かっこいい。

前回観劇時に比べて、セリフや歌声はかなり聞こえやすくなってました!
ちょっと効果かけすぎ?と思うくらい。でも聞き取りやすくなってました。
ただ一点、オケの演奏が入り始める前に、スピーカーがONになった
ってのがわかってしまってスピーカーから「ジジジジ・・・」という音が
聴こえてしまうのだけがほんのちょっと残念でございました。

2階から観た照明は本当に綺麗だったんですが、
一方でちょっとセットは平面的に見えてしまった感も。

今回、エリザベートを観たことのない方が隣にいらして、
感想を聞いたんですが、1幕、ストーリーを追おうとすると
よくわからなくなったとのこと。うん、確かに。そうかも。
1幕はシーンも多いので、その各シーン各シーンを楽しむ感じで
いいんじゃないかなーと。1幕の展開がよくわからなくても、
ルドルフの位置づけさえわかっていれば、二幕は自然と楽しめます。
(実際その隣の方、二幕はかなり楽しまれてました)

さて、今日思った点をいくつか箇条書きで。
・ステファニー(知念里奈さん)、ルドルフ好き好きなんですよね。
 そのステファニーさん、歌い終わった後、しばらくステージ上にいますよね。
 その後途中ですっと立ち上がって上手にはけますが、あのタイミングと演出がよくわからないです。
・ラストシーンで、ステージ前方に穴があくのが二階席ではちょっと気になったりします
 (ファイファーの穴ですかね)
・二幕、エリザベートが一瞬出てくる演出エリザベート観てる人には面白い。
 コルフ島へ行かれるのでしょうか。
・セットを動かす黒子さんがあまりにも見えまくりで、うーん。
・カーテンコールで下手側の方達が順番にぴょんぴょんジャンプしてはけていくの楽しい。
 中でもファイファー浦井健治さんのぴょんっがよかった♪

そしてカテコの最後の井上芳雄さん&笹本玲奈さん再登場もいいですね。
今日は二階に投げキッス、その後一階に投げキッス、
そしてもう一度二階に投げキッスしたはりました。
18日夜の井上君トークショー、聞きたかったなぁ。。。

あと1回は観にいきたい!!

お願い!ぜひCD出して下さい!

5/27 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階G列センター)
5/17 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階E列サブセンター)
5/7 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(1階N列端)
4/28 おけぴ管理人 ルドルフオケ練潜入レポ♪

2008年05月27日

08/05/27 ルドルフ The Last Kiss@帝国劇場

2008年5月27日(火) 18:30
ルドルフ
2階G列35番@帝国劇場

はまってます♪
頭の中から曲が離れません♪
特に印象に残ってしまってるのが
1幕のM6「美しき戦争」。
ラリッシュ(香寿たつきさん)が歌い始め、
マリー(笹本玲奈さん)が受け継ぎ、女性アンサンブルで
歌いついでいくあのリズミカルで行進的な旋律と
印象的な振付がずっと頭にこびりついてます。

次に好きなのが2幕M27「明日への階段」。
曲が気持ちいい!
このシーンのルドルフ(井上芳雄さん)の演説シーン、
ほんとうに若きリーダーという感じで一緒に聴いてる民衆の
気持ちになれます。でそれを表現するあの合間に入るオケの盛り上げフレーズがいい!
このシーン、誰に焦点あてて見ようかとっても迷います。
指揮者の塩田明弘さんを見てても気持ちいいし、
井上芳雄さんはもちろん見たいし、アンサンブルみてても楽しいし、
オーケストラピットの奏者さんみてても浸れていいんです。
一方で、舞台上手で冷静にその様子を見てたたずんでいる
ラリッシュの香寿たつきさんの表情がまたなんともいえずいい。
そしてこのシーンの終わり方が綺麗!
一同固まったままの状態のところに、ファイファー(浦井健治さん)が
幕を閉めるんだけど、その締め切る最後の瞬間のファイファーの
肩を落とした姿勢というか雰囲気がとても悲しげで印象的でした。

