チケット救済 公演紹介 観劇ノススメ 検索 サイトマップ おけぴネット レポトップ レポ全一覧   

« 2010年06月 | メイン | 2010年08月 »

2010年07月 アーカイブ

2010年07月01日

10/07/01 月の女神ディアナDiana製作発表レポ

2010年7月1日(木)13:30
月の女神ディアナ Diana 製作発表

この3人が "小劇場でみせる究極の音楽劇に挑戦" となれば、
何かが起きる!その予感にワクワクな製作発表♪

TSミュージカルファンデーション(以下TSと略)
オリジナルミュージカル第13弾は
なんと、キャストたったの5人!
しかも、小劇場(東京芸術劇場小ホール)!
TSの代表であり、構成・演出・振付を担当する謝珠栄さんが
姿月あさとさんと湖月わたるさんのために、
今までにない様なミュージカルをつくる」と意気込む、
今秋、約一ヶ月のロングラン公演です。

謝さんが、一昨年手術をされた後、杖をついてよちよち歩いている時に、
姿月さんと湖月さんのお二人に久々に会って、
作品を一緒にやりたいねと3人で盛り上がったのがきっかけなのだそうです。
(3人で話すと、謝さんの頭の上で言葉が行き交うんですとのお話も(笑))

お話は、”ミステリアス”。
そしてキーワードは”ギリシャ神話”、”記憶”、そして”家族”。

とある事件がきっかけで留置場に入った一人の女性が
謎の女性と出会い、再起する過程を、
ギリシャ神話に絡めて描くミュージカル。
運命に結びつけられた2人の女性を、
姿月あさとさん(エレン)と湖月わたるさん(ルーナ)が演じます。
人知れず孤独を抱えるルーナと、ルーナに不思議な安らぎを与えるエレン。
深い心の交流を優しく、ときに力強く描き出していきます。

質問コーナーで、演出家謝さんの指導ぶりについて聞かれた姿月さんは、
「謝先生は、"できひん!"っていっても"できる!"、
"ほんまにしんどい"っていっても"できるできる!"って(笑)。
やってみてゲー吐きそうですけど、
やった後に気持ちよさを味あわせてくれる演出家です」との言葉に会場も沸いてました。
そして、そのように”できる”と言われ続けることが、
高みに登っていくためには必要なんですと話されていたのも印象的でした。

湖月さんは、W杯の話題にも触れ
「サッカーの日本代表のチームのパスワークにひたすら感動をしていたのですが、
今回の作品作りでも信頼を結んで、ナイスなパスワークでゴールを決めたいと思います!」と、
謝さん、姿月さんと舞台ができることをとっても楽しそうに話されていました。

この主演のお二人を支える、3人の男性キャストは
昨年『天翔ける風に』溜水役で強烈な印象を残した今拓哉さん、
TSに欠かせない存在となった平澤智さん、
そして舞台から映画まで幅広く活動する水谷あつしさん。

ゴスペルを意識してつくったという音楽(作曲・音楽監督は林アキラさん)
も聞かせて頂きました。月夜の下で踊っているような流れる旋律、
スラリと手足の長いお二人が踊っている姿が浮かんできます♪

謝さんも元タカラジェンヌで、
姿月さん湖月さんお二人の宝塚現役時代に振付指導もされていたのですが、
この元タカラジェンヌという共通のDNAに加えて、
この3人から”アクティブな肉食系オーラ”を強烈に感じました。
そのパワーが、今回の公演で相乗効果的に高まる予感満載です。

ロングラン公演ならではの芝居の変化、
小劇場ならではの、目線ひとつ、細やかな動き一つまで
楽しめる面白さも見所と思います。

"衣装もシンプルで、素のままの姿月さん湖月さんの魅力"(謝さん談)を堪能できる公演です。

どうぞお見逃しなきように!




おけぴ稽古場取材班: nats & おけぴ管理人  撮影:おけぴ管理人

10/07/01 石川さゆり特別公演公開稽古レポ@明治座

2010年7月1日(木)16:00
石川さゆり特別公演 公開稽古レポ
@明治座

まさに日本の宝!石川さゆりさん♪
透き通るような高音、その歌唱力はもちろんですが、
その表現力の幅やチャーミングな受け答えに大魅了!!

明治座七月公演「石川さゆり特別公演」の公開稽古を拝見してきました。

第一部はなかにし礼さん原作の長崎ぶらぶら節。
長崎を舞台に描かれた直木賞受賞の感動作で、
石川さゆりさんは、歌を愛し、歌探しを続ける”愛八”を演じます。
そう、お芝居です!近藤正臣さん、淡路恵子さんらもご出演。
そして第二部は津軽海峡冬景色、天城超えなどの「石川さゆり オンステージ」。
ウイスキーーーーーーがお好きでしょっも聴けますよ♪

そしてこの第二部では、昨年のアルバムに収録された「夕焼けだんだん」の
後日談を、映像も取り入れたショートストーリー仕立てで展開。
ファンの方たちから「夕焼けだんだんのあの女性のその後が気になる!」
という声が多く届いたことから、
故吉岡治先生にお願いして書いてもらった脚本なのだそうです。

花道から登場の石川さん、な、なんとピンクのお着物!!!
(ご自分でデザインされたそうです!)
お柄はハート、リボン型の髪型、なんてかわいい石川さん!

谷中銀座を舞台とした、とある女性の物語。
谷中銀座といえば、猫!
ラテンのノリで、ねこたちと踊ってみたり、
笑ったり、照れたり、怒ったり、色っぽかったりと
忙しい忙しい石川さゆりさん。
演歌を歌っていらっしゃるときの
石川さゆりさんとは全然違ったお顔が拝見できます。
そして娘のようなお声から、拳が効いた怒りの声までいろんなお声を堪能♪♪
聞いていて一人ミュージカルだと思いました!!!

続いては、石川さんの最新シングル曲「だいこんの花」。
先ほどとはガラッと変わってしっとりと歌い上げて下さいました。
石川さゆり演歌ワールドにどっぷり浸かれます。
キレイです。
声もお姿も動きも。。。
ほぅぅぅっ、とため息がでます。

日常のことでざわざわした心がすぅと慰められていくのがわかりました。

女性の弱い部分、色っぽい部分、でもたくましくもある部分を全部全部
歌にのせて見せてくれる、石川さゆりさんに感謝をしたくなるのです。

石川さゆりさんのお声を生で聞いて、心から癒されて、
明日からまた生きて行くエネルギーをぎゅぎゅっとチャージさせていただきました!

囲み取材では、
「きっと(吉岡治先生は)見に来て下さっていると思います。」と熱唱を誓っていらっしゃいました。

公演は7月2日から30日まで。明治座にて!

今、私の頭の中では津軽海峡冬景色が
ずーっと繰り返し再生されてますがきっとそんな状態になると思いますよ♪♪

ミュージカルで耳の肥えている方にもぜひオススメしたい公演です。
透き通る高音最高!

フォトセッションのときに「がんばりまっしゅー」と石川さゆりさん。
かわいすぎます!


