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2008年09月 アーカイブ

2008年09月01日

08/09/01 新秋九月大歌舞伎@新橋演舞場

2008年9月1日(月) 16:30
新秋九月大歌舞伎
1階桟敷席19番@新橋演舞場

初の桟敷席
桟敷席すごいです。
掘りごたつみたいになっていて、座椅子で背もたれあって、
しかも机&お茶付! 机に筋書きやチラシ置いたりして
読みながら観れるし、今回の下手側桟敷席はもう花道が近いので、
役者さんの花道での表情が手にとるようにわかります!
すごいぞ桟敷席♪

さて今回の演目は、中村時蔵さん、市川亀治郎さん、市川海老蔵さんの
魅力をたっぷりじっくり魅せます!という感じの舞台。
16時半に開演して終わったのは21時15分頃。
5時間近くもの公演時間でございます。

最初の加賀見山旧錦絵は、女忠臣蔵とも言われてる作品。
いじわるなお局役の市川海老蔵さん、みものです。きっと目を開いた後
ふっと首を振る、その目線の流れが美しく、ツンとした感じがまたいいのです。
そして背が高いっ!

お初の市川亀治郎さん、
なんかお初の感じがとってもよくでてます!
ほんとお初になりきってる感じでした。

そのお初が仕える中老尾上役が、中村時蔵さん。
めちゃめちゃかわいそうな中老尾上。
花道去っていく時ほんとに泣いてはりました。
岩藤(市川海老蔵さん)、ひどいぞっ!
でもその心情がほんとに伝わってくる見事な芝居でした。

この演目、六場面あるのですが、各場ごとに見せ場がきっちりあって、
場ごとに満足感が芽生えるのが心地よくて、休憩時間がワクワクします。

そしてもう一つの演目、色彩間苅豆は、
今度は男役の市川海老蔵さん(これまだひどい男)と
女役の市川亀治郎さんの二人が中心の舞台ですが、後半魅せてくれます!
市川海老蔵さんの花道のあの霊力にひきつけられる様は圧巻。
また、この二人の見得のポーズがこれまたかっこいい。
そして今日は大向うさんの掛け声のタイミングと声質が
気持ちよかった! 盛り上がります!
セットも、背景や、客席の提灯を使ったあの一瞬の変化は見ごたえたっぷり。
あと、唄い手さんのハーモニーや唄声が妙にずれてるように感じたのですが、
これは、不安感を出すようにあえてそう唄ってるということなのでしょうか。

ちなみに、5時間にも及ぶ公演なので途中眠くなることもあると思います。
(私も2度ほど落ちた)。でももしも途中うとっとしても全然Ok。
大きなストーリーを把握していればついていけます。
念のため、イヤホンガイドがあればなお可ですが、
最初にチラシの裏のあらすじを読んでおくことといいかもです。

市川海老蔵さんは昼の演目にもメインで出てるわけで、一方の市川亀治郎さんは
昼は歌舞伎座竜馬がゆくに出てるわけですよね。すごすぎ。。。

2008年09月02日

08/09/02 宝塚星組新人公演 スカーレットピンパーネル@東京宝塚劇場

2008年9月2日(火) 18:30
宝塚歌劇団星組 新人公演
スカーレットピンパーネル THE SCARLET PIMPERNEL
1階19列54番@東京宝塚劇場

初の新人公演観劇!
大・堪・能♪
新人公演ってとてもいいですねー。
初舞台から7年目までの生徒さんたちによる1日だけの舞台。
しかもその舞台は現在公演中の演目を上演するという、とっても素敵な公演。

四季とかでもぜひ新人公演やってほしいなー。

さて、今日はもう行く前から、モードは「応援」。
期待感とか、いいに違いないとか、そういう感じじゃなくて、
若手さん達ががんばってるのを観て応援したい拍手したいっそんな気持ち。
特に今回はショーヴラン役が麻尋しゅんさんということで
より一層楽しみにしておりまして、で、いってきました!

オープニングの紅ゆずるさんの開演挨拶の声からもう私的には好印象。
こなれてない感じが逆にいいです。
そしてステージはじまって最初の方は、ちょっと初々しい場面や
声ができってない部分とかを、逆にがんばれーと応援しながら
観劇してたのですが、そのうちだんだんとはまっていきまして、
それにともなって、ステージ上の生徒さんたちも、どんどん
安定感や余裕感や声のノリとかもよくなってきて、
最後のあの舟のシーンは感動~。
その後カーテンコールで、最初の麻尋しゅんさんの挨拶で
かなり気分が高まり、その後の紅ゆずるさんの挨拶が、
いやー、とってもよかった。緊張されてるためコメントが実に
ストレートで、頭をこつんとする仕草も実に微笑ましく、
挨拶中に「ほんっとーに」という言葉が何度も何度も出てきたのですが
ほんとのほんとにほんとーになんだなってのが伝わってきました。
客席には、本公演でパーシー役の安蘭けいさん達も
いらっしゃってて、紅ゆずるさんが、とーこさーんと
客席に叫ぶと、安蘭けいさんが
手で輪っか作ってOKサインだしたりして、カテコの雰囲気さいこー。

パーシー役の紅ゆずるさん、若さがいい感じで出たかっこよさといいましょうか、素敵でした!
私が・・・・なのだ、と前半仲間に言ったシーン、鳥肌たちました。
歌も後半ぐんぐんUP。変身さいこー(すごい!)。
ショーヴランとの掛け合いも楽しい♪
あの9人、いい仲間だなーとうらやましくなったくらいです。
共にドーバー海峡を渡ろう!おー!

マルグリット役の蒼乃夕妃さん、後半ぐんぐん心情が伝わってきた!
そしてショーヴランの麻尋しゅんさん、ちょっとツンとしたキャラがいい感じで、
パーシーにいじられながら下手側にはけるのとか、楽しい~。
ほんとに綺麗でかわいらしい顔つきの男役さんですよね。目がいいっ!

マルグリットの弟カップル(真風涼帆さんと稀鳥まりやさん)
がいい感じの助演!

また、「たった一回の新人公演くらいつかまえとけよ」というような新人公演だけの
セリフもあったり、客席の拍手がこれまた本当にあたたかい感じなのです。

休憩なしの約2時間(本公演を短めにしてるんですね)。
私、実は先週2公演分行く予定が、両方とも事情により
行けなくなってしまった経緯があり、この新人公演が初の
スカーレットピンパーネルだったわけですが、
作品自体もとても素晴らしく、わかりやすいし、
昨年観た帝国劇場のMAを思い出しつつ、
音楽は大好きだったあの5月のルドルフ the last kiss の音楽が
かなり頭をよぎるような旋律・・・と思ってたら
ルドルフと同じ フランクワイルドホーンさん(Frank Wildhorn)
作曲なんですね(ジキル&ハイドもそう)!
終演後数時間たった今でも音楽がまだ頭に残ってます。
作品も曲もセットもダンスも、いいっ!盆が回転しながら
二人の女性が座ったベンチがステージに斜めにせりあがってくる動きとかすごく好きです。
ラストの舟好きだなー、スモークもうまいっ♪

今回の新人公演は本公演の短縮版とのことで、本公演自体も観たくなりましたし、
本公演では今日出てた生徒さんたちがどういう役でどう演じてるかにもとても興味出ましたし。
超人気公演ですが、ちょっとがんばっておけぴで探してみます♪

2008年09月03日

08/09/03 StudioLife マージナル都市編ゲネレポ@紀伊國屋ホール

2008年9月3日(水) 13:30
劇団スタジオライフ
マージナル 都市編 ウームチーム。

い、いい、都市編いいです!!!
砂漠編を観てたからか、都市編、かなり入り込めました。

まずはメイヤード(青木隆敏さん)のストーリー、
そしてキラ(荒木健太朗さん)誕生の背景など、
そうだったのかーっと壮大な世界感に感激♪
特にメイヤードがとっても印象に残りまして、
ちょっとジーンときてしまいましたです。

月の女性が美しく、地球と月の交信とかも描写がうまいです。
今の世界からつながった2999年の世界。
砂漠編の後半部分にSPOTがあたった感じでしょうか。
砂漠編はグリンジャが中心に展開した印象ですが、
都市編はアシジン(仲原裕之さん)に軸がうつる感じです。
ミカル役の三上俊さんも都市編ではぐっと活躍の場が増えます!

としょの家にいた鳥が籠から羽ばたいてマザにとまって。。
あぁマザ・・・なんと。。。

砂漠編でも楽しかったセンザイマスターのキャラクター。
林勇輔さん、ますますパワーアップしてました。お、おもしろい。。
そして肉体も鍛えられてます。

このマージナル、もちろん都市編だけを観ても楽しめると思いますが、
砂漠編をみてから都市編をみると、砂漠編で謎に思ってた部分が
こうどんどん紐とかれていて、砂漠編で気になっていた人物達が
深く描かれていて満足度超高いです!

08/09/03 ひらり、空中分解5GB@赤坂RED/THEATER

2008年9月3日(水) 19:00
ひらり、空中分解
5GB Five Guys Burger for seat
G列8番@赤坂RED/THEATER

バラバラに見えたそれぞれの登場人物が
どんどんつながっていくさまが気持ちいいっ!んですが、
なんといっても各キャラクターが楽しい!♪
全員笑わせてくれます(笑)

まずはびんたされまくり(笑)の坂本充広さん、乞食具合が最高っ!
ベーコンの大波誠さんとビーフの若山慎さんコンビの
テンポ感や、バーガーの食べっぷりも楽しい(終演後バーガー食べたくなった)。
レタスの八幡朋昭さんとピクルスの枝元萌のペア(といっとこう)
もいいコンビです。キャラクターの持ち味が出まくりです♪
そしてチーズの松川貴弘さんとトマトの山口景子さんの
婚前カップルのやりとりがこれまた楽しいんですが、
山口景子さん、キャラクターさいこー。
前向き突進型的な女の子をめちゃめちゃ好演。
声がいいから留守電の声も心地いい。前にバンドワゴンの時も
声にノックアウトされたんですが、今回はまた違ったキャラでめちゃいい!
ケーセラーセラーと一曲歌フルで唄ってたシーンだけ、
このトマトちゃんの魅力がすこーしかたくなってたような・・・
気がちょいとだけしましたが、一途なトマトちゃん大好きです!

