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2007年06月 アーカイブ

2007年06月01日

07/06/01 WOMAN@下北沢駅前劇場

2007年6月1日(金) 19:30
LEMON LIVE vol.2 『WOMAN』
F列9番@下北沢駅前劇場

母親と息子を同じ役者さんが一人二役で演じるというすごい企画。
母親達のいる旅館の部屋と、息子達のいるおかまバーの楽屋が
交互に舞台になるんだけど、そのたびに、役者さんが母親になったり、
息子になったりと、とにかく衣装チェンジがすごい。
そして皆さんよくお似合い(笑)
母親役をやってる時の、役者さん達の「味」がすごいです。お見事!

特に好きだったのは、最初窓から部屋に入ろうとした岡本ひろみ
阿部丈二さん)が、部屋に入らず露天風呂に飛び込むシーン。
ほんとに飛び込んだようにみえた。
そして旅館の女中役の浅野雅博さんとの卓球シーン、すげー、
なんかめっちゃかっちょえー。きりっとした女中さん姿もいいっ!

津村知与支さんは目がきてて面白い!
「今回かぎどで」、笑わせていただいました!
心の中の声を照明うまく使って録音した声で表現してるんだけど、
タイミングが絶妙で見事でした。

一人一人のキャラが展開にしたがってどんどんわかっていったんですが、
最後カーテンコールで、皆さんの素のモードに戻った時のギャップに
私の頭は一番混乱してました(笑)

最後どうもってくるのかなと。。なるほど、そうきましたかと(笑)
ストーリー的には、ん?ん?なところも多いんだけど、
各シーンのどたばたぶりが楽しく、そのまま最後までいっちゃったって感じの舞台でした♪

2007年06月02日

07/06/02 法曹三田会@ロイヤルパークホテル

2007年6月2日(土) 13:30
番外編
法曹三田会@ロイヤルパークホテル

ちょっと番外編です。
法曹三田会という慶應出身の弁護士さん達の会合の
余興として、慶應ワグネル・ソサイエティー
元コンサートミストレス(ヴァイオリンのトップ奏者)
住友奈々さんのピアノ伴奏者としてピアノ弾いてきました。

ピアノって私もそうだったんですが、高校まではずっと一人で
弾く楽器みたいなイメージだったんですよね。でも室内楽とか
で他の楽器とあわせて弾くようになって、あの一緒に盛り上がる感や
ぴたっと音がはまったときの心地よさはほんとに気持ちいいです。
今日のヴァイオリニストの住友さんも優しい音色で気持ちよく
弾かはるので、伴奏しててとても気持ちよかった。。音楽って素敵。

さてそんな本日の曲目は。。。

 愛の挨拶
  →エルガーの定番曲。私も何度も伴奏したことある曲ですが、
   左手の跳躍が実はちょいと苦手。が今日はなんでもないところで音を外してしまい反省。。
 チャルダーシュ
  →モンティの名曲。浅田真央さんも演技に使用してた曲。
   テンポの緩急が気持ちいいんですが、今日は自己譜めくりに失敗。
   意外なところに盲点が・・・また、ペダル使いすぎ。。これも改善せねば。
 いつも何度でも(千と千尋)
  →木村弓さんの曲。これ、3拍子なんですよね。心地よいメロディー。
   弾いてて気持ちいい。
 となりのトトロ
  →お子さんがいるとのことで選曲。
 ホール・ニュー・ワールド(アラジン)
  →こちらもディズニーの定番。あっという間に終了。
 you raise me up
  →これ、めっちゃいい曲!
   荒川静香さんがエキシビションで使用した曲なんですが、
   今回使用したヴァイオリン&ピアノの伴奏譜のアレンジがとっても
   気持ちいい♪ 住友さんのヴァイオリンに乗せて、ピアノとぴたっと
   あった時の快感はたまりません。うーん、ほんとにいい曲だ。
   ipod にいれたい!
   →追記:買いました。ipod一曲150円で。声、す、すばらしー!!

そして、最後は「若き血」。はい、慶應の定番曲です。
伴奏したのははじめて。この伴奏譜、慶應の付属校の塾高で配られた
譜面らしいんだけど、時代によって伴奏譜が変わってるとのこと。
今回使用したのは昭和版とのことで、平成版との違いをみてみたいところです。

ちなみに今日演奏していた時間は、ちょうど話題の慶早戦と同時刻。
今日は斎藤佑樹君なげなかったんですね。明日、どうなるのかしらん。

余談ですが、いま、リムスキーコルサコフの熊蜂の飛行にはまってます。
ほんとに蜂が飛んでるかのような曲です。
もともとオペラ用に作られた曲で、ピアノ版もいろんな人が編曲してるんですが、
中でもすさまじいのがジョルジュ・シフラ版。すさまじいでございます。
聴いたことない方は一度ぜひ聴いてみてほしい。。
そしてピアノで腕試ししたい方はぜひチャレンジしてみて!

07/06/02 NO BORDER@東京芸術劇場

2007年6月2日(土) 18:00
劇団スーパーエキセントリックシアター
「no border」
M列15番@東京芸術劇場

めっちゃ楽しい!
最初のストリートダンス系のシーンは、
別のアンサンブルのダンサーさん達が出てきたかと
思ったんですが、これ、このメインの9人の方達だけで
やってたんですねー。すごいー!

とにかく、笑いのタイミングがうますぎです。
シリアスなシーンでも見事に笑いをいれてくる。
お父さんが死んじゃうシーンにも笑いをいれてくる。
でもその笑いの入れ方がめちゃめちゃ見事。
なんていうんでしょう、そのシーンの意味をそこなわずに
笑いが入る。めっちゃ楽しいです。

第2次大戦後東西に分断された日本という設定で、
国家機関に所属する父と、ラジオアナウンサーでありながら
クーデターを計画する娘。そんな中、恋愛あり、スパイあり、
社会的なテーマ性もあり、考えさせられる内容もあり、
いろんな要素をよくこの2時間にばしっとまとめはったなぁと。。
ビニールがささーってくずれてきたのは、なにかなぁと思ってたら、
あ、そっか、東西に分断してた壁なのかと。

役者さんがそれぞれ個性ありまくりでめっちゃ面白いです。
今回は、劇団set創立メンバーと自称(笑)若手が手を組んだ
ユニットということらしいのですが、パワーありまくりです。
特に今日印象的だったのが三谷悦代さんのおばーちゃん。
いいキャラだーおばーちゃん。笑いのポイントもすばらしい~。
「ぶさいくだね~」が全然いやな感じじゃない(笑)

一方で若さあふれる自称若手陣も演技が光ってます!
この作品、役者さんにあわせて脚本演出されたようで、
例えば久下恵美さんの声のネタや、その他いろんな役者さんの
自虐ネタなどが随所にあるんだけど、お、おもしろい。
リピータじゃなくても初見でもわかる笑い、いや、ほんと楽しかった。

前の倭人の噂の時にあのアクションシーンに感動したんですが、
今回も、ダンス、アクション、見事でした。しかも歌もあって、
久下恵美さんの歌声も素敵(あのアナウンサーには向かないというお声(笑)、私好きです!)。

今日は西日本の現状をプロジェクターに投影するシーンで、
プロジェクターがうまく動作しないというハプニングがあったようで、
映像の様子を、全てアドリブで表現されてたのも楽しかったです。

すっごく楽しかったので、メイキングdvdというのも買っちゃいました。
これ、上演期間中はなんと500円(通常1000円。それでも安い)。
稽古場風景とか、対談シーンとかあって、30分の映像、早速2回みました♪

p.s. リーフレットの「ごあいさつ」の演出の大関真さんと
脚本の杉野なつ美さんのコメントが最高です(笑)

2007年06月03日

07/06/03 不思議なラヴ・ストーリー@東京芸術劇場

2007年6月3日(日) 13:30
ミュージカル座祭り「不思議なラヴ・ストーリー」千秋楽
e列3番@東京芸術劇場

不思議なラヴ・ストーリーでした!(笑)
観終わった後、親兄弟友人知人たちとのつながりをふっと考えて
しまう、そんな心あたたまる作品です。
それにしてもこのジョージは、すさまじい前世だ!
全部超大物じゃないですか! 私の前世はなんだろうなぁ
なんて考えながらみてました。

基本的に舞台転換はないんだけど、nyのアパートの一室の
後ろの扉が開いて、ぱっと対抗催眠中の過去という舞台に
はやがわり。。そしてさっきまで現代を演じていた役者さん達が
過去の時代の衣装にはやがわり! この衣装がみんな妙にマッチ
していて登場してくるだけで面白い!