おけぴ稽古場取材班:nats & おけぴ管理人  写真撮影:萱嶋晴子

2010年07月02日

10/07/02 東京セレソンデラックス「くちづけ」稽古場レポ

2010年7月2日(金)14:30
東京セレソンデラックス
『くちづけ』稽古場レポ

稽古場レポで思い切り涙をぬぐいました。
素晴らしい脚本と、絶妙のテンポ感、
そしてリアリティ故の切なさ。

俳優、そして脚本家としてご活躍の宅間孝行さん主宰の東京セレソンデラックス。
今年は東京セレソンデラックス10周年。
3年ぶりの新作『くちづけ』の稽古場にお邪魔してきました。

どっぷりと舞台の世界に浸り、心のひだにじ〜んと染み入ります。
笑いが続いたと思ったら、最後は涙が止まりませんでした。

ストーリーの原案は、
10年ほど前に宅間さんがふと新聞の片隅で目にした小さな小さな事件。
その事件の切なさに、心をかきむしられたことが発端となっているそうです。

天使の子たちが集う、埼玉にあるグループホームが舞台の群像劇。
“うーやん”と“まこちゃん”の二人が初めての恋を経験します。
しかし、そこに忍び寄る影。。

天使の子たちの純粋さ、愛嬌、不安を見事に演じるのは
人情味あふれる個性的なキャストの面々!

宅間孝行さん、
歩き方、しぐさ、表情、アドリブ全部注目!

下の写真で宅間さんに寄り添っているのは東風万智子(こちまちこ)さん
(元芸名、真中瞳さんでございます)。

加藤貴子さん(温泉の女将さんでお馴染みですね)の笑顔、
ずっと目で追いかけていたい笑顔です。

藤吉久美子さん、みんなの靴の向きをそろえてから、
忙しそうに玄関をあがって来るしぐさが好きでした!

石井愃一さん。”電気は光る!”

金田明夫さん、後半の迫真の演技は必見です!

観ていて自分が泣いているのか笑っているのか、
よく分からなくなってしまうくらい、感情が揺さぶられます。

劇場で、思いっきり泣いて笑って、
素敵な心のお土産を、たくさんたくさんもらってきて下さい!
ぎゅっと胸をつかまれる作品です。
ハンカチは絶対にお忘れなく!

あ、ココだけのヒミツですが、今回、初めての試みもあります。
何と言っても 10周年ですからね♪
お、おぉぉぉぉぉ!ですよ(笑)。

さらに今回もセレソンDXでは、”袖の下”企画(笑)がございます。
早観劇は三文の得ということで、
東京公演初日より、先着2010名様にオリジナルプレゼントが!

キャスト:
宅間孝行加藤貴子石井愃一東風万智子 藤吉久美子
金田明夫芳賀優里亜伊藤高史菊池優須加尾由二大見久代
田中卓尾畑美依奈

東京公演は、7月7日(水)〜8月1日(日)、新宿のシアターサンモールにて。
大阪公演は、9月22日(水)〜26日(日)、梅田芸術劇場シアター・ドラマシ
ティにて。
名古屋公演は、10月8日(金)〜10日(日)、名鉄ホールにて。
札幌公演は、10月15日(金)〜17日(日)、道新ホールにて。
詳細は公式HPにて

FM世田谷の「シアターF」に出演された宅間さんの
オンエアもぜひおけぴでノーカット版でお聴きいただけます!


おけぴ稽古場取材班:チームごまクリーム 監修:おけぴ管理人

2010年07月05日

10/07/05 東京アンテナコンテナ 上海J'TRIANGLE稽古場レポ

2010年7月5日(月)16:00
東京アンテナコンテナ
「上海J'TRIANGLE」稽古場レポ

"演劇お笑いテイメント集団"の東京アンテナコンテナ。
5前の旗揚げ公演を観て、手叩きながら大笑いしていた私ですが、
その旗揚げの演目が今回期待の再演!
お稽古場にお伺いさせていただくことができました!
(その時のレポはこちら

茶々入れまくり!
空耳ソングありまくり!!
アドリブありまくり!!!

さらに五周年記念公演ということで
各ジャンルのスペシャリストがゲストとして参加!

まずは風花舞さん(元宝塚の月組娘役トップスター)、
お話の冒頭、風花舞さん演じる財閥の令嬢はるか
(銀座のクラブのトップスターという役所)
のレビューシーンがございます!
”はるか”が満面の笑みで歌い踊るこのレビューとっても素敵っ!!
風に舞う、花びらのようです!(風花舞さんのお名前そのもの!!)

お声・歌声にもううっとりで、
感動的な腕のしなやかさ!と身体の柔らかさ♪
ツツツッとステップも軽やかで軸がしっかりしていながらフワフワって感じ♪

その風花さんと一緒に踊っているのは、THE CONVOY SHOW瀬下尚人さん。
今回の瀬下さんの役柄は勅使河原総見(てしがわらそうけん)。
すごい名前ですが、この役、かなりはまっておられます(笑
たまらないくらい(笑笑
やんごとなきお人でしてそのしゃべり方が、思いっきりツボでした。
独特の間が天才的!

総見さんは、はるかさんの手を。。引けるのでしょうか。

このシーン、大好きです。
隣にいるお姉さん役は深見恭子さん。深見さんの雰囲気もまた素敵なのです♪

瀬下さん演じるこのやんごとなきお人は、少々妄想癖があり。。
かつ、意味不明なギャグを連発致します。
その様子がいじらしいのですが、
妄想の中で同じくTHE CONVOY SHOW徳永邦治さんと素敵なダンスを踊ります。
さすが息がぴったり!

そして、アドリブ感満載のこの3人の演技は自由奔放で
みていて楽しいこと楽しいこと。
芋洗坂係長さん、イジリー岡田さん、下平ヒロシさん(写真左から)。

芋洗坂係長さん演じる、恋する男”じゅんぺい”は本作品のキーマンでもあります。
立派なお腹も大活躍(笑

さらにさらに、この舞台ではHIDEBOHさんのタップシーンが
かっこいーんでございます。

醸し出す雰囲気に思わずみとれてしまった
SDN48大堀恵(下の写真左端)さんのダンスと動きも気持ちいい!

”エビカニ三昧っ♪”のナンバーは踊りまくり盛り上がりまくり!
ジェイソンハンコックさん反りまくりです!
"エ"と"カ"にアクセントが入ります♪
この気持ちよさは劇場にてご体感下さい。
後ろの方にいるエビやカニがかわいい〜(笑)

舞台は昭和9年の日本と、上海に向かう豪華客船ダイパニック号の中。
レビューに憧れる若者達が夢を追って上海へ!
その上海へ向かう航海中、船上結婚式を挙げようとするカップルが一組。
その新郎をねらう3人の”J”。その目的は。。。新郎の運命は。。

というストーリーですが、あまりストーリーにはこだわらず、
ぜひ肩の力を抜いて、リラックスしてぜひご観笑下さい(笑

歌あり、踊りあり、タップあり、笑い満載、アドリブありまくりの舞台です。
帰り道、エビカニ三昧!ってシャウトしたくなると思いますよ(笑

出演者の皆さんから動画メッセージをいただきました!!

公演は7月14日から19日まで、六本木の俳優座劇場にて。
土日昼公演終了後、アンコン商事とサプライズゲストによるトークショーあり!
詳細は公式HPをチェック

とーっても気持ち良さそうな風花舞さん。ダイパニック号にて。


おけぴ稽古場取材班: nats & おけぴ管理人  写真撮影:おけぴ管理人

10/07/05 ALTAR BOYZ 製作発表レポ

2010年7月5日(月)19:00
ALTAR BOYZ 製作発表レポ

オフブロードウェイで観た時は、正直そこまでの興奮はなかったのですが、
昨年の日本版を観て、そのパワーに大興奮してしまったALTAR BOYZ。
前回メンバーをチームREDとし、
更に新たな5人のキャストをチームORANGEとして、
(つまり、5名全員がWキャスト)
スケールアップしての再演です!