後半のひらり5人のライブシーンも楽しかった!客席も手拍子で参加!
八幡さんが指名して振ってたシーンは、アドリブですよね?
あぁいうのも面白いっ。

セット自体は一見シンプルなんだけど、
舞台中央にスクリーンがあって、
そこに各シーンを象徴する写真が映写されるんですが、
これが結構気持ち的に入り込めるんですよね。
あ、今バーガー屋だ、今橋の上だ、今どこどこだ・・・と。
こういうスクリーンの使い方は好きでございます。
舞台はNYなので、ニューヨークが好きな人は、
知ってる場所の写真がたくさん出てきてそこも楽しいですよ。
ってかですね、この舞台、シーンの数がめちゃめちゃ多いのです。
数分に1回くらいの割合の場面転換なんですが、
これがまたいいテンポ感になってるんですよね。

途中、時間軸の前後にん?と思いはじめたら、
そのあたりからどんどんつながっていきます。
そのテンポ感が心地よく、ラストも、ここで
終わりかなというところからさらに二展開あって満足!
あっという間の1時間40分(休憩なし)。

ちなみにタイトルの
Five Guys Burger for seat
の for seat って何だろう・・

2008年09月04日

08/09/04 タイツ羅武@シアターサンモール

2008年9月4日(木) 19:00
劇団SET タイツ羅武
O列5番@シアターサンモール

野添義弘さんさいこー。
なんともいえない表情と間と、あの声質が
観てて心を和ませてくれるんだろうなぁと思います。
私の中で野添さんイメージは一言でいうと「トゥーッッ」
なんですが、今回はそのアクションは後半にありました!

そのアクションは全て某スケバン刑事(笑)の
撮影シーンでおこります。スケバン刑事、私も
ちょうど見てた世代なので懐かしかったー。
赤堀二英さんの「サキー」ってのいいっ!

そのアクションですが、白倉祐二さんの動きが
気持ちいいです。もっとみせてーって感じ。
そして白土直子さんと良田麻美さんの
コンビがまたチョコチョコと楽しくていいっ!

そう!良田麻美さん!
あの声にノックアウトされてしまいます。。だっちゃ。。
ってか、物まねすごい。。。全部ツボに入ってしまいました。。
声何パターン持ってはるんだろう。。

私が一番好きだったのは「蚊」。おもろい。。
あの音楽がまたいいっ。

歌、タップ、コント、アクション、アドリブ、
2時間ぶっ続け。すごい体力です!

基本全身タイツなので、多分今回はじめて観た人は、
他の舞台で今回のタイツ羅武に出てた役者さんみても
同一人物だとなかなかぱっと判別しづらいとは思いますが、
それがわかってくると、多分このタイツマンズ達を
もう一度観たくなると思います♪

2008年09月05日

08/09/05 赤坂大歌舞伎@赤坂ACTシアター

2008年9月4日(金) 18:30
赤坂大歌舞伎
1階G列25番@赤坂ACTシアター

今月は、いろんなところで歌舞伎をやってますね♪
今日はなんと赤坂ACTシアターで歌舞伎を観劇。
マイク使うのかなぁと思っていたらなんと生声!

それぞれの掛け合いが実に軽快な感じで
わかりやすくて楽しい、遊び心もかなり入った
POPな舞台でした♪歌舞伎というより
歌舞伎調コメディプレイみたいな、そんな印象♪
コンコンチキチンというあの音楽も好き。

中村勘三郎さんの、化けてからがいいっ!
表情最高~。雇人又市役の坂東や十郎さんとの掛け合いもいいっ!
ってか、坂東や十郎さんの最初のばかっぷりが楽しすぎる!
ラストのあのお姿と比較すると同一人物とは思えないっ!

そして中村扇雀さんの”おきわ”がよかった~。
人をひきつける魅力、そして色気があります!
そのおきわが惹かれる男重善が市川段治郎さん。
かっこいいですねー。ほんとに色男!

物持ちの娘おそめのキャラクター設定が面白いなぁと
思うのですが、このおそめ役が片岡亀蔵さん。
なにげに、似合ってる・・・

そして寺男甚平が、井之上隆志さん!
四十雀ノコイから一転、ちょっと老け込んだおじーちゃん役でした。

イヤホンガイド借りたんですが、上演中は、ほとんど
補足説明もなく、雑音も激しく、んーーと思ってたんですが、
暗転中の解説が、いいんですよこれが。
狐狸狐狸ばなしのラストシーンがどうやって生まれたかとか、
暗転中に少しお話してくれるんです。なので暗転も楽しい♪

暗転ではつい盆の回転を期待してしまうところですが、
セットがどどーっと後ろにさがり、左右からセットが
現れて、黒子さんがとんとんと瞬時に組み立てるのは
これはこれで楽しい。
また、花道がない代わりに下手の客席降りが結構あります。
一階客席としては大歓迎だけど、二階のお客さんは歯がゆいだろうなぁと。。。

そして後半の舞踏、棒しばり。
こういう舞踏は楽しい!
留守中に酒を飲めないように拘束された
中村勘太郎さんと中村七之助さんによる
酒の肴の舞、これが楽しい。これ観ながらこっちがお酒飲みたい!
そしてラストの連舞、そう、二人での舞い。これがまた楽しい!
この棒しばりもまた楽しい演目でした。
途中、中村勘太郎さんの表情・声などが
勘三郎さんとぴたーっとシンクロして、おおおさすが親子!

ドタバタ喜劇なんだけど、ストーリーはわかりやすく、
またゆったりと観れるので、歌舞伎は敷居高いかもと
思ってる人にいいと思いますが、でもちょっと
値段的な敷居が高いかも。席種もS(\13500)とA(\8000)だけなので、
もっと細かく分けて、はじめての人でもちょっといってみようかなぁ
と思うくらいの価格帯をもうけてもらえると、歌舞伎みたことのない
友人とか誘いやすいんですけどねぇ。。

上演時間、約2時間35分(途中20分休憩)

2008年09月06日

08/09/06 花組芝居 怪談牡丹燈籠@あうるすぽっと

2008年9月6日(土) 13:00
花組芝居 怪談牡丹燈籠
I列17番@あうるすぽっと

久々の花組芝居。
昨年の20周年ラストの忠臣蔵から
九ヶ月の充電期間を経ての公演。
プログラム見たら、皆さん髪型とか
印象がなんとなく変わっていて、
九ヶ月という時の流れを感じたり、いや、でも
これはメイクと髪型のせいかもと思ったり。。

怪談牡丹燈籠は、「落語」「怪談」の常識を覆したという
三遊亭円朝さんの作品とのことですが、
円朝さん自身が高座で語った本作はなんと
十五日間にも渡って完結する長編大作とのこと!
これを今回花組芝居さんは休憩ありの2時間30分で上演!

堪能してきました!
仇討ちもので、こわいかと思いきや、怖くないです!
ってか、随所に遊び心満載です。登場するアイテムや
出てくるネタは今のもの。それがこの舞台の世界感と
変にミスマッチでありながら溶け込んでるのが楽しい。

三遊亭円朝さんの語りではじまるのですが、
最初桂憲一さんと気づかなかった!その後下手から出てきたシーンで、
あ・・・と思い。ぺしっと頭を叩かれて桂がずれてリーゼントに
なったシーン、最後なんていって上手にはけたか聞こえなくて残念!
(前方の客席の人は笑ってたのできっと面白いこといったと思うのですが)

水下きよしさん、わ、わかい!

お米(大井靖彦さん)とお露(磯村智彦さん)の幽霊コンビが楽しい♪

プログラムの人物相関図をみてもわかるのですが、
登場人物が多く、いろんな場面があり、ちょっとこんがらがったりしますが、
最初の飯島(e-jima。水下きよしさん。かっこいー)と黒川孝蔵(北沢洋さん)との
シーン、そして黒川孝蔵には息子がいて・・というシーンさえ覚えていれば大丈夫。
ってか、このシーンを見逃すと、ついていけなくなるので遅刻しちゃだめです。
ちなみにプログラムの人物相関図、同じ役者さんでも役が違うと本人の写真が
微妙に全部違ってるのが楽しいです。ってか、桂さんこわいっす(笑)

舞台が本郷近辺だったのも、以前本郷三丁目に住んでたものと
しては懐かしかったりしました。

セットですが、昨年の忠臣蔵のラストシーンで印象的だった
立て板のセットみたいなのが、今回いたるところで現れていて、
裏っかえしになると全然違う絵になってたりして面白かったです。
また、ぼぉーっと花を照らすように浮かび上がる照明等も不気味に綺麗です。

今回、実は初のあうるすぽっとだったんですが、
観やすいし、ロビーも広く、休憩時間も退屈しないし
(今回はロビーで、今回の宣伝イラストのために描き下ろされた
岡田嘉夫さんの原画展も開催中だったりします)、
いい劇場でした♪

08/09/06 今泉りえ ぱれっとカフェ@kick back cafe

2008年9月6日(土) 17:30
今泉りえ ぱれっとカフェ
kick back cafe (仙川)

劇団四季東宝ミュージカルで活躍されていた
今泉りえさんのコンサートに行ってきました。
場所は仙川。行く途中に仙川劇場発見。おおお、こんなところに。

そして、kick back cafe という会場を
事前に地図で完璧に頭にINPUTして(と信じて)出かけたら、
そこには何もなく・・・
え・・・・・
場所はあってるはずなんだけど・・と思い、
どうやらこうやらで確認してみたところ、
私が頭にINPUTしていたのは「P」、
そう、専用駐車場の場所なのでした。
kick back cafe さん、お店の場所と駐車場の場所を
同じ色でHPに表示するのはまぎらわしいのでやめてー(笑)

この kick back cafe、なんと授乳室があるのです。
親子でいけるカフェということだそうで。
で今日は客席には赤ちゃんもたくさんきてました。

今泉りえさんは、キャッツではシラバブをされていたのですが、
今日はそのシラバブからグリザベラへと流れるメモリーを
一人二役♪で歌ってくださりまして、おぉぉぉぉと感動。
キャッツのシラバブの導引部、ジェリーロラムの導引部とかって大好きなんですよね。

今日のコンサートは前半は童謡など日本の歌を中心に、
後半はミュージカルナンバーが中心でした♪

前半ラストは崖の上のポニョ
しかも客席全員振付つき(笑)
私も覚えてしまいました、ポニョの振付。
今泉さんもおっしゃってましたが、今まではトトロとかが
リクエストされることが多かったと思いますが、今年はもう
ダントツ、ポニョですよね。この曲のインパクトはほんとすごいです。
帰り道、頭の中でリピート再生されてたのはポニョと涙そうそう(アンコールの曲)でしたから♪

後半第2部は、ミュージカルナンバーが中心。
中でも「夢見るヒロインメドレー」と題されたメドレーは素敵すぎ!
In My Life -> Think of Me -> A whole New World -> Sun ANd Moon ->
I Feel Pretty.
とどんどんメドレーで歌い流れます。この時の客席の赤ちゃんたちの静かなこと静かなこと。
みんなで心から聞惚れてる、そんなひとときでした。

あと、記憶に残ってるのがミュージカルコーラスラインより、ナッシング。
これまた素晴らしかった。コーラスラインが観たくなりました。

第2部の「もみじ(ミュージカルじゃないけど)」では、
特別ゲストとして、浦壁多恵さん登場。
あ、来月シアター1010で上演される
ミュージカル座ルルドの奇跡で主役される方ですね。
ルルドの奇跡から何か歌ってほしかったなぁぁぁ。

そして、キーボードの土屋英範さん。
アレンジがかっこいいー。またキーボードを自在に操り、
ギターの時はほんとにギターって感じだしまた弾き方というか
アレンジが気持ちいい!各曲の情景が目に浮かびました♪
メモリーとかも、あーまさにその音色ー!って感じだし、
翼をくださいのなにげなく弾かれてるアレンジがまたかっちょいいんですよね。

ママになられた今泉りえさんのママ友達もたくさん
いらしてて、ママになっていろいろ感動されている様子が
とっても伝わってきました。
また、トークでは四季時代のエピソードなども楽しかった!
美女と野獣とキャッツの話はここには書けないけど、す、すごい!!