ジョージの高野絹也さん、見事に役にぴたーっとはまっていてさすがです。
衣装が変わらないのに、過去と現在の役柄がちゃんと切り替わって観えました。

ジムの竹本敏影さんは、もうどの時代の衣装も着こなしていて、
その役のキャラになりきってますねー。もう登場だけで笑っちゃう場面も多数(笑)

そして桑原麻希さん!素晴らしい!最高~!
あーひっこまないでーって思っちゃうくらい楽しい。
素敵すぎます!一つ一つのしぐさが指先までほんとに美しい。動きが綺麗。
特に、コロンブスに金を出す女王様の時のあの扇の使い方と
妖艶な表情、ゴージャスな衣装がまたよく似合う!
トムヤムクンと小籠包、あの曲聴いたら必ず思い出しそうです。。
ストーリー的に最後、エリザベス(桑原さん)も幸せにしてほしかったです(笑)

最初、指揮棒をふってたのってアイリーンですよね。
まるで運命を操ってるかのように。。
このアイリーンも衣装いろいろ変わるんですが、
青島凛さん演じるアイリーンは、不思議な感じがただよっていて、
それがとてもみてて興味深かったです。どこか第三者的で感情があまり
表に出てこないような、でも気持ちはぐっと入ってるような、でも
2階にのぼって消えてしまいそうな。。。私は心の中で、
消えないでねー、消えないでねーって思いながらみてました。

母親役の片岡直美さん、声が超好みです!
インディアンの時の第1声でぐさっときました。

3人のマスター(天使)をみるのも楽しい。
オペラ魔笛の3人の天使が大好きな私ですが、
あの天使が舞台上方にずっといるみたいな、そんな感じ。
このマスター達も、ちゃんとストーリー上過去からつながっている
んだなぁと最後にわかって、すごい、よくできてるなぁと。。
ちなみにマスターの山根三和さんのインディアン姿めちゃかわいいです。

1幕で高野さん、ほんとに舞台上手のピアノ弾いてはりますね!びっくり。
一方で、俳優バンドの方は、ちょっと音を外すとかの間違いとかってプロでもあるので全然ok
なんだけど、音程と音量が外れたり演奏することに精一杯になってると、せっかく演技側
の気持ちがわかってても舞台とシンクロしないので、観客としては時々ふっと現実に
引き戻されたりしてその点がちょっと残念でした。

ちなみに2階でサックス吹いてる会川彩子さんが、1階の舞台を時々いろんな姿勢や
視線で覗いたはるんですが、ちょうど私の位置からは髪の飾りが角にみえて
とてもかわいくて楽しかったです♪

2007年06月05日

07/06/05 解ってたまるか!@自由劇場

2007年6月5日(火) 18:30
2階1列24番@自由劇場
劇団四季「解ってたまるか」

チラシをみて事前に抱いていた印象とは全然違う舞台でした。
チラシには笑劇ってかかれていて、また何かの宣伝で抱腹絶倒の嵐と書かれていたので、
コメディかなと思っていたのですが、人質をとり立て籠もる殺人犯というシリアスな舞台設定に、
皮肉や風刺的な笑いや演技が続くという感じの舞台でした。
ただ、難解という感じではなく、ストーリーやセリフの意味を
いろいろ考える面白さはあるなーと思います。

最初に解放されたドイツ人の畠山典之さんが今日のマイヒットキャラでございます。
そして静御前さんでしたでしょうか、りんごの歌、それまで重いストレートで
きていた分、すごく開放された気持ちになる歌声でした♪
それにしても静御前、あそこで発狂していたのはなぜ??

で、今日はちょうど終演後にステージトークがあって参加してきました。
ステージトークが終わったのは22時過ぎでしたが、結構多くのお客さんが
参加されて、ティモンでよく拝見してて今日は絹川警部を
演じた藤川和彦さんが司会。藤川さん、頭きれますねー。話もうまいし、
ぽんぽん話題がとぶとぶ。でもすごくわかりやすいし面白い司会でした。
一方で役者さんの方達の、舞台とは違った一面もみえて楽しかったです。
(個人的には加藤敬二さんのトーク聞きたかったんですけど、いらっしゃいませんでした)
ただ、役者さん自身のキャリアについてや、転換についての話題がほとんどで、
今回の作品のセリフやストーリー、演出の意図(静御前の発狂)などについて
それぞれの役者さんからもう少し深くお話が聞きたかったわ~。

個人的には、加藤敬二さんがあれだけ出ずっぱりなのであれば、
やはりどうしてもダンスシーンを期待しちゃうんですよね~。
でも加藤さんの演技もすごいなとちょっと思ってしまいました。

また、あまり今まで拝見したことのない方が多く出演されてた
こともあるのかもしれませんが(ご年配の男性登場人物めっちゃ多い)、
コメディを「演じてます」的にみえてしまい(真面目な堅い演技にみえてしまい)、
表情や演技やセリフの間や動きとか、コメディとして魅せれる役者さんが
脇にもっと出ていたらまた違った印象なのかもなぁと思ったりもしました。

ただ、最後の東京の背景画、あれはお見事、綺麗です!
そして役者さん自身が動かしているという舞台転換、あれも2階で
みてて気持ちよかったです♪ 自由劇場は舞台機構がみてて気持ちいいですねー。

2007年06月06日

07/06/06 三人吉三@シアターコクーン

2007年6月6日(水) 18:30
コクーン歌舞伎「三人吉三」通し稽古

ひょんなところから開幕前日の通し稽古を拝見する機会をいただきまして、
観てきました。客席から舞台セット、照明、衣装にいたるまで本番同様。
休憩二回の三幕3時間超、一足お先に大堪能してまいりました!

面白くわかりやすくて水面が美しい一幕、
楽しい幕開けから次々に話がつながり展開する緊迫の二幕、
これでもかという大迫力の三幕!

一幕は、片岡亀蔵さんと
中村勘三郎さんとの客席での絡み
からはじまって、もうここから気持ちはどんどん高ぶっていきます。

二幕は、中村七之助さんと
中村勘太郎さんの二人の関係を楽しんでいたと
思ったら、今回の舞台では終始真面目系を演じられている笹野高史さんのあの語り。

そして三人の吉三、
中村勘三郎さん、
中村橋之助さん、
中村福助さんは、
もう三人が三人ともそれぞれに素晴らしいキャラをお持ちなので、
誰をみていても楽しいし、それこそ三つの目で三人をずっと追っていたい感じです。
三者三様の魅力、ひとことではあらわせない魅力が満載でした。

そして毎回これでもかと繰り広げてくれるコクーン歌舞伎のラスト三幕。
今回も三幕は、白白白白白白白白! 客席も白!でした。
白い衣装の方達との立ちまわりや宙返り、はしご技など次々に繰り広げられる
展開に目は釘付け。塔の上の雪の演出など、ほんとーに見事。
特に桟敷席のお客さん、三幕は大興奮間違いなしです。
最後、二人の上に羽織をかける和尚吉三、その後の演出も余韻があっていい!