その次にお気に入りなのが2幕M33「ただ君のために」。
あの階段シーンでマリーが登って来た絶妙なタイミングで
入るあの出だしのフレーズがめちゃめちゃ好きです。素晴らしい!
そしてその後のルドルフ&マリーのデュエット♪
ちなみにこのシーンの前にマリーが汽車にのろうと階段降りていく時、
階段降りきる前に汽車がスタートしてた感じですよね。
あそこはやっぱり降りきって、あぁ乗ったかなと思わせてほしい。
あれじゃぁ走っても間に合わないよなぁとか思いながら見てました。
(実際そうだから結果的にはいいのですが・・・)

そしてもちろん忘れてならないのが1幕ラストのマリー
笹本玲奈さんのソロ、M20「愛してる、それだけ」。
毎回鳥肌です。オペラグラス使わずに全身で感じてます。
照明がグイーンって中央によってきて、もうステージから
気持ちいいオーラがばんばん飛んできます。

その他にもほんとに曲がいい!
ちなみに今日いいなと思ったのは、二幕、ターフェ(岡幸二郎さん)の曲、
(多分、M21、命令次第)。この曲のアンサンブルの肩を前後に揺らす振付が好きです。

そして今日は、フランツ役の壤晴彦さんに魅せられました!1幕冒頭のシーンから
息子を失った悲しみが舞台上手側からひしひしと伝わってきました。
その直後のあの低音のお声。前聴いた時は、んーって思ってましたが
今日、とーってもよかった。フランツの思い、フランツの苦悩などが
歌声や表情に乗せて伝わってきました。拍手!

それとステファニー、知念里奈さんがいい感じでした!
二幕あのソロを歌い終わって赤い幕の中で泣いた後、
下手でフランツとルドルフが話している途中
立ち去るあの立ち去り方、すくっと立ち上がって、
涙をぬぐって、すそをぱっとはたいて、
姿勢をただして気丈に振舞おうと立ち去るあのお姿、
あれは胸を打たれました。前回も同じ振る舞いしてたようにも思うのですが、
前観た時は、ただ立って去ったって感じに思えてたのですが、今日は違いました。
舞台全般的に、ちょっとステファニーの気持ち側に立ってしまった位です。
最後の舞踏会でのルドルフとステファニーのやりとりを見てると心が痛かった。

今日は前回に引き続き2階席でしたが、今回は2階G列35番、
そう、センターだったので、舞台全体がほんとによくみれて、
端の方の細かな動きとかもよく見えました。例えば

・二幕で階段シーンでマリーが戻ってきた後、上手側の
 ブラットフィッシュ(三谷六九さん)が、
 よしよしっという感じで腕を上下に振って立ち去っていかはったように見えました
・スケート場シーンで、上手側でラリッシュとブラットフィッシュの会話が気になる
・ローニャイ(砂川直人さん)、
 1幕馬車シーンの下手でもあのようなやりとりがあったんですねー
・二幕冒頭の浦井健治さんの動きが好き♪
・娼婦宿のシーンで、ぼうや~っといじられる若い男性、
 ふとプログラム見たら、この小野田龍之介さん(ですよね?)、
 なんとほんとに16歳!!
・二幕ラスト、ルドルフとマリーの間を、交差しながらエピローグ的なことを
 語っていくシーン、今日はとーってもはっきり聞こえました。もちろん最後は
 他の人の会話と重なるのでちゃんとは聞こえないんですが、あれ、全部知りたいなー。

なんか、前観た時から、位置やセリフや振付が変わったように思うのですが、
前回ちゃんと見れてなかったのか、実際変わったのか。。。
今日の、とてもよかったんですね。ほんとになんというか、それぞれのキャストさんが
そのキャラクターにずっぽりと入り込んでる感じで。

そしてファイファー、浦井健治さん、
最後、オペラグラスでじーっと見てたんですが、幕降りる瞬間、
本当に人形になっちゃったように見えました。表情がなんともいえず、いい!!
この作品、ファイファー、マイベストヒットキャラクターでございます!

というわけで、全てがお気に入りになってしまいましたルドルフ。
公演は6月1日!まで。うーん、もう1度観たい。観ておきたい。
曲が頭から離れません。
頭の中で(覚えてる部分だけが)リピート再生されてます。
あのバイオリンやオーボエのやさしい旋律も、また聴きたい。
そうそう、オーケストラピット上手側の多分手前側が
ドラムエリアだと思うんですが、今回の曲達、私としてはドラムが
たまらなく好きで、小出じろうさんが
ドラムやスネアを叩いておられるところをぜひみたかったなぁ。
残念ながら死角で見えず、シンバルだけ見えました・・・

ぜひともCD出して下さい!!
そしてぜひルドルフのコンサートバージョンやってほしいです!