10月は、IL Musicale という舞台(@銀座ブロッサム)にご出演とのこと。
ってか、この舞台、これまた有名どころのミュージカルナンバーたくさん出てきそうで、
しかもキャストにマジシャンの方もいらして、めっちゃ面白そうなんですけど・・・・

2008年09月07日

08/09/07 鶴賀若狭掾ゆかた会@神楽坂劇場

2008年9月7日(日) 15:00
鶴賀若狭掾 ゆかた会
神楽坂劇場牛込箪笥区民ホール

新内(しんない)」ってご存知ですか?
三味線の調べにのって語られる唄なんですが、
第十一代鶴賀若狭掾さんは、重要無形文化財保持者、そう人間国宝!
今回お誘いをいただきまして、聴きにいってまいりました。

鶴賀若狭掾さんが登場されるまでは、お弟子さん達が浄瑠璃を
語られるんですが、その三味線伴奏はほぼ全て鶴賀若狭掾さん。
この時から、合いの手というんでしょうか、よぉぉ、おっとかいう
短い掛け声が気持ちいいなと思ってましたが、鶴賀若狭掾さんの演目
関取千両幟相撲場」、これが心地よくてですねー、
声の高低や、間や、声質が心地いいんです。しかもそれでいて眠たくならない。
拍子木が聞こえると終わりが近づいたということみたいなんですが、
拍子木鳴らないでと思ってしまったくらいでした。

また、三味線の音色がやさしい!三味線は本手(鶴賀伊勢次郎さんと
上調子(新内勝志壽さん)という2挺で演奏されるんですが、
この2挺の掛け合いを聞いてると心が洗われていく感じでした。
音色がほんと独特なんですよね♪

今回は鶴賀若狭掾さんの演目以外にもいくつか拝聴
したのですが、西川古柳座八王子車人形くずのは」も見ごたえありました。
八王子車人形は、東京都八王子市において伝承されている人形劇。
文楽の人形と違って、小さい箱に人形遣いさんが腰掛けて人形を
操るんです。これがまた自然な動きなんですよね。歩き方、仕草、
そしてなんと筆を持って文字まで書いてしまうのです!
その文字がまたなんとも趣があるというかいい字なのですよ。

今回、鶴賀若狭掾さんの新内、八王子車人形とも初めて拝見したのですが、
単に”伝統”というだけで継承してるのではなく、
今の時代の娯楽の一つとしても楽しめるのだということを実感しました。
いいものはやっぱりいいなと。

08/09/07 クロカミショウネン18 弔@OFFOFFシアター

2008年9月7日(日) 19:00
クロカミショウネン18

B列11番@OFFOFFシアター

ち、近い!楽しい!
葬儀会場である畳の応接間と庭のセットが劇場に
溶け込んでいて不思議な空間。客席と舞台がめっちゃ近いです。

この舞台、隣同士の2つの劇場で、
同一時刻同一キャストによる公演。
しかも、今年はじめに上演された前回公演の
NINPU妊XXX婦SANJO」からもつながっているとのことで、
なんと3作品が連動しているとうすごい企画。
しかもその前回作を今回の上演期間中、2日間、
無料上映しているのです!

開演前、前の列の人達がみていた祝との関連図っぽい紙が
気になって必死にさがしたんだけど見つからず・・・
と思ってたら帰り際に配られましたっ。
そう、終演後に配られるのです。この弔が祝というもう一つの
作品とどうつながっているかが・・・
ということは、前の列の人たちは、隣の劇場の「祝」を
観た方達だったということですね。

休憩なしの1時間40分の舞台なんですが、かなりたくさんの
登場人物が出てきます。しかも、一瞬だけ出てくる人もいたりして、
おそらくその人はもう一つの「祝」の方でメインで出てるんでしょうね。
また、あれ?そこで笑う?的な一部客席の反応をみてると、これは
祝の方を観た人がわかる的な笑いかもしれないなと思いつつも、
弔だけみててもとっても楽しい作品でした。

展開的にはドタバタ化するんですが、行き過ぎないところで
収束してくれるので観ててテンポ感もよくて楽しいんです。

親父さん(猪俣俊明さん)と虎之助(杉本政志さん)のやりとり
とかめっちゃ面白い。親父さんのあのおならはアドリブ(本物)!?
それとも効果音!?

謎なのが田中地球(ワダ・タワーさん)の存在。
かなり意味ありげな存在で、人物相関図みても「?」「?」
という記号ばかり。な、なんなんだろう。祝を観ればわかるのだろうか・・

渡辺裕也さん、このセットの雰囲気にとけこんだ安定感!
奥さん(米田弥央さん)美人すぎ!若いし!
この二人の出会いも気になってしまう・・・
このよくできたっぽい奥さんがいるのに不倫に走るとは・・・
それにしてもヤンバルクイナとかいう言葉が出てくるあたりも面白いっ!
設定が楽しすぎです(作・演出は野坂実さん)。

また娘役の山田留美さん、いいキャラクターだー。
ますます田中地球さんが謎になります。

そして明智大五郎(久米靖馬さん)、後半いきなりの登場です!
祝の方で前半活躍されてたのでしょうか!?このあたりいきなり
かなりインパクトのある方がどんどん出てくるので多少混乱しつつも、
深く考えずに楽しめます(笑)

弔を観終わって。。「祝」がとても気になりました。
ってか、祝の状況設定だけ読んでも面白いです。
栗田家がオーナーのレストランが舞台。
この「弔」で行われている葬儀の日に、
亡き母親の意思を引き継いで通夜であっても営業を続けていたレストランに
この葬儀の日に突然ある女性が来店、今日このレストランで
結婚式を執り行う予約をしたという・・・そこにどんどん
親族たちが来店するという設定。。お、おもしろすぎる。

この祝と弔は、セットの中にある時計が同じ時刻を刻んでいます。
(開演と同時に時を刻み始めるのです!)
DVDとかでテレビ2台で同時再生しながら観てみたいかも・・・

水曜日に「祝」観にいってきます!

2008年09月08日

08/09/08 戸惑いの日曜日アパッチ砦の攻防より@サンシャイン劇場

2008年9月8日(月) 19:00
戸惑いの日曜日アパッチ砦の攻防」より
12列18番@サンシャイン劇場

一幕石野真子さんめっちゃかわいー。
二幕ビビアン(小林美江さん)さいこー。笑いすぎて涙出た。

全編ドタバタコメディ調ではありますが、
二幕の展開が楽しい!!
一幕はどちらかというとコメディとしての展開は
ゆったり笑わせる系かなという印象だったんですが、
休憩後の二幕は、その一幕で印象づけられたキャラクターの魅力全開。
鏑木家と鴨田家の面々が楽しすぎです。

まずは鏑木家から。
娘役の中澤裕子さん、セリフの間に味がある!いい演技しはります♪
あめくみちこさん、いいっ!!
二幕のマイベストキャラクターはあめくみちこさんです!
一幕は単なるおばちゃんという印象だったのに、二幕、その魅力が大発揮。
チャーミングな部分、強さ、弱さ、そして一幕よりぐっと若く見える!
この前妻役の魅力をほんとフルで出すような脚本(三谷幸喜さん)
と演出(佐藤B作さん)とあめくみちこさんの演技。
素晴らしいー。スリッパも気持ちいいですっ。
升毅さん、今回佐藤B作さんの代役でキャスティングされたなんて
わかんないくらい、電器屋さん(!?)を好演、軽さと人柄がいい感じで出てました!
(プログラムのプロフィール欄が「東京都出身」、えー、これだけー?)

お次は鴨田家。大変な目にあった鴨田家。
西郷輝彦さん、静かで真面目な中にも少しユーモラスを感じる
あたりの雰囲気が、みてて落ち着いて安心して笑えます♪
妻役の石野真子さんのキャラクターが対照的でもうかわいくて。。
飴なめながら話すところとか、袖への走り去り方とかほんとーにかわいい♪
そしてこの二人から産まれたというユミちゃん(山本ふじこさん)の
キャラクターがこれまた強烈(笑)

恋人役の小林十市さん、本物のバレエダンサーだったんですね!
プログラムのプロフィールを幕間に読んで、
スイスのベジャール・バレエ・ローザンヌに入団と
書いてあって、おぉぉぉと。二幕ちょっと注目していたら
確かに歩き方とか背筋がぴーんとしていて綺麗っ。

部屋のセットは、とってもいい感じ。背景が時間に従って
夕焼けっぽくなっていくのも素敵でした。
ただ、下手の玄関のドアの音だけが、録音って感じで残念だったなぁ。。

いやーでも二幕のラストのキャラの深堀は楽しいです。
ビビアン最高ー。そーきたか(笑)

2008年09月09日

08/09/09 宝塚星組スカーレットピンパーネル@東京宝塚劇場

2008年9月9日(火) 18:30
宝塚歌劇団 星組
スカーレットピンパーネル
SS席1階2列31番@東京宝塚劇場

素晴らしーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
めっちゃいい演目ですスカーレットピンパーネル♪
群集も気持ちいい。一人ひとりが輝いてる♪

私、この作品をはじめて観たのが先日の新人公演だったのですが、
新人公演は短縮版ということもあり、
(当然ですが)本公演には新人公演にないシーンがいっぱい!!
まず最初のシーンがギロチンでちょっとショック。
次に最初の安蘭けいさんの老人変装でちょっと混乱。
(この老人と後半の変装は別なんですよね、と後でわかりましたが)
したりでしたが、いやいや、もう観終わった後の満足感は半端なかったです。
新人公演になかった衣装着替えシーンも楽しいー。

”結構です”シーン、あれ、毎回違うっぽいですね。
今日はレーザーレーサーでした。しかも後のシーンでまだ
ちょっと引きずってたりして。

安蘭けいさん、魅力満開ですね。
かっこいいし、頼もしいし、変装完璧(声全然違う!)。
今回1階SS席2列目センターということで、
もう銀橋の安蘭けいさんを堪能しまくりでございました。
どきどきしました。

あ、そうそう、変装シーンのダンス、私は新人公演の
紅ゆずるさんのあのちょっと変な手のくねくねが
好きだったんですが、安蘭けいさんの手の動きは
ちょっと控えめでしたね。また、ルイシャルル(水瀬千秋さん)を
救出するシーンで、別の洗濯籠に入ってたパーシーが顔を出すシーン、
安蘭けいさんはすぐ顔を出していて、
新人公演では紅ゆずるさんが、ちょっとためが
あって顔出していたように見えて私はその間が好きだったんですが、
後で友人と話していて、これはルイシャルルを心配させないよう
ほんとはすぐに顔出すのがあってるのではと言われ、あ、そうかと。
でもあの一瞬、心配させてから安心させるという間も好きなんですけどね。
など細かい演出の好みはいろいろありましたが、
もう安蘭けいさんの歌声と魅力とかっこよさにノックアウトでした♪