アルターボーイズとは、神と司祭に仕えるお手伝いの少年たちのことで、
この少年たちが、「ALTAR BOYZ」というバンドを結成するのですが、
いってみれば、「教会のイケメン使徒五人衆の伝導ライブ!」が
歌にダンスに、すごいパワーで展開されるんでございます。

今回の製作発表でも、まずはフツーにMCの方が登場…と思いきや、
登場したのがDIAMOND☆DOGS小寺利光さん!
製作発表にありがちな緊張の空気が熱気に変わり、
1曲だけのライブも‘曲披露’ではなく‘ライブ’になりました♪
(なんとスタンディングOK!)
“We Are the Altar Boyz”を10名全員で披露♪
舞台上は10人中10人のイケメン達が揃い踏み。
衣裳もかっこいいーっ。

REDメンバーはどこかしらに赤のアクセントが効いています。
誰しも再演を待ち望んでいた様子で、
既に気のおけない仲間としてのいい雰囲気。


左から良知真次さん、東山義久さん、中河内雅貴さん、小林遼介さん、植木豪さん

ORANGEメンバーからは初々しさと、チームへの参加を喜ぶ期待感が伝わってきます。
今日はあえてオレンジのアクセントを使わずシックにキメるORANGEメンバー。


左から森新吾さん、和田泰右さん、中塚皓平さん、松下洸平さん、上間善一郎さん

この美しきメンバー達を、
ファン、ルーク、マーク、マシュー、アブラハムの順にご紹介しましょう♪♪

チームREDのファンは植木豪さん(下の写真左)
「‘ALTAR BOYZ’というダンスヴォーカルグループがライブでやってくる設定なので
普段の‘観る’というのとは違って、お客さんも一体になれるのが魅力」
チームORANGEのファンは和田泰右さん(下の写真右)
「リハーサルで既に今後が楽しみないいチームワークだったので
メンバーに引っ張ってもらって、内面的な部分もイイ感じに出せたら。」

チームREDのルークは小林遼介さん(下の写真左)
「…うまいこと言おうと思ったら言えなくなっちゃったのでバトンタッチ」
RED唯一の新キャスト。素直です(笑)
チームORANGEのルークは森新吾さん(下の写真右)
REDより若干平均年齢が低いことを強調(笑)
「N.Y.公演と前回公演の両方を観たけれど、
話しの筋は一緒だがキャラクターが全然違う!
それぞれのカラーがひとりひとり出ている作品なので新たに
チームORANGEということで僕たちなりのカラーが出せたらと思う」

チームREDのマークは中河内雅貴さん(下の写真左)。
「マシューへの愛情をより濃くっ!してまいりたいと思っております!」
チームORANGEのマークは松下洸平さん(下の写真右)。
「ORANGEにはコウヘイが二人いるので`皓平’と`洸ちゃん’で覚えていただけると…
声援なんかもわかりやすくなるんじゃないかな(笑)」

チームREDのマシューは東山義久さん(下の写真左)。
「REDには無いカラーがORANGEには出てくると思うし、
REDはORANGEに絶対に負けないで5人で頑張っていきましょう!
マークの愛を…受け止めきれるようなマシューとして演じ切っていきたいです」
さらには
「この作品は音楽が素敵で、それに合う踊り、歌というのが一番の魅力。
また、5人だけで150分ノンストップ(!)ライブハウスという設定からも
自分たちのエネルギーや汗を間近に感じてもらえるのが見どころ」とのこと。
チームORANGEのマシューは中塚皓平さん(下の写真真ん中)。

「こういうのに不慣れなもので…1本だと震えるのですいません(汗)」
とマイクを両手で持ち、緊張を隠せずに皆から励まされる中塚さん!
見た目のワイルドさからは想像できないですー(笑)

チームREDのアブラハムは良知真次さん(下の写真左)。
「5人がほとんどはけることなく進行するので、台本に書かれていることだけではなくて
普段の仲の良さも出る舞台。観るだけではなく体感できる新たなミュージカルです」
チームORANGEのアブラハムは上間善一郎さん(下の写真右)。
「歌って踊るのが今回初めての経験。」「生バックバンドなのがまず驚き!」
…みんなの良き弟分というのか、イジられキャラみたいです。

演出は玉野和紀さん(下の写真右)。
「世界各国で演っているが、(日本公演は)玉野版の演出として
ふんだんに踊りを取り入れている。
しかもROCKで物凄くエネルギッシュに歌って踊りもハードなので
みんなに前回『死人が出る』と言われた(笑)
今回も、よりパワフルにショーアップしてお届けしたい。」
ひーっ!思わず苦笑いのメンバー達。

また演出プランについては、
出演者達の普段の行動を見ながら決めるそうで「これから」とのこと。
「それぞれ役は有るが、それに上手く乗っけて行くのが自分の仕事だと思っている」
「一番早いのは飲みに行くことです!
でも前回5人でもうるさかったのに10人になるとどーなることかと思うけど(笑)」
とおっしゃってました。
稽古の進め方は、策略として前半お互いの稽古を見せない方法も考え中で、
お互いにうまく切磋琢磨お互いにできる状況を作って、それでいて
ひとつの作品として共通の完成度があるように出来る方法を
探っていきたいとのこと。

振付は、TETSUHARUさんの振付に、
植木豪さん(RED。上の写真左)と森新吾さん(ORANGE)が
各チームからそれぞれ参加!
完熟のREDと完熟に向かうORANGE
さて、どんなカラーの違いが観られるのでしょうか?!

公演:2010年11月16日(火)〜11月28日(日) 新宿FACEにて。
公演日も料金もチームによって異なるので詳細は公式HPで要チェック!


アブラハムからアブラハムへマイク伝導♪

おけぴ稽古場取材班:rika  写真撮影:萱嶋晴子  監修:おけぴ管理人

2010年07月08日

10/07/08 江戸東京博物館レポ

2010年7月8日(木)昼
江戸東京博物館

大昆虫博を開催している江戸東京博物館にいってきました♪

江戸東京博物館に到着して、エスカレータをのぼると
(反射的にあの赤いエスカレータに乗ってしまった)、
到着した6階、そこは江戸の世界!
(大昆虫博は1階で開催中だった)

江戸東京博物館自体もはじめてだったので、
まずは江戸東京博物館の常設展に。

6階につくとまず目に入るのが、日本橋!!!
幕末期の日本橋北側半分の14間を当時と同じケヤキとヒノキを使って
実物大で復元しています。 
ヒノキのいい香りと、薄暗い照明も手伝って
この橋を渡ると江戸時代にタイムスリップした感覚に♪

江戸博は大きく分けて、
「江戸ゾーン」「東京ゾーン」「第2企画展示室」で構成され、
浮世絵や絵巻、着物、古地図など約2,500点、
大型模型など約50点あまりが展示されています。
人力車や、コマ回しなどの体験コーナーが多くあって、
フラッシュさえたかなければ
写真を撮ってもOKな場所が多いのは嬉しい計らいです。

江戸ゾーンにはこんなコーナーも!

助六の舞台が!

「芝居小屋・中村座」では
江戸時代の代表的な歌舞伎の芝居小屋である中村座の
正面部分を、原寸大で復元してあります。華やか!

