07/07/12 タイツ馬鹿@紀伊國屋ホール
2007年7月12日(木) 19:00
劇団スーパーエキセントリックシアター
「タイツ馬鹿」
Q列6番@紀伊國屋ホール
出演者:
赤堀二英
野添義弘
宮内大
大竹浩一
白倉裕二
丸山優子
白土直子
良田麻美
小形里美
中島奏
行ってきました!初日♪
紀伊国屋ホール、実は初めて?いや、久々なのか。。
覚えてないくらい。この劇場、ロビーの雰囲気が素敵。
少し古い感じだけど、壁一面に演劇のポスターが貼ってあって、
あぁ劇場という空間に足を入れたなぁって気持ちがわいてきます。
(ただ、座席が昔ながらの感じなので、前の席の人によってはかなり観にくいです)
先日の稽古場レポでは、アクションやタップといった全体シーンが
中心だったのですが、もう全体的に楽しい楽しい。爆笑コントの連続といった感じで、
笑いにあふれてます!!そこにアクロバットや殺陣や歌やタップが
見事にからむのですが、その絡み方が自然。特に歌とタップは、
オムニバス形式の最後のストーリーで使われるんだけど、
最後の方は、ほんとに、役者さんがタイツをまとわれてることなんて忘れて、
タップや歌から、ある生き物の気持ちがじーんと伝わってくる感じなのです。
そして最後のあのラストシーン。照明と音楽も効果的に使われていて、
思い切り拍手したくなるエンディングでした。
野添義弘さん最高~!超パワフル、めちゃめちゃ元気もらえます。
今回特に好きだったのは、面接シーン。お、おもしろすぎです。
思い出し笑いしてしまうくらい。間と動きと表情、そして声もいい~♪
野添義弘さんと赤堀二英さん二人が中心で展開するシーンが多いのですが、
このお二人のぼけ具合と間の取り方が実にうまい!
アドリブなのか、ネタなのか、ほんとに間違えたのか全然わからない。。
しりとりの部分も、どこまで事前に決まっているのかわからない!
どんどんと展開していくのですが、頭を使わずに観れて
「贅沢な息抜き」って感じ。
また、出ている10人の役者さん達が、最初は全身タイツで区別が
つきにくかったりするんだけど、じょじょに個性がわかってきて、
キャラがたってきて、この役者さんのことをもっと知りたい!って
思ってしまう自分がいました。そして、側転や回転がとっても綺麗。
受付嬢(だったかな)の二人の側転は一瞬だったのですがみとれました。。
オープニングだけはちょっとかたーい気がしたんですが、
これは、この○○○(ある生き物)君達が、あえて、ストーリー上
かたくパフォーマンスしたのかなと。特にジャンプに元気がなくて。。
わざとなのかも。私的には残念だけど。
なので、最後、もう一回ショーしますという時、今度は元気なトランポリン技が!
ってかなり期待してしまった私がいたのですが、見事にやられました(笑
休憩無しの2時間弱。これ、マチネ公演だったら、ソワレもいったと思います。
いや、ほんとにね、思い出し笑いしております(笑)野添さんおもしろすぎ。