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08/05/27 ルドルフ The Last Kiss@帝国劇場

2008年5月27日(火) 18:30
ルドルフ
2階G列35番@帝国劇場

はまってます♪
頭の中から曲が離れません♪
特に印象に残ってしまってるのが
1幕のM6「美しき戦争」。
ラリッシュ(香寿たつきさん)が歌い始め、
マリー(笹本玲奈さん)が受け継ぎ、女性アンサンブルで
歌いついでいくあのリズミカルで行進的な旋律と
印象的な振付がずっと頭にこびりついてます。

次に好きなのが2幕M27「明日への階段」。
曲が気持ちいい!
このシーンのルドルフ(井上芳雄さん)の演説シーン、
ほんとうに若きリーダーという感じで一緒に聴いてる民衆の
気持ちになれます。でそれを表現するあの合間に入るオケの盛り上げフレーズがいい!
このシーン、誰に焦点あてて見ようかとっても迷います。
指揮者の塩田明弘さんを見てても気持ちいいし、
井上芳雄さんはもちろん見たいし、アンサンブルみてても楽しいし、
オーケストラピットの奏者さんみてても浸れていいんです。
一方で、舞台上手で冷静にその様子を見てたたずんでいる
ラリッシュの香寿たつきさんの表情がまたなんともいえずいい。
そしてこのシーンの終わり方が綺麗!
一同固まったままの状態のところに、ファイファー(浦井健治さん)が
幕を閉めるんだけど、その締め切る最後の瞬間のファイファーの
肩を落とした姿勢というか雰囲気がとても悲しげで印象的でした。

その次にお気に入りなのが2幕M33「ただ君のために」。
あの階段シーンでマリーが登って来た絶妙なタイミングで
入るあの出だしのフレーズがめちゃめちゃ好きです。素晴らしい!
そしてその後のルドルフ&マリーのデュエット♪
ちなみにこのシーンの前にマリーが汽車にのろうと階段降りていく時、
階段降りきる前に汽車がスタートしてた感じですよね。
あそこはやっぱり降りきって、あぁ乗ったかなと思わせてほしい。
あれじゃぁ走っても間に合わないよなぁとか思いながら見てました。
(実際そうだから結果的にはいいのですが・・・)

そしてもちろん忘れてならないのが1幕ラストのマリー
笹本玲奈さんのソロ、M20「愛してる、それだけ」。
毎回鳥肌です。オペラグラス使わずに全身で感じてます。
照明がグイーンって中央によってきて、もうステージから
気持ちいいオーラがばんばん飛んできます。

その他にもほんとに曲がいい!
ちなみに今日いいなと思ったのは、二幕、ターフェ(岡幸二郎さん)の曲、
(多分、M21、命令次第)。この曲のアンサンブルの肩を前後に揺らす振付が好きです。

そして今日は、フランツ役の壤晴彦さんに魅せられました!1幕冒頭のシーンから
息子を失った悲しみが舞台上手側からひしひしと伝わってきました。
その直後のあの低音のお声。前聴いた時は、んーって思ってましたが
今日、とーってもよかった。フランツの思い、フランツの苦悩などが
歌声や表情に乗せて伝わってきました。拍手!

それとステファニー、知念里奈さんがいい感じでした!
二幕あのソロを歌い終わって赤い幕の中で泣いた後、
下手でフランツとルドルフが話している途中
立ち去るあの立ち去り方、すくっと立ち上がって、
涙をぬぐって、すそをぱっとはたいて、
姿勢をただして気丈に振舞おうと立ち去るあのお姿、
あれは胸を打たれました。前回も同じ振る舞いしてたようにも思うのですが、
前観た時は、ただ立って去ったって感じに思えてたのですが、今日は違いました。
舞台全般的に、ちょっとステファニーの気持ち側に立ってしまった位です。
最後の舞踏会でのルドルフとステファニーのやりとりを見てると心が痛かった。

今日は前回に引き続き2階席でしたが、今回は2階G列35番、
そう、センターだったので、舞台全体がほんとによくみれて、
端の方の細かな動きとかもよく見えました。例えば

・二幕で階段シーンでマリーが戻ってきた後、上手側の
 ブラットフィッシュ(三谷六九さん)が、
 よしよしっという感じで腕を上下に振って立ち去っていかはったように見えました
・スケート場シーンで、上手側でラリッシュとブラットフィッシュの会話が気になる
・ローニャイ(砂川直人さん)、
 1幕馬車シーンの下手でもあのようなやりとりがあったんですねー
・二幕冒頭の浦井健治さんの動きが好き♪
・娼婦宿のシーンで、ぼうや~っといじられる若い男性、
 ふとプログラム見たら、この小野田龍之介さん(ですよね?)、
 なんとほんとに16歳!!
・二幕ラスト、ルドルフとマリーの間を、交差しながらエピローグ的なことを
 語っていくシーン、今日はとーってもはっきり聞こえました。もちろん最後は
 他の人の会話と重なるのでちゃんとは聞こえないんですが、あれ、全部知りたいなー。