こちらは「歌舞伎の仕掛け」
『東海道四谷怪談』のうち「蛇山庵室」の場
芝居の中にでてくるさまざまな仕掛け(4つ)を
人形をつかってわかりやすく再現してあります。
提灯からお岩さんがぬ~っと出てくる仕掛けも紹介されています。
背面に鏡が取り付けてあるので、舞台裏までみえるのが特徴で
「あ~!なるほどこうやって人が一瞬でいなくなったり
するのか~。」と見ている皆さんうなづきまくり。

「両国橋西詰」では両国橋西詰の広小路を1500体の人形を配して再現。

あと、おすすめなのがボランティアの方による解説。
助六コーナーでは、別のグループに説明されていた解説を
ついつい耳をたてて聞いておりました♪
英語、フランス語に対応できるボランティアさんもいるんだそうです。

ちなみにこの江戸東京博物館を管理運営しているのは
東京都歴史文化財団という公益財団法人さん。
どこかで聞いたことがあるなぁと思っていたら、
東京芸術劇場や東京文化会館をはじめ、
おけぴスタッフの”ごまクリーム1号”が一番好きな美術館といっていた
東京都庭園美術館もこの東京都歴史文化財団さんが管理運営されているんですね。

東京芸術劇場と東京文化会館はちょくちょく行っておりますが、
それ以外はあまりいったことがなかったので、同じ芸術つながりということで、
江戸東京博物館から大昆虫博、そして東京都庭園美術館と美術散策して参りました。
同じレポでまとめようかなとも思ったのですが、両方ともとてもよかったので、
それぞれ別ページにレポとしてUPいたしました-!

大昆虫博のレポはこちら
東京都庭園美術館「有元利夫展 天空の音楽」レポはこちら



おけぴ美術館取材班:nats & おけぴ管理人 写真:おけぴ管理人

10/07/08 大昆虫博@江戸東京博物館

2010年7月8日(木)16:00
江戸東京博物館 <特別展>大昆虫博(6/22-9/5)観賞レポ

※昆虫が苦手な方は注意してください※

お相撲さんの街、両国にある江戸東京博物館。
体験コーナーが多くある常設展も大人気ですが、
この夏注目の企画展が"大昆虫博"。

入り口前で出迎えてくれたのは、どでかいステンレスのバッタ。


(ステンレス虫・トノサマバッタ/作品:中嶋大道さん)

でかい!
背中に大人が乗ったってびくともしなさそうな大きさです!
真正面からバッタを見ると"仮面ライダー"シリーズを思い出さずにはいられない
造形ですね。もちろん、乗ってはいけません^^

入り口は背丈より大きな草のオブジェが両脇に、
いよいよ虫の世界に踏み入れた感覚です。

まず、目にとび込むのは
現存する日本最古の昆虫専門博物館『名和昆虫博物館』の
大型標本箱による”標本大ウォール”、虫の壁!圧巻です!
今にも動き出しそうな虫たちが本当にきれいな標本になっております。
昆虫の種類とメスオスの区別と国名が明記してあり、
珍しい形をした虫たちがどの国で生きていたかを見て行くのが楽しい♪

”世界の「カブトムシ・クワガタムシ」森の戦士達!!”コーナー
展示の仕方がかっこいい!見やすいです。
これは今カブトムシ50匹を家で飼っている甥っ子にぜひ見せたい!

図鑑の中でしか見た事がない虫たちがたーくさん!
羽をひろげたネプチューンオオツノカブト(国:コロンビア)。
まじまじと見れる機会なんて他にないっ。
強そうですねー!ついつい、この羽の音を想像してしまいます。
コロンビアの夜の森で樹液を求めて飛んでいる様子を想像すると、
どんどん虫の世界が頭の中に広がって子供に戻ったような錯覚に。
子供の頃、葉っぱを食べる虫の口の動きが面白くて面白くて
いつまでも眺めていたことを思い出します。


ご存知コノハムシ。まーさーに葉っぱ。
葉脈までしっかりあることにびっくりー。

スタジオジブリの「風の谷のナウシカ」に出てきそうな
マダラアシホソトビナナフシ。
まじまじ見れるのは標本ならではの楽しみ。

そんな珍しい世界の虫たちに興奮している合間に
ホッとする空間がこちら。
日本の蝶たち。きれいですよね~。
まるで、お着物を着ているようです。

虫をモチーフにした江戸東京博物館の貴重な収蔵品
(蝶模様の日用品やとんぼをあしらった甲と鎧)の展示も。
この蝶たちがずっとこの先も生きていける環境を
守らないといけないなぁと素直に思いました。


神秘的な美しさを持つテングアゲハ属

他にも「虫シアター」で"超高精細"映像により迫力満点な
昆虫の世界を楽しめたり、昆虫クイズラリー、
虫好きオヤジ3人(養老孟司先生、奥本大三郎先生、池田清彦先生)の部屋があったり、
やくみつるさんは東京の虫たちをパネルにしています。

こちらは奥本先生のお部屋で先生が本棚でしゃべって展示風景。
5分4秒のメッセージが聞けます。顔の部分だけ動画なのです。凝っています!
(養老先生、池田先生のメッセージも各お部屋で同じように聞けます)

ミュージアムショップも魅力的。
個人的にミュージアムショップに求める
「ちょっとマニアックで洗練されたもの、かつ遊び心があれば最高」
という視点から見ても、ナイスチョイスなグッズが集められております。
子供から大人まで楽しめるものがいっぱいでおすすめ!
私も、ホンモノそっくりのカブトムシマグネットと、
入浴剤玉(中からカブトムシが出て来る!)を甥っ子に購入♪

大人も楽しめる企画展です。
夏の思い出に是非お出かけしてみてください。

江戸東京博物館 企画展「大昆虫展」は2010年6月22日から9月5日まで!
公式ホームページはこちら


おけぴ美術館取材班:nats & おけぴ管理人  写真撮影:おけぴ管理人

2010年07月09日

10/07/09 東京都庭園美術館「有元利夫展 天空の音楽」観賞レポ

2010年7月9日(金) 夕刻
東京都庭園美術館
「没後25年 有元利夫展 天空の音楽」(7/3 - 9/5)観賞レポ

素晴らしかった!
建物もお庭も展示もとにかく素晴らしかったです。
平日にもかかわらず、老若男女来館者は絶えず
グッズ販売コーナーも淡々としかし盛況。
人気の高さにうなづきました!

まず、建物と作品との親和性が感動的です!!
そして、眺めていると音楽が聴こえてきそうな絵と
38歳という若さで亡くなった有元利夫さんが残した
数々の言葉がたいへんおもしろいんです。

有元利夫さんワールドにぐぐぐーーっと引き込まれる面白さを
体感。。。と言えばいいんでしょうか。1時間半、とっても集中して
一つ一つの作品、一つ一つのお部屋を楽しませてもらった後は
あたたか~い気持ちになったのでした。

イタリアの古いフレスコ画のような優しい色合いに、謎めいた女性が
画面に1人登場することが圧倒的に多い有元利夫さんの絵。
岩絵の具や箔などを用いて「風化」したよう独特な画面になっています。
安井賞特別賞を受賞し、「画壇のシンデレラボーイ」として一躍脚光を
浴びた『花降る日』では、何カ所か絵の具がはがれ落ちているのが
わかりますし、そういう様子を有元さんが愛したことも
解説からわかりました。

「フレスコ画は…略…いかにも時間そのものが食い込んでいる感じがして気持ちが安らぐ」
(「有元利夫 女神たち」美術出版より)


有元さんの作品と言葉が詰まった一冊。売店で買えます

また、謎めいた女性のまわりにいろんなものが浮いています。
紅白の玉や花、トランプや花びらなど。。。
「天にも昇る気持」という言いまわしが大好きだった有元さんは、
喜びでいっぱい、嬉しい、つまりエクスタシーの表現がその浮遊する
まわりの紅白の玉や花びらだと語ったそうです。