柚希礼音さん、もう今回SS席で間近で堪能しまくり。
声が太くて気持ちいい。響いてきます!
ぎろっとした目がいい!銀橋で近くでみるとほんとに魅力的。
悪役なんだけど魅力的な悪役。めちゃめちゃいいキャラクター!
お芝居のラストの後、下手からせりあがってきての一曲。
これはですね、私、震えました。めっちゃよかった。

そして前回エルアルコンでファンになってしまった麻尋しゅんさん、
素敵な男役♪ リボンが似合うっ。目、いや、瞳に吸い込まれそうです。
夢咲ねねさん、マリー、美しいー。
マリーとアルマン(和涼華さん)のカップル美しすぎです。見惚れます。
時間がとまっててほしいくらい(ラスト銀橋目の前が和涼華さんだったのですが
今これだけ近くで拝見できているのは夢だろうかと思ってしまうくらいめちゃくちゃ美しかったです)
また、後半、ピンク色のドレスでアンサンブルとして踊ってるシーン、
時頭ひとつ抜けて高いのは夢咲ねねさん?ダンスも手先までお美しい~。

あとですね、後半、群集の前で歌うシーンで、白い衣装の王宮の番兵さんが
ぽかーんと口をあけてマルグリットの歌に聴き惚れてたのがなんか
自然な感じでナイス小芝居でした!

ロケット、SS席だとめっちゃ近いです。迫力のロケットでした。
ラストの階段降りも、下手側の方達にみとれてたら
いつのまにか、柚希礼音さんの番に。。
あらー麻尋しゅんさんは上手側でいつのまにか
降りてこられてたんですねー。

一点、新人公演でも本公演でもわからなかったのが、
マリーがシャルルをかくまっている家にショーヴランが来た時、
シャルルも玄関まで出ちゃいますよね。でもショーヴランは
そのシャルルに気づかない!?あれ?と。それとももうシャルルはどうでもいい?

この演目ですが、みおわってちょっと振り返って、
あまり踊りというかダンスがない感じ。長いダンスシーンがない印象だからかな。。
お芝居と歌という印象。いわゆる群舞ってシーンはあまりないですよね。
あれ、ありましたっけ。
でも!この演目好きです。
テーマ曲からしてめちゃめちゃ素敵ですし。
はじめての人にもおすすめ。私もリピートしたい。
一人ひとりにスポットがあたるので楽しいし、
次は2階で照明やフォーメーションを堪能してみたいなと思います。
できれば上手側で♪

2008年09月10日

08/09/10 クロカミショウネン18 祝@下北沢駅前劇場

2008年9月10日(水) 19:30
クロカミショウネン18
祝 IWAI
F列13番@下北沢駅前劇場

先週隣の劇場で同時上演されていた弔を
観たのですが、祝の方は隣で同時上演されているというのを
忘れてしまうくらい、作品として楽しかったです!
事前にざっとしたあらすじを読んでましたが、
予想以上の脚本で、楽しかったー。

最初、出だしはちょっとスローテンポなINという
感じでしたが、じょじょにドライブがかかり、
どんどん展開していって、おっと、どうなるんだろうと
ある意味みてるこっちもハラハラしながら楽しめました!
みててちょっとこんがらがったりするんだけどそれがまた楽しい感じ。

秋彦役の関根信一さん、「式」「クシュン」
司会さいこー。いい声したはります♪
がらっと衣装変えたシーンは、誰かからつっこみあるかと
思いきや、あれ、ないんだーと(笑)。司会かっこよかったです!

吉川アダムさん、素晴らしい。
展開の軸になってますね。
彼女の演技がぶれてないから安心して楽しめたと思います!

そして弔でいうところのお母さん、米田弥央さん、
レストランではウエイトレスのようですが、
ちょっとした表情や仕草がツボ。小芝居が楽しいです♪

また、三国孝一役の中泉裕矢さんの微妙な表情もいいっ。

明智君(久米靖馬さん)、後半出てこないなぁと思ってたら、
そっか、後半は弔でご活躍でしたね。

渡辺裕也さんは祝はほとんど一瞬だけのご登場なんですね。
でも1時間40分でこれだけの人数出演ということを
考えるとそれで皆印象に残ってしまうのはすごいのかも。

田所さん(細身慎之介さん)のセリフなど、伏線もちゃんとその後つながったりして、
もう一度祝を観ても楽しめる作品と思いました!脚本よくできてる!

こっちは椅子が快適でした!終わってほしくなかったくらい。

そして最後のシェフ(古賀亜矢子さん)のセリフ。。
これは前回作品につながるのでしょうか。地球さんとの関係は!?
気になりますー。

2008年09月11日

08/09/11 三越歌舞伎@三越劇場

2008年9月11日(木) 12:00
三越歌舞伎
15列18番@三越劇場

中村橋之助さんと片岡孝太郎さんによる
ぢいさんばあさん。この作品の上演史上最も若い二人だそうです。

最初のラブラブな二人も微笑ましいですが、
37年後の二人のお芝居は見事でした。
二人とも、再登場した時、同一人物ってわからなかったくらい!
見事なメイクと見事な髪型。特にるんの鬘が異様に輝いてる。
そしてまたるんのお着物が綺麗。

この2つのシーンの間にある、美濃部伊織のとってしまったとある行動と、
それを後悔するシーン。。この後悔シーンも見ごたえありました。

緩→急→緩というか、愛→憎→愛というか、長気→短気→長気というか、
そういう感じの構成ですが、見終わった後、なんとなく前向きな気持ちに
なれる作品でした。一時の感情で愚かな行為に出てしまったらだめだという思い、
一方で過ちをおかした後罪をつぐなってからの再出発、そして人生の絆を感じる夫婦愛。

三越劇場、二度ほど幕が降りて転換があるんですが、
セットががらりと変わるんですよね。
この劇場の舞台、結構奥行きがあるんだろうか。。
どうやって転換してるんだろう。。

中村壱太郎さんと坂東新悟さんの
若いカップルの”夫婦愛”も若さがでてさわやなかな感じで好印象でした。

あとですね、ホーホケキョの笛が、やたら、のんびりしてたのと、
なんとなく全部間が悪いというかタイミングをはずしてる
ように感じてしまいました。。。普段は心地よく聞いてるんだけどなぁ。。

客席はいつもの歌舞伎とは違って雰囲気が異なって興味深いです。
がさごそ音をたててるおばちゃん達は多数ですが、自分より
大きい音をたてた人にたいしては、なにあの人みたいな態度で、
うーん、あなたも同類なのだがと。。あと、携帯、一度鳴ってしまって、
あ、止めたなと思っていたら、1分後に再度鳴って・・・
切っただけかい!電源を切るということをしはらない。。
そしてなぜか上演中ジャラジャラとお財布の小銭勘定をされてる方や、
買い物袋の中の確認をごそごそされてる方、あと、
トイレいってくるっと言ってとっても気軽に上演中タイミング関係なしに
いけれる方が意外にいらっしゃって。。。。
そんなことも興味深く観察しながらみてました。

それにしても、るん(片岡孝太郎さん)ってまた名前がいいですね。
るん♪あなた♪

ぢいさんばあさんはわかりやすい口語体で語られるので
見得もなくて歌舞伎っぽくなく、時代劇舞台といった感じでゆったり楽しめます。

08/09/11 宝塚月組グレート・ギャツビー@日生劇場

2008年9月11日(木) 18:30
宝塚歌劇団 月組公演
グレート・ギャツビー
2階E列37番@日生劇場

ニック!遼河はるひさん、背高くてすらっとしていて、
青年って感じで、誰とでも溶け込めそうで、声もいいなーと
思ってみていたのですが、歌声を聴いてはまった!
歌声が、こうなんというんでしょう、心地よく籠もってるというか、
スピーカーでいう「音割れ」がない綺麗で低い声というか、
とっても耳に心地いい歌声でした♪ 音程もぴたーっと気持ちいいし。
最後お墓にいる時とか、ニックいい人オーラ満開でした。

ギャツビー、瀬奈じゅんさん。
パーティシーンでドアばたっと開けて登場。
かっこいいです。ぴしっとしてる感じ。白がまたよく似合う!
そして心が熱い!ってか、めちゃめちゃ一途。
対岸に家建てちゃうってそれはストーカーレベルな気もしますが。。。
しかも相手は結婚してるわけで。。
越乃リュウさん演じる親分が、デイジー(城咲あいさん)
に挨拶で手にキスした際に人妻と気づいて、いかんといったのには、
そうだよそうだよと思ってしまいましたですよ。
この親分越乃リュウさんがいい味出されてて。白いマフラーと髭がよく似合う!

そして私はトム(青樹泉さん)がどうしても浮気男に見えなくて
何か理由があったのではと思ってしまい。。。トムブキャナンはどうして
あの子を好きになってしまったの?

そうそう、岸辺のシーンの背景がすっごく奥行き感じられてよかったー。
背景に注目が行かないシーンで流れ星流れてるし。
対岸に浮かぶデイジーハウスも、ぼぉーっと照らされて幻想的。
あの奥行き感、なぜそう見えるんだろう。
また、街頭が水に映ってるように見える照明もいいんですよねー。
客席降りも2階席から見える範囲でやってくれるし、
ゴルフクラブつかったダンスは当たらないか見てて冷や冷や(あれ堅くないんだろうか)しますが、
車はがんがん出てくるし、オーケストラは生オケ♪
回想シーンとかもいい雰囲気なんですよねー。
ただ、最初のパーティシーンの床面だけなんかマークが貼ってある
普通の黒い床ですって感じに見えてしまって(これは2階席だからかも)ちょっと残念。

ラストは、あぁぁぁぁぁ。そんなぁ。。ギャツビー。。。。
ギャツビーの家はどうなるんだろう、
ニックはこれからどうなるんだろう
みたいなことをあれこれと考えてしまいました。
汝鳥伶さんのラストの父親よかったです!
この父親登場でラストが締まった気がしました。

2008年09月12日

08/09/12 セレブ気どり@シアター1010

2008年9月12日(金) 19:00
セレブ気どり
@シアター1010

真那胡敬二さんと丸山裕子さん以外は
オーディションで選ばれた方達というこの舞台。
の初日を観にいってきました♪

丸山裕子さんって、声優でもあるのですが、
キャプテン翼の石崎了の声や、
ドカベンの夏子さん、はじめ人間ギャートルズのゴンの声の方なんです。
で、私は石崎了の声って今でも耳に結構印象に残っていて、
今日舞台で拝聴して、あーーーー確かにー!と懐かしくなりました。