役代わりも楽しめるので、もう一度一幕をみて、またパンフレットを
買ってストーリーや演出を確認してみたくなりました。それにしても
歌舞伎って型がほんとに綺麗。見得を切るあの動作、
なんともいえない美しい立ち姿、ふるまい、動きの美しさ、
そしてセリフも聞いてて心地いい♪

普段あまり歌舞伎をみてない人にはまさに導入にもってこいです!

2007年06月13日

07/06/13 レ・ミゼラブル@帝国劇場

2007年6月13日(水) 13:00
レ・ミゼラブルsp
2階m列9番@帝国劇場

久々のレ・ミゼラブル。
一番楽しみにしてたのは、先月までマルグリットで
観ていた笹本玲奈さんのエポニーヌ!
笹本さんエポニーヌが素晴らしかったです!

最初登場のシーンで、下手側で、もう座ってるだけで絵になる。
倒れ方も絵になる。そして第一声からドキュンと...
素晴らしい透き通る歌声。。いい、ナイスエポニーヌ!
最後マリウスの膝でみとられる時のエポニーヌのあの表情、
そして目!ぎゅって抱きしめたくなる目です。
2階最後列でもそれがびしびし伝わってきました。

そう、その泉見洋平さんマリウスなんですが、甘い~、スウィートです!
(後から聞いてびっくりしたんですが、
泉見さんって、ご年齢、まじですか!?私より年上!びっくりです)

岡幸二郎さんアンジョルラスはいい!声素敵ー!そして若い!
アンジョルラスが死んじゃうシーン、今日は結構
拍手おきてました。あそこの拍手は迷うところですねぇ。

ファンテーヌの岩崎宏美さんは、いい、好きな声質だー。
ただ、ちょっと伸びがいまいちな感じで残念。
コゼットの辛島小恵さんは、高音とかとっても綺麗なんだけど
二幕最後、バルジャンの胸で泣く私が大好きなシーン、
表情がなんか冷たくみえてしまい。ちょっとさめてしまった。。
結婚式のシーンも踊り、がんばれーと。。。

鹿賀丈史さんジャベールは、最初、独特のためが入った符点音符みたいな
セリフいいまわしがすっごく違和感あったんだけど、じょじょに慣れていきました。
ただ、声が小さめだったのと、活舌がなんかいまいちでセリフが聞き取りにくかったです。
でも、最後の落下シーン、あそこはかなり見入ってしまった。見事でした。

今井清隆さんジャンバルジャンは、いい声してはりますねー。高音も気持ちいい。入り込めます♪

テナルディエ夫の斎藤晴彦さんは、あのがらがら声がどうも苦手で。。。
音程とリズム、両方外れてる気がして気になってしまい。。
逆に夫人の阿知波悟美さんの方は、いいっ!
あと500フランは。。。みたいな去り際のセリフもいいっ。

原田光くんガブローシュは元気な感じとちょこちょこ走り回ってる
感じがすごく好感もてました。でも、砦の向こうで、撃たれる際、
1,2,3、ドキューンって演出はどうなのよ。 どうしても
1,2,3、ダー!にみえてしまうんですよねぇ。。。

アンサンブルさんでは、一幕工場のシーンで、最初ファンテーヌに
絡むファクトリーガールの浅野実奈子さんの声と動きが気にいりました。
二幕では、妊娠したはりましたね。。

カーテンコール、じょじょに、皆たちはじめてって感じ。
終わった直後にどばっと立つ感じでなく(今までそれを味わったのは
teamnacsのhonorの時くらいかな)、カーテンコールごとに
じょじょにパラパラ、前の人が立ったから立とうかみたいなのは
どうなんかなーって思ったりするんですけどね。。
最後は、鹿賀さんがなげキッス。で今井さんが高速連続なげキッス。
これはみてて楽しかったです。

そうそう、なんかオケが薄くなった気がしました。
オーケストレーション変わったみたいですが、
バルジャンの独白の曲のオケのあの低音部の進行が好きなのに、
さらって感じになってたり、
舞台とのタイミングも結構ずれてたりで、うーん。。。

あと、銃でジャベールを逃がした後、みんなが銃をどんどんするシーンですが、
なんでどんどんしてるのかなーと友人に聞いたところ、よくやったという
意味じゃないかと。ただ、それを止めようとしてる女性アンサンブルもいて
叩いていない男性もいるとのことなので、次回観劇の際はそこも注目して
みたいと思います。

レミゼ、ほんとすっごく見所の多い作品ですね。
私が一番好きなのが、二幕後半で
ファンテーヌ、エポニーヌ、コゼット、バルジャンが歌うシーン
なんだけど、今日そこで後ろから登場する岩崎さんファンテーヌの
包み込むような優しい声としぐさがとてもとても印象的でした♪

07/06/13 夕学五十講 塩田明弘さん@丸ビル

2007年6月13日 18:30
夕学五十講 第15回
ミュージカルを100倍楽しむ方法(講師:塩田明弘さん)

慶應丸の内シティキャンパスという社会人教育機関主催の
イベントで、先日までmaを指揮されていて、これからレミゼも
指揮される、ミュージカル指揮者、塩田明弘さんの講演会が
あると聞いて、レミゼspをマチネに観て、その足で、
とっても楽しいお話をおききしてきました!

しーかーもー!特別ゲストが長谷川友紀さん!
私、この方、2000年に壁抜け男を観た時に、パーカッションを
たたかれてたのを観て、なんて楽しそうに、気持ちよく
叩かはるんだーっと気になって、お名前で検索した覚えが
あって、その後も観にいったミュージカルのオケピにいらしたりして、
お名前はすっごく覚えていたので、とても嬉しかったです。
しかも、しゃべりがうまい!そして笑顔が素敵でお美しい!
ご姉妹でミュージカルナンバーをパーカッションで演奏したという
dvdを出されたとのこと、会場で売ってたら即買ったのに~。

講演会は2時間だったんですが、塩田さん、maで
オフステージトークの時も思ったのですが、話うまいー、
そして声がいい~! 今日は、長谷川さんが楽器の実演する時に、
レミゼのどこどこで使ってる音ですよーとか、
よさーくーとか、塩田さんが歌いながら長谷川さんが
それにあわせたりするのですが、この塩田さんの歌が実にいいお声。
あーずっと歌ってて~そして長谷川さんそのまま演奏続けて~って感じでした。
プロフィールみると、塩田さん、声楽課もでたはるんですね!
ほんと、いいお声でした。

お話は、オーケストラピットについてや、正指揮者になるまでの
副指揮者の下積み時代のお話や、バイトの話や、ミュージカルの歴史
などほんとに盛りだくさんでした。

質問で印象的だったのは、ミスサイゴンとかだとコンピュータ制御のため
舞台転換と音楽をあわせるのが大変ということや、よいと思ったら拍手、
だめと思ったら拍手しないといった感じで率直に表現してほしいということ、
また、拍手が鳴り続くシーンで右手をふっと下げたら会場の拍手もふっと
やんだ時にすごく嬉しくなるということ、夢はブロードウェイでふりたい
とおっしゃってたということかな(ぜひ実現してほしい!)。
そして、一番嫌なことはという質問では、やはり携帯電話と
おっしゃってました。皆さん、携帯はバイブじゃなくて、ちゃんと切りましょうね。

そして私も「ミュージカルで振りたい、演奏したいと思ったきっかけ」
という質問をさせていただいたところ、
長谷川友紀さんが、「ミュージカルは、楽しい、悲しいといった表現したい感情と、
演奏する意味がすごくつながっている」とおっしゃってたのが印象的でした。
また、塩田さんはラ・マンチャの男でミュージカルに目覚めたそうです。。

今日の会場、聴衆の方はミュージカル好きな人がすごく多かったです。
こういう講演、もっともっと多くの人に聴いて欲しい!