フレスコ画とバロック音楽を愛した有元さん。
バロック音楽を聞きながら作品作りをしたそうです。
バロック音楽の魅力を「…決して個性的になろうとはしていない。
びっくりさせようとか、どうだすごいだろう参ったか、というところがない。
なるべく自然に、リズムにしても心臓の鼓動にあわせて、人間にとって
何が心地よいかというところにすっと入ってきて、僕らを浮き上がらせてくれる。」
(「有元利夫 女神たち」美術出版より)
このように語っており、だから有元さんの作品はすっと目になじみ
あたたかで静かな雰囲気を持つのだと納得がいったのでした。

そんな有元さんは
『ヴィヴァルディ「四季」より「春」』などの
曲名をタイトルにした絵も多く描いています。

順路に従い、大理石の階段に敷かれた赤い絨毯を上ると絨毯の小広間が開けて
いよいよ、作品を見ていると音楽が聴こえて来そうになります。
いえ、本当に聴こえていたのでした。
3階につづく階段横に倉庫として使っていたお部屋…そこから、
きれいなハープの音色が流れて来ているのです。

なんと有元さんが自ら作曲した曲でした。
「RONDO」
天から響いて来るような音楽で教会にいるようです。
(売店で購入し、今聞きながら書いています)

CDの中に同じ「RONDO」が8回入っているんです。
全く同じ曲が。
「バロックの作曲家の中でも特に好きなのはヴィヴァルディ。
あの大マンネリはすごい。
おめず臆せずじっくりとマンネリをやっていくうちに、
だんだんに磨きがかかって
素晴らしいものになったというマンネリです、あれは。」

そうか(笑)

大分、ネタばれしてしまいましたが
有元さんが"手"について思うことを知れたり、
すべて大学買い上げになったという
卒業制作10点のうち5点を見ることができる今回の展示会は
またとない機会。

初めて有元利夫ワールドに触れる方にも、
もともとファンでいらっしゃる方にも、
バロック音楽がお好きな方にも、
どなたにもおすすめできる展覧会。

また、エントランスで迎えてくださる方からお部屋の隅で立っている
監視員まで皆さんが温かく、気になったことを質問するととても
多くの知識を丁寧に教えてくださいました。
1階の食堂だったお部屋の、照明や壁のモチーフはぶどうやパイナップル、
お魚や貝など食べ物づくしなんですよと教えて下さいました。
確かにそうでした(笑)
是非、お確かめあれ。

美術館自体がアール・デコ様式の素晴らしく芸術的な建築物です。
そちらもあわせてどうぞ、お楽しみください。
2010年7月3日(土)~9月5日(日)

[お詫び] あいにくの天気で(小雨)写真がきれいに撮れずごめんなさい

◆東京都庭園美術館のご紹介 →公式HP
従来の美術館とは異なり、建物自体が美術品といえます。
朝香宮[あさかのみや]邸として1933年(昭和8年) に建てられた建物を、
そのまま美術館として公開したものです。作品とその観賞空間との間に
交感が生まれるような、新しい美術鑑賞の在り方を提案しています。
また、美術館は広大な緑溢れる庭園に囲まれ、自然と建物と美術作品が
あわせて楽しめる環境に恵まれ、そこに庭園美術館の名も由来しています。

チケットを持っていれば庭園にも入れます。


芝生広場

日本庭園

正門横にあるCafe茶酒、とうもろこしの天麩羅が美味しくてびっくりでした!

最後に、お得なパスのご紹介を。
その名も「東京・ミュージアムぐるっとパス2010」。
都内70の美術館・博物館、動物園・水族館・植物園などの
入場券または割引券が綴られたチケットブックなのです。これが2000円。
庭園美術館の有元さんの企画展ももちろん入れます。
(企画展の入館料は1000円なのでパス買えばかなりお得)
有効期間は二ヶ月。一日1館、いかがですか?




おけぴ美術館取材班:nats 写真撮影:nats 監修:おけぴ管理人

2010年07月10日

10/07/10 宝塚星組ロミオとジュリエット@梅田芸術劇場

2010年7月10日(土)
宝塚歌劇団星組 ロミオとジュリエットゲネレポ
@梅田芸術劇場メインホール

透き通るようにかっこいいロミオ!(柚希礼音さん)
美しいジュリエット!(夢咲ねねさん)、
この二人が出会い、触れあうシーンはどの場面も印象的で、
悲しいシーンでさえも美しく、その世界に陶酔してしまいました。


ロミオ(柚希礼音さん)

好き!

観劇レポの文字の大きさを基本変えない方針なのですが、
大きくしたくなるくらい、大好きでございます。

音楽の持つ力、
ナイスな配役、
群舞の振付の気持ちよさ、
全体の構成と流れ、
愛と死のダンサーの絡み、
最後の終わり方もいいっ!

魅力、書ききれません。
観て!
とにかくこの一言につきる舞台です!!!

最近は宝塚はショーがないと、見終わった後物足りなく感じていたりも
したんですが、ロミオとジュリエットは、大・満・足♪♪
音楽と歌とダンスに溢れ、全体的に演技演技してなくて
ミュージカルをショー的にも楽しめたんだと思います。
こういう形のミュージカルが私は一番好きなんだーと再認識しました。

曲の構成も抜群に気持ちよく、
その曲の雰囲気にぴったりあう振付。
音楽の活かし方がまたうまいっ!
"世界の王"(ロックテイストなナンバー)が最高に好き!!
リズムと振付に同期して心が躍り出しそうな位、気分が高揚します!!

一幕ラストの"エメ"、雰囲気満点のナンバーでは、
この曲を歌うロミオとジュリエットの後方で踊る
"愛のダンサー"(礼真琴さん)と"死のダンサー"(真風涼帆さん)のダンスが
このシーンを、この上なく心地よくかつ神秘的に包み込むんです。

この二人のダンサーの存在、絡み方、たたずまい、動き、表情、雰囲気、
私のツボをつきまくりでした。
このお二人には、ぜひ私の夢に出てきて欲しいです♪
(愛のダンサーの礼真琴さんは男役の方なんですね!美しい!)


ロミオと"死のダンサー"

結末はわかっていても、
一瞬一瞬の愛の美しさや人物の輝きをものすごく感じるんです。
ロミオとジュリエットはもちろん、ティボルトもそう。
おぉぉティボルト(凰稀かなめさん)!かっこいいぜ!

美しくイキイキした躍動感、
ダンスナンバーは、こっちもあっちもそっちも目がいくつも欲しい!

表情がいいっ!

客席からの登場も!?

涼紫央さん(左)、この髪色髪型大好き♪

階段などのセットの使い方も気持ちよく雰囲気も満点!


ロミオとジュリエット、どこにいるかわかりますか?

シェイクスピアの原作を元に、
フランスで生まれたミュージカル「ロミオとジュリエット」。
それをさらに小池修一郎さんが潤色・演出した、
ミュージカルとショーの美味しいとこどりのようなミュージカルです。

ストーリーは大変わかりやすく、かついろいろな人物にスポットがあたります。
中でも乳母(白華れみさん)と神父(英真なおきさん)の存在が印象に残りました。

ラストのデュエットシーンは、美しすぎです。
ロミオとジュリエット、愛のダンサーと死のダンサー。
この4人がどう踊り、どうなるのか。
ぜひ、ぜひ劇場にてご堪能下さい!
公演は7月26日まで梅田芸術劇場メインホールにて、
8月2日から24日まで博多座にて♪
製作発表レポはこちら


ジュリエット家に忍び込むロミオくん

おけぴロミジュリ取材班:おけぴ管理人  写真撮影:おけぴ管理人

2010年07月11日

10/07/11 OSK日本歌劇団レビュー in KYOTO IV@京都南座

2010年7月11日(日) 12:00
OSK日本歌劇団
『レビュー in KYOTO IV』
@京都四條南座

京都南座でのOSK夏のレビュー観てきました!
第一部は龍馬のレビューで、
第二部はダンシングなレビュー!! 楽しい!

