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2010年02月 アーカイブ

2010年02月03日

10/02/03 宝塚宙組カサブランカ@東京宝塚劇場

2010年2月3日(水) 13:30
宝塚歌劇団宙組カサブランカ
@東京宝塚劇場

一幕ラストのファーーラbソッラbソーファドベラbーという
フレーズが、いまだに頭の中を流れてます。
あの一幕ラスト、幕が下りて暗くなってから、
大空祐飛さんが暗い銀橋を歩いて上手に去っていく演出もいいっ!

前回は2階B席で観たのですが、
今回は1階前方席!
細かい仕草や小芝居がとても楽しかった!
小芝居好きにはたまりませんです。

全体にわたって見せ場がほんとたっぷり!
セット、照明、音楽もその見せ場をうまーく演出!
銀橋にずらっと並んでのシーン、
娘役さんのフリフリなダンス、
男役さんのピンクな羽のダンス、
かわいくて、かっこよくて・・・
全員ひとりひとり見ていたいー♪

リック大空祐飛さん♪
列車シーンのトレンチコートと帽子、かっこよすぎです!
スっと通った鼻筋と、あの目が素敵♪
”君の瞳に乾杯”と初めて言うシーンは
観てるこっちも、いつ言うの、いつ言うのとドキドキしますが、
そのひっぱり方、間もうまいっ!
でそのセリフの後のチンって音がまたいいです♪
それにしても過去を振り返らないといいつつ、
イルザにかーなーりー未練もってたんですねリックは。。

イルザ(野々すみ花さん)も、あの時あの選択した割には
そこでリックにそうなっちゃうのーとも思ったりして。。
ラズロはあんなにイルザが好きなのにーーーー。

そのラズロ蘭寿とむさん、前回B席の時は登場シーンが
そんなに多くないのではと思ってたんですが、
今回はたーっぷりと堪能しました。
多分2階後列だと、舞台上にラズロがいても、歌ったり話したりしないと、
遠すぎてそれをラズロだと脳が認識しないので記憶にも残りにくいんでしょうね。
二幕冒頭の蘭寿とむさんはは素敵すぎでした!

北翔海莉さんのルノー大尉、信用できるようなできないようなにくめない男!
そのキャラ具合がほんと楽しいです。
細かな表情の切替や、銀橋の帽子落下シーン、
バーで胴回りが大きくて座りにくそうにしてる様子などまでたっぷり堪能。
驚きの表情や悔しさの表情は何度みても楽しいし、
ラスト、リックとイルザが話しているのを、
電話の横で聞いてる時の表情とかもグっときます。

凪七瑠海さんと花影アリスさんのカップルがこれまた素敵。
美しい。声も見た目も美しい~。
そして、このお二人とリックが絡むルーレット22のシーン。
リック、かっこよすぎです。
「そのままで」。
言ってみたい。。そして言われてみたい。。

イヴォンヌ(純矢ちとせさん)の絡みも楽しいっ!
この演目、一人一人に役柄がちゃんと設定されているので、
ほんと見所が多い!
SPOTあてたい人が多すぎる!

ラストシーンは、前回より、さらにジーンとしてしまいました。
前回は、友情のけいひ?経費??って思ってたんですが、
そっか、そういうことなのねとすっと納得。
このラストシーン大好きです。
それを後押しする飛行機の映像も、タラップで乗るところから
飛び立つところ、飛び立った後まで、芸が細かいっ。
(セットといえば、車がキュルキュルと走ってくるのも見物)

お芝居の後のショーは短いですが、
ロケットで、男役と娘役が交差して出てくる見せ方も楽しいし、
短いながらもテンポ感あって、踊りも素敵!
最後のエトワールの七瀬りりこさん、最後の高音素晴らしい!
前回聴いた時より、スコーンと当たっていて、鳥肌きました♪

7日で終わってしまいますが、もう一度観に行こうかなぁ。。と計画中です。

10/02/03 飛龍伝@新橋演舞場

2010年2月3日(水) 18:30
飛龍伝@新橋演舞場

73年の早稲田大学演劇研究会のアトリエでの初演以来、
旬な女優を主演に迎えて上演を重ねてきた
つかこうへいさんの「飛龍伝」。

今回は主役、全共闘40万人を率いる委員長に黒木メイサさん。
殺陣が美しい、そして綺麗!!
かわいこぶりっこな演技も素敵でございました。
そしてラストのラストのあの衣装はまぶしかった!

冒頭、丸い眼鏡をかけたぶさいくな娘として登場し、
矢部太郎さんとの絡みはかなり体当たり、
そして展開がちょー早い!

東幹久さんの三枚目っぷりも堪能できます(あのCM話が!)

黒木メイサさんの故郷沖縄もストーリーに盛り込まれ、
殺陣満載、アクション、シンプルなセット、独特の発声、
立ち姿、衣装(ジャージ!)、音楽、踊り、照明、展開など、
つかこうへいワールド全開な印象の舞台でした。

そして終演後は、節分パフォーマンスが。
お豆さん、いただきました♪

2010年02月05日

10/02/05 宝塚宙組カサブランカ@東京宝塚劇場

2010年2月5日(金) 13:30
宝塚宙組 カサブランカ
立見席@東京宝塚劇場

当日券は10時からの販売で、
11時にいったら立見席ならありますよということで購入。
なんと1500円!これはお得でございます。

場所は2階の最後方ですが、手すりにもあるし、
最初から最後まで、全体を観つつ、オペラクラスを片手に
細部までじっくり観劇することができました。

この演目、一つ一つのセリフがかっこいいんです。
そして、音楽がまたいいフレーズなんですよね。

登場してくる人ひとりひとりが印象に残る舞台です。
今日は、列車の鉄道員の方がとてもかっこよく見えました。

そして!本日のMY注目の人物はサム(萬あきらさん)!
一幕、トップ二人が銀橋で歌っている時のサムに
若干スポットが当たっていたので、オペラで観ていたら、

ピアノを弾いているサムに、ドレスの女性が近づいていき。。
ん?
んん?
お、サムが立った。
二人が手を握った。
その手を絡ませた。
二人が鼻をごっつんこした!
頭もつきあわした!

とそこへナチスが。
あーいいところで。。
でも手を握ったままだ。。あ、離した。。

みたいになんかとても細かい部分まで堪能できました。
これも2階後方で全体を観ながら細部を観察できたからかなと思います。

そしてリックのカフェや市場のシーン、
みなさん小芝居しまくりでこれが楽しいのなんの。
市場では、行商人が物を売りまくってました。

そして、今日もラストのエトワール、七瀬りりこさん、いい声~♪
突き抜けます♪♪

カサブランカ、好きだーこの作品。もう終わってしまうー。
DVDを買う!

2010年02月07日

10/02/07 ミュージカル座「タイム・フライズ」稽古場レポ

2010年2月7日(日) 15:00
ミュージカル座「タイム・フライズ」稽古場レポ

ミュージカル座創立15周年記念公演
新作ミュージカル「タイム・フライズ」の
通し稽古を拝見してきました♪
(中本さん松原さん菊地さん上條さんのインタビュー動画も本レポ最後に!)

熱く沸き立つようなミュージカルです!
まずは冒頭から、曲の迫力、歌声の迫力がドーーーーーーーーーン!
セリフや歌声を盛り上げる音楽がいいっ! (音楽は玉麻尚一さん♪)

とキャスティングが見事、登場人物の性格にとてもあってる!
なので、いろんなペアの絡みがとにかく面白いっ!