さてこの舞台、オーディションで選ばれた方達、みんな結構若い。
二十歳前後くらいの方が多い感じでしょうか。
さらに出演者かなり多い。そしてみんな鼻に
赤いクラウンの鼻をつけてます。
この鼻、カテコではぜひ外して素顔をみたかったのだけどなー。
若い子達が多いのであれば、やっぱりいいなと思った人は顔を
覚えたいのに、あのクラウンの鼻があると顔がよくわからない。
チラシの写真もあの赤い鼻のおかげでよくわからないし。。

最初、開演前に客席から一人男性が連れ出されたのですが、
ちょっと手順がいまいちかみ合ってなくて、あの男性には
「お、おつかれさまでした」といってあげたい。。

上演時間は休憩無しの1時間45分。
コメディって難しいよねーと思いながら観ておりました。
若い子達を見守って、応援してあげるような気持ちで観劇に臨むといいかもですが、
それにしては当日券5500円は高いかと。

ドラム、ベース、ピアノの生演奏なんですが、生演奏なのに
なんかちょっとリズムがずれてたり、歌とあってなかったのも残念でござりました。

2008年09月14日

08/09/14 どんずまり・・・稽古場レポ

2008年9月14日(日) 13:00
私立だるまセブン公演
どんずまり… 稽古場レポ

舞台どんずまり…の通し稽古を拝見してきました!
(公演名に”てんてんてん”が付くんですね)
瀬下尚人さん、藤浦功一さん、川平慈英さん、もう声が通る通る。
テンションが高まった時の声のインパクトが半端ないです。

作・演出は、劇団方南ぐみ樫田正剛さん。
前の方へどうぞーとおっしゃってくださり、
なんと樫田さんの前の席に座らせていただきまして。。
特等席で拝見してまいりました!
(この写真中央手前が樫田さんです。私が座ったのがその二列前の席♪)

とあるショーパブに集まる人達の人間模様を描いた作品で
登場人物が、最初は交わりがないように見えるんだけど
交差して、絡み合い、ふきだまり…、どんずまり…
表裏、見栄、夢、現実・・・翻弄して、翻弄され・・・
そんな人間模様が、個性的な出演者によって描かれ・・・

・・・るのですが、出演者の方達、濃い!
いい意味でめっちゃ濃いです!!
この出演者さん達を客席約二百の
シアターモリエールで堪能できるのは贅沢だー!

THE CONVOY SHOW瀬下尚人さん。
緊張と弛緩の差に、観てるこっちも心地よく翻弄されます。
かっこいいシーンから、あらまっという展開まで、
まさに体張っての瀬下さんの魅力大全開!
バーテン、かっこいーです♪
下の写真のポーズは、おっ!!

藤浦功一さんの動きのキレ!(&切れ?)
アリスとのコンビ具合が楽しい♪ 一方で
藤浦さんと瀬下さんとの絡みは、ぜひこの写真をご覧くだ・・・
おっと、やめときましょう(笑)
本番でたっぷりとお楽しみ下さい。
ああああオーシャンビュー!(意味がよくわからないのですが・・笑)

川平慈英さんのノリ!
手足をはじめとして体中、特に表情の動きは必見です。
かなり動きがはやくて一瞬でも目を離すと見逃すかもしれません。
そして早口言葉対決、すごいです。
しゅわくちゃしゃつひゃくちゃく。。。これしかも連続で!
また、暗転中にJazzyなBGMが流れるんですが、口ずさんではりました♪いい声~

このお三方の演技、毎日変わるのではないかという一種のアドリブ的ライブ感を
すっごく感じました。相手への反応やセリフがほんとに「生」なんだってのが
びんびん伝わってくるのでございます。これぞライブのよさ!

ちなみに↓この写真のシーンが行われている際、舞台上手で
その下の写真ような感じで声を出されてたりします。
(多分ここ舞台袖なので見えないと思う。多分)

また、なか。たつやさん(本業マジシャン!)の手品もすごい!
かなり間近でみてましたがまったくわかりませんでした。
ヒカル役の斉藤佑介さんのブログによると、
稽古中に、何も無いところから急に物体を出したりもされるそうです。
すごいー、楽しそうー!

あれ?消えた!


スタジオライフ小野健太郎さんの立ち姿とセリフまわし、
そして動きにも注目です♪
↓このシーン、瀬下さんのこの表情、原因は・・・

長谷部優さん、川平さんから逃げ回り、
瀬下さんにでれっとする感じの対比が面白い♪
そして各シーンでみせる一瞬の表情にドキっ。
翻弄されるヒカル(斉藤佑介さん)との絡みにもドキッ。

この舞台、各シーンごとに暗転になるのですが、
暗転直前に、続きが気になってしまうようなセリフやショットが入るので、
暗転中に次どうなるんだろう・・と考えてると暗転があっという間です。
逆にその暗転が心地いいかもです(今日は実際に”暗”転ではなかったので)。
たとえるならば、連続ドラマを初回から最終回まで一気に観た感じ!

最後に瀬下さん、藤浦さん、川平さん、そして小野さん4人から
動画コメントいただきました。めっちゃ雰囲気楽しいです!
最後にコメントでもおっしゃってますが、ラストは、おぉっ・・・・!!です。
では、はい、お待たせいたしました、コメント動画です!

公演は9月17日から23日までシアターモリエールにて。
このキャストとこの内容とこの近さでチケット4800円。
チケットはほとんどの日程は完売ですが、
18日(木)と22日(月)だとまだ大丈夫とのことです。

(ドラマでいうところの)放送枠拡大の最終話、きっと興奮します。
私、めちゃめちゃ興奮しました。保証します。
どんずまり!いえーーーーい!

p.s. 瀬下さんが手にもってるもの、本番では何になるのでしょうか♪

[作・演出]
樫田正剛
[出演]
瀬下尚人
藤浦功一
山素由湖
小野健太郎 (StudioLife)
斉藤佑介
江原里実
佐藤仁志
なか。たつや
中塚未乃(天然スパイラル
川島広輝
群雲葛馬(劇団タイプラボ)
長谷部優
川平慈英

■関連サイト
 ・劇団方南ぐみ内の公演HP
 ・どんずまり・・・稽古場ブログ
 ・おけぴ携帯用劇場MAP[新宿シアターモリエール ]

2008年09月17日

08/09/17 青猫物語@シアタークリエ

2008年9月17日(水) 19:00
青猫物語
10列7番@シアタークリエ

セットがステージ上にしっかりと作りこんであって、
雰囲気満天、しかも最初のきたろうさんの
語りの出だしも自然でいい感じ。現代から戦前の
カフェ・青猫の世界にふっとタイムスリップした感じで
心地よい観劇スタート♪

1幕。
北村有起哉さんのあのパフォーマンスのたびにびっくり(笑)
あれ、うまくいかない時もありますよねー。どうなるんだろう。
ちなみに1幕は、冒頭の本田誠人さんの強烈なインパクトが
楽しかったのにその後出てこなかったのが残念(他の役で出てた?)。。
シーンも多くて登場人物も多いのですが、結構濃くて個性的なキャラなわりには
ちょっと控えめでおとなしい印象で、ちょっぴり間のび感も感じた一幕でした。。

が2幕!
楽しかったでごわす♪
北村有起哉さん閣下、楽しいー。仕草も楽しいし、しゃべり口調も楽しい、
ちょこまかした動きや腰の曲がり具合など、見所満載です。
笑いどころもたくさんあって、ちょっぴりはらはらしつつ、
応援したくなるキャラクターですね!
黒谷友香さん。ラストの衣装がとっても素敵っ!
背も高いっ。かるーい天真爛漫ぶりがよかったです。

きたろうさんのマスターぶりもいい。
雰囲気というか味がありますね。軽めだけど(笑)
ラスト、みてるこっちも翻弄されます。
大か小か!おおおおお!
テンポ感も気持ちいい。2幕はあっという間でした。

そ・し・て、山田ウメの北村岳子さん!あはははは!楽しいっ!
ステージを楽しみまくっておられる感じです。声もいいっ!
パフォーマンスも思い切りがよくて、こけ方もダイナミック!!
キャラというかインパクトが強すぎる感も一瞬だけ頭をよぎりましたが、
すぐに打ち消しました(笑)
観ていて楽しいし、舞台に躍動感が出てすごく楽しかった!

あと音楽も素敵でした。
最後に流れる曲とかもメロディー美しいんですよねー♪

いろんなバックグラウンドの役者さんたちも結構出ていたりして、
プロフィール等で一人一人注目すると結構面白かったりするんですが、
全員に少しでも見せ場やセリフを与えて・・というように感じられたのと、
どことなく皆さんかたい印象だったんですよね。。ただ逆にそれが
戦前のあの時代のレトロな雰囲気にあっていたといえばあっていた気もするのですが。

2幕の展開は楽しかったのですが、もすこし登場人物整理して、
もすこし上演時間短くして、もすこし安くしてくれると嬉しいなと思いました。

上演時間:2時間35分(途中20分休憩)

2008年09月18日

08/09/18 どんずまり・・・@シアターモリエール

2008年9月18日(木) 19:00
私立だるまセブン公演
どんずまり・・・
G列6番@シアターモリエール

このシアターモリエールというキャパ200人位の空間で、
このキャストでこの近さ、そしてこの熱気!
オペラグラスなんて全然不要。出演者がこっちの方向いたら
自分を見てるのではないかと錯覚するくらい近いです。

つい先日通し稽古を見せていただいたのです
が、
通し稽古の時に比べてセリフや芝居も変わっていて
テンポ感もパワーアップ、あっという間の2時間!
一度観てるというのを忘れる位、とっても新鮮でした!

瀬下尚人さん、演技熱い!体も熱い!燃えてます!
真剣さと前向きさ、どんずまっても上を向いて突き進む
というケンの気合がビンビンきます。
そんなケンのまわりでおこるいろんな出来事。。
足ひっぱるのもいれば邪魔する輩、変な道にひっぱりこむ輩、
翻弄する人される人、一方であたたかく支えてくれる人などなど、
そんな人達の描写が軽快でかつDEEPで面白い舞台です。
(演出は方南ぐみ樫田正剛さん)

藤浦功一さん、動きが綺麗っ。
くるっとまわってほんの一瞬とまる、あのぴたっという瞬間が素敵!
ちょっとやんちゃな両刀使いの”こわる”(小悪?)を気持ちよく好演ですっ!
芝居をメモる時の、あの「目」、最高です。完全にヨシオでした。
そして瀬下さんとのラブシーン(!?)、暗転のタイミングもうまいなー(笑)

川平慈英さんは、エロ悪(笑)でしょうか。
ノリは軽いけどDEEPでずる賢そうなテレビ局のエロリーマン。
飲み屋の悪ふざけ的なノリかと思いきや、そこから人々の関係の輪が
崩れていく様をみてると、ほんと人間関係ってちょっとしたことから
崩れるんだよねと改めて思ったり。
翻弄する立場翻弄される立場両方の視点でみてると興味深いです。
川平さんは表情の変化がほんと楽しいですっ。脇にいる時の表情もみてると楽しいっ!
慈恵医大の慈♪ 稽古場では沖縄ネタでしたが、これ日替わりなのかな!?
あの早口シーンも、毎日内容違うのかも。
ちなみに今日は最初のシーンで舞台上の照明のところからクリップか何かが
ぽとっと落ちてきたのですが川平さんすかさずアドリブ。さっすがー。

そして藤浦功一さんとの早口対決、この藤浦さんの言い方が
先日拝見した時からめっちゃめちゃテンポ感良くて面白くなってた!
私も思わず爆笑してしまいました。この早口シーン大好きなのです。

なか。たつやさんの手品も、なんか毎日違ってそうな感じ。
今日はボーリングのボールでした。びっくりした。どこにあったのあのボール!?