2007年06月15日

07/06/15 ウィキッド Wicked@四季劇場海

2007年6月15日(金) 18:30
劇団四季 ウィキッド wicked プレビュー公演
1階3列17番@四季劇場「海」

グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 濱田めぐみ
ネッサローズ(エルファバの妹) 小粥真由美
マダム・モリブル(先生) 森以鶴美
フィエロ(恋人) 李涛
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 武見龍磨
オズの魔法使い 松下武史

男性アンサンブル
 三宅克典
 脇坂真人
 品川芳晃
 白倉一成
 西野誠
 清川晶
 上川一哉
 成田蔵人
 永野亮彦

女性アンサンブル
 あべゆき
 荒木美保
 今井美範
 宇垣あかね
 遠藤珠生
 有美ミシェール
 長島祥
 間尾茜
 レベッカヤニック

劇団四季のwickedブログ記者招待というのがあるみたいよと聞いて、
応募してみたところ、なんと当選!
受付ではチケットが裏返しになってて、お好きなものをと
いわれたのですが、残り二枚で、えいやっととったら、
1階3列。やったー、3列目センター~♪って思って
劇場内に入ったら。。。。最前列センター!!!うぉ!!
生オケなんですね!この開演前の音出しがすごく好き♪
時々フレーズをふいてくれたりすると期待感が高まってたまりません。

去年nyで観た時は、英語だったこともあり、細かい部分が
よくわかってなかったんですが、今日は実によくわかりました!

もうですね、濱田めぐみさん、エルファバ、超はまり役!
今まで私の中で濱田さんといえば
 濱田さんといえばナラ(ライオンキング
 ↓
 濱田さんといえばポリー(クレイジーフォーユー
 ↓
 濱田さんといえばアイーダ(アイーダ
と推移してきましたが、今日観て、濱田さんといえばエルファバになりました!
すごい、素晴らしい! nyで観たエルファバの方よりも、ナイスエルファバ。
1幕後半から、もうストーリー以上の感情が伝わってきて、決意がすっごく
感じられるあの1幕ラストの defying gravity。。曲も歌も素晴らしければ、
照明と光の演出も見事で、ほんとに浮いてるようにみえます。1幕後半は、涙です。
1幕終わった後振り向いたら、観客席、みんなハンカチもってました。
思うに、男性よりも女性の方に、より、ストレートにエルファバの思いや感情、信念が
伝わってる気がしました。ny公演で若い女性客であふれかえってるのもわかる気がします。

また、これはnyで観た時もそうだったんですが、
1幕終わった時の感動と満足感って、2幕観終わった時より大きいです。

あとは、思ったことを箇条書きにでも。。ネタばれ少し含んでるのでご注意を。

・シズ大学。。。どうしても日本の大学に聞こえてしまう(笑)。南海キャンディーズの静ちゃんみたいな。。
・グリンダの沼尾みゆきさん、声いいですねー。そして後半、
 もう、どんどんよくなってってました。エルファバとグリンダの関係、二幕の見所です♪
・1幕パーティシーンの、エルファバの「キラキラ~」第一声、めっちゃかわいい
・nyで観た時は、フィエロが、アニメ美女と野獣のガストンみたいな人だったんだけど、
 今日は李涛さん、好青年って感じでした。
・妹ネッサローズの小粥真由美さん、1幕車椅子の時の歌、すっごくよかったです。
 二幕ではちょっと声の印象違ったけど。
・ヤギのシーンは、nyで観た時は紙食べてたんですけどね。。今日は出してましたね。
・竜巻で家が飛んできたところあたりから登場するドロシーという名前、オズの魔法使いに
 つながるいろいろなネタ、このあたりはオズの魔法使いの映画みないとなと(みたことないので)
・グリンダがエルファバにマントをかけるところで、首の前で磁石の「カチッ」という音が
 聞こえてしまいました。これは最前列だからか。。いや、あまりにもシーンとした
 シーンだからだと思います。。。あれは、一瞬現実に戻ってしまうので是非無音にしてほしい!
・1幕のエメラルドシティ、めっちゃ楽しい!グリンダ、緑色のめがね、似合う!
・ボック(金田暢彦さん)のグリンダへの愛は長いねー。ボックとネッサローズのやりとりは
 nyでみたときはちょっとつまらなかったんだけど、今日は面白かった!(私の英語力も問題だったか。。)
・最初の猿がターザンみたいにして私の頭の上に跳んできてあせりました(嬉しかった♪)
・アンサンブルさんのダンスや衣装が楽しい!特に、ひときわ背が高くて1幕で
 ダイナミックなダンスをされてる(パーティシーン等)方、
 お名前は、永野亮彦さんでしょうか、めちゃめちゃ魅せられました。
 パーティシーンで上手でボックとネッサローズがやりとりをしてる真後ろあたりにいらっしゃる方です。
・最前列は、舞台上方のドラゴンが頭を90度以上まげないとみえない感じなので
 この作品を観るときは、もう少し後ろだといいのかも。いやでもやっぱり最前列最高!
・猿の動きが好き。階段の登り方とか一つとっても動き面白いです。見てて飽きない。
・濱田さんの唇の動きもちょっと注目すると面白いです。特にかみ締めてる時がいいっ!
・nyで観た時、めっちゃ気になったドラゴンを操作してるtシャツのおっちゃん
 (あれも演出らしいのですが)は、今日は全然気になりませんでした(いた?)。
・休憩時間に、男性トイレに行列。。。男性トイレでの行列は久々だ。。しかも年齢高い。。。
・カーテンコールの時は、エルファバの笑顔から濱田さんの笑顔になってました♪素敵

最後はスタンディングオベーションしたくなって、立ちました。
うん、よかった!もっと拍手していたかった位!

休憩中に、同じブログ記者で観劇されてた、左右の隣の方と少しお話
させていただいたのですが、彼女達のwickedレポ、熱いです。紹介しておきますね。

 ・alles gute!!
 ・☆kangeki☆のひとりごと

次は20日に観劇予定でーす♪

2007年06月16日

07/06/16 JUMP@シアターアプル

2007年6月16日(土) 13:00
JUMP
6列34番@シアターアプル

婿殿のイ・ジョンスさんがすごい!
彼の高さ、速さ、美しさ、かっこよさ、演技もいい~。
眼鏡をかけた時とかけてない時のもう表情やら目やらの
切り替えも楽しい~。最後の超高い宙返りは、ぜひとももう一回見たい!
公式hpみたら、テコンドー専攻とある。おぉぉぉぉ。

韓国発で、ロンドンでも大人気の演技+武術+アクロバット
ミュージカルとどこかの説明で読んでたんですが、
まー歌はないのでミュージカルではないかなと思いますが、
楽しい1時間半(休憩無し)でした。

開演前から、役者さんが会場をうろうろしてお客さんに
ちょっかいかけたりしているので、開演15分前位には
席についてると楽しめると思います。

泥棒役で、ちょっと太っちょ役の方もいるのですが、
すばらしいアクロバットの中に彼のもじもじアクションが
入ると、なんというか、楽しいお口直しみたいになって
他の人のアクションも余計ひきたつ感じでうまい!