まずは主人公でもある平成の大学生コンビ(中本吉成さんと松原剛志さん)。
登場シーンのお二人のあのお姿はぜひ劇場でご堪能下さい!
コミカルなシーンも満載ですよ。

上條恒さん、豪快です。歌声も仕草もピーナッツも!!

櫻井太郎さん(下の写真左側の赤いジャージ)、熱いです!

武者真由さんもHOTです、キャラクター大好きです♪
おっギターを弾いてるのは麻田キョウヤさん♪

学生リーダー役の菊地まさはるさんがビシっ!!

機動隊と学生とのシーンは迫力満点!歌声の迫力がまたすごい!
(呆然としてる平成っこの学生二人の姿もみえますね)

パソコンや携帯電話をはじめ、昭和43年の流行や言葉など、
昭和と平成の違いが舞台中、随所にコミカルに登場してくるところも楽しい!
当時を知ってる方も知らない方も面白く楽しめる内容なので
ご家族みんなで一緒に観に行ったら観劇後はきっと盛り上がると思いますよ。

ストーリー的には、平成の今、就職活動苦戦中の二人の学生が、
ある場所で、昭和43年にタイムスリップ!
この二人が、昭和の時代の人々(!?)と出会うことで、
変化していく気持ち、またその気持ちがこもった歌が見所、聴き所です。

作曲・音楽監督は、玉麻尚一さん。
この音楽がとってもいいんでございます♪
ソロはもちろん、デュエット、合唱をはじめ、
フォークソングあり、生ギターあり、肩を組んでの合唱あり♪

脚本・作詞・演出は竹本敏彰さん。
笑いあり、涙あり、熱いHOTなミュージカルです。
今回のお稽古を拝見して、初の通し稽古とは思えないくらい、
通し稽古終了後に気分が高揚しました。
ここから更に進化して、さらに照明や衣装、
セット(盆が回転!)がどう演出されていくか、
これはみなさんぜひ劇場にてお楽しみに!

見終わった後、気持ちがぐわっと沸き立ってくるミュージカルです。
そして、動画インタビューで上條さんもおっしゃっているのですが、
そんな熱い、HOTな中に、素敵な物語が散りばめられている作品です。
今の平成の世の自分たちを考えさせてくれるお話でもあると思います。
とにかく熱い舞台「タイム・フライズ」。

公演は2010年2月18日から2月23日まで、シアター1010にて。

そして、お待たせしました。
お稽古の後に、中本さん松原さん菊地さん上條さんに
インタビューさせていただきました。
今回は特別ノーカットにてお届けいたします。
松原さんが噛んでる部分もすーべーてーそのままお届けします♪
最後におまけ映像もいれておりますので、最後までたーっぷりとお聴き下さい。
(11:20頃の上條さんからのメッセージはぜひ聴いて頂きたいです)



2010年02月09日

10/02/09-11 管理人福岡遠征レポ with 塩田明弘さん

2010年2月9日から11日
管理人初の博多遠征〜塩田明弘さん密着レポ〜

博多座いい劇場だよーといろいろな人から聞き、
一度行ってみたいと思ってたところに、
ミュージカル指揮者の塩田明弘さんが
博多に行かれるという情報をキャッチ。
取材同行という形で、ご一緒させていただきました!

急遽決まったので飛行機&ホテルは前日パックで予約。
ただ飛行機は朝6:40発しかないとのこと。
は、早い。。。でも、その時間ならもしかして11時開演の博多座観れる?
と思い博多座のページを観たら、C席が最後の1枚!ポチッ!


朝4時台に起床し、いざ出発!
博多は空港と市街地がとても近いのでとても便利ですね。
天神のホテルに荷物を預けて、博多座に到着したのが10:15。

博多座、噂通り雰囲気からしてとっても素敵。
まずロビーが快適、椅子も多い。そして試食が多い(嬉)!
さらにトイレにいってびっくり、ホテルのように綺麗!!
座席も、3階C席で下手側で若干の見切れはありましたが、
肉眼でも楽しめて、客席も快適でした。

最初の演目は、染五郎さんと獅童さんの双蝶々曲輪日記。
シチュエーションがなんとも切なく、母親と息子、義理の息子の
思い合いが胸を打つ舞台でした。

次は亀治郎さんと染五郎さん、獅童さんによる金弊猿島郡。
亀治郎さん、嫉妬感がなんともいえない魅力を放つ清姫!
鬼となっての宙乗りは、3階の私の目の前まで飛んできて、
うん、これは目があったに違いないっ!(そう思って自慢したい)

二幕が終わった休憩時間に塩田さんと合流して、RKBラジオへ移動。
塩田さん、今回なんとラジオ収録が1本、ラジオ生出演が3本の合計4本もご出演。

まず1本目の番組名は「イケイケ!ラジオシティ!」。
ラジオだからリスナーの方は目にみえないんですが、
身振り手振りすごいです。こんな感じです↓

パーソナリティの鬼橋美智子さんと流れるようなトークを繰り広げる塩田さん。
指揮の話から、ミスサイゴンの時に島田誠さんと一緒にラジオで盛り上がった話
(島田誠さんミスサイゴン観にいらしたそうです)、
人のまとめ方から、”指揮者はシェフ”な話、アラフォーな話から、
果てはヴァレンタインにちなんだ恋の話まで及んだ15分の収録でした。
鬼橋美智子さん、ノリがめちゃ楽しい。そして声がいいっ!

その後、スタジオを移動して、夕方のラジオ「富永倫子のノリスタ」に生出演。
ん!?スポーツ系の番組!スポーツ!?
と思うじゃないですか、ところがどっこい、
塩田さん、一回の指揮で2kg位痩せるらしく、
体力、精神力、気力な話から、肩の筋肉の話、足腰の話、保険の話まで及び、
1時間、かーなーりー盛り上がってました(写真は、とっても明るく元気な富永倫子さんと)

その後、ちょっと時間が空いたねということで、博多駅までバスで移動。
改装中の博多駅をお土産もとめて散策。
この10年、年に一ヶ月は指揮で博多に来ているという塩田さん
がおすすめな明太子が「まるきた」の「あごおとし」。

これ、管理人も食べたのですが、めちゃうまでした。
そして、もう一つのオススメが名月堂の「畔摘みもち」。よもぎー!なお餅です。

お土産を買った後はRKBラジオに戻り、
今度は21時からの2時間枠の生放送ラジオ番組「ホークス歌の応援団」。
パーソナリティは昼に続き鬼橋美智子さん、そしてあべやすみさん。

またまた大盛り上がり。この三人のトーク、ノリがほんとによくて
話の持って行き方がめちゃめちゃ楽しく、塩田さんの話題も広がりまくり、
あまりにも面白いので、いったんコーナーが終わった後、
再び塩田さんが登場!「しーんぱーいないさー」と
歌い叫び笑い声が響き渡るスタジオ内でした。
(写真は鬼橋美智子さん、あべやすみさんと塩田さん)

生番組の塩田さんはいつも以上にイキイキと輝きまくってます。
やはりライブ感がお好きなんでしょうね。
そして、指揮者ならではの一面も随所に垣間見えて、
生番組のオンエア中、時計をチェックして時間を考えて話されていたり、
しゃべりながら、ディレクターの指示を誰よりもはやく察知されたりと、
頭がやっぱりマルチ!
(写真はパーソナリティの鬼橋美智子さんとRKBラジオの丸尾昭博さん実藤明子さんと)

そしてこの日は収録後、塩田さんオススメなお店「十八」で食事。
豚しゃぶと豚カツ。美味しそうでしょー!めちゃめちゃ美味しかったですー♪


博多2日目は、午前中フリーだったので、博多の街をぶらぶらしていたのですが、
ふらりとアクロス福岡という綺麗な建物の福岡シンフォニーホールを覗いたら、
上演中で、聞いたらあと10分で終わるとのこと。
値段は1000円!こりゃ聴くべしっと入ってみたら
とても音が心地良いホールで、韓国の方達のアンサンブルによる
冬のソナタ、ウエストサイドのアメリカ、ぽにょの弦楽演奏、大満喫♪♪

午後は博多座会のイベント「ミュージカルの午後♪指揮者・塩田明弘と共に」を見学。
このお茶会、博多座会の会員の方が対象のイベントで、
今回は応募多数で抽選で選ばれた方達が出席。参加者も老若男女幅広い!