今日すごく印象に残ったのが小野健太郎さん(スタジオライフ)。
料理が得意なゲイ藤吉郎を好演!お竜へのつっこみめっちゃ受けた(笑)
瀬下さんの手を股間にすりすりするのもなんかエロくなくみれてしまうのが不思議。
動き、仕草、そして声のはりが気持ちいい!場が引き締まります。
バーでの後ろ姿やお尻のラインも雰囲気が出てたっ!!

そしてお竜(山素由湖さん)、ちょっととぼけた感じの間がいいっ!
ほんと何歳なんだろう。。。パンフもほかの方結構生年月日女性でも
書いてるのにお竜はやっぱり書いてなかった。。。
でもとあるサイトで発見。
ええーーーーーーーーーー!見えないーーー!!!

ラストは出演者勢ぞろいの○○○!
私、あのタップの最初の踏み始めの、コツッコツッていう
入りというか前段階というか直前の助走というか、
その後の怒涛のTAPに入るあの直前数TAPがたまらなく好きなのです♪
藤浦さん、瀬下さん、川平さん、3人並んでのSHOWは圧巻。
ただ、後列だと、前の人の頭でステージの床面はほとんど見えないので
TAPの足元が見えなくて、それがちと残念ではありました。

また、暗転の真っ暗さとBGMが期待感と想像力をかきたてて
いいなって思ってたんですが(ばさっとスクリーンがおりてくるのもすごい!)、
今日は暗転中に外に出たお客さんがいて、
扉の外から光が入ってきて、さらにその後のシーンでそのお客さんがまた
戻ってきて、二度、頭のスイッチが切り替えられてしまいました。
こういうのはちょっぴり残念(ドアに黒いカーテンとかあったらよかったのかも)。
あと客席に携帯アラームが鳴り響いてましたねぇ。
いいシーンだっただけに客席がその雰囲気を壊してしまうのは本当に残念。
携帯切っていても電源自動ONアラームってありますからね。
これ、ほんと気をつけましょう。

ってなこともありましたが、この近さでこのキャストの方達を堪能
できるのはほんとーに贅沢なひととき。笑いあり、楽しい手品あり、
モノマネあり!、対決!?あり、劇中劇!?あり、一方で真剣なシーンや
心理的な面をぐさっとつくようなセリフや演出もあり、
観終わった後、ふわっと気持ちが軽くなるというか、
どんずまった後、上を向いて上昇入りました!みたいな、そんな気持ちになれます♪

でも、川平さんがオーナーからの電話の直前に言おうとしたせりふが気になる・・
なんていおうとしたのでしょう?

2008年09月19日

08/09/19 双頭の鷲@ルテアトル銀座

2008年9月19日(金) 18:30
双頭の鷲
11列19番@ルテアトル銀座

開演前、ロビーにて「咳をする場合は
ハンカチ等を口にあてて・・」というような張り紙発見。
はて、と思って席に座ると、会場内のアナウンスも携帯よりも先にこのアナウンス。
他のお客様からのクレームがあったような説明でしたが、
それにしても携帯電話よりこの咳に関する注意事項を優先とは。
さらに休憩時間にも、2度にわたり咳についてのアナウンス。
確かに、舞台自体、非常にシーンとした場面が多かったです。
痛くなったお尻の位置をなおそうとちょっと座る角度を変えた時に
ギュってなる椅子のきしみ音さえも気になるくらい。
でもここまで注意するのって。。驚きでした。
今日はカメラが入っているような張り紙もあったのでそのせいも?
途中、押し殺して咳してる方もいらっしゃいましたが、
それよりも飴の包み紙の音も響き渡ってました。これをまず注意してほしいぞっ!
(あと、アナウンスの言い方もちょっと一方的に感じて悲しかった)

さてこの双頭の鷲。モデルはかの王妃エリザベート。
そう思うと、結構すっと入ってきました。

上演時間は3時間半。途中15分休憩が2回。
キャストは6名。オペラでよくみる結構凝った大味のセット。
そう、この演目、歌がないオペラのような印象でございました。
動きは基本的にスローペースで、
お芝居というよりは型にはめて展開している印象。
セリフも独特のアクセントで、なんというか物語の朗読劇を
聞いてる感じでした(でもちょっと聞き取りにくかった)。

私は美輪明宏さんの舞台ははじめてだったのですが、
綺麗です。うん、確かに美しい。光ってる!男であることは忘れてしまいます。
でも年齢設定との開きが・・・31歳の設定ですよね。
オペラだとこの開きも「歌唱力」でカバーといったところですが、
舞台では美輪さんの「オーラ」でカバーしてた感じでしたっ。

相手役の木村彰吾さん、なかなか演技が若いっ。
3幕では盛り上がってテンション頂点の階段シーンでセリフ忘却のハプニングも。。
ラストの階段落ち、なるほど。。
このラストシーンはうまいなぁと。絶対拍手したくなりますね。

ジャン・マレージャンコクトーに依頼した際の言葉
「一幕は沈黙、二幕は饒舌、三幕は階段落ち」、これ見事にそのままあてはまってます!
笑いや涙といったポイントはなく、丁寧に作られた上品な感じの舞台でした。

2008年09月21日

08/09/21 東京會舘トークサロンスペシャル@東京會舘

2008年9月21日(日) 夜の部
東京會舘トークサロンスペシャル
ミュージカル「ミス・サイゴン」を熱く語る
東京會舘9階ローズルーム

今週はこのトークサロン、そしてミスサイゴン観劇2回、
さらには塩田明弘さんお茶会と、週4回もサイゴン関連イベントが
入っていてまさに私にとってはサイゴンWEEK!

トークサロン、めっちゃ面白かった!
ミスサイゴン、そしてレミゼの裏話満載!

まず最初の、橋本さとしさんと塩田明弘さんお二人のメニュートーク、
メニュー語るだけでこれだけ楽しませてくれはるとは(笑)

そしていよいよゲスト岡幸二郎さん、
昨日出来上がってきたばかりというお着物姿(生地はデニムとのこと)でご登場ー!!
おおおお!今日のミスサイゴン、ジョン役でご出演直後でございます。
そして早速メニュートークに参戦。岡さんグルメだっ!

いやーそれにしても橋本さとしさんの関西弁トーク、めっちゃおもろい。
塩田明弘さんのつっこみ、ってか、記憶力がすごいっ!
ミスサイゴンのトラブルの話とか、ほんとに話し方もうまくて、
もうドキドキしながら聞き入ってました。
そして岡幸二郎さん、声素敵すぎます!

塩田明弘さんによるブイドイということで
ピアノ伴奏が入り、橋本さとしさんと岡幸二郎さんが
コーラスで歌い始めるのですが、岡幸二郎さんの声の厚みがす、すごい!!
最初の出だしのコーラスの声に聞き惚れてしまいました。
岡ジョンのブイドイ聴きにいきたいっ!
で、続いて塩田さんがブイドイを歌い始め。。。とならずに!
なんとピアノ伴奏がそのままレミゼラブルに突入、
塩田さんの「え?」というお顔、
でここから橋本バルジャンと岡ジャベールによる囚人の歌!!
しかも岡ジャベールはお着物!和風ジャベール!!!すごいー。
感動しながら聴いてました♪

ほんっと楽しいひとときはあっという間に過ぎていきました。
質問コーナーで出ていた「エレンとキムどっちが好きか」みたいな質問への
回答もとても面白かった。私はどっちだろうなー。

サイゴン以外の、レミの話もたくさん聞けて、あっという間のトーク。
昼間の部に何話されていたかも気になります。
あと、毒舌王子が1000回記念で何を話されたかもひじょーに気になりました(笑)

2008年09月22日

08/09/22 アル☆カンパニー ゆすり通し稽古レポ@SPACE雑遊

2008年9月22日(月) 14:00
アル☆カンパニー
ゆすり 通し稽古レポ@SPACE雑遊(新宿)

出演者三名(平田満さん、井上加奈子さん、大谷亮介さん)
の存在する世界というか空間に
するすると、ススススと、そしてずずずずと
深みに吸い込まれていくような舞台でした。
75分の舞台ですが、この上演時間の中に
すごくドラマがあって濃密なのです。
客席数もわずか80席。近いんだけど近すぎないし、
ステージはそんなに広くないんだけど、左側の窓の向こうの
アパートや庭が想像できるくらいの広さを感じました。

まだ初日前なのであまり深くは書きませんが、
タイトルの「ゆすり」。から想像できるように、「ゆすり」です。
東海林さだおさんの絵が入ったチラシを見ていた印象で
”ゆすり”の手口をネタにしたお芝居かなと思ってましたが、
こうなんといいますか、
「ぐらぐらとゆすった」みたいなニュアンスもある「ゆすり」でした。
「ゆすり」の裏側にあるドラマ展開
(身体の内側にぐっと入り込んでくるような禁断の・・)に、
思わず身を乗り出してみてしまいそうになりました!
(脚本・演出:青木豪さん)

平田満さん、虚ろな目線と、テンションの切り替えが
ほんとにダイレクトに伝わってきます。
また、なんといいますかどう接していいかわからない人との間にできるような、
会話の間のあの独特の「間」、長い「間」なんだけど、
はっとする直前でその間が破られて・・といった”間”に引き込まれました。

井上加奈子さん。最初は、ほんとに突然来られて困惑してる様子が
リアルに伝わってきました!(返事の仕方一つとっても!)
そして後半の神経症、兄に対する想い。。すごいです。
ベッドの上のシーンではどうなるんだろう・・とドキッ。。。

大谷亮介さん、朴とつとした中に煮えたぎる熱さ。
背負って抱え込んでいる様子がとってもよくわかる。
ラスト、それらがちょっと溶けていったように思いました。
大谷亮介さんのセリフがずっしり響いてきます。
ふと、私自身の記憶の中にも、妄想が事実化してるのも
あるかもと思い返してしまいました。あるかも・・(汗

客席数わずか80席でお値段も当日3800円!
好評のため25日(木) 14時に追加公演が決定したとのことで、
この追加公演は、私が通し稽古を拝見した22日現在ではまだ
チケット大丈夫とのことでしたので、この機会にぜひどうぞ~♪
(9月30日の新百合ヶ丘公演もあるとのことです)

あ、あとですね、
FM世田谷にゲスト出演された放送も本日バックナンバーをUPしました。
(作演出の青木豪さん、そして出演者全員出演。チラシ秘話も聞けますよ♪)
放送をおけぴで聞けます→ こちら

p.s. 庭で鳴いているあの泣き声は。。。ん?