龍馬レビューでは、祇園祭からはじまり、
龍馬を愛した女たちが次々に登場、近江屋での暗殺シーンまで、
主な場面場面を切り取った感じで60分のレビューを一気に駆け抜けます。
船上タップや、客席に絡む龍馬のハネムーンシーンは楽しいですよー!

そして第二部がザ・王道な豪華絢爛ダンスレビューショー!
こういうの大好き!
古今東西馴染みのある曲達が素敵にアレンジされて、
気持ちいい振付に乗って、流れるように時間が過ぎていきます♪

高速ステップな群舞も見所!
あらら、あららと思ってる間に
どんどんフォーメーションが変わっていきます♪

そしてロケット!ザ・ロケット!(足あげるアレです)
ここまでたっぷりと美しく魅せてくれると、
余裕をもってうっとりできます。
"ダンスのOSK"を思い切り実感できました。

そして今回とても楽しみにしていたのがチェリーガールズ!!
("ダンスのOSK"を継承する優秀な娘役5人組のユニット)
楽しかった-!!男役の方と楽しく絡みながら
表情豊かに踊らはるお姿を観てると、こちらもとってもウキウキ楽しくなるんです!
曲も、ロコモーションやビリージーン等、ポップスのメドレー形式になってて、
振付が本当にかわいらしくてワクワクします♪♪
特に珂逢こころさんの動きが好きでして、
ちょっとした肩の動きや膝の動きが、なんとも気持いい!
まるで全身の血液も音楽にあわせて踊っているような感じでございます♪

最後の華やかなフィナーレでは、テーマソング「桜咲く国」で傘が廻ります♪
歴史ある和な京都南座の天井にミラーボールがでーんと君臨しているのも面白いっ!

公演は7月16日まで京都南座にて上演中でーす

2010年07月12日

10/07/12 七月大歌舞伎@新橋演舞場

2010年7月12日(月) 16:30
七月大歌舞伎
@新橋演舞場

第一部は市川團十郎さん!
第二部は吉右衛門中村芝雀さんの夫婦愛、
第三部は馬!!

それぞれにとてもインパクトがあり印象的な3演目、堪能してきました。

第一部「暫(しばらく)」は、
花道登場の團十郎さんの姿からインパクト大でした。
歌舞伎の様式美を堪能できますよ。
(イヤホンガイドもわかりやすいです)

そして第二部「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」は
芝雀さんが吉右衛門さんの手をさする仕草にジーン。。
吉右衛門さんの身振り手振り、芝雀さんの鼓で踊る大頭の舞、
そういうふうに着替えるんだーというのがたっぷりわかる袴の着替えシーンなど
見所もたっぷりの演目でした。
ただ、イヤホンガイド解説の女性の話し方が、若い女優さんのような解説で
(実際宝塚の某OGさんの声の感じにすごく似てると思った)
イヤホンガイドはもちょっと控えめに、おじちゃんやおばちゃんが
たんたんと解説してくれるくらいの方が好きです。

第三部は「馬盗人」は、馬大活躍!
事前に馬がすごいとは聞いてましたが、予想以上に馬はすごかった!
馬が女形をして、馬が見得をきり、最後あんなふうに駆けていくなんて!
はじまる前はこの作品はイヤホンガイドいらないかなって思ってたんですが、
この作品が、一番イヤホンガイドしていてよかったと思いました。
(馬の役の大変さや、今馬が演じてる動作の意味などまで解説してくれます)

公演は26日まで、新橋演舞場にて。

2010年07月15日

10/07/15 地球ゴージャス「X day」ゲネレポ@銀河劇場

2010年7月15日(木) 18:00
地球ゴージャスプロデュース公演Vol.11
「X day」囲み取材&ゲネレポ

1994年に岸谷五朗さん・寺脇康文さんによって結成された
演劇ユニット”地球ゴージャス”。
(2006年の『HUMANITY THE MUSICAL〜モモタロウと愉快な仲間たち〜』は
おけぴ管理人の観劇史上ベスト5に入る位大好きな作品です)

その地球ゴージャスが今回打ち出すのは、なんと意外にも
出演者6名だけの舞台「 X day 」。

囲み取材で寺脇さんが、「今までの地球ゴージャスの色を残しつつ、
こんなこともありなんだー!聞いていたのと違うけど、
これはこれでありなんじゃない!?と言ってもらえる様な舞台にしたい」
とおっしゃっていたように、出演者・構成・展開も今までとは違ってました!

キャストが6人に絞られた分、一人一人が濃密に堪能できます!
構成もオープニングからはじまり、ACT1からACT6まで、
コント、ダンス、歌、タップ、コスプレ!?
場面がいろいろと分かれているので、オムニバスのようでもあり、
やがてそれが・・・・と展開という感じなんでございます。

キャストが6名なので、今回のレポでは一人一人ご紹介!

中川晃教さん


今まで繊細な役が多かった中川さんが、はっちゃけたコミカルテイストの役に挑戦!
「(稽古が)こんなに楽しくていいんだろうか?」とご本人もおっしゃってた通り、
たのしそーーーにはっちゃけています!舞台にでずっ張り!
この役が、とーてーもー似合うんです。高速台詞も滑舌抜群!
カリスマ美容師役は、ほんとに楽しんで演じられてる感じで、口調がまた面白い!
中川さん独特な張りのある美しい声、高音気持ちいい−!

陽月華さん(元宝塚宙組トップ娘役で、日経のCMにもご出演中ですね♪)


メガネっ子役は、相当かわいいです。
「自分を捨ててはだ〜め〜」と寺脇さん演じるミチルさんに
言われるシーンが最高でした。
舞台脇でピアノを弾いていらっしゃる姿もみれますよ。
お顔ちっちゃいっ!

藤林美沙さん


ダンスで魅せられました!
赤いドレスの中国人役での、しゃべり口調は
「いそう!」ってうなづくぐらいリアル!
中国人の日本語イントネーションと、
異様なテンションの高さ、おもしろかったーー!

森公美子さん


「森公美子始まって以来の役。挑戦です。笑わせません!」と
おっしゃってましたが、そのお姿とリアクションで結構笑ってしまった私です。
でも役柄はほんと、シリアス。シリアスに、テンダーに、
ソフトヴォイスな声でしゃべる森さんがみれて新鮮でした!

寺脇康文さん


寺脇さんが入れるチャチャ(つっこみ)最高!
この楽しいチャチャがあっての、
地球ゴージャスの舞台のあのテンポ感に思います。
楽器を演奏する寺脇さんもかっこよかった!

作・演出・出演の岸谷五朗さん


「パフォーマーとして役にもなるし、裏方にもなるし、
楽器の演奏者にもなるし、舞台のおもしろいところ全部
みせちゃおう!」と思ってつくった舞台とおっしゃっていた、
まさにその通りな舞台でした。

役だけではなくて小道具を置きに来る人、
お盆をまわすのだって本人達。
↓着替えるのも、舞台脇で!?

それぞれに日常生活を生きる彼らが何かに吸い込まれるように
1つの店に・・・・その後はぜひ劇場にてご堪能下さい!