そしてこのお茶会がまーなんてお得なんでしょうという内容でした。
塩田さん著書「知識ゼロからのミュージカル入門」のサイン入り本、
ドリンク・ケーキ食べ放題、でこの価格!?という内容。
1時間のトークの後、塩田さんが各テーブルをまわり、舞台の話に華が咲いていました。

ちなみにこの日博多座となりの演劇書のお店で、塩田さんの著書
「知識ゼロからのミュージカル入門」を今まさに買おうとされている方に遭遇。
笑顔の塩田さん、その場で本にサインする一幕も♪


そしていよいよ博多3日目、最終日。
この日は朝から再びRKBラジオへ。
今回の番組パーソナリティーは山本真理子さんと大野尚さん。
テーマはなんと「大人の恋」。こちらにも生出演で1時間!
塩田さん、どんな話題がきても、そこから音楽や指揮の話を
絡めつつ、話ができてしまうところがすごいです。

塩田さんの本職を忘れてしまうくらい恋バナトークは、大盛り上がり。

そしていよいよ今回の最後のイベントで再び博多座へ移動。

今日のイベントは、博多座主催の演劇講座。
お衣装も前日とは変わってます。
場所は博多座の地下のリハーサル室。

満席です。

この日のトーク内容は、劇場指揮者の話から
博多出身の役者さんの話を絡めたミュージカル話まで、客席も笑顔に沸いてました。

そして、メインイベントの歌唱指導!
参加者みんなでエーデルワイスを歌うというものなんですが、
この歌唱指導方法が実にユニークでした。
声楽科出身の指揮者塩田さんならではの解説が満載。
手や肩をこういうふうに動かしてみたらもっと声が出るよ、
それはこれこれこういう理由だから、
という感じで、声帯の構造や発声方法など、
納得できる理由をわかりやすく説明されるので
参加者の方達も実際どんどん声がよくなっていくんです!

そして盛り上がったスタッフも一緒に、全員でエーデルワイスを大合唱♪♪

終わった後は、「知識ゼロからのミュージカル入門」のサイン販売の
行列の長さに塩田さんもびっくりでした。

以上、怒濤の3日間でしたが、
博多、ぜひ近いうちにまた行きたいくらい楽しかったです。
劇場もいいし、食べ物も美味しい!

朝7時発の飛行機だと日帰り観劇も可能な博多座遠征。
(日帰りはさすがにつかれると思いますが)
今年また機会あればいってみたいと思います。

っとここで、
なんと今年の夏に博多座で何か企画ができるかも!という展開に。
詳しくは、塩田さんの月刊シオタクター(登録無料)にご登録いただければ
近いうちにお知らせできると思います!

最後に収録前のおまけ写真。どこにいるかわかります?

2010年02月13日

10/02/13 友情-秋桜のバラード@博品館劇場

2010年2月13日(土)17:00
友情 - 秋桜のバラード
@博品館劇場

生徒さん役の方達の熱演が素晴らしいっ!
一幕から涙いたしました。
特に森山君(藤村直樹さん)が
病床のあゆみ(佐藤葵さん)に
持って行ったあれ。見つめるあゆみ。
ここで涙でございます。。。

いやー、それにしても涙の後の休憩はつらいです。
涙が流れてからちょっと間はあったものの、
客席がぱっと明るくなると、小っ恥ずかしくなり。。
堂々と泣けばいいんですけどね。

一人一人の生徒役の方がほんと熱演されていて、
二幕も熱かった。そしてカテコも熱かった。

大人キャストはしっかり要所要所を押さえるメンバーで、
生徒の演技をしっかり盛り上げてらっしゃる。素晴らしい。
野本先生役はかとうかず子さん。とても素敵な先生!です。
そしてあゆみのお母さんとお父さんには、星奈優里さんと新田純一さん。
あゆみを見つめる目が本物でした。

そして看護婦の花風みらいさん、宝塚元星組の方!
ベッドのあゆみの脇の椅子にじっと座ってるお姿がなんとも
雰囲気がございました。こういう看護婦さんに弱いです。
ダンプ松本さんは、元気なおねーちゃん(笑)でした。

ちなみにアートネイチャーが協賛しているのですが、
あのウィッグ、すごい、よくできてる。。。。
そして二幕皆さんほんといい表情してました。
最後の歌もいいです。

岡野医師役の方は日替わりなんですが、今日は
実際の順天堂大学の、青木晃さんという先生。
20年前の研修医だった頃の白血病患者のお話をされて、
かなり胸に響きました。
(兄弟なら25%の確率で一致するんだそうです)
公演プログラムも50%(500円)が骨髄バンクへの寄付になるそうです。

上演時間は約2時間半(途中休憩あり)
公演は2月28日まで、博品館劇場にて。

2010年02月15日

10/02/15 モリー先生との火曜日稽古場レポ

2010年2月15日(月)17:00
モリー先生との火曜日 稽古場レポ

(右から)土居裕子さん,今拓哉さん,光枝明彦さん、小原孝さん(Pf),真部裕さん(Vn)

贅沢すぎる音楽朗読劇!!!

生音楽に誘導されてスっと吸い込まれるオープニングから
気持ちを解きほぐしてくれるエンディングまで、
この素晴らしさをどう言葉にすればいいのか戸惑ってしまう1時間40分でした。

ストーリーは「ALSという難病に侵されたモリー先生が、
死を目前にしてかつての教え子ミッチ・アルボムに
人生最後の授業を行う」という、アメリカを舞台にした実話です。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、
神経中枢が麻痺して身体中の筋肉が動かなくなって
やがて息もできなくなってしまうという難病...

しかし、モリー先生はそのことを悲観するどころか、
病気になったから気づいたことをミッチに語りかけたり、
昔ミッチに質問した質問をもう一度してみたりして、
「人生の意味」をミッチに熱く語り続けるのです。

そのモリー先生のお話の楽しいこと!
そのことば達の印象的なこと!
重いテーマのはずなのに、
モリー先生のあの愛情に満ちた歓びに満ちた表情!!

そのモリー先生役は、光枝明彦さん。

低音ヴォイス、一言ひとことがしっかり伝わって来るしゃべり方、
低いハッハッハッハッと笑ったときのとっても素敵な笑顔、
まさに気持ちを全身で表現するモリー先生。
本レポ末尾からモリー先生役の光枝さんのラジオ出演の放送内容が聴けます)

モリー先生の教え子ミッチ役には、今拓哉(こんたくや)さん。

今さんがアメリカ人のミッチにしか見えなくなってる管理人です。
さわやかアメリカンな、心に響いてくるハートフルな声の今さん。
身振りや手振り、そして表情にもぜひご注目下さい。

そーしーて!ミッチの妻でプロの歌手ジャニーン役に、土居裕子さん。

もうね、土居裕子さんの魅力を120%堪能できますよ。
歌声もたっぷり! ソロナンバーをはじめ、
今拓哉さんとのデュエットなんて、ハモリ最高でございます。

ちなみに前回の初演時にはなかった新曲も登場!(この新曲が最高なのです)
終始鳥肌モード全開で、聴いていてもう耳が興奮しすぎて大変でした。

土居裕子さんの朗読の声もとっても心地いいんです。
読んでる時の雰囲気も素敵でしょ!