公演HPはこちら

p.s.2. 客席のざぶとんが2枚重ね、これ嬉しい♪

08/09/22 鳥の眼@シアターミラクル

2008年9月22日(月) 19:30
ラカンパニーアン
鳥の眼
自由席@新宿シアターミラクル

最初、開演前、ステージで女優さんが踊っていて、
これからどういう感じで展開していくのかなぁと思っていたら、
うぉ、ステージの端で着替えがはじまってちょっとびっくりしました。

でいざ開演。
じょじょにじょじょに各人物にSPOTが
あたっていくんだけど、古い昔からのつながりみたいなものが
それぞれの登場人物の女性に息付いているように感じられて、
動きに躍動感があり、愛、死、原点、関係性、つながり、輪廻
みたいなことを感じた舞台でした。

出演者は6名ですが、皆さんほんとに魅力的。

成本千枝さんと扇田拓也さんの
過去を背負った二人の結びつき、名前の由来、不思議な関係、
そして自分自身の誕生にまつわる話。。。
舞台上で布で隠されているとはいえ裸になったり、
感情が身体からストレートに出ている演技に圧倒ー。。

明樹由佳さん、なんかちょっと胸打たれましたです。
独白シーンはもうぐっと見入ってしまいました。。
でもラストの選択は・・・おぅぅぅ。
ちょっとした表現の面白さも私的にツボでした。
メダカの飼育機はうけた。。

立花あかねさん、女医。に、にあう。
足組んでステージ中央を見つめる姿がかっこいいっす。

そしてへび役の岸波綾香さんの躍動感が気持ちいい。
ストーリー上はちょっと不思議な第三者的存在で、
いろいろちゃちゃやらつっこみやらいれたりするんだけど、
彼女がこう全てをわかっていて、世界を上から観てる感じ(鳥の眼?)。
最後は物語をハッピーエンドにという意図からか、
自らつながりの続きに登場したりされるのですが、
ポールを使った動きとか側転とかみててほんと気持ちよかった。

ふく職人の貝塚建さん、いい味だわー。
あの帽子似合うー。ふくへの愛を感じた!!

今回の舞台は、生DJなのですが、工藤ケンタさん、
あのさりげない手の動きがいいっ。生DJで舞台って気持ちいい。

舞台上で着替えをしたり裸になるシーンもある(見えないけどね)ので
ドキっとしたりもしますが、別にそれがいやらしいという感じではなく、
例えば着替えはそこで原点に返って別の役へと生まれ変わったのだと思えたり
愛はなくても二人は支えあってつながっているのかなぁと思ったり、
なんかいろいろ感じるところがありました。うまくいえませんが。

健康と幸福といったことや、背負ってる過去のこと、
それよりもっと大きな視点で人間が昔から大きな流れで
受け継いできてるものといったことなどを感じる、
鳥瞰図的な舞台だったなぁと思います。
ほんと各シーンが印象的でした♪

シアターミラクルという劇場もはじめていったのですが、
この距離感、いいですね。役者の息使いが聞こえてくる感じです!!
生って素晴らしいー

上演時間は約1時間40分


2008年09月23日

08/09/23 Freddie 少年フレディの物語@東京芸術劇場

2008年9月23日(火) 13:00
ミュージカル「Freddie~少年フレディの物語~」
2階D列39番@東京芸術劇場中ホール

一度観てみたいと思っていた島田歌穂さんのフレディ。
最後のご挨拶で、今日が今年の公演の千秋楽であるとともに
8年間毎年続けてこられて一つの節目にされるとのこと、
最後にこの演目を観劇できてよかったです。

島田歌穂さん、もう、なんというか、前向きに純粋に
無垢に生きる少年フレディの感じがとてもでてて、冒頭のパンチシーン
から笑わせてくれます。宇宙旅行とかの空想シーンも楽しい。
動きとあの独特のトーンの声質が、あぁこのシーンもっと観ていたいと
思わせてくれるんですよね。

お父さん(大須賀ひできさん)の声もこれまた素敵でした♪

セットはシンプルでテンポ感は少しゆっくりめだけど、
じっくりと春夏秋冬、輪廻転生、一人の少年フレディの目線から味わえる作品です。

最後のカーテンコール後の島田歌穂さんのご挨拶が印象的でした。
8年前は平均年齢30代だった出演者達も今は40代とのこと。
また初演の頃からお亡くなりになられた方達のお名前を読み上げられ、
ここで一つの節目にしようと思われた想いなどが伝わってきて
ちょっと聞いててジーンとしてしまいました。

上演時間は約1時間半。島健さんのピアノとストリングスの生演奏に
のって病室の一室が舞台のこの演目。
何かが起きても、そこから目を背けちゃだめだなと思いながら観てました。
少年フレディ、私は君のこと忘れないよと言いたくなりました。

途中、客席から子供の高らかな笑い声が聴こえて、それがとっても
素敵な笑い声で、思わず客席からも笑い声。あの笑い声はほんと
聞いてて気持ちよかったなぁ。もし今日の舞台を収録していたら
あの子供の笑い声ぜひ採用してほしいくらい。

上演時間:約1時間半(休憩なし)

08/09/23 ミス・サイゴン@帝国劇場

2008年9月23日(火) 17:00
ミス・サイゴン
1階P列42番@帝国劇場

二幕いいっ!♪
前にプレビューと初日観てからしばらく開いてしまったからか、
演出微妙に結構変わってます?
あと、オケの音も、あっあの音がなくなった?みたいなのが
あったりして、特に二幕はとっても新鮮に観れました。

今、観終わってしばらくしてますが、
コーラス隊と坂元健児さんの二幕冒頭のブイドイ、
ずっと頭の中で回り続けてます♪
「名はブイドイ」で、なんともいえない気持ちが芽生え、
「地獄で」でさらにそれが持ち上げられ
「生まれた」さらに盛り上がり、
「ゴミクズ」でスコーンと突き抜ける感じ、
さらにその後、すっと落ちてきて、
「我々の全ての罪の証拠だー」
の証拠の「しょ」の部分の音が私の琴線に触れます。
坂元健児さんのスーツ姿もいい。頼もしい。声もあってる!!

そして鈴木ほのかさんのエレン。。
エレンの気持ちがわかる感じ。受け止めてるエレンがすごい。。

トゥイの神田恭兵さん、プレビューで拝見した時から
すごく成長して安定してしっかりしたトゥイになった印象!
でもプレビューの時の、あのちょっと危険な香りのする精神不安定感も
よかったんだけどなーと思ったり。今日は一途さが印象に残りました。

クリスの照井裕隆さん、二幕での苦悩ぶりがいいっ。

笹本玲奈さんは、今日は背が低くみえた。なんでだろう。
あ、橋本さとしさんの背が高いからか。。

その橋本さとしさん、パワフル。
一番パワフルなのはカーテンコール(笑)。ガッツポーズっ!
隣の照井さんの頬をぺしっと。照井さんもえーーという表情。
さらにカテコで1階下手で即座にスタンディングオベーションした人達に指指してポーズ。
その後1階ほぼ全てスタンディングになった時には
かなりテンション高く投げキッスしたはりました。
ありあまるパワーを感じました(笑)

アンサンブルの方達による終演後のお見送り!もあるんですね。びっくり。

次は別所さんエンジニアをみたいっ。
(その前に今週25日夜に再度筧さんエンジニア観てきます♪


2008年09月24日

08/09/24 ミュージカル座 ルルドの奇跡稽古場レポ

2008年9月24日(水) 13:00
ミュージカル座 ルルドの奇跡 稽古場レポ

ミュージカル座ルルドの奇跡の稽古場を
訪問してきました。ドアあけると、すごい人数!!!
今回はゲストの方もたくさん、そして座員の方もたくさん!
熱気高まりまくりです!

私は実はこの作品、過去観ていないので、まったく何も知らない状態で
拝見していたのですが、浦壁多恵さん、まずは声がいいっ。私好みっ♪
先日今泉りえさんのライブでゲストでいらっしゃってたのですが、
あの時は”もみじ”の輪唱部だけ歌われていたのでいまいち歌声が
聴き取れなかったのですが、今日は聴き惚れました♪
うーん、いい声っ。インタビューの声も素敵でした(最後の稽古場動画みてね♪)
耳元でささやかれるようでいてしっかりと響いてくる気持ちいい歌声です♪
そして表情がまたいい。ちょっと先の方を見てる感じのやさしい目線。
稽古場動画後半にもある”もぐもぐ”や、
横たわっているだけで、なんか発してる感じ。素敵っ。ファンになりましたー!!
あと、あのちょこんと膝まげる仕草が好きなのです(こちらも動画に盛り込んでおきました)。

今日拝見したのは1幕の大部分なのですが、全編ほぼ歌なんですが(全48曲!)、
多彩なキャストで魅力満載です。

宝田明さんダンディー!
光枝明彦さんキレ味抜群(お隣に座らせていただきまして私緊張してました)
石鍋多加史さんしぶいっ!
瀬戸内美八さん動きがやわらかい!
そして今井清隆さん、声が素敵ー。
皮膚の間から血管通って身体に染み込むように響いてきます♪
そして稽古以外のときのお声もこれまた素敵。うっとりー。

今日拝見した1幕は、序章という感じでしたが、ここから2幕、
どう展開するのか、また一幕冒頭がどのような感じなのか、
わくわくしております。

それにしても浦壁多恵さん、いいっです!

お稽古の合間に、少しお話お聞きできました!
(皆さんにお聞きしたかったのですが時間と稽古の都合上難しく残念)

まずは浦壁多恵さんからどうぞ-!

そして宝田明さん!

石鍋多加史さん♪

片桐和美さん、
そして元気な女性キャストの皆様

今井清隆さんっ。こんちはー!!