笑いのネタは結構ベタベタ繰り返しって感じで
演技のテンポはゆったり目だけど、その分舞台を
普段あまりみない人や子供とかも楽しめると思います。
今日は休日ということもあって子供がたくさんきてて、
舞台に向っていろいろつっこみを入れてました。
手が心臓を突き破るシーンとか好きだなぁ。

いやーそれにしてもやっぱり婿殿がいい。素晴らしい!
最後の彼のあのキックしながらの宙返りのあの高さといったら。。
ジャンプ中がスローモーションのように見えて、しかも
それぞれの動きがびしびし決まってて、うーん、かっちょえー!

2007年06月20日

07/06/20 ウィキッド Wicked@四季劇場海

2007年6月20日(水) 18:30
劇団四季 ウィキッド Wicked
2階6列3番@四季劇場「海」

グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 濱田めぐみ
ネッサローズ(エルファバの妹) 小粥真由美
マダム・モリブル(先生) 森以鶴美
フィエロ(恋人) 李涛
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 武見龍磨
オズの魔法使い 松下武史

男性アンサンブル
 三宅克典
 脇坂真人
 品川芳晃
 白倉一成
 西野誠
 清川晶
 上川一哉
 成田蔵人
 永野亮彦

女性アンサンブル
 あべゆき
 荒木美保
 今井美範
 宇垣あかね
 遠藤珠生
 有美ミシェール
 長島祥
 間尾茜
 レベッカヤニック

先週の公開プレビュー観劇に引き続き、2回目、海外あわせると3回目のウィキッド。
今日は2階席下手サイド♪

2階、いいです!おすすめかも。
舞台上方のドラゴンの動きが、かなりの迫力で
伝わってくるし、ステージの床に映る照明の模様、
これもかなりみごたえあります。スポットの当て方
一つとっても美しくて綺麗♪

そして最初のオープニング!いい!
先週のプレビューの時、テープ、飛んでましたっけ。。
オープニングの時にテープが舞台から客席にどかーん。
高揚感をあおるこういう出だし、ほんっとに好き。
やっぱりミュージカルって一幕最初の印象ってほんと大きいと思います。
ライオンキングとかキャッツもそうだし、モーツァルトやエリザベート、
海外物だとヘアースプレーとかも衝撃的な幕開けでした。そうきますかと。

ここで、ちょっとNYで観たウィキッドと覚えている限りで比較してみました。
下記ネタばれ少ーし含みます。ご注意あれ。

・NY版では、最初グリンダの名前が、ガリンダだったんです。思い出しました!
 で、確かディラモンド教授が、ガリンダって言えなくてグリンダになったと
 記憶してます(英語版みた方、あってますかね?)。この部分、丸ごと
 なくなっちゃったんですね。
・NY版では、ディラモンド教授(ヤギ)、紙食べて飲み込んでましたが、
 四季は完全に出してますね。今日はさらに落としてました。。
・NY版では、舞台上方のドラゴンを、Tシャツの太ったおっちゃんが操作
 してるのが丸見えで興醒めだったんですが(演出らしい)、四季のは
 全体的に暗めで、操作してる人はいるんですが全然気になりませんでした。
・ボックは小人なんですよね。NY版では背がかなり低い役者さんだったんですが、
 四季の金田ボックはあまり低くないので、一段上がるギャグとかもあまり伝わらないっぽいなと。
・NY版では、エルファバは、大柄でちょっとおたくっぽい感じで
 パーティのダンスとかもほんっとにぎこちなく踊ってたんですね。
 それと比べると、濱田さんは最初からきりっとした強さを感じて、
 そして綺麗、そう、濱田エルファバ、全然みにくくなくて。。。
 いや、これはこれでありなんです。ただ、あの一幕のエルファバを取り囲む
 環境の変化を感じ取るには、NY版のあのちょっともっさい感じのエルファバの方が
 より感情移入してたなぁと思いかえしたりしてました。もう一回NY版みたい。。
・二幕は、NYで観た印象より、四季の印象が断然いい!ってかこれは私の
 英語力にもよることが大きい気もするけど、なんかとっても一つ一つのシーンが
 きめこまやかな感じ。じわじわと感情が伝わってきます。
 特に二幕後半のグリンダとエルファバが一緒に歌うシーン。このシーンの
 沼尾グリンダのあの歌いだし、素晴らしい!グリンダとエルファバの気持ちが
 ほんとにじんわりと心に響いてきました。

あとは今日気になったシーンなどをいくつか書いてみます。

・1幕の「ポピュラー」のシーン、エルファバが去った後に、自分の顔みて
 ぐふっと言うグリンダ。お、おもしろいぞ。あれ、先週言ってたかなぁ。。
 このポピュラーも頭に残るいい曲ですよねー。
・エメラルドシティの衣装がほんっとにいい。そしてアンサンブルの方、
 とーてーもー似合ってる。ウィキッドはこのシーンに限らず衣装や照明も
 楽しめます。そういう意味で照明を楽しめる2階席はおすすめかも。
 2階6列でしたが、オペラグラスなしでも楽しめる感じでした。
・前回お気にいりだったダンサーの方、最後、ミ・ス・グ・リ・ン・ダ
 って言葉を発する猿(なんて名前でしたっけ)役もされてるんですね!
 この方のお名前、永野亮彦さんであってますでしょうか。ダンスもひときわ異彩を放ってます。
・猿がいっぱい出てくるシーン、前回もそうでしたがLKのハイエナダンスを連想してしまう。。
・フィエロの李涛さんの声、なーぜーかー、LKのティモンを連想してしまう。なぜだろう。。
・フィエロのターザンシーンは。。。。やっぱりあれを連想しますよね(笑
・2幕グリンダがエルファバにマントを着せるシーン、2階6列まで磁石の「カチッ」が聞こえてきました。
 そういうマントだと思わないといかんですかね。。。

それにしてもウィキッド、楽しい!これはロングラン、わかる。
劇場出たところにあるエメラルドシティの庭みたいなスペースも素敵です。
夜はライトアップされていて綺麗! あーまた観たい。。。

2007年06月22日

07/06/22 ぶるーブルーバースディ@東京芸術劇場

2007年6月22日(金) 19:00
ぶるー・ブルー・バースディ 初日
J列22番@東京芸術劇場小ホール2

いしだ壱成 (父)
中澤裕子 (母)
住田隆 (覆面・・)
大口兼悟 (保険屋)
須藤温子 (娘)
吉田昌美 (おばーちゃん)
蛭子直和 (便利屋)
佐渡稔東京ヴォードヴィルショー) (支店長)
ほか

電車が遅れて劇場到着はなんと開演1分前。ふー間に合ったー。

休憩なしの2時間。
かなりベタベタなどたばたコメディなんですが、
元モー娘の中澤裕子さん、彼女の演技が光ってます!
コメディいけますね! 間とか表情や切り替えがうまい。

そして彼女のだんな役がいしだ壱成さん。
猫背で頼んなーい感じのサラリーマン役でしたが、
時々みせるきりっとした表情が素敵でした。
彼にはだめだめ役で笑わせるより、かっちょいい系の役やってほしいなぁ。
今日の舞台でいえば、彼の保険屋さん役もいいなと思うんだけど。。