さらにこの音楽朗読劇、何が贅沢か...といいますと
音楽が生演奏で、その生演奏を奏でるのは
日本を代表するピアニストの小原孝さんの素晴らしいピアノと

真部裕さんのしなやかで華のあるバイオリン♪♪

後半、モリー先生が息をするだけでも苦しい状態になるのですが、
その時に、流れてくる音楽がまるでモリー先生の
呼吸のように聞こえてくる場面があります。
引き込まれて、見ているこちらも
気づけば自分の呼吸も合わせているんですよね。

...呼吸をしながら、
モリー先生がミッチに言います。
「あなたにとってのカンペキな日ってどんな日ですか?」
果たして死を目前にしたモリー先生にとってのカンペキな日とは?

「後悔しない生き方をするためにはどうしたらいい?」というミッチの問いに、
「肩に小鳥をとまらせるんだ。」とモリー先生...
果たしてこの言葉の意味とは?

最高の役者3名に、最高の演奏者2名、セットは椅子とテーブルだけ。
シンプルが魅せるこの圧倒的な世界観は一見の価値ありです!
そして言葉だけではなくて、この歌声と音楽が加わることによる効果を
存分に味わうことのできる音楽朗読劇「モリー先生との火曜日」。

難しく考えず、心を開いて、言葉と歌声と音楽を吸い込んできて下さい!

公演は2010年2月25日(木)19:00と26日(金)の14:00/19:00。
有楽町朝日ホールにて。詳細はこちらから。

(追伸)
土居裕子さん演じるジャニーンの「行ってあげて」というセリフと、
最後の波の小話(このシーン大好き)に入っている
「たいへんだ〜!」というセリフがツボでございます。
さらにピンポイントなツボは、デュエット曲の
「決して消えるこーとーないーー」の、「と」が気持ちよすぎでした。
ツボだらけな公演です。


そーしーて!
このモリー先生こと光枝明彦さんがFM世田谷にご出演された
オンエアノーカット版を こちらでお聴きいただけます♪
光枝さんとっても若い素敵な声です!そして内容かなりテンコ盛りです!ぜひお聴き下さい♪

※この公演の収益の一部は日本ALS協会に寄付されます。

2010年02月16日

10/02/16 THE 39 STEPS@シアタークリエ

2010年2月16日(火) 14:00
THE 39 STEPS@シアタークリエ

4人で139役!?
ほんとにーと思ってましたが、ほんとでした!

4人というか、石丸幹二さんは主役のハネイ一役で、
紅一点の高岡早紀さんは三役なので、残り135役を
今村ねずみさんと浅野和之さんが!!

その早替わりのすごさも見所です。
時には一瞬で(笑)
また、時には人間以外のあんなものやこんなものにまで。。

上演時間1時間50分ですので、あっという間です。
舞台、場面がどんどん変わります。
そのセットを動かすのも役者自身。

髪がウェーブでお髭が素敵なハネイ役の石丸幹二さん、ほぼ出ずっぱり♪
コミカルシーンも満載ですよ。
超キュートな高岡早紀さんとのストッキングのシーンはドキドキでした。
高岡早紀さんは、ほんと役柄によっていろんな魅力を醸し出されます。素敵!

CONVOY SHOWの今村ねずみさんのごっつい変装ぶりや、
浅野和之さんの芸達者ぶりは必見!
特にご老人役やホテルの夫婦、最高ー!!

原作はヒッチコック監督の映画「三十九夜」。
音楽効果や照明がとっても雰囲気あり、
パロディも随所に散りばめられますよ。
ヒッチコック映画お約束のヒッチコック監督ご本人のご登場も!?
果たして「39 STEPS」の意味とは!!

笑いのタイプとしては、古典ではあるけど質の高い笑いのネタで、
そのネタを、この4人が実力でネタ以上の笑いに変えている、そんな感じ!

開演前に、演出助手の鈴木ひがしさんが前説をされていて、これがまた面白く、
そして最後にクイズを出題され、手挙げて正解すると、
原作映画のDVDやサイン付きプログラムなどをプレゼントしてました。
こういう前説は楽しいっ!
(公演プログラムの鈴木ひがしさんの稽古場レポートがまたわかりやすくて楽しい!!)

2010年02月17日

10/02/17 天璋院篤姫@明治座

2010年2月17日(水) 14:00
天璋院篤姫@明治座

内山理名さんの篤姫、
愛おしい強さです!

特に最後のあのセリフ、
なんかちょっと切なくなりつつも、
ぎゅっと抱きしめたくなる強さでございますよ。

序盤から終盤にかけて、
どんどんリーダーシップを発揮し、
頼もしくなっていく篤姫。
引き下がりません。強いです。
私もついていきたいって思ってしまいました。

その篤姫が嫁いだのは、徳川家定(今拓哉さん)。
今さん登場するとびしっと引き締まります。
亡くなるシーンは、見せ場でございます。よかった!

篤姫の義理のお父さんが、島津斉彬(西岡徳馬さん)
威厳ある、いかにも藩主!って感じの存在感。
後半のあの篤姫に会いに(!?)くる場面が好きです。

皇女和宮(遠野あすかさん)、宮さんだ!
あのちょこんとした口紅、奔放なわがままぶり、
そして篤姫との関係の変化、これも見所です。

大奥のメンバーは、幾島(香寿たつきさん)、
滝山(高橋かおりさん)、重野(小林綾子さん)ら。
この大奥の面々の衣装、お着物!
とっても美しいです。
しかも、どんどん変わります。
このあたりも”見”どころですね。

ちなみに和宮の側近の庭田嗣子役の山田スミ子さん。
めっちゃ楽しいです。あの和宮を咎める顔の仕草がとっても好き!

そして、あの毒味をさせるな!といっていた子役の子がいい!

ラスト、左右に出る字幕の内容に
ジーンと感動してしまいました。
あぁ和宮、そんな年で。。。あぁ。。。。
そして篤姫も。。。。
重野役の小林綾子さんのストーリーテラー的声が
心地良く切なく響いてきました。

ラストのあのセリフを話してる時の篤姫、内山理名さんの
あの表情がまだ脳裏に残ってます。
と思って、内山理名さんのHPみたら、
トップページのお写真が篤姫と違って、おぉぉと。
さすが女優!!

2010年02月18日

10/02/18 ミュージカル座タイムフライズ@シアター1010

2010年2月18日(木)18:30
ミュージカル座「タイム・フライズ」
(月組公演)@シアター1010

どーーん、オープニングから、大人数で
客席に向かってそびえ立つ若者達。
おおおおお、そこにはバリケードが!!
しかも舞台は回転舞台!

で音楽がさらにドーーーーーン!
玉麻尚一さんの音楽、頭に残りますよ~♪)

菊地まさはるさんの響き渡るシュプレヒコール、
麻田キョウヤさんの、響き渡る雄叫び、
映像も含めてかなりインパクトあるこのオープニングは、
これからこのミュージカル、ずっと学生運動のままなんだろうか
と若干の不安がよぎりますが、ご安心下さい、大丈夫です(笑

舞台は、平成の大学生コンビ(中本吉成さんと松原剛志さん)を
中心に話が展開するんですが、この二人の困った顔が満載!
唖然とした表情、ぽかんとした表情。。みてるうちに、
とっても愛おしくなってきます(楽しくてかわいい)。
(この二人のウルトラマンネタも!!)