なんか、前観た時から、位置やセリフや振付が変わったように思うのですが、
前回ちゃんと見れてなかったのか、実際変わったのか。。。
今日の、とてもよかったんですね。ほんとになんというか、それぞれのキャストさんが
そのキャラクターにずっぽりと入り込んでる感じで。

そしてファイファー、浦井健治さん、
最後、オペラグラスでじーっと見てたんですが、幕降りる瞬間、
本当に人形になっちゃったように見えました。表情がなんともいえず、いい!!
この作品、ファイファー、マイベストヒットキャラクターでございます!

というわけで、全てがお気に入りになってしまいましたルドルフ。
公演は6月1日!まで。うーん、もう1度観たい。観ておきたい。
曲が頭から離れません。
頭の中で(覚えてる部分だけが)リピート再生されてます。
あのバイオリンやオーボエのやさしい旋律も、また聴きたい。
そうそう、オーケストラピット上手側の多分手前側が
ドラムエリアだと思うんですが、今回の曲達、私としてはドラムが
たまらなく好きで、小出じろうさんが
ドラムやスネアを叩いておられるところをぜひみたかったなぁ。
残念ながら死角で見えず、シンバルだけ見えました・・・

ぜひともCD出して下さい!!
そしてぜひルドルフのコンサートバージョンやってほしいです!

5/27 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階G列センター)
5/17 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(2階E列サブセンター)
5/7 おけぴ管理人 ルドルフ観劇レポ(1階N列端)
4/28 おけぴ管理人 ルドルフオケ練潜入レポ♪

お、なんと、全部7のつく日に観てる♪(オケ練だけが8だ・・・)


皆様からのコメント



明日、マチネで3回目のルドルフ観劇予定です。
管理人さんの感想&レポを拝見して、より一層楽しみになりました。ありがとう御座います。
2回観ましたが、まだまだ観れていない部分や気づけていないシーン等たくさんある気がします。
明日と千秋楽観劇で何処まであの世界に入り込めるか楽しみです。



管理人様、こんにちは。
同じ日に観劇してましたよ。
1階F列のセンターという絶好のお席!(照明の綺麗さは見えなくて残念でしたが)
キャスト全員がさらに熱く、より深い演技で堪能しました。
そうそう、おっしゃる通り、女性陣のダンス、かっこいいですね。それに2幕冒頭の岡ターフェの歌とアンサンブルさんのダンス、とっても好きです。上島さんの振り付けは、おしゃれでキレがあっていつも見入ってしまいます。
それに、岡ターフェが井上ルドルフをいたぶるシーンはルドルフの絶叫とも相まって、ぞくぞくしてきます。(それって変ですかね?!)
革命家たちの歌も楽曲のせいか、ドキドキ! 
残る公演もあとわずか。。。
始まってみると1か月なんて”あっ~~”という間ですね。
DVDが無理なら、CD、本当に出してほしい!!です。熱望します。



管理人様へ
楽日は6月1日(日)ですので、皆さんお間違いのように(笑)。

管理人様も本当にはまってますね。
私は既に4回観ました。4回目に初めて二階席で観ました。
あと、明日以降で3回観ます。
本当は毎日でも観たい位です。
とにかく全編歌が素晴らしいです。
メインキャストそれぞれにソロがあってその全員の歌が何とも言えぬほどいいです。

管理人さまの感想も前回とは大分違ってきましたね。
知念さんの演技は初見の初日から2日目のときははっきりとは覚えていないですが、それ以降はずっと今の感じです。
私も、下手のルドルフとフランツ皇帝の会話に対し、上手での暫し泣いた後、すっと立ち上がり涙をぬぐい毅然と去って行く姿に皇太子妃としてのプライドと愛惜を感じ何とも言えぬものを感じます。
そして、ルドルフの方もステファニーの方も全てを見ていた悲しげな表情のファイファーがあの幕を舞台袖に片付けるのですよ。管理人さまご存知でしたか?