5/27 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階G列センター)
5/17 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階E列サブセンター)
5/7 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(1階N列端)
4/28 おけぴ管理人 ルドルフオケ練潜入レポ♪

お、なんと、全部7のつく日に観てる♪(オケ練だけが8だ・・・)

2008年05月28日

08/05/28 THE CONVOY SHOW うみわたれ@和光市文化センター

2008年5月28日(水) 19:00
EPONINE presents
THE CONVOY SHOW vol.27
「うみわたれ」ゲネプロレポ
和光市文化センター

元気がもらえて、その元気を誰かにもあげたい、
観終わった後、自然とそんな気持ちになりました!
心がさささーっと洗われるような気持ち。まさに雨があがった感じ!!

舞台は古ぼけたアパート。
そこに住む一人一人の描かれ方が実にあったかい!
季節が春から夏、そして秋、イブへと進展するにつれて変わるセットや衣装、
キャストを包みこむ照明がこれまた優しくて綺麗~。

大きなストーリーが展開するというよりは、
登場人物一人一人のストーリーがすまけいさんを中心として
キャラクターを前面に出しつつ、うまーく絡み合っていく感じ。
前半は瀬下尚人さん炸裂です!(笑!)
ストーリー的な印象は、身近なようで身近じゃない、不思議な感じ。
なんだろう、平均年齢45歳(!)の男達が古いアパートに住んでいる
という設定だからかな(笑)。余談ですが、私が学生時代、アメリカの
ユースホステルに旅行で少し滞在してた時をちょっと思い出しました。
(そのユースでは、それこそ50歳位の人が長期間住みこんでたり
ユースの共同部屋からスーツ着て会社に毎日出勤してる人もいて衝撃でした)

それにしても平均年齢45歳って全然感じないです。
みんな若い!若いんです!特に今村ねずみさんが若い!

そして!息つく暇なく展開するパフォーマンスも満載!
スパニッシュ系の音楽にのったダンスをはじめ、ソロダンスもたっぷり、
ソロTAPのメドレーの後はきっと本番は客席から大きな拍手起きること間違いないっ!
今日は私も心の中でワーッと盛り上がっていたものの
(ゲネはほとんど客席に人いないので小心者の私は)小さく拍手してました(照)。

私が特に気にいったのが、瀬下尚人さんのさりげなくはじまる椅子TAP。
コツコツコツコツチーンッの、あの「チーンッ」が気持ちいいです♪
今村ねずみさんのドラムと瀬下尚人さんのTAPの共演も楽しい!
(部屋の細い柱でドラムを叩いている今村さんの顔が丁度見えなかったのが残念!)

ダンスやタップ以外にも、歌あり、楽器演奏ありで、これぞ「多彩」!
黒須洋壬さんがたたいているあの楽器は何なんでしょうか)
うみわたれ~の曲(曲名なんでしょう?)を歌っている時の表情が
皆さんとっても素敵。そしていい歌声~♪♪

すまけいさんの語り!手紙!いいっです!ラスト注目です。
ジーーーーーーンっときました。いい終わり方だー。

ちなみに、劇中に出てくるのですが、
眠ってるときに見る夢と、思い描く夢、なぜ同じ「夢」という文字なのか・・・
そんな「夢」について、いろいろと考えてしまいますよ。

私も観劇後、
自分のやりたいことや何かはじめてみようかなっていう気持ちには
年齢なんて関係ないんだよねっという思いが改めて芽生え、
ふと、私自身のやりたいことって何かなぁなんて考えてみまして、
やっぱり観劇だなぁなどと思いながらルンルンと帰路につく管理人でありました♪