昭和43年にタイムスリップするんですが、
二幕なんて、驚くくらい溶け込んでますからね。
さすが平成の大学生、順応性も高いです!(笑)

一方、中盤に登場する上條恒さんのインパクトがめっちゃでかいです。
すごい声力とあの存在感。強引に学生集団に溶け込んでいく様子が楽しい!

そして国友よしひろさん、なんとまぁ長身のスタイル!
ノリノリです!足長いっ!

と、見所満載なこのステージ、
私の個人的注目人物は、園児、瀬梨奈ちゃん役の中里裕美さん(月組のみの出演)
彼女は集団の中で、動きと表情(口あけた時の唇のゆがみ具合が最高)がとっても豊かなので
見つけようと思って観てると比較的すぐわかります(出過ぎない感がまたいい)。
今回は衣装もすごかった。びっくりした。しかも着こなしてる。。おおお。
二人の大学生コンビがティッシュ配ってるシーンに登場する時の衣装、ぜひご注目下さい。
この冒頭だけで数パターン着替えて登場されてたと思います。
表側に出てくるシーンとしては、幼稚園児の中央で身体を反ってゴツンしてしまう場面。
さらに、ラスト近くで「メヴィウス起きたー」のシーン。いいわー。楽しすぎる。
歌い方も気持ちいいんですよね。
モコモココロコロした感じなんですが、動きをみてると意外にすばしっこいのも楽しい。
稽古場レポの写真でいうとこの写真。中本さんと松原さんに挟まれて口をぷくーっと膨らませてる女性です)

このお話、稽古場レポの動画インタビューの中で、上條さんが
おっしゃってた通り、熱いだけの学生運動の舞台ではありません。
その中に、ほっこりあたたまるお話や、当時の様子、
ひとりひとりの物語や交流、親子の話!?などが描かれてるんですね。

素敵な歌声もたくさん聞けますよ。
中でも穂積由香さん(月組のみご出演)の歌声が特に気持ちよかったです♪

エピローグもジーンときます。
菊地まさはるさん、もみあげすごいです(笑)

昭和な時代を感じて平成の時代を考える、
そんな熱いHOTな舞台です。
ターーイムフラーーイズ!

上演時間は約2時間半。
公演は2月23日までシアター1010にて!

p.s. 公演プログラムに、ミュージカル座15年の歩みが
書かれていて、今回の脚本・作詞・演出の竹本敏彰さんが
ミュージカル座に入るきっかけのエピソードが面白かったです。

2010年02月19日

10/02/19 よしもとプリンスシアター本公演

2010年2月19日(金)14:00
よしもとプリンスシアター本公演(第一部)

思い切り笑ってきました♪

二本立てで、
前半は、コントや漫才。
後半は、吉本新喜劇。

この前半、今日の出演は
はんにゃライセンス森三中
しずるパンクブーブー博多華丸・大吉
全組面白かった!
中でもパンクブーブー、最高でした。
別れ際の話、最高です。
特に、総武駅、満員というあのたたみかけ展開に
涙がドバドバながれて笑ってしまいました。
おもろすぎる!

一人約10分なので、かーなーりー堪能できます。
中でも客席の反応を取り込んだり、アドリブ感で
うまくもっていく展開はさすが。

また、ステージが、ちょっと高い位置にあるので、
前の人の頭も全然気にならない。
さらにステージがとっても近く感じるんですよねー。

後半の新喜劇(お芝居)は、若手から、池乃めだかさんらベテランまでいて、
たくさん登場するので、きっとその中から、あっこの人おもろいって人が
見つかると思いますよ。今日は、芸能会社のあの二人がおもろかった!

お客さんの年齢層も若い方を中心に、比較的幅広く
(やはり女性が多いですが)、ツボが人によって違うので
あっちで笑い声、こっちで笑い声が起きるので、
タイミングを気にせず、思い切り自分の笑いたいタイミングで笑えました。
(ただタイミングを思い切り外すと、アドリブでステージからつっこまれたりも笑)

やっぱりライブ、いいです。
笑いの沸点がかなり低くなるので、
笑いすぎて涙が出ました。
しかもかなりドバドバと。

上演時間は休憩含めて約2時間。

前売りだと3500円で観れます。
日替わりで出演者も違うので事前にHPなどでチェックしてからいきましょー!

p.s. 笑うと、免疫力も高まるんですってね。

2010年02月20日

10/02/20 TSミュージカル Garantido 東京芸術劇場中ホール

2010年2月20日(土)13:00
TSミュージカルファンデーション
Garantido ガランチード - 生きた証 -
@東京芸術劇場中ホール

12人の素敵なメンバー全員が熱演な舞台です!
中でも坂元健児さんの魅力が光りまくる舞台でした。

劇中の劇団が追悼公演として上演(劇中劇)するのが「Garantido」、
日系ブラジル移民達の苦闘の話なんですね。
この構成が実に秀逸、劇中劇という感じでありながら、
別の舞台を描いているように進行するんです。

わかりやすく、衣装も違うので(劇団員の時は稽古着)、
混乱せずにみれますし、
なにより、この二つの世界の対比がとても興味深いんです。

劇団内では、団員達の間で分裂しかかっている状態、
一方戦後ブラジルの世界では、皆が一致団結しようとしてる状態。

この二つの世界が、リンクしていき、
スーーっとつながっていくんです。
特にこの二幕の展開はどうぞお楽しみに。
えーーーっと思っている間に展開していきますよ。

坂元健児さんはストーリーテラー的役割も担い、
少し客観的にひいた形で進行するのですが、
とにかく見せ場がめちゃめちゃあります。
歌声は高らかに響き渡り、
大海原のCGをバックに歌うシーンは脳裏に焼き付いてます。

そしてカポエイラ!!!
かっちょいー。
いろんな組み合わせで格闘が楽しめるのですが、
最初の坂元健児さんと吉野圭吾さんの闘い、
坂元健児さんの、超気持ちいいアクロバット!
身体能力がめちゃ高い!
一瞬、あれは誰だ!?って思ってしまう位でした。

吉野圭吾さんは、劇団のリーダー役で、
ブラジルでも、みんなのまとめ役なんですが、
リーダーというのは、孤独でつらいポジション
でもあるんですよね。坂元健児さんが、
二幕で劇団員達に投げかけた言葉が印象的でした。

そしてかなりインパクトある演技をされているのが岸祐二さん。
あの悪役ぶりがすさまじい迫力です。
船のシーンでは、あぁもう出てこないでー!!と
祈ってしまうくらい、とっても好演。

その岸さんがピストルを構えた時、
荷物を足で蹴ってピストルにぶち当てた吉野圭吾さん、ナイスキック!!

畠中洋さんの日の丸の扇子を持った”和”なカポエイラも面白い。
畠中さん、どこかかわいげある大工の棟梁ぶりをはじめ、
樹里咲穂さんと歌う”ふるさと”も心に響きます。

その樹里咲穂さんは紅一点。
キュートなジャージ姿の劇団員や、日系ブラジル人の女の子役を
演じているのですが、舞台で一人舞われる時、歌われる時の、
観客をひきつける存在感、オーラがすごかったです。
さすが元宝塚男役スター!

ハーフ役の伊礼彼方さんも見所たっぷり、
歌もたっぷり、苦悩シーンもたっぷりございます。

メンバーがそろって歌ったり、ダンスしたりする場面も多数あり、
階段に固まって寄り添うと、これがいいショットなんでございますよ。

全体的には、一幕後半から、特に二幕、思わぬ展開に心動かされました。
二つの世界と時代がリンクして、あの人があぁなって、
この人がこうなって。。。。そして。。。。

星星星星星星星星星星星星星星星星星星星星星星。

きーもーとーーーー!

