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08/09/11 三越歌舞伎@三越劇場

2008年9月11日(木) 12:00
三越歌舞伎
15列18番@三越劇場

中村橋之助さんと片岡孝太郎さんによる
ぢいさんばあさん。この作品の上演史上最も若い二人だそうです。

最初のラブラブな二人も微笑ましいですが、
37年後の二人のお芝居は見事でした。
二人とも、再登場した時、同一人物ってわからなかったくらい!
見事なメイクと見事な髪型。特にるんの鬘が異様に輝いてる。
そしてまたるんのお着物が綺麗。

この2つのシーンの間にある、美濃部伊織のとってしまったとある行動と、
それを後悔するシーン。。この後悔シーンも見ごたえありました。

緩→急→緩というか、愛→憎→愛というか、長気→短気→長気というか、
そういう感じの構成ですが、見終わった後、なんとなく前向きな気持ちに
なれる作品でした。一時の感情で愚かな行為に出てしまったらだめだという思い、
一方で過ちをおかした後罪をつぐなってからの再出発、そして人生の絆を感じる夫婦愛。

三越劇場、二度ほど幕が降りて転換があるんですが、
セットががらりと変わるんですよね。
この劇場の舞台、結構奥行きがあるんだろうか。。
どうやって転換してるんだろう。。

中村壱太郎さんと坂東新悟さんの
若いカップルの”夫婦愛”も若さがでてさわやなかな感じで好印象でした。

あとですね、ホーホケキョの笛が、やたら、のんびりしてたのと、
なんとなく全部間が悪いというかタイミングをはずしてる
ように感じてしまいました。。。普段は心地よく聞いてるんだけどなぁ。。

客席はいつもの歌舞伎とは違って雰囲気が異なって興味深いです。
がさごそ音をたててるおばちゃん達は多数ですが、自分より
大きい音をたてた人にたいしては、なにあの人みたいな態度で、
うーん、あなたも同類なのだがと。。あと、携帯、一度鳴ってしまって、
あ、止めたなと思っていたら、1分後に再度鳴って・・・
切っただけかい!電源を切るということをしはらない。。
そしてなぜか上演中ジャラジャラとお財布の小銭勘定をされてる方や、
買い物袋の中の確認をごそごそされてる方、あと、
トイレいってくるっと言ってとっても気軽に上演中タイミング関係なしに
いけれる方が意外にいらっしゃって。。。。
そんなことも興味深く観察しながらみてました。

それにしても、るん(片岡孝太郎さん)ってまた名前がいいですね。
るん♪あなた♪

ぢいさんばあさんはわかりやすい口語体で語られるので
見得もなくて歌舞伎っぽくなく、時代劇舞台といった感じでゆったり楽しめます。


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名前:山野上 寛
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現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
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好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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