私がこのところ心動かされているのが、ツェップス役の畠中洋さんです。
2月の「タンビエットの唄」でも注目していたのですが、本当に今回もその確かな歌唱力と演技力で革命家たちの場面でより説得力が出ています。

ただ、1つ分からないところがあります。
あのルドルフの机にある髑髏の置物です。
ターフェがあの髑髏を手にもしています。
ルドルフの死を暗示しているのでしょうか。
そして、ターフェがルドルフをいたぶる意味で手にしているのでしょうか。

1ヶ月で終演してしまうのが本当に残念です。
再演して欲しいです。



24日(土)ソワレを観劇しました。(3回目)
セリフが増えたり動きが変わったりと、マイナーチェンジされ
とても分かりやすくなっていました。
2階A列という場所のせいかもしれませんが、音もとてもよくて
”ルドルフ”の世界に没頭しました。
今回はフランツ・ヨーゼフのルドルフを思う親心がジーンときました。
厳しいだけじゃないのだ!ホント「親の心、子知らず」
再演しないかしらねー



管理人さんこんにちは。私も嵌ってますぉ。15日と20日に観劇して今晩もう一度見るべきか思案中です。2階席がお勧めですね。照明が本当に美しい。久々のロイヤルものでやはりロイヤルはいいなぁ~。あぁウィーンに行きたい!と思いました。ジキルとハイドの楽曲はすごく好きで、同じ作曲家さんということで期待してました。期待どおりでした。管理人さんの頭の中で回っている曲が私の頭の中でも回っています。1ヶ月弱の公演じゃちょっと勿体無い気がします。芳雄くんと玲奈ちゃんの声は相性がいいし、二人並んで立っていると身長のバランスが絶妙。香寿さんと岡さんがまた素晴らしい。この組み合わせでジキルとハイドの再演があったらいいなぁ。



5月に入っても一枚も持っていなかった公演でしたが、気付いてみれば4回帝劇に足を運んでおりました。
ギリギリまで変更を重ねたとあって、今思えば初日は歌いこまれてなかったなぁと思います。
音楽に嵌りました。いつまでも耳について離れなくて、管理人さんのレポを読んだら「行かねば!」と何かに?突き動かされて4回目のチケット捜索・・・そして無事めぐり会えました。
オケピのある国に生まれて来て良かったぁ~
皆さんと同じく「ルドルフ」再演とCDを発売して欲しいに1票です。



管理人様
細かいレポートのお陰で色んなところに気がついて大変ありがたかったです。
二階末席しか座っていないので、表情なんか諦めて居たんですが、レポート読んでいたら『再演したら何としても表情の見える席で!』と思うようになりました。…嗚呼、後悔先に立たず。

『ジキル&ハイド』以来、塩田さんとワイルドホーンのファンなので、ルドルフに興味もないのにチケットを抑えたんですが、行ってみると嵌りますね。
曲もいいし役者さんも素晴らしかったです。
ちょっとルドルフが『理想だけの甘ちゃん』(古臭い言い方ですみません)に見えなくも無い処だけがひっかかってますけど、井上ルドルフ、爽やかでいいですね。
文句なしに美しいマリイや、厳しいけれど愛情深いフランツ・ヨーゼフ父上、カッコよすぎる首相から素敵なお姐さんラリッシュ、全員挙げたらキリ無いですが、彼らが生きるこの舞台が大好きです。

もうちょっと見たいけれど、5/31夜公演を見たら皆様お疲れの様でした。
個人的には塩田さんが時々(振りながら)肩を押さえていたのが一番気掛かりでしたけど。
皆様一ヶ月公演用にペース配分してらっしゃるんでしょうが、名残惜しいですが一旦ここでクローズして、再演でまた輝いて頂きましょう!

再演&CD発売、心待ちにしています!
…と、ついでに井上くんジキル、浦井くんハイドとか考えてくれませんかね、東宝様。



5月17日に見て、ぐるぐるしていたので、結果千秋楽まで計5回見ることになりました。
22日は2階B席後ろは壁。とにかく宝塚のA席より遠いけどよく見えるし、照明がきれい。馬車のシーンとか2階の方がいいかも。
28日は1階A席、音楽が分かってきて…。もう一回行きたい!
31日前楽夜、当日オケピ様で購入し、1階S席、この回がぜんぜんいままでと違うなと。役者さん力の入れ方が違う!!ちょっと声がかれた感じもありましたが、圧巻。
そしてオークションでとった千秋楽は2階A席。ちょっと遠いけどもう、歌が全部よくてよくて、演技もパワーアップしてるし、2階で2回見ましたが、音は2回の方がクリア?ではないですか?
カーテンコール後の井上さんのお話とおり、初演が故に役者さんもこのミュージカルの中で成長したり変化したのだと思います。はまってしまい、頭の中をそれぞれの方の声で、いろいろな場面の歌が交代で回り続けています。
CD買えないと困りますよね。
良いミュージカルに出逢えて幸せな日々でした。
出演された方々ご苦労様でした。再演してください。

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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