あとは、最初登場した時はちょっと緊張してるようにみえたけど、
娘役の須藤温子さんが、冷めた感じでいい味出したはります。

おばーちゃん、声、どうしたんでしょう。。
そういう声の方なのかな。ケンタをむさぼるシーンは、ちょっと間が・・・

そう、なんかコメディにしては全体的な間がちょっと長かったような気がしました。
ほんと、多分一瞬の差とかだと思うんですけどね。

あと、病気ネタで笑いをとろうとするのは個人的にかなり嫌です。。

日替わりで劇中にお笑い芸人さんが登場するとのことなんですが、
今日の芸人さんは、んー、もちょっと客の心を掴む感じで
やってほしかったなぁと。ネタ自体は面白かったんですけどね。
その前の司会の人のムカデネタは、全然意味わからなかったです(笑

セリフミスからくるアドリブとかは、こういうコメディでは
笑いにつながると面白いですねー。その点でも中澤裕子さんは
落ち着いててうまかった! 住田隆と、それにとまどった
大口兼悟さんの「じゃ」のシーンもアドリブですよね?
あぁいう生の切り替えしも、面白い!そういう意味ではあの芸人さんの
シーン、もっといじってほしいなぁ。
このあたりに生のアドリブいじりは、東京アンテナコンテナ
の舞台がめっちゃおもしろくておすすめです♪

2007年06月24日

07/06/24 松本商店街芝居始めました@東京芸術劇場

2007年6月24日(日) 14:00
劇団サードクォーター第26回公演
松本商店街芝居始めました
自由席@東京芸術劇場小ホール1

一昨日に引き続き、東京芸術劇場。
この一ヶ月に5回くらいいってますね私このホール。
家からも会社からも近くて便利なのに気づいてしまいまして。。
でですね、いっつも、池袋駅のどの出口を
出たらいいのかわからなくなるんです。
通勤で毎日池袋駅使ってるにも関わらず。
池袋駅、誘導悪すぎ。今日も駅員さんに聞いちゃったのですが
で言われたのが「2bの出口だよ」と。
そうやん、出口番号覚えておけば完璧やんっと思ったのは一瞬、
この2bがどこにあるかという誘導が一切!一切ない!
ふらふらしてたら、遠くの方に「1 2」と書かれた黄色い看板が。
12? と思いつつ近づいたら、おおおお、2bって
東京芸術劇場に直結してるんですねぇ。雨に濡れずに便利だけど誘導悪すぎです。

さて、前置きが長くなりました。
休憩なしの100分の舞台。
ゆったりとしたスローペースの出だし。
内容はシャッター街となった商店街のイベントをどうしようというお話。
確かにこのシャッター街、今日本のあちこちで問題になってますよね。
都内でもそう。そんな商店街を活性化させるというお話で、この内容自体
にもとても興味あったんですが、ストーリー後半、うん、いい!

劇作家役の松堂雅さん、演出家役の宮澤瞬さんの演技がきらーん
と光ってて、後半ぐいぐいと引き込まれていきました。
会議での○○っすっていうセリフのあたりから、いいねーいいねーと思いながら観てました(笑

ただ、全体的に、コメディ部分とか、観てるこっちがちょっと緊張しちゃう感じのシーンとか
役者さん同士のやりとりの間が微妙に長かったりで、あまり笑えなかったのが残念。
紫のバラの人は。。。。なんだったんだろう。。こちらもちょっと間が微妙でした。。

ちなみになんで「松本商店街」かといえば、劇団がさいたま市南区松本にあるからだそうです。
今回の公演は「松本という苗字」の人は、なんと1000円引き(定価3000円)。
松本って日本で16番目に多い苗字とのこと。意外~。

でもこうした商店街の活性化をテーマにするあたり、面白いなーと。
問題とか悩みとかをテーマにした舞台とかって、最後は自分で考えよう系のエンディング
が多い気がしますが、今日のはちゃんと最後、活性化につながるイベントまで
みせてくれたし、何かに打ち込めるっていいなって思える舞台でした。

観客は、演劇にしてはちょっと年齢層が高めだったのも新鮮でした。

07/06/24 THE BEE@シアタートラム

2007年6月24日(日) 19:30
THE BEE
D列9番@シアタートラム

野田秀樹
秋山菜津子
近藤良平
浅野和之

久々のシアタートラム。しかも3列目センターでめっちゃいい席。
最初野田さんの登場で、うわっちかっ!って。
劇場に入ると舞台上に、どでかい紙がどーんと存在してるんですが、
これが劇中でいろんなものに変身。。こういう使い方もあるんだーと。

この舞台は、こうした小道具(大道具?)の使い方がとっても
うまいです。また、役者さんは4人だけなんだけど、
ネタばれになるのであまり書かないですが、
一瞬でぱっと役が変わったり、小道具が登場人物に変身したりと、
とても新鮮でした。テレビカメラとか、あれでテレビカメラに
みえちゃうのがすごい。テレビややかん、鉛筆とかの使い方も面白い!

ストーリーは、後半、どんどん重く重くなっていきます。
そしてなぜそうなるんだろうっと考えさせられていく感じ。
休憩なしの70分なんだけど、もっともっと長く感じました。
でも、時間の経過が気になる感じじゃなくて、なんというか
登場人物と一緒に緊迫した時間を共有してるかのような、濃密な感じ。

野田秀樹さん、間とか、動き(踊り!)、演技は、ほんと、さすがです。
蜂を異常に怖がる際の演技とか、みててその意味をとても考えさせられます。
くすっと笑えるシーンも多いんだけど、ストーリー的にネタで笑わせるとかじゃなくて、
小道具であったり、間であったり、見せ方であったり、脇キャラ
(浅野さん・・・笑)で自然にツボをついてくれる感じでした。
浅野和之さんの登場がどれも新鮮で演技が見事だったので、
彼にはもっともっと登場してほしかったなぁ。

7月のロンドン版では、野田さんは、女性役しはるんですね。
しかも今回野田さんが演じてたサラリーマン役を、
女性の方が演じられるとのこと。パンフレットを観たら、
ほんとの男性かと思ってしまいました。

ちょっと大人の演劇といった感じでしたが、
新鮮で深く重い世界に70分ひたれますよ♪

2007年06月27日

07/06/27 劇団SET タイツ馬鹿稽古場レポ

2007年6月27日(水) 15:00
劇団スーパーエキセントリックシアター 稽古場
タイツマンズ紀伊国屋LIVE 「タイツ馬鹿」

今回は劇団スーパーエキセントリックシアター(劇団SET)さんの稽古場におじゃましてきました♪
今年3月の倭人の噂、今月のNO BORDER と、歌あり踊りありアクロバットあり、
次々と繰り広げられるアクションに大興奮して、ぜひ一度稽古場を訪問してみたいなと思い、
稽古場みせていただいてもいいですかとお伺いしたところ、
快くOKしていただきまして、早速いってまいりました!!

毎回稽古場は、この最初のピンポンが緊張するのですが、
制作の方が笑顔で出迎えてくださいました。

ちょうど一階の事務所にお伺いした時は、二階のお稽古場では役者さん(有志だそうです)
たちがビリーズブートキャンプを終えたところだったとのこと。
残念!もう少しはやくお邪魔して拝見したかった!
前回の NO BORDER のメイキングDVDでもビリーズブートキャンプをみなさんでやってる
様子が映ってたんですが、私がちょうどビリーに入隊する直前にそのDVDを
みたこともあり、先に入隊した先輩達みたいに思っている管理人です(笑)

作・演出・出演の赤堀二英さんと振付の野添義弘さんとが稽古場から降りてこられて、
早速お稽古シーンを見せてもらうことに。

1階事務所の奥のらせん階段を上るとそこがお稽古場。
おぉぉ、小学校や中学校の体育の授業でつかった分厚いマット(ベッドマット位の)やら、
小さいトランポリンが!軽くトランポリンを使って、前宙とかひねりの入った回転とか、
高いジャンプとか、役者さんたちは体慣らし。
倭人の噂の時のあの舞台に埋め込まれていたトランポリンを思い出します。

最初、オープニングシーンを、音楽に合わせて通して見せていただきました。
↓写真クリックで動画♪ 後半のトランポリンアクション大好き!