そして今度旅行に出た時には、足が弱くなってしまったおばーちゃんに
絵葉書を出そうと思ったのでありました。

■公演情報

EPONINE presents
THE CONVOY SHOW vol.27
うみわたれ

5/29の和光市文化センターからはじまり、青山劇場(5/31-6/15)、
北海道厚生年金会館(6/19)、新潟市民芸術文化会館(6/21-22)、
君津市民文化ホール(6/25)、愛知県勤労会館(6/27-29)、
広島アステールプラザ(7/1)、宮城県民会館(7/4)、
シアターBRAVA!(大阪。7/9-7/13)、熊本県立劇場(7/15)、長崎市公会堂(7/17)と
全国11ヶ所31公演に及ぶ大規模ツアー!
(チケットぴあの購入ページはこちら

作・構成・演出:今村ねずみ
出演:
 瀬下尚人
 石坂 勇
 舘形比呂
 徳永邦治
 黒須洋壬
 今村ねずみ
 すま けい

THE CONVOY SHOW 公式HP

※主催側からご提供いただいた写真を許可をいただいて掲載していますので、無断引用・転載はご遠慮ください

2008年05月30日

08/05/30 赤毛のアン@自由劇場

2008年5月30日(金) 18:30
劇団四季 赤毛のアン
1階9列5番@自由劇場

久々の劇団四季観劇。
赤毛のアンは、2002年に野村玲子さんで観て以来。
楽しかったー!帰りの足取りがとーっても軽いです♪
(雨でめちゃめちゃ寒い日でしたが・・)

今回のアンは、吉沢梨絵さん。いいっ!めっちゃいい!
高く出される声は、野村玲子さんの声だーって思って聴いてましたが、
私的には時々発声される低めの部分の声が好き!
表情、笑顔、しぐさ、そして瞳!あの半円になる目!たまりませんです。
とにかくしゃべりまくるアン、そのものでした!
そして特に私が気にいってしまったのが、吉沢梨絵さんのダンス。
みてて気持ちいい。足あげ(なんていうんですかね)や足さばきが、
ひゅっとひゅっと実に軽やかで、音が全然しないんです。
ドタドタという音が聞こえないこの無音がまた気持ちいい!
(その他のシーンでもこの演目、ほとんど足音が聞こえないんですよね。
 唯一ドタドタという音が聞こえたのはカーテンコールで
 アンサンブルキャストが集合する時くらい!)

マシューの日下武史さん、味ありまくり!階段後ろ向きとか、
いつもは気になってしまうような長ーい間が、なんか心地いい。
ごにょごにょ口ごもってしまうのとかも楽しい。
ラストのあの一瞬手前の微笑み、印象的です。

そしてマリラ役の木村不時子さん。
ラストの椅子での語りはジーンときてしまいますねぇ。

ギルバートは石井雅登さん。低く甘い歌声♪好青年♪

有賀光一さん、久々に拝見!変わらない!実にさわやか!!!
動き気持ちいい!

そして友人ダイアナ役の五十嵐可絵さん。いいですねー。
アンと本当に仲いい感じでした。酔うシーンがまたお見事っ!
ちなみにダイアナのお母さんは斉藤昭子さん、
夢醒めの老婦人のイメージがこびりついております管理人でございます。

ジョシーの長谷川ゆうりさんもよかった!
学芸会シーンのアメリカンガールのお衣装がお似合いです。

それにしてもこの子供達ががんばって発表している学芸会を
郵便で中断するとは・・・・
この学芸会に来たフィリップス先生とプリシーですが、
そのプリシーを見て私の前に座ってた子供は、お母さんに
「太ったの?」と質問。お母さんちょっと返答に困ってるようでしたが、
そう、これは教育上どうなんだー。

ちなみに私の前の列は子供達多数。反応が素早くて笑うところで笑うので
これはこれで微笑ましいんだけど、子供が笑うと、親が「シーッ!」っと
それを静止してたのですが(別にいいのに)、そのシーッの音の方が気になります。
この演目、子供達にとってはちょっと長いんですかねぇ。
二幕は前の子供さん、少し座席拘束にお疲れのようで、
ごそごそ動いたり半分立ち上がったりしておったのですが、
びっくりしたのは、立ち上がったりするとすかさず劇場スタッフが
親に注意しにきたこと。す、すばやい。

p.s. チラシにある赤毛のアンの吉沢梨絵さんのお写真は
せーっかくの魅力が私にはあーんまり伝わってこないのです。
笑顔やダンスシーンなど、印象的なシーンをみせてくれればなぁと。。
そーしたら情景が目に浮かびまた観にいきたくなるのに・・・と。

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