ラスト、ずらっと一列になるシーンが印象的です。

個人的は、今回の舞台、吉野圭吾さんの苦悩に
すごく共感しました。なので、より、あの坂元健児さん
演じる”キモト”の、あの二幕のシーンの言葉が嬉しくあり、
その後の展開に胸がぐっと押されました。

公演は2月28日まで、東京芸術劇場中ホールにて。
上演時間は約2時間40分(途中休憩あり)

お、カポエイラ協会からお花が!!

2010年02月21日

10/02/21 TALK LIKE SINGING@赤坂ACTシアター

2010年2月21日(日) 16:00
TALK LIKE SINGING
@赤坂ACTシアター

冒頭の川平慈英さんのトーク、
この惹きつけ方はうまいですね、さすがだー。
字幕を絡めた笑いのセンス、楽しい!

この川平さん演じるダイソン博士(大村博士)が
「ターロウ」君の研究成果を発表するという形で進行します。

ターロウ君を演じるのは香取慎吾さん。
今回びっくりしたのは香取慎吾さんがとても筋肉質だったこと!
ふくらはぎもかなりがっちり系で、新鮮な驚きでした。

そのターロウ君を見守る役を何役も演じているのが堀内敬子さん。
キャラクターと歌声が素敵です♪

新納慎也さんは、ターロウ君の友達みたいな感じの役所が
多いんですが、あの一瞬魅せてくれたダンス、いい切れ味でした!

休憩なしの2時間。
歌い上げるミュージカルというよりは、
役柄的に歌が入る音楽劇的な印象です。

ここで笑ってねという部分がわかりやすくシンプルで
(まったりゆっくりたっぷりとした笑いな感じ)
演技やセリフで笑わせるというよりは、
香取さん自身のキャラクターで笑いをとってるのかな
と思う部分が多かった気がします。

かなり笑いの沸点を低くして臨んだんですが、
ちょっと笑いのツボが私にはあわなんだかなー。

これ、アメリカでは客席、受けたのかなぁ。

ちなみに今回の舞台、川平さんが進行役的な感じなのですが、
英語に勢いがあって、流暢に口がまわり、間もうまいので、
川平さんが絡む部分はきゅっと引き締まります。さすがです。
さらに川平慈英さんのあのマッチョマンスーツはめちゃ似合ってた!!

2010年02月22日

10/02/22 MATERIAL@銀河劇場

2010年2月22日(月)18:30
MATERIAL
@銀河劇場

冒頭、朝海ひかるさんと三浦涼介さんが
センターに立ったお姿を観た瞬間、
うわー美しいっ!!!と思わず心の中で叫んでしまいました。

ちょっと浮世離れした感じで、
中性的な、”神の使い”的な魅力♪♪
で、クールなんだけど、なんか人なつっこい感じでもあるんですよね。

冒頭から、この二人を中心に、
摩訶不思議な世界にどっぷりと浸れた2時間でした。

この舞台、波津彬子さん原作のマンガ「雨柳堂夢咄」がベースで、
マンガ好きの朝海ひかるさん自ら発案されたそうです。

雨柳堂という骨董屋さんが舞台で、その主人「蓮」と、
雨柳堂を訪れた少年「由貴哉(川原一馬さん)」を中心としたストーリーがあるのですが、
それを包み込むように、骨董品に潜むもののけ達による摩訶不思議な世界が展開していきます。
これがなんといっても独特で見所。

「DANCE ACT」といってる通り、基本ダンスなんですが、
歌あり、タップあり、映像あり、小物あり、衣装替えありありで、
NUMBERは全9曲プラスアルファ!!
森川次朗さん、東山竜彦さん、紀元由有さん、宮菜穂子さん
といった踊れるメンバーが、舞いながら歌いながら、不思議ワールドを展開していきます。
中でも、特に宮菜穂子さんの歌声と動きの気持ちよさがMYツボでした。

三浦涼介さん演じる蓮の中性的な魅力も必見です。
石井一彰さんの歌もたっぷり堪能でき、
植本潤さんも歌い、踊り、あんな役やこんな役に!

朝海ひかるさんは、トートっぽい中性的な感じから、
スリットがぐっさり入ったチャイナドレスでの舞まで、
もうなんてお美しいんでしょう。
中でも私が好きなのが、籠の中の鳥のシーン。
飛び立とうと羽ばたかれるところ!
腕の動きがほんとーにしなやか~。やっぱり”白”、好きです私。

上手から下手にほとんど一瞬だけ登場する時も!ございます。
ラスト近くではニコニコと超素敵な笑顔で舞われてました!

開演前から私の好きな感じの音楽が会場に流れ、
劇中も、舞台後方から生で演奏されていて、
ピアノとヴァイオリンがとっても気持ちいい♪♪
と思ったら”渋谷アリス”の時の方達ですね!!おおお!!

演出は、荻田浩一さん。
投影される”和”な映像も素敵です。

骨董品にこめられた”想い”が”DANCE”になった感じのこの舞台。
多分帰り道に骨董屋があったら絶対寄りましたね。
(さらに、そこに雛人形が置いてあったら超びっくりですが)

p.s. 公演プログラム(\1800)にある、各出演者が
大切にしてる「物」の紹介コーナーが面白いです

2010年02月23日

10/02/23 宝塚星組ハプルスブクの宝剣/BOLERO@東京宝塚劇場

2010年2月23日(火)13:30
宝塚歌劇団星組公演
ハプスブルクの宝剣/グランファンタジー BOLERO

ショー楽しい!
こんなアフリカ観たことないっ!
ライオン!
シマウマ!
黒豹!
パンサー!
ミアキャット!!

ハンター!!
そして観光客まで!

鳩からはじまり、
ボレロ、そしてアフリカに舞台が移り、
ぴかぴか光るセットが、ぐぉーっと開いたりして、
テーマパークのようなショーでした。

正直、ストーリー的に、なぜアフリカにいっちゃったかはよくわかってなくて
冒頭から朗読されている詩についても
舞台内容との関連性がいまいちわからなかったのですが・・・
そのあたりを小難しく考えるよりなにより、
夢の中の世界のようなこのショー、大好き!
ロメロ(柚希礼音さん)がふっと息を吹くと動物たちが!おおおおお!

ロックなダンスもあったり、
英真なおきさんらのハンター達のコミカルさがあったり、
涼紫央さんの雌ライオンがめちゃめちゃキュートで、
ラストの大階段で踊ってる水色の娘達のノリも楽しいです!
(特に後列中央の方のノリが気持ちいい!)

前半のお芝居では、柚希礼音さんの存在感、オーラがすごかったです。
後半のボロ布団の中であのお衣装で横たわっている
あの不自然さもまた楽し!
お父さん役の英真なおきさんの、あのありがとうのセリフはぐさっときました。
娘役の方の青と白のひらひらシーンも実に美しかったです。
ちなみに”あれ”は、冒頭、燃えてなかったのでしょうか??