東京公演は7月16日(金)〜8月8日(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演中。
当日券は毎日、開演1時間前より販売とのことなので当日でも観劇チャンス有!
その後、札幌、仙台、福岡、名古屋、新潟、大阪とツアー!
詳細は公式HPをチェーック


!?

おけぴ稽古場取材班:nats & おけぴ管理人  写真撮影:萱嶋晴子

2010年07月16日

10/07/16 東京セレソンDX くちづけ@シアターサンモール

2010年7月16日(金)19:00
東京セレソンDX「くちづけ」
@シアターサンモール

じわりと泣きました!
愛情いっぽん(金田明夫さん)の心情が
わき出るように出てきた場面。
じわじわ、じわじわ、うるうる、ボロボロオーーって感じでした。

でも涙が出たと思ったと思ったら、
うーやん(宅間孝行さん)の台詞で、
思わず笑ってしまうんですよね。
うーやんのつっこみのタイミングが絶妙!

埼玉のとある街の知的障害者のグループホームの
お話なんですが、きっかけは宅間さんが10年前に
新聞で読んだ小さな記事がきっかけなんだそうです。
劇中、いろいろな数字も提示されながら展開するため、
お話の内容にリアリティを感じ、
愛情いっぽん(金田明夫さん)とマコ(加藤貴子さん)の親子の絆、
国村先生一家、島ちんの家の事情、うーやんを思う妹智ちゃんの思いなど
いろんなことが、ストレートに伝わってくるんです。
芳賀優里亜さん演じる国村はるかが、みんなと一緒に
育ってきた雰囲気もすごく出てて、いいシーンだったなぁ。。

そして、後半の、愛情いっぽんとマコを中心としたやりとりは
客席は静まりかえり、かと思ったら笑い声!と思ったらすすり泣き。。。
といった具合に、流れるような感情の起伏を味わいました。

重いテーマを抱えた舞台ですが、帰り道の足取りが重くなるわけではなく、
この舞台をきっかけに、ふと正面からいろんなことを考えるきっかけになると思います。

どのシーンももう一度観たくなり、
そしてリピートする時は
この舞台をまだ観たことがない人を誘って、
一緒に笑って泣いて考えたくなりますよ。

最後の宅間さんのご挨拶でも、
友人の方達に口コミで伝えてとおっしゃってましたが、
管理人も自信を持ってオススメします!

電波少年でチューヤンと一緒に旅をしていた頃とは
全然印象が変わった伊藤高史さんとうーやんの絡みも楽しいですよ。
石井愃一さん、藤吉久美子さん、東風万智子さん(こちまちこ、元芸名真中瞳さんです)もご出演。
公演は8月1日まで東京にて。その後、大阪、名古屋、札幌と公演されます!

くちづけ、この公演タイトル、よく名付けられたなぁと。
見終わって、この”くちづけ”というタイトルをきっかけに、
じわじわと劇中の出来事が走馬燈のように思い浮かべる、
そんな観劇後の余韻を味わえるタイトルだなと思いました。

p.s. 暗転がとても好き。あの入り方と抜け方。じんわりいきますって感じで大好き

2010年07月17日

10/07/17 東京ギンガ堂 東京・坊ちゃん@新宿シアターパーク

2010年7月17日(土) 18:00

新宿で東京ギンガ堂観劇。後半の漱石先生を見ていて、何かクリエイティブなことをしたくなりました。 劇場の後ろの扉がどーんと開くのはこうした小屋ならでは。これ、雨だったらどうなるのかな。。 1day1puddingをフォローしましょう

2010年07月18日

10/07/18 上海J'TRIANGLE@俳優座劇場

2010年7月18日(日) 19:00

俳優座で東京アンテナコンテナ観劇。HIDEBOHさんの何気なく踏むタップが気持ちよかったー♬風花舞さんの可憐さ、瀬下尚人さんとの妄想デュエットにはうっとり。大堀恵さんの雰囲気も素敵。客席にはSDN48の方達もいらしてて華やかでした‼芋洗坂係長は出てくるだけで笑う人多数‼
1day1puddingをフォローしましょう

2010年07月20日

10/07/20 宝塚BOYS 公開稽古レポ

2010年7月20日(月)12:30
宝塚BOYS 公開稽古場レポ

初日まであと20日ほどに迫った『宝塚BOYS』の公開稽古。
暑い中、熱い稽古場にお伺いしてきました!

登場したBOYSは、稽古着姿ながら、
『モン・パリ』『おお宝塚』『すみれの花咲く頃』の名曲が流れるや
すっかり、劇場で燕尾服を着たレビューのワンシーンを
見ているかのような錯覚に陥らせる華やかさ。


中央が東山さん、右側が浦井さん、左奥が黄川田さん

数奇な運命に翻弄されたBOYSたちの物語。
憧れの舞台に立ちたい、そのひたむきな思いが、
レビューシーンを稽古する役者さんたちの真摯な姿に重なります。


この日は、元宝塚月組男役トップスター 瀬奈じゅんさんが特別講師。
冒頭のBOYS7人のレビューシーンを見て、
その一生懸命さに涙が出そうになったという瀬奈さん、
ターンやステップ、シャンシャンの8の字揺れなど、
BOYSに「レビューシーンの決めポイント」を伝授してゆきます。


瀬奈じゅんさん(右)と振付の前田清実さん(左)

「男役のかっこいいポーズは?」と質問が飛ぶと、
サッとポーズを決める瀬奈さん。
お手本で瀬奈さん得意のラテン立ちポーズ!

美!凛!カッコいいー!


真似するBOYS↓


笑う瀬奈さん↓

「(宝塚のダンスは)ハラとコシですね」
「階段は怖がらずに、重心を真ん中に」
「燕尾は、動きすぎるとしわがよってきれいに見えない」
「脚幅が重要」
「(シャンシャンは)客席のどこからも見えるような角度に保つ」
など、元タカラジェンヌ直伝の”伝統の技”が、
BOYSに伝えられていきます。

瀬奈さん曰く「私は一度も持ち替えたことがないです」
というシャンシャンの瞬間持ち替えは、
BOYS独自の”技”。本番の舞台では要チェックです!

『エリザベート』で瀬奈さんと"親子"を演じる浦井健治さんは、
「母上」伝授のターンがビシッと決まっていました。

NHK朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』で、すっかり朝の顔の杉浦太陽さんは、
ウルトラマンと宝塚男役のかっこいいポーズの”共通点”を発見して
オーディエンスを沸かせていました。

そして、これがこの舞台の魅力の一つとも思うのですが、
もともとミュージカル畑ではない黄川田将也さんや瀧川英次さんが
懸命にひたむきに取り組む姿や、
歌が得意なBOYSがダンスで少し恥ずかしそうだったり
ダンスが得意なBOYSは、歌のソロで目が必死だったりと、
宝塚の舞台に立つ事を夢見たBOYSの初舞台を観ているようで、
物凄くリアルなのです。


真ん中は東山さん、左奥は黄川田さん

東山義久さんのダンスのキレ、藤岡正明さんの通る歌声、
石井一彰さんの気品・・・こうした7人7様の"個性"で魅せるレビューは、
みんな懸命にキラキラしていて、
必死に目で追いかけても追いかけても、とても間に合いません!
(これは、リピート観劇してしまいそう・・・)


真ん中が藤岡さん、右奥は瀧川さん

瀬奈さんにステップを披露した藤岡さんが、
恥ずかしそうに、「・・・、なんかすいません。(こんな出来で)」と言うと、
会場爆笑でしたが、BOYSのみんなは一緒に笑っていても、
ひとつのものをみんなで作り上げていこうというあの一体感、
「本番までがんばろーぜ!」という声が聞こえてきそうな雰囲気で、
良いチームワークが出来ているんだろうなぁと思いました。
仲のいいイケメンチームのこの独特な雰囲気は、ちょっと羨ましいくらいです。
そしてこの雰囲気は、物語ともシンクロするものがあり、
本番の舞台でどんな効果を生むか楽しみですね。

配役は発表されませんでしたので、
役の完成度とあわせて劇場でぜひご確認ください!