(これ、何かを表現したはります。さて、なんでしょう?)

かっこいいっ!楽しいぞー!!!
これが本番は全身タイツになるわけですよね。どんな雰囲気になるんでしょう。
表情、動き、アクション、どれもいい! カメラのファインダごしじゃなくて生でずっとみてたい感じ。
前の方で見せ場があるかと思えば、後ろの方でアクロバティックに飛び跳ねたはります。

お次はアクションシーン。
時には動きの確認をしつつ、音楽に合わせて回し蹴りやらパンチ、キックがあちこちで繰り出されます。
とにかくはやい! 高速で展開していて、しかも音楽とあってて!気持ちいい!かっちょいい!
動画編集しながら、何度も何度も再生して楽しんでました。これも本番タイツなわけですよね・・
↓写真クリックで動画♪ これが全身総タイツアクションに!!

「タイツ馬鹿」はミュージカルアクション・オムニバスコメディですからね、歌もあるんです。
おっ、私の好みの声質の方が!動画撮影に必死でどなたかわからず。本番で要確認♪
↓写真クリックで動画♪

そしてTAP!
先ほどのアクション、歌から続けざまに稽古を重ねる役者さんたち。
わくわく感がとまりません。これがまたですね、かっこいいんです。
このタップはある生物のあるシーンを表現しているのですが(さて、なんだと思います?)
その発想自体が斬新!おもしろすぎです!下記動画の中に若干のヒントが。。
軽やかにステップを踏むというよりは、
みんなで力強く踏み鳴らす感じのTAPで非常にパワフル!
これまた、かっこいい!ちょこっとだけ踊るっていうんじゃなくて、
結構な時間ずっとフォーメーションを変えながらTAPを踏み続けるので、見応え満点!
↓写真クリックで動画♪

あとですね、音楽がいいんです!
動画達をみていただいてもわかると思うですが、音楽にアクションがとってもあっていて
のりがめちゃくちゃいい。気持ちいい。爽快な感じ。そして頭に残るんです!

お稽古場見学が終わって、作・演出・出演の赤堀二英さんと出演・座長の野添義弘さんから、
タイツシリーズについてこんな話を聞くことができました。
(夢中になってて動画とりそびれました・・・すみません。写真は稽古中のお写真)


(野添)このタイツシリーズって、人とかモノとか動物とかをからめて作品にしちゃってるんだよね。
もうほんとやってることはばかばかしいですよ。でもね、一応テーマってあって6年目になるんだけど、
それは変わらずにあるんだよね。「見たまんま楽しめて、観た人が元気になれる」っていうテーマ。
今、目標を見失っちゃってる人がいるとしたら
「やれることを探してみようか」なんてなってくれたらいいなって思ってるんだよね。
ただ笑わせるってだけじゃなくて、自分たちの想いをばかばかしいことを通して伝えるっていうかね。


(赤堀)以前やったタイツで、織田信長と武田家の戦いを描いた時があって、
そこに出てくる武田側の馬っていうのを、
僕たちでやったんですよ。織田側は、鉄砲隊を三つに分けることで効率的に攻撃を行うことができて
勝利を収めたけれど、それを察知できてしまう馬がいて、
それでも自分は武田側の馬だから親方様に最後までついていきます・・・
っていうちょっと「お涙頂戴もの」という感じですね。
これやった時、お客さんで観ながら泣いてくれてた人、いましたからね。
もちろん、僕たちはタイツですよ。
こんなタイツで尻尾までつけてね。

(野添)やっぱり、歌って踊って芝居してなんで、できるメンバーじゃないとってことで揃えてますよ。
アクションやらTAPやらって、かっこよくやってるところはいくらでもあるじゃないですか。
そこにギャップがあると笑えますよね。でも、タイツってだけじゃ、出オチだけで、2時間も持たない。
だから、力がないと・・・。

(おけぴ)でも、どうして「タイツ」なんですか?

(赤堀)やっぱり来ましたね、その質問(笑)。
それはもう・・・誰もやってないからですよ。
うちの父、実はタイツの初演のチラシにも載ってるんですけどね、
「お前も、もうすぐお前が生まれた時の俺の歳だ」って言ったんですよ。
その時、自分自身にしかできないことをやろうって決めたんですよね。
子孫を残すってことはしてないけれど、その何かがタイツだったんですよ。

(おけぴ)あの・・・タイツって、恥ずかしくないですか?
もしくは、かえって開放感があってやりやすいとか・・・

(赤堀)いや~、これ実際に着てみてわかったんですけどね。
恥ずかしいとかはないんですよ。ですけど、プレッシャーは感じますよね。

(おけぴ)プレッシャー?

(赤堀)そう、プレッシャー。だって、全身タイツだから、太ってようがなんだろうが、
隠しようがないじゃないですか。衣装があれば、色とかカットとかで細く見せるようなこともできますけどね。それに、足が曲がらずに上がってるかとかも、
幅広のズボンとか着ていればそれが綺麗に見せるように助けてくれることもありますけど・・・
タイツじゃそうはいかないですからね。役者のよしあしがそのまま出ちゃうんですよね。

(野添)それに、タイツを楽しみにしてくれてるお客さんがいる。
前作と比べて今度はどんなことをやってくれるんだろう、
もっともっと・・・って期待を感じるんですよ。
だから、一生懸命やらないとっていうのは常に思ってますよね。

お話を聞いていて
「面白いものを作ろう」とか「お客さんに楽しんでもらおう」っていう思いがものすごく強くて、
それを実現するために、ストイックにお稽古を積み重ねているなって印象を受けました。
でも、本番はタイツでいっぱい笑わせてもくれる・・・ 本番がとても楽しみです。

ちなみに話の後半3分の1は、ビリーズブートキャンプについてでした(笑)
野添義弘さんから直々にいろいろご指導いただきまして、そちらの内容と
稽古場の帰りに立ち寄ったケーキ屋さん情報はこちらの管理人ダイエット日記にてどうぞ!!

とてもいい明るいお稽古場なんだけど、緩みがなくていい緊張感のあるお稽古場でした。
私にとっても初のタイツ観劇となる「タイツ馬鹿」。
オムニバスコメディということで、数本の話が展開されるとのことですが、
どんな舞台になるのかとっても楽しみです!

最後に皆さんから動画メッセージをいただきました!
↓写真クリックで動画♪


一緒に同行したおけぴスタッフakkiのブログにも訪問の様子がUPされてるのでぜひぜひ。


公演は、2007年7月12月から15日まで、紀伊国屋ホールにて(サザンシアターじゃないよ)。

詳しい情報はこちらです!
チケット購入ダイレクトはこちら
私は初日に観劇予定でーす。

p.s. 先日私のかわいいデジカメが壊れまして、新しく新調したのが SANYO の Xacti
この Xacti毎日プリンを撮ってきましたが、動画は実は初!今回の稽古場に持って
いったところ、役者さんたちに注目していただきまして、ちょっと嬉しい管理人でございました。

2007年06月28日

07/06/28 WISHES@東京芸術劇場

2007年6月28日(木) 19:00
Garden 3周年記念公演「WISHES」
自由席(3列目)@東京芸術劇場小ホール1

今日も東京芸術劇場へ♪
写真なんぞをとってみました。
ちょっと絵があるといいかなと。

Garden さんは、毎回脚本(黒川賢一さん)がとても好きで、
ストーリーが後半どかどかっと構築されていく様が
いいんですよね。そして毎回きらりと光る方がいらっしゃる。

今日は、まず登場から一瞬で目を奪われた堀井秀子さんのレイン!
かっちょよくて美しい。衣装がとってもとてもお似合い。
恋人モードの時と、恋人敵対モードの時の、表情や声の切り替えがお見事で、
登場や立ち姿がきまりまくったはります!

