10/02/28 スタジオライフ トーマの心臓@紀伊國屋ホール
2010年2月28日(日)13:30
スタジオライフ トーマの心臓
@紀伊國屋ホール
スタジオライフをまだ観たことない方は、
ぜひこの作品で観てほしいなと思える作品でした!
中心となる、ユリスモール、エーリク、オスカーはもちろんですが、
それ以外の一人一人全員が、実に魅力、持ち味がうまーく
にじみ出るように演出されていて、全員がよかった!
萩尾望都さんのマンガを原作とした舞台で、
ドイツの寄宿舎生活を行う男の子達のお話です。
トーマの遺書、トーマにそっくりな転入生、次第に明かされる真実。
Wキャストなのですが、今日観たのはBlauチーム。
これ、もう一つのGrauチームもみてみたくなる!
Blauチームですが、ユリスモール役は青木隆敏さん。
(ちなみにGrauチームだと山本芳樹さんになります)
笑わなかったユリスモールが、後半、笑顔を作るシーン、
じょじょに心を開いていくシーン、もう一度観たいいい場面でした。
エーリク役は松本慎也さん。
一見かわいらしいんだけど、ずばっと気持ちいいくらいはっきりと
言ってしまうエーリク。ユリスモールの実家でおばーちゃんに向かって
いったあの言葉はびっくりした!
そしてフェンシングシーンでの運動神経のよさ!
オスカー役は岩﨑大さん(Grauチームは曽世海司さん)。
オスカー、これはなかなか深い役ですねー。熱いです。そして素敵です。
こんな先輩いてほしいです。
また最初に書いたように、それぞれの方に印象的なシーンがあるんですが、
中でも、バッカス牧島進一さんの粋でスマートな先輩的魅力、
下級生アンテ(植田圭輔さん)のオスカーへの思い、
シャール役の山本芳樹さんのひとりビンタ!(おもろい!)
石飛幸治さんの女性役!(ごついんだけど魅力的なのです)
そして寄宿舎の五人組、外出時のおしゃれやリンゴシーン等、仲良くて楽しい!!
などなど、たぶんリピートしたらまたいろんな魅力が印象に残ると想います。
公演プログラムに、「トーマの心臓、好きなシーンは?」という項目が
各出演者ごとにあるんですが、私は、オスカーが、ユーリとエーリクの
帰りをいまかいまかとそわそわしながら待っているシーンが好きでした。
上演時間は約2時間50分(途中休憩10分)
公演は3月22日まで、新宿紀伊國屋ホールにて。
(写真は製作発表の時の写真です♪)
p.s. これからアヴェマリアのあの曲を聞くとトーマの心臓を思い出しそうです