お芝居のテーマ曲、お、この曲調は・・・と思ったら
エリザベート、モーツァルトの
シルヴェスター・リーヴァイさんではないですか♪

セットはお芝居は比較的平坦な感じで、その分ショーのセットが
豪華~な印象でした。このショーはもう一度観たい!

p.s. かなりドキっとするシーンもありました。あんなシーン宝塚ではなかなかないですよね。

10/02/23 かげぜん@あうるすぽっと

2010年2月23日(火)19:00
かげぜん
@あうるすぽっと

泣きました。
じんわりと、心にしみこんできて、
涙がにじみ出てくる感じでした。

中村亀鶴さん演じる詐欺師が、
お金持ちと思われるおばーちゃん(喜多道枝さん)の孫になりすまし、
お金を奪おうとたくらむというストーリー。

こういっちゃえば、詐欺師のお話?って思うじゃないですか。
でも、そんな、単なる詐欺師のお話じゃないんです。

戦時中のいろいろな時代背景や出来事(空襲や配給、徴兵や病気)を
実にうまく絡ませて、ラスト近くにいくにしたがって、
涙がじんわりとにじみ出て、
心がぽかっとあったかくなるような人情物のお話なんです!

特に二幕で、娘さんに詐欺師であることを打ち明けたあたりからの展開がいいっ!

なんといっても、その詐欺師役の中村亀鶴さんの
お芝居が素晴らしいのでございます。
頼りがいがあって、心意気があって、憎めないんですよね。
歌舞伎役者さんだけあって、立ち振る舞いやセリフの発声も
実に聞き取りやすく、中でも特に印象的だったのが切り替え。
おばーちゃんをだまして独り言を言ってる時の低いドスのきいた声と、
おばーちゃんの孫を演じてる時の、高い声。その切り替わる瞬間や、
またその時の後ろ姿、立ち去り方など、一つ一つの所作まで印象的でした。

そしてこの舞台、出演者が12名いるんですが、一人一人が丁寧に描かれていて、
ちょっとした一瞬の演技まで丁寧に熱く描かれていて、気持ちが冷める時がなかったです。
指を折られる女詐欺師(藤森麻由さん)らの芯の強さ。
扉座の伴美奈子さん演じるおばちゃんの戦後生き残ったご主人の話。
新米警官の斉藤祐介さんの若い正義感あるまっすぐな思い。
そして、詐欺という悪い行為をしてるんだけど、
結果、騙されていた人は幸せだったという話にも考えさせられました。

二幕後半の、あのおみつばーちゃんのあの行動。
私の目はもうウルウル状態でございました。
戦争後、彼が3年間かかってしまったあの理由、ここもジーンジーンでございます。

そしてラスト、”かげぜん”という言葉がここで登場します。

かげぜん、”陰膳”なんですね。ここでまた戦争の悲惨さを
ぐっと感じるんです。ストレートに戦争の悲惨さを伝えるのもいいですが、
このように胸にしみいってくる伝え方はずっと残り続けると思います。

ちなみにこの舞台、俳優で今回 作・演出の増沢望さんが
中村亀鶴さんと組んだ演劇ユニット「dash」の
第一回の企画とのことで、続編が非常に楽しみ!です。
もっと多くの人にこの舞台を観て欲しいー!

上演時間は、休憩含めて約2時間半。
公演は25日まで。

↑ロビーのお花がこんな具合で楽しい!

2010年02月24日

10/02/24 ダンスミュージカル絹の靴下製作発表会見レポ

2010年2月24日(水)13:00
ダンス・ミュージカル『絹の靴下』製作発表会見レポ

「力のぬけた、お洒落なラブコメディー♪
コール・ポーターによるダンスナンバーはもちろん見所だけど、
僕はニノチカ(湖月わたるさん)がパリの自由の風にふかれて
『鉄の女』から『女』へ変わっていく様が恋愛というフィルター
を通じて描かれているところが、ドラマの見所だと思うな~」
と語る今村ねずみさん(THE CONVOY SHOW 主宰)。
懐柔させようとあの手この手でニノチカを
甘い誘惑で誘う(口説く)アメリカ人映画プロデューサー役を演じます。

「アメリカvsソ連」という1950年当時の冷戦構造を
ユーモアたっぷりに描くダンスミュージカル『絹の靴下』。
なんと湖月わたるさんはソビエト政府の最終兵器として
パリに派遣された、<最強の模範共産党員>なのです!

この党員服がとてもタイトで、身体の自由を奪うような形になっているのも象徴的!

生まれて初めてパーティへ出掛けるために支度をするニノチカ。
暗くて頑丈で実用的なスーツを一枚一枚脱ぎ捨てていき、
やわらかな美しいドレス、そしてその当時流行の最先端であった
「絹の靴下」に足を通して。。。。。

「退団後、初めてドレスを来たときはいかがでしたか?」
との質問には、

「いやー似合わなかったですよ!足はスースーするし、
今まで肩で風切ってあるいて来たので(笑)。
でも、今回は女性として花開く姿を力入れて
演じたいので、がんばります!女の子になって4つだけど(笑)!」
と答える湖月わたるさん。

「女年齢4歳」の湖月わたるさんが見せる「女性として目覚めるシーン」
これは是非、見所として皆様ご注目下さい!

ストーリーもちょっとご紹介しておきましょう。
ソ連の芸術を示すためにパリに派遣されたソビエトの作曲家ボロフ(渡部豪太さん)。
が、彼はパリの華やかさに魅了され、崇高な革命思想を忘れてしまいます。
そのボロフの音楽と、ハリウッド水中レビュー映画スター(樹里咲穂さん)を使って
新作映画を画策するのが映画プロデューサ、スティーヴ(今村ねずみさん)。

一方いつまでたっても帰国しないボロフを呼び戻すために派遣される
3人の共産党員(戸井勝海さん、伊礼彼方さん、神田恭兵さん)。
が、彼らも見事なまでにパリの甘い生活に骨抜きにされてしまいます
(このシーンが楽しそう!)
で、業を煮やしたソビエト政府が派遣した最強の共産党員が
ニノチカ(湖月わたるさん)なのですね。

ちなみにブロードウェイ初演は1955年。
さらにこれの原作「ニノチカ」という映画は1939年に映画化されたのだそうです。

今村ねずみさんも、会見の時の表情が本当に豊かで、
お二人の会話が、とっても楽しそうに弾むこと弾むこと。
楽屋でお互いに差し入れをしあう仲のお二人だそうです。

ブロードウェイきってのラブソングの名手による
コール・ポーターの歌、
そして二人のダンスシーンはすごく楽しみ♪

お二人とも身長は175cmで同じ
(今日はヒールの分湖月さんの方が高いですが)
立ち姿が凛々しいっ!

鉄の女ニノチカがどのようにスティーヴに口説かれていくのか!
渡部豪太さんの芸術家ぶり、
華麗な泳ぎで名を馳せる水中レビューのスター役の樹里咲穂さんなど、
チラシの写真からイメージが広がりまくってる管理人です♪
↓このソビエトのお役人3人組のオロオロ具合もとっても面白そう!


公演チラシぜひ見てみて!いい表情~♪

ちょっぴりレトロで、甘い、ダンス満載なミュージカル、絹の靴下 Silk Stockings。

公演は東京公演が2010年5月16日から30日まで青山劇場にて、
大阪公演が6月4日から6日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。
公演詳細は 梅田芸術劇場のHPをご覧下さいー。



左は演出・訳詞・上演台本の荻田浩一さん

出演:
湖月わたる 今村ねずみ
樹里咲穂 渡部豪太 戸井勝海 伊礼彼方 神田恭兵
池谷京子 金城尚美 小嶋亜衣 園田弥生 高橋千佳
小宮健吾 ひのあらた 笹木重人 長内正樹 高原紳輔 小南竜平

2010年02月25日

10/02/25 宝塚星組新人公演 ハプスブルクの宝剣@東京宝塚劇場

2010年2月25日(木)18:30
宝塚星組新人公演
ハプスブルクの宝剣
@東京宝塚劇場

新人公演、一生懸命さがとっても素敵です!
一人一人の役を、一人一人の若い下級生さん達が
本当に一生懸命演じているのが伝わってきて、
このハプスブルクの宝剣の魅力がじんわりと伝わってきました!