そしてメアリーの宇野桃子さん!
7名のダンサーと一緒に踊るシーンや、エドワードとのシーンの
うつろな「目」にやられました! 目だけで感情が伝わってきます。

で、今日なマイヒットキャラは殺陣の
明石太志さん、齋藤翔さん、竹田亘さん、平山正樹さんの4名。
動きや表情から別世界の住人というのがびしびし感じられて、
動きをみてるだけで気持ちいい♪

今回のセット、大きな動きはないんですがうまく空間使ってて面白いです。
上手と下手でセットの高いところから舞台後方にはける際、
ステージの2階部分に頭があたらないように役者さん達が
毎回少しかがまれるんですが、ごつっていかないか、
ちょっとどきどきしちゃいます(笑)

今日は初日だったんですが、ラカムJチームの3人のしゃべり方や間や表情が、
最初とてもかたくて、後半どんどん自然になっていかはったんですが、
私の場合、最初の登場のインパクトでその後の登場の期待感とかが
決まっちゃっうので、コミカルなシーンとか、多分後半だけみれば
面白いんだけど、前半のかたさが印象に残ってるのでなかなか笑えず。。。
休憩とか入ったりするとまた違うのかもしんない。
(今日の舞台は休憩無しの1時間45分)

でも今日はかっちょいい佐藤孝之さんと、レイン、メアリーの
衣装、お顔、声、立ち姿が頭にこびりついてまして、心地よい余韻です。
夢に出てきそう~。

2007年06月29日

07/06/29 ジーザスジャポネスク版@四季劇場秋

2007年6月29日(金) 19:00
ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン
1階5列9番(実質3列目)

ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 芝清道
マグダラのマリア 木村花代
カヤパ(大司教) 青木朗
アンナス(カヤパの義父) 喜納兼徳
司祭1 阿川建一郎
司祭2 田辺容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 飯田洋輔
ピラト(ローマの総督) 村俊英
ヘロデ王 下村尊則

なんと、ジーザス、豪華キャストじゃないですか!
しかも、マグダラのマリア役に大好きな木村花代さん!
これは!と思い、おけぴで譲り受けて、行って参りました。

木村花代さん、素敵すぎます!!
ソロナンバーがある三つのシーン、特に2つめのソロ、
声がめちゃめちゃ綺麗。たっぷりと優しく包んでくれるように
聴かせてくれます。綺麗で澄んでいて、歌に嘘がない、心が洗われる感覚。
鳥肌たってしまいました。。
ただ、旋律は時々キャッツのあの曲が頭をよぎっちゃうんですけどね
ま、同じロイドウェーバーですからね。
木村花代さんを中心に観るなら次回は上手の方で観たい!なと。
上手で歌わはる時、観客が普通視線だけそっちに送るのですが、身体ごとそっちに
のりだしてみんな聴いてるのも印象的でした♪

そしてしょっぱな、もう、芝清道さんのユダが舞台後方からひょこっと
顔を出しただけで、あの存在感。すごい! 
高音部が多少どうなろうが、芝さんは、ユダにはまりまくってる気がします。
ジーザスの中で一番私がだいっすきなシーン、
後半でユダが3人のソウルガールズを従えて熱唱するスーパースター。
前にみた時よりもソウルガールズの存在感がすこーし控えめになってる気が。
私このソウルガールズの「ごめんなっさいっ!」っとかのあいのてが
めちゃめちゃ好きなんですが、今日はちょっとおとなしめに聞こえました。
でも丸坊主の3人組、やっぱりいい、このシーン!!

ジーザスの柳瀬大輔さんは、さすがの安定感。もうね、絵になります。
終始きりっとしたお顔としぐさが印象的で、セリフにも重みを感じます。
そうそう、むちで打たれるシーンの背中の傷がめちゃめちゃリアル・・・
十字架シーンとかは、おなかとかも全然動かなくて、すごいなーと。

村俊英さんのピラト。優しそうなピラトだー。いい声だー。
そして下村尊則さんのヘロデ王!!!す、すごい衣装だ。。
あのシーンだけなのに強烈なインパクト。
上手にいる花魁姿の女装した男性二人も必見です!
カーテンコールもなんかヘロデ王、楽しそうでした♪

ところでシモン、結構目立つ役ですよね。
でも神崎翔馬さん、セリフや歌が全然伝わってこなくて、発音もなんか変。
歌い方もなんかがなってる感じで、結構長く歌うシーンなので、
このシーンが今回唯一残念でした。

そうそう、最初のシーンでマグダラのマリアの花代ちゃんと一緒に
香油をかけようとする女性、どなたでしょうか。その後のシーンでも
かわいらしくて印象に残ってます。

エルサレム版は過去2回、ジャポネスク版は過去1回観てますが、
ジャポネスク版の方が好きです。セットはシンプルなんだけど、
あの大八車の組み合わせが見事で、セットがストーリーにとけこんでる感じです。
音楽も、和な音とかが曲の後ろぽーんと響いたりしていて新鮮。
休憩なしの1時間45分、もういっぺんリピートしたいなって感じです!


2007年06月30日

07/06/30 エレ片OMOSHIROライブ@よみうりホール

2007年6月30日(土) 18:00
エレ片OMOSHIROライブ2007
2階G列4番@よみうりホール

ラーメンズ 片桐仁
エレキコミック 谷井一郎今立進
カブキロックス 氏神一番

有楽町ビックカメラの7階、はじめていきました。
こんなところに1100名入る巨大なホールがあったとは。
しかも2階席まで。。。びっくり。しかもほぼ満席。

最初は会場のお客さんとの掛け合いや、2人程、手あげた人を
壇上に呼んでアドリブ芸(?)したりという感じでスタート。
全員立たせての決起集会的のりでは、マニアックなネタを
知ってる人だけがついていったりして、それはそれでおもろい(笑

ただ、その後、先日行われたというトキ大運動会のビデオ映像を
みんなでみるというので、数十分、うーん、ライブっぽくなくて、
なんかテレビをみんなでみてる感じに。。その後は、また映像シーン。
(3人は舞台からひっこんで観客は映像をみてるだけ)。
こうした映像がかなりの割合を占めてますが、
特に映像自体が面白いわけじゃなくて、
彼らが登場するだけで面白い的なノリですね。
私としては、ちょっと間延びしちゃう感あったけど、
コアなファンの人達には嬉しい映像なんだろうなーと。
あとまーこういうちょっとダレっとした雰囲気がよかったりするのかなと。

最後のモテ男&ブス姉妹のコントネタが、今日唯一のライブネタ。
谷井一郎さんの女の子姿、おもろすぎ。
片桐仁さんも多彩な方だわ。

最初から最後までグッズ販売作戦と思われる演出が大展開されてましたが、
まーここまでやられると、それもネタだなと(笑)
グッズはバック1000円、Tシャツ3000円。Tシャツは完売してました。

休憩なしの2時間。
客席は、女性が多く、10代20代の方が多いようでした。

About 2007年06月

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