さぁお待たせいたしました稽古場映像!
最後に、舞台では決してみれないシーンも入れてみました♪
(プチ解説とともにお楽しみ下さい)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

【上記稽古の様子映像のおけぴ管理人プチ解説(敬省略)】

一幕冒頭部 浦壁多恵
↓00:32
石鍋多加史
↓00:47
国友よしひろ北村がく今井清隆
↓00:52
石鍋多加史浦壁多恵瀬戸内美八会川彩子
※毛布もかわいい。。。(本番は違うと思いますが・・)
↓01:02
浦壁多恵瀬戸内美八
※後ろで手刀きったようにあわあわと横切ってる中里裕美さんの動きが好きです(笑)
↓01:30
光枝明彦宝田明
※くそーーーー
↓01:42
宝田明
※だんでぃー!!
↓01:52
浦壁多恵
※最後膝をちょこんとする仕草がいいっ。後ろに光枝さんっ♪
↓ 02:06
高野絹也中本吉成
※お髭♪
↓02:16
浦壁多恵
※近いっ!
↓02:25
今井清隆
※素敵っ!
↓02:41
浦壁多恵
※もぐもぐ。はいっ
↓02:52
光枝明彦国友よしひろ北村がく
※階段だ。。右後方には浦壁さん♪
↓03:05
宝田明
※こっち?(指)
↓03:18
北村がく国友よしひろ光枝明彦竹本敏彰(演出)
※なんとかしったっまっえっ

ルルドの奇跡
フランスの田舎町に住む貧しい少女ベルナデット(浦壁多恵)。
ある日洞窟で聖母マリアと出会い・・・
その洞窟から泉の水が湧き出し・・・
病人を治すという奇跡が起こり・・・
町が大騒ぎになり・・・
泉の水が世界中の人々を救い始めたという奇跡の実話。

検索していると、もっとこのお話の背景などについて
調べたくなって、小1時間ほどネットでいろいろ
調べてしまいました。事前にストーリー調べておいても
いいと思うし、まず舞台から入っても、どちらでもいいかもしれません。

公演は10月9日から。シアター1010にて。

作曲・編曲・音楽監督:山口琇也
脚本・作詞:ハマナカトオル
演出:竹本敏彰

2008年09月25日

08/09/25 本気でオンリーユー@パルコ劇場

2008年9月25日(木) 14:00
本気でオンリーユー
D列16番@パルコ劇場

み、みとれました。。あやや、松浦亜弥さんめちゃめちゃ可愛いです。
D列16番。。この16番の列の前方席、ここはすごいです。。
ちょうどステージのど真ん中なので、
ステージ中央のあややの視線がこの列にびしっときます。
(多分目線的にはもう少し後ろの列かも)
うっとりする目線の交差を楽しめました。。

あやや歌うまいっ♪声もいいっ!
特に後半のつぶやくように歌う歌い方、好き~。
次々に着替えはる衣装も、これがまたすごくかわいいっ!

そして岡田浩暉さんがとーっても素敵っ。
軽い感じだけどしっかりと流されない自分を持っている感じ。

映美くららさん、歌少なめかなと思ってたら二幕で歌堪能~♪
意外に低いお声でしたが、いい声~。

ラストもいい感じ~。カーテンコールも楽しい!

竹内まりやさんの曲のメロディー、歌詞が、
ストーリーの進行やキャストの心情と見事にあってるんです。
前奏がはじまると、うぉっきたきたーって思います!!

また、背景のセットに投影されるビル群やマンション群、NYの夜景などが
美しくて、時には、ステージが動いてるんじゃないかという錯覚もあって
面白かったです。電車で、雪国にいく光景も楽しい演出でした。

もーとにかく、松浦亜弥さんの魅力満載!
これはリピートしたいー。

08/09/25 ミスサイゴン@帝国劇場

2008年9月25日(木) 18:15
ミス・サイゴン
2階C列50番@帝国劇場

今週2度目のミス・サイゴン
今日のエンジニアは筧利夫さん。
プレビューで拝見した時からパワーアップしてました!
でもなんといってもあのカーテンコールのお顔が
今だに脳裏に焼きついていて忘れられません(笑)
あの目を見開いてお口をニカっと開けて両手を前に
突き出したご挨拶。あれ、すごいインパクトっ!!

23日に橋本さとしさんエンジニアで
観てきたばかりなので、この二人の違いがいろいろと
わかって面白かったです。セリフも随所違うんですね!

本日のキムは笹本玲奈さん。
1幕冒頭で、女性陣が一列に並んでのシーンで下手にいる
後ろ向いたキムが膝をちょこんとまげるシーン、
あのときのキムの姿勢のよさというか背すじの伸びというか
あの膝ちょこんが好きであります。

クリスは井上芳雄さん。
このお二人、キスの数がとっても多い!
めっちゃ積極的なクリス(笑)
トークサロンで塩田さんがいってた
キスの多いクリスって井上芳雄さんですね!?

二幕のクリスの苦悩シーン、感情びしびしです。
エレンの浅野実奈子さんもいい声~。
もしキムがあぁなってなかったら、結末はどうなっていただろう・・
といつも想像してしまいます。

ジョンは岸祐二さん。
私が大好きな
われわれのーすべてーのつみのしょうこだー
の「しょ」の音が高かったっすー(残念)

今日はキムがトゥイ(泉見洋平さん)を撃つタイミングが
ちょこっとはやかったかな。振り上げきる直前に撃ってたような。。。

そして本日のアンサンブルは23日と同じ青組さんでしたが、
あの1幕冒頭シーンのアクロバットさんのキレがよかった!
あのシーンって舞台傾斜してるんですね。どの位傾斜してるんだろう。。

今日は観劇後しばらくして地下の楽屋口の前を通ったら
ずらーっと並んだ女性の列に、握手をする。。。わ!井上芳雄さんだ。
背高い!そしてこのファンサービス。横を通った私もますますファンになりました♪

2008年09月26日

08/09/26 シオタクターBirthdayTeaParty@マリアージュフレール銀座本店

2008年9月26日(金) 17:30
シオタクター (塩田明弘さん) Birthday Tea Party
@マリアージュフレール銀座本店

今週の私的ミスサイゴンWEEKの締めくくりは
シオタクターこと塩田明弘さんの第1回お茶会!
それも塩田さんの誕生日に開催というBirthday Tea Party!

今日のサイゴン本番でもカーテンコールで、
橋本さとしさんの声かけでHAPPY BIRTHDAY合唱に
なったとのことで、あぁそれはぜひ聴きたかったー。

今回のお茶会場所のマリアージュフレールは紅茶の専門店。
(メニューの数にも驚きますが、アイスティーのボリュームにも驚きますよ)
WELCOME TEA がなんとパリサイゴン(ミスサイゴンにちなんで)。

そして本番を振り終わったばかりの塩田さん、時間きっかりにご登場~。
司会進行全て塩田さん♪
各テーブルをまわって、記念撮影に笑顔で答え、
おひとりおひとりの参加者と会話されてました。
いやーほんと参加者との距離がとっても近いお茶会だったと思います。

今回私は運営協力スタッフという形で、事前準備や受付などを
お手伝いしていたのですが、トラブルもなく、時間も予定通り、
とっても素敵な感じで第1回お茶会が終了できて私も嬉しいです。

お茶会の中で塩田さんが話していたコンサート、そしてNY観劇ツアー、
ぜひ行きたい!

ちなみに今回のお茶会は、シオタクターメールマガジンの購読者に
対して告知されました。もし興味がある方は こちらからぜひ登録
してみてくださいねっ(登録は無料ですよ)。

2008年09月27日

08/09/27 眠れぬ夜のホンキートンクブルース完結編稽古場レポ

2008年9月27日(土) 20:00
水木英昭プロデュース第7弾
眠れぬ夜のホンキートンクブルース 完結編 ~ホスト参上~
通し稽古レポ

水木英昭プロデュースの通し稽古を拝見してきました!
「WELCOME TO ホンキートンク!!」
という声と、アカペラで歌われた曲が頭に残りまくっております♪
(曲の旋律も素敵だけどその曲を歌うシーンとのマッチ具合が最高~)

今回はゲスト陣もすごいです。
まずは土居裕子さん。前回拝見した際は極道の姐さん役でしたが、
今回は○○役! 歌声も楽しめるのですが、今回舞台で拝見していて、
特に仕草や表情、そしてセリフの勢いや間といった
もういろいろな魅力(ステージ横で控えられてる際の笑顔も楽しいのです)
に私はメロメロです。真剣な大人の部分と純粋な子供の笑顔の両方の魅力
といいましょうか、ひとことでいうと「素敵」です。必見です。

そしてFROGSでめちゃめちゃキレのあるダンスが
印象に残ってる柳澤貴彦さん(ミュージカルテニスの王子様にもご出演ですね)が
かっこよくてかわいらしい新人ホスト役を好演!(一部を動画でご覧いただけます♪)

川口真五さん(仮面ライダー響鬼のトドロキ役の方ですね)、
柳澤さんと対象的な扱いの役で、見た目のかっこよさとのギャップが楽しいです。

小松彩夏さん(ドラマバンビーノ!や舞台アンラッキーデイズ主演)、
今回の作品のキーマン的存在。見た目はもちろん声も美しいっ。
いろいろな方との絡みがあるのですが、そのどれもが見所!
原育美さんとの絡みは最高です。ほとんど原さんの一人言ですがおもろすぎです。
柳澤さんとの絡みも、動と静という対比が楽しいっ。
最初に出会った時のあの反応は・・・・ということは。。。
そして、、、もう一つの一番肝心の絡みは本番にてお楽しみに!

津田英佑さん、宮本大誠さん、水木英昭さんの同級生(役)3人は、
前作までをみてなくてもこのお三方の魅力はすぐに感じ取れると思います♪
この3人は特に目線が鋭く、シアターサンモールという空間だと目があう確率も高いですよ!
そして津田さんの歌声がこれまた素敵で心に響いてくるんですねー♪

今回通し稽古を拝見してのマイ注目人物は、相澤一成さん。
その役どころも面白いですし、キャラクターの切り替えが楽しいです!
バッキュンレポーターとの絡み、笑ってしまい撮影していたカメラがぶれました(笑)

笑いあり、涙あり、歌あり、踊りあり、モノマネあり、アカペラあり、○○あり、
あっという間の2時間弱。
音楽は地球ゴージャス等の音楽も手がけられている高木茂治さん。
(最初通し稽古前にラストシーンの音あわせの稽古があったんですが、音楽ってすごいなと!)
そしてステージングはおしりかじり虫の振付等もされてる南流石さん!
(動画インタビューにもご登場いただきました!)

シリーズ完結編、今までの作品を観てなくてもまったく問題なし。
楽しめます。そして観てる人はパワーアップした完結編をお楽しみに!

お稽古の様子の一部を動画でどうぞ!!
動画の最後部分、土居裕子さん涙の理由は!?

そしてインタビュー映像もどーん!
土居裕子さん/柳澤貴彦さん/津田英佑さん/水木英昭さん/宮本大誠さん/川口真五さん/小松彩夏さん&南流石さん、
ヒトシさん/佐藤浩之さん
土居裕子さんのピースサイン、んーーかわいい。。。めっちゃお茶目。すごくかわいい(笑)

公演はシアターサンモールにて10月3日(金)から10月13日(月)まで♪

「眠れぬ夜のホンキートンクブルース完結編 -ホスト参上-」
@シアターサンモール (新宿御苑)

脚本:松田環
演出:水木英昭佐藤浩之
CAST:
 宮本大誠津田英佑水木英昭
 柳澤貴彦川口真五
 小松彩夏
 相澤一成大橋光ヒトシ松田沙希阿部未来
 宮本理英紗久真弓斉藤夏子平本隆嗣
 佐藤浩之原育美
 土居裕子 他

About 2008年09月

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