振付でいいなと思ったのが、
ハンガリーの騎馬隊にエデュアルとが会いにいくシーン。、
銀橋上で、馬にムチ打つ時しぐさで、
ビシってやる時に足をぴこって曲げるあの振付、
音楽にもノり、本当に馬に乗ってるようで気持ちいい!

音楽♪この音楽が芝居に動きを出してるんですね♪

セットがシンプルな印象なんですが、
マリアテレジアが中央に立ち、その後ろで、
ちょっと湾曲したセットの背景が赤になってるシーン。
ここのあの湾曲具合がすごく美しかった。

さらに照明。今日はちょっとピンスポの動きが何度か
ぐらついてるように感じたのですが
(照明さんも新人公演というわけではないですよね)、
2階からみると、照明の落ち方などもいろいろ工夫されていて、
1階席でみたのとまた違った見所も楽しめました。

主役、エリヤーフー&エデュアルト役の美弥るりかさん、
目が綺麗!2階後方からオペラグラス越しでも、
あの瞳の魅力をびしびし感じました。

真風涼帆さんのフランツの堂々たる立ち姿!
エデゥアルトが去っていく時のあのフランツ、彼を思う心がそこにありました!

そーしーてー、フランツの側近シャカン、壱城あずささん。
マリアテレジアの前で、エデゥアルトがユダヤ人であることを
ばらした時、なんて側近だこやつは!と思ってオペラグラスで見たら
きつい目つきの中にかわいらしさが!
なんと!
かわいい男役さんですこと!
そこからはシャカンの登場がかなり楽しみになりまして、
気づいたら、あっという間の1時間40分でした。

2010年02月26日

10/02/26 モリー先生との火曜日@朝日ホール

2010年2月26日(金)14:00
モリー先生との火曜日
@朝日ホール

素晴らしい公演。
鳥肌です。
かが”や”いてるー♪
CDがほしいです
なんて心に響く歌声なんでしょう。
これぞ音楽劇♪

台本は小道具になってます。
読んでないし、ものすごく演じてます。

ミッチの涙で涙です。

照明も素敵でした。
いつの間にか月が出てたり、
ラストは全体が海になったり。

特にエンディングがすんごく好き。
モリー先生の授業がずっと続いている。。
そしてその授業を受けにまた戻ってきたいなと
思えるエンディングです。

もう少し歳とってからみるとまた違った
受け止め方になるのかもしれません。
本当に素敵な作品でした。

あー曲がいい、ヴァイオリンもいい、朗読もいい、歌もいい!全部いい!

2010年02月27日

10/02/27 小倉久寛ひとり立ち公演ウノ!ドス!ドレス!@シアターサンモール

2010年2月27日(土)13:00
小倉久寛ひとり立ち公演vol.2
『ウノ!ドス!トレス!』
@シアターサンモール

冒頭のこの4人のダンス、超かっこいいです!
振付(植木豪さん)のこの気持ちよさ!

その植木豪さんと、平間壮一さん、坂田直貴さん、青柳塁斗さん
この4人のダンスがもう気持ちいいこと気持ちいいこと。

速い!高い!かっこいい!!

ソロを一人一人みせられると、みてるこっちは呆然です。
何度でもみたい!

そして麻生かほ里さん、叶千佳さんの女性二人も面白い。

フラメンコダンサーの鈴木敬子さんもご出演。
植木豪さんとのフラメンコ&ダンス対決は面白かったです。

小倉さんのフラメンコギターがうまくてびっくりしました。
楽しんでやると上達する、ほんとそうですよね。

青柳塁斗さんの携帯もってのダンス、
すげー、すごすぎる。また、決めポーズがめちゃかっこいい。

小倉さん、ラストの怒濤のダンスシーンでちょっと
ミスられたようで、すこし引きずっておられる感じでした(笑

10/02/27 阿部よしつぐライブ@荻窪アルカフェ

2010年2月27日(土)20:00
阿部よしつぐライブ
@荻窪アルカフェ

阿部よしぐつさんのライブにいってきました。
ちっちゃなカフェでのライブなので、
近い!めちゃめちゃ近いです!
自由席で、ステージすぐ横の席に座り、
なんと目の前!

阿部よしぐつさんの歌と岩田元のギター。
心地いい♪
阿部よしつぐさんの歌声って、
語りかけるように突き抜ける感じなんです。

また、小説の朗読と歌をからめた演出も、よかった!
聴き惚れてしまった岩田さんがタイミングを逃す場面も!

途中15分休憩と称したトークタイムも面白かったです。

こういうライブはすごくいい!
ミュージカルの曲が一曲もなかったけど、
超密で、贅沢な夜のひとときが過ごせました♪

2010年02月28日

10/02/28 スタジオライフ トーマの心臓@紀伊國屋ホール

2010年2月28日(日)13:30
スタジオライフ トーマの心臓
@紀伊國屋ホール

スタジオライフをまだ観たことない方は、
ぜひこの作品で観てほしいなと思える作品でした!

中心となる、ユリスモール、エーリク、オスカーはもちろんですが、
それ以外の一人一人全員が、実に魅力、持ち味がうまーく
にじみ出るように演出されていて、全員がよかった!

萩尾望都さんのマンガを原作とした舞台で、
ドイツの寄宿舎生活を行う男の子達のお話です。
トーマの遺書、トーマにそっくりな転入生、次第に明かされる真実。

Wキャストなのですが、今日観たのはBlauチーム。
これ、もう一つのGrauチームもみてみたくなる!

Blauチームですが、ユリスモール役は青木隆敏さん。
(ちなみにGrauチームだと山本芳樹さんになります)
笑わなかったユリスモールが、後半、笑顔を作るシーン、
じょじょに心を開いていくシーン、もう一度観たいいい場面でした。

エーリク役は松本慎也さん。
一見かわいらしいんだけど、ずばっと気持ちいいくらいはっきりと
言ってしまうエーリク。ユリスモールの実家でおばーちゃんに向かって
いったあの言葉はびっくりした!
そしてフェンシングシーンでの運動神経のよさ!

オスカー役は岩﨑大さん(Grauチームは曽世海司さん)。
オスカー、これはなかなか深い役ですねー。熱いです。そして素敵です。
こんな先輩いてほしいです。

また最初に書いたように、それぞれの方に印象的なシーンがあるんですが、
中でも、バッカス牧島進一さんの粋でスマートな先輩的魅力、
下級生アンテ(植田圭輔さん)のオスカーへの思い、
シャール役の山本芳樹さんのひとりビンタ!(おもろい!)
石飛幸治さんの女性役!(ごついんだけど魅力的なのです)
そして寄宿舎の五人組、外出時のおしゃれやリンゴシーン等、仲良くて楽しい!!
などなど、たぶんリピートしたらまたいろんな魅力が印象に残ると想います。

公演プログラムに、「トーマの心臓、好きなシーンは?」という項目が
各出演者ごとにあるんですが、私は、オスカーが、ユーリとエーリクの
帰りをいまかいまかとそわそわしながら待っているシーンが好きでした。

上演時間は約2時間50分(途中休憩10分)
公演は3月22日まで、新宿紀伊國屋ホールにて。

(写真は製作発表の時の写真です♪)

p.s. これからアヴェマリアのあの曲を聞くとトーマの心臓を思い出しそうです

About 2010年02月

2010年02月にブログ「おけぴ管理人の観劇感激レポ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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