浦井さん、左側は東山さん

宝塚ファンやミュージカルファン、
演劇ファンだけに見せておくにはもったいない!
宝塚食わず嫌いの人も含め、たくさんの人に見てほしい作品です。

昭和20年秋、終戦直後の激動の時代。
宝塚歌劇団に実在した「男子部」。
「宝塚大劇場のメインステージに立ちたい」と
夢見て集まった個性豊かな青年たちの、
9年間の奇跡を描くちょっと可笑しく哀しい青春グラフティ。
作品自体はミュージカルではなく、ストレートプレイですが、
お稽古シーンやレビューシーンは必見です。
演出は鈴木裕美さん(この作品で数々の賞を受賞されています)。
出演は今日拝見したBOYS7名のほかに、初風諄さん、山路和弘さん。

公演は2010年8月6日(金)から9月1日(水)まで
日比谷のシアタークリエにての上演です(公式HP)。


左から、東山さん、黄川田さん、杉浦さん、浦井さん、瀬奈さん

この公開稽古の様子が、youtube で公開されていますのでこちらもぜひ!
黄川田さんの手叩き大ウケけシーンあり↓



ニコっとキュートな浦井健治さん


おけぴ稽古場取材班:新、相田、ナツノアサ、KAWA、あーちゃん、nats、おけぴ管理人
写真撮影:おけぴ管理人


p.s. 今回、おけぴ会員の中から稽古場レポ隊を募集し
応募多数の結果、抽選で当選した5名の方と一緒にレポさせていただきました。
たくさんのご応募本当にありがとうございました。
今後、またこうした企画が実施できるといいなぁと思っています。by おけぴ管理人

2010年07月26日

10/07/26 つばき、時跳び稽古場レポ

2010年7月26日(月)
「つばき、時跳び」稽古場レポ&真野恵里菜宣伝部長就任イベントレポ

8月11日(水)から明治座で始まる
熊本を舞台とした幕末タイムトリップ恋ものがたり
「つばき、時跳び」のお稽古場に潜入して来ました。

今日拝見したのは、一幕のお稽古。
脚本・演出を手掛けるキャラメルボックスの成井豊さんが、
役者さんの中に入っていって立ち位置や小物の配置を時間をかけて
作り込んでいらっしゃる姿が印象的でした。

休憩時間中も、みなさん台詞を繰り返しつぶやいたり、
本場ものの熊本弁を福田沙紀さんに教えてもらっていたり、
(福田さんは熊本のご出身なのです)
イントネーションが上がるところと下がるところが難しそう!
(下の写真の指にご注目下さい)


福田沙紀さんから方便指導を受ける溝呂木賢さん

ある場面で福田さんの話す熊本弁が、それはもうかわいくてかわいくて♪
(基本的には全編、標準語ですのでわかりやすいですよ)

休憩中、永井大さんと打ち合わせをする演出の成井豊さん。
台本をのぞき込みながら、成井さんの言葉を聞く永井大さんの表情は真剣そのもの。
役者さんや舞台を支える皆さんの真剣な姿、素敵です。


成井豊さん(左)と永井大さん(右)

そして!演技が始まると、
役者さんみなさん表情がコロッコロと変わっていきます!

伊納惇(永井大さん)と、大学時代の友人黒瀬幸太(金子貴俊さん)、
このお二人の絡みはいつまでも見ていたい!
立ち稽古初日なのに、既にテンポがすっごくいい感じです!


永井大さん(右)と、金子貴俊さん(左)

さて何をしているところでしょう?
これは一幕の中でも大事なシーン!


左側は真野恵里菜さん

つばき(福田沙紀さん)が笑顔で「伊納さま」と話かけます。
笑顔がとーってもキュート!

未来の世界で一人になってしまった"つばき"。

早速一幕からこのお二人ご登場。
つばきの母親、柳井芙美を演じる紫吹淳さんと
実在の思想家、横井小楠(よこいしょうなん)を演じる勝野洋さん。
なにやら今後の展開が非常に気になる、二人の存在感です!

絽のお着物が涼しげな紫吹さん、下駄の鼻緒も豹柄で素敵でした!!


ここで、7月28日(水)に明治座前で開催された
「真野恵里菜”宣伝部長就任”記念イベント」の様子を少しご紹介。

本作品の宣伝部長”真野恵里菜さん”の宣伝部長活動第一弾として、
宣伝部長の任命式が行われました。真野さんは、
劇中で高校生役と団子屋の娘役の二役を演じられ、
高校生役は先日の制作発表で、ご披露されましたが"街娘役"は初公開。

「今回の舞台を通して、初めてカツラをかぶってみましたが、
見慣れないせいか自分じゃないみたいで、つい笑ってしまいました。
でも、こういったお芝居をしてないと、経験できないことなので、嬉しいです。
舞台は、笑いあり、涙ありのストーリーなので、
今年の夏休みは皆さんに是非足を運んで頂きたいです。」と話す真野恵里菜さん。
劇中にもでてくる熊本名物「いきなり団子」を
集まった150名のファンに配っておられました。


さてレポはお稽古場に戻りまして。
今回のお稽古場見学では、一幕の出会いの場面でしたが、
つばきと惇、この二人の間柄のこれからの展開がとっても楽しみになりました!

いやーそれにしてもつばき役の福田沙紀さん、
眩しくてチャーミングでめちゃめちゃかわいいです。目がいいっ!
四角い部屋をまあるくお掃除するタイプの無邪気な一面から、
街へ繰り出した時に絡んできた予備校生を退治する強い一面もあったりと、
気持ちよくたっぷり楽しめます♪
永井大さんが劇中で「かわいいなー、はやく明日がこないかなー」と
つぶやく気持がわかるかわいさです(笑)

そして曲もいい!サントラ欲しいです。
そのタイミングもまたいいのです!
イメージは夏の青空が広がる城下町という感じ♪
さわやかで、わくわくドキドキ!

この夏、歴史ある明治座の中で起こる、
幕末タイムトリップ恋ものがたり「つばき、時跳び」。
公演は8月11日から29日まで。
アフタートーク日程付き日程も発表されています。
稽古場ブログも要チェック

そして!さらに8月26日は、アフタートークに加えて、
おけぴ会員限定企画「バックステージ見学」企画も!
詳細はこちら!


稽古場爆笑のアドリブシーン!?な場面も(大笑)

おけぴ稽古場取材班:nats & おけぴ管理人  写真撮影:おけぴ管理人

10/07/26 空白に落ちた男@パルコ劇場

2010年7月26日(月) 19:30

空白に落ちた男@パルコ。 最初は正直ちょっと抵抗を感じたんですが、、 最後は見入ってました! 動きが気持ちよく、音楽にノって次々と展開。 シュールだったり、おぉそうくるか的であったり、 あるある!って感じだったり。 身体能力をフルに使って自然に動いて演じているのがとにかくすごいステージでした。

1day1puddingをフォローしましょう



About 2010年07月

2010年07月にブログ「おけぴ管理人の観劇感激レポ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年06月です。

次のアーカイブは2010年08月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

このブログのフィードを取得
[フィードとは]